1Dec
迷晴れボックス143回、視聴者さまのトレードを考察、実践レベルのケーススタディを行います。
なっかーさんのトレード。
迷晴れさんこんばんは。いつも為になる本質的なテクニカル分析のご教授に感謝しております。今回投稿させて頂くのは二回目になります。
迷晴れさんの動画を拝見していると、週ナビでドル円、ユーロドル、ユーロ円を解説されていることに気付いたので、今まで主戦場にしていたオーストラリアドルからユーロに主戦場を変えました。
今回投稿させて頂いたのはユーロドルの為、週ナビで答え合わせすれば良いだけの事だったのですが、エントリーから利食いまで、あまりにも気持ちの良い勝ちトレードだったので投稿させて頂きます。
環境認識 2022/11/15(火)
- 日足ラス戻り高値(オレンジ水平線1.01978)を終値で更新。
- 日足での大まかな戦略は、オレンジ下降波の戻り売り候補(オレンジ下降波フィボナッチ0.5や0.618、Nゾーンなど)まで押し目買い。
- 現在地は最初の戻り売り候補(ピンク水平線1.03642)付近の為、下値試しの下落があるかもと思い、ピンク水平線で反転が確認できれば押し目買い候補までショートも検討。
なっかーさんの引いたピンク水平線付近には「1.035月足レジサポライン」があって、200日MAに頭を押さえられてました。このことから、11月陽線のオーバーシュートが予測できますが、月足や週足など見ない短期トレ-ダーは見落としてしまうかもしれません。
シナリオとセットアップ
現在地は黄緑Wトップ(黄緑)の2番天井を付けたとこ、このWトップが意識されると仮定して2つのシナリオを用意。
ブルシナリオ
Wトップ崩れでベア派の損切り、利確に被せたロング(赤波)。このロングは次の戻り売り候補を目指す。
ベアシナリオ
Wトップのネックラインをブレイクすれば、上値試しから押し目買い候補までショート(青波)ただし、下降3波は安値を更新せず、Wボトムを形成しマンボーになる事にも警戒。
1.035付近(なっかーさんピンク水平線)は月足レジサポ・ラインなので、11月足確定を待たないとライン・ブレイクの判断ができませんが、ラインを跨ぐことを前提に「11月陽線の上髭」をデイトレードで抜くことができそうです。
トリガーと利確
トリガー
2番天井をつけた上昇波(赤波)の半値で下げ止まりを確認後、青波の下降波のフィボナッチ0.618を上抜けた陽線でショート・ポジション保有者がポジションを手放すと判断しロング(黄緑◯)
利確
本来の利確は日足のオレンジ波の戻り売り候補(半値や0.618やNゾーンなど)だったが、200日移動平均線も絡んできたため、ピンク水平線1.03642でのレジスタンスでオーバーシュートになる事も考えていたので、上ヒゲの長い陽線で利確(青◯)96PIPSの勝ちトレードになりました。
トレードの感想
迷晴れさんの動画で『○○崩れ』という表現をよくされていて、その値動きのメカニズムも分かりやすく解説されている動画を拝見してから、現在は自分の中で崩れシリーズを作り、そればっかり検証して、崩れのパターンに名前を付けたりしています。
今回のトレードは崩れシリーズの実戦での初登板戦でした。今回名付けるとしたら、『戻り売り候補で出現したWトップ崩れ』かな?と自分では納得しています。
そして利確後にピンク水平線のレジスタンスまで値が戻って来たときは感動しました。感動したというのは、オーバーシュートに警戒できていたことにです。(この後に高値を更新していくのかもしれませんが笑)
検証していく中で、成長を実感でき、少しずつ自信がついてます。これからもご教授いただければ幸いです。
トレード考察
今回の主な勝因を3つ挙げます。
1.日足の上目線を意識できた。
これにより日足はアゲダウ、さらに、10月CPI大陽線(坊主)の利確がされてないことから上昇モメンタムの強さが伺える。
2.200日移動平均線の抵抗を意識できた。
200日MAは『グランビルの法則』における押し目買い・戻り売りの基準線なので愛用者も多く、今回はこの200日MAを意識して「オーバーシュート」を疑えたことが素晴らしかった。
移動平均線のマルチタイム表示するメリットは、上位足チャートを見ずとも、およその上値抵抗や下値支持を感じ取れることです。
200日MAを表示したことで、月足・週足を環境認識したのと同等の見立てができた。
3.1.035戻り目Mトップの崩れを下位足で待てた。
裁量トレードの優位性は『決戦』を待って勝ち馬に乗れることです。
今回のケースでは、黄ブロックがブルベアの決戦場になりました。
ボクは1.035の抵抗が未知数でロングを見送りましたが、なっかーさんのロングが間違ってるわけじゃありません。
M2戻り目の黄ブロック(決戦)が崩れて以降、売りポジの手仕舞いが集中して急騰するので、教科書通りに高値更新後の押し目を待っていたら乗り遅れてしまいます。
この類の急騰・急落は日々チャートをみていると頻繁に起こるパターンです。
崩れやすい押し目・戻り目の見極め方。
今回の押し目・戻り目崩れは、押し目買い・戻り売りの失敗を使った逆張り手法になります。
前提として、MTFの押し目買い・戻り売りの「基本型」をマスターすることが大切です。
普通のストロークができないテニスプレイヤーが、スライスばかり練習しても上手くなりません。
MTF押し目買い・戻り売りの基本。
押し目買い・戻り売りの基本は、次の3ステップで構成されます。
- シナリオ:上位足の押し目・戻り目に目星をつける。
- セットアップ:上位足に適応した下位足の押し目・戻り目形成を待つ。
- トリガー:上位足の安値切上げ・高値切下げを下位足の反転をサインに順張り。
MTF手法の「エッジ」は上位足とペアとなる下位足の目線を揃うことで担保される。
勿論、この「基本型」を崩した応用も存在します。
上位足が大きくなると押し目・戻り目も大きくなるため、押し目・戻り目をつくる下位足も合わせて大きくなります。
例えば、値幅の大きな押し目・戻り目形成中に、さらに下位足を見て、天底で売り買いすることがあります。
また、上位足の押し目買いや戻り売りを、波の途中でフォローするときは、下位足の押し目・戻り目を拾ったり、中段持ち合いのブレイクアウトで入ることもあります。
但し、これらデイリーレベルのチャンスを拾わなくても、4時間足や日足レベルの押し目・戻り目を拾うだけで十分な利益が確保できます。
極論、相場空間は月足から1分足まで全ての値動きは「N波動」と「逆N波動」の連続でできていて、それら複数波動がマトリョーシカ人形のごとくフラクタルに重複しているだけです。
ボックス・レンジのブレイクは細かな波を集約すればN波動か逆N波動だし、Wボトムは逆NからN波動への反転、MトップはN波動から逆N波動の反転です。
崩れやすい押し目・戻り目の見極め方。
相場空間の原理・原則をわかったうえで、『押し目・戻り目崩れ』を狙えることが重要です。
- シナリオ:上位足の半信半疑な押し目・戻り目に目星をつける。
- セットアップ:上位足に適応した下位足の押し目・戻り目形成を待つ。
- トリガー:下位足の押し目崩れ・戻り目崩れから、次の上位足レジサポまで狙う。
見極めのコツは「半信半疑な押し目・戻り目」であること。
適度に押し目・戻り目がつくられないと崩れようがありません。
完成目前の砂の城が、高波にさらわれるイメージです。
つまり、大多数が確信するような押し目・戻り目じゃなくて、半信半疑で注文が割れそうな押し目・戻り目が理想的です。
そういう視点で1.035をご覧ください。
そもそも、1.035は月足の節目なので、11月足終値確定までは「上ブレ」するかもですし、80ピプス上に注目度の高そうな200日MAもあります。
下からのロング保有グループは、なるべく好条件での利確を考えるでしょうから、1.035では全決済しないかもしれません。
逆張り派は200日MAを意識して、利確の売り注文が少なければ逆張りする旨味がないので、1.035で売らないかもしれません、
あなたなら、1.035で売りますか?
もし躊躇するなら、おそらく世界も躊躇します、その半信半疑さが1.035での売り圧力を減衰させます。
それでも、1.035である程度の売り注文が入るので、彼等の手仕舞うタイミングが買い場になります。
具体的には1.035逆張りショート組が2番天井からの戻り売り失敗を受け手仕舞うタイミングが「黄ブロック」となります。
もし、1.035と200日MAがクロスしてたら顔面パンチを喰らいかねないですが、200日MAまで値幅があるので試みる価値があります。
まとめ:半信半疑な押し目・戻り目の条件
まとめると『押し目崩れ・戻り目崩れ』を成功させる秘訣は「半信半疑な押し目・戻り目」であることで、適度に押し目買い・戻り売りされないと、その崩れで急騰・急落が起こらないので、短時間で利益がだせるデイトレ的な旨味がありません。
それじゃ、どんな条件のときに「半信半疑な押し目・戻り目」ができやすいのか?
半信半疑な押し目・戻り目の近くには、注目度の高いプライスや移動平均線などのテクニカル指標があることが多く、このとき「付ける動き」をします。
持合いが続くと一段下の押し目につけてから反転上昇して、持ち合い高値をブレイクするスパイクも、この「つける動き」のひとつと考えられます。
また、フィボナッチ38.2%付近の浅い押し目・戻り目は、初動のエネルギーが大きいほど成功しやすいと考えられるので、伸びきった波では成功率が下がります。
MTFトレードを学ぶプロセスで、押し目・戻り目の崩れやすさを見極められるようになります。
参考になれば幸いです!
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コメント
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コメント (8)
いつもご教授頂き有難うございます。現時刻2022年12月1日20:50です。ユーロドルは日足200SMAを挟んだレンジは今だに続いているようですが、自分は現状として上抜けする可能性が高いと見てます。4時間足が先日23:00に下押しされましたが100SMAに跳ね返えされ安値も切り上がってるようですし、日足も20SMAで支えられローソク足が200SMAに乗り上げてきました。更に日足20と200SMAがゴールデンクロスしそうになってます。そうすると1.05000の上値ネックラインを抜けるダブルトップ崩れになるのかなと見てます。もちろん一方的なバイアスは危険で下値1.02000レベルを抜けてパリティを再度試す展開も十分あると考えてます。その場合はダブルボトム崩れということになりますが、現状2〜3ヶ月のファンダの大局は上と見てますので下押しは限定的なスパイクになると見てます。とりあえず足元は明日の米雇用統計でどう動くのかを注視したいです。いずれにせよユーロドルは上目線固定で押し目を拾っていこうと思います。
予想通り上抜けましたね(^_-)-☆
パウエル議長発言での急騰が決め手になったかな。
今回も楽しく拝見させて頂きました。
「あなたなら売りますか?」
コレなんですよね〜。逆張りに必要な心構え。
誰かの利確を利益にするのだから、なるべく安く(高く)、もうちょっと安く、もう1pips安く、いや2pips、3pips安く。
こう書くとギリギリのピンポイントで入ろうとしているように見えますが、そもそも逆トレンドのエントリーをしようとしているのだからそれでいいんだと思っています。
なんせ、逆張りの最大の魅力はリスク:リワードの良さなんだから。
“伸びたらデカい”じゃないんです。さっさと終わって良い、なんです。
伸ばすならネックライン抜けのポジションを雄大にホールドすることですよ。左側がトレンドを保証してくれているわけですから。
話は変わって、私も最近、知り合いからFXだけでなく株式などについて以前にも増して聞かれることが多くなりました。
聞かれるだけならそれでいいんですが、どの銘柄を買ったらいいかとか、ドル円の底入れはどこか教えてくれとか、テクニカル的に最高のエントリーポイントは何処とか、そう言った事をよく聞かれます。
以前コメント欄で911氏が仰っていた通りの展開になっているなぁ、と感じますね。
言い方はアレなんですが、適当に話をはぐらかしています。
その点、マヨ晴れさんは質問に対して真摯に対応しておられるので尊敬しております。
今後の情報社会に於いて評価される人の条件の上位に「質問に答えてくれる事」が必須になるのだろうと思います。
私が話をはぐらかすのは悪意からそうしているわけではなく、自分自身のポジションや相場観に対して責任を取ることの出来ない方々に、断言口調で話をしてしまうとそれで失敗をした時に「お前、あの時ああ言ったじゃないか!」って言われてしまうかも知れないからです。
以前テクニカルについて教えてくれ、って言ってきた人(株式投資の経験あり)に基本的なテクニカル解説の書籍を渡したのですが、どうも上手くいかなかったらしく「こんなのいくらやっても何処で止まるかわからない!」って逆ギレされたこともありました。
うーん、っ感じですね。
そもそもトレーダーではない方にそれらを伝えたところでこうなることはわかるだろ、って感じですね。
こういった方々に共通する事は、「損失をなるべく経験したくない」とか「マーケットに自分の考えを否定されたくない」という感情でマーケットを勉強しているってことなんですよね。
そこで止まるかどうかなんて、押し目買いが成功するかどうかなんて、そのダブルトップが売りのシグナルになるかどうかなんて事前にわかるわけがない…
もし事前に判別可能なら、「知識」だけでマーケットで勝てるという事になる。それならリスクを取る必要がなくなる。何故なら情報量の多さが勝負を分つのだから。
優れたトレーダー達は出来上がったチャートパターンや過去のマーケットに対して自分なりの見解を述べているだけです。
狙う方向やエントリーポイントは往々にして感覚的です。そうしないと不確実なマーケットの中で利益を取り出す機会を取り逃してしまうから。
ここに、成功した投資家が論理的に自身の成功を説明しきれない理由があります。
ロジカルな説明の展開は、ついつい大前提である不確実性をぼやかしてしまうんですよ。この事に気付けない人の多いこと。
いや、気付いてはいるけれども忘れがちなんでしょう。ここを常に補足し続けないといけないのかも知れません。自分自身の為にも。
人生の失敗としてこう言った事を忘れないようにしています。
私も、来年度からblogとYouTubeチャンネルを開設しようと思っています。これらの経験とマヨ晴れさんの人徳から学ばせていただいた事を活かそうと思います。
昨夜、知り合いの60代の投資家の方と話をしていて、「今の金融マーケットに80年代やそれ以前の土地バブルに近い感覚を感じる」と仰っていました。破綻前夜ってこと?
当時は何の教育も受けていない人々が利殖や将来の不安から、手当たり次第に見たことも行ったこともない土地や不動産を投機目的で買い漁り、バブルの終焉と共にそれらの価格は1/10以下になり大損をしました。
今でもそういった登記簿上の抵当権や所有権は残されており、残された土地の再開発を行う際に権利者と連絡がつかないことも多いらしく、開発が困難になるそうです。
まあ、歴史は繰り返すでしょう。
投資は他人に頭を預けたり、みんながやっているからって空気を読んで始めても上手くいくもんではない。
でも、正直有難いんですよ。これだけ参加者が多くなっているせいか、主要通貨1日の値幅が大きい。
こりゃあ、東京時間でも十分に値幅が取れてしまうので有難いです。
おつかれさまです。
『リスクとリワード』
リスクを正しく受け入れれば、リワードは勝手についてくる。
今はそう思えますが、初めは、リスクは嫌い、リワード大好き。
リワードのことばかり考え、リスクを恐れるのが普通です。
でも本当はリスクを金銭面と精神面で許容する術をマスターすべきなんですよね。
手法なんてものは、そのためにあるのだから。
リスク=危険ではなく、リスク=不確実性である。
不確実性を孕むから報酬が得られる。
リスクを避けるのが「善」だと教えられてきた人が、いきなり、リスクを取るのが「善」だと言われても困る。
トレーダーとして一皮むけるためには「思考のパラダイムシフト」が必要なんですよね。
来年からユーチューバーですか…こりゃ強力なライバル出現です(^_-)-☆
現状、飽和状態のYouTubeに今更参入するの?って感じなんですが、世の中は常に破壊と想像を求めているので大丈夫だと思います。
常に違う発想で、ゲームチェンジャー精神を持たないとね。
私が青年期以降を過ごした平成のネット史に於いて、そこでゲームチェンジャーとなった者が今地位を確保しています。要は破壊と想像を経て既得権益になっているのですね。
最も衝撃的で記憶に残っている現象が“幕末志士”によるゲーム実況。
彼らが有名になった発端の動画が「Nintendo マリオ64をプレイしながら“1upキノコ”から逃げる」というもの。
元々Nintendoはゲームデザインに於いて”1upキノコ“をそういう目的で用意したわけではないが、彼らはそこに独自の遊び方を見出してそれを配信して大ヒットした、という感じです。
これだけ雨後の筍の様に配信者が溢れている中で、最早普通の事をやって一体誰が見る?
ここで目を引く為には特異な事をするとか、不道徳な事をする様なことが簡単でしょう。
最近TikTokで話題になっている”失神チャレンジ”や少し前に問題となった犯罪スレスレ(というか完全アウト)のYouTuberの動画みたいなのを上げれば再生数とサブスクリプションは稼げるでしょう。
でも、そんなのは正道ではないですね。
故に続かない。
必要なのは”正しい発想の転換”即ち「逆接」なんだと思います。
多分私は投資、投機系の発信と名目を打ちつつ、それとは関係のないことから、話を投資に繋げるやり方を取ると思います。
一見すると、これ投資の話なの?ってなると思いますw
あの、語弊があるかもしれませんが
迷晴れさんは意外と全部を語ってません。教えてませんよ。
物凄くピンポイントで質問すると教えてくれますが
週ナビとか週中動画で
なんでこれ言わないんだろう?
って思うことは良くあります。
サッカー日本代表の遠藤航選手のお父さんがサッカー指導者で
遠藤選手が小さいころに(本人によると1万回)デュエル(一対一)で
ボールの取り合いをしたそうです。
お父さんはこうやってボールを取れとか教えることは一切なく
小学生の航君を完封し続けた。
教えたら航君が考えなくなるから、だそうです。
お父さん偉い。
教えるんじゃなくて壁になれば良い。
やる気があるなら自分で考えて勝手に超えて行ってくれる。
もしどうしても教えてくれと言われたらヒントだけ与える。
迷晴れさんもそういうスタンスなんだと分かりました。
Yuさんのチャンネルもそうなると良いですね。
登録者数は増えないでしょうけど感謝してくれる人は
確実に少数生れます。多分。
以前、知り合いから「そんなに投資で勝っているんならオンラインサロンやれば?」と言われたことがありました。
正直言って、そんなものの“教祖さま”になんかなるつもりもないし、自分の手法を公開したところで万人が成功できないことは過去の経験からわかっています。
投資で成功する為には能力は必要ありませんし、寧ろ分析能力や学習意欲は仇になることが多いです。そしてこの世界では一般常識は毒にしかならない。
今、ブリッヂウォーターが大損こいているのに私みたいな個人投資家が月間3割増やしている様に、集団での行動は意見集約に時間が掛かり小回りの効いた行動を制限してしまう。
人は一人では生きられないというが、一人でないから周りと協調して空気を読まなければいけない。その身の重さが足を引っ張る。
ブリッヂウォーターも、もっと早くポジション解消したかったのだと思うよ。
私が伝えたいと思っていることは、世間では邪険される“働かずに暮らす”とか”楽して稼ぐ“と言った信念に忠実に生きている人々と出会いたいこと。
そして、私の様に社会では不適合だったけれどもこの世界ではやっていけるということを示し、それによって生きることの息苦しさから抜け出せる人が現れるといいなと考えています。
登録者数や再生数は多くなってもらっては困る。
投資よって経済的自由を確保しなければ生きていくのが辛くて仕方がない、という人達にコンテンツを提供したいのだが、そもそもそんな人達が多い社会は問題がある。
社会には私達が否定し破壊する一般常識と道徳を修繕保守してもらわないと、こちらも立つ瀬がない。
心配しなくても人々は協力するし、分かち合うし、お互いを認め合う。
“マッドマックス”や“北斗の拳”の様な社会は、どの様な状況でも現れない。
私達は協力し分かち合う生物だ。そうでなければ、とっくにサーベルタイガーに食い殺されていた筈だ。
でも、どうしたってそれが出来ない奴ら一定数がいる。輪の中に入れない奴がいる。常に集団の中でいじめられてしまうヤツがいる。
これは、同種の仲間を痛ぶるサルから進化した私達の性だ。
私がしようとしていることは復讐ではない。
「オラ、いちぬーけた。」という宣言だ。
私達は自由であるべきだ。苦悩する事なく、クリエイティブに生きるべきだ。
そんな感じならいいなぁ。
ttps://www.fnn.jp/articles/-/451326
この子ほどじゃないけど、私子供の頃からずっとこんな感じだったんです。
だから常に浮いていたし今でもそうです。
結婚して子供が生まれてから
流石にこれはしょうがないかなと分かって
それなりに身の処し方は覚えたけど
でも周りの人に対して思ってしまうことは未だに悩みです。
僕みたいな人にも居場所があると良いなと思います。