5Feb
週刊チャートナビ(2022.01.31~2022.02.04)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
100日移動平均線の上を21年の上昇トレンドが継続中、このトレンドを21高値、あるいは、1月高値のWトップが止められるか?
- 先週は220ピプス大陽線。12月安値起点の上昇波押し目買いで21年高値まで買われて強く反発。
- 12月安値上昇波押し目買いVS.21年高値+15年高値ネックのWレジスタンス。
売り手の注目
- 21年高値の更新幅が小さく、21年高値+15年高値ネックのWレジスタンスが控えてる。
- 1月足は高値更新できなさそう。
買い手の注目
- 21年の上昇トレンドを支える100日移動平均線。
- 先週のWボトム完成に伴う大陽線。
TR上段㊤:1月高値
TR中段:先週高安
TR下段㊦:12月安値
4時間足ベアの視点:21年高値付近の三尊天井、1月高値付近のWトップ狙い。
4時間足ブルの視点:先週大陽線を使って1月高値へ押し目買い。
今週の値動き
- 今週前半は先週安値Wボトムへの下値試し売られた。
- 先週陽線の押し目ボックスを下落の目安としていたが、もう一段下の押し目候補で反転、3日木曜からは先週高値を目指す流れとなった。
- 先週高値ネックで上げ止まる素振りを見せたが、雇用統計でブレイク。しかしながら、動きは限定的で先週高値には届かなかった。
毎日の見通し
01/31月曜
21年高値(目標値)の強い反発で金曜はコマ足陰線。
1時間足ベアの視点:①金曜高値への上値試し(1時間SMA21反発)から金曜安値抜けを狙って4時間SMA21へショート。②先週高値Wトップで金曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:①金曜安値サポートで先週高値2番天井へロング。②4時間SMA21の2回目反発でロング。
02/01火曜 24:00 米ISM製造業景況指数
先週高値にWトップ完成、先週陽線の押し目ボックスへ下降中。
1時間足ベアの視点:先週陽線押し目ボックスへ戻り売り。
1時間足ブルの視点:①先週高値Wトップ崩れ狙い。戻り売りを受けての安値切上げで先週高値へロング。②先週陽線押し目ボックスで押し目買いに備える。
02/02水曜 22:15 米ADP雇用統計
先週陽線の押し目ボックスまで戻り売られた。
1時間足ベアの視点:①月曜安値付近まで買われれば戻り売り検討。②押し目崩れで1時間チャネル安値へショート。
1時間足ブルの視点:押し目形成を待ってロング。
02/03木曜 24:00 米ISM非製造業景況指数
押し目ボックスでの押し目買いは失敗、先週陽線FR61.8%付近まで下落後反発、前日陰線はコマ足になった。
1時間足ベアの視点:①114.5または1時間チャネル高値返発で前日安値へ戻り売り。②前日安値の押し目崩れで先週水曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:前日安値に押し目形成を待ってロング。
02/04金曜 22:30 雇用統計
先週陽線FR61.8%で押し目買いされ、今週陰線の半値まで戻した。
1時間足ベアの視点:①先週高値ネック付近に戻り目形成を待ってショート。②115.5まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①先週高値ネック付近の戻り目崩れで115.5へロング。②114.5付近まだ売られればロング検討。
毎日の値動き
01/31月曜
東京時間、1時間SMA21反発はスルーされ、先週高値Wトップ待ち。
NY初動、先週高値Wトップ2番天井×15分キリアゲL抜けで赤1ショート。
翌日の東京時間、前日安値Wボトムでアウト。
02/01火曜
東京時間、前日陰線を赤1戻り売り、前日安値Wボトムで半決済。
ロンドン時間、押し目ボックス到達、戻りを警戒して4時間大陰線クローズでアウト。
02/02水曜
東京時間、押し目ボックスでWボトム待ち。
ロンドン初動、前日安値Wボトム崩れで赤1ショート、1時間チャネル安値達成でアウト。
02/03木曜
東京時間、前日安値の切上げで青1ロング。
ロンドン初動、1時間チャネル高値を上抜き、今週陰線の半値戻し115.0でアウト。
02/04金曜
東京時間、先週高値ネック付近に戻り目待ち。
ロンドン初動、先週高値ネックで強反発を確認。
NY時間、雇用統計は先週高値ネック三尊天井の可能性からロング見送り。
ユーロドル
今週の見通し
概要
先週は下降フラッグ完成で220ピプスの大陰線となって売り手優勢。
売り手の注目
- 日足クラス以下がサゲダウ。
- 移動平均線のパーフェクトオーダーで売り手優勢。
買い手の注目
11月高値N値1.106付近と日足チャネル安値のサポート。
TR上段㊤:先週高値
TR中段:急落起点1.13と先週安値
TR下段㊦:11月高値N値1.106(日足チャネル安値を含む)
4時間足ベアの視点:11月高値のN値と日足チャネル安値を目安に先週陰線を戻り売り。4時間SMA21を上抜き返すと1.13への上値試しで大きく戻されるかも。
4時間足ブルの視点:①先週安値で下げ止まれば、戻り売り候補までロング。②11月高値N値、または、日足チャネル安値到達後にロング検討。
今週の値動き
- 今週は先週陰線のプルバックから始まり、水曜までに4時間下降フラッグ安値×1.13急落起点まで大きく戻した。
- 3日木曜、ラガルド総裁がECB緩和政策の終了を示唆したことで急騰、4時間下降フラッグが完全否定され1月高値まで買われた。
毎日の見通し
01/31月曜
売り手優勢だが4時間SMA21へフラッグで戻るかも。
1時間足ベアの視点:①金曜高値レジスタンスで先週安値へ戻り売り。②4時間SMA21付近まで戻ればショート検討。
1時間足ブルの視点:①先週安値Wボトムで金曜高値へロング。②先週安値を切上げればフラッグ狙いで4時間SMA21へロング。
02/01火曜 24:00 米ISM製造業景況指数
先週陰線の戻り道、急落起点1.13を目指す流れ。
1時間足ベアの視点:先週陰線戻り目ボックスWトップで戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週陰線戻り目ボックスまで前日陽線を押し目買い。
02/02水曜 22:15 米ADP雇用統計
先週陰線の戻り目ボックスまで買われた。
1時間足ベアの視点:戻り目ボックスに戻り目形成を待ってショート。
1時間足ブルの視点:戻り目崩れで先週高値へロング。
02/03木曜 21:45 ECB政策金利 24:00 米ISM非製造業景況指数
先週の急落起点1.13を上抜いたが、前日陽線終値はレジスタンス。先週の4時間下降フラッグが否定されるかも。
1時間足ベアの視点:4時間下降フラッグ安値に戻り目形成を待ってショート。
1時間足ブルの視点:4時間下降フラッグ安値の戻り目崩れで先週高値抜きのロング。
02/04金曜 22:30 雇用統計
先週の4時間下降フラッグが否定され、1月高値の30ピプス手前まで急騰。
1時間足ベアの視点:①1.145×週足SMA21で強い反発があれば前日陽線利確を狙ったショート。②1.145から1月高値にかけての上げ止まりを待ってショート検討。
1時間足ブルの視点:前日大陽線押し目買い。
毎日の値動き
01/31月曜
東京時間、金曜高値にWトップ待ち。
ロンドン時間、金曜高値Wトップからの売りを受けての安値切上げ(1時間コマ足高値抜け)で青1ロング。
NY初動、4時間SMA21のブレイクでホールド。
翌日のロンドン時間、戻り目ボックス安値達成でアウト。
02/01火曜
東京時間、安値を切上げたが、前日高値と戻り目ボックス安値が近く、黄1ロングは見送り。
ロンドン時間、戻り目ボックス安値到達で、戻り目形成モードに入るので静観。
02/02水曜
ロンドン初動、前日高値Wトップ崩れで青1ロング、1.13を4時間陽線がブレイク、4時間下降フラッグ安値×4時間下降チャネル高値達成でアウト。
NY時間、今週の分水嶺1.13×4時間下降フラッグ安値の節目到達で静観。
02/03木曜
東京+ロンドン時間、15分フラッグを意識しつつ、ECB政策金利+ラガルド会見待ち。
NY時間、前日安値の反発から15分上昇フラッグ高値抜けで青1ロング、4時間下降フラッグを否定する動きとなって急騰、1.145×週足SMA21でアウト。
02/04金曜
東京時間、高値圏なので上値追いはスルー。
ロンドン時間、1月高値に到達。
NY時間の雇用統計は1月高値への試しがなかったためショートできなかった。
ユーロ円
今週の見通し
概要
Wトップ2番天井(10月高値)から戻り売られたが、12月から1月へ安値を切上げてる。
- 10月高値からの戻り売りと12月安値からの押し目買いの攻防。
- 先週陰線はコマ足で下落モメンタムが弱まってる。
売り手の注目
21年Wトップ由来の戻り売り。
買い手の注目
12月から1月へ安値切上げ。
TR上段㊤:1月高値ネックライン
TR中段:先週高安
TR下段㊦:12月安値
4時間足ベアの視点:①先週安値押し目崩れで12月安値へショート。②1月高値ネックまで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①先週安値の押し目を使って1月高値ネックへロング。②12月安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
月曜に先週安値Wボトムを完成させると買われ始め、3日木曜のECB+ラガルド会見待ちの相場で1日火曜コマ足がハラミ足になった。
3日木曜、ラガルド総裁がECB緩和政策の終了を示唆したことで急騰、1月高値もブレイクした。
毎日の見通し
01/31月曜
先週安値にWボトムを確認。
1時間足ベアの視点:先週安値Wボトム崩れで12月安値へショート。
1時間足ブルの視点:先週Wwボトムから先週高値ネック抜きのロング。
02/01火曜
先週安値にWwボトム完成、前日はネックラインまで買われた。
1時間足ベアの視点:月曜押し安値への下値試しショート。
1時間足ブルの視点:月曜押し安値への下値試しからロング。
02/02水曜
先週安値Wボトム・ネック付近、火曜はレンジ足になって方向感がない。
1時間足ベアの視点:129.5レジスタンスからの1時間キリアゲL抜けで先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:①火曜安値ネック129.0反発でロング。②129.5戻り目崩れで1月高値ネックへロング。
02/03木曜 21:45 ECB政策金利+ラガルド会見
火曜ハラミ足確定、先週安値Wボトムから安値切上げ中。
1時間足ベアの視点:火曜ハラミ足高値129.5レジスタンスからの1時間キリアゲL抜けで火曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:①火曜ハラミ足高値129.5ブレイクで1月高値ネックへロング。②火曜安値まで売られればロング検討。
02/04金曜
ECBラガルド会見後に1月高値まで急騰。
1時間足ベアの視点:①1月高値で強い反発でがあれば前日陽線利確を狙ったショート。②1月高値の上げ止まりを待ってショート検討。
1時間足ブルの視点:前日大陽線押し目買い。
毎日の値動き
01/31月曜
東京時間、先週安値Wwボトム、15分SMA21抜きで青1ロング。
ロンドン時間、スパイクで高値更新。
NY時間、先週高値達成で半決済。
翌日のロンドン時間、129.5強反発でアウト。
02/01火曜
ロンドン時間、129.5強反発を確認後、月曜押し安値への下押し待ちでノーポジション。
02/02水曜
ロンドン時間、前日安値ネック129.0へ急落、スパイク狙いで青1ロング、火曜高値を更新できずに撤退。
02/03木曜
東京・ロンドン時間、ECB政策金利+ラガルド会見待ち。
NY時間、火曜ハラミ足高値ブレイクから青1押し目買い、1月高値ネックのブレイクでホールド。
翌朝、1月高値到達でアウト。
02/04金曜
東京時間、1月高値をブレイクするも「ダマシ」警戒からロングを見送り。
ロンドン時間、雇用統計があるのでノートレード。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、21年の上昇トレンドのクライマックス気配を感じ取れること。
21年の上昇トレンドは100日移動平均線に支持され継続中なのでが続いているので、勿論、このまま高値更新の目もあるが、21年高値や1月高値の強い反発に上値の重さを感じる。1月足も実体を持たない「同時線」となった。
現状を「持ち合い相場」とみると、何らかのトリガーがあるまで、先週高値からの売りは先週安値を割れないだろうし、先週陽線の押し目買いも先週高値を越えられないことが想定できる。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは急落高値1.13×4時間下降フラッグ安値の分水嶺を意識できること。
この分水嶺を上に抜き返せば、4時間下降フラッグが否定され、ショートポジションの撤退が起こりやすくなる。今週はECBラガルド総裁がトリガーになった。
ケーススタディ
『ポジポジ病を強制終了!一日一選のデイトレード』
今回は「日足ロウソク」を使ったポジポジ病を強制的に防止できるデイトレのアイデアをお伝えします。
過去記事や動画で「ロウソク足」について幾度となく語っているが、ロウソク足はいつも有益な情報を教えてくれる。
例えば1月の「同時線(髭だけで実体なしのロウソク)」だけでもかなりの情報を得られる。
- 同時線は持ち合いを意味するので、日足クラスの上昇トレンド継続中だけど、天井ぽい動きもしてて正直どっちにいくかわからない。
- 1月高安を意識して、このまま、2月が1月に孕まれるかみてみよう。
- 機が熟せば決着がつくので、ブルが勝てば1月高値更新するし、ベアが勝てば1月安値+100日線を割る。
かんたんな環境認識だけど、こんなのでもあれば「過剰な期待感」を持たずに済む。
こちらは、ブログのコメンテーター、Yumasuki氏のコメント。
デイトレードをするなら、それもローソク足を使うなら、前日の日足の形に言及しても良いと感じました。トレンドの方向を掴んでいるのに、せっかくの日足情報を活かせていない感じがします。日足のヒゲは「どのくらいの人が撤退したか」の解釈になり得ると思います。ヒゲが出ていないのならば「未だホールド最中」と解釈も出来ます。これだけで取り得る選択肢を絞ることが出来るし、ポジションに自信が持てます。
YuMasuki氏は日足パターンと前日の日足ロウソク型にフォーカスして東京時間のスキャルをされてます。
ボクも最も多くみられる時間足が日足で、全時間足の基準足だと思ってます。
5分足と日足では圧倒的に日足の方が多くみられるでしょうし、インジケーター類も日足を基準にするものが多い。
デイトレードを日本語にすると「日計りトレード」なので、当日の日足ロウソク1本を基準にするスタイルともいえる。
そこで、日足ロウソク足の勉強を兼ねて、前日の「日足ロウソク」の情報から、バイナリーみたいにハイ&ローで陰線か陽線のどちらかを予想するゲームを考えてみました。
ルールは前日の日足終値での陽転・陰転でエントリーして日足クローズでアウト、損切りはショートしたら当日の高値更新、ロングしたら当日の安値更新。
継続狙いの場合
前日が陰線なら、上値試しからの陰転でショート。
前日が陽線なら、下値試しからの陽転でロング。
反転狙いの場合
前日が陰線なら、下値試しからの陽転でロング。
前日が陽線なら、上値試しからの陰転でショート。
31日月曜
28日足が21年高値で陰線ピンバーなので反転狙い。
上値試しをWトップで確かめ、陰転でショートしてクローズでアウト。
1日火曜
31日足は28日足を陰線で更新、押し目ボックスまで継続狙い。
上値試しからの陰転でョートしてクローズでアウト。
2日水曜
1日足は31日足を陰線で更新、実体が大きく下落の勢いが増した。一方、先週陽線の押し目ボックスまで売られたのでWボトムから反転狙い。
下値試しから陽転せずノーポジ。
3日木曜
2日足は先週陽線の押し目候補(FR61.8%)で陰線コマ足、長い下髭もショートの利食いを示唆して反転シグナルで反転狙い。
下値試しからの陽転でロング、クローズでアウト。
4日金曜
3日は大陽線なので継続狙いだが、大きくみるとレンジなので、先週高値ネックでレジされるかもしれない。さらに、雇用統計もあってどうなるかよくわからないのでノートレード。
このゲームでルールで見るべきポイントは3つ。
1.ロウソク足のベクトル
前日が陰線なら売り目線、前日が陽線なら買い目線だが、孕み足(持ち合い)や包み足(反転サイン)にも注意を払う。
チャートの節目に達すれば反転を狙う。
2.ロウソクの足型
①大きさの変化
ロウソクのサイズで勢いがわかる。
ロウソク足の小さな拮抗状態から大陽線や大陰線が出現すれば押し目買い・戻り売りが狙えるし、サイズが小さくなれば勢いが弱まってる証拠。
②髭の出方
髭の長さは反発の強さと比例する。
コマ足や同時線のような上下均等の髭なら持ち合い、チャートの節目にでるピンバー(片側だけ長い髭)は反転シグナル。
3.チャートの節目
ロウソク足の形状だけでは反転箇所の判断がむずかしく、そこにチャ-トの節目の合わせることで精度が増す。
このアイデアなら短期足に振り回されず、1日1回のトレードに限定することができる。
損切りや、下値試し・上値試しの具合などを詰める必要があるが、あくまでロウソク足の勉強と考えて参考になれば幸いです。
来週の攻略ヒント
概要
- 1月は21年高値にレジされ同時線、持ち合いで方向感なし。2月足が1月足高安に孕まれるかに注目。
- 100日移動平均線の上を21年の上昇トレンドが継続中だが、クライマックスな気配もある。
ベア派
- 21年高値と1月高値(15年高値ネック由来)のレジスタンスに注目!21年高値を週足ベースでブレイクできてない。
- 2週前高値Wトップで先週安値へショート。
- 1月高値付近まで買われればWトップ狙い。
ブル派
- 日足クラス上昇トレンド(100日移動平均線サポート)に注目!
- 2週前高値Wトップ崩れで1月高値へロング。
- 先週安値付近まで売られればロング検討。
概要
- 日足はラス戻り高値1.16を上抜くまで日足クラスはサゲダウだが、1月高値を上抜けば、21年安値下の「ダマシ安値」が確定。
- 1月陰線は21年安値でサポートされた。
- ECBラガルド会見をきっかけに、4時間下降フラッグが否定され1月安値まで急騰。
- 先週は大陽線だが1月高値更新には至らなかったのでレンジ化するかも。
- 1.13抜きの安値を分水嶺とみる。
ベア派
- 日足クラスの下降トレンドが継続中。
- 1月高値(4時間ラス戻り高値)+100日移動平均線と日足ラス戻り高値1.16のレジスタンスに注目!
- 1月高値Wトップで1.13抜きの安値へショート。
- 日足ラス戻り高値1.16まで買われればショート検討。
- 1.13抜きの安値崩れで1月安値へショート。
ブル派
- 1月足の21年安値サポートと先週の大陽線による4時間下降フラッグ否定に注目!
- 先週大陽線を1月高値へ押し目買い。
- 1月高値Wトップ崩れで日足ラス戻り高値1.16へロング。
- 1.13抜きの安値まで売られればロング検討。
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コメント
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コメント (34)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週はポンドドルのロング一辺倒で、一日平均のトレード回数は0.6回でした。
木曜の利上げをヒゲ先で利確した後、ベイリーさんの会見で伸びなかったので
翌金曜の会見もどうせまたまた余計な事を言うんだろうなと思いポンドのトレードは見送りました。
ラガルドさんの会見はこれまでとフレーズが違っていたのでインパクトがありました。
結局のところレートを動かすのは注文ですけど、その注文は「情報」に基づいていて、
トレーダーによってその「情報」とはニュースであったり世界情勢であったり
レートそのものが動いた、あるいは止まった、あるいは動かなかった、というのも情報の一つ、
そういうものなのかなと思います。
情報がない、あるいは否定的な時は動かないに限ります。
おつかれさまです!ファビコンが可愛いいですね(^_-)-☆
ユロドルの戻り方が強くて、もしや…と違和感を感じましたが、ラガルド砲が凄かったぁ。
迷晴れ様
いつも勉強になる動画配信ありがとうございます。
先週は月曜日ドル円を「Mトップ形成からの切り上げライン抜けでショート」は同じところでは入れましたが月曜安値のWボトムまで待てず30Pipsプラスで利確してしまいました。
またこちらも月曜日ユーロドルは金曜高値からのMトップが崩れたように見えたのでロングしましたがいったん戻されてしまい、OCOで損切を位その後の上昇は恐怖心が芽生えてしまいエントリーできませんでした。
目の付け所は間違っていなかったのですが、やはり「待てない」ことが原因だと思います。
これも長期足を元にエントリーすることで解消されるかもしれませんね。
Yumasukiさんはスキャルをやられているのに日足を確認されているようで驚きです。
自分等スキャルをやっていた時は1min&5min足しか見ていなくて日足、週足、月足なんて見たことがありませんでした。
当然勝てることもなく意味のないトレードを続けてしまいました。
大きな足をざっくり見て節目に気を付けるのがシンプルで勝てる方法なのかもしれませんね。
ボクも1分と5分のストキャスとボリバンをみて逆張りする手法でやってました。勝率が悪くナンピンで含み損を帳消しにするスタイルでしたが、1時間足すら見ませんでした。今更ですが上位足を視てたら勝率も改善されたでしょうね。
動画アップありがとうございます。
月曜 LDN ドル円ショート +45pips
火曜 LDN ドル円ショート 微益
NY ドル円ショート 微益
水曜 LDN ドル円ショート 微益
木曜 LDN ユーロドルショート -25pips
金曜 ノートレード
月曜は、21年高値レジでショート出来ました。
以降は微益となりました。
意識するポイントは正しかったのですが、バイアスを掛けきれず、微益結果に現れる事となりました。
波の途中乗りでサポ側が気になりました。
木曜ユーロドルは、ECBでショートしました。
席につけきれなかったのですが、1.13付近の意味を考えショートにリスクを取りましたが損切りになりました。
切るべきところで切っていますが、しっかり負けてしまいました。
ドテン出来るところですが、チャートを見れませんでした。
月曜に取れたのは良かったですが、まだまだ課題があります。
練習と経験を積み上げて僕にも出来るとは思っています。
日足参りは毎日行っています。
ケーススタディーの内容をお聞きし、具体的にトレードに生かす事を意識します。
個人的に波の途中乗りが悩みます。
ドル円月曜は良かったのですが、火曜水曜は難しかったです。
過去を含め、途中乗りでやらかしてしまうことが多いです。
反転狙いで足元の流れに逆らって迂闊に逆張りしないように気をつけて対応していきます。
おつかれさまです!
ユロドル、月曜から水曜にかけて1.13まで先週下落分をほぼ戻したことに違和感を感じました。ECBはラガルド総裁会見の時間を待ったのが功を奏しました。
今週も動画作成お疲れ様です、いつもありがとうございます。
今週は木曜の指標発表の動きに捕まりやられましたが、なんとか2週連続プラスで終えることができました。
ひとえに迷晴れさんのお陰です。、ありがとうございます😊
今年にはいってから迷晴れさんのエントリーポイントを自分のチャートに落として、
①自分とのエントリーポイントとどこが違うのか?
②どういう根拠でエントリーしているのか?
③トリガーは何で判断しているのか?
を比較させていただいています。肌感ですが、
①鳥の目である、環境認識という部分では、6-7割は合致。
②魚の目の一部である波の節目から節目の動きは7割合致。
(ただ、まだ流れに乗れない…)
③虫の目は3割合致。
という感じです。
なので、まだ虫の目が弱いのかなと考えています。
以前にも書いた内容で申し訳ないですが、
①鳥の目の自分の定義は、日足、4時間のサポート、レジスタンスから発生する波の方向感
②魚の目は4時間、1時間での波の流れ
③虫の目は15分足でのプライスアクション
と認識しています。
迷晴れさんの③虫の目から考えるエントリーポイントは大きく分けて2パターンになると最近感じています。
①4時間の押し目、戻り目の強いサポート、レジスタンスからの15分ボトム2番底からのロング、トップ2番天井からのショート。
これは通常の押し目買いですね。これは次の節目まで伸ばします。
ユーロ円の1/31のロングがこれなのかなと。
②次は①を根拠にエントリーして節目まで到達した後、節目にレジスタンスされて、エントリー方向とは逆方向に行きそうな形になった場合、ボトム、トップの崩れからエントリー。
これは結構伸びていくパターンであり、他のトレーダーの損切りを巻き込んでいきます。
これは2/2のユーロドルのロング、2/3のドル円、ユーロ円のロングがそうなのかなと思います。
これらを自分なりなまとめますと、環境認識と波の節目が意識できれば、トリガーの方法は2パターン(ただ、迷晴れさんはスパイク狙いもされているんですが、今の自分のには実力不足)なのかなと思います。
すごいシンプルですね。
どちらもエントリーの損切り(または利確)を巻き込むトレードです。
これらの『ボトムの2番底を狙いなさい、損切りを巻き込んだエントリをしなさい』という迷晴れさんの過去動画は嫌というほど見てきたつもりですが、迷晴れさんと自分のエントリーポイントを比較すると腑に落ちてくる感覚です。
鳥の目、魚の目が間違っていれば虫はただ鳥と虫に食べられるだけですが、最近は大きな方向感を間違うことは少なくなってきました。
これから虫の目にフォーカスして鳥と魚に食べられないような虫になろうと思います!笑
また来週を楽しみにしています♪
①鳥の目の自分の定義は、日足、4時間のサポート、レジスタンスから発生する波の方向感。
②魚の目は4時間、1時間での波の流れ。
③虫の目は15分足でのプライスアクション。
ご推察通り、この連携からエントリーポイントでWボトムやトップ2番底、あるいは、その崩れを使ってるだけです。つまり、環境認識で現在値と目的値を認識することが全てといっても過言じゃないです。
ご返信ありがとうございます!
つまり、環境認識で現在値と目的値を認識することが全てといっても過言じゃないです。
↑この一文が全てで、かつ、シンプルな考えですね!この抽象的な概念を具体に落とせるようになりたいです!
例えば日足のサポートでの4時間のダブルボトム右肩での15分ボトムネックのブレイクからのエントリー!などフラクタルでチャートを見れるようになれば、もっと相場の流れに乗れそうなんですけど苦笑
今週も精進します⭐️
いつもご教授頂きありがとうございます。日足の4本値を使ったトレード法は、マヨハレ先生がずっと言われてきたことですので自分も常に意識してチャートを監視しています。最近日足のピボットを見る人が増えてるようですが、ピボットの計算式を見てるとおそらく日足4本値の捉え方と同じようなコンセプトでインジ化されてると思います。以前はトレビューでしか見れなかったピボットも、今ではMT5や国内fx業者のチャートでも見れるようになり、スマホチャートにも簡単に表示できるものも出てきて便利になってるようです。自分が一番気をつけたいのは、どんなにいい形でプライスアクションしてきてもそれが否定されることもよくあるということです。逆にいった時に粛々と切ってすぐにリベンジに行かないことです。自分が思っていたシナリオがグズれるということは、他の人も損切りさせられてるのだからその裏を取ってやろう等と安易に考えないようにしたいです。絶好のシナリオがグズれるたら一旦は様子見をして、自分の相場観と一致するタイミングを待ちたいと思います。
おつかれさまです!「どんなにいい形でプライスアクションしてきてもそれが否定されることもよくある」これがあるからロスカット注文で値が走る、値が走るから焦る、そして、値が走った記憶だけが鮮明に残る。結局、相場に振り回されたままの状態なんですよね(^_-)-☆否定されたらこうするって決めておくだけなんですが。
週ナビ今週もありがとうございます!
1つ質問よろしいでしょうか?
1/31(月)のユーロドルですが、私もShort視点で金曜高値レジスタンスからの売りを考えていました。
迷晴れさんがShortを入れなかったのは、金曜レジスタンスが突破されていたからなのでしょうか?
少し金曜高値を越えていましたがそのアラウンドということで執行15分足でWトップ確認したためShortを入れたのですが、1.150で下げ渋り撤退しました。
その後のlongは入れていません(>_<)
もっとも、底固め終了からの上昇も想定していたため深追いできるものではないという認識の元だったので、逃げ腰のShortなら、あえてせずともよかったかな、とも思いました。
お忙しい所恐縮ですが、ご意見いただければ幸いです
あと、今週から注目レートにポップ?と音が入ったのでゲームのようで楽しく見ることができました!
おつかれさまです!東京時間の安値切上げで「下降フラッグ」をイメージしていたためショートせずにロングしました。4時間SMA21反発リスクがありましたが、そのときは逃げるつもりでした。
今回も楽しく拝見させていただきました。
コメンテーター認定ありがとうございます。
ちょくちょくYouTubeやこのブログのコメント欄を見ると、私のコメントを保存しているという方々が居られる事に驚いています。
そんな価値のあるものでもないと思いますし、誤字脱字だらけの駄文なんですが、こういった繋がりに情報社会の多いなる可能性を感じます。
普段、YouTube等の配信を見ている人達にとっては、会ったこともなく見たこともない人々と「リアルな付き合い」以上の親密さを感じることはあまり珍しいことではないかも知れません。
私は、マヨ晴れさんのことも、ここで意見を交わす方々のことも、お会いしたことはありませんが親友だと思っています。
この感覚がおかしいと思ったら、それは思い込みです。
そもそも「リアルな友人」と「バーチャルな友人」の区別を私達の脳みそは区別出来ません。
ITテクノロジーの進歩はそれまでの共同体理念を大きく変えつつあります。歴史において個人間のコミュニケーションは、常に顔を突き合わせて行うものでしたが、20世紀後半以降その在り方が大きく変わろうとしています。
平成のネット史を生きてきた者にしてみれば、妥当な変化の様に感じるのですが、未だ未だこの社会は完全な変移を遂げたとは思えない状態です。
しかし、時間の問題でしょう。コロナショックは一気にこれを加速させています。
労働力不足や感染予防対策で社会が苦心することは、情報社会とその技術者にとってみればインセンティブでしかありません。
故に私はその人々を雇う会社に投資します。これらの株式の売りなど全く考えていません。
ITテクノロジー技術者たちの成果や脳科学の研究からわかったことは、「私達の脳は情報処理において、現実と仮想の区別をつけることが出来ない」という事です。
これは人類の進化の歴史に於いて、狩猟採集の時代が後の農耕社会の歴史に比べて遥かに長く、狩猟採集時代に私達の脳の構造が確たるものになったことが原因です。
ここのところの一万年の進歩は、生命体としての私達にとっては変異を起こすには短すぎる期間でした。
故に、現代のIT技術者達は狩猟採集時代に出来上がった脳の構造を理解し、より多くIT機器に人々を依存させる手法を採用しています。
スマホ画面が切り替わる際に、最速の画像表示をするのではなく少し遅延させてドキドキ感を演出されるといったこと。スロットマシンの
リールの回転を参考にして結果を表示させることなど、明らかに私たちの遺伝子の中にある「ギャンブル好き」な部分を刺激する様に作くられています。
資本主義経済とは「依存主義経済」だと思います。
かつて、友人に自動販売機でコーヒーを買って、最初の一口を飲んでそのあと捨ててしまうクセのある人がいました。
その人になぜそんな事をするのか聞くと「最初の一口が美味しくてあとは要らない」という風に言っていました。
私はこれをある種の依存だと捉えました。
「チャリン」(硬貨を入れる心地よい音)
「ポチ」(ボタンを押す快感)
「ガコン」(望みの物を待つ焦らし)
「ゴクゴク」(喉ごしという快感)
ここまでがセットになって依存を起こすのではないかと思いました。
そして、彼はそれを買っている。コーヒーそのものではなくその「快楽体験」にカネを出しているのだと思いました。
この一連の動作はセックスや排泄や外食にも適応されているプロセスだと思います。
1分足スキャルをする様になってから、特にこういう依存に対する事を意識する様になりました。マーケットには無限の機会がありますからね。
故にこれで成功するためには「基準」と「縛り」が重要なのだと思います。
日足の4本値という基準が期待を減衰させ、東京時間という縛りが欲望をコントロールしてくれています。
近いうちにはS &P500が買えないだろうという腹いせ(単なるいちゃもん)と、稼業に起きた変化ではじめた東京スキャルですが、何とか自分をコントロールして続けようと思っています。
実は今にところ欧州時間のデイトレより利回りが良かったりします。相場って不思議。
YuMasuki様
初めまして。
スキャルに日足を見るというのが目からうろこでした。
自分がスキャルをやっていたころは1分足&5分足しか見ていませんでした。
数pipsプラスで10pips程度マイナスという馬鹿トレードを繰り返し「これ(自分のやり方)では勝てないんだ」と悟りました。
それでも数pipsプラスの快感が忘れられず負け続けました。これも依存の一種かも知れません。
今回のコメント興味深く拝見いたしました。
ノーマ様
東京スキャルに日足を用いるという事を他人に説明すると、不思議がられたり、疑われたりすることが多いです(笑)
そんなに変わった事をやっているつもりは全くないんですがね。
私はこのスタイルでやってゆく事に優位性を見出しているので不安もありませんし、勝ち続ける自信もありますし、実際にうまくいっています。
このスタイルの主だった優位性をざっくり説明てみます。
FXは平日であれば取引所が休場することはなく、全世界からいつでもアクセスできるマーケットです。これはトレーダーに無限の機会を提供すると共に、際限のない自由をもたらします。
私達はチャートを開けば常にエントリーポイントを探してしまいがちですし、過去に勝って資金が増えたという快楽経験からそれを繰り返したいという衝動に駆られます。
その快楽経験への依存が厄介で、これをコントロールしなければ勝ち続けることは難しいと考えます。
私はこの欲求のコントロールをするためには「基準」と「ルール」を設定するしかないと常々思っています。
ではその「基準」と「ルール」の源泉を何処に設けるのか?という事になるのですが、これに関してはマヨ晴れさんとも意見の一致している、最も観測されているであろう日足に設定しています。
少数しか見ていないだろう短期足より大人数が同意する日足の方が多くの人の同意を得やすいだろう、という考えです。実際にNHKの為替ニュースはドル円とユーロ円が前日始値からどの位平均乖離しているかが伝えられています。
これは最も大衆向けの為替情報です。
マーケットは均衡と乖離を繰り返すものです。
この言い方は抽象的ですが、具体的な領域に落とし込むとあらゆる見方ができてしまいます。
例えば、今のユーロドルは日足パターンを見ると1.130をセンターラインとして上下にレンジを作っているとも言えますし、今のドル円は上昇状態にある日足SMA100に引き付けられながら接触すると上方向に反発しているとも言えます。
これらは私のドルストレート通貨ペアに対する見立てであり「絶対的な正解」ではありません。
しかし、同時に的外れな見方でもないと思います。
ある事実に基づき、述べているだけですから。
少し話は逸れてしまう上、長くなって申し訳ないのですが、私は普段、スウィングトレードをセットアップする時に演繹的なロジックを作り上げる事から始めます。
去年の暮れから今年の初めにかけてラガルド総裁が「2022年内にユーロの利上げはまずない」と言っていましたが、こんなものハッキリ言って疑っていました。少なくともマイナス金利は撤廃を迫られる事になるだろうと思っています。
ドイツの消費者物価指数は11月に前月比5.2%上昇していたし、その後のユーロ圏の物価指数も予想を上回って上昇していました。
物価と政策金利の関係を乱暴に説明すると、物価高になると預金者は安い物を値段が上がる前に早く買ってしまいがちになるので中銀は金利を上げてカネが出て行かない様に金利を上げるという事です。
この物価と金利の演繹的ロジックを用いて長期投資を行います。
私は「物価が上がれば遅れて金利が上昇し、その通貨が相対的に価値を増す」というロジックを基にその通貨を買い続けます。
例え下がっても、物価の上昇が頭を打たない限りホールドします。物価が上がれば金利上昇するんだから売る理由がない。
この様に、現実に私のロジックが否定されかけようとも、ロジックを優先させます。含み損を100pips程度抱えたところで損切りなんて安易としない。
だって、ロジックを確立した時点で私は既に勝者なのだから。このゲームから降りる理由がない。
同じ様に株式でも「人々は自分で生産できないサービスを他人(企業)に委託しそれに依存し続ける」というロジックを打ち立てて、それに”固執”していますので、私は購入した米国株の現物を損切りしない。というか、株式の現物を売却したことがありません。だって、人々は企業のサービスに依存し続けるのだから。
とまあ、ここまで聞くと「このやり方でFXをレバレッジ掛けてやると破産するな」と感じたと察します。その通りです。過去には破産しかけました。
レバレッジを掛けるが故に、短時間での資金上下が大きくなるやり方を続けると、ちょっとしたミスによる損失によって、信念とロジックより先に資産が底を尽きます。
故にこの方法を続けるには、確率的思考を以て損失と利益をコントロールするしかなく、確率的優位性をの基にトレードを続けるしかないと考えます。
では、この確立的優位性を保つ為に持ち出すのが帰納法です。
数多くの事象の中から類似点と平均値を割り出し、それに基づいて手法を決定するやり方です。
簡単に言えば「大体こうなるよね。例外はあるけども。」という事です。
「例外」すなわち「損切り」を大前提として認めてしまえば、相場の不確実性に正面から向き合うことが出来ます。
FXの具体的な話に戻すと、一般的に東京時間と呼ばれる時間帯はニューヨーククローズから数時間のうちに盛況になります。
要はこの時間帯は、前日日足のクローズから4時間足一本が形成されている途中であり、前日終値からどれだけ4時間足一本が離れているか、ということが読み取り易い時間帯だと思います。
ここで私が注目したのが…
①現在の日足のトレンド
②現在値と日足終値との距離
③その通貨ペアに於ける東京時間の平均的な値幅
④前日日足のヒゲ
①は言わずもがな。トレードはトレンドフォローが鉄則です。これだけでも正直なところ十分です。ハッキリとトレンドが出ている通貨ペアを選び、ついてゆけばいいのですから。
しかしこれだけでは精度が悪く、勝率が向上しないのが実際です。兎に角トレンドについてゆけ、は教科書的すぎますね。
そこで②と③から分析を行います。
いくら上昇トレンドに乗ろうとしても、高値掴みをしてしまっては損失が発生します。レバレッジを掛けていれば割と大変な事になります。
ここでトレードする通貨ペアの東京時間に於ける平均的な値幅を見ます。
例えばドル円は東京時間に前日終値から25pips以上動いている日は、かなり動いている日です。
これは所謂、平均乖離でありその位置からは逆張りもやり易いです。勿論トレンドに逆らう行為なので早々に手仕舞う必要に迫られますが。
この平均値幅はまた「ルール」作りの源泉にもなります。
25pipsレンジの中で25pips全てを取ることは出来ません。その中でトレードすると決めた以上、その中でしか取れないのですから。
故にトレール15pipsを設定しています。更に、10pipsで必ず半分は決済するようにしています。動きがなければ5分足パターンの直近高安で、裁量で利食います。
そして④の日足のヒゲ。ここから抵抗帯とその強さを推察します。マヨ晴れさんが今回説明されている「トレンド継続局面に於けるプルバック」もここから推察し易いです。
「結局のところその日が終わってみれば大陰線だったけど、東京時間は前日から買い戻しが起きた」こういうことは東京時間のドル円に割と起きます。
要はこういう時は短時間の調整期間なんですよね。
これも日足から推察できると思います。トレードは全て押し目買いと戻り売りなのですから「その日の東京時間はまだ戻りを待つところだった」みたいなことはありすぎて困ります。
こういったパターンを積み重ね、繰り返し、検証と実証を繰り返せばなんとかなるもんです。
感覚としては「ゲームのRTA(タイムアタック)」をやっている感覚です。ミスを省き、繰り返してタイムを詰めてゆく。そんな感じ。
「ダークソウル」みたいな高難易度のタイムアタックをやっている感覚で結構やりがいがあります。わからなかったすいません。
大変長くなりましたが、以上です。
YuMasuki様
私の他愛ない質問に超有料級のコメントを頂き恐縮です(;^_^A
自分も一時「ドル円〇時間足は東京時間に21SMAを超える確率は~云々」なんていうことを気にしたこともあります。
今再度検証すれば傾向はつかめると思いますが、それだけではトレードできませんからね。
日足に関しては当時全く意識していなくて「こんな動きの遅い足誰が見てるんだろう」戸さえ思っていましたから、無知も甚だしいですね。
>「例外」すなわち「損切り」を大前提として認めてしまえば、相場の不確実性に正面から向き合うことが出来ます
確かにそうですね。
一時は損切することが許せず意地でマイナスの建玉を持ち続け強制執行されたこともあります。
また、仮に0.1pipsのマイナスを計上してしまうと、すぐさま0.1pipsを取り返すために即再エントリーして撃沈ということもありました。
これらのことから分かったことは、FXに真面目は禁物ということですね。
損切を受け入れない限りはFXを続けていくことは不可能ですから。
本当に貴重な情報をありがとうございました。
これも迷晴れFXに出会えたからこそです。
毎回、示唆に富む発言をありがとうござます。
「期待の減衰と欲望のコントロール」
期待と欲望は深く考えるべきビッグワードですね!そのための基準と縛り。
これに手を打たないと期待の増幅と欲望の暴走の無限地獄に陥ります。
このお金儲けのコンテンツを続けるうえで気をつけているのは「煽らない」ことです。あくまでも自己成功体験によって、自己信頼を獲得し、自分に期待できる心境をつくるのが一番だと考えています。
毎回勉強させていただいています。もはやコメンテーターとしてのレベルをも遥かに凌駕する超有料級のコメントですよね、いつもいつも笑。Yuさんのコメントを拝見するようになってから、ファンダってそういう風に活用できるんだ!って初めて感動した記憶があります。というか元々のスイングトレーダーが迷晴れさんのコンテンツで短期トレードも体得されるというのは、これぞ鬼に金棒ってやつですね!
ホント、ボクなんか「井の中の蛙」だなぁ…て思います。
私は20代でマーケットに参加し、30代までに金持ちになれなかった”Loser”です。負け犬です。
私は、ラリー=ウィリアムズの様に投資の才能を持って生まれませんでした。
“Loser “には才能はありませんが、経験があります。
これが人の役に立ったらいいなと思い、こういうコメントをしています。
私も明らかにYuMasukiさんに影響を受けておりまして
N波動+MTF+ダウ理論+デイリーピボット+各国金利政策+αの
ハイブリッドトレードになって来ました。
αの中身はいくつかありますが一つはNYオプションカットです。
なんとなく彼らのポジションや見立てが分かるので。
迷晴さん、youtubeの返信の返信、ブログにさせていただきますね!
コメント返しありがとうございました。
そうなんです、おっしゃる通り、フィルターかけで手法化できそうですね〜
ちょうど昨年、EA化のアイデア募集後に色々と考えてみたのですが、流石に自信満々これ一本!っていうのはできなくて…未だ投稿できずにいました。
問題は自動化でのMTFですよね〜、こちらはMAを使うことでクリアするしかないのかと考えていますがどうですかね〜
とにかくずっとチャート見なくても良いずるい方法を考えるのが好きでして^^;
場合によっては指値・逆指値使えるので兼業でもやっていけるかなと〜
あと、分足も見なくて済みます!
東京時間ではその日の足が陰線か陽線を形成するのかわかりにくいのでロンドン時間以降が勝率が高くなりますね。
東京で行ってしまったら指を加えてることもしばしばですが…(汗)取れたらラッキーぐらいで考えるようにしてます。
現在メインで使っている方法ですが、今週の迷晴さんのケーススタディに15分足20SMA抜けを追加したものです。
具体的な例として、今週のポンドドル、2/1(火)の16時の足がお手本のように綺麗に上がっていきました。
MTF分析後、日足が陽線形成に入りかけ、かつ15分足20SMA抜けでロングIN。(13時以降に始値に指値放置でもOKでしたね)
今回だと目標は前週の始値付近ですが、その前に20SMAをガッツリ抜けたらOUT。
もう一つのサブは東京時間の高安を試す動きで、MAを使わないので上記方法より根拠が減りますが、始値を利用する方法としてはありかなと思っています。
今週なら同じくポンドドル1/31(月)、21時の足が陽転でロングIN。
日足の始値を一旦割るものの、前週安値に届かず、戻り売りを否定して上昇していく動きです。チャネル抜け攻防の部分だったのですぐに大きくは伸びませんでしたが、こういうトレードも取り入れたら底で掴めるようになるからスイングで1週間もちっぱとかもいいかもですね。
要するに、週足も日足も時間足も陽線(陰線)になるタイミングを探る作業をしてるってことは必然的にMTF分析をやってるってことだと考えています。
週足と日足の始値終値を意識するトレードとなるので細かい値動きは捨てることになりますが、分足でやられてた私にとってはこれが心地良いやり方になるのかもしれません。
ただこれだけだと、youtubeコメにも記載しましたが、日足が駒足や同時線になるレンジや波の上下幅があるフラッグは取れないので、こちらも研究課題です。
そう考えると、いかに迷晴さんのトレードは無駄のない美しいトレードなんだなと…毎週、毎週惚れ惚れしています。
いつも勉強させていただき&動画UPありがとうございましたm(._.)m
同じく!楽して儲かるのが大好きです(^_-)-☆
人生で大切なものは、時間>お金なので、自動化で精度が落ちても、お金で時間を買ったと思えば安いもんです。
おっしゃるように、MAフィルターを使うのが最も簡単かつオーソドックスな方法ですよね。
チャートの持つ情報は主に「値段」と「時間」で、この二種類の情報をどう組み合わせて扱うかなんですよね。
減衰や増幅、弱さ、強さは基準となる数値を決めれば認知できるし、各時間足の四本値情報(これも値段と時間)も持っているのでハラミやツツミも認知できます。
黒密さんはすでに手法化されていますし、せっかくなので、まずは第一案の仕様を取りまとめたいですね。
こちらの開発チーム(ボクと友人の二人だけ…)でプログラム化+テストしたものを黒蜜さんにフィードバックしますよ。
迷晴れさん、いつもお世話になってます(*^-^*)
YuMasukiさんのコメント、私も当時読んだときに鳥肌が立って、印刷しました。
繰り返し読んでます(*^-^*)
みなさんのコメント素晴らしいですね。気づきをたくさんいただいてます。
ありがたいです。
最近、私って分かってなかったんだな~とよく思います。
2週前のドル円2番底からの上昇も、大きなネックまで狙えると思いつつちょっと入るのが早くて待てなくて、子供を迎えに行くから見れなくなるという理由だけで出てしまい、その後上昇したりでやらかしてばっかりいます。
思い込みを手放してチャートを見ていると、あ~、ここで逃げるのかな、というのがなんとなく見えてきて、今まではここで入らなきゃ、と思ってたのが、ここ買ってる人のポジション溜まってるかな??ここやばいと思うかな?と思ってる自分が少しずつ出てきたような気がします。
ただ、そう思ってもスーッと行ってしまって、つかみ損ねてるんですけど(;^_^A
もうちょっと練習がんばりますね。
ちょっと不甲斐なさにコメント出来ずにいました。
いつもいつも感謝しています。
今回も動画をありがとうございましたm(__)m
たぁた様
何かのトリガーになれたのなら、とても嬉しいです。
ご拝読していて、自分の愛する者のために、自分の時間をちゃんとコントロール出来る方なのだと尊敬しております。
私は過去にそれが出来ませんでした。
自分の時間と欲求を優先させて、他者を犠牲にしました。
それ故に、末路は独りで野垂れ死ぬのだと思います。
仕方がない。それが私の遺伝子と信念の選択でした。
たぁた様はそうはならない。そういう選択をされていますね。
そういう方はETF(上場投資信託)や日足や4時間足の指値(又は逆指値)によるオプショントレードも、資産形成の為に検討されてみては如何でしょうか。既にされているかもしれませんが。
資産形成は時間がかかるもの、と決め込んでしまえば小さな動きに振り回されずにすみます。
丁度、子育てに時間がかかる様に。
今日、パートナーと喧嘩をしても明日は仲良く出来る。
そういう関係をマーケットと築いてみるのも面白いかもしれません。
YuMasuki さま
はじめまして、たぁたといいます。
コメントありがとうございます(*^-^*)
とっても嬉しいです。
YuMasukiさんは、末路は独りで野垂れ死にません。
見たこともない私に優しいコメントをくださる方です。
大丈夫です(*^-^*)
ありがとうございます。
マーケットといい関係を築けるようがんばりますね。
ご助言ありがとうございましたm(__)m
おつかれさまです。狙い通りですね(^_-)-☆ドル円2週前Wボトムみたいな日足・4時間クラスの押し目では、外貨預金感覚とまではいかなくても、枚数を下げて暫く放置するのもアリですかね。
迷晴れさん、いつも返信ありがとうございます(*^-^*)
狙いは当たってました(*^-^*)
ありがとうございます。
ほんと、放置出来たらいいなと私も思ってます。
練習練習…。
はじめまして。
FXを始めて3か月になります。
いつもyoutube、ブログ拝見させて頂いております。
とても勉強になります。とは言っても全然勝つことはできませんが笑
始めたころは、極小ロットでhigh&lowゲームみたいな感覚でやってました。
でもこれじゃダメだと思い、調べていくうちに迷晴れFX様に出会い、180度見方が変わり今はMTFcandleも購入させて頂き、真剣に取り組み1万通貨で頑張ってます。
動画、ブログを見たら「なるほどこうすれば良いのか!なるほどこう向き合おう!」となるのですが、いざチャートと対峙すると混乱してアホなトレードを繰り返してます。
エントリーするときはしっかりした根拠があって自信をもってエントリーできるのですが、後で含み損を抱えたチャートを見てみるとなんで?ってなります。
チャートがいかようにも見えてしまうのです。迷晴れ様がいつも仰っている【バイアス】が、かかっているのだと思います。
FT5も買って練習してますが、ただ眺めているだけです(笑)
ローソク足の値幅がmt5と違って狭くほぼ横ばいの値動きでチャートパターンも見つけられず困ってます。
お金もかかってないので正直本気になれません。
結局何が言いたいのかと言いますと、勉強すればするほど混乱して負けます。
でも勉強して実践してスキルを磨かないと勝てません。
ときどき10pips程度の利益と、しょっちゅう10pips以上の損切に一喜一憂しております。
昔から何かにハマると動画やネットで情報を仕入れて頭でっかちになるタイプなので、情報の入れすぎは控えてなるべく本番で練習してますが、日々精神不安定です。
今回の動画、ブログを参考にさせていただき日足中心の一日一選のトレードでポジポジ病まずは改善したいと思います。
初心者がまずするべきことや、心構えなどご教授いただければ幸いです。
過去に動画、ブログで発信してるようでしたら教えていただけると助かります。
乱文で申し訳ありません。
今後も、応援してます。よろしくお願いいたします。
はじめまして。
このコンテンツの柱は、マルチ・タイム・フレーム分析による相場状況分析(現在値や目的値の把握)です。概要については『基礎編』『基本編』『応用編』などの記事がまとまってます。
動画を視て勝てるようになる人は一人もいません。
知識ではなく練習するから上手くなるだけです。
さらに上手くなる人たちは、ひとつのやり方を決め、ネット情報ではなく、チャートから多くを学ぼうとする姿勢をお持ちです。
そうされるといいと思います。
早速の返信ありがとうございます!
気分が晴れて、前向きになれました!
学習、練習を繰り返して上達していきます!
また、精神不安定になったら相談させていただきます!
本当にありがとうございました。
今回もとても参考になるケーススタディありがとうございます。
前回のマヨ晴れボックスでアドバイスを頂き、更にYuMasukiさんのブログコメントを読ませていただいて、(日足の話、これきっとどこかで引用されるぞ・・・!)と思っていました(笑
前回のYuMasukiさんのコメントにもありましたが、私もまさに日足よりも4時間足を見ることが多かったように思います。週初めぐらいに環境認識という段階で日足は見ますが、毎日見るわけでもなくカスタムキャンドルの日足もそこまで気にしていませんでした・・・。
まだルール通りのまともなトレードもできていない状態ですので、さらにフィルターをかけるとおかしくなってしまいそうですが、少しづつ落とし込んでいけたらと思います。お二人共ありがとうございます。
おつかれさまです!絶対正解のない世界なので、まずは今まで培ってきた「自分の理屈」を前提に改善させていくのが良いでしょうね。以前ご紹介した「日足ハラミ足ブレイク手法」もそうですが、個人的には「日足ロウソク足」って多くのトレーダーから注目されているとみてます。