10Jul
トレンドが出ていても、ボラタリティが無いと値動きが往ったり来たりと複雑になりやすい。今回はそういった相場でのエントリー方法を解説します。
photo credit: 藍川芥 aikawake via photopin cc
ボラタリティの無いトレンドの値動きにはクセがある。
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一口でトレンドといっても、その中の値動きは簡単なものもあれば、複雑なものもあります。ボラタリティが小さく、動き出してもすぐにつかえてしまうような相場では、短期足の値動きが複雑でエントリーするタイミングが掴みにくくなります。
ボリンジャーバンドの上げ余地、下げ余地がないと短期足の動きが複雑になる。
上の図を見れば下降トレンドとわかるが、そのバラタリティは4時間足1本で20ピプスない。こういう相場になると短期足の値動きが細かく上下運動を繰り返すので難しい相場になりやすい。
値動きが小さいので、短期足では階段状のトレンドができる。
短期足の値動きは一見わかりにくいが、後から見ると階段状に落ちているのがわかる。ボラが小さいということは落ちる値幅も小さいので、小さな階段を下りるように一段一段ステップを踏んで波が動く。
階段エントリーのタイミング。
①ロールリバーサル(サポートがレジスタンスに変わったところ)
波の先端付近からエントリーできるので理想的なトレードができる。
②安値ブレイク
波の途中乗りなので、伸びきったところで必ず利食いをする。
今日のまとめ
トレンドと値動きは別物です。1時間や4時間足にトレンドが確認できても、その中で動く短期足の波が複雑でわかりにくいことがあります。ポイントは目線を固定して、短期足の動きに翻弄されないことです。短期足がたとえどんなに複雑な動きをしたとしても、上位足にトレンドが出ていれば、ほとんどの場合、その方向へ進んでいきます。一日たってチャートを見ると『なんだ、ここで入って、ここで出ておけば良かった』と思うことがよくありますが、相場は大体において目標まで行くものです。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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今回の状態で自分はいつもやられてました。
結局 あってたのか・・・ 持っとけばよかった(後悔
この繰り返ししていました。
波は 反転して戻ってくる そこでエントリーしないといけないのに
どうも焦ってしまい 前の安値を抜ける瞬間に入ってしまってました。
短期の時間に振り回され 長期がレンジなのに
ショート ショート ショート みたいな事ばかりして、
小さい損切り 繰り返してたのがバカみたいですw
まよ晴れ 様のブログを 1から見直してる最中ですが
本当に大切なことに気づかされます。
次の 伸びるトレンド・チキン利食いの防ぎ方 も
真剣に見させていただきます!
多くの気づきがあれば幸いです。ゆっくりご覧ください。
拝見させていただきました。
値動きの特性が少しずつわかってきたと感じています。
まだまだ理解が足りていません。
ありがとうございました。
迷晴様
以前からは飛ばし飛ばしで動画を拝見していました。
心機一転、迷晴れ様の動画を最初から全部見ています。
今回の内容は、「波のサイズから、待つ時間、打つ時間を知る方法。」
http://mayohare-fx.com/matsu-utsu-method/
の記事と密接な関係があるように感じました。
2つの記事を合わせると、
自分の意図どおりにトレンドが走っているか確認する時間を定期的にとれば
ここで入って、ここで出ておけば良かったが実現できそうな気がしました。