29Jul
よく言われる、トレンドは簡単で、レンジは難しい。これって常識扱いされてますが、短期売買では、そうともいえないこともあります。
今週の視点
ややこしいは、漢字で「稚児(ややこ)しい」と書く。初めて知ったが、ややこ(赤ちゃん)のように手がかかるという意味で、そこから、複雑でわかりにくいときに使われるようになったらしい。
ややこしいの反意語は、おとなしい。こちらは「大人しい」と書く。なんか、秩序正しく、もの静かな感じがする。
相場をおとなしいと、ややこしいに分けると、レンジはややこしく、トレンドはおとなしいといわれるが、そうともいえないこともある。
確かにトレンドが出ていて、押し目や戻り目で入れば、利益を最大化しやすいのは確かだし、流れに逆らわなければ、トレンドに助けられることもある。しかい、だからといって、トレンドがすべておとなしいわけでもない。
チャートにはレジスタンスやサポートがあって、その位置関係次第ではトレンドでもややこしくなり、レンジでもおとなしいこともある。
トレードは値幅の確保ができないと利益にならない。
トレンド中でも、レジサポが隣接していては、思うようにトレードできない。トレンド中なら一方向へ進みやすいが、直進するとは限らないからだ。
逆に、レンジ相場であっても、レジサポの間隔が離れていて、値幅の確保ができれば、さほど難しくはない。
乱高下しているがゆえに、ネックラインを抜けたら、そのまま直滑降なんてこともよくある。
デイトレやスキャルなどの短期売買なら、トレンドorレンジに関係なく、レジサポまでの間隔が広ければ勝ちやすく、狭ければ負けやすい(逃げにくい)ともいえる。
手法・ロジック・チャートフォーメションなどのカタチだけでエントリーしても、どうにも勝てないのは、そういうことなんだと思う。
ドル円は下降トレンド中だが、買いの節目に到達。
109.00起点上昇波の半値をブレイクして、111.00でサポートされ先週足を閉じました。
上昇波フィボナッチ61.8%という、押し目買い候補+ネツクライン付近まで落ちてきたので、強いサポートへに警戒です。
ドル円は下降トレンド中ですが、買いの節目に到達していて、112.00付近からの戻り売りとのバトルになりそうです。
21日高値と24日安値の間、140ピプスのトレードレンジ。24日から25日にかけ、戻り高値をブレイク、買い目線になったことで、買いの力が強くなった。
21日高値は安値更新させた強者の値なので、強いレジスタンス。
24(月)
売り目線
押し目買い候補に達している。深追いは禁物だが、下げ止まりの明確なシグナルが出るまで売ってもいいと思う。
この辺は、早々と買い始める人もいるので、そのエネルギーを逆利用する。
緑□21日終値を試してレジされた緑〇でショート、これは「抜けの一波」なのですぐに利食い。
青□は短期上昇トレンドが直近高値でレジされ、買ってた人たちがあきらめて逃げ出すポイント。
青切上げラインを抜けた青〇で買いポジが解放される。
買い目線
先週足安値+キリ番111.00+上昇波61.8%と、買いの条件が揃っている。ただ、直下に4時間オレンジ・ネックラインがあるので、15分レベルが買い目線になるなど、慌てずに、下げ止まったのを確認してから買いたい。
5分足以下を使えば、青□戻り高値までを狙うこともできるが利幅は小さい。それより、24日安値を試す動きが出て、Wボトム、あるいは、逆H&Sになってくれれば買いやすかった。
25(火)
売り目線
1時間足戻り高値をブレイクしているので、積極的に売れる日ではない。
赤〇は押し目候補までのショートなので、すぐに利食わないとダメ。
買い目線
前日、24日青□戻り高値をブレイク、買い目線になった。
24日安値からV字上昇しているので、再度、24日安値を試す動きになり、Wボトム、あるいは、逆H&Sになる可能性がある。
朝、オレンジ〇のロングは高値更新は未遂に終わった。Wトップ完成で、24日安値を試す確率がより高くなる。
1時間青水平線か、4時間オレンジ水平線をチャートポイントとみたが、手前でスパイク、V字反転してしまった。この動きは構えてないと入れない。
その後、矢印の動きになればロングできるが、そうはならなかった。
赤□エリアは、レジスタンスが隣接していて、21日高値からの下降波戻り売り候補でもあるので買いづらい。
黄〇は売りポジの損切狙い。
26(水)
売り目線
この日はFOMCがあるので、それまで、あまり動かないだろう。
4時間オレンジ戻り売り候補(強者の値)に達したので、FOMC以降、ここでレジスタンスされれば売れる。
買い目線
4時間オレンジ戻り売り候補を試す動きを、赤切下げライン抜けから狙える。赤ラインから売ってた人たちの逃げ+損切で上昇。
27(木)
売り目線
FOMCでだいぶ下がったので、積極的に売れない。むしろ、下げ止まるのを待ってから買いたいところ。
緑□はネックラインで戻り売りポイントだが、急落してしまった。
買い目線
逆張り注意!買うなら、赤矢印のように高値を抜けるか、もう少し下がってからにしたい。
適当なところで、行ってこいのロウソクが出て、逆H&Sになった青〇から買える。売りを受けたが下がらなかったカタチ。
111.50は戻り売り候補、トレンドライン・ブレイクで慌てて売った人の損切で、オレンジ〇から上昇した。
28(金)
売り目線
27日高値からの戻り売り続きをするが、安値更新できなければ、しばらく様子見。
買い目線
黄□を上抜く、あるいは、わかりやすい底値のカタチにならないと買えない。
ユーロドルは上昇トレンンド高値更新中
ユーロドルは、上昇トレンド中、高値1.1700も、FOMCで更新しました。
売り目線
売るのは、上昇の流れに対して逆張りになります。
25日赤〇ショートは、25日高値ピンバーも加点になり売れます。
27日赤〇ショートも同じく、左陽線にサポートされそうなところがないのでスンナリ落ちるポイントです。
買い目線
黄□内はレジサポも隣接していてカオス化しそう。25日青〇ロングなど、わかりやすいところを狙うようにします。それまでの流れが上昇なので、何度もサポートされたところから買うか、黄□をブレイクしてからなら買いやすい。
FOMCで高値更新したので、押し目を買います。1.1650でのサポート直後のスパイクで買えなければ、一旦、売りを受けても下がらない、青〇のようなところから買います。
ユーロ円にトレンドは出にくいが…
ドル円とユーロドルが逆相関なので、ユーロ円にトレンドは出にくいです。
先週高値を切り下げているので、131.00を更新できるかどうかはわかりませんが、先週足の上昇跡を利用してトレードはできます。
こういうチャートでは、売りも買いも両方均等にあると考え行動します。
高値圏ぽいところですが、20日陽線と先週足高値を利用すればトレードできます。
24(月)
売り目線
赤〇ショートは、青ラインから買われたが、高値更新に失敗、直近安値から高値ネックラインにすら届かず下がり始めたところ。
黄〇ショートは、青ラインから買われたが、高値にすら届かずに上ヒゲ連発、直近安値から高値ネックを試し下がり始めたところ。
買い目線
20日大陽線に到達。底値パターンを待つ。
青〇ロングは、赤戻り高値を上抜き、買い目線になる。これによって売ってた人のモチベーションは下がり、なるべく条件のよいところでの決済を考えるので、安値を試すもダメだったところが買い場になる。
25(火)
売り目線
24日の高安からの売り買いが攻防するので、売るなら赤□安値を下抜いてからじゃないと売れない。
買い目線
クイズの解答:先週足終値で売っている人がいる、この売りが失敗すれば…さらに、赤□安値があるのに、ネックライン抜けで売る人もいる、この損切も重なれば…。青〇ロングは、そういった人たちの売りポジが解放されたポイント。
26(水)
先週足高値に到達、ここが天井になる可能性がある。
緑□の値幅は50ピプスあるが、売るにしてもサポートが隣接して難しい。買うにしてもロウソク足が汚くて買えない。
緑□を上下に抜けるまでは様子見。
27(木)
売り目線
先週足高値に達した。リスクを限定できるので、逆張りが得意なら、上ヒゲをサインに入るのもよい。
赤〇ショートは、緑□を下抜けたろころで売りやすい。
買い目線
急落を先週足終値+129.50がサポートでの逆張りは可能。ただし、このロングは急落で売った人たちの利食いに便乗するもの。
28(金)
売り目線
赤〇ショートは、急落の戻り売り、130.00を背中にしている。
買い目線
青〇ロングは、先週足終値Wボトム+赤ラインで売ってた人の、売りポジ解放で上昇するところ。
小学生のころの作文、タイトルは将来の夢。
ボクは、自転車屋になるでした。
子供のころから、自力で遠くまで行ける自転車が大好きで、中学生になると、アチコチにサイクリングに出かけ、紀行文を書いては「サイクルスポーツ」という雑誌に投稿していました。
サイクル野郎という漫画に触発され、日本一周するためにバイトして、ランドナー(キャンピング車)を組んで、高校・大学と旅をしました。
今の自転車は、ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイク・ママチャリが主流で、荷物を前後左右に何十キロも載せて、何日も旅するようなものは売ってないですが、ボクにとって自転車は、旅の道具であって、スポーツ用品ではありません。
就職して車の便利さを覚え、いつの間にか、自転車から遠ざかっていましたが、この間、久しぶりに行った、自転車専門店のレトロ自転車コーナーに、かつて、ボクが乗っていたのと同じフレームが展示されていました。
当時の自転車のフレームは、フレームビルダーという日本の職人が、一台づつ手作りしていました。
しかし、自転車ほど、大昔から、ほぼカタチを変えずに進化した乗り物もないのではないでしょうか。
自転車には、機能を追求した美しさがあります。
テレビで、世界中を人力車で旅する若者の映像が流れてました。
流行は繰り返すといいますので、そろそろ、姿カタチを変えて、自転車が旅の道具として復活するのではないかと密かに思っています。
◆迷晴れFXの上手な活用法◆
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本来の学び場はチャートであり、当コンテンツは【考えるヒント】の気づき場とお考え下さい。自分で仮説をたてて、自分で考えることが勝つコツです。
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コメント (7)
我々の同年代で、バイク(自転車)にハマってる人、けっこういますよ。
知り合いの人で、全国営業で飛び回っている人がいますが、東京が自宅で大阪にも単身で住めるアパートを借りて、それぞれに1台100万円近くのバイクを合わせて2台持っていて、週末には関西だろうが、関東だろうが300km〜400kmツーリングしたり、ロードレースや乗鞍岳山頂レースに出たりもしてます。
試合に出ても成績はあまり気にせず、とにかく楽しんでいる感じです。
若い頃は、少し太めの人で営業でお付き合いもあるでしょうから、バイクをやってなかったら典型的なメタボ体型だろうと思いますが、かなりスリムなおじさんです。
人のことを言うのもなんですが、この人仕事のできる人ですが、もう少し若い頃一時期、仕事でけっこうストレスを溜めていたようでした。バイクをやりだしてから今は仕事も趣味も楽しそうで人生を満喫しているという感じです。
最初はメタボ対策か気晴らしに自転車に乗り始めたと思いますが、今はちょっとしたロードレーサーです。
無理せず楽しんで継続できる。こういうものを手に入れたら、仕事も身体も人間関係も良くなる。幸せの素かもしれません。
体が資本。最近特にこれを感じます。思考も感情も体の状態に左右されますし、その逆もあります。若いころはメンテナンスフリーでしたが、今は、体調管理は、トレードの資金管理と同じぐらい大事かもと感じています。
迷晴れさんご無沙汰しています。ずっと書き込みしていませんでしたが、ブログはいつも見させていただいき勉強させていただいております。おかげさまでトレードは月間でマイナスというのはこの2年くらいありません。まだまだ枚数が少ないのでもっと自信を持ってトレードできるようになりたいです。
さて、質問です。
宿題ですが、24日の終値で売る人はどういった根拠で売るのでしょうか?またネックラインというのは124,28あたりの白い点線のことなのでしょうか。そこを割っショートしたがすぐもどしたので損きり(買戻し)した位置ということでしょうか?すいませんがもちょっと詳しく教えて下さると助かります。
私は50代半ばでトライアスロンに出るようになりロードバイクでよく走りに行きます。私も東京と実家の大阪両方にロードバイクを置いています。でもどちらとも12~3万のバイクです。確かにお金をかければ少しはタイムが縮まるのですが、エンジンは私の足なのでそれを鍛えるしかないと思っています。小泉政権下で道路交通法が改正されるまで、都内どこへ行くのもオートバイでしたが、駐車禁止がうるさくなってからロードバイクに乗るようになりました。トライアスロンのおかげもあって、若い人と比べても体力あるしほとんど風邪もひかなくなりました。健康であれば失敗してもまたチャレンジできると思います。よく言われていることですが体が資本だと思います。
TAKUさん、いつもご覧いただきありがとうございます。
24日終値で売る人というのは、すいません、どこを指しているのかわかりませんでした。
ネックラインは124ではなく129.35あたりの点線です。ネックライン抜けで売った人が、その直下の押し安値でサポートされた体になっています。
その後、再度、陽線上ヒゲ部分で強めに売られましたが、押し安値でWボトム(1分足レベル)になり。ネックラインを上に抜き返しました。
この現象によって、先週足終値+黄〇付近強者の値からの売りが失敗した可能性が上がります。そこに、ネックライン抜けで売った人の損切が初動エネルギーになって、次々に売りポジが解放されます。
トライアスロンとは凄いですね。やはりカラダは資本、鍛えるべきですね。
ありがとうございます。先週安値の勘違いでした。
迷晴れ先生、
自転車で旅ですか~。なんか浪漫がありますね~。
私も通勤はママチャリやクロスバイクなんですが、アマゾンプライムで「弱虫ペダル」にハマり、
ロードに憧れております。
今回の動画もそもそも値幅があるのかという当たり前ですが、抑えるべきポイントをしっかり示唆して
いただき、ありがとうございました。レジサポの幅が狭いと結局切り下げ切り上げラインブレイクをしても
すぐに止められたり、反転して利が伸ばせなかったり、逃げ遅れたりしてしまいます。
いつも素敵な動画と気付きをいただきありがとうございます。
切下げ切り上げラインブレイク時、プルバックがあるときと、ないときがありますが、確かに、これにもレジサポが関係してますね。ロードバイクは絵になりますよね(^_-)-☆弱虫ペダル、今度、みてみます。