2Oct
勢いあまって止まるべきラインを瞬間的に越えてしまうことはよくあります。そういう相場の習性を利用した逆張りエントリーの方法を解説します。
photo credit: bengt-re via photopin cc
相場は急に止まれないという習性を利用した逆張りトレード。
チャートの形だけを覚えるのではなく、サポートやレジスタンスが効いているか否かをちゃんと確認してからエントリーすることが重要です。
ローソク足の動きを利用した逆張り。
サポートラインS1の効き具合を確かめてからエントリーします。長いヒゲのローソク足(ピンバー)が出ればサポートが効いていることになるので、次の足が陽線を作り始めたらエントリーします。
上図は5分足ですが、ピンバーの出現によりサポートが効いているのがよくわかります。
ヘッド&ショルダーを利用した逆張り。
こちらはチャートパターンのヘッド&ショルダーを利用してのエントリーになります。ヘッド部分を行き過ぎと捉えて右肩部分がサポートされているのを確認してからエントリーします。
上図は5分足ですが、止められるべきところを若干下抜いています。肩部分が斜めに切り上がっていますが、これもヘッド&ショルダーの一種といえます。
こちらは比較的わかりやすいヘッド&ショルダーです。右肩のサポートを確認してからエントリーします。
どの時間足でも起こる現象。
ピンバーやヘッド&ショルダーを利用した逆張りは、どの時間足に対しても有効です。
中長期足のヒゲ部分は短期足ではダブルボトムなどのチャートパターンをつくることがあります。複数の時間足を常に監視することで、こういったシンクロを早目に予測することができるはずです。
今日のまとめ
今回のお話の前提は、効きそうなサポートやレジスタンスを引くことができるということです。自分の引いたラインに自信がないと、当然エントリーを躊躇してしまうことになります。逆張りの場合は一瞬の判断が必要になるので、まずは水平線がきちんと引けるようになることが先決です。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (3)
おはようございます
毎回わかりやすい動画助かります
ヘッドアンドショルダーって肩がラインに届いてなかったり
かなり急激に切りあがっていても該当するんですね><
いまいちどれがヘッドアンドショルダーなのかわからないことが多かったのでとても参考になりました><
まさか真ん中部分がラインを抜いてたなんて!
あ、ちなみに真ん中がラインを抜いていなくてもヘッドアンドショルダーなのでしょうか?
Wボトムは大分発見できるようになって最近気づいたのですが、5分足とかで見ていて
よーくみればWボトムかなっていう『ちっさなWボトム』から一気に2,30pips動くことが多いですね
そういうのも見つけられるようになったのもmayohareさんのおかげです><
ちょっと気になっていることがあるのですが、動画でたまにでてくる
エリオット波動
これについては動画を製作する予定はありますか?
エリオット波動は近々解説するつもりです。お楽しみに。
拝見させていただきました。
ロウソク足の見方が少しずつ慣れてきたと思います。
まだ全然なのですが「これは凄い分析なのかも」と実感しています。
いつも沢山のヒントをいただき日々勉強させていただいております。
ありがとうございました。