3Jul
チャート分析で一番難しいのは複数時間足の相関関係です。今回は長中短の3つの波で相場を見る方法をご紹介します。
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デイトレなら長期足でシナリオを立て、中期足で取る動きを決め、短期足でエントリータイミングを計る。
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ボラの大きさによっても変わってきますが、デイトレやスキャルピングをするのなら、長期足は日足や4時間足、中期足は1時間足や30分足、短期足は15分足や5分足くらいが丁度いいです。1時間足程度の中期足の動きを狙えば、一回のトレードで10pips~30pipsの利益を確保できるはずです。トレードはリスクリワードを考えてするものなので、10pips未満のリワードしか期待できない場所でのエントリーはあまりオススメできません。
※ 詳しくは動画をご覧ください。
鷹の目を持ち相場を俯瞰する。
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相場を俯瞰できることが何よりも重要なので、トレーダーは『タカの目』を持てるように訓練しなければなりません。遥か上空から獲物を発見して、周りの状況を確認したうえで襲い掛かる。
油断して目の前のエサに反応してしまう『ムシの目』では、上空から飛来した鷹に食べられてしまいます。スキャルピングで上手に利益を抜ける人は、実は『タカの目』と『ムシの目』を両方兼ね備えています。FXを始めたばかりの人には、とうてい無理な職人芸なのです。
感情ではなく『勘定』でトレードする。
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目の前のローソク足に反応してエントリーしてしまうのは『感情』のせいです。この『感情トレード』に正しさや根拠はありません。不安な状態で資金をリスクにさらすことになるので、メンタルにかなりの負荷がかかります。
安らかなトレードをしたいなら、エントリーの理屈を、コトバで説明できるくらい明確にしなければなりません。そして、エントリーを執行すべきポイントまで、待てるココロを訓練で会得するべきです。
理屈でする『勘定トレード』はメンタルに負荷がかかりません。なぜなら、エントリーする時点で、損切りポイントも利食いポイントも決められているからです。感情でするトレードは激しい喜びや怒りを覚えますが、勘定でするトレードは感情が揺れません。
今日のまとめ
人智を尽くして天命を待つ。トレードでいう人智とは、相場における知恵みたいなものだろう。知識なら本やブログでいくらでも仕入れられるが、知恵となると知識+経験がないと身に付かない。自分の決めた基準に沿った、正しい経験を積むことがすべてです。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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いつも解りやすい解説ありがとうございます
まだデモトレードなのですがこちらの動画で理解を深める事が出来感謝しております
質問があります
現在、過去検証するのにMT5の画像をペイントに貼り付け波を意識する為に
線を引いて過去検証しています
その際、ペイントですと連続して線が引けません
動画の中では連続して線を引かれているのですが
どのようなソフトをお使いでしょうか?
宜しくお願い致します。
山下
コメント有難うございます。動画の中で線を引いているのは動画編集ソフトの機能なのですが、山下さんの用途ならSkitchがおすすめです。このソフトは無料の画面キャプチャー・ソフトですが、有名なEvernoteの会社が作っています。検証頑張ってください!
拝見させていただきました。
複数時間足をいつも確認しています。
でも、そこから得た情報を統合できていないです。
それから、結果と感情を切り離せることを目標にします。
ありがとうございました。