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今週はドラギ総裁の発言でユーロ100ピプスの急落がありました。初心者の方は、経済指標カレンダーを見て、要人発言の時刻付近でのトレードは控えましょう。

円高の次はユーロ安か。

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昨年末からの円買いムードがいよいよクライマックスぽい感じになってきました。加えて、欧州中央銀行のトップ、ドラギ総裁は、追加緩和をして、ユーロ刷りまくるかもと言っています。ヨーロッパも日本と同様にインフレ化させようとしているので、ユーロ安が進む可能性もあります。今後は、ユーロ絡みの通貨ペアにも注目ですね。

ユーロドルは先週に引き続き、やる気の出ない相場だが、これからが楽しみな通貨ペア。

レンジ真っ只中でトレードがやりにくい相場です。直近高値H1を上抜けずに、ドラギ発言で急落、フラッグ失敗となりました。現時点では1.08～1.09レンジの内に留まっています。

今後の展開は、1.08から反転上昇してレンジ内を1.09方向へ動く、下抜けしてユーロ安方向へ動く、ボク的には1.08を下抜くようなら売ってみたいところです。

週の前半は金曜日の日足ハラミの中にいました。直近高値H1付近からの逆張りショート、ハラミ下限からの逆張りロングくらいしか狙えません。

ハラミ内では押し戻しが深いので、フィボナッチ数の50%,61.8%で押し目買いを待ち構えていてもスカされることがあります。

ポイント１はハラミ下限でサポートされ、レジスタンスを抜けているのでロングしやすいかなと思います。

ドラギ発言で急落したあと、若干、戻り売りが入りましたが弱く、ポイント４までほぼ全戻しされました。急落のあとは、このような値動きになりやすいので、半値付近といえどバチンとショートは危険です。

今回なら、半値付近（小競り合い）を上抜けてからロングすればいいですし、ポイント４でレジスタンスされてからショートすればいいです。

ドル円は2015年安値にタッチ、円買いもクライマックスか？

底値チャートになり、2015年安値にタッチしてから日足２本分上昇しました。今後の展開は、終値付近に移動平均線(25)が下りてきているので、売られるかもしれませんが、その戻り売りが弱ければ、ネックラインH3でサポートされて、高値H1まで上昇、昨年末からの円高から円安へ元通りになる可能性もあります。円に変わり米ドルが買われれば、そうなりやすいですね。まぁ未来のことはわかりませんが。

１月足陰線実体がH3より上でサポートされれば、やはり月足は抜けなかったということになりますね。

2015年安値にタッチするまでは、戻り売りで考え、底値レンジ圏なので、なるべく深い位置から売ります。

戻り売りポイントまではロングしてもいいですが、途中で売られるのでチョコチョコしたトレードになります。所詮は、本命の戻り売りポイントまでの綾戻しなので伸ばせる感じではないです。

結果的にポイント１からの売りが安値を更新しました。手前の山のネックを試してからの反転です。

2015年安値にタッチしてからは目線を上に、逆張りが得意な人はやってみても面白いです。安値切り上げ＋ネックサポートでエントリーして、トレンド発生からは移動平均線(25)が機能してました。

ユーロ円は、相変わらずの気迷い相場。

今週は全く楽しくない相場でしたので、来週以降に期待したいです。ドラギ発言で2015年安値付近まで一旦落ちましたが、下ヒゲで終わりました。

いずれにしても、安値H1を下限と観たレンジを抜けるまでは、大きく動かないかなと思います。

レンジなのと、今までの流れを考え、レンジ上限Ａからの売り。安値H1を一旦ブレイクしましたが日足は下ヒゲになり、またレンジ内に戻ってきました。

ラインＡでレジスタンス、サポートＣを下抜けてからは比較的売りやすいと思います。

ドラギ発言の帰り道、半値付近でモミをつくりましたが、焦らずショートしないで決着のついた方へエントリーしましょう。

今日のまとめ

先回、ファンダメンタル動画を作成しましたが、その趣旨はテクニカル分析の裏付けとして、背景をファンダで知るという意味合いが強く、ファンダを基準にトレードしようというものではないです。

観る対象を増やし、情報過多になると必ず矛盾を生じさせ迷いを生みます。ファンダを意識しすぎてチャートに集中できなくなっては本末転倒。

一番大事なのは「自分のルール」を守ること。自分のルールにファンダの文字はないというなら、それはそれで正解だと思います。

経済指標時や要人発言の時刻にさえ気をつけてリスク回避していれば、正直、ファンダを知らなくてもトレードはできます。

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