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【マインド雑談】パラダイムシフトでトレードは変わる。

チャートは情報の塊です。ファンダメンタルや突発的なニュースでさえも、チャートに情報として投影されます。この情報を整理するのがチャート分析で、トレードは情報処理のスキルともいえます。

3つの箱でチャート情報を整理する。


トレードの上達に欠かせないのは、チャートを観察・分析・洞察する情報処理能力です。

分析とは、情報を整理して見やすくすること、洞察とは、どこを見ればいいのかわかることです。

ボクもそうでしたが、ビギナーのころは、トレード云々よりも、まず、チャートの情報を整理できません。

そこで、分析できなくても勝てる方法(聖杯)を探しまわり、結果、遠回りしてしまいます。

情報ソースは、あくまでチャートです。

このブログや動画も、チャートから得られる情報の意味や価値を高めているにすぎません。

情報のインプットをするにも、皆、ただでさえ貴重な時間を削っているわけですから、情報処理能力を向上させることに絞るべきです。

ボクが色々なインジケーターを捨てたのは、分析するのに明らかに邪魔だったからです。

整理整頓の第一歩は捨てることです。

きっぱり捨ててしまうほうが、そこからの道が開けやすくなります。

整理整頓の重要さは、情報処理のかなめです。

見やすく整理されてないと分析はできませんし、分析できないと、トレードするのに、どこを観ればいいのかわかりません。

そこで、整理整頓が苦手なボクでもできた方法をお伝えします。

それは、整理しなくてもいい工夫をすることです。

情報の整理というのは、捨てる、残す、まとめる、これを頭に中ですることです。

ところが、捨てるものはわかっても、残したものを、どうまとめたらいいのかがわかりません。

そこで、ざっくりボックス・わかったボックス・ごみ箱の3つの箱を用意します。

まず、分析と洞察に寄与しそうもない情報はゴミ箱行きです。

ボクの場合、FX塾で習ったことや、試しに買ってみた商材なんかはごみ箱へ行きました。

ごみ箱には入っているので、いつでも復活も可能ですが、1年経っても必要性を感じなかったものは、一生使わないものです。

次に、わかったボックス、これは検証や経験から確信を持たものです。このボックスに入ってるものは、実戦で使える武器や防具になります。

最後に、ざっくりボックス、これがミソなんですが、細かいところまではわからないが、ざっくりわかることってあります。

ざっくりボックスは、そういうものを入れる箱です。

そのときの入力条件によって、結果がランダムに変化しやすいことは、検証に時間がかかったり、そもそも証明するのが難しかったりします。

当初、ボクは、そういう検証に時間をとられていましたが、あるとき、ざっくりでもいいんじゃないの、と考えるようになりました。

短時間で証明できそうなら、そうすべきですが、ひとつの検証に時間をかけすぎるのは効率が悪いと思ったからです。

仮説がざっくりなら、検証もざっくりでいいわけです。

ざっくりとしかわからないことでも、ほかの条件と組み合わせれば、エントリーの武器として昇華させることができます。

ざっくりボックスも、わかったボックスも、尺度は違いますが、わかっているジャンルなので、武器になるわけです。

ざっくりならわかることは、ざっくりボックスに入れる。

押し目買いラインに正解はあるか?ひたすらこのテーマに悩んでも答えはでるのでしょうか?

上図のような押し目候補・青・緑の3つのプライスがあるとして、例えば、緑が最強という証明が果たしてできるでしょうか。

経験的に、高値Aは浅く、安値Bは深く、緑ラインが丁度よく見えますが、実際には、そのときの入力条件で変わります。

この答えが欲しいなら、様々な入力条件に照らし合わせて、統計的に確かめる必要があります。

もし、証明できれば、特定の条件と押し目候補の組み合わせが武器となり、そのプライスで指値をしておけば、勝てることになります。

でも、実際はどうでしょう。

一旦、緑ラインの押し目候補反応したが、下にすっぽ抜けることなんてよくあります。

経済指標が絡んだ動きになることもあります。

安値Bからの上昇途中で小競り合いがあれば、チャートは違う動きをします。

入力条件(インプット)が複数あると、証明(アウトプット)するのは難しくなります。

そもそも、検証とは、ひとつの仮説を証明することですが、その仮説が成り立たないと、検証しても答えは得られません。

トレードしていると、細かくはわからないが、おおまかにわかることがあります。

この発想がNゾーンです。波動はN、逆Nしかなく、Nが崩れたのがM、逆Nが崩れたのがWという認識があったので、この発想が生まれました。

このN波動とダウ理論に着目すれば、このNゾーンのどこかで押し目が入り高値を更新することになります。

これで、Nゾーン全体を押し目候補として、ざっくり捉えることができます。

この解釈なら、安値Bを割るまで買い目線、割れば売り目線という基準を持つことができます。

全くわからないことではなく、ざっくりわかることになり、押し目買いの恐怖が消えます。

もし、この基準を持たなければ、緑水平線でのロングが失敗して損切り、あわてて売って、安値BでV字反転、さらに損切りなんて二重の失敗を招きかねません。

あとは、どこで下げ止まるかですが、これも逆転の発想で、押し目を当てる必要はないと考えました。

押し目を当てなくても、下げ止まったと判断できる条件を考えればいいわけです。

理屈で考えて、押し目が入るときは、まず、短期足がダウを転換させることで、その兆候を見せてくれます。

もちろん、相場に絶対はないので、押し目が崩れることもありますが、そのときは潔く損切りして、次の押し目候補まで待てばいいのです。

チャートを細分化しすぎて、かえって、分析しずらくなることがあります。

そういうときは、ざっくりボックスの発想に切り替えてみると、あっさり解決するかもしれません。

ざっくりボックスに入っているものは、そのまま武器として使えますが、時間があるときにスピンアウトさせ、分解、検証して、わかったボックスに入れることもできます。

ざっくり観て、きっちり指す。

チャートにはざっくりとアバウトに観るべきところと、きっちりと正確に観るべきところがあります。

ボクもビギナーの頃は、相場のすべてを、きっちり観ようとして、かえって、わけがわからなくなりました。

チャートには時間足があって、この概念が空間をつくっています。

チャート空間は、値段×時間の二次元ではなく、値段×時間×奥行き(時間足)の三次元空間です。

自分より大きな空間を主戦場にしているトレーダーなら、値幅や時間に対する感覚も大きいということです。

1500円のランチを高いと感じる人もいれば、安いと感じる人がいるのと一緒で、10ピプスは、1分足トレーダーにとっては多く、日足トレーダーにとっては少なく感じるはずです。

相場には時間軸(奥行き)があるので、値幅や時間は絶体的ではなく相対的です。プライスへの意識を同列に解釈することはできません。

日足トレーダーからすれば、日足チャートの水平線を5分足が抜けた程度のことはノイズです。

大きな時間足の重要な節目となるキリ番(100ピプス単位など)も、5分足で抜けた抜けないを判断できません。

ライン一本、明確に引けるプライスもあれば、何本か引けそうならゾーン化したほうが、チャートが見やすくなることもあります。

短期足に引くエントリーや損切りラインは遊びがありませんが、大きな足で、環境把握のために引く水平線は、このキリ番周辺などといった遊びがあります。

簡単にいうと、時間足が大きくなるほど、ざっくり、時間足が小さくなるほど、きっちりになります。

1分足スキャルパーが、ざっくりでは勝てませんし、日足トレーダーが5分足を見てもあまり意味がありません。

ボクの場合、相場観はざっくり、エントリーポイントが近づけば、タイミングをとるために短期足できっちり観ます。

事実はない、解釈のみがある。

上図を観て、どうなったら日足水平線をブレイクしたと判断できるでしょうか?考えてみてください。

おそらく、ほとんどの方は、日足ロウソク足実体が水平線を抜けて確定したらブレイクと判断する、そう答えるでしょう。

ボクの動画やブログでも、そう解説していますが、これは、完全な正解ではありません。

日足水平線に対して、1時間足は日足ロウソク足上ヒゲ部分で、既にブレイクしています。緑ゾーン内の値幅が50ピプスもあれば、余裕でデイトレできます。

1時間足を見ている人からすれば、既にブレイクしています。どちらの解釈が正しいかといえば、どちらも正解なわけです。

観る立場が変われば、解釈は変わります。

事実はない、解釈があるのみ。

これはニーチェの言葉ですが、目に見える事実は存在するが、その事実から伝わる解釈(=真実)はいろいろあるということです。

この客観的な理(ことわり)がわかっていれば、双方の解釈ができます。

1時間足トレーダーなら、日足トレーダーの解釈を考慮して、ブレイクアウトの弱さを配慮しますし、日足トレーダーにしても、ブレイクアウトと解釈した1時間足以下のトレーダーの行動を考慮します。

「どうなったらブレイクですか?」

よく、こういう類のご質問をいただくことがありますが、ひとつの事実に対して、ひとつの解釈を求めることはできません。

FXに限らず、解釈をひとつに決めつけ、思い込むことは、思考停止につながり、周りに流されることに繋がります。

日足チャートで引いた水平線に対して、日足ロウソクでブレイクの判断をするのは、ただの「基準」です。

人は、何か頼れるものがないと、常に恐怖がつきまといます。

恐怖を感じているうちは、トレードのような綱渡りはできません。

そのために、綱渡りで使う長いバランス棒のような、基準を用意しているわけです。

基準は人それぞれで、たとえば、ロウソク足チャートならヒゲを意識する人が多いですが、ラインチャートならヒゲはありません。

基準に正解はありませんが、その解釈を信じなければ、そもそも、前に進むことができません。

唯一無二の正解を求めるのではなく、他者の解釈を洞察することが、短期売買成功のカギを握ります。

短期売買の場合、トレーダー同士の心理戦で数十ピプスの値が動きます。損切幅も小さく設定しているので、他者の解釈を考慮しないと、簡単に狩られることになります。

大口トレーダーが個人トレーダーの心理を読んで罠を仕掛けてくるなら、それにも対応しなければなりません。

解釈対解釈の勝負です。通貨ではなく、人間をトレードしています。

詳しくはわかりませんが、将来的にAIが導入されても、AIも頭脳なら解釈で動くはずです。

それに臨機応変に対応できる、短期売買手法なんてあるのでしょうか。

もしかすると、チャート上で売り買いの解釈を読むという、この原始的な方法が、最も、最先端テクノロジーに対抗できる手段になるかもしれませんね。

いづれにしても、思考停止は成長の死を意味します。

今日の雑記

バーゲンで黒いTシャツを2枚買いました。

フランス人は10着しか服を持たない、という本が売れましたが、おしゃれな人ほど、自分にふさわしい服やスタイルをわかっているので、流行に流されないといいます。

映画、トランスポーターの主人公も、同じ色のシャツとタイをアウディのトランクに常備してました。

ルパン三世は、いつも同じ服を着てますが、おそらく、同じ服を何着も持っているはずです。

哲学のある人は格好いいです。

流行モノは、その時はいいのですが、数年すると、陳腐化してゴミになります。

トレードでも、次々に新作コーデを試すような人がいますが、最後は、自分のスタイルに落ち着くものです。

結局、シンプル・コーデに落ち着くと、なんだ、最初から、これでよかったんじゃん、となります。

自分を知らないからこそ、周りに流されるのかもしれませんね。

いかに効率的に、自分を知ることができるか、そのためには正しい経験を積むしかありません。

パラダイム(ものの観方)を変えると、世界が違ってみえてきます。

ものの観方で、行動が変わるなら、パラダイムを変えれば、人生が変わるということです。

今、うまくいってないなら、パラダイムを変えてみるのが効果的かもしれませんね。

最近、調味料選びを楽しんでます。

塩、オリーブオイル、かつおぶし、唐辛子など、もともとの値段が、そこまで高くはないので、コダワリな一品を揃えています。

そこで、パラダイムシフトが起こりました。

それは、豆腐なんですが、豆腐は、スーパーだと30円程度で販売されてますが、豆腐屋だと230円もします。

実際、そこまでの味の差はないだろうと食べてみると、びっくりするくらい大豆の味がしました。

これが本来の豆腐なら、スーパーの豆腐は一体何なんだろうといった感じです。

改めて、子供のころに食べた、豆腐屋の豆腐の味に気づかせてもらいました。

ラッパを吹いて売りにくる豆腐屋の絹ごし豆腐、削りたてのかつおぶし、こだわりの醤油、冷ややっこで飲む焼酎はまた格別です。

プチ贅沢ですが、今のボクの楽しみのひとつです。


◆迷晴れFXの上手な活用法◆
この動画やブログを見るだけでトレードが上達することはありません。

本来の学び場はチャートであり、当コンテンツは【考えるヒント】の気づき場とお考え下さい。自分で仮説をたてて、自分で考えることが勝つコツです。

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コメント

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  • コメント (15)

    • kazuo Momiki
    • 2017年 7月 19日

    迷晴れさんこんにちは。

    いつも動画配信ありがとうございます。
    チャートにすべてが集約されていることはすべてのトレーダーが知っていることですが、それを完全に理解することは不可能に近いのではないでしょうか、神の領域にいるスーパートレーダーでもあやふやな所があるはずです、ただそのあやふやな部分にも自分なりの解釈ができて、迷いが無いのが勝ち組の一流トレーダーだと思います。

    迷晴れさんが言っていた「余計なもの捨てる行為」は、大きく見れば一つの手法ですよね、私もかなりチャートの断捨離をしました、今は一分足も消してます(自分は迷いのニョロニョロ足と呼んでます)、水平線と数本のチャネルラインと2~3種類のMAだけのシンプルな画面です。

    迷晴れさんにはもう2年以上もお世話になってますが、まだまだ勝ち組にはなれませんね、逆に撤退もしてないってことは良しとしなければいけないのでしょうか、頭の悪いおっさんがそんなに簡単にものにできるようなFXではないですが、まだまだあきらめずに粘りますよ、これからもよろしくお願いします。

      • NoN
      • 2017年 7月 19日

      こんにちは。手法って、定義が曖昧ですよね。どうなったらエントリーするか、この「どうなったら」が、手法の核なので、この考え方が、いろいろとあるわけですよね。

      たとえば、ボクがよく解説でいってる、押し目が崩れた(Wボトムの失敗)たら、買いの損切りをもらうショートみたいなのも、その状況のときしか使えませんし、感覚的には手法というより、勝ちパターンに近いです。

      おすすめなのは、何かひとつでいいので、勝ちパターンをつくりあげて、まずは、それだけするのがおすすめです。

    • K.Kobayashi
    • 2017年 7月 19日

    迷晴れさんいつも素晴らしいブログ読ませて頂いてます。
    迷晴れさんのブログを見つけて3ヶ月になりますがトレードに対する考え方がとても変わりエントリーした後の恐怖感がかなり無くなりました。トントン組から抜け出しプラスの収支になってきました。
    迷晴れさんは神です。
    神に出会えた事を感謝しています。
    質問ですがAIのお話が出ましたがAIが相場に多く参入してきた時我々は勝ち続ける事が出来るか不安です。
    10年先のFX市場はどうなっていくのかも気になります。
    迷晴れさんはどのようにお考えでしょうか?
    宜しくお願いします。

      • NoN
      • 2017年 7月 19日

      正直、AIに関してはよくわかりません。トレードスタイルによっても影響度合いが関係してくるのではないでしょうか。超高速取引などにAIが導入されても関係ないですしね。

    • なんとか~
    • 2017年 7月 20日

    迷晴れさん、こんにちは。
    トレンドフォローで悩むのが五分足では半値戻しだけど15分足でみれば23.6%のような時です。
    損切りになると「やっぱり伸びたとこでエントリーしちゃったな」で
    エントリー出来ずに上がっていくと「素直にトレドフォーしてりゃやかったのに」と
    結果論なのは分かっているのですがこの心の矛盾がかなり苦しいです。
    このような場合はどうするかを細かくルール決めてやるしかないでしょうかねえ?

      • NoN
      • 2017年 7月 20日

      言わんとしていることはわかりますが、そのときの経緯次第なので、なんともいえません。ひとついえるのは、フィボナッチの数字は目安なので、これだけを重視してエントリーしているのなら、なかなか勝てないと思います。まずは、負けトレードを徹底して分析すべきかと思います。

    • wamu
    • 2017年 7月 20日

    NoNさんこんにちは。
    いつも動画配信ありがとうございます。
    今回の記事をみて思ったんですが、正しい意味での手法ってつまるところ環境認識のことなのかなと。
    一般的に言われてる手法はエントリーとイグジットの条件だけしかないので手法としては不完全、これだけであればシンプルなのは当たり前かなと。
    環境認識=相場観こそが本来の手法(聖杯?)というべきなのかなと思いました。
    相場観はシンプルにまとめるというわけにはいかないでしょうから、これこそが真の手法であるなら自分の相場観にまったく信頼がおけない自分がちょっと異常なくらい負けまくるのも当然なのかなと。ちょっとでも揉み合いが発生すると上目線なのか下目線なのかまったく判断がつかなくなりますからね。
    今回の図で示されている押し目買いの例で言えば
    4時間、1時間では上目線。ただし、現在位置は日足レンジ上限付近でトレンド変換の理由も十分ある。
    日足で引いたラインは日足レベルの実体は超えていない、という場面で1時間で引いたネックラインをブレイクした。トレンド変換かもしれないし、深めの押しになるかもしれない。ここで自分の相場観に自信があるならネックラインに試しが入ったところでショートして目線を切り替える次の押し目候補のラインまで取るトレードができるんでしょうけど、自信がないとまったくはいれないですね。で結局入れないまま1時間レベルの目線切り替えラインまで落ちていったとして底で揉み合いがはじまった。1時間では下げトレンド、でも4時間でみると深めの押しとも取れるポイント、一度上がるかもしれないと考えて短期足のトレンド転換底でロングしたら目線切り替えラインを下抜けて損きり。やっぱ下かと判断して抜けたラインに試しが入ったところでショートしたら上に急上昇して損切り、みたいなちぐはぐなトレードになります。
    なぜかこう狙い済ましたように入れなかった動きは予想した範囲まで動いて、入ったトレードはことごとく逆を行くパターンの繰り返しです…。
    最低限納得のいく利益が取れるトレード(最初に設定した損切りと同じか以上の利益)を一つ取るまでに律儀に5~10回は負けまくるのでマイナスばかり積み上がります。
    後から見ればざっくりでもわかるんですけど、事前だとざっくりわかるところとわからないところの区別が付かないんですね…

      • NoN
      • 2017年 7月 21日

      環境認識とは現在地を知ること。ようするに、チャートをゾーニングして、売り有利、買い有利、どっちつかずに分けることです。これがわかればあとは、ゾーンの境界線や、ゾーン内に水平線を引いて、エントリーの基準にします。
      このゾーニングはざっくりですが、テキトーということではなく、チャートを見やすくする意味があります。

      エントリーは、売るなら、買いがあきらめるところ、買うなら、売りがあきらめるタイミングを意識します。

      環境認識ありきですが、最後の最後は、売りと買いの駆け引きに注視します。

    • ナカムラ
    • 2017年 7月 21日

    迷い晴れ様 お早うございます。
    クイズの答え1
    短い足でダブルボトム作ってネック抜けたらそこが押し目

    クイズの答え2
    日足の上ヒゲに斜めライン引いて実体で抜けたら誰もが文句なしにブレイクと判断するでしょう

    日足ざっくり作戦というのは中々良くて、その通りに動くことが多いのですが、その作戦通りに実行する事も結構難しいという。やはり枚数が増えるとダークサイドに落ちるというか、ビビリ気味というかビビってますね(^^;)今月は若干マイナス気味でしかもチキン利食い・・つくづく投資はマインドだと思い知る今日此の頃です。

      • NoN
      • 2017年 7月 21日

      結局は自分の決め事を頼りに、確率で勝つしかないんですよね。どうやったら気持ちよく負けることができるのか…このマインドがつくれれば、無敵になれそうな気がします。

        • ナカムラ
        • 2017年 7月 21日

        パラダイムシフトですねえ。
        そうか、私の目標は「負けること」にすりゃいいわけですね?
        そういえば1年ほど前、「少々負けてもいつでも取り返せるさ」という感覚ができたときに不思議と勝ち始めた記憶が蘇ってきました^^;

    • mocha0509
    • 2017年 7月 23日

    おはようございます。Nゾーンの考え方大事ですね。
    実際、高値Aから安値Bへの動きはあるわけですから、これを狙いたくなる気持ちになります。私もここに囚われていたタイプです。
    しかし、冷静に考えるとこの値動きを誰が作ったり狙ったりしているのかと考えると、ある程度資金のある機関のトレーダーか、それに巧みについて数ピプスを抜きに行っているスキャルパーか、安定して勝ててない個人のトレーダーではないかと気づきました。
    NoNさんは、よくどういう狙い方を選択しても間違いではないという言い方をされていて、確かにその通りなのですが、相場における自分の立場やあり方を考えると取るべき戦略もある程度決まってくるのではないかと思います。
    高値Aから安値Bへの値動きが出て来たら、どこで転換するのか水平線も意識はしますが、切り下げの初動でできた角度の切り下げ線を意識します。ある程度波が安定してくるとその角度にラインを合わせますが、基本は初動の角度です。そして大事なのはヒゲ先にラインを合わせることです。以前は実体にラインを引いて何度もノイズやだましに引っかかり失敗しまくりました。またこの時、長いヒゲがビュンビュン出ていたりしてラインが引けない時はまた別の流れになっていると思います。私はこの切り下げ線を売りの支配の結界とみます。このラインをくぐり抜けたら売りの支配からの解放です。すぐ解放されるのか、なかなか抜けれないのか、そのまま押し切られのかはわかりません。
    ある水平線と切り下げラインが詰まってきて、最後の陰線をズバッと抜いたり陽線が陰線を含んだ形になったりかつ、切り下げ線を抜いたら即エントリーします。当然押されることもあるので、エントリーの根拠とした陽線を逆に抜かれたら損切りしますが、そんなに大きな損にはなりませんし、頻度も少ないと思います。さらに、似たような動きであっても小陽線が重なって切り下げラインを抜いた直後は押しを待ちます。下から陽線が連なれば、それが波とみられその波を取りに来るスキャルパーが狙いにくる確率が高く、下手すると下限ラインを割ってしまう流れにそのままなってしまうこともあると考えられます。当然、そのまま上に抜けて行く確率もあるわけですが、2つのケースを想定して、リスクの少ない方を選ぶべきであり、選択の逆の事態になれば、損切りか機会損失になります。
    この考え方が正解かどうかは別にして、素直に下がって素直にライン付近で転換するときもあり、常にそうであればいいのですが、実際はそうではなく、誰がどこでどう仕掛けて来るのかは、誰もが予想不可能なので、そういう意識がなければ複雑な値動きの中でトラップにはまってしまいます。100%トラップにはまらないのは無理かもしれませんが、それを高確率でくぐり抜け、的確なエントリーをするためには失敗する要素を排除するためのガイドラインを設定してそれに沿ったトレードを行う。その上での損失は受け入れる。その上で利益が残らなければまた違った考えで取り組むことが必要なのだと思います。
    しかし、これだけ細かい考え方をする前にNゾーンという前提がなければ、これらの考え方も機能しません。つまり細かい手法の考え方だけでは勝てないというか、こういう考えにも至らないということでしょうか。
    思考の進め方も相場と同じフラクタル構造的な整理が必要かもしれません。

      • NoN
      • 2017年 7月 23日

      いつも深い考察をありがとうございます。
      神は細部に宿るといいますので、基礎があって、応用があって、そこにヒトのセンス(微差)が光ります。切下げ線の抜け方にコダワル、これも、ひとつのセンスだし、そこを磨いていくのが仕事なのかもしれませんね。また、いろいろ、示唆に富むコメント、お待ちしております。

    • 雄鶏
    • 2017年 8月 06日

    迷晴れ様

    こんにちは。
    『【マインド雑談】パラダイムシフトでトレードは変わる。』の文字起こしが
    完了しましたのでご確認ください。

    PS
    動画中で話しておられるこだわり冷奴に美味しい焼酎・・・良いですねー(^0^)
    僕は普段料理は妻に任せていますが料理は好きで、たまに妻や来客に振る舞うときは
    結構こだわります。

    トレードと料理は似ているところがあるかもと思いました(こだわりや凝り性という面で)。
    下手の横好きではなく、好きこそ物の上手なれが理想ですね。

    それでは今週もトレードがより美味しくなるように試行錯誤したいと思います。

      • NoN
      • 2017年 8月 06日

      いつも、ご協力感謝します。
      冷奴、シンプルだれど奥が深い、確かに…
      500円でできるプチ贅沢を楽しんでいます(^^♪

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