24Jun
教科書通りの動きを狙うよりも、実はその逆を狙う方がうまくいくことが多い。思い込みの強すぎるトレーダーは、こういう場所で餌食になるので注意。
photo credit: black.zack00 via photopin cc
定番チャートパターンが崩れた時の方が短時間で利益になる。
期待のエネルギーが絶望に変わり、一気に逆方向へ相場が動き出す。こういう動きを狙うと短時間で利益が乗ることが多い。
背景は日足戻売りVS週足押し目買い。
攻防ゾーンに入ってきましたが、上に行けない状態が続いています。この時、期待感でいつまでもロングを持ち続けていると危険な目に遭います。
上がらないから、一段下がる動きを狙う。
溜まっていたロングの注文が損切りされて、一気に下落しました。こういう下落は戻りも浅いことが多いので、なるべく上からショートしたいところです。
ダブルボトム失敗を受けてのショート。
aラインを割ることでダブルボトム失敗が確定しました。溜まっていたロング注文が損切りされて40ピプスの下落となりました。溜まっていたロング注文が一気に消化されるので、aラインまで戻る可能性は少ないです。こういう場合は、飛び乗るしかないと思います。こういうパターンを知っているか否かだと思うので、ぜひ過去チャートで検証してみてください。
今日のまとめ
今回の下落のきっかけになったのは、日足レジスタンスに向けてロングしていた人たちの損切りです。勝ち組トレーダーは、この絶望感を利用してショートを仕掛けます。他人の失敗は蜜の味なんです。相場で常勝しているトレーダーは10%程度といわれていますが、こういう場所に、勝つ人と負ける人の違いが現れます。残念ながら教科書通りの知識しかない優等生は、相場では生き残れません。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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たいへんためになりました。
三尊崩れは大相場、という格言を聞いたことがありますが、
皆が期待するパターンが失敗したときに、サプライズと損切で大相場が起きるということですね。
押し目の底抜けや戻りの上抜けなどにも似ていますね。
うろたえる側ではなく、それを利用する側に是非いたいものです。
ありがとうございました。
おっしゃる通りです。短期売買では大切な考え方だと思います。
いつも拝見させていただき非常に勉強になっております。
質問なのですが
指標の突発な値動きでWトップや三尊のチャートパターンが完成したのは
チャートパターン通りの動きだったと考える事ができるのでしょうか?
それとも指標などの動きは例外としてたまたまチャートパターン通りになった
と見るべきなのでしょうか?
お忙しいとは思いますが
暇な時にでもお答えいただければ幸いです。
通常の動きならWトップや三尊などのチャートパターンになることが多いですね。市場参加者の心理的に、そういう形になるのだと思います。強烈な指標や要人発言があれば、お構いなしに動きますが、それも心理です。カタチではなくシンリで考えると見方が変わるかと思います。
以前FT2で過去チャートを検証している時は気付かなかったのですが
実際に動いているチャートで検証を始めると、何らかの指標まであまり相場は動かず
指標や発言で相場が動きチャートパターンが完成する事が多いような気がして
再度FT2で時間もチェックしながら検証すると
やはり指標の発表と思われる時間帯で相場が動いてチャートパターンが完成する事が多いので
迷晴れ様はどのように捉えているのか質問してみました。
指標はチャートパターンを完成させたり、ストップ狩りを狙ったりするきっかけでもあるかもしれないのですね。
いつもためになる情報発信感謝しております。
ありがとうございました。
拝見させていただきました。
パターンが崩れると急激な動きが生じる。
感覚的にとても解りやすかったです。
頭より体で理解出来る学びでした。
ありがとうございました。