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【短期指標トレード】FOMCの利上げと利下げ『織り込み済度合』を簡単に知る方法。/週ナビ419

週刊チャートナビ419回(2023.01.30~2023.02.03)は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの”ドルストレート通貨”の一週間を振り返るチャート考察です。

ドル円

今週の攻略ポイント

4時間足


『日足下降トレンド戻り売り、何でタイミングを計るか』

  1. 水平線とチャネルラインのクロスがシグナル。
  2. FOMCを待つか、待たないか。
  3. 22年陽線61.8%押しのサポートに注意!

今週の見通し

概要
日足


大局の現在地は、22年陽線の押し目エリア(128.0=61.8%押し)

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 今週は、2/2の中央銀行(FOMC・BOE・ECB)祭りに注目!FRB0.25ポイント、ECB&BOE0.5ポイントの利上げが織り込まれている。
  • 日足下降トレンドが継続中。1月終値が12月安値下でクローズすれば128.0(=22年陽線61.8%押し)へ売られやすくなる。
  • 重要経済指標:2/2木曜の中央銀行デ-
  • 月末リバランス
売り手の注目
  • 日足下降トレンドが継続中。
  • 先週陽線終値が12月安値下でクローズ。
  • 日足チャネルラインとSMA21の押さえ
買い手の注目

22年陽線の押し目エリア内。

TR上段㊤:1.11戻り高値

TR中段:先週高安(12月安値跨ぎ)

TR下段㊦:1月安値

4時間足ベアの視点:①日足下降トレンドを1月安値へ戻り売り。②1.11戻り高値まで買われれば下値試しショート。

4時間足ブルの視点:①先週高値+日足チャネルを上抜けば、1.11戻り高値へロング。②128.0から1月安値付近へ売られれば、2番底形成を待ってロング。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク


今週は12月安値+日足チャネルラインのクロスで「日足下降トレンドの戻り売り」を狙った。

1日水曜のロンドン時間から売られ始め、FOMC会合後のパウエル議長のハト波発言で先週安値をブレイクするも、128.0(=22年陽線の61.8%押し)が意識されてか、下値の堅い展開となった。

128.0附近に1月安値の2番底をつくるなら、もう一週間ほどレンジが続くと考えたが、米1月雇用統計の驚異的なポジティブサプライズで急騰、Wボトム・ネック(=先週高値)まで一気に戻した。

毎日の見通し

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

01/30月曜

12月安値裏に戻り目形成中のFOMC待ち。

ベアの視点:12月安値まで買われればショート検討。

ブルの視点:先週安値への試しからロング検討。

01/31火曜 月末リバランス
  • 日足下降トレンドの先週高安調整レンジ。
  • 12月安値+日足SMA21+日足チャネル高値の戻り売りポイント。
  • 12月安値と1月終値に注目。

ベアの視点:12月安値レジスタンスで先週安値へショート。

ブルの視点:12月安値レジスタンス崩れで1.18高値目安にロング。

02/01水曜 28:00 FOMC+パウエル議長会見
  • 1月終値は12月安値でレジスタンス(=売られやすくなった)
  • 日足下降トレンドの戻り売りポイント。
  • 前日の戻り売りはFOMC待ちで不発。

ベアの視点:日足下降トレンド戻り売り(12月安値+日足SMA21+日足チャネル高値)

ブルの視点:12月安値戻り目崩れで1.18高値目安にロング。

02/02木曜
  • FOMCで先週安値を前日陰線終値が更新。
  • 22年陽線の61.8%押し(=128.0)に、1月安値とのWボトムが意識される。

ベアの視点:日足下降トレンドをフォロー、前日陰線を戻り売り。

ブルの視点:①下げ止まるまで静観。②先週安値下の動きがダマシになればロング。

02/03金曜 22:30 米雇用統計

128.0(=22年陽線61.8%押し)が意識され下値が堅い、ここに1月安値の2番底をつくるなら暫くレンジになる。

ベアの視点:日足下降トレンドをフォロー。①128.0Wボトム崩れで1月安値へショート。②FOMC高値まで買われればショート検討。

ブルの視点:128.0サポートを使ってFOMC高値へロング。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

01/30月曜

東京時間、先週安値試しで急落、先週安値切上げで青1ロング、方向感の弱い局面なので、直近高値でアウト。

01/31火曜

東京+ロンドン時間、12月安値+日足チャネルラインにWトップ待ち。

NY初動、2番天井ネック割れで赤1ショート、急落後、次の4時間足陽転で半決済。

翌日の東京時間、安値切上げで撤退、FOMC前でフォローされなかった。

02/01水曜

東京時間、日足下降トレンド戻り売り、前日高値切下げで赤1ショート。

ロンドン時間、15分SMA21をガイドにホールド。

NY時間、前日安値で半決済、130.0に利確設定してFOMC待ち。

翌日のNY時間、128.0(=22陽線61.8%押し)に阻まれ、日足戻り売りの安値更新失敗でアウト。

02/02木曜

東京時間、前日陰線の戻り待ち。

ロンドン時間、先週安値裏反発、前日陰線を赤1戻り売り。

NY時間、前回安値を更新できず撤退。

02/03金曜

東京+ロンドン時間は米1月雇用統計待ち。

NY時間、米1月雇用統計はポジティブサプライズでドル急騰。129.5ブレイクで青1ロング(LCは1分足押し目)、その後、FOMC高値を突き抜け、先週高値でアウト。

攻略ポイントのおさらい

『日足下降トレンド戻り売り、何でタイミングを計るか』

1.水平線とチャネルラインのクロスがシグナル。
1時間足

日足下降トレンド戻り売りは、注目され続けた12月安値の水平線と日足チャネルライン(日足sma21含む)とのクロスから売られ始めました。

レジサポラインの水平線とチャネルライン(トレンドラインや移動平均線も含む)のクロスは強いシグナルになります。

水平線付近で値が止まっても、斜めラインや移動平均線とのランデブーを待って動き出すことがよくあります。

さらに、1日高値付近は、1月足が12月安値の下でクローズしたこともあって、絶好の売り場となりました。

2.FOMCを待つか、待たないか。
15分足

テクニカル的にみて絶好のエントリーポイントなら、ボクは重要経済指標の前であってもポジションを持ちます。

1日赤1のショートは「絶好すぎる日足下降トレンドの戻り売りポイント」と判断しました。

予想値0.25ポイントの利上げは織り込み済なので、発表値0.5ポイントの利上げなら急騰しますが、FOMC前にポジションを軽くして、130.0まで戻されれば利確されるので問題ありません。

重要な経済指標をきっかけに、テクニカル通りに大きく動き出すことはよくあり、乗り遅れたくないので発表当日に仕掛けてしまうことがあります。

また、FOMCなど中央銀行系指標の厄介なところは、政策金利の発表のみならず、その後の、総裁・議長会見での発言も注目されていることです。

今回もパウエル議長のハト波(利下げ)会見でドルが売られたそうですが、単なる戻り売りにも見えます。

FOMCは、シンプルに織り込み度合と発表値の乖離によるサプライズのみに注目して、自分にわかることだけをトレードに取り入れてます。

会合後の議長・総裁発言の内容でのトレード判断はよくわからないので捨ててます。

3.22年陽線61.8%押しのサポートに注意!
4時間足

今週は日足下降トレンドの戻り売りポイントだったので「売り選好」でしたが、128.0(=22年陽線61.8%押し)にも注目しました。

1月安値の2番底を形成するなら、128.0付近でもう一週間ほど底を固めるだろうと思いました。

ユーロドル

今週の攻略ポイント

4時間足


『日足上昇トレンド押し目買い、何でタイミングを計るか』

  1. 31日月末のダマシ安値がシグナル。
  2. FOMCを待つか、待たないか。
  3. 1.10と月足移動平均線のレジスタンスに注意!

今週の見通し

概要
日足


22年陰線の戻り売り候補(=12月高値)を上抜け、深く戻したが、1.10スーパーキリ番が意識され上値が重い。

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 今週は、2/2の中央銀行(FOMC・BOE・ECB)祭りに注目!FRB0.25ポイント、ECB&BOE0.5ポイントの利上げがマーケットに織り込まれていてサプライズはなかろう。
  • 1.10スーパーキリ番の下、日足レジサポ・ラインに頭を押さえられている。12月高値を試しに一旦下げてから押し目買いされる可能性もある。
  • 重要経済指標:2/2木曜・中央銀行デ-と金曜日の米雇用統計
  • 月末リバランス
売り手の注目
  • 1.10スーパーキリ番。
  • 日足レジサポ・ライン(=先週高値)の押さえ。
買い手の注目
  • 日足上昇トレンド継続中。
  • 2週前陽線が12月高値(=22年陰線戻り売り候補)をブレイク。
  • 日足SMA21の支え。

TR上段㊤:1.10スーパーキリ番

TR中段:先週高値と12月高値

TR下段㊦:3週前安値

4時間足ベアの視点:①先週高値にWトップをつくれば2番天井からショート。②12月高値を試す動き、先週安値押し目崩れで2週前安値へショート。

4時間足ブルの視点:日足上昇トレンド押し目買い。押し目ボックス(=先週安値と2週前安値)でロング。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク


今週は日足上昇トレンドの押し目買いを狙った。

月末火曜のロースパイク(=ダマシの安値)をシグナルに、1日水曜のロンドン時間から買われ始め、FOMC後に先週高値をブレイクした。

2日木曜は、1.10スーパーキリ番と月足sma21が意識されてか、ECBをきっかけにFOMC安値へ深く押した。

3日金曜の米1月雇用統計は驚異的なポジティブサポライズでFOMC安値の押し目を崩して急落。

毎日の見通し

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

01/30月曜

先週高安のレンジ。

ベアの視点:先週高値に引きつけてショート。

ブルの視点:先週安値サポートでロング。

01/31火曜 月末リバランス

日足上昇トレンド中の先週高安調整レンジ。
ベアの視点:先週安値のサポート崩れで1.08目安にショート。

ブルの視点:先週安値のサポートで先週高値へロング。

02/01水曜 28:00 FOMC+パウエル議長会見
  • 日足上昇トレンドの先週高安調整レンジ。
  • 先週安値を下抜けたが、1.08でスパイク反転した。

ベアの視点:月曜高値発下降波の3波戻り売り。

ブルの視点:日足上昇トレンド継続狙い。月曜高値発下降波の3波戻り目崩れで先週高値抜きロング。

02/02木曜 22:15 ECB政策金利 22:45 ラガルド総裁会見 
  • FOMCはパウエル議長の「ハト派会見」を受けて先週高値をブレイク。
  • 月足SMA21+1.10のレジスタンスが意識される。

ベアの視点:1.10レジスタンスを確認後、先週高値へショート。

ブルの視点:日足上昇トレンドをフォロー、前日大陽線を押し目買い。

02/03金曜 22:30 米雇用統計
  • 1.10スパーキリ番+月足SMA21にレジスタンスされ、ECB発表後に急落、FOMC安値へ全戻し。
  • 欧州中央銀行(ECB)は予想通り、政策金利を0.5ポイント引き上げるとともに、3月も0.5ポイントの利上げを続ける意向を示した。その後はインフレを抑え込むためにどこまでの利上げが必要かを検証する。

ベアの視点:1.10スーパーキリ番+月足SMA21を意識。FOMC押し安値崩れで先週安値+日足SMA2 1へショート。

ブルの視点:日足上昇トレンドをフォロー、FOMC押し安値基準に押し目買い、先週安値+日足SMA21のロースパイクも考慮。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

01/30月曜

ロンドン時間、先週高値を試し、先週高値を切り下げたが、黄1ショートは日足上昇トレンドに逆らうため見送った。

01/31火曜

ロンドン初動、先週安値に足場をつくらなかったため、黄1ショートは見送り。その後の動きで1.08のロースパイクを疑った。

02/01水曜

東京時間、前日足終値が先週安値でクローズしたことで「ダマシの安値」が確定、前日終値への試しで青1ロング

NY時間、前回高値で半決済、建値上に利確設定してFOMC待ち、1.10でOCOアウト。

02/02木曜

東京+ロンドン時間、1.10抜きの安値+1時間SMA21のクロスで押し目待ち。

NY時間、ECB発表後の押し目崩れで赤1戻り売り、先週高値で半決済、FOMC安値でアウト。

02/03金曜

東京+ロンドン時間は米1月雇用統計待ち。

NY時間、米1月雇用統計はポジティブ・サプライズで急落。FOMC安値裏、1分足で戻り売り、先週安値で半決済、日足SMA21下髭をみてアウト。

攻略ポイントのおさらい

日足上昇トレンド押し目買い、何でタイミングを計るか。
1.31日月末のダマシ安値がシグナル。
1時間足

そもそも、日足上昇トレンド中、階段状に高安を切上げ、先週は高値調整レンジをつくりました。

1月末の足が先週安値でサポートされたことで「ダマシの安値」が確定。これをシグナルに1日にロングできました。

2.FOMCを待つか、待たないか。
15分足

ドル円で書いた通り、テクニカル的にみてエントリーポイントなら、重要経済指標の前であってもポジションを持ちます。

1日青1ロングは前日終値を試したところで買ったので、FOMC初動で多少逆行しても、含み損にはなりません。

3.1.10と月足移動平均線のレジスタンスに注意!
4時間足

今週は日足上昇トレンドの押し目買いポイントだったので「買い選好」でしたが、1.10+月足sma21にも注目しました。

なぜなら、1.10スーパーキリ番を簡単に上抜けるとは考えにくく、日足上昇トレンドが継続するにしても、一旦、ロングの利益確定で押し目をつける動きがでるだろうと考えました。

ポンドドル

今週の見通し

概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク


12月高値(=22年陰線61.8%戻し)Wトップを形成中。

GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク

  • 今週は、FOMCとBOEに注目!FRB0.25ポイント、BOE0.5ポイントの利上げが既に織り込まれている。
  • 1月終値が12月高値の下でクローズすれば、1月高値はWトップの2番天井として意識され売られやすくなる。
売り手の注目

12月高値と1月高値のWトップ。

買い手の注目
  • 日足上昇トレンド継続中。
  • 日足上昇チャネルと200日MAの支え

TR上段㊤:5月高値

TR中段:先週高安

TR下段㊦:2週前押し安値

4時間足ベアの視点:12月高値Wトップを意識。①先週高値2番天井から先週安値ネック抜きの下り電車道をショート。②先週安値付近ネックでの買いを受け3番天井でショート。

4時間足ブルの視点:2週前安値+日足チャネル付近のサポートでロング検討。

今週の値動き

GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク


今週は12月高値と1月高値のWトップを基準に「売り選好」で攻めました。

30日月曜、2番天井から売られ始めるもFOMCを控え失速、FOMCで2番天井を試して3番切下げ天井から売られた。

FOMCとBOEでの「上振り・下振り」はいつも通りだが、重要なプライスは突破できず、雇用統計のポジティブ・サプライズも想定外に売られたが、テクニカル的には、先週安値ネックを試して売られるいつも通りの動きだった。

毎日の値動き

GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク


30日月曜、2番天井から先週安値への下り電車道狙い。金曜高値での1時間足レジスタンス確認後、次の1時間足で赤1ショート。

31日火曜、1時間sma21レジの1時間下降トレンドが発生。

1日水曜、2月に入って12月高値と1月高値のWトップが確定。前日のショートは1.23Wボトム+1時間チャネル抜けでアウトしてFOMC待ち。FOMCで再び1時間下降トレンドが再開するか、2番天井を試すか見極め。

2日木曜、3番天井狙い。金曜高値から1.24への切下げを確認後、3番天井ネック抜けで赤1ショート、BOEを控え前日安値ネックで半決済してBOEチャレンジ。

BOEは1.24上のLCに届かず反落、3番天井でのショートなので、2週前安値の押し目を崩せば、1月安値を試す可能性があるのでホールド。

米1月雇用統計に期待はなかったが、ポジティブ・サプライズで急落、2週前押し安値を下抜いた。

今週の深堀り

金融政策とは中央銀行(日本は日本銀行)が「政策金利」を調整することで、物価や通貨の安定のはかることです。中央銀行は経済情勢から「金融緩和」か「金融引き締め」の判断をします。景気の過熱局面では金利を上げ(=利上げ)て景気を冷まし、反対に、景気の後退局面では金利を下げ(=利下げ)て景気の失速を防ごうとします。

為替相場において、この「利上げと利下げ」が大きく注目されるのは、より金利の高い通貨に投資家の資金が集まる傾向があるからです。例えば、日本円の金利が低く、米ドルの金利が高ければ、投資家は日本円の資産の比率を減らして、米国ドルの資産を増やすため、為替相場は「円安・ドル高」となります。

ファンダメンタル分析の基礎については、こちらの記事をご参照ください。

2023年の中央銀行の政策金利見通しですが、FRBの利上げは春に終わり、夏から秋にかけ、ECBとBOEも利上げ打ち止めの見通しです。

ドル円はテクニカル的に22年陽線の押し目候補に到達、昨年末から年明けにかけての円高は、日銀のマイナス金利解除の思惑がもたらしたものなので、今回の1月米雇用統計の予想外に好調な結果も受けて、景気後退懸念が後退、FRBの利上げが長期化するなれば円高とはならないでしょう。

日銀がマイナス金利政策は円安要因ですが、もし、4月の新体制発足で日銀の利上げがあれば、円高・ドル安に振れるでしょう。

さて、よく「〇〇は市場に織り込まれている」という表現を耳にしますよね。

たとえば、今回のFOMCなら「0.25ポイントの利上げ」が市場に織り込まれていました。

これは、予想値を既定路線に為替相場が動いていたことを意味するので、発表値が0.25ポイントの利上げのままなら、サプライズにはなりません。

ちなみに、今週の米1月雇用統計は非農業部門雇用者数変化が予想を遥かに上回る驚異的なポジティブ・サプライズとなりドルが急騰しました。

各国中銀の政策金利は、中長期トレンドの方向を左右しますが、短期の指標トレードなら、予想値と発表値の乖離によるサプライズに注目します。

さらに、政策金利の変動予想値が市場にどの程度織り込まれているか把握できれば、より正確にサプライズの可能性を分析できます。

FOMC予想値の市場織り込み済み度合を数値化したツールにCMEグループが公開している「FedWatch Tool」があります。

次回、FOMC会合までのカウントダウン

出所:CMEのFedWatch ツール

今回のFOMCなら、利上げ確実は100%、97.6%の確率で4.5%~4.75%への利上げが織り込まれていることがわかります。

この状態でもし、発表値が4.75%~5.0%(0.5ポイントの利上げ)となっていたら、サプライズでドル円は急騰していたでしょうね。

基本的に、利上げ=米ドル買い、利下げ=米ドル売りですが、発表値=予想値なら値動きが限定的であったり、逆に動くこともあります。

FOMCやECB会合後のパウエル議長発言やラガルド総裁発言(ハト派かタカ派か)でも動きますが定量化できないため判断も曖昧になりがちです。

反面、こちらのツールは数値で可視化できるので、判断に個人差が発生しずらく信頼できます。

来週の相場観。

4時間足

概要
  • 日足下降トレンドと、22年陽線の61.8%押しポイント(=128.0)の衝突局面。
  • 1.11ラス戻り高値を上抜くまで、日足下降トレンドが続くが、22年陽線61.8%押しポイント(=128.0)に到達後、安値を切上げWボトムを形成中。
  • 4週前陰線高安のハラミが続く。
ベア派
  • 1.11戻り高値を上抜くまで、日足下降トレンドが継続中。
  • 1月終値の12月安値ブレイク。

日足下降トレンド基準。①FOMC高値(=雇用統計急騰半値)目安に下値試しショート、この押し目を崩せば、雇用統計安値まで狙う。②1.11ラス戻り高値まで買われればショート検討。

ブル派
  • 22年陽線の61.8%押しポイント(=128.0)にWボトム形成中。
  • 日足チャネル高値のブレイク。

1月安値Wボトム基準。①下値試し完了(=FOMC高値目安)後に押し目買い。②1.18高値を上抜けば1.11高値へついていく。③雇用統計安値付近まで売られれば2番底ロング検討。

4時間足

概要
  • 上値抵抗帯(=1.10+月足sma21)で激しく反発。
  • 日足上昇トレンドと上値抵抗帯(=1.10+月足sma21)の衝突局面だが、トレンド転換にはもう一山要る。
ベア派
  • 上値抵抗帯(=1.10+月足sma21)
  • 1月高値(=日足レジサポ・ライン)

1.10レジスタンス基準。①金曜大陰線を12月高値へ戻り売り。②12月高値+日足チャネル安値付近のサポート崩れで、4週前安値へショート。③1月高値付近まで買われればショート検討。

ブル派
  • 日足上昇トレンド継続中。
  • 12月高値と日足チャネル安値付近のサポート。
  • 1月陽線終値が12月高値(=22年陰線戻り売り候補)をブレイク。

日足上昇トレンド基準。①12月高値+日足チャネル安値を割るまで押し目買い。

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コメント

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  • コメント (27)

    • YuMasuki
    • 2023年 2月 04日

    今週もお疲れ様でした。

    FOMC及び欧州の金利政策は下馬評通りという感じでしたが、金曜の米雇用統計と失業率はインパクトのあるものでしたね。加えてISM製造業景気指数も最近はマーケット(主に株式平均指数)を動かす要因になっていますね。
    まあ、ポジティブサプライズをその指標通りに読める環境ってのは安心できます。S&P500も底硬いし、ドル円もレンジが固まりつつあります。あくまで個人的所感ですが、FXのデイトレってこういう時の方がやり易い気がします。

    今週、私は10pipsスキャルばっかりやっていましたが、勝率は85%を超えました。これには納得しているし、良い利回りだったのですが、金曜日の雇用統計はノートレードでした。
    正直、金曜の夜まで体力が残っていないって感じでした。
    取引の為のチャートは200ティックチャートを使っているのですが、コレはやっぱり疲れますね。
    1日3回スキャルをして30pips狙いにいこうとすると、PCに張り付きっぱなしですね。本日、土曜日の開放感は凄いですw

    このペースで利回りを上げると月利50%を超えることになる訳ですが、まあ電卓で弾いた通りの利回りならないのがマーケットですね。
    それでも、今がよっぽどやり易いのか3%以上のドローダウンがありません。
    ドル円とユーロ円の往復1pips以内のスプレッドに感謝です。200ティックチャートに関しても、今ではインジケーターを入れるだけで作成してくれるので楽になったもんです。
    かつてはディーラーごとのチャートが違いすぎて使う気になれませんでしたが、今ではそれなりに正確だと思いますし、描画も早くなった。処理速度とネットワーク技術の進歩は凄いもんです。

    来週あたりから、昨年末に162円で指値注文したポンド円の増玉を狙ってみようと思います。
    どうなるかは日銀次第です。「大緩和時代」が一旦下火になるか、それとも継続せざるを得ないか見ものです。
    この円買いが損切りになっても、私がそれを気にすることはないです。そんときゃ、株やリート(不動産投資信託)が上がっていますから。

    日銀に主体的な措置をとることなど出来ないが、賃上げが難しい状況でどうするのか。日本の賃金上昇停滞の原因は所謂「正社員制度」だが、この根強く存在する主従制度を壊す事はできないだろう。
    一旦形成された既得権益を壊すことは難しい。
    それには闘争、即ち階級闘争という名の革命が必要だからだ。日本人はこれを選択しないだろう。この気質をよく言えば「他人を思いやる人々」だが、悪く言えば「馴れ合いのコミュニティ」だ。
    変化を望まなければそれは訪れない。
    結果として徐々に衰弱して壊死するということになるが、その選択には社会に参加する全ての人が責任を負わなければならない。

    と、言っても社会の結果を、同じ社会に住む人々が行動した事の原因と結果の全ての責任を負う事のできる個人なんて居ないし、一人一人は無力なものです。
    しかし、マーケットに向き合うトレーダーはそうではないですね。
    全ての責任を自分で負わなければなりません。
    スキャルをやるとその事が身に沁みます。どうやっても負ける回数も増えますからね。

    分散型長期投資はその点が楽です。どうやったって最終的には勝つんですから。ゆっくり、更に金持ちになるのです。
    もし負けたら、誰も得しない方向にポジションを固めておけば良いのです。気にせず構えていれば良いし、資産が減っても気にしない。
    てゆうか、資産減少はリスクプレミアムとして利用できる。

    今週は改めて、短期トレーダーの責任と権利を噛み締めました。

      • NoN
      • 2023年 2月 05日

      一週間、おつかれさまでした。

      なぜ日本の賃金は四半世紀も上がらないないのだろう?

      海外に比べ日本の労働者は「辞める力」が弱い。
      損失回避性が働いて辞めない。
      労働者が辞めないなら、経営者は賃金を上げる必要がない。
      賃金を下げない、上げない、レンジ相場が四半世紀も続いている。

      今の時代「滅私奉公」は死語だが、そうかといって、構造的に「辞める力」を発揮しずらい。

    • ぶん
    • 2023年 2月 04日

    動画作成お疲れ様です。今週の戦略は最初から休むも相場で臨みました。本業がサラリーマンなので材料が出てチャンスに巡り合えば拾おうくらいの感覚です。 結果はワントレードのみでほぼ建値撤退でした。
    ドル円 31日 NY時間、急落後130の一分ダブルボトムを見てロング、【ストップ浅い】12月安値抜け期待スパイク狙いでした。一旦含みがありましたが落ちてきたのできりました。 前の週の天井売りが月曜で失速してたので火曜前半のダブルボトム安値根拠で拾いました。しゃーない。。  ドル円金曜のまよはれさんロングも構えましたが直上にFOMC高値がありストップも個人的には受け入れられず見送りました。 あそこは週足陽転でしたよね。これもしゃーない。

    ユロドル 木曜 まよはれさんショート、ここで私もエントリーを構えましたがあともうちょい試しがほしかったのと22:45分後のラガルド発言がどのような影響をだすのか不安だったため見送りました。下がった後でこれはちょっと 気分がぶれました。 そもそも休むも相場のマインドだったので納得はしていますが  イベント盛りだくさんの週もいつかは 攻めていけるようになりたいと思いました。 

      • NoN
      • 2023年 2月 05日

      おつかれさまです。

      指標トレードは大きく逆行しても痛まない程度に、枚数をかなり減らして臨みます。
      ギャンブル性があるので「手を出さない」選択も正しいと思います。
      来週はイベントがないので、ゆったりトレードできそうです(^_-)-☆

    • 猫チャギラ
    • 2023年 2月 04日

    いつもご教授頂きありがとうございます。自分は元々ファンダ分析が苦手ですしwsj、ブルーグバーグ、日経新聞等を全部読んで分析する時間もないので、アウトソーシングで毎日更新される数名のYouTuberから情報を仕入れていてFed watch toolもよく見ています。あまり深く考え過ぎても混乱するだけですので、さらっと聞いてあとはチャートに集中してます。頭の片隅に入ってるかどうかだけでも結構違うと思います。今の値動きはファンダの大局に沿ってるのか反対なのかを認識するかどうかで、一旦貰って打ち止めなのか更に継続でフォローしていくのかの対応ができると思います。現時点での自分の見方としてはドル円は一旦踊り場に入ってきたのかな、ユーロドルは1.10000のスーパー切り番に到達したので、一旦の調整は入るものの引き続き強い流れは見たいと思ってます。但しYouTubeの解析者も言ってますが、そうではないシナリオも常に想定しておかなければならず、どちらか一方の決め打ちはしないようにしたいです。今週のFOMC、全米雇用統計等の上げ下げを見てると、その都度ヘッドラインに振らされる展開が続きそうですので、自分の得意としているニューヨークオプションカット後からロンフィクにかけて大口達が一斉に動き出してくるところを狙ってしっかりついていくようにしたいです。

      • NoN
      • 2023年 2月 05日

      おつかれさまです。

      テクニカルならチャートからマーケットの思惑を感じ取れますが、短期トレードにファンダを活用できるレベルにありません。

      そもそも、ボクのトレード軸は「サイコロジカル分析」。
      投資家心理をチャートから読み取れる局面を狙うので、読み取れないものは使えません。

    • mr03911gt1
    • 2023年 2月 04日

    動画・ブログ更新ありがとうございます。

    迷晴れさん、変わりましたね。だいぶ。かなり。

    CMEのFedWatch ツール、知りませんでした。活用します。ありがとうございます。
    cookieのポップアップがうざいと思う方はブラウザにGhosteryっていう機能拡張を入れると良いと思います。
    Bypass Paywalls Cleanと並んで非常に有難い機能拡張です。

    今週水木は指標トレードが最も得意な私ですが指標が多すぎて読めなかったのでパス。
    金曜雇用統計はテクニカル・ニュースなど様々な情報を総合した結果、
    22:28頃にEURUSDショート・GBPUSDショート・ドル円ロング。
    損切り幅最小で市場がそれぞれ100-150pipsの利益に持って行ってくれました。
    結果的に朝まで放っておいても良かったのですが翌朝早かったので寝る前に決済しました。

    結果的にGBPUSDはチャートの顔通りの形になっていますがそれは偶々でしょう。
    世界情勢を知っているならチャートパターンだけで市場を語るはずがありません。

    年末に公開したtradingviewウィジェットですがjavascriptを使ってここまで変化しました。
    ttps://imgur.com/a/mmTpMUp
    なかなか美しい感じでこれなら標準アプリやMT5にも負けないかな?なんて。笑
    ただ、デフォルトの値を決める設定が色々調べても不明なので
    起動してから多少の手間がかかるのが問題です。試行錯誤して解決しようと思います。

    あそうだ、王様ランキング、面白いですよ。

      • NoN
      • 2023年 2月 05日

      おつかれさまです。

      ボクが変わったのは間違いなく、貴方とあの方の影響です。
      ただし、わからないことはやらない主義なので、まだまだ勉強中です!

      ちなみに「王様ランキング」見ました(^_-)-☆

        • mr03911gt1
        • 2023年 2月 05日

        トレードを一部でもEAに任せたいなと思っていたものの何かしらのコードを書くというハードルがあって今まで実行できませんでした。
        しかし、ChatGPTが言語を指定すればどの言語であってもそれっぽいコードを書いてくれ、そのままコピペあるいは若干手直しして使えるという事が分かりました。
        また、tradingviewに設定した売買シグナルのアラートをWebhookで受け取りOANDAのAPIを使って自動売買出来ることも分かりました。WebhookからOANDA APIまでのPythonコードは出来上がったものがあるのでイチから作る必要もありません(手直しは必要そうですがそれはChatGPTがやる仕事)。

        という事は、私がやれば良いのはそもそものどのような売買をするか考案することだけ、その売買シグナルのpineスクリプトコードはChatGPTが書いてくれる。
        (トレードのトリガーには以前動画でお見せしたチャートパターンの物体検知AIを使えるかもしれない。)

        という事で、じゃあ売買シグナルをどうするかなんですが、基本コンセプトはあって、
        1.長期トレンドフォローの買い
        2.長期トレンドフォローの売り
        3.短期逆張りの買い
        4.短期逆張りの売り
        の4つのトレードを同時に走らせるというコンセプトです。
        例えば
        1.H4 SMA25とH4 SMA75のゴールデンクロスで買い、次のデッドクロスで決済
        2.H4 SMA25とH4 SMA75のデッドクロスで売り、次のゴールデンクロスで決済
        3.H1 BB-3σで買い、H1 SMA20で決済
        4.H1 BB+3σで売り、H1 SMA20で決済
        の同時進行、みたいな感じです。
        実際にはそれぞれもっと神経質に組み立てないといけないかもしれませんが。
        物体検知AIを常時走らせるにはそれなりのリソースが必要なので、まずはノートパソコンでも出来そうなものを試してみようかなと・・

          • NoN
          • 2023年 2月 06日

          ChatGPTの登場でライターやプログラマーは青ざめてるかも。近い将来、テキストだけでなく、画像も認識できるようになったら面白い。

            • YuMasuki
            • 2023年 2月 06日

            結局は、長期の良さと短期の良さを組み合わせたやり方になるんですね。
            もし、スキャルをやる自分と個別銘柄を選ぶ自分が同時に存在して互いの利回りを監視し合うのなら効率がいいんだろうな、といつも思う。
            やってはいるのですが、生身の身体を持つ私には不利に感じる。

            これが一つの人格の中で対象されると、何方かが自身の優位性を確保する為に他方を攻撃的批判する状態が続きますからね。
            そうしないと確たる信念でポジションを持てないから。

            これをほったらかしで遠目で運用を監視する方が良いですね。

              • mr03911gt1
              • 2023年 2月 06日

              人間が出来ることを再現させるんじゃなくて、人間には出来ないことをやらせようという考えです。

                • YuMasuki
                • 2023年 2月 06日

                短期の方が向いている感じがしますね。
                いやほんと面白そう。

                  • mr03911gt1
                  • 2023年 2月 06日

                  あいつ凄いんですよ。
                  トレードステーションのイージーランゲージで書かれた取引アイデアをpineスクリプトに翻訳してくれって書いたらそれっぽい答えを書くんです。

            • mr03911gt1
            • 2023年 2月 06日

            画像と、あと音声も、ですね。

            画像と言えばStable Diffusionその他の画像生成AIで、イラストレーターさん達も青ざめていることでしょう

              • NoN
              • 2023年 2月 06日

              奥さんは絵は描けるけど物語が書けないので、今度、ChatGPTに絵本の物語を書かせてみようかな。音声生成AIや楽曲AIもあったら、ひとりでアニメーション作品がつくれちゃいますね。最近、似たようなアニメが乱立してるが、もうすでに、そういう時代に入ってるのかも。

              • YuMasuki
              • 2023年 2月 06日

              AIが動画を作る、ってのはもう直ぐ本格化するでしょうね。
              2、3年前にそんなこと言っても誰も信じなかっただろうけど、もう現実になるでしょう。
              さあ、YouTuberはどうやって生き残るかね。

              • mr03911gt1
              • 2023年 2月 06日

              今のAIに出来ない事って知ってます?
              問いを立てる事
              (多くの事柄をまとめて)指揮をとる事
              だそうです。
              迷晴れさんとYuさんが最も得意とするあたりですね。

              問いを立てるの範囲は広くて、
              例えば我々がChatGPTに質問したときに
              その質問はここがおかしいとか情報が足りないけどこれはどうなってんのかとかは聞いてこない。
              あるいは例えば、自発的に課題を見つけることが(まだ)出来ない。

              HAL9000はまだ登場しないと思われます。

                • mr03911gt1
                • 2023年 2月 07日

                じゃあなんでAIが問いを立てたり
                プロジェクトのリーダーシップを取ったり
                出来ないのか。

                それは
                問いを立てる、リーダーシップを取るには
                意志の力が必要だからだと思うんです。
                今のAIには意志が無い。
                ただ機械的に反応するだけ。
                AKIRAのように。

                LaMDAに意識があると言ってGoogleをクビになった人がいましたね。
                そのGoogleがOpenAIに脅威を感じてBardを公開するとフライング。
                なんだか面白い展開になって来ました。

    • さとし
    • 2023年 2月 05日

    今週もありがとうございました。

    ドル円水曜日に、迷晴れさんがショートした位置でショートを考えたのですが、自信がなく見送ってしまいました。日足戻り売りのイメージはあったのですが、トリガーを引く明確なルールやシナリオがないのが原因です。なんとなくまだっぽいなと感覚的な理由で見送ってしまいました。
    その後FOMCの前にロングして、12月の安値に利確をセットし就寝しました。FOMCで12月安値までの上値試しがあるのではと考えたのですが目標まで届かず、FOMC前の揉み合いの下に置いた損切りにかかっていました。これに関しては、いい位置でのショートを見送ってしまい悔しい気持ちが先行してエントリーしてしまった気がします。
    金曜日は週足61.8.%を背に、戻り目のダブルトップの崩れをイメージして東京時間にロングしたのですが、中途半端な位置でのエントリーになってしまい敢えなく損切りになりました。あわよくば雇用統計で伸びないかなと思っていたのですが、その時間までポジションを生かすことができませんでした。損切りがタイト過ぎたのと、こちらもエントリータイミングに明確な根拠がなさすぎました。また週足61.8%ダブルボトムの2番底からのロングというイメージもあったのですが、だとすれば迷晴れさんが仰っていたようにボリュームがまだ足りないという見方ができていませんでした。

    イメージ先行でポジションを持ってしまうのが自分のの悪い癖のようです。これではトレードというより博打になってしまいます。イメージ+具体的にどうなったらエントリーするか、どうなったらエントリーしないかのルールづくりが課題です。

    • さとし
    • 2023年 2月 05日

    今週もありがとうございました。

    ドル円水曜日、迷晴れさんがショートしたポイントでエントリーを考えたんですが、自信がなく見送ってしまいました。日足戻り売りのイメージはあったのですが、トリガーに明確な根拠がない為なんとなくまだっぽいなと感覚的な理由で見送ってしまいました。
    その後FOMC前にロングをし就寝しました。FOMCで12月安値までの上値試しがあるのではと考えたのですが、目標まで届かず損切りとなりました。これに関しては、いい位置でのショートを見送ってしまった悔しさでエントリーしてしまった気がします。
    金曜日は東京時間に、去年陽線61.8%を背に戻り目のダブルトップ崩れのイメージでロングしました。しかしエントリータイミングが中途半端で、敢えなく損切りになりました。あわよくば雇用統計で伸びてくれないかと思っていたんですが、それまでポジションを生かすことができませんでした。損切りがタイト過ぎたのと、こちらもトリガーに明確な根拠がなかったです。61.8%ダブルボトム2番底からのロングのイメージもあったのですが、だとすれば迷晴れさんが仰っていたように2番底にしてはまだボリューム不足だとうい見方もできていませんでした。

    イメージ先行でエントリーしてしまうのが自分の悪い癖のようです。イメージ+どうなったらエントリーするか(しないか)のルール作りが課題です。

      • さとし
      • 2023年 2月 05日

      すみません。
      投稿できていないと思いもう一度投稿してしまいました(汗)
      同じ内容ですので無視してください。

      • NoN
      • 2023年 2月 05日

      おつかれさまです。

      「どこでリスクを取るか」
      深いテーマですよね。

      ドル円水曜ショートは前日高値を試したミニWトップのネック割れでインしました。
      31日安値を抜いたから勝率が劇的に上がるわけでもなく、むしろ、30日安値との距離が近くなってしまうからです。

      N波の真ん中ではリスクをとらないようにしています。

      ちなみに、1日青〇は前日ショートの撤退ポイントですが、12月安値を上抜くN波起点となります。
      このN波が12月安値+日足チャネルライン+日足sma21にレジされるとみての逆N波の起点ショートです。

      ここを逃すと、次のチャンスは逆N波の戻り売り(=FOMC高値)ですが、FOMCが絡むと難易度が上がるし、ここで入っておけばFOMCでの上振り・下振りに耐えられると考えました。

    • MATSU
    • 2023年 2月 05日

    動画アップありがとうございます。

    今週はイベント続きの週でしたが大局を意識することを心掛けていました。
    終わったチャートはマヨハレ式で説明がつき合点がいく、いつものチャートが完成したと思っています。
    個人的にはドル円金曜雇用統計でFOMC高値では反応する(上抜けしないだろう)と考えていましたが、
    結果の数字に伴い値動きもサプライズでした。

    昔はイベント等値幅を伴い大きく上下に動いた時程、短期足・ファンダメンタルが気になり分析に勤しんでいました。
    最近は4時間足程度以上で大局を把握し、下位足にて高いところを売り、安いところを買う。
    場面場面で多くを取り入れ考えるより万能だと思えるようになった違いを感じます。

    大局の現在値を把握=戦略
    高いところ・安いところでIN=戦術

    技術向上を目指す上でやるべき事はありますが、
    第一ボタンの掛け違いは無くなったと思っています。

      • NoN
      • 2023年 2月 05日

      「第一ボタンの掛け違いがなくなった」
      素晴らしい!このレベルになれないと、トータルで勝てません。

      「わたしはどこ?」
      この状態で細かなテクニックや知識だけ覚えても、どうにもならないんですよね。

      どのサイズのN波を狙うか。
      これを可視化できないうちは、絶対に上手くいきません。

    • H
    • 2023年 2月 05日

    いつも素敵な動画をありがとうございます。ポンドルは年始からの想定通りのシナリオとなってきましたね。やはりこういう分かりやすい場所では短期間で大きく値も動きますし、難易度も超イージーです。ポイントは反対勢力の断末魔を聞く事。チャートの向こう側にポジションを持った人間がいる以上、必ずや利益確定や損切といった行動が行われます。その結果がロウソク足に形となって表れる以上、必ずや一方方向に注文の偏りが見られるポイントが発生します。そのポイントを射抜く事。これぞトレードの極意なのではないかなぁと考えています。この技術を体得するには「レンジブレイクの極意」を真に理解する事、また各時間足で目線をつけられ、マルチタイムで自分の現在地を把握できる技術が必要なのですが、迷晴れさんもよく言われますがこれらは車の運転レベルの技術であって、とりわけ難しい事ではないのですよね。自分もいつもワンパターンなトレードを繰り返しているだけなのですが、昨年は目線の方向に沿って中期的なポジションを保有しながら、短期的な片波もデイトレで狙い打っていくというスタイルの確立にも成功してきました。今年はもっと長期的なスイングでポジションを保有しながら中期でのプチスイングトレード、さらには短期でデイトレといったスタイルにも挑戦してみようかなぁ、なんて考えています。やってる事は同じなので、時間足が違っても結局はチャートは同じ場面で同じ顔を見せ続けてくれます。どこかで、またそういうトレードを迷晴れボックスで紹介でもしようかなぁ、とも考えたのですが自分はもういいかなってなんて思います笑。「教えられた答えは、自分の答えではない。」色んなやり方がありますが、何千何万と繰り返して得た自分の納得解が何よりも強靭な武器となるのです。

      • NoN
      • 2023年 2月 06日

      「トレードする時間足は固定すべき」

      一般的にはこういわれますが、何であれ「狙う波」を特定できればいいと思ってます。

      長期は投資、短期は投機的なので、長・中・短を組み合わせれば、お互いのデメリットやリスクを分散できます。
      何より、デイトレをお休みして旅行していても、投資的にお金が稼げるのが魅力です。

      実はボクも中長期目線をドル円とポンドドルで実験中。
      ダガー・刀・槍の三刀流は最強ですね!

      PS.もし差支えなければ、ボク自身も参考にさせて頂きたいので「迷晴れボックス」へお願いします(^_-)-☆

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