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迷晴れFX

トレンド反転?それとも継続?紛らわしい相場の簡単な見極め方。/週ナビ#358

週刊チャートナビ(2021.10.25~2021.10.29)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。

ドル円

今週の見通し

概要
日足


109円起点のスイング波動が2018年高値で反発。

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 一週間かけ2018年高値にMトップを完成。
  • 4時間SMA21ガイドの電車道から外れ、目下、押し目をつける動きで短期下降トレンド発生中。
  • 先週安値で下げ止まるかわからないが、ネックラインとして機能すれば先週高安に2つ目の山をつくる可能性がある。
  • 10月末+金曜のロンドン・フィックスに注意!
  • 重要経済指標は28日木曜①米国 7-9月期 GDP速報値②欧州中央銀行ECB政策金利
売り手の材料

2018年高値のレジスタンス。

買い手の材料

電車道は終わったが109.0起点の上昇トレンドは継続中。

TR上段㊤:2017年3月高値

TR中段:先週高安

TR下段㊦:9月高値

4時間足ベアの視点:2018年高値レジスタンス背景。①下げ止まるまで目下の短期下降トレンドを戻り売り。②先週高値に二つ目の山をつくれば先週安値へショート。②先週安値付近のサポート崩れで9月高値へショート。

4時間足ブルの視点:109.0起点の上昇波を押し目買い。①先週安値付近サポート。②9月高値まで売られればロング検討。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

  • 先週高安に親子Mトップのシナリオを描いた。
  • 26日火曜、M子1番天井を形成。
  • 28日木曜、M子2番天井への上昇は失敗。
  • 29日金曜、月末ロンドン・フィキシングによるドル買いで上昇。

毎日の見通し

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

10/25月曜

2018年高値Mトップから反転。先週安値付近で下げ止まれば先週高安に二つ目の山をつくるかも。

1時間足ベアの視点:①先週高値起点の下降波戻り売り。②先週安値付近のサポート崩れで9月高値に向けてショート、日足SMA21に注意!

1時間足ブルの視点:先週安値付近でサポートされれば押し目買い。

10/26火曜

先週高値Mネックで戻り売られたがフォローされず先週安値更新ならず。

1時間足ベアの視点:先週陰線戻り売り。前日高値へ2回目の試しからキリアゲL割れで先週安値へショート。

1時間足ブルの視点:キリアゲLサポート、または、先週安値まで売られれば先週高値へロング。

10/27水曜
  • 先週高値に向け短期上昇トレンド発生中。
  • 先週高値に先週サイズのMトップをイメージ。

1時間足ベアの視点:114.5先週高値付近×1時間上昇チャネル高値のレジスタンスで114.0へショート。

1時間足ブルの視点:1時間チャネル内の短期上昇トレンドを114.5先週高値付近へ押し目買い。

10/28木曜 21:30 米四半期実質国内総生産(GDP速報値)
  • 先週高値をキリサゲて先週安値まで戻り売られたが更新はできなかった。
  • 先週高値に先週サイズのMトップをイメージ。

1時間足ベアの視点:火曜高値への上値試し2番天井から先週安値ネック抜け1波をショート。

1時間足ブルの視点:①先週安値への試しから火曜高値へロング。②日足SMA21サポートでロング検討。

10/29金曜 月末ロンドン・フィクス
  • 火曜高値への買われ方が弱く高値をキリサゲたが、4時間ラス押し安値113.20で反発、前日陰線終値は先週安値でサポート。
  • ブル派、日足SMA21待ちの気配もある。

1時間足ベアの視点:①先週安値+4時間ラス押し安値113.20サポート崩れで9月高値へショート。②火曜高値への上値試しでショート検討。

1時間足ブルの視点:先週安値+4時間ラス押し安値113.20サポート根拠。前日安値下値試しから火曜高値へロング。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

10/25月曜

東京時間、安値キリアゲを確認。

ロンドン時間、東京高値で2回目の反発待ち。

NY時間、東京高値2回目の反発がダマシ高値(15分打消し線)になったので赤1で先週陰線戻り売り、キリアゲLを割れず撤退。

10/26火曜

東京時間、キリアゲLサポート×直近高値抜けで青1ロング、前日高値の更新でホールド。

ロンドン時間、高値キリサゲで半決済、半玉は先週高値を目安にホールド、翌日の東京時間、高値キリサゲでアウト。

10/27水曜

東京時間、1時間チャネル安値で押し目待ち。

ロンドン初動、1時間チャネル安値崩れで赤1ショート、片波で半決済。

NY時間、Nスイング完成、先週安値の到達でアウト。

10/28木曜

東京時間、先週安値サポート×15分キリサゲL抜けでのロング待ち。

NY時間、経済指標をきっかけに売られてしまいノーポジション。

10/29金曜

東京時間、先週安値反発+15分キリサゲL抜けで青1ロング。

ロンドン時間、月末ロンドン・フィキシングにかけたドル買いで上昇。

NY時間、火曜高値ネック到達でアウト。

ユーロドル

今週の見通し

概要
日足


1.150(2020/03安値起点の上昇波半値押し目候補)手前で下げ渋り。

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 1.160日足ラス押し安値を9月陰線が僅かに更新したがダマシになる気配もある。
  • 先週は9月高値起点の下降波戻り道となって、9月高値FR38.2%(8月安値)まで買われた。
  • 10月末+金曜のロンドン・フィックスに注意!
  • 重要経済指標は28日木曜①米国 7-9月期 GDP速報値②欧州中央銀行ECB政策金利
売り手の材料

9月高値起点の下降波戻り売り、戻り目の候補は先週高値と日足チャネル高値付近。

買い手の材料

大きな背景として1.150半値の押し目候補。

TR上段㊤:5週前高値+9月高値起点の下降波FR61.8%

TR中段:先週高安

TR下段㊦:2週前安値(10月安値)

4時間足ベアの視点:9月高値起点の下降波が基準。戻り完了から2週前安値へ戻り売り、戻り目の候補は先週高値と日足チャネル高値付近。

4時間足ブルの視点:9月高値起点の下降波が基準。①戻り道の続き、先週高値の戻り目崩れで日足チャネル高値へロング。②2週前安値への下値試し完了後、Wボトム2番底でロング。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

  • 9月高値起点の下降波を基準にプラン。
  • 25日月曜、先週高値での売りが先週安値に届かず、火曜、水曜にかけて押し目を形成して安値を切上げた。
  • 28日木曜、米国指標きっかけでブル派勝利、先週高値を更新して日足チャネル高値手前まで買われた。
  • 29日金曜、月末ロンドン・フィキシングにかけてのユーロ売りが予想外に強く、木曜大陽線の押し目を崩し4時間フラッグ安値まで下落。

毎日の見通し

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

10/25月曜

1時間チャネルを上昇中だが、先週高値は9月高値下降波FR38.2%戻り目候補。

1時間足ベアの視点:金曜高値付近1.165への試しから1時間チャネル安値割れで火曜押し安値へショート。

1時間足ブルの視点:先週高値Mトップ崩れ狙い。金曜高値付近1.165レジスタンス崩れで1.168強者の高値へロング。

10/26火曜

先週高値(9月高値起点下降波FR38.2%)ネック抜けの1波が発生するも、前日陰線終値は1.160でサポート。

1時間足ベアの視点:月曜陰線を下降3波戻り売り。先週高値ネックから1時間足戻り高値が戻り目候補。

1時間足ブルの視点:下降3波崩れ狙い。1.160が意識され安値をキリアゲればロング。

10/27水曜
  • 先週高値からの3波戻り売りが1.160を前日終値ベースで更新するも微妙。
  • 先週高値ショート組と2週前ラス戻り高値更新ロング組の競り合いで火曜高安がハラミになるかも。

1時間足ベアの視点:1.160更新が背景。下値追いはやめ、前日高値付近まで買われればショート。

1時間足ブルの視点:2週前ラス戻り高値更新が背景。先日安値サポートで前日高値へロング。

10/28木曜 20:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利 21:30 米四半期実質国内総生産(GDP速報値)

先週高値ショート組と2週前ラス戻り高値更新ロング組の競り合いで火曜高安が40ピプスのハラミになった。

1時間足ベアの視点:火曜高値レジスタンスでショート検討。

1時間足ブルの視点:火曜安値サポートでロング検討。

10/29金曜 月末ロンドン・フィクス

先週高値ショート組と2週前ラス戻り高値更新ロング組の競り合いはブル派が勝利、9.29強者の高値まで100ピプス上昇。

1時間足ベアの視点:①1.170×日足チャネル高値付近に戻り目形成待ち。②先週高値上の天井形成から前日陽線の押し目候補へショート。

1時間足ブルの視点:①先週高値サポートで1.170へ押し目買い。②前日陽線の押し目候補まで売られればロング検討。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

10/25月曜

東京時間、1.165金曜高値モミ抜けで青1ロング、8月安値反発で撤退。

ロンドン時間、8月安値2回目の反発で赤1ショート、先週高値付近の高値掴み組手仕舞いで急落。

NY初動、1.160下15分コマ足高値抜けでアウト。

10/26火曜

東京時間、1.160サポート待ち。

ロンドン時間、1.160サポート×1時間SMA21上抜けで青1ロング。

NY時間、前日戻り高値レジスタンスでアウト。

10/27水曜

ロンドン時間、火曜ハラミ安値反発で青1ロング、火曜ハラミ高値でアウト。

NY時間、火曜高安のハラミとみてノーポジション。

10/28木曜

ロンドン時間、火曜ハラミ安値反発、黄1ロングは経済指標を控え見送り。

NY時間、火曜ハラミ安値反発で青1ロング、火曜ハラミ高値を更新、先週高値更新、9.29強者の高値反発でアウト。

10/29金曜

東京時間、前日高値のレジスタンスを確認。

ロンドン時間、先週高値×1時間SMA21押し目崩れで赤1ショート、1.165押し目候補ブレイクでホールド。

NY時間、月末ロンドン・フィキシングにかけたユーロ売り加速で押し目候補の火曜高値をブレイク、4時間大陰線クローズでアウト。

ユーロ円

今週の見通し

概要
日足


日足上昇チャネル内、2021年高値から下げたところにある。

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 128.0WボトムE値到達後、4時間SMA21ガイドの電車道から外れ、目下、押し目をつける動きで短期下降トレンド発生中。
  • 先週安値サポートから2番天井をつくる動き、あるいは、上昇フラッグとなるかも。
  • 10月末+金曜のロンドン・フィックスに注意!
  • 重要経済指標は28日木曜①米国 7-9月期 GDP速報値②欧州中央銀行ECB政策金利
売り手の材料

先週足がピンバー反転足。

買い手の材料

128.0Wボトム起点の上昇波の押し目買い。

TR上段㊤:134.0付近2021高値

TR中段:先週高安

TR下段㊦:9月高値

4時間足ベアの視点:2021年高値キリサゲ背景。①先週高値起点の短期下降トレンド戻り売り。②先週高値付近に2番天井をつくれば先週安値へショート。

4時間足ブルの視点:128.0起点上昇波押し目買い。①先週安値付近サポートで先週高値へロング。②9月高値まで売られればロング検討。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

  • 25日月曜、先週高値起点の下降波は先週安値でサポートを確認。
  • 26日火曜、先週安値から先週高値へ買われ始めた。
  • 27日水曜、前日からの買いが続かず一時的に先週安値を割り込んむも日足終値はサポート、このプライスアクションでフラッグを疑い始めた。
  • 28日木曜、4時間フラッグ安値から高値へ買われた。
  • 29日金曜、4時間フラッグ高値で反転、月末ロンドン・フィキシングにかけてのユーロ売りが予想外に強く前回安値付近まで下落。

毎日の見通し

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

10/25月曜

128.0WボトムのE値到達で反転。先週安値付近サポートを確認。

1時間足ベアの視点:先週高値起点の下降波戻り売り。1時間チャネル高値×132.5が戻り目候補。

1時間足ブルの視点:先週安値サポートで先週高値への押し目待ち。

10/26火曜

先週高値からの下降波は先週安値でサポート。

1時間足ベアの視点:先週安値押し目崩れで9月高値へショート。

1時間足ブルの視点:先週安値2番底から先週高値に向けて押し目買い。

10/27水曜

先週安値の押し目買い月曜高値を更新できなかった、火曜高安のハラミになるかも。

1時間足ベアの視点:前日高値Mトップで先週安値へショート。

1時間足ブルの視点:火曜高値を更新すれば高値に向けて押し目買い。

10/28木曜 20:45 欧州中央銀行(ECB)政策金利 

火曜高値で戻り売りされたが、先週安値の抜け方でフラッグを疑う。

1時間足ベアの視点:前日安値崩れで日足SMA21へショート。

1時間足ブルの視点:前日安値Wボトム、または、先週安値へキリアゲれば4時間フラッグ高値へロング

10/29金曜

4時間フラッグ安値からフラッグ高値に向けて110ピプス上昇。

1時間足ベアの視点:①4時間フラッグ高値の戻り目形成から前日陽線の押し目候補へショート。②先週高値付近まで買われればショート検討。

1時間足ブルの視点:上昇フラッグ完成狙いで前日大陽線押し目買い。1時間SMA21×132.5が押し目候補。②前日陽線132.5を割って押されれば押し目買い検討。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

10/25月曜

東京時間、1時間チャネル高値で1回目の反発を確認。

ロンドン時間、東京高値+1時間チャネル高値2回目の反発で赤1戻り売り。

NY時間、先週安値到達でアウト。

10/26火曜

東京時間、先週安値サポートを確認。

ロンドン時間、×1時間チャネル高値抜けで青1ロング。

NY時間、前日高値ミニMトップで半決済、翌日、東京時間の高値キリサゲでアウト。

10/27水曜

東京時間、火曜高値からのキリサゲを確認。

ロンドン初動、東京高値キリサゲで赤1ショート、先週安値を下抜くもアンダーシュートを警戒して急落安値でアウト。

NY時間、先週安値をめぐる攻防への警戒からノーポジション。

10/28木曜

東京、ロンドン時間、前日安値2番底と経済指標待ち。

NY時間、前日安値2番底反発で青1ロング、水曜・木曜Wボトムネック上抜けでホールド。

翌日、東京時間の4時間フラッグ高値反発でアウト。

10/29金曜

東京時間、4時間フラッグ高値で強反発を確認。

ロンドン時間、1時間SMA21での押し目待ち。

NY初動、1時間SMA21押し目崩れで赤1ショート、月末ロンドン・フィキシングにかけたユーロ売りで下落、4時間大陰線クローズでアウト。

今週の視点

ドル円攻略ポイント

4時間足

先週高安に”親子Wトップ”をイメージ。

今週の攻略ポイントは先週安値付近(4時間ラス押し安値を含む)での”押し目買い”を想定できること。

1時間足

デイトレード・ポイントは25日月曜の先週安値サポート後、先週高値へのロング。

スキャルピング・ポイントは27日、1時間下降フラッグ安値割れから”高値掴み組を刈り取る”ショート。

木曜にM子2番天井への上昇をイメージしましたが失速しました。

先週安値と4時間ラス押し安値が近接してました。ここは”先週安値付近サポート帯”として扱うべきでしょう。

ユロドル攻略ポイント

4時間足

今週の攻略ポイントは9月高値起点下降波の戻り売り候補(先週高値から5週前高値)を意識できること。

先週高値はFR38.2%、5週前高値はFR61.8%、日足チャネル高値付近も有力な戻り売り候補です。

ややこしいのは、先週高値ショート組と2週前安値起点の上昇波押し目買い組の衝突。

先週陽線高値が4時間ラス戻り高値を更新した事実が効いたことで、先週安値へ届かず安値を切上げたとみてます。

1時間足

26日火曜安値が先週安値に届かなかったのでブルベアの攻防で”火曜高安のハラミ”を疑い、その後、28日木曜の米国経済指標が導火線となりました。

29日金曜の月末ロンドン・フィキシングにかけてのユーロ売りを強さは想定外でした。

ケーススタディ

今回のテーマは「トレンド反転?それとも継続?紛らわしい相場の簡単な見極め方」について。

反転フォーメーションといえばWボトムとWトップ。

継続フォーメーションといえばフラッグ。

真逆の指向性を持ったフォーメーションがゆえに反対ポジションを持つと含み損を抱えます。

そこで、3つの簡単な見極め方をお伝えします。

1.フォーメーションの出現場所。

これが、最も早く気づけ、かつ、確度も高い見極め方です。

上位足の節目近くなら”反転フォーメーション”、上位足の節目まで余地があれば”継続フォーメーション”になりやすい。

2.ネックライン付近のプライス・アクション。

高値B(1番天井)から、いきなりネックライン候補を割り込むようなら”フラッグ”を疑いましょう。

ネック割れで慌ててショートすると含み損を抱えます。

3.高値キリサゲ、安値キリアゲの値幅。

Wトップになるなら高値Bと高値Dのキリサゲ幅は大きくありません(三尊天井は別)

フラッグになるなら、すでにネックラインを割り込んでいたり、高値Bから高値Dのキリサゲ幅が大きいです。

上昇フラッグの正体は短期下降トレンド。

Wトップの正体は押し目買い失敗。

なので、高値のキリサゲ幅や安値のキリアゲ幅が異なります。

1時間足


先週安値付近(4時間ラス押し安値を含む)をネックラインとみて”先週高安の親子Wトップ”をイメージしました。

ネックライン割れもなく、先週高値から26日火曜高値へのキリサゲ幅も小さいので親子Wトップ形成中とみました。

4時間足

4時間ラス戻り高値をネックライン候補とみれば、先週時点で高値更新されているのでフラッグがを疑えます。

しかし、個人的に先週陽線終値の更新が微妙に思え、週明け時点では先週安値、もしくは、2週前安値のWボトムをイメージしました。

1時間足


結果、26日火曜安値が先週安値からキリアゲたことで、Wボトム・イメージが崩れました。

もし、先週の動きが4時間ラス戻り高値レジスタンスなら、先週安値、あるいは、2週前安値まで下げてWボトムになったかもしれません。

1時間足

先週金曜安値がネックライン候補を下抜け、25日月曜安値が完全に抜けました。

ただ、クロス円は合成通貨なのでドル円やユロドルの節目というステルス・サポートやレジスタンスが存在します。

ドル円のネックライン+ユロ円の先週安値でサポートをされたので、先週高値2番天井へロングしたのですが失速、この値動きからフラッグを疑いました。

「値動きは生き物、自然の産物」と申します。

Wトップで反転するかと思いきや、フラッグになってトレンド継続…なんてこともありますよね。

特に”持ち合い時間”が長くかかるほど、投資家の心理も心変わりして、フォーメーションも変化するので、絶対的な見極め方法などありません。

ただ、全くイメージなしでは値動きに翻弄されるだけなので、今回のテーマが参考なれば幸いです。

来週の攻略ヒント

4時間足

概要

10月足は400ピプスの大陽線になったものの、2018年高値を越えられなかった。
先週と先々週のリトレースメントから高値を更新させるか?
10月高値が天井となり先週安値を割り込んでも、109円起点の上昇波押し目を狙うブル派がいる。
今週は水曜日のFOMC+パウエル、金曜日の雇用統計と米国経済指標が目白押し。

ベア派

ベア派は2018年高値のレジスタンスを意識するだろう。
10月高値Mトップ、あるいは、先週高値キリサゲ天井から先週安値抜きのショート。
先週安値サポート崩れで9月高値へショート。

ブル派

ブル派は109円起点の上昇波押し目買いを意識するだろう。
先週安値の押し目×日足SMA21にサポートされ10月高値を更新。
9月高値まで売られたら押し目買い検討。

4時間足

概要

10月足は170ピプスの同時線、1.150(2020/03安値上昇波の半値押し目)手前で下げ止まりサインを出した。
1.160日足ラス押し安値を囲んで”下降フラッグ”を形成、先週高値の戻り売りで安値を更新するか、10月安値でWボトムになるか。
今週は水曜日のFOMC+パウエル、金曜日の雇用統計と米国経済指標が目白押し。

ベア派

9月高値下降波の半値付近×日足チャネル高値からの戻り売りを意識するだろう。
金曜の戻り売り続きをN値1.145へショート。

ブル派

10月同時線と1.150サポートを意識するだろう。
10月安値付近に2番底をつくれば先週高値へロング。

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コメント

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  • コメント (10)

    • mr03911gt1
    • 2021年 10月 30日

    動画・ブログ更新ありがとうございます。

    ユーロドル・ポンドドル金曜、
    ユーロは安定の前日指標全戻し、ポンドは前日ユーロに引っ張られて裁定取引で上がっただけなのと、
    10月の月足陽線のリバランスで売られるのでダブルでショート確定、という事で両者朝イチショートして翌未明までホールド。
    でも、こういうトレードって勝ってる気がしないし実際それで勝っても全くつまらないです。
    チャート分析とか要らないしアノマリーに賭けている人たちと同じでなんだかなあ
    むしろ、ユーロドルの週足ピボットS1 1.5866からの買いを
    月曜火曜水曜とトライしたけど失敗し、木曜やっと成功した方が達成感はありました。

      • NoN
      • 2021年 10月 31日

      おつかれさまです!月末ロンドン・フィキシング。ドル円は兎も角、ユーロの暴落ぶりは想定外でした(^_-)-☆

        • mr03911gt1
        • 2021年 10月 31日

        金曜ユーロドルの下落の起点になったのは前日の指標を止めた週足ピボットR1 1.16841、
        下落の終点は週足ピボットS2 1.15305 もしくは当日の日足ピボットS2 1.15423でした。

        前日に値幅がある場合ピボット中間線が起点となる事があり、金曜は1.16879付近が
        日足PPと日足R1の中間線になっていました。

        結局木曜から金曜は週足S1→週足R1→週足S2
        という流れで、通常運転の日は日足ピボットで動いているレートが
        指標と月末が重なって週足クラスに拡大した、と考えられます。

    • YuMasuki
    • 2021年 10月 31日

    今週も楽しく拝見させて頂きました。

    金曜日の指標による欧州通貨売り、ユーロドルとポンドドルの下落について、ここまで短期トレーダーの方々と意見が一致しないのは見ているものが全く違うのだなとつくづく思いました。

    木曜日にユーロドルは8月安値付近1.165に指値を置いてにショート。ほぼ同じタイミングで、ポンドドルは日足SMA100に当たる1.38で指値ショート。その後、下落に乗じて増玉。
    金曜日の急落。予想通り。現在何方もホールド中です。

    先月中頃から、ユーロドルとポンドドルは日足SMA100の向きが下向きになりました。
    そこから離れたら下がったところで反発し、惹きつけられて上昇。そこからまた日足SMA100に近づいて頭を押さえられて下落。この動きはとてもわかりやすく感じました。

    経済指標云々で捉えるより、自分にとって最も読み取ることのできる情報を基に、マーケットを解釈することが勝ちへの最短距離です。成功したら世界が物語の解釈に根拠を与えてくれます。

    ユーロ及びポンドを買うという選択肢を最初から捨てていた者にとって金曜の下落は特に驚きではありませんでした。

    乗ろうとする波の逆方向の波は見えていない。何故ならバイアスが掛かっているから。それならば最初から捨ててしまえばいい。
    そして、待つべきところまで待ってエクステンションが生じる際にレバレッジを掛ける。
    自分は本質的に逆張りトレーダーなのだと再認識しました。
    勿論、私はマヨ晴れさんよりホールドの期間は長いわけですが、やっていることは変わらないのだなと。

    SMA100はそれくらいの反発をもたらすよね、とわかっていればそこまで待てばいい。無駄な難平は破滅をもたらします。

    「先高感があるとはいえ、今はドルが強い。」
    戦略の根幹はたったこの一言で片付いてしまうのですが、そこから具体的な戦術を展開するには、それさえ押さえておけばいいわけです。

    日足SMA100(週足SMA20)を使いこなしてくる短期トレーダーはそうそういないのではないか。波のサイズが普段と違いすぎてチャンスを上手く捉えることが出来ない。そもそも見てすらいない人も多いのではないか。
    長期トレーダーは当たり前のように捉えているのに、彼らはその波を狙っていないのではないか。
    そのように考えるなら、彼らが狼狽し、機会と実際の資金を損失するところを利益にすると効率が良い。
    ある強い値段までは短期トレーダーが、流れに反してわざわざ値段を釣り上げたり下落させたりしてくれる。そしてリスクが拡大したところでプレミアムを美味しく、労少なく頂こう。

    こんな風に考えると、毎日決済しない、エントリーしないというのは割と楽なもんです。

    まだまだ世界は日足局面の中にいると感じた一週間でした。

      • NoN
      • 2021年 10月 31日

      おつかれさまです!コメントで100日は守護天使と言われてましたね。そんなYuMasukiさんに影響されてか、ボクも100日移動平均を日足チャートに表示するようにしました(^_-)-☆実は 金曜のユーロ売りの根拠でもあります。短期トレーダーからすると、100日移動平均は相場を支配する黒幕といった感じがします。短期の移動平均線みたいにコロコロと顔色を変えないところが信頼できます。

        • YuMasuki
        • 2021年 10月 31日

        そうだったのですか。
        日足SMA100を上手く使える短期トレーダーなんて滅多に出会えない。お見事です。
        逆に皆んながそれを出来てしまえば、私は儲からないでしょうが、まあ貴方のような人は稀だと思います。

        「売りの強さが予想外」と仰られていたので、やはり短期トレーダーの方には大きな値幅なのだなと感じていました。
        見込んだレンジに対して、予想よりボラティリティが増大した時は、いつでも驚きがありますね。

        しかしながら、大きく取ることができるとトレードは本当に楽になる。
        私はスウィングのスタイルを確立してからは、以前より読書の時間が大きく増えました。

        「トレードが人生を豊かにする」この意味はこうであった方がいいと思います。

    • 猫チャギラ
    • 2021年 10月 31日

    いつもご教授頂き有難うございます。反転かトレンド継続かの見極めについてでしたが、自分も上位足と下位足の関係は意識してます。トレンドの発生もどこを起点の始まったのか、週足、日足の節目から始まったものならば信頼性がありますし、どこまで伸びて何処で止まりそうかも上位足の節目で目安をつけてます。また時間の区切りも意識しています。特に週単位の時間はトレンドか調整かの境目になることが多いと感じています。それと時間をかけた足場があるかどうかでその信頼度も変わってくると思います。丁度ここ2週間位はドルスト、クロス円共にレンジに入って足場を組んでるように見えます。レンジがそれなりの長さになればその分エネルギーも蓄積されますので、その後のトレンドも信頼できると思います。とにかく焦らずにじっくり相場を見て判断していきたいと思います。

      • NoN
      • 2021年 10月 31日

      おつかれさまです!トレードのヒントが満載のコメントですね(^_-)-☆値段の節目と時間の節目、市場参加者がどの節目に注目しているか、どこでエントリーしようか…ではなく、こういう視点が求められますよね。

    • MATSU
    • 2021年 10月 31日

    動画アップして下さりありがとうございます。

    月曜 ノートレード
    火曜 LDN ドル円ロング +7pips
      ユーロドルロング +6pips
    水曜 LDN ユーロドルロング 微益
    NY ドル円ロング +23pips
    木曜 ECB理事会 ユーロドルショート -65pips
    金曜 LDN ユーロドルショート +51pips

    木曜ECBで大きくやられました。
    声明文で上値試し完了で総裁会見をきっかけに火曜水曜安値を下抜けて行くイメージで
    ショート、損切り。
    翌日金曜は先週高値下抜けで入り、前日大陽線基準の押し目を見ながらホールドしてましたが、
    どうしても席を外さなければならないタイミングがあり、利確は早すぎですが
    ここらへんは専業ではありませんので致し方ないところです。
    木曜の敗因はECBきっかけで、上値試し完了→ハラミ安値ブレイク下落をイメージしてしまったところです。
    損切りの遅れも2021年で最悪です。

    今週のケーススタディー
    個人的には、移ろっていくものに対応していく考え方が参考になりました。
    そして、相場観というものが重要であることを確認。
    今週のトレードでも相場観を考えていましたが、とても抽象度が高く言葉で表すことは難しい。

    個人的には、最近は相場観を考えることが多くなりました。
    そして、トレードは相場観で戦うものかもしれないと考えるようになっています。
    エントリーポイントの考え方が満点でも、相場観を分かっていなければ負けます。
    繰り返しになりますが、抽象度が高く一朝一夕では養えず、手応え的なものも短期間では感じにくい。
    ただ、僕の中で相場観なるものが少しずつ積み上がっていることは間違いないと思っています。
    このように思えるのもマヨハレ様のコンテンツのお力添えのお陰です。
    僕は相場の本質を知っているトレーダーを目指します。
    学びを継続致します。

      • NoN
      • 2021年 11月 01日

      おつかれさまです。抽象度を上げていくと、複雑さが取り払われ、単純な景色が思えてきます。初心者と熟練者では、おそらく見てる景色が違います。おっしゃるように、一朝一夕とはいきませんが、面倒くさいことを丁寧に行う価値はありますね。

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