28May
レンジ相場でのトレードは、入れ子人形をイメージするとわかりやすい。最終的には一番大きな、親レンジをブレイクしないと、トレンドは起こらない。しかし、子レンジと親レンジとのスキマトレードをマスターすれば、大きなチャンスが来るまでの時間、細かい利益はスキャルで抜くことができる。
EURJPY 2014/05/27 火曜日
photo credit: poppet with a camera via photopin cc
親、子、孫?現在地はレンジのどの部分なのかを意識する。
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親、子、孫レンジというふうに、レンジ相場をゾーンで分けてトレードする。ブレイクすれば、ひとつ上のサイズの上限下限まで狙うようにする。値幅が20ピプス以下のレンジになったら、ブレイクするまで待った方が無難。
長期足の転換はとにかく時間がかかる。
左:日足 右:8時間足
日足の転換は一日、週足の転換は一週間、月足の転換はひと月かかると考えた方がいい。その間は、ずっとレンジっぽい相場になる。8時間足の戻り高値を上抜くまでは、モミそうな相場だ。
なるべく早くレンジの判断ができること。
1時間足
波の振り幅がどんどん小さくなりにつれ、相場はエネルギーをためていく。これがブレイクする時が大きなチャンスになるわけだが、そうなるにはそれなりに時間がかかる。1時間足レベルの押し目が入るが、高値を更新できない。この時点であれっ?と思えることが大切。 上に行くはずがいかない…では下か?しかし、下にもいかないとなると、レンジが決定する。あとはレンジの上限、下限を見極めて、それを背中にトレードをしていく。
トレードは買う、売る、何もしないの3つの行動がある。
トレードは買う、売る、何もしないの3つの行動がある。特に何もしない場面を判断できるスキルは常勝するためには必須。上手い人ほど、このスキルがある。どこで買うか、どこで売るかを考えるより、どこは休むかを考える。休みが終わる場所が買い場であり売り場だ。
今日のまとめ
相場を大きな目線で見れば、史上最高値と史上最安値のレンジといえる。トレンドフォローといっても、結局は大きなレンジ内の小さな波を追っているに過ぎない。日々のトレードにおいても、現時点でドコと、ドコとの間にいるのかという意識が大切。
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コメント
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拝見させていただきました。
レンジが始まるとことごとく逆にエントリーしてしまいます。
今まではレンジが原因ということすら気がついてませんでした。
少しずつでも前進できればと思います。
ありがとうございました。