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迷晴れFX

【未確実思考】不確実な相場で確実に成果を出す。/MBOX133

迷晴れボックス第133回、視聴者さんのトレードをテクニカルとメンタルの両面から深~く考察する代理学習シリーズ。

味噌ラーメンさんのトレード

とても明確な解説を毎週ありがとうございます。当初はチンプンカンプンだった週ナビも、拝見するうちに理解できるようになり、今では希望の光がハッキリ見えています。さて、今回は負けトレードを投稿いたします。

環境認識 EURJPY 2022/1/17-21

日足

2021.10の高値から12安値のFIB61.8%で売られ始めた。

トレード・プラン

4時間足 黄色破線でショート。

ダウが下目線となっていて先週陰線戻り売り候補まで上がってきている。

プラン1.週初めからの上昇が止まれば先週安値までは狙える。(売り①と②)

プラン2.先週安値到達後は反発上昇か抜けについていける(売③)

プラン1は日足クラスの戻り目でWトップ確認後の転換3波戻り売り、プラン2は下降トレンド発生後の戻り売りです。
これら戻り売りを成功のコツは「波のターンにふさわしい戻り目形成」を待つことですが、短期トレーダーが分足へズームインすることでミスが起こりやすい局面です。

エントリーとイグジット

15分足 黄色破線でショート。


売り①と②の原因、これは正直、原因がわからない。

1時間足 黄色破線でショート。

1時間足チャートの「急落高値(右のWトップ高値)」から売られてますが、近くに注目レートがある場合、これを試して売られることがよくあります。
15分足チャートを凝視したため、1時間足の注目レートを見逃したのではないでしょうか。もし気づけていたのなら、Wトップの完成(ネック割れ)を待つべきです。
左のWトップが成功すれば勝ちトレードになりますが、あやゆるWトップでショートしていてはプロセスに再現性がありません。
このような逆張りがすべてダメではないが「どこにできたWトップなのか」が重要で、左のWトップで売られる優位性が説明できないなら、ただの博打になってしまいます。
Wトップはネックラインを抜くことで完成しますが、そうであっても、レジスタンス力が弱ければ、安値を切上げてWトップが崩されます。
加えて、損切りが過敏すぎるのも気になります。このケースならWトップ上でロスカットするのが適当に思えます。
売②ですが、こちらもタイミングが早すぎます。
Wトップ完成前で、2番天井のミニWトップすら完成してません。損切りも過敏すぎです。
全体の見立ては悪くないのに、これを続けていたら「損切り貧乏」になりそうです。

15分足 黄色破線でショート。

売③:1Hクラス逆三尊肩を15Mが抜けただけでは規模が小さすぎる。1Hクラスの波が抜けて戻ってきたところを売るべき。あとは、そもそも抵抗がたくさんある場所だった。以上となります。特に売①、②の改善点を伺えれば幸いです。よろしくお願いいたします。

こちらも、逆三尊と戻り売りの攻防に注目できたのは良いですが、如何せんタイミングが早すぎて、肩ラインを15分足すら抜けてません。

トレード考察

4時間足(日足サイズに圧縮)

日足クラスは128.0を僅かに割り込み「下目線」ですが、抜けが浅く「安値切上げ」が意識されるでしょう。

4時間足

高値1ショートは「波の反転3波狙い」で鉄板の勝ちパターンです。

日足クラスの戻り目候補(10月高値ネック)にできたWトップが「売りの優位性」を明らかに高めてます。

  • 高値1より上がないことを察したロング・ポジションの手仕舞い。
  • ロング手仕舞いにぶつける逆張りショート。
  • Wトップで高値を掴んだロング組のやれやれ売り。

これが反転3波戻り売りのオーダーの中身。

味噌ラーメンさんの「週初めからの上昇が止まれば先週安値までは狙える。」という見立ては適切でした。

高値2ショートは下降トレンド発生からの戻り売りで、安値切上げ候補まで狙えます。

戻り売りのポイントは「戻り目の完成」をどう見極めるかです。

今回なら、4時間足トレーダーはどうなったら売るかを考えます。

味噌ラーメンさんは、この戻り目形成中に15分足を見てショートして負けましたが、果たして、4時間足トレーダーは15分足を見るでしょうか?

チャートをみてもわかりますが、

最も下がりやすくなるのはレジスタンスからのサポート抜けです。

4時間足チャートでショートするなら、

高値1は、131.0レジスタンスからネック・サポートの4時間足陰線終値ブレイクを待って、次の4時間足が陰線になるタイミングでショート。

高値2は、130.0レジスタンスからキリアゲLの4時間陰線ブレイクを待って、次の4時間が陰線になるタイミングでショート。

損切りは高値1や2が遠ければ、エントリー足の1本前高値上でもいいと思います。。

利確は高値1ショートなら先週安値で半決済して、4時間SMA21をガイドにホールド、高値2ショートで増し玉、4時間SMA21ガイドの4時間陽線終値上抜けで全決済。

実は、4時間足チャートだけで完結できます。

人間て物事をフクザツに考えるので近視眼になります。

「もっとやさしくできないだろうか」

「もっと楽できないだろうか」

そうやって逆に頭を使うほうが見えてくることが多いものです。

1時間足

「なるべく損したくない。」

その「手段」として下位足を使うわけですが、本来の「目的」は日足クラスの戻り目から発生した4時間足クラスの下降波に乗ることです。

しかし、いつの間にか「損を小さくすること」が目的になってしまってないでしょうか。

狙った波をとれるようになるまでは、この「こだわり」は捨てたほうがいいです。

狙った波が立てば勝ち、波が立たなきゃ負け、それだけのことなので。

過ぎたるは及ばざるがごとし。4時間足の波に乗るのに15分足は不要で、一段下の1時間足を組み合わせるほうがやさしいです。

味噌ラーメンさんがショートしたのは、ふたつの黄ブロック内ですが、1時間足でタイミングをとったほうが適切なレートに目が向きます。

黄Aブロックでは「急落高値」に気づけるでしょうし、130.5を1時間陰線終値がブレイクして、次の1時間足でショートしても、先週安値まで十分な下げ幅があります。

損切りは手前の戻り高値上か、エントリー足の1本前足高値上でもいいかもしれません。

ボクなら高値1の急落高値を「ブルベア分水嶺」とみます。どっちに転んでも勝てそうなのでミニWトップのネック割れでショートしますが、最近思うに、あまり一般的ではないかもしれません。

こんなことしなくても、もっとやさしく考えればいいんです。

急落高値レジスタンスから130.5サポートを1時間足陰線実体抜け。

そもそも上位足が下目線の環境下で、こうなったら全く買う理由がないので下がります。

また、黄Bブロックの「逆三尊」に目をつけたのは良いですが、肩ラインを15分足すら割ってません。

130.0レジスタンスから逆三尊肩ライン×キリアゲLサポートを1時間足陰線実体抜け。こうなったら全く買う理由がないので下がります。

まとめ

相場は不確実でリスクが伴いますが、その御かげで、リターンがあります。

どうしたらリスクを敵じゃなく仲間にできるかってことです。

ただ、リスクとは不二子ちゃんです。

なので、時々裏切られますが、あぁいつものパターンねって軽く流せるくらいになれば仲間になれたってことです。

トレードを始めた頃はリスクは極力避けるものといった漠然としたイメージしかありませんでしたが、そのうちリスクをいつもの仲間にすることで、トレードが安定することに気づけました。

リスクを仲間にするには、なんとなくリスクを取るのではなく、「取るリスクを決める」ことが大切だとわかりました。

エントリーポイントを決めるってことは「取るリスクを決める」ってことで、リスクから逆算するほうが思い込みやエゴも入りにくいです。

さて、不確実な相場において「確実」とは何でしょう?

例えば、安値切上げの押し目買い。

安値Aから安値Bへの切上げが「確実」になるのは高値Cを越えてからです。

安値Bを割れば、安値Bの安値切上げは失敗です。

つまり、安値切上げが「確実」になるのを待ったら、トレード手法の基本である「押し目買い」ができません。

そこで、下位足のWボトムを下げ止まりシグナルとみて、そのネック抜けなどでロングします。

これを「安値切上げロング」と呼んでますが、実際には「安値切上げるだろうロング」です。

次に波の反転局面。

高値と安値を切り下げて「下降トレンド」になるのは安値Bを割って以降です。

今回のような高値Cでの「波の反転3波狙い」は、高値Aのレジスタンスを背景にした、下降トレンドになるだろうショートです。

しかし、下降トレンド発生を待っていては、この「勝ちパターン」が使えません。

何が言いたいのかというと、相場における確実とは「結果」であって、結果を待っていたら、リターンが得られないということです。

じゃ、不確実な相場で何を待つのか?

それは確実ではなく「未確実」を待ちます。

つまり、この「未確実」を明らかにすることが、リスクを決めるってことになります。

いくら相場が不確実でも、そこにはリズムやパターンがあり、トレーダーの目線や、注目レートといった共通項目もあります。

未確実とは未だ確実にあらず、やがて花が咲くだろう「発芽」のことです。

不確実・未確実・確実(結果)と移ろうなかで、経験則や確率的に花が咲く可能性のある発芽状態、この状況に対してのみリスクをとるようにします。

反対に、チャートから「未確実」を認知できないうちは、全てのリスクを恐れるがあまり、エントリーが早すぎるし遅すぎることになります。

いろんな方々の投稿を拝見してきてわかったことがあります。

それは、優秀なトレーダーさんたちは、結果じゃなく「プロセス」にフォーカスしていることです。

取るべきリスクを決めるってことは、プロセスにフォーカスするってことです。

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コメント

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  • コメント (15)

    • mr03911gt1
    • 2022年 3月 24日

    動画・ブログ更新ありがとうございます。

    https://youtu.be/Lub3lsJdko0

    人間の視覚はこの動画の左側の映像を
    脳が処理することで右側の様に見えているように感じるけど
    それにはある程度時間がかかるのだそうです。15秒とか。
    なので「今」見えているものって本当は15秒前の状態なんだそうです。

    視力1.0とか言いますがそれは視野の中心部分に限ったもので
    実は周辺って見えていないんですよねそもそも。

      • NoN
      • 2022年 3月 25日

      こんな映像どうやって見つけたのでしょう。ディスカバラビリティ(発見能力)が凄いです(^_-)-☆物事を直視することで観察してるつもりになりますが、実は、直視してしまうと真の姿を観察できないものだと思います。周辺視野を広げることが大切ですね。

        • mr03911gt1
        • 2022年 3月 25日

        例えばテーブルの下に落ちたものを拾おうとして盛大に頭をぶつけたりとか
        マジシャンに視線を操られてまんまと騙されたりとか、あるあるじゃないですか。
        あるいはクイズ番組で良くある「ゆっくり変わっていく映像」がなかなか把握できない。
        そこにあったのに見えてない、あるいは見えていたのに認識してない。
        これは人間である以上しょうがない、ってことです。
        15秒前にテーブルの角は視野に無かったし
        視線をそらしたらマジシャンは15秒間やりたい放題。
        ゆっくり映像が変わっても15秒以内に認識できない。
        だってそれが我々に備わってる能力なんだから。

        じゃあどうするか。どうトレードに活かせるのか。

        答えは一択です。多分みなさん普通にやっています。

        あ、そうそう。
        商品市場って相対的に小さいからそろそろ流動性が乏しくなって来ているそうです。
        通貨は無限の流動性がありますが、株価指数先物は兎も角
        個別株となると流動性の限界が直ぐに来るし

    • MATSU
    • 2022年 3月 24日

    動画アップありがとうございます。

    押し目・戻り目形成中の中でやらかしてしまう、この事は身に覚えが多々あります。
    マヨハレ様の解説をお聞きして、僕はまだまだ分足にこだわり過ぎているかもしれないと考えました。
    分足に対する向き合い方を一新出来ない限り、総合力の向上は見込めないかもしれないと思いました。

    場面にも拠るとは思いますが、上級者が上級トレードを行う以外は
    15分足以下の重要度は、今僕が考えるより更に低いのかもしれない。

    個人的には避けて通れないテーマだと考えていますので、改めて向き合っていく次第です。

    不確実・未確実・確実
    これら3つの違いを明確にして、トレーダーとは何を行うべきかに理解を深めます。

    トレーダーが行うべき未確実の認知はMTF分析の技術を磨くことであり、
    同時に確実・結果に意味が無い事を無意識レベルで知ることかもしれない。
    確実・結果を排除する事は強さと考えます。

    確実・結果を排除すれば、マヨハレ様の解説の通りプロセスしか残らない。

      • ノーマ
      • 2022年 3月 25日

      MATSUさん

      いつもコメント拝見しております。

      自分も15分どころか、1分・5分足をガン見してトレードしてました。
      勿論日足はおろか4時間足さえほとんど見ることがなく、週足&月足なんてチャート表示さえしていませんでした。
      勿論1分足を極め勝ち続けている方もいるのでしょうが、かなりの眼力がないと難しいでしょうね。
      5分・10分・15分で「なぜここでレジサポされるんだ?」と思って長時間足を見るとその答えがあっさりわかる時もあります。
      それをトレーにそのまま活かす力量は今の自分にはありませんが、以前の様にチャートの上下を追いかける回数は減ってきたように思います。

        • MATSU
        • 2022年 3月 25日

        ノーマ様

        メッセージありがとうございます。

        細部を見てしまう事がどういう事かを改めて整理しようと思っています。

        小さいところでコマゴマと動きを取ってしまうことは、やはりナンセンスですね。

      • NoN
      • 2022年 3月 25日

      ノーマさんが言うように「長期足をみるとあっさりわかる」ことって多いです。物事をピンポイントで直視すると周辺視野が狭くなって、かえってわからなくなるんでしょうね。

    • ノーマ
    • 2022年 3月 25日

    迷晴れ様

    いつも勉強になる動画配信ありがとうございます。

    味噌ラーメンさんのトレード目線付けは決して悪くないような気がしました。
    特に2回目のショートはヒゲでかれられて悔しいですね。
    自分も本当に多いんですが「もう少し損切り幅に余裕を持っておけば…というトレードが何度あったことか。
    逆にまだまだ伸びるのに早々に利確してしまい(今日もドル円ロングを20pipsプラスで利確しましたが結局そこから50pips伸びました)「もう少し利を伸ばしておけば…」という経験も多くあります。
    結局チキン損切り&チキン利食いが勝てない原因だと思います。
    ではなぜチキン利食い&チキン損切りを繰り返すのかというと、あまりにリスクを恐れる結果ですね。
    そこまでリスクを恐れる必要はないのにギリギリのところの損切を置いたり、まだまだ伸びるのに「これだけ取れればもういいや」とさっさと利確してしまう。
    結局トレードの上手い人と下手な人の差はその部分の考え方ではないでしょうか。
    リスクとどううまく付き合うか…トレーダーの必須事項だと思います。

      • YuMasuki
      • 2022年 3月 25日

      ノーマ様

      「結局、その後伸びていって後悔した」

      その言葉を何度も反芻すべきだと思います。

      そもそも前提は何だったのか?と自信に問いかけるべきです。
      もし貴方が長期足のダウ理論に従い、127円を目指して買っていたのならば、20pipsの利確は話にならないチキン利食いです。
      その場合、少なくともストップは118円の下に置くでしょうから、20pipsで利食いをするなどリスクリワードが悪すぎます。
      それではいずれ破産するでしょう。

      因みに私は今、134円からのユーロ円売りポジションを持っています。
      エントリータイミングなんて一切考えず、指値注文です。テクニカル的な根拠は、「100日移動平均線が横を向いていて乖離している」と「ウィリアムズ%レンジのダイバージェンス」です。
      「ヒゲで狩られたらどうしよう」なんて微塵も考えていません。そういうことはよくあります。
      今回利益で終わるかそうでないかはわかりませんが、過去にこんなので上手くいっています
      今は盛大に含み損ですが打診打ちなので問題ありません。そもそも難平と増玉が前提なので。
      137円を超えてそれでも伸びるなら撤退しますが、そうなったらそれは予定通りです。投入資金の3%以内の損失なら問題ない。

      もし貴方が今回「ボラタイルな相場だが、私は今日固定幅20pipsを抜く」と決心して実行したならば、それはチキン利食いではありません。
      貴方は優れたトレーダーです。自分にルールに従ったのですから。
      固定幅で利確する事を嫌うトレーダーはいますが、それはその人のスタイルです。もし、毎回決まって固定幅20pipsを抜いているならそれは尊敬すべき事です。

      さて、どうだったでしょうか?

      私達は不確実な未来に対し、リスクを取って利益としています。全く検討もつかない相場に対して資金を投入しているわけではないですが、全てのトレードに勝てないことは知っています。
      ストップを置いた時、その未来が訪れる事を覚悟できているはずです。
      利確だろうが、損切りだろうが、それがトレーダーの望んだ事です。時間が経てばいずれそのラインに当たります。
      その未来は予定通りです。
      繰り返しますが、損切りと利確は本質的に同じ事で、それは予定通りです。だからそこにストップを置いたのでしょう?

      「伸ばすところは伸ばせ」だとか「損小利大でないとトータルでは勝てない」とか「勝率ではなくリスクリワードが重要」だとか色んな情報を聞きますが、そんなもの全て忘れてしまえばいいと思います。
      言ってみればそれらは「手法」や「分析」です。
      それらはトレードに於いて最も重要なことではないと思います。

      「トレードが上手い」とは何を意味するのでしょうか?
      私は自分自身をトレードが下手だと思っています。
      だって、決まったパターンでしかやれないから。
      A地点からB地点まで歩いて行ったとして、その結果を以て「歩き方が上手い」とは言わんでしょう?

      最も肝心なのは、貴方が何を望み何をしようと決心し、その通りに行動できたか、という事だと思います。

        • ノーマ
        • 2022年 3月 26日

        YuMasuki様

        お世話になります。
        私なんぞのコメントにレスありがとうございます。

        ケースバイケース…と言ってしまえばいい加減な感じになりますが、利確&損切に関しては結構機械的に設定しています。
        ・最低20pips以上の利益をめざす
        ・リスクリワードは悪くとも1:2
        基本はこれです。
        ただ、チャートとの左側を見てそのレートに意味を持った節目や大きなキリバンがない場合はより上位orより下位への節目やキリバンの少し手前で利確設定しています。
        また、「ここならまず間違いなく数pipsは狙える」と思った時はスキャルもたまにやります。
        この場合決めた利益が出た時は深追いせずそこで利確します。
        決済注文方法はOCO、たまに指値でイフダン注文もしますがこちらは勝率が悪いです。

        ここでチキン利食い、チキン損切りのお話をしますと、ある程度利益が乗っているのにたまたまチャートを見て一時的に下げだした時につい利食いしてしまう時があります。
        また逆に自分の設定した損切りラインまで到達していないのにたまたまチャートを見た為に「損は少しでも少なく」と手動損切。
        OCO設定しているのに手動で決済は自分の決めたルールに反していますね。
        これはチキン利食い&損切がたまたまうまくいってしまった記憶がもたらす悪癖ですね。

        >全てのトレードに勝てないことは知っています。
        ストップを置いた時、その未来が訪れる事を覚悟できているはずです。
        利確だろうが、損切りだろうが、それがトレーダーの望んだ事です。時間が経てばいずれそのラインに当たります。

        それこそ相場の大前提なのにいつの間にか忘れてしまってますね。
        含み損を抱えていて嫌な気分になっているときに建値迄戻ってきたら「やれやれ、何とか損せずに済んだ」と決済して勝った気分になっている。
        勝つという目的だったものがいつの間にか原資に戻すことが目的になってしまっている。

        以前YuMasukiさんがコメントで「損したなんていうのはおかしい。投資家は余剰資金でトレードを始めたはずなのに」というようなニュアンスのことを仰っていたのがものがすごく頭に残っています。

        支離滅裂な文章で失礼しました。

          • YuMasuki
          • 2022年 3月 26日

          「ケースバイケース」
          「臨機応変」
          「時と場合による」

          これらは短期トレーダーの優位性であり、弱点でもあります。
          そしてこれらの言葉は「労働者」が大好きな言葉です。
          誤解のないように申し上げますが、「労働者」への批判ではありません。
          私にも労働収入はあるのでね。

          「資本家」はこれらの言葉を嫌います。
          特に長期投資家であれば尚更です。
          折角築き上げた投資のロジックを、感情的な売買により崩れる事を許せませんし、それを排除しようとする事が我々の優位性であり弱点です。

          株式の下落時にはyahoo掲示板やtwitterに私の様な輩が大勢現れます。

          通貨の急騰急落時には、短期トレーダーは我々と共に踊らない方がいいと思います。
          そもそも掛けるレバレッジが違いますからね。
          私が現在保有する現金も、米ドルが50%以上です。故に今回のドル円の動きはよく理解できるのですが、これはノンレバレッジで日本円を米ドルに交換しているだけですからね。
          これは所謂「トレード」ではありません。
          ただ、世界的にこの流れが起きているのでこんなチャートパターンになるのでしょう。今現物として日本円を持つ意味が薄い。

          通貨なんてほっときゃ戻ってきますよ。
          感情で動いているんだから。

      • NoN
      • 2022年 3月 25日

      物事には入口と出口があるのでワンセットで考えます。Yuさんの言われる「損切りと利確は本質的に同じ事」と同じ意味です。ただ、今の日本円の売られ具合はすさまじいですよね。昨日もさらに加速していきました。短期トレーダーがいつもと同じ感覚で逆張りなんてしたら偉い目に逢いますね。

        • ノーマ
        • 2022年 3月 26日

        「損切りと利確は本質的に同じ事」

        こんなことは考えたこともありませんでした。
        目から鱗ですね。

    • 猫チャギラ
    • 2022年 3月 25日

    いつもご教授頂きありがとうございます。4時間足のネックラインサポート崩れでショートするのは一番確実なやり方なので自分もそうしたいのですが、こうした大きなネックラインを割れる時間帯はどうしてもロンドン、ニューヨークが多いですね。東京時間しかチャートを見れない今の状況ではなかなか難しいです。今の勤め先には深夜勤から昼勤に替えてもらうように頼んでるのですが、なかなか代わりの人が補充できないため保留状態になってます。東京時間にスキャルで何度か挑戦してみますが、やれば必ず損切りの山です。やはり欧米の大きなマーケットメーカーがいないので、不規則に上に下に動くので自分の力量では難しいです。その為最近サイクル理論を取り入れました。波には一定の周期があり目立ったボトムをつけてから次のボトムをつけるまで4時間足で60〜80本、日足で35〜45本、週足で25〜35本、真ん中より左で高値をつけたらレフトトランスレーションで起点のボトムを終点のボトムが下回り、真ん中より右で高値をつけたらライトトランスレーションで起点のボトムより高い位置で終点のボトムをつける。このサイクルが約80%の確率で回ってるという理論です。ただイレギュラーもありサイクルが短かったり長くなったり、レフトで高値をつけたのにボトムの安値更新しない、或いは起点と想定したボトム自体が想定違いで別のボトムから数え直す必要が生じることもあるようです。天底を特定してエントリーしスイングでしっかり握って頭から尻尾まで取りにいく手法になります。想定した高安を否定されたら投げるといういたって単純なもの。自分もこれで100pips
    抜きを何度か成功してますが、4時間足以上のボトム或いはトップをつけるまで待たなければなりませんので、トレードチャンスはたまにしかきません。また折角取ったpipsを東京時間のスキャルチャレンジで全部溶かすの悪循環なので、今の状況では月に数回しかないチャンスを辛抱強く待って、スキャルの衝動を必死に抑えるしかないと思ってます。

      • NoN
      • 2022年 3月 25日

      同じ理論か疑わしいですが「サイクル理論」という用語はボクがFXを始めた頃にもあって興味を持ちました。「波には一定の周期がある」これは確かにあるでしょうね。何事にも周期があると思ってます。何か気づきがあれば教えてください。

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