FX初心者の迷いを解消、投資心理とチャート読解力を鍛えるサイト。

ロシアのメタクオーツ社で開発されたメタトレーダーは世界中のトレーダーが愛用する高機能なチャート描画ソフトです。EA（自動売買プログラム）を利用したシステムトレーダーだけではなく、裁量トレーダーにも絶大な人気を誇ります。一度、メタトレーダーに慣れてしまえば、他のチャートソフトには戻れなくなります。

メタトレーダーを使うメリット

システムトレード（自動売買）ができる。

公開されているEAをそのまま利用したり、自分でプログラムを書いて自動売買を行うことができます。EAを自作する場合は、選ぶだけで簡単にシストレできる「ミラートレーダー」よりも敷居が高くシストレ中級者向きです。

裁量トレードのツールとして秀逸

もちろんメタトレーダーは裁量トレードでも利用できます。デフォルトで使えるインジケーター以外にも世界中の開発者が提供しています。また、必要な分析ツールのほとんどが装備されていて直感的に操作できます。

業者提供のメタトレーダーなら配信レートにズレがない。

MT4をプラットフォームとしている国内FX業者は少なく、最大手の「GMOクリック証券」や「DMMFX」も提供していません。MT4は開発先のメタクオーツ社からもダウンロードできますが、その配信レートはメタクオーツ・デモ用サーバーから送られてくるもので、実際に取引するFX業者のレートとは異なります。

世界共通のチャートは存在せず、FX業者ごと、配信レートやロウソク足の更新タイミングがマチマチなので、それが気になる人にとってはストレスかもしれません。これに対してFX業者提供のMT4ならレートズレは生じません。また、実際に取引するのはデモ口座ではなく、リアル口座データなので、サーバーの不具合なども起こりにくいです。最新のメタトレーダーは「５」ですが、今のところ国内FX業者ではメタトレーダー４までしか対応していません。

MT４が利用できる国内FX業者

取引枚数に関係なく原則固定スプレッド

1000通貨の少額取引～1注文20万通貨の取引まで取引枚数に関係なく、共通の低スプレッドを提供。原則固定スプレッドなので、いままで利用していた大手FX業者と同じ感覚でMT4が利用可能。入金額の縛りがないのが嬉しい。「無料」口座開設でMT4がダウンロードできて無期限に利用できます。

ベーシックコースが人気

OANDA証券はMT4業界で最狭水準のスプレッドを提供していて、スキャルピングや短期売買をMT4で行いたいトレーダーに人気がある。「NDD方式」の採用でサクサク約定、1,000通貨から取引できる。「ベーシックコース」と「プロコース」に分かれていて、スプレッドが小さいのは「ベーシックコース」だが、10万通貨までしか取引できないのと最低入金額が10万円なのがネック。

関連記事

2016.09.02

システムトレードで中・長期取引を自動化する。

システムトレード（以下シストレ）には、チャート監視が必要という、裁量トレードの弱点を補える魅力があります。裁量トレードでの短期売買、シストレでの中・長期売買の自動化を組み合わせることで、二重の資金運用が可能になります。また、裁量トレ...