FX初心者の迷いを解消、投資心理とチャート読解力を鍛えるサイト。

menu

迷晴れFX

初めてのFX口座開設

初心者におすすめなFX会社の選び方と口座開設の手順を解説します。

006

 初心者にオススメなFX会社選び3つのポイント



FX会社はたくさんあって、さて、最初の口座開設はどの会社でするべきなのか迷ってしまいます。今回はFX会社選びの基準とその方法について詳しく解説します。

トレードを始める準備として口座開設は通り道ですが、ここに時間をかけすぎるのは、あまり意味のないことなので、この記事やおすすめFX会社最新比較ランキングを参考にして決めて下さい。

FX会社の取引方式

DD(ディーリング・デスク)方式

スライド3

インターバンクとは世界中の為替レート(売り買いの値段)を決めている金融業者専用のバーチャル市場です。あなたの注文はFX会社を通じてインターバンクに出されることで取引が成立します。

インターバンクが決めたBid(売値)とAsk(買値)の差額はスプレッドと呼ばれ、FX会社はこのスプレッドに利益を上乗せすることで儲けを出しています。あなたは取引の度にスプレッドを手数料としてFX会社に支払っているわけです。

DD方式はあなたの注文を一旦FX会社のディーラーが受けてからインターバンクに改めて発注する取引方法で、国内のほとんどのFX業者がこの方式を採用しています。

FX会社ディーラーの裁量が入ることで、注文が殺到する時間帯などには「スベリ」といって、クリックした値段で約定しなかったり、経済指標発表時にはスプレッドが大きく開くことがあります。しかし、その一方でDD方式のスプレッドは原則固定で、しかも極めて狭いのでデイトレやスキャルピングをする人にはもってこいです。最近ではドル円0.3銭を下回るFX会社も出てきています。

ディーラー裁量の入るDD方式は常識的な取引をしていれば全く問題ありませんが、エントリーから数秒で決済するような高速スキャルピングとは相性が悪く、激しくやり過ぎると口座凍結なんてこともあるみたいです。

この先はあくまで僕の見解ですが、FX会社がバーゲン価格のような極めて安いスプレッドだけで儲けているはずがありません。金融取引にはノミ行為が認められていて合法になっています。

たとえば初心者Aさんがいたとして、初心者なので当然ですが負けまくりますしFX会社もデータを見れば初心者バレバレなわけです。では、はたしてFX会社ディーラーはこのAさんの注文をインターバンクにバカ正直に出すでしょうか?

もし負けるのがわかってるなら、Aさんの損失をそのままFX会社の利益にしたほうがはるかに儲かります。初心者Aさんの損失+スプレッド=FX会社の利益になります。Aさんのような初心者は後から後から市場に参入してくるので、スプレッドなんか関係なしで儲かります(笑)

でも、これって決して悪い仕組みだとは思いません。こういう実情がなければ鬼のように低いスプレッドは提供できないでしょう。初心者の損失がFX会社の大きな利益になっているなら、FX会社ディーラーはトレーダーをトレードするのが仕事なのかもしれませんね。FX会社もリスクを負っているわけです。

DD方式を採用しているFX会社は潤沢な自己資本のある企業が多いので初心者にはこちらをオススメします。負けたお金がどこへ行こうが負けは負けですからね。

NDD(ノン・ディーリング方式)

スライド4

NDD方式はFX会社ディーラーを介さずインターバンクに直接注文する取引方法です。DD方式と違いディーラーの裁量は入りませんので、約定拒否やスベリも少ないです。ただし、スプレッドが広く国内でこの方式を取り入れているFX会社はとても少ないです。約定率が高いというメリットを差し引いても、超短期のスキャルピングを連続するような中上級者向きの取引方法だといえます。

初心者にオススメなFX会社 3つのポイント

完全信託保全

スライド7

スライド8

完全信託保全とはあなたの資金をFX会社内で留保せずに信託銀行に100%預ける制度です。万が一FX会社が破綻しても、あなたの資金は全額、受益者代理人を通じて返還されます。大手のFX会社はまずこの完全信託保全ですが、規模が小さくなると一部信託保全のFX会社もあるので注意しましょう。

低スプレッド

spred

最近のFX会社はスプレッド原則固定のところが多いです。重要な経済指標発表時などはスプレッドが広がりますがそれ以外は原則固定されています。長期のトレーダーにはさほど関係ありませんが、取引回数の多いデイトレードやスキャルピングをするならスプレッドの狭さはとても重要です。

デイトレやスキャルピングをする人は取引回数が多くなるので、例えば5枚で1日10回トレードするなら1ケ月に200回トレードすることになります。

スプレッド0.3なら5枚×200回×30円(スプレッド)=3万円

スプレッド0.6なら5枚×200回×60円(スプレッド)=6万円

同じ枚数、同じトレード回数でも、スプレッドは月に3万円も変わってきます。1年で考えれば36万円という額になってしまいます。

ドル円は客寄せパンダ的な通貨なので、どのFX会社もスプレッドが狭いですが他の通貨は変動がありますので、FX会社の口座を複数用意して通貨ペアによって変える工夫をするとベターです。

取引ツール

DMMimg_12_05.png ver=20131205

ちょっと前まではGMOクリック証券のはっちゅう君がダントツ使いやすかったですが。最近はどの会社も似たような取引ツールを提供しています。僕の場合、チャートはMT5なので各社の取引ツールだけをパソコン画面に置いて使っていますが。一々メニューを開いてどうこうしなくても、ワンクリックでスピード注文できるので便利です。ていうかコレ以外の注文方法など考えられません。

人気のあるFX会社を選ぶ。

 人気のあるFX会社は全ての面で合格点。

スライド13

僕は周りの人とは違うものを選びたいタイプですが、FX会社に関しては人気があるところをオススメします。人気があるFX会社は完全信託保全、低スプレッド、取引ツール、全ての条件を満たしているので初心者が選んでも安全です。

FX会社ごとに通貨ペアのスプレッドが違います。こちらの記事を参考に、なるべく狭いスプレッドをすぐに選べるように口座を複数開設しておくのがオススメです。口座維持キャンペーンがあれば、そのFX会社でトレードするだけで現金キャッシュバックがもらえることもあります。

あとは実際にトレードしてみて、取引ツールの操作性やスベリ具合(笑)、経済指標時のスプレッドの広がり方などを確かめて一番しっくりくるFX会社をメイン口座にするといいいです。
また、ロット、スプレッド、レバレッジがわからないアナタはこちらの記事を御覧ください。

口座開設の流れ

スライド14

口座開設の流れはどのFX会社もだいたい同じです。作業は10分程度で完了します。あと、20歳未満は口座を開けませんのでご注意ください。

やる気は後からついてくる。

105

必要な準備はさっさと済ませましょう。人間はやる気になってやるのではなく、やっている内にやる気が出る動物です。トレードできる準備を済ませてしまえば、トレードという次の行動に移りやすくなります。準備に時間をかけていると、どんどんスタートが遅れていきます。早く上達したいなら、早くスタートラインに立ちましょう。下記のぺージから口座開設できます。

■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。