24May
短期足に方向感があっても、上位足に動く余地がなく、値動きが乱高下している相場でのリスクについてまとめてみた。
EURJPY 2014/05/23
photo credit: . SantiMB . via photopin cc
ボリンジャーバンドに上げ余地、下げ余地がないと、動くにしても乱高下する。
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4時間足がスクイーズ(収縮)していて、動く余地がない。4時間足を見ていれば注意できる相場だが、短期足しか見ていないと思わぬ損失を出してしまいがちな相場だ。
必ずひとつ上の足の状態をチェックする。
1時間足が戻り売りできる形になったが、結局、あまり伸びずに反転してしまった。1時間足だけ見て売りにバイアスがかかりすぎていると、損失を出しそうな相場。
ひとつ上の4時間足を見れば、下げ余地がないことがわかる。結果、-1σとネックラインがサポートになって逆三尊のようなチャートパターンをつくった。
短期足はフラッグ(短期下降トレンド)をつくって上昇していく。
短期足にも注意が必要!4時間足でサポートされて、反転後、1時間足の移動平均線付近でフラッグをつくった。
このように上位足のボリンジャーバンドに余地がないと、押し戻しが深くなりやすい。また、一時的に短期下降トレンドをつくるので、目線も泳ぎやすい。
今日のまとめ
上位足ボリンジャーバンドを見て、上げ下げ余地を確認すること。余地がないときは、トレードを見送るか、深い押し戻しがあることを前提にトレードをする。目線は短期足に振られないように気を付ける。
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コメント
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動画拝見させていただきました。
複数の時間足で見るようになってそれまで見えなかったものが沢山あったことに気がつきました。
ボリンジャーは前から好きなインジケーターですが、情報過多で混乱してしまうので今はまだ出さないでいます。
ありがとうございました。