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【週刊チャートナビ#64】中国減速、中東緊迫、朝鮮水爆、安全資産な円が買われるYo

年始早々、中国・上海株の急落で株式市場が緊急停止して、日経平均株価も下落、円高・ドル安、ドル円も300ピプス超の下落と、波乱の幕開けとなりました。

懸念材料満タン、新年相場は波乱の幕開け。

[youtube id=”u0E1Yma3YHY”]

2016年は上海株の急落で幕が開き、中東情勢の緊迫、北朝鮮の核実験、原油も下がりっぱなしですが、原油相場が反転する前に、せめてハイオク満タン買っておこうと思ってます(笑)

さて、この週末は米国の雇用統計が発表されましたが、ボク自身、ファンダメンタルへの勉強不足もあって、基本的にチャートのみでトレードしています。結果次第で大きく動くにしても、重要なレジサポでは止められるので、そこから逆張りなんてことも時々します。

それが良い事か悪い事かはわかりませんが、「ダウ理論」の第一法則「平均はすべての事象を織り込む」を信じれば、チャートを信じ、チャートの動きたい方向へ、動意づいてからエントリーすればいいと思っています。チャートには時々だまし的な動きがありますが、大嘘はつきません。

重要指標発表時は短期的に上下に大きく動いたり、動意づくきっかけとなりますが、その動きを事前に読み、初動に乗るには、かなりの訓練が必要でしょうし、「噂で買って事実で売る」の相場格言通り、事実が出てからでは遅しということも多々あります。ファンダでトレードするなら、テクニカルと同様に実戦向けの勉強をきちんとしないとお金にはならないでしょう。

それでも、昨年のギリシャ問題やユーロ圏で力を持つドイツ経済など、世界経済の大きな流れを把握しておくことは必要かもしれません。今週の相場もそうかもしれませんが、ある通貨がファンダ的に明らかに売られる要素が大きいときに、わざわざ買う必要がないからです。

要するに、ボク達は経済評論家ではないので、トレードに活かせる知恵かどうかが大事で、中途半端な知識では、かえって重要な決断を鈍らせます。基本的なことは押さえつつ、長期トレーダーでもないので、経済指標では、雇用統計、政策金利や発表後の会見、GDP、それと黒田さんの豆鉄砲?、金曜ロードショー・ラピュタの「バルス!」位を、気を付けておけばいいいかなと考えてます。

半年先や一年先のことは全くわかりませんが、数分から数時間先の未来なら、数パターンに絞り込める。ボクはそういうトレードをしていて、このサイトは「チャート読解力」と「投資心理」がテーマなので、チャートからわかることしかお伝えできないことをご了承ください。

ユーロドルはチャネル内を行って来い。

eurusd d1

日足は高値を切り下げているが、週明けの段階では、どこまで下落するかわからない。そこで、高値を切り下げたラインを基準にチャネルを引いておおよそのシナリオを立てる。

シナリオ通りにならなかったにしても短期足の動きをジャッジして判断すれば問題ない。

eurusd M30

1.09と高値ライン1とのレンジを下方ブレイク、1.09でサポレジ転換して下落したが、週明け段階では安値を掴む可能性があるので、ここは逆に戻りを捕るほうが賢明。

高値ライン1からの下落は、結局、1.09ショート組が負けて全戻しされたが、1.09下方ブレイクの事実は変わらない。

高値ライン1で再度、レジスタンスされたので、高値切下げや切上げライン3下抜けでショート。

高値ライン1からの売りが安値更新、1.08も下方ブレイクしたので、戻り売りを構える。

高値4日足前日終値でレジスタンスされている、短期足を観てネックライン5のブレイクなどでショート。

高値4からの売りは安値を更新するが、チャネルの下限予測+1.07付近に到達しているので注意。

チャネル下限予測からのロングは、逆張り、あるいは、ネックライン6を越え、上昇トレンド発生からの押し目買いで対応。

もみ合い7は注意、一旦下抜けしているが、今は上昇トレンド中なので安易なショートはできない。

ドル円は階段状の下降トレンド。

usdjpy d1

ラインAを引いていたが意外にもあっさり下抜けた。しかし、このラインは月足ではブレイクしていないので1月が終わってみないとわからない。

usdjpy m30

120円を下抜けでバンドウォークを始めた、ボリン使いの人は、利食い目標を-2σ反転にすると利が伸ばせる。

119円付近で底値をつくりフラッグとなった、途中、何回か売るポイントがあるが、フラッグ化する想定があれば欲張らずに利食いできると思う。

高値5からの売りが本命となってフラッグをブレイク、その後、安値を更新できずにレンジ6をつくる。レンジ化するか否かは後からしかわからないが、戻り売りをするなら、なるべく高いところから売るようにすべき。

レンジ6を下方ブレイク、安値更新するも、逆三尊型レンジ7を形成。安値は更新しているので、上から売ればよい。

逆三尊失敗からレンジ7を下方ブレイクしたので戻り売り、その後、またまたレンジとなる。

ユーロ円は月足お揃いラインとウエッジ下限抜けのプルバックに注目。

eurjpy d1

月足お揃いラインAとウエッジ下限に注目していた。ここを下抜けしたとしてもプルバックが起こりそうだし、2015年ボックス下限付近にあるので要注意。

eurjpy m30

ユーロ円はバンドウォーク中、サポートされるD1大陽線起点だが、ここも下方ブレイク、月足お揃いラインまで下落した。

ロングするなら安値1付近、しかし、ここのロング組が負けてさらに下落、サポレジ転換しているので抜けてからは売りやすいし、月足お揃いラインまで狙える。

その後、フラッグを形成してから、月足お揃いラインを下方ブレイク、高値モミ3のあと、切上ライン6下抜けでショートできる。

高値モミ3からの下落は、ウエッジ下限をブレイクして128円まで下落。底値レンジをつくるかと思いきや、127円まで下落した。

比較的大きなプルバックに向けて、ダブルボトムをつくりネックライン8をブレイク、ここから押し目を買っていってもいい。

その後、月足お揃いラインでレジスタンス反発。

今日のまとめ

今回からドル円も追加してみました。週間単位の動画で5分足などの細かい分析をしても大変だし、意味がないので、細かくやるなら、ピンポイント動画を別に作った方がいいかなと思ってます。

トレードは売り目線、買い目線でエントリーポイントが全く違うので、正解はないですが、僕の方法は、売り買いの決着のつき方を基準にしていることが多いので、その辺を参考にしてもらえればいいと思ってます。

◆お断り◆
この動画は教育目的で制作されたものです。相場についての個人の見解を過去のチャートから解説したものであり未来の利益を保証するものではありません。ご自身の答えを見つけるヒントにして頂ければ幸いです。

◆著作権◆
当サイトは無料でご覧頂けますが、著作権は放棄しておりません。動画等の作品自体又は作品内容を営利目的でお使い頂くことはできませんのでご注意ください。

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コメント

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  • コメント (14)

    • 高浜 弘樹
    • 2016年 1月 09日

    何時もお世話になってます。
    今週の相場を見て改めて思った事があるのですが、方向性が定まって来ると案外押し戻しが入らずに進んでく事が多い気がします。去年は割と押し戻しがはっきりあったので考える猶予もあって逆に利益が出し易かったですが、今週の相場では特にドル円ユロ円は大事な節目で止まるけど戻りが無いので反転失敗後のブレイクでのエントリーが場面が多かったです。

    迷晴れさんの動画で良くある強者の値が連続して存在する場所は相場がある程度伸びた後は何時反転してもおかしく無いので逆張りするか順張りするか迷いが生じ易かったです。改めて実力で勝っていたのでは無く相場に勝たせて貰っていた事と、己の力なさを思い知りました、でもその分気付きも得れました。

    何か感想文みたいになっちゃいましたけど、私は強者の値と言う概念にヒント受けてチャートの見え方がガラッと変わり利益も出せるようになりました。文面では伝わり難いですが本当に感謝してます。 これだけの内容の動画を纏めるの無茶苦茶大変だと思いますけど毎週の楽しみなんで頑張って下さい!私にはグッドボタンとイイね!位しかできませんけど(泣)

      • Non
      • 2016年 1月 09日

      「反転失敗後のブレイクでのエントリー」これ、結構ボクもやりますよ。この言葉が出るとは、ホント良く見れくれているなぁと感動です。また、気づきがあったら教えてくださいね。

    • mocha0509
    • 2016年 1月 10日

    こんにちは、

    今年は、波乱の幕開けでしたね。
    年末に向けて楽観的な見方をしてる人が多く「ほんとかな」と思っていたところで、年末年始から株安連鎖と円高傾向へ、こうなるとまた極端な悲観論が浮上してきます。チャートはウソをつきませんが、相場に関わる(アナリスト・評論家)などは、ウソばかり言っているようにしか思えません。真実のようなウソは、お金になるからでしょうか。有名な企業も粉飾決算をやります。国もウソをつきます。大ウソつきは、他にもいっぱいいますが、全てお金のダークパワーにやられているのでしょうね。

    相場師が相場を張るうえで、ウソはつけません。ウソどころか損益でそのまま事実として帰ってきます。
    ウソを嘆くより、真実の中で生きていく喜びを求め、騒がしい世間はさて置いて、今年も清く正しく生きていきたいものです(笑)

      • Non
      • 2016年 1月 10日

      噂で買って、事実で売る。これを、世界経済の流れから推測して、トレードに活かせれば凄いのでしょうが…なかなか難しそうですね。

    • shiina
    • 2016年 1月 11日

    初めまして。shiinaと申します。
    いつも分かりやすい動画を参考にさせていただいております駆け出しトレーダー(デモ)です。
    質問なんですが、環境認識に自信があっても逆行して損切りを連発しています。
    ローソク足のひげに関しての動画は見させていただきましたが、たとえば日足で下降中にフラッグ形成→下に抜けたとして
    下への強さはほかの長期時間足を見てもわかるんですがショートが何度も損きられました。

    フラッグ抜けていったん戻ってくる動きかなともとれますし落ちたら落ちたで「ダウントレンドだしな」とどっちのパターンでも納得しようと思えばできますのでそこで悩んでしまってます。
    アップトレンドでもロングで損きられ「きっと押し目でやられたんだな」と納得しようとしていますが、逆の結果でも納得してしまってます。
    ようするに明確な負けの根拠がはっきりしなくて 負け=次への教訓 という公式が描けておらず不安です。

    相場はできてみないとわからない。と割り切って続けるべきでしょうか。
    それともまだまだ環境認識や検証の精度が足りておらずいないのか。
    どうせ負けるのなら自信をもって負けの根拠を「これはアップトレンドだけど押し目だからロング失敗したんだ」と思えたいです。
    駄文長文になりましたが、なにかヒントなどありましたらアドバイスお願いいたします。

      • Non
      • 2016年 1月 11日

      チャートを観ないと、この文面だけでは判断できませんが、環境認識に自信があるなら、ひとつのやり方で100本位検証してみれば「負けの根拠」が見えてきます。それが次への教訓になるのではないかと思います。例えばSHIINAさんは、「こういう動きを狙っているので、こうなったらこうする」と、今の自分の手法を具体的に人に説明できるでしょうか?それが明確でない状態で続けていても、「負けの根拠」は見えてきません。「負けの根拠」という大事なことに気づかれているので、時間がかかっても、焦らずにひとつひとつ、自分の頭と目で確かめていくといいと思います。

    • kazuo Momiki
    • 2016年 1月 11日

    迷晴れさん新年一発目の動画ありがとうございます。

    今週は反省の週でした、素直に下降トレンドについていけずに、底値反転を狙ってましたが、自分ではここはしっかり止められるだろうと思っていた結構重要なラインが次々にブレイクされました、ひねくれた性格があだとなりました。
    落ちるナイフにやられましたが、ここの動画のおかげで損切りのタイミングがよくなっていたので被害は最小限でした。

    今週は素直にトレンドフォローしたいです。

      • Non
      • 2016年 1月 11日

      以前、大型タンカーの反転には時間がかかるという動画をつくりましたが、時間足レベルの反転には、それなりの期間が必要になります。底値チャートパターンをつくるので、そこまでは素直についていく方がいいですね。

    • taku
    • 2016年 1月 12日

    今回も動画アップありがとうございます。ドル円の解説を加えてくださるのは大変ありがたいです。先の動きのいくつかのパターンを予定しておくのが大事だと改めて認識しました。
    今年は中国や欧州、中東ロシアで経済危機が始まる最初の年になりそうです。為替もひょっとして荒れるのではないかと心配しています。私は知らないのですが、リーマンのとき為替のボラタリティーは大きかったそうです。

    またあぶないと思ったら途中で逃げるとか、利確をどうするかというところが難しいです。そのあたりについてまた機会があれば解説動画をアップしてくださるとうれしいです。そのときにフォレックステスターでの練習の仕方なども加えてくださるとありがたいです。色々我がままな要望をして申し訳ありません。いつも迷晴れさんには感謝しています。

      • Non
      • 2016年 1月 12日

      三大通貨を中心に解説してみたいと思います。新年早々、大きく動いてますね。

    • かにずき
    • 2016年 7月 22日

    拝見させていただきました。

    今回の動画では自分の環境認識というか総合的な判断の無さを再確認しました。
    一度は週刊チャートナビの内容がすんなり入って来るように感じたのですが、今回は何度も聞いてそれでも理解が浅かったです。
    個人的な状態もあるのでしょうが、まだ浅いみたいです。

    素晴らしい気付きをありがとうございました。

    • H
    • 2019年 3月 31日

    いつも素敵な動画をありがとうございます。
    今週は、初の週単位で150pips弱のプラスとなりました。
    迷晴れさんのような洗練されたシナリオとまではいきませんが、ある程度、シナリオづくりも上達してきたように思います。
    ためしに、自分が理解している相場の原理原則を1分、5分足に落とし込みスキャルピングもしてみたのですが3日間で42勝8敗の勝率84%、計70pipsの獲得にも成功しました。
    ただ、スキャルはめちゃめちゃ疲れたので、デイトレードで片波をしっかり狙う方が自分にあっているなと感じました。
    私は特別な人間ではありませんが、そんな自分でも短期間である程度の結果を出すことに成功したので、迷晴れさんの読者の方々の参考になればと思いこれまでの私の練習方法をご紹介させていただきたいと思います。
    ① FXの基礎用語と、相場の原理原則について自分の言葉で説明できるくらい徹底的に迷晴れさんの動画を見る。FXで勝つ為に必要な知識は1か月も真剣に勉強すれば十分だと思います。極端な話、勝つだけなら押し目買いだけで十分です。
    ② 波の反転ポイントにダブルトップやダブルボトムなどのチャートパターンができる理由、また急騰急落のメカニズム、レンジブレイクの仕組み、などを売り&買い両方の視点から自分の言葉で説明できるようにする。
    ③ FT3で2016年にさかのぼり、ドル円で1週間ごとに、売り買い両方のシナリオを立てる練習をする。上位足の環境が上昇トレンドなら押し目買い、下降トレンドなら戻り売り、レンジ相場なら逆張りだけ、と期間ごとにテーマを決めて取り組みます。1週間ごとのトレードを自分でふり返って考察した後、迷晴れさんの週刊チャートナビのその期間の動画を見て自分のシナリオとの違いを確かめます。週刊チャートナビはかなりのボリュームがあるので、この練習を毎日すると相場観が磨かれます。
    ④ これらの練習をしながら、実弾でもトレードします。ここでの注意は自分の得意な武器以外のエントリーはロットを極端に下げるなどの資金管理の工夫をします。トレードの前には必ずシナリオを立て、トレードノートも必ず毎日つけ、自分の悪い癖を統計化し、その癖を潰すためにどのような工夫をするかを考えます。
    ⑤ リアルトレードの中から、わからない相場や疑問に思った場面はキャプチャーし、過去チャートから似たパターンのサンプルを集め、仮説を立てて週末に検証します。
    ⑥ 寝る前には迷晴れさんの雑談系、マインド系の動画をラジオ感覚で聞き常にモチベーションをキープします。
    ぶっちゃけ、平均すると毎日5~6時間は当たり前、土日でも10時間くらいは平気で時間が過ぎますが、コツをつかむまでは短期集中的にやりこんだ方がいいのかな?と思います。また、上記の紹介は私の個人的な練習方法なので、1つの例として考えてもらえたらいいのかなと思います。

      • NoN
      • 2019年 3月 31日

      素晴らしい!ぜひ動画で紹介させて頂きますね。

      • kawasaki
      • 2019年 6月 02日

      ❷の急騰急落のメカニズムはどの動画をみると理解できますか?

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

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