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【週ナビ#116】ラウンドナンバーは世界が意識共有するサイコロジカル・ライン

トレードを始めた、その日から誰でも引ける、強力なライン。数多有るインジケーターを弄るなら、世界が意識共有するラウンドナンバーを研究する方が、遥かに相場のソース(源)に触れることができるのではないでしょうか。

今週の視点


ラウンドナンバーは、多くの投資家が意識していて、ポジションを持ったり、手放したりすることが多いプライスです。物凄く大雑把な話をすれば、相場はラウンドナンバーからラウンドナンバーまでのレンジ幅の中で、一段上がり、一段下がりを繰り返しているという見方もできます。

もちろん、ラウンドナンバーで高値・安値がピタリと止まることばかりではありません。過去の高安の位置によっては、若干届かないことや、反対に、行き過ぎることもあります。また、日足や4時間足クラスのサポートやレジスタンスなら、ラウンドナンバーをまたいで、モミ合うこともあるので、短期足だけでブレイクの判断をすることはできません。

しかし、ラウンドナンバーを軸に、いくつかの条件を組み合わせ検証すれば、実戦的なトレードルールだってつくれるはずです。むしろ移動平均線よりも、プライスが固定されて、簡単ではないでしょうか。

ドル円は115.00をブレイクさせた115.50に注目。

4時間足に週足ロウソク表示

このチャートで特に注視したいのが115.00のラウンドナンバーと、それをブレイクさせた115.50のプライスです。ここを下抜けたことで、下目線にしたトレーダーが多く存在することを推測できます。先週のチャートでは、114.00を若干下ヒゲ(白〇)で抜けていますが、4時間足以上ではサポートされています。こういう事実に気付けるかどうかが、今週のシナリオに大きく影響します。

1時間足に日足ロウソク表示

黄レンジ1は114.00付近の攻防。114.00を5分足がブレイクしたからといって、白丸部分が4時間足で下ヒゲになっていることに気付いていれば、そのまま下落するのを期待して売ることはできないはず。4時間足以上では114.00を下抜けてないので、ダブルボトムとなり上昇し始める可能性だってありました。黄レンジ1を抜けてしまえば、下に行きやすくなり、まずは113.50、抜ければ113.00まで狙うことができます。

黄レンジ2は113.50売りと113.00買いの攻防です。結果として反転した112.50には、強力なサポートは見つけられなかったので、途中の段階では、上下どちらに抜けるかわかりません。113.50を上抜けイエレン発言で上昇しましたが、それが無かったとしても114.00までの上昇は見込めました。

115.50に近づくと売り気配が濃くなります。黄レンジ3、115.00と114.50の間でレンジになりました。ここも50ピプス幅で、安い処で買う、高い処で売れ、115.50を下抜けば売り、上抜けば買いでもいいでしょう。

115.50は重要プライス。ここを上抜くと、ブル派が元気を取り戻す可能性があります。だからこそ慎重に観測しないといけません。通常なら高値切下げで売ることもできますが、トランプ氏の就任式を控えていて何が起こるかわかりませんでした。

5分足 1時間足黄レンジ1

5分足では114.00をブレイクしましたが、4時間足以上はサポートされている事実がありので、売るなら緑ラインまでで、白枠のような下ヒゲを見たらスグに利確しないといけません。

その後、114.00で長期レンジ化しました。黄レンジを下抜けてから売れば勝率は高いです。このブレイクもダマシになるのではという懸念もありますが、赤枠の値動きを見れば、急落後、急上昇して、その急上昇が全否定されているので、落ちやすくなっていると考えられます。

5分足 114.00ブレイク後の値動き

ブレイク後、どこでショートするかですが、これも正解はありません。戻ったところを売るのが基本ですが、青の波よりも小さな波の戻りもあります。そして青波よりも大きな赤波もあります。自分がどの波のザイズで入ったのかを意識できてさえいればいいと思います。

例えば、レンジブレイク直後に1分足タイミングでショートしても、ある程度進めば、青波の戻りが入り、高値1で青波タイミングで入っても赤波の戻りは必ず入ります。ようするに、この戻りにつかまらなければいいわけです。

ダウ理論は、波を複合的に観れないと混乱して実戦で使えません。高値2を上抜いて時点で上目線ですが、それはあくまで高値1の高値までという意味です。高値1は赤波半値付近113.50と重合していて大きく売られる可能性があり、青波だけ見て、上目線固定しているとえらい目に遭います。ダウ理論にしても、サポートレジスタンスの位置やダブルボトムなどのフォーメーションと複合して使わないといけません。

5分足 1時間足黄レンジ2

1時間足H3手前50ピプスレンジ。113.50売りと113.00買いの攻防です。113.00を抜ける時の三角持ち合いブレイクはとてもわかりやすいので、こういうところだけを狙うという手もあります。

113.50を上抜ければ114.00まで狙えますし、反対に113.00を下抜けば、112.50手前安値まで狙えます。50ピプスレンジ内でやるなら、安いところから買う、高いところから売る。真ん中でやっても25ピプス以下しか値幅がとれません。

5分足 115.00攻防

1時間足115.50からの戻り売りがいつ入ってもおかしくないですが、イエレン発言の上昇が沈静化、115.00売りと114.50買いで攻防しました。レンジなのでバイアスをかけた方向へトレードすればいいでけです。上に抜ければ115.50を目指します。

5分足 1時間足戻り売りポイント

1時間足以上で観れば、115.50は戻り売りポイントになります。ここを2度試したあと高値を切下げれば、売って大きく狙うのもいいかもしれません。ただし、5分足だけ見ていると赤ダブルトップに気付かないかもしれません。チャート分析は、気づけるか、気づけないかです。見る基準を決めて経験値を積めば、難なく気づけることも、見る基準が多すぎると気づけません。

ユーロドル 中ハラミブレイク、大ハラミネックラインまで。

4時間足に週足ロウソク表示

1.08000と1.035000の大ハラミ内。赤枠を中ハラミ上限を抜けても、1.07000緑レジスタンスがあるのでココまでなら買える。

1時間足に日足ロウソク表示

1.06000付近高値を更新して1.06500周辺でダブルトップになった。黄色ネックラインを下抜けても落ちずに、安値を切り上げれば、押し目と判断して買える。第一関門は1.06500、最終目標は1.07000です。50ピプス幅の下限から買えれば、それだけ多くの利益を確保できる。

現在値は1.07000で、1.06000から1.07000のハラミ内です。この周辺での値動きを観察して、上抜れば1.08000を目指し、レジスタンスされれば一旦1.06500まで売るのもいいでしょう。

ユーロ円、ドル円の動きに注意。

4時間足に週足ロウソク表示

先週は、ネックラインを下抜け、戻り売りが入ってからの週明け。121.00の安値を下抜いてから大きく戻しました。

ユーロ円は、ドル円につられて動いている様子で、ドル円の動きに注意して、ドル円が止まるところでは、ユーロ円も止まりやすいです。

1時間足に日足ロウソク表示

ネックラインを下抜きH1から売りが入りました。月曜日、ほほ窓をうめたあと、121.50レジスタンスから121.00まで狙えます。121.00達成後は、上位足安値になるのでじっくり観察、ドル円同様に50ピプスさらに落ちましたが、120.50という以外、サポートが見当たりません。

ダブルボトムのネックライン抜けで一旦121.50まで狙えますが、ここも要人発言で、ドル円同様の動きになり、122.00まで上昇しました。

122.00から122.50の間にH1があって、この高値はネックライン・ブレイクの起点になっているので戻り売りに注意です。122.00を上抜いても、一気に122.50までは狙えません。

今日のまとめ

初心者の頃はとにかくインジケーター=聖杯と思い込んでいたので、新たなインジケーターを開発してやるぐらいの勢いでした。移動平均線、ボリンジャーバンド、オシレーター、果ては、誰がつくったかもわからないようなインジも試しました。最初に考えたオリジナル手法なんて、インジが5種類位ありました。

ラウンドナンバー(キリ番)なんて、簡単すぎて、考えもしなかったです。

でも、投資心理からすれば、ラウンドナンバーは世界のトレーダーが共通で意識する値段です。注文をプライスでする大口トレーダーも多いはずなので、ある意味、どのインジケーターよりも優れているかもしれません。

何より、今日始めた、初心者トレーダーでも、ラウンドナンバ-はすぐ引くことができます。

もちろん、それ以外にも大事な水平線はありますが、それらと、ラウンドナンバーが重合すれば、強力なレジサポとなる可能性が高いです。

めったやたらに、ラインを引き過ぎてしまうなら、まずは、50ピプス刻みでラウンドナンバーを引いてみてはどうでしょう。

何かひとつに絞って検証すると、たくさん気づくことができますが、欲張って同時に多くを求めると、なにひとつ気づくことができません。

世界中の童話が欲張ると損すると教えています。

大事なのは、たくさん知ることではなく、たくさん気づくことです。

Less is More.

より多く気づけるやり方こそが、正しいやり方なのだと思います。

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コメント

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  • コメント (8)

    • joker
    • 2017年 1月 22日

    今回も、とても参考になる動画をありがとうございました。
    見てみるとサポートラインに到達すると毎回のように反発してくるのがわかりますね。
    ブレイクするだろうではなく、まず戻ってくるだろうのほうが多くて当てになるようです。
    期待でトレードするからうまくいってないのでしょうか。
    自分ではどこから期待でどこからが判断なのか区別がつきにくいのが課題ですね。

    ちなみに先日デモトレードにてトレードをしてポジションを可能な限りとってみたところ、ほぼ完勝でしたwwww。
    なんでしょうね。こんなにもかてるものなのですね。
    サポートラインで反転してきたら買っていただけなんですが、いつもと違い反転してきませんでした。
    普段は欲にまみれすぎということですかね。
    精進します。

    最近トレードが辛くなってきたのですが、ちょっと来週が楽しみです。

      • NoN
      • 2017年 1月 24日

      どんな状況であれ「期待」は良くないと感じます。どうなっても、対応できるように「ニュートラル」が望ましいと思っています。

    • godspeed
    • 2017年 1月 22日

    はじめまして!
    自分はFXをして約1年になるまだまだ素人トレーダーです。始めて約半年は、何から手をつけたらいいかわからず、ネットで調べて、ダブルボトムならこう攻めよというようなものを、鵜呑みにして、「なんでや!」と思いながら、損ばかりして過ごしてました。そこで試行錯誤しながら、自分は昼間は会社員ですので、チャートを中々集中して見ることもできないので、帰宅してからの数時間でトレードをするデイトレから、スイングに変えました。スイングに変えてからは月にだいたい5回から多くて7回くらいしかエントリーしませんが、自分は今は、週足、日足で環境認識をし、4時間足で、エントリーポイントを探り、実際エントリーを考えるところにきたら、30分足でエントリーというので今は落ちついてます。そして、インジケーター頼りでエントリーするのはやめて、このポイントにきたら、こう値が大きく動くんじゃないのかという心理面をさらに日々考えるようになったら、ここ数ヶ月では、月単位でプラスとなるようになりました。そんな時にまよ晴れさんのブログを見て、まよ晴れさんはデイトレですが、投資家心理を考えながらされてるということで、素人の自分と大事にされてるところが同じだぁとわかり、今いろいろまよ晴れさんの動画拝見しています。これからも拝見していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

      • NoN
      • 2017年 1月 22日

      何を意識するかでチャートの景色が大きく変わりますね。コメント有難うございます。

    • mocha0509
    • 2017年 1月 22日

    こんにちは、寒い日が続きます。
    若い頃は、寒さは全く平気でしたが、最近は寒いと外出が億劫になります。

    テレビなどのマスコミは、ほとんど報道していないようですが、ヨーロッパではかなり厳しい寒波に見舞われ、数十人の人が亡くなっているようです。イタリア南部やギリシアにも雪が降っているそうです。氷河期並みの寒さとも言われています。マスコミがこれを報じないのは、地球温暖化を喧伝していることに対して不都合であるからと言う人もいますが、この真偽のほどはともかく、この寒波がヨーロッパ各国の政局に影響を及ぼす可能性があるようです。

    難民の問題やイタリアの地震に加え寒波により被害拡大が起きたり予測される中で、EUの縛りがあるため、国独自で十分な対策が打てず、EUに対する不信感が高まる中で近々イタリアで総選挙が予定されています。その後フランスの大統領選挙が続き、EU離脱派勢力が優勢になる可能性が出てきています。
    イタリアとフランスがイギリスに続いてEU離脱の流れに向かいそうになれば、事実上EUは骨抜きになる流れが加速しヨーロッパ経済やユーロに大きな影響を与えるのは必至と思われます。ブレグジットと同様に直ちに経済的影響がなくてもヘッジファンドの恰好の仕掛けネタになることは間違いないと思います。
    今はトランプネタが注目されてますが、間もなくヨーロッパにも目が離せません。

    短期裁量トレーダーにとってファンダメンタルにおける大きな影響は回避しやすいのでしょうが、大きな流れを予測しておけば慌てたり、不安に感じることも少なくなるので、しっかり目を見開いていきたいものです。
    それにしても日本のマスコミには経済的見地を踏まえてもっと情報をしっかり流してもらいたいところです。

      • NoN
      • 2017年 1月 22日

      年齢を重ねると、とにかく足元から冷えます。
      最近では、アウトドアブランドのパンツやソックスを愛用しています。ユニクロの3足千円の靴下から1足1300円にバージョンアップしましたが、全然、暖かさが違いますよ。

      中高年は、色気より寒気です(^^♪

      ボクは長期でポジションを持たないですが、今年は荒れそうな予感がしますね。

    • wamu
    • 2017年 1月 22日

    NoNさんこんにちは。動画拝見させていただきました。
    自分が送った失敗トレードの部分も解説されていてわかりやすかったです。そういば三角持ち合いの部分は特に気にしてなかったなと、これがある時点で上目線の可能性を強く意識しておくべきでしたね…
    そういばこういうブレイクのときは特に足の完成を待たなくても飛び込んだほうがいいんでしょうか?自分は飛び込むならブレイクの完成を5分足が作ってから、みたいな意識でやってましたが、一発で伸びすぎて入るに入れない場合が結構あります…
    伸びすぎると損切りポイントの目安がないからですね。ラウンドナンバーはそういう意味でも有難い情報でした。たしかに50pips、100pipsで刻むとこれまで引いた水平線と近い位置にあるものも多いです。目線が正しくてもこのポイントまでは戻ってくる場合があると知っていれば損きりポイントから微妙に外すこともできそうです。早速使わせていただきます。
    これからもよろしくお願いします。

      • NoN
      • 2017年 1月 22日

      「これまで引いた水平線と近い位置にある」そうなんですよ。良いところに気付かれたと思います。

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