2Feb
週刊チャートナビ(2019.01.28~2019.02.01)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
今週の視点
週明けの4時間足チャートをみて”わかること”は、先週、年始暴落を全部戻し、2018年終値付近で頭を押さえられたこと。先週ロウソク足はコマ足、つまりレンジだったので、これらをきっかけに、12月陰線からの売り圧が強くなり”売り転換”の態勢に入ったことです。
週明けの1時間足チャートをみて”わかること”は売り転換に伴い、幾通りかのパターンがあるので、”できること”は、そのパターンを想定準備しておくこと。
売り転換コース
ネックラインかラス安値(多少オーバー)の、いづれかを試したあと、”天井を試す”値動きを考慮します。
ネックをスンナリ下抜け、ラス安値まで下がってから天井部を試して売られるか、ネック反発で天井部を試してから売られるか、週明け時点ではわからないので、どっちに転んでも大丈夫なよう準備しておきます。
さらに、天井部を試すといっても、ネックライン・キリ番109.5・2018終値の3パターンあって、今週のFOMCで試すレートがつくられるかもしれません。
売り転換失敗コース
V字反転しない限りは、安値切上げの予兆があるので、そうなれば売り転換失敗を警戒します。
ネックラインかラス安値のいづれかで、安値が切上がったら気をつけないといけません。
結局、30日に安値の切上げが起こりましたが、FOMCで打ち落とされました。FOMCがなければ、そのまま”売り転換失敗”に繋がったかもしれません。
波の転換部は、売り買いのパワーが衝突して方向感を見失いがちになります。
ダウ理論的にラス安値を割るまで”買い目線固定”でいるのもひとつ方法です。その方がシンプルですが、ボクは成功と失敗、ふたつの親シナリオを立てて、そのなかで複数の子シナリオを持つようにしています。
ドル円
今週の見通し
現状、高値圏形成中。今週のテーマは、先週高値からの”戻り売り”が成功するか、あるいは、次の12月陰線戻り売り候補まで上昇するか。
上段:110.5安値を更新させた強者の高値。
中段:先週高安
下段:108.7高値を更新させたラス安値。
下げの目安:ネックラインを割れば、TR下段㊦のラス安値まで下がる、本格的な戻り売りは、ここで支えられ天井を試してからになるだろう。
上げの目安:12月陰線戻り売りが襲ってくるので、現状の高値圏が崩れても一旦110.5(売りNゾーン下限)までか。
今週の値動き:ネックラインを割らずに天井を試し、FOMCで急落。下段㊦を少し抜いて108.5でサポート。金曜日には天井部を試す動きとなった。
Jan.28.Mon.先週高値戻り売りで先週安値+高値ネックまで40ピプス陰線。
Jan.29.The.先週安値+高値ネックと前日高値に挟まれて約40ピプスの気迷い足。
Jan.30.Wed.天井を試して12月終値まで上昇、ここで上げ止まりFOMCで80ピプス急落、高値ネックをブレーク。
Jan.31.Thu.FOMC急落後、ほぼ戻さずに54ピプス下降して108.5で反発。
Feb.01Fri.米国の経済指標がきっかけで天井を試すがでた。
井部を試す動きが出た。きっかけは、米雇用統計(米非農業部門雇用者数変化は良く、失業率は悪く)ではなく、そのあとのISM製造業景況指数が良かったこと。
Jan.28 Mon.
流れ:現状、先週安値を高値ネックラインとみた高値圏形成中。
売り手の目線:ネックラインを割ればTR下段㊦のラス安値までが下げの目安、ここからは買い手が巻き返してくるだろう。4時間上昇CH㊦を割ってもネック反発に注意。
買い手の目線:今週のなかで、この高値圏が崩れるパターンはいくつか想定できるが、月曜日中にそれが起こるとは限らない。4時間上昇CH㊦反発、あるいは、ネックライン反発後、4時間CH内に戻ってくれば買いを考える。
月曜日の値動き:東京時間、109.5ブレーク後、赤1で戻り売りするも下がらず一度撤退。NY初動、再び109.5を試した赤2モミ下抜けで赤2ショート、ネックラインアウト。
Jan.29 The.
流れ:109.5ブレークしたがネックラインを抜く強さはなかった。
売り手の目線:先週高値からの戻り売りがネックラインを割れば下段㊦安値まで。
買い手の目線:ネックラインのサポートで109.5(2018終値含む)を上抜き返せば、先週高値戻り売り失敗の可能性が上がるので110.0抜け期待で買い。
火曜日の値動き:欧州初動、ネックラインを試した安値切上げで青1ロング、109.5アウト。
Jan.30 Wed. FOMC
流れ:先週高値戻り売りがネックラインを割れない日が続く。前日は40ピプス未満のコマ足、28日陰線がハラミ足になった。本日深夜のFOMCで動意づくか。
水曜日の値動き:NY時間に上値(2018終値)試し、FOMCでネックラインをブレーク。
Jan.31 Thu.
流れ:FOMC70ピプスの急落で日足終値がネックラインをブレーク。
売り手の目線:半値-61.8%戻し、上げ止まってから一段下の安値まで売り。
買い手の目線:前日安値で下げ止まれば”あや戻し”狙い。FOMC高値109.5まで”全戻し”というシナリオもある。
木曜日の値動き:東京時間、FOMC急落からの”あや戻し”を狙っていた。青1下ヒゲをサインにしたロングは、109.0を越えられず撤退。ラス安値まで値幅がなかったので欧州オープンまで待機。結果的には、そのままズルズルと108.5まで下がってしまった。NY時間、108.5Wボトムからの切下げラインブレーク青2でロング、109.0まで戻らなかった。
Feb.01 Fri 米雇用統計
流れ:FOMC急落後、ほぼ戻さず50ピプス下がった。現在、戻し中。本日は米雇用統計がある。
売り手の目線:戻り売り候補は、109.0前日高値、ここを破れば、さらに上値、マックス、109.5FOMC急落起点(2018終値を含む)を試すかもしれない、そこから戻り売り3波が始まるが、雇用統計以降になりそう。
買い手の目線:現在、あや戻し中、一度下値を試して下がってくれたほうが買いやすい。
金曜日の値動き:緑〇で少し下値を試したが雇用統計前なのでスルー。米雇用統計ではあまり動かず、ISM製造業景況指数が良かったことをきっかけにドルが買われ始めた。この指標はノーマークだったが、前日高値手前にできた5分足モミを足場に青1ロング、FOMC始点でアウト。赤矢印を期待して、金曜日の東京時間+FOMC急落での売りポジを保有していた人たちの気持ちを考えれば、この急騰は、米国指標の影響だけではないと思える。
ユーロドル
今週の見通し
週足レベル押し目買い候補にあって、最終防衛ラインが1.130。先週は週足TLを挟んでレンジになり、2018年サポート1.130から急騰して閉じた。1.135押し目買いはドラギ発言に崩されたが、それでもこの1.130は割れずに、現状、急落起点を上抜き返している。
上段:上限は11月高値まで。
中段:先週安値と急落高値、現状、急落高値を上抜き返しているので買い優勢にみえる。
下段:1.130を割れば11月安値まで。
下げの目安:1.130からの上昇波半値押し、崩れれば1.130。
上げの目安:1.130サポートが効いて上昇すれば、今週足終値の11月高値ブレークを期待したい。
今週の値動き:1.130サポートからの上昇モメンタムが急落始点を抜き返していたことで、そのままモメンタムが継続、11月高値を捉えたがブレークらなず。
Jan.28.Mon.1.140+急落始点をサポートに押し目買いで50ピプス陽線。
Jan.29.The.12月終値で一旦上げどまり、そこから、押し目をつけに下がるも高値を更新できずに40ピプス陽線コマ(レンジ)足になる。
Jan.30.Wed.FOMCで90ピプス陽線が高値を更新。
Jan.31.Thu.11月高値でレジスタンスされ80ピプスの陰線。
Feb.01Fri.11月高値目指して押し目買いが入るも高値ネックラインで頭を押さえられた。
Jan.28 Mon.
流れ:2018サポート(1.130)での強い反発が先週木曜のドラギ急落を上抜き返したことで買い選好。
売り手の目線:1.135押し目候補までの”あや押し”を短期で狙える。
買い手の目線:1.135が上昇半値押しになる。または、1.140で支えられ、このまま上昇ペースが継続することもある。
月曜日の値動き:欧州初動、急落始点の青1ダマシ安値をサインにロング、Wボトムを待たずにワンクッションでエントリーしたのは、仮に下抜けたら、1.135まで”押し目”をつけにいく値動きで相殺+お釣りがくると考えたから。
Jan.29 The.
流れ:2018終値+1月足半値まで戻ってきた。1.130強サポートを根拠に買い選好だが、1.140と1.145の50ピプス幅で半値攻防するかも。
売り手の目線:前日安値+急落始点高値の押し目買い崩れで、次サポート1.135まで売り。2018終値で天井をつくれば逆張りしてもいい。
買い手の目線:前日安値+急落始点高値で押し目買い。現状の上昇ペースで2018終値を更新する可能性もあるが可能性は低かろう。
火曜日の値動き:NY初動、1.145+2018終値反発からの切上げライン抜け赤1ショート、前日安値を更新できずアウト。
Jan.30 Wed. FOMC
流れ:1.145+2018終値で頭を押さえられ押し目買いされたが高値更新ならず。1時間上昇CHを引く。
売り手の目線:1.140近くの急落起点高値の押し目崩れで、次サポート1.135まで売り。
買い手の目線:1.140近くの急落始点高値を試せば押し目買い。または、1.145+2018終値を更新すれば、1.150の11月高値まで買い。
水曜日の値動き:NY初動、前日安値を試してからFOMCで80ピプス急騰。
Jan.31 Thu.
流れ:FOMCで80ピプス急騰、11月高値に到達。
売り手の目線:1.150+11月高値を試せば押し目候補まで売り。
買い手の目線:FOMC急騰後。押し目買い候補は1.145+2018終値。このままの流れで、1.150・11月高値を更新すればついていく。
木曜日の値動き:東京終盤、1.150+11月高値を4時間足がブレーク、欧州初動、次の4時間足が東京高値を越え始めたが、強く売られてフェイクになりネックラインまで下がってきた、黄ダマシ安値で慌てて売らないようにしたい。NY時間、ネックラインから天井を試した赤1でショート、1.145アウト。
Feb.01 Fri. 米雇用統計
流れ:1.150+11月高値をブレークできず、1.145高値で+1時間上昇CH㊦でサポート。雇用統計は11月高値とFOMC急騰起点の値幅で考えている。
売り手の目線:前日安値が崩れれば、次の押し目候補、FOMC急騰起点まで売り、11月高値を試せば逆張り。
買い手の目線:前日安値、または、FOMC急騰起点まで下がれば押し目買い。ターゲットは11月高値だが、手前、親子のネックラインに警戒!
金曜日の値動き:雇用統計前、前日安値サポートから1時間上昇CH内側に戻る手前の青1モミ抜けでロング、ネックラインアウト。雇用統計で逆張りを構えていたが不発。続いて、雇用統計安値を試した下ヒゲを確認して青2ロング、ネックラインアウト。
ユーロ円
今週の見通し
127.0と121.5のハラミ中央で150ピプスの安値切上げのチャネルになってる。黄〇部分は日足・週足ともに終値でブレークできてないが、先週金曜陽線の押し目買い戦略でいく。
上段:127.0売りNゾーン下限まで。
中段:先週高安、先週金曜陽線を基準にする。
下段:先週安値を割ると121.5までさしたる基準がなので50ピプス刻みで考える。
今週の値動き:週前半は先週高値周辺でウロウロ、木曜日に押し目まで下降して、先週陽線金曜半値押しから急騰、週足終値は先週高値をブレーク。
ドル円は先週高値から戻り売り態勢に入り売り選好。ユロドルは先週2018サポート(1.130)から先週木曜急落始点を抜き返しての買い選好。結果、ユロ円は水曜まで先週高値付近をウロウロしてしまった。
FOMCは逆相関で動かず、木曜に先週金曜陽線半値押しまで下がってから押し目買いで上昇、金曜日、米国指標で拍車がかかって先週高値を更新した。
Jan.28 Mon.
流れ:金曜陽線押し目候補までの”あや押し”狙い。
USDJPY:NY時間、ネックラインまで30ピプス下降。
EURUSD:欧州時間、押し目買いで50ピプス上昇。
月曜日の値動き:東京時間、125.0上値を2回試した5分足上ヒゲをサインに赤1ショート、ユロドル急落始点高値でアウト。欧州初動、ユロドル急落始点高値のピンバーで青1ロング、ユロ円125.0+ドル円109.5でアウト。NY初動、125.0を背中に左に壁なしと判断して高値ネック抜けで赤2ショート。
Jan.29 The.
流れ:ドル円とユロドルの流れが逆、さらにFOMCを控えて動意づきそうにない。
USDJPY:高値ネックラインに支えられ40ピプス未満の弱い値動き。
EURUSD:押し目が浅く2018終値は未更新、40ピプス未満の弱い値動き。
火曜日の値動き:ドル円・ユロドルともにモメンタム弱い日で、ユロ円は先週終値周辺で揉み合って方向感なし。
Jan.30 Wed.
流れ:FOMCを控えて動意づかず。
USDJPY:FOMCで70ピプス急落。
EURUSD:FOMCで80ピプス急騰。
水曜日の値動き:先週高値をFOMCで瞬間上抜くも、行ってこいになった。
Jan.31 Thu.
流れ:三角持ち合い継続中、抜けたほうへついていく。
USDJPY:FOMC急落への戻しなく、ズルズルと50ピプス下降して108.5で下げ止まった。
EURUSD:1.150+11月高値で上げ止まり、深夜になってから50ピプス下降。
木曜日の値動き:欧州初動、三角持ち合い㊦ブレーク後、1波を赤1ショート、ドル円108.5サポートでアウト。さらなる戻り売りはドル円サポートが近くてスルー。
Feb.01 Fri.
流れ:金曜陽線半値押し+124.5に達した。
USDJPY:米雇用統計以降に動意づき85ピプスの陽線になる。
EURUSD:押し目買いが天井部を試し、米雇用統計以降は乱高下。
金曜日の値動き:東京時間、125.0先週金曜半値押しにできたピンバーをサインに押し目買いを仕込む。雇用統計前だが、このレートは守られるだろうと思った。雇用統計以降、ユロ円125.0+ドル円前日高値ブレークで青2ロング、上げ止まりを確認してアウト。
なにがわかる?なにができる?
ただ、チャートをみて、わかった気分になるだけじゃ思考停止と変わりません。だから、本当に理解できているか、この2つのマジッククエスチョンで自問自答してみるといいでしょう。
行動につながるレベルで理解できていれば、チャートに波を書きこめるはずです。
人が、今だけ、ここだけ、あなただけというセールストークに踊らされるのは、未来の報酬より、目先の報酬に飛びつくという悲しい習性があるからです。
だから、目先の報酬よりも、未来の報酬の方を明確にイメージして、それにリアリティを感じることができれば、目先の報酬に翻弄されずに済みます。
慣れない自問自答は”混乱”を生じますが、この混乱が脳を活性化させポテンシャルを上げますし、いかに、ボーと生きているか気づけます。
バックトゥーザフューチャーのドク博士のようなチリチリヘアーになるくらい混乱すべきです。
抽象的なモノの見方で何万回行動したって、その結果は”学び”になりません。
本気で学びたいなら、必然の勝利、必然の敗北が必須。
具体的な行動にしか、具体的な結果はついてきません。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (15)
いつも気づきの多い動画をありがとうございます。
今週はドル円捨てる波ばかりでした(笑)
最初の上昇をやったあとは、すべて押し戻し不足で
ノートレードでした。
こういうとき細かいエントリーをしないで見れたので、
まあよかったかな。という感じです。
言葉で自分のロジックを説明できて、過去検証でもエントリーポイントを見つけれると、週の見直しもやらない方にフォーカスして評価できますし、ちょっと誇らしいです。
それに下落からの急騰はこの前ユーロドルでやられたばかりなので、見送れたのもよかったです。
エリオットではA波と考えますが、これは大きな規模の波になります。転換前は中規模に対して小規模でタイミングをとりますが、転換点は大規模に対して小規模でタイミングをとってしまう。この違いがわたしのまける原因でした。
つまり中規模がでるまで順張りはできないということです。逆張りはいつでもできますが、長期が相手だと損切りの連発になる。逆張りナンピンの人はこういった急騰で資金を溶かします。これが相場のリズムで、順張り以外が淘汰される仕組みは、少しデイトレードのバンドワゴンの話を思い出します。
長々失礼しました。
ありがとうございました。
山崎さん、いつもコメント有難うございます。
おっしゃるように、自分で言語化できるってのは極めて大切ですね。
いつも学びの多い動画、ありがとうございます。
前半のレンジ状態で、これは先週安値を突破しないと売り勢いがつかない
自分の今の実力ではレンジ内トレードできない
と明確にしたうえでチャートを見られた事が良かったです。
一方で
解説を見ていると、レンジ内でも明確なシグナルが出て仮設を立てられるシーンはあるなぁ
と、まだまだ観察・思考が足りていないと痛感します。
意味ある努力にするため、もっともっと脳に汗かいて頑張ります!
ナイスジャッジ!!
ここから、ここまでの世界でトレードする、的なチャートの見方ができると、利食いも含め一皮むけますね(^_-)-☆
いつもありがとうございます。
ドル円。自分も月曜日に抜け期待ショートをしただけでほとんどなにもできずに今週を終えました。
W1Loネック付近をターニングポイントとして想定していて、このあたりで買いが強ければ逆三尊の完成も疑えるので
110抜け期待いけるかな…とまでは考えていたのですが、結果見事に指標で機会をもっていかれてしまいましたね(;´・ω・)
動画末尾の「天井ためし」の詳解はとても参考になりました!
今週の戦略は戻り売りでしたが、おっしゃるように110抜けもありえましたね。今はイギリスや中国の問題があるせいか、雇用統計の影響力が下がってるような気がします。
わかったような気分だけでは確かに勝てないですね。
しかし、私はこのわかったような気分を意図的に作ってきました。
この記事の内容から反するように見えますが、
実際は、少なくともトレードをした日で、緻密な分析を一日たりとも怠ったことはありません。
まだまだわかってないと思えば、怖くてリアルトレードもエントリーもできません。
私はデモをやったことはありませんが、
当然ながら、論理的な検証がない中でわかったような気分でエントリーすれば、
散々な目にあいます。
しかし、ここからでしょうね。
そこでやっぱりわかってなかった、その思い上がりを自己否定するのか、
わかってなかったのだから、わかるようにすれば良いと考えるのか、
わかってないクセに私は、自分を優れたトレーダーだと常に考えます。
今日も勝てる良かった、と毎朝都合よく考えます。
現実がそうでなくても、どうでも良いのです。
その日に現実で否定されても、
長いスパンで見たら、不思議なことに粘り強く考え続けたことは、
その状態に近づいていきます。
状態だけではその認識は難しいのですが、
数値で分析していると、ある時に突然分析数値が飛躍的に向上します。
先月まででは、あり得ないような数値が叩き出されるのです。
いわゆる成長曲が立ち上がった瞬間かもしれません。
本当は不思議じゃないですし、こんなことはメンタルの強さでも精神力でも何でもありません。
単に勝手にそう思っているに過ぎないことなのです。
私はその力を信じています。
私は50歳代で、水泳をやってて年齢別の大会に出ていますが、
現役時代には及びませんが、
少なくとも何も運動をやってなかった40歳代よりも体力も付いてますし、
明らかに胸板も厚くなり腕も太くなり、現役時代の体型に近づいてきました。
まだまだタイムは縮めれると実感しています。
先日、現役時代の後輩と飲んでいて、
店が暑かったので、上着を脱いでたまたま体のラインの見える服になって、
「ものすごい身体をしてますね」
と、彼から驚かれました。
別にボディービルのように身体を作ろうと思ってたわけではないのですが、
いつの間にかそうなっていたのです。
最初はわかったような気分で良いと思います。
それが、いつの間にやら現実になるのです。
しかしながら、途中で諦めたらそうはなりません。
はたから見たら、相当な努力に見えるのかもしれませんが、
実際はそんなことは無いのです。
ただ、そうなりたいと思い続けただけだからです。
もう一つ、
思っていただけならそうならない、という人がいます。
つまり行動が必要だということです。
ですが、強い思考には、否が応でも行動が伴います。
意識してそして行動しなくては、と思わなくても勝手にやってしまうのです。
逆に行動しなくてはと無理をしているということは、
その思考が弱いということでしょう。
思考の強弱とメンタルの強さは別物と思います。
だって、やりたくないことは、やらなきゃいいからです。
例えば、トレードにおいてトレードをする義務は国からも誰からも課せられていません。
自分が勝手にやりたいことをやっているだけです。
そういうふに考えたら、わかった気分で十分ですが、
ただし、その先があるということはその通りだと思います。
このブログや動画を真摯に見られている方は、
少なくとも私よりスマートに勝てるようになると思います。
脳はリアリティを現実と思い込む。
全く同じ状況に陥っても、自分はダメや奴、あるいは、イケてる、どちらにリアリティを感じるかで未来は別物になります。言われるように”思考の問題”なのかもしれません。
いつも参考になる貴重なご意見を有難うございます。
いつもご教授頂きありがとうございます。今週のまとめでマヨハレ先生が指摘されたように、ただ漠然とチャートを見て分かった気分になり常に目先の動きに翻弄されてる状態だから、せっかく取った利益も余計な無駄トレードで溶かしてしまうのだと思いました。肝心なところがわかってないから抽象的でボヤットした感じだから、的を得た具体的な行動に繋がってません。ただラインを引いて抜けた止まっただけでなく、そのラインあるいはゾーンがどういう意味を持ってるのかをよく見ていこうと思います。前日、先週の4本値、強者の値、上位足のレジサポ等に当たっていないかどうかを確認し、そこを抜けた止まったでどういう意味を持つのかを鳥の目、魚の目、虫の目でよーく見てトレードしていこうと思います。
現在値の意味を”人の心理ベース”で考えるのは、凄くいい訓練になると思います。
お疲れ様です。
必然の敗北、迷晴れさんがよく言っているしっかり負けるという意味がようやくわかってきた気がします。
先々週、先週としっかり負ける事。しっかり負けた後どうするかシナリオもしっかり考え取り組みましたが、しっかり負けれてません。しっかり負けれず、逃げて勝ちを逃したり、感情トレードになったり‥
復習するとしっかり負ける事の大事さが身にしみます。
まだまだ自分の相場観やシナリオに自信がない証拠でしょうけど、思ってた以上に難しいです。
何とかしっかり負けるという具体的な行動をして、より良い結果を得るよう今週も取り組もうと思います。
いつもためになる動画ありがとうございます^_^
トヨタの「改善」じゃありませんが、プラン・ドゥ・チェックの繰り返し。次第にできるようになりますよ(^_-)-☆今週は先週より、一歩前進を目指しましょう!
市場は本当に不確実ですよね。トレードしていると実感します。同じ条件で同じように入れても、結果が同じとは限りません。だけど私は、自分の行動を常に一定にすることで、一定の結果を得ることができると考えます。私はとても正確に高安掴みができます。以前は直そうとして、ストレスがたまり、成績は乱れました。今は、正確な高安掴みを技術と認識し、一定の行動ができる証拠と考えるようになりました。リスクリワードは最高安の位置から設定します。利益も損失も想定外のないように、決めた幅で管理します。特に想定外の利益は、私には、更なる欲を刺激し、トレードが乱れてしまう原因なのです。私の場合は、自分の行動を一定にすることが大事なのだと思います。
一貫性を以て負けトレードもポジティブに解釈できトータルで勝てれば問題ありませんよね。
根元は難しいです。流れに対してきっちり押し戻した波に高安掴みで入るのです。お陰で方向はいつもばっちりです。でも、スクリワードを多く取る必要があるので、チャンスは限られます。だけど、観るべきところも限られているので、楽なんです。