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大きな経済指標が連発する週でしたが、来週の大統領選を控えてか、これといったサプライズもなく終えました。

今週の視点

来週に大統領選を控えているせいか、大きな経済指標でも大して動かず、ドル売りが続いた一週間でした。必然的にユーロ円の動きは悪くなりますが、週始めからそれを予測するのは難しいことです。天井圏からの転換場面や、似たようなチャートポイントでも、そのときの通貨の勢いで値動きは変わります。なるべく簡単なチャートを選ぶためには、チャートのカタチだけではなく、今、世界が注目している通貨は、円、ドル、ユーロのどれなのかを知っておけば、通貨ペア選びの基準になります。

ドル円、日足の節目はジャイアン。

104円はブレイクしたものの、日足の節目が105.500円にありました。ここでベア派に頭を押えられ、切上げラインを下抜けてからは、ブル派の抵抗も空しく103円の日足節目まで下落しました。

【シナリオ１】高値試し

安値３から105.500円を目指した「高値試し」の動きを狙います。ネックライン＋105円レジスタンスが気になりますが、成功すれば高値１の手前辺りまでいく想定ですが、高値２から高値を切下げることになりました。

【シナリオ２】日足レジスタンス逆張り

高値1-2へ切り下げ、さらに高値2aが高値２を更新しないことで、日足レジスタンス105.500円の強度が伺えます。新規のベア派＋ブル派の利確や逃げ注文が入りそうな気配です。エントリーポイントは人それぞれですが、高いところから売るなら、高値2a辺り、切り上げラインブレイクを狙うなら、ブル派の損切り誘爆を期待できそうです。

【シナリオ３】日足レジスタンスからの転換ショート

ネックラインを抜ければベア派優勢となりますが、一度ネックライン付近までプルバックすることがよくあります。しかし、ドル売りの勢いが強くて、そうなりませんでした。ブル派の抵抗をモノともしなかった感じです。

未来は幾通りも存在するので、節目ごとにブルベアの綱引きを待つことが大事です。たとえば（a）や「104円」でブルベアが攻防してますが、ブル派が勝てば、104.500円や切上げラインまでプルバックした可能性もありました。

103円は日足の節目になるので、ここまで下がってくれば、目標達成後の調整期間に入ることが考えられます。

ユーロドルは日足ハラミ下限付近からドル売り方向へ

先週は日足ハラミ下限近くまで落ちてきたあと反発上昇しました。今週はそのまま勢いよくドル売り方向へ進みました。

【シナリオ１】戻り売りゾーンに注視しつつ押し目買い

日足のしかるべきポイントでサポートされてから上昇を始めています。押し目買いでいいと思いますが、４時間足の高値１や２では、ベア派のレジスタンスが考えられるので慌てずトレードしたいです。「守破離」手法で、安値１サポートからの切り下げラインブレイク、４時間足レジスタンス（a）からの切り下げラインブレイク、ダブルボトム（b）はわかりやすいエントリーです。

ユーロ円は微動が続く難しいチャート

今週はドル主体で動いていたせいか、値動きが微弱で難易度が高かった通貨ペア。114円まで落ちてくれば112.500周辺からの上昇波に対する押し目買いが入りますが、金曜日の指標も絡み入るタイミングが難しいです。

【シナリオ１】高値試し

安値１を背中に高値試しを試みるも115円でもたつき、ブル派にフォローされず失速、（a）のモミをつくった。（B）+切下げラインを抜けてから、やっと日足ピンクラインまでの上昇しました。ここまで上昇すると、今度はベア派の売りが活発になることが想定できます。

【シナリオ２】日足レジスタンス転換ショート

日足ピンクラインのレジスタンスを信じれば、安値１が天井圏ネックラインとなる。このネックを抜いてプルバックした高値２からのショートは割と鉄板ですが、暫く（f）でブルベア綱引きとなった。素直にレジサポ転換するか、レンジになるか、この判断が難しい。

【シナリオ３】114円押し目買い

114円は400ピプスレンジの上下を分けるセンターライン。ここまで落ちるとブル派押し目買いが入ってくる可能性が濃厚だ。しかし、相変わらず動きが悪い、タイミングがとりづらい。安値３は安値２から切り上げているが、結局、金曜日の指標時刻になってしまった。

我が家ではすでに石油ストーブが投入されました。メインの暖房器具はエアコン、ガスファンヒーター、石油ファンヒーター、オイルヒーターなどを試しましたが、最終的には石油ストーブに落ち着きました。

窓はアルミサッシではなく、木製建具なので、風のある日は、スキマ風がピューピューと入ってきます。空気を温めるフェンヒーターでは熱がすぐに逃げてしまいますが、かといって、オイルヒーターは電気代が半端じゃないです。

その点、石油ストーブは素晴らしい、昭和の時代からあって、最強のコストパフォーマンスです。

• 反射板を使い輻射熱で温めるので体がポカポカする。
• ファンヒーターのように空気が乾燥しない。
• 調理器具としても使える。
• 電池式なので災害に強い。

デメリットは灯油の交換が面倒なことですが、これも「儀式」と思えば苦になりません。英国アラジン社のブルーヒーターを持っていますが、ビンテージなストーブに比べれば手入れも必要ありません。マニアックな話ですが、以前、ビンテージストーブにハマリかけて、アラジン社のシルバークイーンというストーブを購入寸前までいきましたが、耐震設計もなく、さすがに妻に止められました。

日本にはトヨトミなど、安くて高品質な石油ストーブをつくり続けているメーカーがあるので、この冬の暖房器具をお探しの方は参考にしてみて下さい。トヨトミ・レインボーやアラジンのブルーヒーターは見た目もおしゃれですし、何より炎が美しいんです。

我が家では、灯油のかぐわしき香りが、冬の訪れを告げます。

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