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迷晴れFX

トレンド相場のプルバック(あや押し・あや戻し)の狙い方。/週ナビ436

週刊チャートナビ436回(2023.05.29~2023.06.02)は、前編はドル円・ユーロドル・ポンドドル相場をチャートで考察。後編の「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つケース・スタディをします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。

ドル円

今週の見通し

概要

日足


22年陽線61.8ポイントのWボトムで買われている、大局的には150.00を試す流れ。

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 3週連続大陽線出現、5月末も意識され、今週足は陰線になるかも。
  • 5月安値Wボトム起点の上昇トレンドが継続中。140.00スーパーキリバンを先週陽線終値が更新するも、米PCEデフレーターによるもので、オーバーシュートを疑っている。
  • 重要経済指標:米5月ADP雇用統計・米5月ISM製造業景況指数・米5月雇用統計・5月末リバランス

売り手の注目

  • 140.000スーパーキリ番(オーバーシュートの疑いアリ)
  • 3週連続陽線+5月末に絡んだ押し戻しの動きに警戒。

買い手の注目

  • 5月安値起点の上昇トレンド継続中。
  • 日足+4時間足MA21サポート。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 11/21戻り高値
TR中段 先週高値と先週陽線61.8%レジサポライン
TR下段㊦ 先週安値(=12/20日銀高値)

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

上昇トレンドの修正波を売る。Mトップ等、上げ止まりサインから、4時間チャネル安値+61.8%RSラインへショート。

4時間足ブルの視点

上昇トレンドをフォロー。①4時間チャネル・ミドルを使って押し目買い。②4時間チャネル安値付近まで売られれば押し目形成でロング。③先週高値Mトップ崩れで11/21高値へロング。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク


上昇トレンドのあや押しで連続陰線、先週陽線のレジサポ・ライン(=61.8%押し目候補)まで下落、金曜日の米雇用統計の良い結果を受けて押し目買いされ140円に到達。

今週の攻略ポイント

4時間足に月足+週足ロウソク

上昇トレンドのあや押し(リトレースメント)で売り目線。

3つの根拠から、金曜日の雇用統計まで「あや押し」を狙った。

  • 5月安値から3週連続で陽線出現。
  • 140.00が10円刻みのスーパーキリバン。
  • 月末週は髭になりやすい。

毎日の攻略ポイント

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

1.押し目候補へ、あや押しショート。
2.ネックラインの攻防。
3.上昇トレンド押し目買い。

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

05/29月曜 米休場
  • 5月安値起点の4時間足レベル押し目買いが続いてる。
  • 140.00ブレイクは米国指標によるものなので、オーバーシュートを疑ってる。

ベアの視点:先週高値Mトップ二番天井を待って140.00へショート。

ブルの視点:4時間上昇チャネルをフォロー。140.00付近サポートで先週高値へ押し目買い。

米休場、上昇トレンド押し目待ちでノーポジ。

05/30火曜
  • 5月安値起点の4時間足レベル押し目買いが続いてる。
  • 140.00ブレイクは米国指標によるものなので、オーバーシュートを疑ってる。

ベアの視点:先週高値Mトップ二番天井から140.00へショート。

ブルの視点:4時間上昇チャネルをフォロー。①4時間チャネル・ミドル+4時間MA21付近の反発で先週高値へ押し目買い。②先週高値更新後、押し目買い。③先週高値Mトップ崩れでロング。

  • 東京時間、140.00+4時間MA21反発はV字底で買えなかった。
  • ロンドン初動、先週高値二番天井1回目の強い反発、1時間足の陰転で逆張り赤1ショート、2回目の上値試し後、140.00割れでホールド決定。
  • NY時間、前日の押し安値2回目のサポートで1/2決済、木曜NY時間、目標値の先週陽線レジサポ・ライン達成で全決済。

押し目候補へ、あや押しショート。
先週高値、1回目の反発でポジションを持ったのは、1回目の反発が強いと、2回目の反発が高値を強く切下げるリスクがあったから。

05/31水曜 5月末リバランス
  • 上昇トレンドが継続中。
  • 火曜安値を先週高値Mmトップの仮ネックに設定。

ベアの視点:上昇トレンドのあや押し狙い。前日安値サポート崩れで、先週陽線レジサポラインへショート。

ブルの視点:上昇トレンドをフォロー。前日安値サポートで二番天井へ押し目買い。

  • 東京時間、前日安値ブレイクを確認。
  • ロンドン時間、東京時間の戻り高値を上抜いて様子見。
  • NY時間、仮ネック周辺の揉み合いは静観。

ネックラインの攻防。
火曜安値を仮ネックに設定したが、二番天井へのロングと、あや押しのショートが競るため、乱高下しやすい局面。

06/01木曜 米5月ADP雇用統計 米5月ISM製造業景況指数
  • 5月陽線終値は140.00を下に更新。
  • 先週陽線の半値付近まで押された。

ベアの視点:先週陽線押し目候補(50-61.8%)崩れでショート。

ブルの視点:上昇トレンドをフォロー。先週陽線の押し目(50-61.8%)買い。

  • 東京・ロンドン時間、140.00へ大きく戻して反発。
  • NY時間、140.00への上値試し(米ADP雇用統計きっかけ)、15分ピンバー+15分MA21反発で赤1戻り売り、目標値の先週陽線レジサポ・ライン達成でアウト。

押し目候補へ、あや押しショート。
米国指標が絡んだが、前日陰線終値は仮ネックを崩しているので、二番天井へ買われる目は薄かった。

06/02金曜 米5月雇用統計
  • 先週陽線のレジサポ・ライン(=押し目候補)へのあや押しが完了。
  • 米ADP雇用統計と米雇用統計に正の相関関係が必ずしもあるとはいえないが、米ADP雇用統計が予想を大きく上回ったこと+上昇トレンドの押し目候補に到達したことで買い選好。

ベアの視点:先週陽線レジサポ・ライン付近の押し目崩れでショート検討。

ブルの視点:上昇トレンドをフォロー。先週陽線のレジサポ・ラインのサポートで押し目買い。

  • 東京時間、先週陽線レジサポ・ラインに押し目待ち。
  • ロンドン時間、先週陽線レジサポ・ラインノサポートで、青1仕込みの押し目買い。
  • NY時間、米雇用統計の良い結果を受け、139.00サポートで青2買い増し、ほぼ140.00到達(4時間陽線5本目クローズ)でアウト。

上昇トレンド押し目買い。
週明けから狙っていた押し目候補でサポートされた通常の押し目買い。

ユーロドル

今週の見通し

概要

日足


1.1000に週足レベルのMトップを形成中。

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 上位移動平均線(月足MA21+100日MA)を下抜け、3月安値Mネックを目指す流れ。
  • 3週連続陰線出現、5月末も意識され、今週足は陽線になるかも。
  • 重要経済指標・欧消費者物価指数・米5月ADP雇用統計・米5月ISM製造業景況指数・米5月雇用統計・5月末リバランス

売り手の注目

  • 5月高値起点の下降トレンド継続中。
  • 上位移動平均線(月足MA21+100日MA)の下抜け。

買い手の注目

  • 200日MAの支え。
  • 3週連続陰線+5月末も絡んだ戻りの動きに警戒!

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 1.090戻り高値
TR中段 先週高安
TR下段㊦ 3月安値M-NECK

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

下降トレンドを3月安値へフォロー。①先週安値サポート崩れでショート。②4時間チャネル高値付近まで戻ればショート検討。

4時間足ブルの視点

下降トレンドの修正波を買う。①先週安値サポートから4時間チャネル高値へロング。②先週安値を割れば、4時間チャネル安値からミドルへロング。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク


5月末の底固い値動きから4時間チャネル高値へ大きく戻され、金曜日の米雇用統計の良い結果を受け先週安値まで売られた。

今週の攻略ポイント

4時間足に月足+週足ロウソク

下降トレンドのあや戻しで買い目線。

3つの根拠から、今週は下降トレンドの「あや戻し」を狙った。

  • 5月高値から3週連続で陰線出現。
  • 月末週は髭になりやすい。
  • 3月安値上昇波の深い押し目(金曜日に気づく)

毎日の攻略ポイント

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

1.戻り目候補へ、あや戻しロング。
2.あや戻し待ち。
3.下降トレンド戻り売り。

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

05/29月曜 米休場

4時間チャネル内、下降トレンド継続中。

ベアの視点:4時間下降チャネルをフォロー。先週安値サポート崩れでショート。

ブルの視点:先週安値サポートで金曜高値へロング。

米休場、先週安値サポートの確認でノーポジ。

05/30火曜

4時間チャネル内、下降トレンド継続中。

ベアの視点:4時間下降チャネルをフォロー。先週安値サポート崩れでショート。

ブルの視点:先週安値サポートで金曜高値へロング。

  • 東京時間、あや戻しを狙っているので、先週安値割れはダマシを疑った。
  • ロンドン時間、4時間ピンバー高値抜き(先週安値抜き高値の抜き返し)で青1ロング。
  • NY時間、前日高値で1/2決済。
  • 翌日の東京時間、Mトップ二番天井形成で撤退。

戻り目候補へ、あや戻しロング。
先週安値下にダマシ安値確定でロングしたが、翌日の東京時間に戻り売りされてしまい、1回目のあや戻し狙いは失敗。

05/31水曜  5月末リバランス
  • 4時間ミドル・チャネルを上抜いたが、下降トレンドは継続中。
  • 前日陽線終値は先週安値でサポート。

ベアの視点:前日の先週安値ダマシで売りは慎重、先週安値サポ崩れでショート。

ブルの視点:1.0800へのリトレースメント狙い。①先週安値の下値試しでロング。②月曜高値付近のレジ崩れでロング。

先週安値下の動きが週足レベルで下髭になることを意識して下値追いはやめた。

あや戻し待ち。
東京時間の戻り売りが先週安値を更新させたが、今週はあや戻しを狙っているので様子見。

06/01木曜 欧消費者物価指数 米5月ADP雇用統計 米5月ISM製造業景況指数

前日陰線終値が先週安値を更新するも、底固さも感じるので、先週安値付近での決着を待って入る。

ベアの視点:先週安値レジスタンスで戻り売り。

ブルの視点:先週安値付近の戻り目崩れで4時間チャネル高値目安にロング。

  • ロンドン時間、逆三尊天井が完成。
  • NY時間、先週安値の4時間陽線抜き返し、4時間足5本目の陽転で青1押し目買い、月足MA21到達(4時間陽線5本目のクローズ)でアウト。

戻り目候補へ、あや戻しロング。
先週安値下の逆三尊天井確定を待ってロング、2回目のあや戻しロングは成功。

06/02金曜 米5月雇用統計

先週安値の底固さから戻り始めた様子、1時間足レベルはアゲダウになった。

ベアの視点:1.0800+4時間チャネル高値付近のレジスタンスで戻り売り検討。

ブルの視点:前日陽線を1.0800へ押し目(1時間MA21目安)買い。

  • 東京・ロンドン時間、4時間チャネル高値に戻り目待ち。
  • NY時間、米雇用統計の良い結果を受け、赤1戻り売り、ほぼ先週安値到達(4時間陰線5本目クローズ)でアウト。

下降トレンド戻り売り。
1.1000Mトップのネックラインである3月安値を目指す下降トレンドと、日足レベルの上昇トレンドの深い押し目(=1.0650付近)が絡んで下値が固いので、このまま先週安値でサポートされるかもしれない。

ポンドドル

今週の見通し

概要

GBPUSD 日足に月足ロウソク


1月ハラミ足高値を4月陽線終値が更新後、月足MA21に頭を押さえられている。

GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク

  • 月足MA21と100日MA、240ピプスの戦場。5月前半から月足MA21に頭を押さえられているが、大局は1月ハラミ足高値の4月陽線更新で買い目線。
  • 重要経済指標・米5月ADP雇用統計・米5月ISM製造業景況指数・米5月雇用統計・5月末リバランス

売り手の注目

月足MA21レジスタンス。

買い手の注目

  • 1月ハラミ足高値を4月陽線が更新。
  • 5月末に絡んだ下髭の形成。
  • 100日MAサポート。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 5月第3週高値
TR中段 1月高値と先週安値
TR下段㊦ 4月安値

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

①100日MA+先週安値の押し目崩れでショート。②5月3週高値まで買われればショート検討。

4時間足ブルの視点

1月高値更新波を100日MA+先週安値のサポートで押し目買い。

今週の値動き

GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク


100日MAのサポートで、月足MA21に挑戦。金曜の米雇用統計の良い結果を受け1月高値まで売られたが、来週は月足MA21をブレイクできるかもしれない。

今週の攻略ポイント

GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク

100日MAサポートで押し目買い。

月足MA21VS.100日MA、240ピプスの戦場だが、1月ハラミ高値を4時間陽線終値が更新済なので買い目線で攻めた。

毎日の攻略ポイント

GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

先週安値二番底で買い始める。

月曜は米英が休場でノーポジ。火曜日の先週安値への下値試し(4時間3本目陽転青1)Wボトム二番底から買い始めた。

このロングは1月高値で1/2決済、「ネック抜きの1波」なので、翌日の東京時間、高値切下げで撤退。

先週安値Wボトムの上昇3波をロング。

水曜は前日安値から1.2350への安値切上げで3波を青1ロング。

木曜は1月高値Mトップ崩れのタイミングで青1ロング。

2つのロングはほぼ先週高値到達(4時間陽線5本目クローズ)で決済。

米雇用統計の良い結果を受けショート。

金曜は先週高値+月足MA21の戻り目待ちから、米雇用統計の良い結果を受け、赤1ショート、1月高値到達(4時間陰線5本目クローズ)でアウト。

今週の深堀り

今回はトレンド相場のプルバック(あや押し・あや戻し)の狙い方について解説します。

下落トレンド相場の一時的な上昇を「あや戻し」、上昇トレンド相場の一時的な下落を「あや押し」といいます。

英語なら「リトレースメント」や「プルバック」といわれますが、この解説では「プルバック」に呼称を統一します。

よく混同される「ロール・リバーサル」は、レジスタンスとサポートの役割が入れ替わるレジサポ転換現象のことで別の意味になります。

波は大きく分けて「推進波」と「修正波」の二種類で「プルバック」とは修正波のことです。

1.修正波を狙える相場環境
2.プルバックの狙い方
3.まとめ

修正波を狙える相場環境。

当たり前のことですが、推進波と修正波を見分けるのが易しい環境ほど「修正波」を狙いやすくなります。

レンジ相場は、売りと買いが拮抗するため、推進波と修正波の区別がつきません。

そうなると、

トレンド相場の「プルバック」が、狙いやすい修正波となります。

4時間足


ドル円は明らかな上昇トレンド相場であり、

  • 5月安値から3週連続で陽線出現。
  • 140.00が10円刻みのキリバン。
  • 月末は髭になりやすい。

これら複数の条件から、金曜の雇用統計発表までは、プルバックの動きを狙いました。

4時間足

ユーロドルも明らかな下降トレンド相場であり、

  • 5月高値から3週連続で陰線出現。
  • 月末は髭になりやすい。
  • 3月安値上昇波の深い押し目(金曜日に気づく)

複数の条件から、プルバックを狙いました。

プルバックの狙い方。

下落トレンド相場の一時的な上昇や、上昇トレンド相場の一時的な下落が「プルバック」ですが、上図のように、上昇トレンド相場のプルバックでは、下位足が逆トレンド(下降トレンド)を形成します。

概念図のような美しい波形を描くなら、下位足のダウ目線変更後に赤○で戻り売り、青○で上位足方向へ押し目買いすればオッケーなのですが、リアルなチャートでは概念図のようにいきません。

なぜなら、プルバックの波は、上昇トレンドの支配下にあるからです。

過去にこちらの記事にも書きましたが、修正波の特徴は次の通りです。

  • ロウソク実体が小さい。
  • 上下にヒゲが長い。
  • 陰陽線が混在する。
  • 移動値幅に対してロウソク足の本数が多い(遅い)

つまり、美しい波を描くことは稀だといえます。

15分足


もし、短期足がダウ理論的に売り目線をなるのを待つなら、140円や先週金曜の強者の安値を割り込んだ、水曜から売ることになります。

しかしそうなると、押し目候補の先週陽線レジサポ・ラインに対して、すでに半分も下落してしまっていて、さらに、(上昇トレンドの影響下にあるため)水曜日は前日安値の仮ネック付近から、二番天井へ買われるリスクもあります。

後からみたら、戻り売りポイントは、水曜日と木曜日となりますが、水曜日のショートなんて、正直どっちに転ぶかわかりません。

つまり、下がれば下がるほど、ブルとベア両面からの複雑な分析が求められる割には、逆行リスクを含んでしまいます。

トレンド方向に順張りならともかく、所詮、プルバックは修正波、トレンドに逆張りするわけなので、どの道、素直な値動きは期待できません。

ならば、複数な分析で複雑なリスクをとるより、単純な分析で単純なリスクをとるほうが、わかりやすくていいです。

「今週足は金曜日の雇用統計まで陰線になる」と考えていたので、火曜日の一番高いところで売って、先週陽線のレジサポ・ライン(押し目候補)まで、ポジションの半分を保有しました。

火曜日の逆張りは、短期足すら売り目線になってませんが、140円付近の解釈を根拠にするので問題ありませんし、根拠が崩れたという根拠を使ってドテンすることもできます。

プルバックの途中乗りは、エントリー・タイミングの難易度も上がりますが、一番高いところで売ってしまえば、損切りも明確で、途中でどんな動きをしても関係ありません。

まとめ

1時間足


推進波はいろいろと易しく、修正波はいろいろと難しいんです。

こちらの記事にもあるように、推進波の初動は注文(フォース)の集中で、エントリー・ポイントもわかりやすいです。

それに引き換え、修正波は難しいからといって、易しい推進波の2倍儲かるなんてこともありません。

むしろ、修正波の端から端まで取れても、推進波の半分くらい(半値押し)しか伸びないし、下手をすると「骨折り損のくたびれ儲け」で終わります。

推進波と修正波の見極めは、易しい相場と難しい相場の見極めでもあります。

今週のドル円で負けたのは、修正波を認知できないせいなので、とにも、かくにも、推進波と修正波を見分けるスキルを身に付けつのが先決です。

「ひよこ鑑定士」は、ひよこのオスとメスを見分ける専門職ですが、推進波と修正波の違いはオスとメスくらい根源的性質が違うので、見分けるスキルがあるとトレードが楽になります。

参考になれば幸いです!

来週の相場観

ドル円

4時間足

概要

  • 大局は22年陽線61.8ポイントのWボトムでの押し目買いが150.00を目指す流れ。
  • 上昇トレンドのプルバック後、金曜の雇用統計で押し目買いされ140.00に到達。
  • 140.00スーパーキリバンが意識されれば、先週高値で天井形成モードに入る。
  • 重要経済指標:米ISM非製造業景況指数

売り手の注目

140.00スーパーキリバンの5月陽線終値レジスタンス。

買い手の注目

  • 5月安値起点の上昇トレンドが継続中、先週の金曜日に押し目買いされた。
  • 日足MA21と100日MAの支持。

トレーディング・レンジ

上段㊤ 11/21レジサポ・ライン
中段 先週高安
下段㊦ 5月第4週ハラミ足安値(=12/20日銀高値)

来週のシナリオ

4時間足ベアの視点

140.00レジスタンス背景。先週高値付近の天井形成から(天井崩れに注意しつつ)先週安値抜きショート、5月第4週ハラミ足安値(12/20日銀高値)まで押される可能性アリ。

4時間足ブルの視点

5月安値起点の上昇波をフォロー。①金曜の押し目買いをフォロー。②先週高値の天井崩れでロング。③5月第4週ハラミ足安値(12/20日銀高値)まで売られれば、Mトップ崩れを狙って押し目買い検討。

ユーロドル

4時間足

概要

  • 1.1000のMトップから3月安値ネックラインへ下降中。
  • 3月安値を目指す下降の流れに、3月安値上昇波76.4%の深い押し目が抗って反応。
  • 下降トレンド再開、あるいは、3月安値から5月安値へ安値を切り上げるかの攻防を見極める。
  • 重要経済指標:米ISM非製造業景況指数・欧GDP

売り手の注目

  • 3月安値を目指し、下降トレンドが継続中。
  • 100日MA+日足MA21の押さえ。

買い手の注目

  • 200日MAの支え。
  • 3月安値から5月安値(=76.4%深い押し目)への安値切上げが、1.1000Mトップを崩す可能性。

トレーディング・レンジ

上段㊤ 1.0900(=5月陰線61.8%戻し)
中段 先週コマ足高安
下段㊦ 3月安値

来週のシナリオ

4時間足ベアの視点

下降トレンドを3月安値へフォロー。①先週高値の戻り売りを3月安値へフォロー。②5月安値のサポート崩れで3月安値へショート。

4時間足ブルの視点

3月安値から5月安値へ安値切上げ狙い。5月安値Wボトム、あるいは、逆三尊天井肩ラインから先週高値抜きロング。

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コメント

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  • コメント (17)

    • mr03911gt1
    • 2023年 6月 03日

    動画・ブログ更新ありがとうございます。

    プルバック。ボルマン本にもあったような。
    トレードする上で取り入れたものと辞めたものがあるなかで
    諦めたうちの一つのがこのプルバックに乗るトレードです。

    それは何故か?

    今週は
    月曜、イギリス・アメリカ休場のため予定通りノートレード(ていうかチャートを見なかった)
    火曜、AIに訊くとセンチメント変化の兆候があったが当初の狙いは先週のコメント通りドル買い、
    GBPUSDをウィークリーR1 1.244まで待ってからショート、伸びず深夜にアウト。これが決定的。
    水曜、AIに訊いたところセンチメントが反転していたのでドル売りに方針変更。
    予想より早かったですがこれも先週のコメント通り、つまり想定内の方針変更でした。
    欧州初動、GBPUSDをデイリーS1 1.2355ロング、ウィークリーR1 1.244アウト
    木曜、欧州初動、GBPUSDデイリーPP 1.241で跳ねたのでロング(本当はS1ロングを狙っていた)
    デイリーR3 1.250アウト。レートはもうちょっと上ウィークリーR2 1.254まで行きました。
    金曜、デイリーPP 1.249を試したところでロング、雇用統計で損切り逆指値にヒット。
    しかしその裏、ヘッジで値動きを見てからドル円をロングしていたので、これを翌未明に70pipsで利確。
    という結果でした。
    もう世の中ピボットですよマジで。

    何故プルバックを諦めたのか、ですが
    それは、タイミングがよりシビアになるからです。じっと見守ってなくちゃいけない。
    ピボットで棚板トレードしているならあんまりチャートを見続けなくて済む。
    その代わりチャンスをいくつも失う。でもそれはそれでいいやって諦めて。
    なのでプルバックが来たら、敢えて乗らずに、ああ来たなって見送って次を待つことにしています。
    その間風呂入って飯食って酒飲んで、もしチャンスが来なかったら寝てますね。
    今週の週利は22%でした。

    週ナビが二本立てになってから急にYouTubeの再生回数が減ってるのでは?
    何故なんでしょう。視聴者さんをふるいにかけちゃったとか。

      • NoN
      • 2023年 6月 04日

      ピボット最強ですね(^_-)-☆

      昔から週ナビの再生回数って伸びないんですよね。
      ガチで勉強してる視聴者さん対象というか。
      それを二本立てにしたから、なおさらかもしれません。

      「FX歴10年のデイトレーダーが厳選!鉄板エントリー・ポイント3選」
      関連動画から、新規視聴者が流入しやすい、こういうタイトルの動画をつくらないとダメですね。

        • mr03911gt1
        • 2023年 6月 04日

        >ピボット最強
        何年か前の迷晴れさんの動画でキリ番からキリ番への棚板トレードを何度か取り上げていました。
        それを思い出してデイリー・ウィークリーのピボットに応用してるだけなんですね。

        さて
        ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-04/RVPBPODWX2PS01?srnd=cojp-v2
        これは要注意です。
        特にこれら財務省債券が国内で消化しきれない場合
        2011年のいわゆる米国債ショック
        あの手法を使って世界同時株安を敢えて引き起こし、米国債への資金流入という
        の流れを作ってくるかもしれません。格付け会社にちょっとコメントしてもらうだけで
        実行可能です。

        株ホールドしている人たちはそこで狼狽売りをせず、むしろ買い増しするチャンスと
        考える方がいいかもしれません。

          • NoN
          • 2023年 6月 04日

          やはり、シンプル最強ですね!!

            • mr03911gt1
            • 2023年 6月 05日

            AIに訊いてみました。
            私の性格などプロンプトに入れてどんなトレードが向いているのかと。
            そしたらスキャルピングかデイトレードっていう回答でした。
            私と正反対の息子の性格で訊いてみたら、
            ファンダメンタルに基づく長期トレードっていう答えでした。

            今日はGBPUSDをデイリーS2まで下落を待って1.2375ロングしました。
            でもセンチメントは五分五分だし、指標の時刻が近いので
            まあ分からないですね。
            ただ損失は極めて限定的だし、まあ別に今日は損で終わってもいいや
            って感じで酒飲みながら気楽に眺めてます。22:48

          • YuMasuki
          • 2023年 6月 09日

          ピボット最強。

          現在の値段はどこかに向かっているし、何処かで止まる。
          何処で止まるか、どのくらいの勢いがあるかがわかってしまえば、その波に乗ることで資産を指数関数的に増やせる。

          レジサポをピボットで、勢いをRSIで。
          これが貴方とマヨ晴れさんから学び、私が確立した手法。
          今週は週利250%。少額でレバレッジ100だからできることなんだが、今一度年利10000%を目指したいと思う。

            • mr03911gt1
            • 2023年 6月 09日

            これはまた空恐ろしい結果を実現してますね!!
            週利で3桁とか聞いたことがありません。

            RSIですか。
            チャートの下段に表示されるインジケーターが極めて苦手で
            RSI、MACD、ADX
            使えそうなんだけど使ったことが無いです。
            イメージ湧かないんですね。

            チャレンジしようかな・・??

              • YuMasuki
              • 2023年 6月 09日

              要するに、オシレーター系って「スピードメーター」みたいなものなんだと思います。
              特にRSIは計算式上、1を上回ることがないから(期間を負の数にしない限り)どのくらいの速さで上または下に向かう勢いがあるかってことを図るのにはとても有用だと思う。
              ストキャスやMACDなんかも所詮移動平均クロスに毛が生えたようなもんだし、クロスしたところを捉えてトレンドフォローをしてもリスクリワードが悪い。

              オシレーター系で見るべきはインディケーターの形ではなく「中央値(ネックライン)をどんな勢いとチャートパターンで抜けているか」という事だと思う。
              これは、レンジブレイク手法ととても相性がいい。
              レンジブレイクとは要するに、高値抜けロング又は安値抜けショートといったいわゆる「飛び乗り」なのだから、直近の反対側ポジションの勢いの弱さを捉えると上手くいく。

              昨日(木曜日)のドル円ショートなんて正にそれ。
              直近は前日高値を更新したが、ウィークリーピボットポイントで1時間足RSIが50を下回り、約100pips下落。
              「押し目買いの候補地点でネックラインを形成し、買いの弱さが確認されたのでショート。安値更新でアウト。」
              こんな感じで、マヨ晴れさんが正に言いそうな感じのところってのは、RSIの50を下回るところを境にチャートパターンが反転するところ。

              重要なのは、売るなら買いの弱さが必要、買うなら売りの弱さが必要ってことだからそういったところを数値で環境認識できるのは、大変強み。
              勘違いしてはならないのは、今から自分が取ろうとするポジションの反対勢力の強弱はチャートパターンやロウソク足の実体や髭からムルチフレームで捉える必要があるという事。
              やはり根拠にするのは、敵勢力の弱さや強さなのだ。これ以外に先立つものはない。

                • NoN
                • 2023年 6月 10日

                いやぁ、今週のケーススタディは、その木曜日のショートです(^_-)-☆

    • jari
    • 2023年 6月 04日

    ご無沙汰しております。
    いまだにコツコツとコンテンツ改良を続けられる迷晴れ氏の姿勢に相変わらず畏敬の念を抱きました。

    一視聴者の自分としても週ナビにはカジュアルな一般向けというより、「世界王者を輩出し続ける名門ジム」のようなイメージを受けます。迷晴れさんはサラサラ解説されてますが、一語の情報量がハンパないですから…。
    前編と後編に分かれたのは支持します。わかりやすくていいと思います!

      • NoN
      • 2023年 6月 04日

      ありがとうございます!

      後編を独立させたことで、尺の関係上、さらっと流していたことを、しっかりお伝えすることができます。
      結構、重要なことを言ったりすることがあるんです(^_-)-☆
      週ナビのコメントを拝見すると、向上心の強い方々の役には立ってる気がします。

      でも、ユーチューブ的には、もっと初心者向けの動画もつくらないと(;’∀’)

    • M
    • 2023年 6月 04日

    いつも素晴らしい動画ありがとうございます。

    再生回数少ない件に気になり笑、久々のコメント失礼します。

    週ナビしっかり見てる人って真面目に継続的に勉強されている方ってイメージです。
    みんなキャッチーなタイトルに飛びつきやすいでしょうし、ノウハウっぽい方が再生回数伸びるんでしょうが…

    FXの勉強を継続的にしている人も少ないんだろうと思います。
    その代わり、しっかり毎週自分のトレードの振返りできる人は強いでしょうね。

    去年は少し迷晴れさんの動画離れておりましたが。ポンドル解説が導入されてから毎週週ナビみています。
    実際ポンドルのトレードはしてませんが、あの大局みてトレードしているシンプルな感じがとても好きです。
    あのくらいの割り切り?感でトレードしたいものです。笑

    迷晴れさんのお陰で、去年の4月から安定的のほぼ毎月黒字出せています。感謝です!

    引続き、動画更新楽しみにしています。
    これから梅雨入りしてジメジメ暑くなりそうですが、お身体にお気をつけてお過ごしください。

      • NoN
      • 2023年 6月 04日

      「FXの勉強を継続的にしている人も少ない」
      残念ながら、その通りですよね。
      裏を返せば、正しい努力(毎週のトレードの振返りなど)を続けることが、自分の希少価値を高める行動になります。

      毎月黒字を達成したMさんも、きっと希少価値の高い人なんだと思います。

    • 猫チャギラ
    • 2023年 6月 04日

    いつもご教授頂き有難うございます。修正波は難しいとの解説でしたが本当にその通りの1週間だったと思います。自分も金曜日の雇用統計で4時間足足の下降チャネル上限でショートしたのですが見事に担がれましたが、改めて思ったのはファンダよりテクニカルが優先だということです。全くファンダが必要ないとまでは言いませんが99対1でテクニカル優先だと思います。ファンダの大局を中心に解説してる人がいますが、そういう人達は未だにドル円のファンダの大局は下だと言っています。自分がチャートを見る限りではとてもそうは思いません。完全にドル円の大局は上向になったと思います。ファンダを先に分析してファンダの大局とチャートが噛み合った時だけトレードするというスタイルでは、局面によってはトレードできない日々が長く続くことになるかもしれませんね。正に今のドル円がそうだと思います。高橋ダンさんは必ずチャートを先に見てからファンダのニュースを見る、この順番が非常に大事だと言ってます。それを逆にしてしまうとどうしても先入観でチャートを見てしまうそうです。やはりエントリーする時はテクニカルだけで決めるのが重要で、ファンダは常に後つけであることを忘れないようにしたいです。自分も今回4時間足チャネル上限でショートして失敗しましたが、あくまでテクニカルだけで判断しました。でも担がれたことによってドル円が上向とハッキリわかりましたし、それ程大きな負けでもないので来週以降とりあえずファンダは横において、テクニカル分析だけで買い場を探っていきたいと思います。

      • NoN
      • 2023年 6月 05日

      おつかれさまです。

      ボクはチャーチストですが「足りない」と感じたことはありません。
      相場の背景として中長期ファンダを把握するようにしてますが、あくまでもチャート優先です。

      チャートを見れば、猫チャギラさんのように、「下に行けないなら上」と判断することもできます。
      下に行けない原因を追及したところで、投資家の心理の中身なんて誰にもわかりませんし、ひとつじゃありません。

      ファンダもテクニカルも、投資家の投資行動を決める要素です。
      だから、他人の心理を包括して描かれるチャートを見ることが一番大事だし、わかりやすいです。

    • チェスタニ
    • 2023年 6月 05日

    迷晴れさん今週もありがとうございました!
    今週は月曜ノートレード火曜ショートで利確してから完全に慢心してしまい、水曜日木曜日金曜日で損切りされまくりマイナスで終わりました。上手くいきすぎて普段なら絶対やらないであろう所でやってました。
    まだまだ練習します。
    最近急に暑くなってきたのでお身体に気をつけてください^_^

      • NoN
      • 2023年 6月 05日

      個人的に暑いのは高温多湿は苦手で、すでに週三回は蕎麦喰ってます。
      でも、四季のない国もあるので、日本は自然に恵まれてると思います。

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