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【エピソード】ノーダメージなエントリー

今回はトレードは多分に感覚的な部分もあるので、手法としてではなく、あなたの生活に合ったトレードライフをおくるためのヒントになればと思います。

手法は無限にあるが、結局のところエントリーは早めと遅めの2つしかない。

ボクは、押し目買い、戻り売り、レンジ、トレンド転換など、あらゆる相場の局面に、エントリーの基準にするためのレジスタンスやサポート水平線を用意して、そこでのプライスアクションをみてエントリーしています。

おそらくですが、ボクがみている水平線は、世界も注目しているところだと思うんですが、そこで使われるエントリーのセットアップは無限にあるのではないでしょうか。

ボクは移動平均やオシレーターを使わないので、たとえば、下降トレンドからのトレンド反転を狙うなら、Wボトムの一番底、二番底、ラス戻り高値からの切下げライン、ネックライン、初押し、ダウ転換などがありますが、どれも波の反発で入ります。

要するに、レートの強さに応じて、早め~遅めのエントリーを使い分けています。

最も早いエントリーはWボトム一番底(V字=Wボトムになれなかった)ですが、これはカウンター狙いなどの一部以外は使いません。トレンド発生中の押し目買いによく使うのは、2番底の切上げや切下げブレイクです。

レートの根拠が強いほど「早め」弱ければ「遅め」となります。エントリーが遅くなれば、反転レートから離れますが、その分、相対する壁(サポートに対してレジスタンス)をひとつ越えているので優位性が高くなります。

水平線を引いたレートが世界的にみて根拠があるなら、早かろうが遅かろうが、どこでタイミングをとるのかだけの話です。そもそも、自分の注目したレートが世界的にみて価値がなければ、タイミングに関係なく負けます。

ボクが指値ではなく成り行き注文するのは、最後の最後、レート付近での値動きを観てからでないと、ドンデン返しもありうるからです。

ロウソク足の振る舞いや勢いをみて感覚的にエントリーすることもあるので、そこはきっと経験やセンスの宿る部分なんだと思います。

だから、初心者の方がまず会得すべきことは、鳥の目(俯瞰)、魚の目(流れ)を鍛えて、世界が注目するだろう価値あるレートを見極めれることです。これでほぼすべてが決まり、あとはそのレートで値動きを確認するだけです。

手法などと言われるような大げさなものは要りませんし、レートの根拠が強ければ、値動きは最小限の確認でいいので必然的に早めのエントリーになりますし、逆に弱ければ、値動きをしっかり確認した遅めのエントリーになります。

サポートの強さや相対するレジスタンスまでの距離や力関係がわかれば、そこで、エントリーの早さや、遅さがが決まるので、相場の原動力はトレーダーの心理であるという本質にかなっていると思います。

4時間足に週足ロウソク 50ピプスの窓埋め狙い

先週、日足レベルの押し目候補(赤点線)から上昇して、赤高値からの下降波の半分を戻しました。

オレンジ・ネックライン(113.00)+青押し安値を下に抜いているので、ここは一旦売られて窓を埋めると考えました。

1時間足に日足ロウソク

5分足に日足ロウソク

問題は、いったい、どのレートから窓を埋め始めるかです。

下降開始の候補としては、上図の4つの赤矢印が考えられます。この中では、オレンジ・ネックラインが最有力候補ですが、先週高値や、その手前から落ち始める可能性を否めません。

プランは大きく分けて2つ。それぞれの下降波(赤矢印)を狙ってのライン際からショート、あるいは、青点線安値サポートを下抜けるまで待つプランです。

レジスタンスからなら最高値で売れますが、失敗するリスクも高めです。これに対して、サポートである青点線安値を下抜けば、より下落の可能性は高まりますが、それを待っていると夜中になってしまうでしょう。

そこで、今回はレジスタンスから売ることにしました。

1分足

1回目のエントリーでレンジ上限から2回、同枚数を売って-1.6と-1.8ピプスづつ損切りになりました。ただ、その裏の上昇で4.0ピプス(売りと同枚数)と3.5ピプス(これだけ倍枚数)を取り、トータルでプラスにしました。ちなみにすべてのトレードは同枚数ですが、

トータルでプラスにできるところなら、ライン間際の逆張りも恐れるに足りません。

4時間足に週足ロウソク その後

結局、ネックラインの反発から下落を開始しました。

5分足に日足ロウソク その後

後からみれば、ベストは緑〇ショートです。

ネックライン(113.00)でオレンジボックスのWトップをつくり、この山のネックライン(白点線)を割り、さらに天井を試してダメだったところ。ここなら、緑ブロック下限やネックライン(白点線)からのロングポジションが慌てて逃げだすでしょう。

ですが…夜中の4時、こんな時間まで毎日起きていたら、確実に身体を壊します。

Wトップ2番天井となった赤1ショートを青1ロングで、赤2ショートを青2ロングでそれぞれ帳消しにしています。

NY時間からトレードするなら、黄〇(Wトップ2番天井)欧州高値を試し上ヒゲになった辺りがベターですが、ボクは赤3のWトップ一番天井で売って放置しました。この記事は翌日の朝8時過ぎに書いてますが、このショートは現在も保有中です。

今日のまとめ

ライン際の逆張り+ブレイクアウトを組み合わせれば、ノーダメージなセットアップとなり、うまくいけば最高(安)値からエントリーできます。もし、逆張りに失敗しても、ラインブレイクアウトで多少の損切りやブレイクアウト組の新規注文が入ります。ブレイクからの上昇・下降の余地が損切り幅の2倍程あれば、損失分を埋めてプラスにすることが可能です。

仮に、そのブレイクアウトがダマシになってレンジ内に再び潜るとしても、ストップを刈るために5ピプス程度ならブレイクアウト方向へ進むことが多いので損失分をほぼカバーできるでしょう。

注意する点としては、どんな条件で損切りするのか、例えば、5分足ロウソク実体抜けとか、何らかのルールを設けるのがいいと思います。欧州セッションやNYセッションの切り替わり時刻になると、前のセッション高安にあるストップを刈るダマシの動きがあります。この場合、5分足はラインを実体抜けするので、このケースもルール化するのがいいでしょう。

相場が本格的に動意づくのがいつになるかは相場次第、たまたまチャートを開いている時間内にそうなればラッキーですが、そうならないことの方が多いです。

相場の原理として、注目される高値や安値は、最低でも2回は試してから向きを変えることになるので、今回のようなアイデアで早めにエントリーしておくのはアリだと思っています。

「待つも相場」という相場格言、これまさにトレードの極意です。

お金を持ったことがない人が「人生お金じゃない」といっても全く説得力がないように、待つべき場所を知らない人は「待つも相場」という格言のホントの意味を知りません。

どこかでリスクを取らねばトレードはできません。待つべきところは、トレードを仕掛けるところであって、別の言い方をするなら、リスクの取り方に納得できるところです。

エントリーを先に考えると中途半端なところでもエントリーしたくなってしまいますが、リスクを先に考えれば、リスクから逆算してエントリーを考えられるようになります。

そうすれば、必然的に「納得解」が得られるのではないでしょうか。


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コメント

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  • コメント (13)

    • マツイチャンネル
    • 2017年 12月 06日

    動画ありがとうございます。
    迷晴れさんが良く話される、エントリーして間違ったら逃げればよいの動作についてここ数日考えていました。
    どのくらいのピプスなのか、どういうチャートの動きなのか。
    もし逃げばかりになった時に塵も積もれば山となるで相当損失を出すだろうなという事も。
    そして実際にこれはいけない逃げだというときには値動きを観察して、
    大きく損失に動くけど一旦戻ってきて小さな損失(たまに微益)をみて、
    逃げるタイミングを計ってました。
    今回の話のように、場合によっては逆にエントリーしなおすのもありですね。

      • NoN
      • 2017年 12月 06日

      逃げるところ=逆に動き出すところなのでマツイさんの考え方も正しいと思いますよ。天井からネックライン抜けて、天井を試す場面なんかはそうですよね。

      どこから落ち始めるのかわからない今回のようなケースでは、失敗も作戦のうちと考えているので、ダーツを3本くらい投げて、どれかが真ん中に刺さればOKと考えています。

      ただ毎回損切りで終わるのは嫌なので、その裏でチャラにしている感じです。

  1. こんばんは、

    私の順張り的なエントリーの考え方の基本は転換点表示とその幅でのフィボナッチ指数です。
    ショートで説明すると、
    ある大きめの波や小さな波でも半値以上まで戻りかつ、61.8%を実体の上限が超えなければその反転を狙います。
    あとは、リスクリワードが取れる確認ができれば入ります。取れなければこれも待ちです。
    半値まで戻らなければ、半値以上戻るのを待ちます。
    それで戻らず下に抜ければ、新たに発生した波の幅で測り直しです。
    そのまま保合いが続けば仕方ないですね。
    条件が整うまで待つしかないかと思います。無理にリスクをとってロクな目に会ったことがありません。
    実体の上限が61.8%を越したら、上抜けの可能性も出てくるので次の挙動まで待ちます。
    ロングの場合は当然真逆の考え方です。

    条件が揃えば一発を狙いますが、だいたい狙えるのは1割から2割の間くらいかなと思います。
    基本的なことは数値で押さえると生半可な感覚より誤りが少なくできると思います。
    こうやって書いてみると待ってばかりですが、その待つ根拠も入る根拠もはっきりします。
    待つことにイライラすることもなくなり、チャンスを逃してしまったと思うことも減らすことができます。

    あとは、ダウの目線の見方に基づいてレンジ気味になった場合のリスクリワードの測る位置や上位足の方向により順張りを狙うか逆張りを狙うか、逆張りは逆張りの狙い方などの他に細かいテクニックがいくつか必要ですが、ここら辺のアレンジされた状態に対する応用力が稼ぎの領域ではないかと思っています。

    しかし、どんな道のプロでも必ず基本は押さえているので、そこはきっちりしないといけないと思います。
    相場だけが感覚のみで生き残れることはあり得ないと思います。
    プロのプロたる所以は、確かな基本をベースにした上でクリエイティブさを表現するアレンジ力にあると思います。
    プロのミュージシャンは、その普通の人にまねのできないテクニックによって人を感動させ食っていけるんですよね。

    相場師は感動を与える必要はありませんが、チャート自体がすでにアレンジされているのでそれをいかに正確に読み切れるかですね。

    世界が認める水平線の位置を見抜くまではちょっと自信がないのでもう少し勉強していきたいと思います。
    今のところ水平線に関しては、日足のピボットを利用してエントリー、エグジットに対する枠組みや到達までの勢いを見るという考え方で活用しています。

      • NoN
      • 2017年 12月 07日

      まさに基本・シンプル!ぜひ磨きをかけていってほしいです。

      何事も基本があっての応用、ピカソも初期と後期では絵が全く違いますが、いわゆる上手な絵も描ける人です。

      トレードのやり方は無限にあります。なので、自分はコレでいくでいいと思います。mochaさんコメントを拝見するにつけ意思の強さを感じますが、そういう「心構え」こそが聖杯なんだと思っています。

    • 迷える子羊
    • 2017年 12月 07日

    前から思っていたのですが、細やかで本当に器用ですね
    やっぱり際で入るのは上級者です

    私の場合はネック抜けて押し戻したところで構えます
    決済が始まるとエントリー、伸びたら半玉利確します
    その後、揉んで建値か損切を触って伸びるケースが最も多いです
    もう少しで完成しそうなのに、じれったいです

      • NoN
      • 2017年 12月 07日

      ネック抜けの押し戻しからのエントリーは、ボクも鉄板です。
      ボクは占いだと相反する性格が共存するタイプらしいです。大雑把と几帳面さ、熱さと冷たさ、社交的なようで内向的、なんだか自分でもよくわかりません。これがハマればいいのですが、裏目に出ると最悪な状況を招きます(汗)

        • 迷える子羊
        • 2017年 12月 08日

        そうですか
        大雑把と几帳面さ、熱さと冷たさ、社交的なようで内向的・・・不思議な方ですね
        だからブログで語られることはいつも不思議なのかしら・・ 謎解きのようで楽しいです
        夢中になっていたらここまで来ちゃった感じがします

    • shiina
    • 2017年 12月 07日

    動画投稿お疲れ様です。
    根拠があり世界が意識するラインでは早くエントリ-する。優劣不明なラインでは値動きを見て確度の高いところで入る。
    早いか遅いか。とてもシンプルでミニマルな思考でなるほどと思わされました。
    初級者ほどエントリーポイントやタイミングなどの細かいところに目がいき、時間を割き、損失を出すものですが案外上級者はそういう所はざっくり見ていてラインや全体像の把握を細かく分析しますよね。

    迷晴れさんの思考の簡略化、断捨離マインドはとても勉強になりますし日常でもそういった考えを応用できるようになりたいものです。

    先日は羽生善治さんが竜王に返り咲き永世7冠を達成されました。
    羽生竜王の名言の中で

    以前私は、才能とは一瞬のきらめきだと思っていた。
    しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。
    報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている

    とおっしゃられておりました。
    週間チャート分析を毎週アップされる迷晴れさんにも言えることですが継続できる人はかっこいいですね。

      • NoN
      • 2017年 12月 07日

      コメント有難うございます。ボクも同感です!やり抜く力、これがホント大切だと思っています。本来なら花開く人も、これができないので蕾のままなのだと思います。

    • カノヤザクラ
    • 2017年 12月 09日

    いつも動画を拝見させていただいております。自分は去年6月からマイルールでトレードして半年で37勝49敗で+約100pipsでした。平均利益が約16pips、平均損益が約10pipsでした。9割以上が1分足だったため、今年は時間軸を少し伸ばしてpipsを多く獲りたいと思い15分足を中心に全く同じルールでやった結果、12月地点で47勝89敗-約470pipでした。原因は時間軸を上げた結果、損切幅が大きくなったことと、自分の想定利確ラインまで到達せずに落ちてきてなくなく利確という事が続いたためが最も大きな理由だと考えられます。平均利益が約12pipsで平均損益が約11pipsでした。自分のルールには短い足が合っていたのかもしれませんし、ocoを入れて眠るというのが向いていなかったかもしれません。原因と検証は日々続いていますが、今年の印象としては、この条件なら売りだなと思っていてIFOをいれても引っかからず、仕事中、もしくは睡眠中に値が動いており、引っかかれば50pips以上は獲れていた、という事が多かった印象があります。見ている方向は合っていただけに、やきもきした状態が多かった印象があります。ロット数を1から2に増やしたことも原因だったのかもしれません。迷晴れさんの動画を拝見させていただいて、とても納得できますし、自分も同じようにトレードしていると思っているのですが、どうもうまくいきません。周りの人間からは「損するなら辞めればいいのに」とか「なんでそんなことをしているのか意味が分からない」とか言われます。私はFXが大好きでこれで生計を立てられればいいと思っています。迷晴れさんのおかげで以前はギャンブル的なことをしていた私も(今もたまにそういう衝動に駆られますが)今はルールに固執しています。この1年ちょいで損切だけはかけ続けられています。それだけでも成長だと思っています。ですが、依然迷晴れさんがおっしゃっていたようにFXトレードという技術は無くなっても特に世界に影響はないという事も理解できます。(大雑把に捉えて)正直、今は何やっていいか迷っている状態です。検証の仕方が合っているのか?実際のトレードではうまくいかないことが多いのはなぜか?仕事で朝が早いため、基本的にIFO注文が多くなるという事。なのでそれが適応したルールに変えたほうが良いのか?FXは勝率よりもpips数と言われているが、今まで勝率が4割を超えたことがない。なのでpips数を多く獲れるトレードにした方がよいのか?でもそれだと自動的に時間軸を上げることになり、チャートをずっと見ているわけにはいかず、ocoなどに頼らざるを得ない。そうなると今年のようになる。ずっとこれの繰り返しです。長々とすみません。何かアドバイスがあればお願いします。

      • NoN
      • 2017年 12月 09日

      ボクの場合、エントリーは成り行き、利確はOCOというパターンがあります。今回のトレードのように動き出すのが夜遅くになりそうなケースの場合、そうしていますが、多くが成り行きです。

      IFOに関しては、すいません、ボクはしたことがないので何ともいえません。

      兼業ということなので、1分足や5分足でスキャル、IFOで大きな時間足のレジサポで損切りを多めにして入る(今回のケースならネックラインの辺り)、見てる時間内に大きく狙えるチャンスがあれば入る。

      いずれにしても現場を見ないエントリーはリスクが伴うので、ボクならやらないです。

      もしよければ、失敗したトレードを数パターン「迷晴れボックス」へ送ってください。参考になるかわかりませんが、見てみます。

    • Rascal
    • 2017年 12月 10日

    おはようございます。
    動画投稿大変お疲れ様です。

    逆説思考「〇〇になるだろう」がならなかったとき。
    これが最も魅力的でかつ絶好のエントリーポイントでしょう。

    例えば、教科書通りのWトップのネックラインを抜けたのに下がらなかった、上髭を連発したのに下がらなかった、意識されそうな重要な節目で全く反発しなかった。
    これらはまず前提条件「〇〇になったときは△△になる確率が高い」ことを知って経験するとともに、その前段階として〇〇の部分に気づく”気づき力”が欠かせません。

    この”気づけ力”はただぼんやりと何となくチャートを見ていては気付けません。
    気付くためには「〇〇になったときはよく△△になる確率が高いなぁ~」と意識的に気づく訓練が必要です。
    これはただ教えるだけでも身に付くものではなく、実際に目で見て肌で感じて経験することでようやく自分の武器と成り得ます。
    ある程度の経験と事前の準備が必要ですが、このように意識してチャートと向き合うとまた別世界が広がっていると日々感じます。

    教習所ではよく危険な運転事故を防止する戒めとして、「だろう運転」から「かもしれない運転」を心掛けて運転しましょうと教わります。
    「多分、大丈夫だろう」と自分に都合よく解釈し、一方的に安全だと思い込み運転した結果、「まさか、そうなるとは思わなかった」というような思わぬ大惨事がよく起こります。

    トレードをするにあたって、ほとんどの人がシナリオAは用意していると思いますが、裏シナリオBを事前に準備している人は少ないです。
    値動きがシナリオA通りに動けば問題ないですが、想定外の動きをすると途端に対応できなくなり、ただ見てるだけで終わってしまう。
    一方通行のシナリオAしか準備せずにいると「絶対に〇〇だろう」と変な期待感が伴い、周囲の状況確認すらも怠り、危機回避が遅れます。
    臨機応変に対応するためにも、いかにフラットな状態で様々な可能性を想定するかが鍵となるでしょう。

    トレードとは「通貨ではなく人を取引する」
    マーケットの値動きは自ら一人歩きはせず、人々の欲、期待、恐怖の感情が高ぶったときに大きく上下に変動します。
    真の優れたトレーダーは、マーケットを人の集合であると認識し、チャートをただの値動きとは思わずに画面の奥にいる人間が何を考え、どう行動してくるか。取引を行うたびに反対サイドには自分と反対の取引を行っている者の存在を常に認識しているのでしょう。

    PS.つい先日、ジャン・レノ主演の『LEON』をAmazonビデオで鑑賞しました。
    寡黙でクールな演技をするジャン・レノと当時12歳とは思えない演技をする可愛らしいナタリー・ポートマン。
    何か心にぷつっと不思議な余韻を残す凶暴な純愛名作映画でした。

    • KaZ
    • 2018年 1月 07日

    NoN様

    こんにちは。KaZです。
    今週も『【エピソード】ノーダメージなエントリー』の文字起こしが完了しましたのでご確認ください。

    PS
    今回の動画回のノーダメージエントリーもとても参考になりました。僕はまだドテンを使いこなす自信がないので、安定して使えるようになるには検証や実践が必要だと個人的に思います。検証と言えば、これは個人的なことですが、FT3の不具合(DLmarketで購入したツールの相性?※ブログでもご紹介されているもの)で、FT3を使っての検証作業に辟易気味です。メタトレーダーでは水平線コピーツールやカスタムキャンドルに慣れているので、できれば同じ条件で検証作業を存分に行いたいのですが、少しでもツールマニュアルの制限に触れるとバグやらフリーズやら強制終了などの嵐なので、ただただ改善を待つのみです(–;その為、僕の検証作業はもっぱら過去の静止画チャートやOJT(笑)です。まあ、実践に勝る教育なし言いますしね。

    あと、他の動画回の話ですが、『2018年を「達成」の年にするために』はとても良い動画回でした。2018年のザックリとした目標はありますが、その為にはまず何より現在。現在という瞬間の目標達成を自覚的に継続していくことで、結果的な2018年の達成を目指したいと思います。

    それでは、今週もチャートの荒波へ旅立ちます(^^)ゞ

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

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