11Oct
レンジ相場はレジスタンスとサポートの間隔が狭いので厄介ですが、短時間でジグザグする特性を活かしてトレードできるとも言えます。
ユーロドルは1.11サポートからの安値切り上げと1.13&4時間足レジスタンスとの攻防。
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1.11サポートからの上昇が安値を切り上げているので基本戦略は押し目買いです。
レンジ内のトレードなので、途中のサポートが効かずに、より深く押してくる可能性が大きいので、トレンド相場と同じ感覚で押し目買いすると負けやすくなります。
レジサポをしっかり見て、レジ抜けたら次のレジまで、サポ抜けたら次のサポまで、欲張らずにチョコチョコ抜くしかないです。
ユーロドル日足
1.11サポートから安値を切り上げてきています。
1.14レジスタンスからの売り圧力があります。
この2つの圧力が真ん中辺でぶつかり合ってレンジをつくります。
今週のユーロ円もそうでしたが、日足がハラミ足をつくりました。
ユーロドル4時間足
押し目買いの目標は1.13&4時間足レジスタンスR2で、ここをブレイクするまではR2から逆張りショートもありですね。
安値切り上げで値幅が縮小していくので20ピプス程度になったら様子見した方がいいでしょう。
ユーロドル15分足
1.サポートS1上限、逆三尊右肩、ロング。
2.レジスタンスR2をブレイク、サポートS2確認、押し目買い。目標は次のレジスタンスR1。
3.サポートS2からの波の押し目買い。
4.レジスタンスR1、逆張りショート。
5.サポートS2、全戻しされているのでロングするなら形ができてから。
6.サポートS1上限、これも様子を見てからじゃないとロングできない。
7.6で上昇失敗、ロング組の損切り狙いショート。
8.サポートS3で数回安値試し、下げる力がないと判断、ブレイク手前ロング。
9.小競り合いを上方ブレイク、安値切り上げロング。
10.レジスタンスR3をブレイク、ブレイクアウト・ロング。
11.レジスタンスR1にて天井圏形成、ネックサポートS4ブレイク、ショート。
12.サポートS6で数回安値試し、下げる力がないと判断、ブレイク手前ロング。
13.1.13&4時間足レジスタンスR2、ネックライン割れ、ブレイク・ショート。
14.サポートS8で数回安値試し、下げる力がないと判断、ブレイク手前ロング。
15.4時間足レジスタンスR2上方ブレイク、押し目買い。
16.押し目買い。
今日のまとめ
プライスアクション・トレードとは、レジスタンスとサポートを把握するトレードです。
ここまで上がれば売られる、ここまで下がれば買われる。このサポートを抜かれたら、次のサポートまで下がる。このレジスタンスを抜かれたら次のレジスタンスはここ。
そういったことを事前に把握してトレードするわけですが、レンジ相場ではレジスタンスとサポートが近接していて、レジサポの把握ができてないと負けまくります。
逆に考えれば、そういう相場だからこそプライスアクションの学習にはもってこいかもしれません。
カオス(混沌)な相場にも、わずかながら秩序があります。そこを探りスキャルピングする良い練習になります。
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コメント
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コメント (13)
おはようございます。
先回のコメントで、ダウ理論の説明が少ないのではないかと、言われていた方がおられましたが、その指
摘は適切とは思いますが、先週はダウ理論を盲信してレジ・サポを注視できていないとエントリーできな
い、または負けまくりの相場だったと思います。というか、実際、私がそうでした。NoNさんの指摘通り
です。
いくらインプット量を増やして分かったつもりでも勝てないなぁと思い知った週でした。
つまりインプットしたものを適切にアウトプットできないとやはり勝てないという気づきです。わかった
つもりで、何か違う要因が絡んできて応用が利かず負けてしまう。イラッとしますが、勉強・スポーツ何
でも同じ、これが、経験でしか人生を切り開けないということですね。
今週は、もう少し落ち着きを取り戻しやっていきます。
ダウで目線を決めるのは僕のトレードの基本なんですが、あまりに基本過ぎて解説するのを忘れていました(笑)
ダウはモチ大切ですが、レンジ相場となると少しニュアンスが変わってきます。今のような相場は、大きな波がぶつかり合ってレンジを形成していて、そもそもダウが効きにくい相場です。
別の方のコメントに「蝶のように舞い蜂のように刺す」とありましたが、その通りヒット&アウエイのイメージが必要かと思います。短期足ダウを追随してトレードすることはできますが、これも中期足のレジサポで途絶する可能性が高いです。
それでも上昇波を切り崩した売り(逆もまた真なり)は、後に重要な目線切り替えのレジスタンスになるので、その辺をダウと絡めて話していきたいと反省しました。
重要な気づきを与えていただき有難うございました。
いえ、私がお礼を受けることはないと思いますが(汗)
確かにこの部分がポイントであり、難しいところでもありますね。
いつも拝見させて頂きます。回を追う毎に内容が濃くなり,本当に勉強になります。
1週間分の自分自身で引いたラインとゾーン やチャートの読み方を迷晴れさんとの動画で照合しながら勉強しています。また土曜日と日曜日はFT2を使って自分自身のラインとゾーンを中心とした検証と練習を繰り返しています。
そんな甲斐もあって、異なる時間足から見えるレジサポの引き方とそのライン(ゾーン)の強弱がなんとなくわかってきました。また、迷晴れさんの以前の動画ですが、勉強になったのは、「絶対こうなる」と言う一つの結果を期待でチャートを見ていたことから今では、抜けた場合どうするか?抜けなかった場合どうするか?もみ合った場合どうするか?複数の可能性から次の行動を考えることができるようになってきたのではないかと思います。
それに対して、今 行き詰まっていることは、トレンドが確定している時の利確のタイミングに難しさを感じますね。もっと我慢すればもっと伸びたのに…と思うこと多々あります。次のレジサポまで我慢と思っても、利益が出ているのうちに確定させた方がいいんじゃあないか?ともう一人の自分にささやかれるとそれに負けて早々と利確させてしまいます。
それともう一つは、レジサポ付近からのエントリーですね。複数の可能性からこうなる可能性があると判断した時、例えばレジサポを抜けたあとの押しや戻りからのエントリーのタイミングで、今がエントリーのタイミングと思い、エントリーするとまだ早すぎてロスカットにあうことがあります。結果的には、ロングならロング、ショートならショートと”期待ではない”読み通りになることは多いのですが、その前にロスカットにあってしまいます。どこにロスカットを持っていくのか?と言う事にもなると思いますが、なるべくロスカットの位置は近くに置きたいという気持ちがどうしてもあります。近くにロスカットを置いたとしてもレジサポからのエントリーの細かいタイミングが改善されれば、無駄なロスカットにあわずに済むのではないかと思います。
先の利確のタイミング 、レジサポ付近でのエントリーのタイミング、いずれもロウソクの長さやヒゲの出具合で見るものなのでしょうか?それとも他に何か目安みたいなものがあるのでしょうか?
いずれにしてもレジサポのキワでの練習がもっと必要かなぁって自分自身では思っています。
また、ブログや動画を作る労力は大変と思いますが、視聴者としては大変に楽しみにしています。無理をなさらずに頑張ってください。
利食いとエントリータイミングは最終的な課題です。まずはそこまでこぎつけた自分を褒めてあげてください。あとはひたすら正しいと思うことを繰り返すのみではないでしょうか。
とてもためになりました。
先のEURJPNのナビのコメント欄で、
「動画作成は1本で朝の6時から夕方まで」
という事実を知り、改めて感謝感激です。
内容も演出もウィットもめちゃめちゃ濃い
迷晴れ動画は作るのどれだけ大変なんだろう、
といつも思っていましたが、
丸一日とは、本当に頭が下がります。
ありがとうございます。
皆さんのコメント欄もレベルが高くて感心します。
ぐうの音も出ません。(笑)
ダウの話と、トレンド、レンジの話。
トレンドが出ている時だけトレードしましょう、
という方針もあるかと思いますが、
ほとんどレンジ、たまに一瞬トレンド、
というのが普通の相場の姿で、
きれいなトレンドを待っているだけでは
ずっと待ちぼうけになりそうですし、
そんなにずっと監視していられないのも事実です。
トレンドが出ていたことに気づくのはそれが終わる頃、
という皮肉な傾向もあります。
一見ランダムに上下しているだけの様な
美しくないチャートのレンジでも
ホームズやポワロのように状況証拠を鋭く発見して
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」トレードが
解説されているのを見るとこれまた、ぐうの音も出ませんが(笑)
名人芸を拝見するのは必ず肥やしになるでしょうから、
本当にありがたい迷晴れ動画です。
今後ともよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
いやぁ、コメント、ホント、レベル高いです。あっ、高晴れさんも、そのうちの一人ですが(^^♪
コメントだけ見ても、その辺のブログに負けないんじゃないかと思う今日この頃です。実際、優れたコメンテイターの皆さんからの一言で、ぶわっとアイデアが浮かび動画をつくることもあります。
ブログランキング1位おめでとうございます!ほかのブロガーさんや観ているトレーダーさんは迷晴れさんの内容の素晴らしさとクルミちゃんの愛らしさに感動された方も多いのではないでしょうか☆余談ですが先日ドライブ中の先行車両がホ〇ダの「N ONE」という車両でした。心の中で「あっ!N-ZONEだ!」と心の中で叫んでおり(笑)ハラミに敏感になる感覚だけは確実に養われているなと実感した瞬間でした(違)
応援有難うございます。1位と言っても、「デイトレード」カテゴリーなので、まだまだですが、クルミの可愛さなら誰にも負けません(^^♪これで女性トレーダー読者が増えるといいなと思っております。
今回も動画ありがとうございます、今回はちょっと質問があります、私は手動でエントリーして利確と損切を自動にすることが多いのですがそこで設定した損切ラインですがほんの少しかぶって切られそこから反転して目標の利確ポイントまで行くことが多々あります、チャートを見ながらだとその時の裁量で損切ラインを変えて利益が出ます。利確も同じでもう少しのところまで来てポイントに届かずに反転して損切、これも見ながらだと逃げれるところです、かなりの損切貧乏ですね。
もちろんチャートを見ながらのライブなトレードだけにすればいいのでしょうが時間がうまく取れません、何かいい対策はあるのでしょうか?
OCOなどで損切りするなら裁量よりもユトリを持たせるしかないと思います。利確もラインの直前で決済注文を入れる人も多いので、そうした方がいいです。
裁量であればライン際の値動きを見れますが、その場合はモニター監視が必須ですね。
早速のお返事ありがとうございます、そうですよね、「少しゆとりを持たせる」、分かってるんですが根っからの貧乏性がギリギリの所に損切ラインを引いてしまいます、迷晴れさんのように自信があればゆとりを持ってやれるのでしょうね、早くそのレベルまで到達したいです。
拝見させていただきました。
レジサポの影響やハラミの自覚、どれだけ感じ取れているか。
今まで何度も教えていただきながら、実際のチャートを目の前にすると漠然と見ています。
思い出すことは出来ても、その瞬間と結びつくには訓練と経験が必要と痛感します。
今の自分に出来る最善の取り組み方は、今の自分のを発揮するための意識とは。
教えていただいたことをもう一度思い返して考えます。
素晴らしい気付きをありがとうございました。