18Jul

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週ナビFX590(2026年7月13〜7月17日)今週のFX相場(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)を振り返りながら、来週以降のトレードに必ず役立つ「環境認識の核」と重要ポイントを解説します。
今週の通貨サマリー
ドル円|2024年高値圏で足踏み

6月高値を目前に買いの勢いが鈍りました。
6月高値更新か、高値圏レンジ入りか、その分岐点となる一週間でした。
ユーロドル|H4戻り売り失敗も、上昇は勢い不足

先週高値を上抜きH4戻り売りは失敗しましたが、1.150の心理的節目が上値を抑え、D1調整波へ発展するほどの強いモメンタムは生まれませんでした。
ユーロ円|親通貨が止まり、高値圏で足踏み

ドル円は高値圏で方向感を欠き、ユーロドルも1.150の影響で伸び悩みました。その結果、ユーロ円も6月高値手前で足踏みする展開となりました。
ドル円
今週の相場展望
相場の構造
- D1大局構造:160円をサポートに上昇トレンド継続
レジスタンス:6月高値(2024年高値圏)
サポート:160円 - 6月足は160円を実体で明確に上抜き、週足・日足ともに上昇トレンドを維持している。
- 200日線・100日線・D1-SMA21もすべて上向きで、中長期の上昇基調に変化はない。
- 一方で、歴史的高値である2024年高値を上抜いたものの、その上では6月高値を更新できず、高値圏で持ち合っている。
- この価格帯は為替介入への警戒感が根強く、買い手の利益確定と新規売りが入りやすいエリアでもある。
- 大局は上昇トレンド継続だが、高値圏特有の荒い値動きには引き続き警戒したい。
- H4大構造:2024年高値圏で調整局面
レジスタンス:6月高値
サポート:介入高値(H4ネックライン)
今週の分水嶺:先週安値 - 先週は介入高値を押し目候補として急騰したものの、6月高値で反落し、D1-SMA21付近まで押し戻された。
- 現在は、2週前コマ足の値幅の中で推移する”はらみ相場”となっており、高値圏で次の方向感を探る局面に入っている。
- 今週のテーマは、先週安値とD1-SMA21付近の攻防。
・押し目として機能するか
・押し目が崩れてD1調整波へ発展するか - 仮に為替介入などで3〜4円規模の急落が発生しても、日足レベルでは押し目候補を探すスタンスは維持したい。
- 重要イベント:米CPI
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 先週高値 |
| TR中段 | 2024年高値~先週安値 |
| TR下段㊦ | 2週前安値(介入高値) |
ベアの背景|6月高値(2024年高値圏)レジスタンス
- 6月高値でH4二番天井を形成
- 2024年高値を週足実体で2週連続上抜けできていない
- 為替介入への警戒感が依然として強い価格帯
- 高値圏では利益確定売りが入りやすい
ベアの狙い|D1調整波を売る
- 2024年高値付近まで上値を試し、上げ止まりを確認して先週安値へ戻り売り→先週安値を下抜けば、介入高値を目標に利を伸ばす。
- 先週安値で押し目が崩れれば介入高値へ売る
ブルの背景|大局は上昇トレンド継続
- D1・H4ともに上昇トレンド継続
- 160円がサポートへ転換
- D1-SMA21が上昇を支えている
ブルの狙い|H4押し目買い
- 先週安値とD1-SMA21で下げ止まれば、2024年高値へ買う→2024年高値を上抜けば、6月高値を目標に上昇トレンドを追随する。
毎日の値動き
07/13 月曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:2024年高値 vs 先週安値
- レジスタンス:2024年高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:先週安値を下抜けば、H4押し目買いが崩れ、介入高値まで下値余地が広がる。
📌 流れ
- D1:上昇トレンド継続
- H4:6月高値で二番天井を形成
- H1:先週安値でダブルボトム形成中
- 現在値:D1-SMA21付近の押し目候補から反発中
📌 本日のポイント
- 先週安値で形成したH1ダブルボトムが機能するかを見極める
・ダブルボトムが機能して、2024年高値を上抜けば6月高値を目指す。
・ダブルボトムが崩れれば、H4押し目買いが失速し、介入高値を目指す日足調整波へ発展する可能性がある。 - 米国とイランを巡る中東情勢には依然として不透明感が残っており、ヘッドラインによる突発的な値動きにも注意したい。
⏹️ ベアの狙い|H4ダブルトップ完成
📌 背景
- 6月高値でH4二番天井を形成
- 2024年高値圏は利益確定売りが入りやすい価格帯
- 先週安値を割ればH4押し目が崩れる
📌 シナリオ
- 2024年高値付近で上げ止まりを確認→M15高値切り下げで先週安値へショート→先週安値を下抜けば介入高値まで利を伸ばす
⏹️ ブルの狙い|H4押し目買い
📌 背景
- D1・H4ともに上昇トレンド継続
- 先週安値でH1ダブルボトムを形成
- D1-SMA21が押し目候補として機能
📌 シナリオ
- 先週安値への下押しから下げ止まりを確認→M15安値切り上げで2024年高値へロング→2024年高値を上抜けば6月高値まで利を伸ばす
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:先週安値のH1ダブルボトムが機能し、1本目のH4陽線が2024年高値を実体でブレイク。→先週安値への下押しが弱くロングは見送った。
- ロンドン:ブレイクした2024年高値がサポートへ転換。
- NY:2024年高値で再び下値を支えられ、買いが継続。6月高値に迫る位置まで上昇した。
07/14 火曜 米CPI
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:6月高値 vs 先週安値
- レジスタンス:6月高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:6月高値を上抜けば、H4上昇トレンドが再開する。
📌 流れ
- D1:上昇トレンド継続
- H4:先週安値を起点に押し目買い進行中
- H1:6月高値と先週安値のレンジへ移行しつつある
- 現在値:6月高値レジスタンスを試す位置
📌 本日のポイント
- 6月高値を上抜いてH4上昇トレンドが再開するか、それともレンジへ移行するかを見極める。
・6月高値を更新すれば、H4上昇トレンドが再開。
・6月高値で上げ止まれば、6月高値~先週安値のレンジ形成を想定する。 - 本日は米CPI。また、中東情勢を巡るヘッドラインにも引き続き注意したい。
⏹️ ベアの狙い|6月高値レジスタンス
📌 背景
- 6月高値で二度反発を確認
- 6月高値~先週安値のレンジへ移行する可能性
- 2024年高値圏は利益確定売りが入りやすい価格帯
📌 シナリオ
- 6月高値への上値試しから上げ止まりを確認→M15高値切り下げで先週安値へ向けてショート
⏹️ ブルの狙い|H1押し目買い
📌 背景
- D1・H4ともに上昇トレンド継続
- 先週安値を起点としたH4押し目買い進行中
- 2024年高値がサポートへ転換
- D1-SMA21が押し目候補として機能
📌 シナリオ
- 2024年高値への下押しからサポートを確認→M15安値切り上げで6月高値へロング
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:6月高値直下で上げ止まり、M15高値切り下げを確認。米CPIを控えていたためショートは見送った。
- NY:米CPIで急落、しかし、押し目候補として意識されていたD1-SMA21で反発し、すぐに買い戻された。
07/15 水曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:6月高値 vs 先週安値(レンジ相場)
- レジスタンス:6月高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:6月高値を上抜けば、H4上昇トレンドが再開する。
📌 流れ
- D1:上昇トレンド継続
- H4:6月高値と先週安値のレンジ相場
- H1:レンジ内で三角保ち合いを形成
- 現在値:レンジ内で値動きが収束し、方向感に欠ける局面。
📌 本日のポイント
- H1三角保ち合いを放れるか、それとも収束が続くかを見極める。
・6月高値を更新すれば、H4上昇トレンドが再開。
・H1三角を下放れすれば、先週安値を試す展開を想定する。 - 中東情勢を巡るヘッドラインに引き続き注意したい。
⏹️ ベアの狙い|H1三角下放れ
📌 背景
- 6月高値レジスタンスが機能
- 6月高値~先週安値のレンジ相場
- H1三角保ち合いを形成
- 2024年高値圏は利益確定売りが入りやすい価格帯
📌 シナリオ
- H1三角下限とD1-SMA21を下抜き、戻りを確認して先週安値へショート。
⏹️ ブルの狙い|H1三角上放れ
📌 背景
- D1・H4ともに上昇トレンド継続
- 6月高値~先週安値のレンジ相場
- H1三角保ち合いを形成
- D1-SMA21が押し目候補として機能
📌 シナリオ
- H1三角を上放れ、6月高値を更新すれば、押し目形成を待ってロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 終日レンジ内に収まり、値幅も収束したためノートレード。
07/16 木曜 米小売売上高
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:6月高値 vs 先週安値(レンジ相場)
- レジスタンス:6月高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:6月高値を上抜けば、H4上昇トレンドが再開する。
📌 流れ
- D1:上昇トレンド継続
- H4:6月高値と先週安値のレンジ相場
- H1:レンジ内で三角保ち合いを形成
- 現在値:値幅が収束し、三角保ち合いの先端へ近づいている。
📌 本日のポイント
- H1三角保ち合いを放れるか、それとも収束が続くかを見極める。
・6月高値を更新すれば、H4上昇トレンドが再開。
・H1三角を下放れすれば、先週安値を試す展開。 - 本日は米小売売上高。また、中東情勢を巡るヘッドラインにも引き続き注意したい。
⏹️ ベアの狙い|H1三角下放れ
📌 背景
- 6月高値レジスタンスが機能
- 6月高値~先週安値のレンジ相場
- H1三角保ち合いを形成
- 2024年高値圏は利益確定売りが入りやすい価格帯
📌 シナリオ
- H1三角下限とD1-SMA21を下抜き、戻りを確認して先週安値へショート。
⏹️ ブルの狙い|6月高値更新
📌 背景
- D1・H4ともに上昇トレンド継続
- 6月高値~先週安値のレンジ相場
- H1三角保ち合いを形成
- D1-SMA21が押し目候補として機能
📌 シナリオ
- 6月高値を更新すれば、押し目形成を待ってロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- ロンドン:H1三角下限と2024年高値で下げ止まり、買いが優勢となって三角上限まで上昇。
- NY:米小売売上高を受けてH1三角上限を上抜いた。
07/17 金曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:6月高値 vs 先週安値(レンジ相場)
- レジスタンス:6月高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:6月高値を上抜けば、H4上昇トレンドが再開する。
📌 流れ
- D1:上昇トレンド継続
- H4:6月高値と先週安値のレンジ相場
- H1:三角保ち合いを上方ブレイク
- 現在値:6月高値を試す局面
📌 本日のポイント
- H1三角上放れが6月高値更新へ発展するかを見極める。
・6月高値を更新すれば、H4上昇トレンドが再開。
・6月高値で反落すれば、レンジ継続。 - 中東情勢を巡るヘッドラインにも引き続き注意したい。
⏹️ ベアの狙い|6月高値レジスタンス
📌 背景
- 6月高値はレンジ上限
- 2024年高値圏は利益確定売りが入りやすい価格帯
📌 シナリオ
- 6月高値付近で上げ止まり、H1高値切下げ開始で、2024年高値を目安にショート。
⏹️ ブルの狙い|6月高値更新
📌 背景
- D1・H4ともに上昇トレンド継続
- H1三角保ち合いを上方ブレイク
- D1-SMA21が押し目候補として機能
- 6月高値更新なら売り方のロスカットが入りやすい
- ただし週末の高値追いはリスクが高い
📌 シナリオ
- 6月高値を上抜けば、サポートを確認して押し目買い。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- ロンドン:三角下限へ急落した直後に反発
- NY:再び6月高値を試したものの買いは続かなかった。
今週の判断整理
ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。
あらすじ|2024年高値圏で足踏み

今週のドル円は、2024年高値圏の攻防。
6月高値をレジスタンス、D1-SMA21をサポートとして、2024年高値を挟んだ保ち合いが続きました。
週末にはH1三角保ち合いを上放れし、6月高値を試しましたが、上値追いは続かず失速。
来週は、6月高値を明確に更新して上昇トレンドを再開するか、それとも高値圏の保ち合いが続くかが焦点になります。
局面
📌 序盤~中盤|三角保ち合いで値幅縮小
2024年高値を挟み、上は6月高値、下はD1-SMA21に挟まれた状態となり、徐々に値幅を縮小。
📌 終盤|三角保ち合いを上放れ
16日にH1三角保ち合いを上抜き、6月高値を試す展開。
ただし、6月高値付近ででは新規の買いが続きませんでした。
判断の核心|「高い」と感じれば市場は様子見になる
判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。
現在のドル円は、2024年高値圏という歴史的な高値圏にあり、多くの市場参加者は、「押し目は買いたい。しかし、この価格を積極的に買うのは怖い。」という心理だったと考えられます。
そのため、
- 押し目買い勢は深い調整待ち
- 売り方も上昇トレンド中なので積極的には売れない
という状態となり、短期トレーダー中心の売買になりました。
その結果、値幅が徐々に収束するH1三角保ち合いが形成されたわけです。
16日の上放れも、「保ち合いを抜けた」という事実は評価できますが、6月高値を明確に更新できなければブレイク完成とはいえません。
したがって、
- 買うなら6月高値を明確に更新して”定着”を確認してから。
- あるいは、十分な押し目が入って上値余地が確保できる場面を待つ。
この判断が、来週以降も有効な基準になるでしょう。
ユーロドル
今週の相場展望
相場の構造
- D1大局構造:長期高値ブロック(1月高値~3月安値)のネックライン割れ
レジスタンス:5月高値
サポート:2024年高値 - 昨年から続いていた長期高値ブロックを下抜き、中長期では下降トレンド入りを意識させる展開となっている。
- 200日線・100日線・D1-SMA21はいずれも下向きを維持しており、大局は依然として売り優勢。
- 一方で、6月足陰線は3月安値の長期ネックラインを実体で更新できずにクローズしており、下抜けがダマシとなる可能性も残している。
- そのため、大局は下降トレンド継続を本線としつつも、D1調整波への移行には警戒したい局面である。
- H4大構造:H4下降トレンド vs 6月安値サポート
レジスタンス:先週高値
サポート:6月安値
分水嶺:先週高値 - 先週は、先週高値でH4戻り売りは続かず、先週高安レンジで方向感を失う展開となった。
- 今週のテーマは、
・先週高値でH4戻り売りが再開して、6月安値更新を目指すか。
・それとも先週高値を上抜き、H4戻り高値(スイングハイ)まで、D1調整波が発展するか。
この見極めとなる。 - 重要イベント:米CPI
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | H4戻り高値(スイングハイ) |
| TR中段 | 先週高安 |
| TR下段㊦ | 6月安値 |
ベアの背景|長期ネックライン(3月安値)のブレイク
- D1・H4とも下降トレンド継続
- 200日線・100日線が下向き
- D1-SMA21がレジスタンスとして機能
ベアの狙い|H4戻り売り
- 先週高値での上げ止まりから、6月安値更新を狙う。※戻りは1.150付近まで深く入る可能性も考慮する
ブルの背景|D1調整波への移行
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できずに終了
- H4下降トレンドは戻り売りを3回繰り返し一巡している
- 先週足はコマ足で引けており、売りの勢いが一服している。
ブルの狙い|D1調整波を買う
- 先週高値でH4戻り売りが失敗すれば、H4戻り高値(スイングハイ)を目標に押し目買い。
- 6月安値まで再度下値を試して二番底を形成し、下げ止まりを確認できれば反発を狙う。
毎日の値動き
07/13 月曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:先週高値 vs 先週安値
- レジスタンス:先週高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:先週高値を上抜けば、H4戻り売りは失敗となり、D1調整波へ発展する可能性が高まる。
📌 流れ
- D1:5月高値下降波が長期ネックライン(3月安値)をブレイク
- H4:先週高値での戻り売りが失速
- H1:先週高安レンジ
- 現在値:H4戻り売り候補でレンジ
📌 本日のポイント
- H4戻り売りが再開するか、それとも失敗するかを見極める。
・戻り売りが再開すれば、6月安値更新を目指す。
・先週高値を上抜けば、D1調整波へ移行し、H4戻り高値(スイングハイ)を目指す。
⏹️ ベアの狙い|H4戻り売り再開
📌 背景
- D1下降トレンド継続
- H4戻り売り局面
- D1-SMA21がレジスタンスとして機能
- 先週高値で二度目の反発(7/10陰線)を確認
📌 シナリオ
- 先週高値への上値試しから、M15高値切り下げでショート→先週安値を下抜けば、6月安値まで利を伸ばす。
⏹️ ブルの狙い|H4戻り売り失敗
📌 背景
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できなかった
- H4下降トレンドの戻り売りが一巡
- 先週高値で戻り売りが失速
📌 シナリオ
- 先週高値を上抜きM15で押し目を作れば、1.150ブレイクを狙ってロング。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:先週安値で下げ止まり、小幅な保ち合い。
- ロンドン:先週高値を試す動きとなったが上抜けられず失速。
- NY:D1-SMA21で反発して急落し、先週安値を更新した。
📌 事実
- 先週高値がレジスタンスとして機能
- D1-SMA21への上値試し
- M15戻り売り候補×M5高値切下げ
📌 戦略
H4戻り売りフォロー
📌 行動
- エントリー:M5高値切下げで赤①ショート
- 損切り:直近M15戻り高値
- 目標①:先週安値
- 目標②:6月安値
- 撤退:先週安値を更新できなければ撤退
- 結果:翌日ロンドン、先週安値の更新に失敗、M15安値切り上げで撤退。
07/14 火曜 米CPI
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:先週高値 vs 先週安値
- レジスタンス:先週高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:先週高値を上抜けば、H4戻り売りは失敗となり、D1調整波へ発展する可能性が高まる。
📌 流れ
- D1:5月高値下降波が長期ネックライン(3月安値)をブレイク
- H4:先週高値で戻り売りが進行
- H1:先週高安レンジを下方ブレイク
- 現在値:前日陰線が先週安値を実体で更新し、戻り売り継続を試す局面。
📌 本日のポイント
- 先週安値下抜けの成否を見極める。
・下抜けが成功すれば、戻り売り継続で6月安値を目指す。
・下抜けが失敗すれば、売り方のロスカットを巻き込み、先週高値へ向けて上昇する。 - 本日は米CPI。結果次第では、先週安値の下抜けが否定される可能性にも注意したい。
⏹️ ベアの狙い|H4戻り売りフォロー
📌 背景
- D1下降トレンド継続
- 先週高安レンジを前日陰線が下方ブレイク
- H4戻り売り初動
- D1-SMA21がレジスタンスとして機能
📌 シナリオ
- 前日下降波の戻りを待ち、M15高値切下げで6月安値へショート。
⏹️ ブルの狙い|H4戻り売り失敗
📌 背景
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できなかった
- H4下降トレンドの戻り売りが一巡
- 先週安値の下抜け失敗は売り方のロスカットを誘発しやすい
📌 シナリオ
- 先週安値の下抜きに失敗→先週安値を回復すれば先週高値へロング→先週高値を上抜けば1.150へ利を伸ばす。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:先週安値の下抜けに失敗し、M15で安値切り上げを確認。ただし米CPIを控えていたためロングは見送った。
- NY:米CPIをきっかけに急騰し、先週高値まで上昇。先週安値の下抜けは失敗に終わり、H4戻り売りはいったん否定された。
07/15 水曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:先週高値 vs 先週安値(レンジ相場)
- レジスタンス:先週高値
- サポート:先週安値
- 分水嶺:先週高値を上抜けば、H4戻り売りは失敗となり、D1調整波へ発展する可能性が高まる。
📌 流れ
- D1:5月高値下降波が長期ネックライン(3月安値)をブレイク
- H4:先週安値の下抜けが失敗し、先週高値のH4戻り売り候補を再び試す局面。
- H1:先週高安のレンジ相場
- 現在値:米CPIによる急騰で先週高値まで戻され、H4戻り売り候補に到達。
📌 本日のポイント
- 先週高値でH4戻り売りが再開するか、それとも戻り売りが失敗してD1調整波へ移行するかを見極める。
・先週高値で上げ止まれば、H4戻り売り継続で6月安値を目指す。
・先週高値を上抜けば、売り方のロスカットを巻き込み、D1調整波へ発展する可能性がある。
⏹️ ベアの狙い|H4戻り売り
📌 背景
- D1下降トレンド継続
- 先週高値はH4戻り売り候補
- D1-SMA21がレジスタンスとして機能
📌 シナリオ
- 先週高値への上値試しからM15高値切下げで先週安値へショート→先週安値を下抜けば6月安値へ利を伸ばす。
⏹️ ブルの狙い|H4戻り売り失敗
📌 背景
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できなかった
- H4下降トレンドの戻り売りが一巡
- 先週安値の下抜けが失敗(13日陰線を14日陽線が否定)
📌 シナリオ
- 前日終値(3月安値付近)で下げ止まれば、M15安値切り上げで先週高値へロング→先週高値を上抜けば1.150へ利を伸ばす。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:前日終値(3月安値付近)でM15ダブルボトムを形成
- NY:二番底を一度下抜いて売りを誘ったあと急反発。H4スパイクローを形成しながら上昇が続き、先週高値をブレイク。
📌 事実
- 先週安値ブレイク失敗(13日陰線を14日陽線が否定)
- 前日終値(3月安値付近)でH1押し目候補として機能
- M15ダブルボトムの二番底がダマシとなり、H4スパイクローが出現
📌 戦略
H4戻り売り失敗から、D1調整波への転換を狙う。
📌 行動
- エントリー:H4スパイクロー確定後に青①ロング
- 損切り:H4スパイクロー安値割れ
- 目標①:先週高値
- 目標②:1.150
- 撤退:先週高値を越えられなければ撤退
- 結果:翌日、先週高値割れで半決済。17日、押し目崩れで撤退。
07/16 木曜 米小売売上高
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:先週高値 vs 7/15強者の安値
- レジスタンス:先週高値
- サポート:7/15強者の安値(先週高値ブレイク起点)
- 分水嶺:先週高値ブレイクが定着すれば、H4戻り売り失敗からD1調整波へ発展する可能性が高まる。
📌 流れ
- D1:5月高値下降波が長期ネックライン(3月安値)をブレイク
- H4:先週高値を上抜き、戻り売り失敗を示唆。
- H1:先週高値を上抜き、上昇N波動を形成。
- 現在値:7/15安値を起点とするH1上昇波が押し目をつくる局面
📌 本日のポイント
- 先週高値ブレイクが定着するかを見極める。
・7/15安値起点のH1上昇波の押し目が機能すれば、H4戻り売り失敗が確定し、D1調整波へ発展。
・7/15強者の安値を割り込めば、先週高値ブレイクは失敗となり、H4戻り売り再開を警戒する。 - 本日は米小売売上高。重要指標をきっかけに、先週高値上抜けの成否が決まる可能性に注意したい。
⏹️ ベアの狙い|先週高値ブレイク失敗(H4戻り売り再開)
📌 背景
- D1下降トレンド継続
- 前日陽線は先週高値を実体で明確に上抜けていない
- 1.150は利益確定売りが入りやすい心理的節目
📌 シナリオ
- 7/15安値起点のH1上昇波押し目買いが失速し、先週高値で上げ止まれば、先週高値ブレイク失敗を根拠に、H4戻り売り再開を狙って7/15安値へショート。
⏹️ ブルの狙い|先週高値ブレイク波の押し目買い
📌 背景
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できなかった
- 7/15安値起点のH1上昇波が先週高値をブレイクし、H4戻り売りの失敗を示唆。
- 前日陽線がD1-SMA21を実体で上抜いた
📌 シナリオ
- 7/15安値起点のH1上昇波の押しを待ち、下げ止まりを確認して押し目買い。→まず1.150を目標とし、1.150を明確に上抜けばD1調整波への発展を想定して利を伸ばす。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:先週高値付近で買いと売りが拮抗し、横ばいで推移。
- NY:米小売売上高をきっかけに売りが優勢となり、7/15安値起点のH1上昇波は押し目を形成する動きとなった。
07/17 金曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:先週高値 vs 7/15強者の安値
- レジスタンス:先週高値
- サポート:7/15強者の安値(先週高値ブレイク起点)
- 分水嶺:先週高値ブレイクが定着すれば、H4戻り売り失敗からD1調整波へ発展する可能性が高まる。
📌 流れ
- D1:5月高値下降波が長期ネックライン(3月安値)をブレイク
- H4:先週高値を上抜き、戻り売り失敗を示唆。
- H1:先週高値ブレイク波の調整局面
- 現在値:7/15安値を起点とするH1上昇波が押し目をつくる局面
📌 本日のポイント
- 先週高値ブレイクが定着し、H4戻り売り失敗が確定するかを見極める。
・H1押し目買いが機能すれば、H4戻り売り失敗が確定し、D1調整波へ発展。
・7/15強者の安値を下抜けば、先週高値ブレイクは失敗となり、H4戻り売り再開を示唆する。
⏹️ ベアの狙い|先週高値ブレイク失敗
📌 背景
- D1下降トレンド継続
- 日足実体は先週高値を上抜けていない
- 1.150は利益確定売りが入りやすい心理的節目
📌 シナリオ
- H1押し目買いが失速し、先週高値で上げ止まれば7/15安値へショート。
⏹️ ブルの狙い|先週高値ブレイク定着
📌 背景
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できなかった
- H1上昇波が先週高値をブレイクし、H4戻り売り失敗を示唆。
- 日足実体がD1-SMA21を上抜いた
📌 シナリオ
- H1上昇波を押し目買い、先週高値を上抜けば1.150まで狙う。※先週高値への上値余地に注意!
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:H1上昇波が押し目を形成し、M15で安値を切り上げたが、先週高値まで上昇余地が乏しく見送り。
- ロンドン:H1押し目買いはフォローされずに失速
- NY:7/15強者の安値を維持したまま、一段下で押し目を探る動きが継続。
今週の判断整理
ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。
あらすじ|H4戻り売り失敗も、上昇は勢い不足

今週のユーロドルは、先週高値でのH4戻り売りが失敗し、D1調整波へ移行する可能性を残しました。
週前半は、先週安値を下抜く動きからH4戻り売り再開にも見えました。
しかし、その下抜けは定着せず、米CPIをきっかけに買い優勢へ転換。
15日には先週高値を上抜き、H4戻り売り失敗を示唆しました。
一方で、1.150の心理的節目が上値抵抗として意識されたこともあり、D1調整波へ発展するほどの強い上昇モメンタムは生まれませんでした。
来週は、
- 6月安値を起点とするD1調整波が継続し、H4戻り高値を目指すのか。
- 1.150が上値を抑え、先週高値ブレイクが失敗してH4戻り売りが再開するのか。
この見極めがポイントになります。
局面
13日陰線が長い上ヒゲを付け、先週安値を実体で下抜いたことで、先週高値を起点とするH4戻り売り再開に見えました。
しかし、米CPIをきっかけに14日陽線が13日陰線を包み込み、先週安値の下抜けは失敗。
ここで売りシナリオは否定されました。
📌 中盤|先週高値ブレイク
15日、H1押し目買いから先週高値をブレイク。
H4戻り売り失敗を示唆し、市場の視線はD1調整波へ移りました。
📌 終盤|ブレイク波の押し目形成
16〜17日は、先週高値ブレイク後の押し目形成局面。
ただし、1.150が上値抵抗となり、買いは勢いを欠いたまま週末を迎えました。
重要だった日
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:前日終値(3月安値付近)でM15ダブルボトムを形成
- NY:二番底を一度下抜いて売りを誘ったあと急反発。H4スパイクローを形成しながら上昇が続き、先週高値をブレイク。
📌 事実
- 先週安値ブレイク失敗(13日陰線を14日陽線が否定)
- 前日終値(3月安値付近)がH1押し目候補として機能
- M15ダブルボトムの二番底がダマシとなり、H4スパイクローが出現
📌 戦略
H4戻り売り失敗から、D1調整波への転換を狙う。
📌 行動
- エントリー:H4スパイクロー確定後に青①でロング
- 損切り:H4スパイクロー安値割れ
- 目標①:先週高値
- 目標②:1.150
- 撤退:先週高値を越えられなければ撤退
- 結果:翌日、先週高値割れで半決済。17日、押し目崩れで撤退。
📌 判断のポイント
この日のポイントは、「先週安値ブレイク失敗を確認してから、シナリオを切り替えたこと」です。
13日時点では、H4戻り売り再開を想定していました。
しかし、14日陽線によって先週安値の下抜けが否定された時点で、売りシナリオは終了。
ここで、「H4戻り売り失敗からD1調整波を狙う」という買いシナリオへ切り替えました。
通常なら、14日にレンジへ戻った時点でロングを考えますが、この日は米CPIを控えていたため見送り、イベント通過後の押し目形成を待ちました。
また、本来ならM15安値切り上げを待ちたい場面でしたが、
- H4スパイクローの出現
- M15ダブルボトム二番底のダマシ
という二つの事実が揃ったことで、十分な買いトリガーと判断できました。
判断の核心|常にプランBを準備しておく
判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

今週のユーロドルは、「H4戻り売り」から「H4戻り売り失敗」へとシナリオが切り替わった一週間でした。
僕は、ある意味いつも”半信半疑”です。
これは、「どっちか分からない」という意味ではありません。
「どちらのシナリオにも備えている」という意味です。
今週も、先週高値からのH4戻り売りを第一シナリオとしていました。
しかし、その前提だった先週安値ブレイクが失敗したことで、迷わず買いシナリオへ切り替えました。
相場で大切なのは、最初の予想を当てることではありません。
前提が崩れた事実を受け入れ、次のシナリオへ移れることです。
さらに、シナリオが切り替わったあとも、その方向へ本当にモメンタムが生まれるのかを確認しなければなりません。
今週もH4戻り売りは失敗しましたが、1.150の心理的節目が意識され、買いの勢いは想定ほど強くなりませんでした。
つまり、”失敗”の反動を狙うトレードでも、期待通りに大きく伸びるとは限らないということです。
だからこそ、常にプランBを準備しておくことが大切です。
プランBとは、プランAが失敗したときの保険ではありません。
相場が別の答えを示したとき、すぐに乗り換えるための、もう一つの勝ち筋です。
映画やドラマでも、最後に物語を動かすのは、主人公が用意していたプランBだったりします。
相場も同じです。
そして、プランBを描けない場所は、そもそもトレードする場所ではありません。
僕は、そのように考えています。
ユーロ円
今週の相場展望
相場の構造
- D1大局構造:2025年高値圏の三角保ち合い
- レジスタンス:介入高値
- サポート:介入安値
- 日足は介入高値と介入安値を結ぶ高値圏の三角保ち合いが続いている。
- 一方で200日線が下値を支えており、中長期では上昇トレンドを維持している。
- 今週の焦点は、ドル円とユーロドルの動向である。この二通貨の方向が揃えば、ユーロ円も三角保ち合いを抜けて動き出す可能性が高まる。
・ドル円が6月高値を更新するか
・ユーロドルがH4戻り売りを再開するか
この二つを確認しながら、ユーロ円の方向性を判断したい。
- H4大構造:D1三角保ち合いの上限で攻防
レジスタンス:先週高値
サポート:先週安値 - 今週の分水嶺:先週高値
- 先週はD1三角保ち合いの上限付近で推移し、方向感のない展開となった。
- 今週も先週高値とD1三角上限が重要な攻防ポイントとなる。
・先週高値を上抜けば、D1三角保ち合いを上放れし、介入高値を目指す展開。
・先週高値で上げ止まれば、三角保ち合い継続となり、先週安値への調整を警戒したい。 - ユーロ円単独で判断するよりも、ドル円とユーロドルの方向が揃う局面を優先して狙いたい。
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 介入高値 |
| TR中段 | 先週高安 |
| TR下段㊦ | 介入安値 |
ベアの背景|6月高値のレジスタンス
- 6月高値で戻り売りが入っている
- D1三角保ち合い上限がレジスタンスとして意識されている
- ドル円は2024年高値圏で利益確定売り・介入警戒が高まりやすい
- ユーロドルはH4戻り売り局面
- ドル円が反落し、ユーロドルの戻り売りが成功すれば売りが優勢。
ベアの狙い|D1三角上限付近で売る
- D1三角上限と先週高値付近で上げ止まり、H1高値切り下げ開始から先週安値へ売る。※6月高値を試す動きやダマシの上抜けには警戒したい。
ブルの背景|200日線のサポート
- D1上昇トレンド継続
- D1三角保ち合いのなかで安値を切り上げている
- 200日線が上向きで下値を支えている
- ・ドル円が2024年高値を更新し、ユーロドルの戻り売りが失敗すれば買いが優勢。
ブルの狙い|D1三角持ち合い上放れ
- D1三角上限と先週高値を明確に上抜けば、介入高値へ押し目買い。
ユーロ円の環境認識と狙い

ドル円は、2024年高値圏で6月高値とD1-SMA21に挟まれ、値幅が収束しました。

ユーロドルは、H4戻り売りに失敗したものの、1.150の心理的節目が意識され、D1調整波へ移行するほどの強い上昇モメンタムは生まれませんでした。

ユーロ円は、ドル円の方向感不足とユーロドルの上昇力不足に挟まれながら安値を切り上げ、D1三角保ち合い上限と先週高値を試しましたが、明確なブレイクには至らず、売り・買いともにセットアップは完成しませんでした。
今週の判断整理
ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。
判断の核心|親通貨が止まれば、クロス円も止まる
判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

ユーロ円は、2025年高値を挟んだD1三角保ち合いのなかで、D1三角上限と先週高値を上抜けるかを見守りましたが、積極的に仕掛ける場面はありませんでした。
その理由は、ユーロ円単体ではなく、構成する2つの通貨がどちらも決め手を欠いていたからです。
ドル円は2024年高値圏で保ち合いとなり方向感がなく、ユーロドルもH4戻り売り失敗後は1.150の節目が意識され上昇モメンタムが鈍化しました。
つまり、
- 円安が強く進んだわけでもない。
- ユーロ高が強く進んだわけでもない。
この状態では、ユーロ円だけが大きく上昇する理由はありません。
週後半には先週高値をわずかに上抜く場面もありましたが、6月高値が近く新規の買いも続かず、ブレイクを追いかける局面ではありませんでした。
クロス円は、構成する2つの通貨の勢いが揃って初めて、大きく動きます。
だからこそ、
- ドル円に方向感がないときは、ユーロドルに十分なモメンタムがあるかを確認する。
- どちらか一方だけでは、ユーロ円は伸び切れない。
この「親通貨の勢いを確認してからユーロ円を判断する」という視点は、来週以降も有効な判断基準になるでしょう。
今週の相場格言|『プランBまでが、エントリー』
相場は、どれだけ根拠が揃っていても、必ず想定どおりに動くとは限りません。
だから僕は、エントリーする前に必ずプランBまで考えます。
これは弱気だからではありません。
プランAに自信を持つためです。
もしプランBを描けないなら、それは相場の優位性を十分に理解できていないということ。
今回は、僕がプランBを重視する理由を3つ紹介します。
プランBは、優位性の高いプランAを証明してくれる
例えば、上昇トレンドの押し目買いを考えてみましょう。
プランAは、押し目買い。
プランBは、その押し目が崩れたときの売りです。
一見すると正反対ですが、この二つは表裏一体です。
多くの参加者が押し目買いを狙うからこそ、押し目が崩れた瞬間には、そのロスカットが売りとなって相場を加速させます。
つまり、強いプランBが成立するのは、多くの参加者がプランAを意識している証拠でもあります。
だから僕は、「プランBから逆算してプランAを考える」くらいでちょうどいいと思っています。
願望ではなく、事実を見られるようになる
プランAしか持っていないと、人は簡単に願望へ流されます。
「もう少し様子を見よう。」
「そのうち戻るだろう。」
そうやって、損切りを遅らせたり、チャートを都合よく解釈したりしてしまいます。
しかし、プランBを準備していれば、「AがダメならB」と自然に考えられるので、一つの考えに固執しません。
その結果、願望ではなく、チャートが示す事実だけを見られるようになります。
プランBは、プランAが失敗したときの保険ではありません。
プランAを冷静に実行するための土台なのです。
プランAの負けを、プランBがチャンスに変える
僕が裁量トレードを好きな理由の一つがここです。
プランAが崩れると、多くの参加者はロスカットを迫られます。
でも、そのロスカットは、別の参加者にとっては新しいエントリーポイントになります。
つまり、誰かのピンチは、誰かのチャンス。
これが相場の本質です。
今週のユーロドルも同じでした。
当初は、先週高値を起点とするH4戻り売りを第一シナリオとしていました。
しかし、その前提だった先週安値ブレイクが失敗。
そこで、あらかじめ準備していたプランBである、「H4戻り売り失敗からD1調整波を狙う買いシナリオ」へ切り替えました。
売り方のロスカットが、買い方の追い風になった典型的な場面です。
プランAとBを、ひとつのトレードプランとして考える。
これは、トレードのダメージを軽減・激減・無効化する3つのマインドセットでお伝えした、心理的ダメージを軽減するワンセット思考のメソッドでもあります。
まとめ
プランBとは、プランAが失敗したときの逃げ道ではありません。
相場が別の答えを示したときの、もう一つの勝ち筋です。
だからこそ、プランBまで描けて初めて、自信を持ってプランAを実行できます。
そして、プランBを描けない場所は、まだ相場の答えが見えていない場所です。
そんな場面では、無理にエントリーせず、答えが出るまで待つ。
それもまた、勝つための大切な考え方だと考えています。
来週の相場展望
ドル円
相場の背景
- D1大局構造:160円をサポートに上昇トレンド維持
レジスタンス:6月高値(2024年高値圏)
サポート:160円 - 6月足は160円を実体で明確に上抜き、週足・日足ともに上昇トレンドを維持している。
- 200日線・100日線・D1-SMA21はいずれも上向きで、中長期の上昇基調に変化はない。
- 一方、先週も6月高値を上抜くことはできず、2024年高値圏で高値保ち合いが続いている。
- この価格帯は、歴史的高値更新への期待と、為替介入への警戒感が交錯するエリアであり、買いも売りも積極的になりにくい。
- 大局は上昇トレンド継続だが、高値圏特有の荒い値動きには引き続き警戒したい。
- H4大構造:2024年高値圏で上昇トライアングル形成
レジスタンス:6月高値
サポート:2024年高値とD1-SMA21
今週の分水嶺:6月高値 - 現在は、3週前コマ足のはらみ相場の中で、H4上昇トライアングルを形成している。
- 先週は、2024年高値がサポートとして機能する一方、6月高値では何度も上値を抑えられ、保ち合いが煮詰まった。
- 今週のテーマは、2024年高値圏攻防の最終局面
・H4上昇トライアングル成功なら、6月高値を更新してH4上昇トレンド再開。
・反対に、トライアングルを下抜けば、日足調整波へ発展する可能性が高まる。 - もし、為替介入などで3〜4円規模の急落が発生しても、日足レベルでは押し目候補を探すスタンスは維持したい。
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 6月高値~先週高値(上値抵抗帯) |
| TR中段 | 先週高値〜2024年高値 |
| TR下段㊦ | 2週前安値 |
ベアの背景|2024年高値圏
- 6月高値で上値を何度も抑えられている
- 為替介入への警戒感が依然として強い価格帯
- 高値保ち合いが長引くほど、買いポジションの利食い圧力も強まりやすい
ベアの狙い|D1調整波の押し戻しを売る
- 6月高値付近で上げ止まりを確認し、2週前安値へ向けた調整売りを狙う。
- プランAで入れなければ、H4上昇トライアングルを下抜いたあと、戻りを待って売りを狙う。トライアングル下抜けはダマシになりやすいため、飛びつかず戻りを確認したい。
ブルの背景|大局は上昇トレンド
- W1・D1・H4とも上昇トレンド
- D1-SMA21と2024年高値がH4トライアングル下限を支えている
- 先週足陽線の実体が2024年高値をブレイクして、高値圏でも買い優勢を維持
- 6月高値直下での保ち合いは、上抜けに向けたビルドアップとも解釈できる
ブルの狙い|6月高値ブレイク
- 6月高値直下のビルドアップを足場に、保ち合い上放れについていく。
- 2024年高値とD1-SMA21がサポートとして機能、H4上昇トライアングルの下抜けに失敗すれば、6月高値更新を狙った押し目買いを狙いたい。
ユーロドル
相場の背景
- D1大局構造:長期高値ブロック(1月高値~3月安値)完成
レジスタンス:長期高値ブロック(1月高値~3月安値)
サポート:2024年高値 - 長期高値ブロックのネックラインを下抜き、中長期では下降トレンド入りを意識させる展開。
- 200日線・100日線はいずれも下向きを維持しており、大局は依然として売り優勢。
- 一方、6月足陰線は3月安値を実体で更新できずにクローズし、7月も底堅く推移していることから、ネックライン下抜けがダマシとなる可能性も残している。
- 大局は下降トレンド継続を本線としつつも、D1調整波による上値試しが続く可能性を考えておきたい。
- H4大構造:H4下降トレンド vs D1調整波の引き戻し
レジスタンス:H4戻り高値(スイングハイ)
サポート:6月安値
分水嶺:1.150(先週高値付近) - 先週は、H4戻り売りが失速し、D1-SMA21を上抜いたものの、心理的節目の1.150がレジスタンスとなり、上昇モメンタムは限定的だった。
- 現在は、6月安値を起点とするD1調整波と、H4下降トレンドによる戻り売りが拮抗している局面。
- 今週のテーマは、
・D1調整波が1.150を上抜き、H4戻り高値へ向かうのか。
・1.150が引き続き上値を抑え、H4戻り売りが再開するのか。 - 重要イベント:ECB政策金利発表
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | H4戻り高値(スイングハイ) |
| TR中段 | 先週高安 |
| TR下段㊦ | 6月安値 |
ベアの背景|大局は下降トレンド
- D1・H4とも下降トレンド継続
- 200日線・100日線はいずれも下向き
- 1.150の心理的節目が上値抵抗として機能している
ベアの狙い|H4戻り売り再開
- 先週高値への上値試しが失速する動きを確認して、6月安値へ戻り売り。※1.150を試す動きも想定しておく
ブルの背景|D1調整波が継続中
- 6月足陰線は3月安値を実体更新できなかった
- H4下降トレンドは戻り売りを3回繰り返し、一巡感がある
- 先週のH4戻り売りは失速
- 先週陽線実体がD1-SMA21を上抜き、短期的な買い優勢を示している
- 100日線との乖離が大きく、回帰を意識した買いが入りやすい
ブルの狙い|D1調整波の引き戻しを買う(100日線乖離狙い)
- 3月安値への下値試しから先週高値へ押し目買い→1.150を上抜けば、100日線付近まで利を伸ばす。
- 6月安値まで下落して反転のサインが出れば、D1調整波再開を想定した押し目買いを検討する。
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いつもご教授頂き有難うございます。プランAだけでなくプランbも考えておくのは相場の不確実性と上手く付き合う上で非常に重要なことだと思います。メインのシナリオがあってどこが崩れたら多くの損切が入るのかを予め想定しておけばすぐに切り替えられますね。そして今回のユーロドルでいえば少し広い環境認識で見た場合、基本は日足クラスでは下降トレンド継続で重要なネックラインも割れましたが、一方で抜けが騙しとなり日足の調整に以降するかもしれないという局面であり売り手のロスカットがいつ入ってきてもおかしくない状況でしたので、予めそうした環境認識ができていればプランbのシナリオも考えやすかったのではないかと思います。最初の環境認識をしっかり行ってあまり複雑に考えない方がいいのか、複数のシナリオを用意した方がいいのか、全く様子見なのかを的確に判断してトレードしたいと思います。
おっしゃる通りですね。
今回のユーロドルは、日足では下降トレンド継続、一方でネックラインのブレイクが騙しになれば調整波へ移行する可能性もある局面でした。だからこそ、プランBまで描きやすい相場だったと思います。
僕もまずは大きな環境認識を固めてから、その中でプランAとプランBを考えるようにしています。
環境認識が曖昧なままシナリオだけ増やしてしまうと、結局どれも中途半端になってしまいますからね。
今週もお疲れ様です!
今週はやらかしてしまいました。。
ドル円は、6月高値を背にした4H足の3度目の高値更新失敗による高値切り下げから日足調整2波への発展売りを狙っていました。
金曜日、4H足の3度目の高値切り下げを、月曜高値を起点に1H足3度目の高値更新失敗反発で売り狙い、1H高値切り下げを16時に15分足Mトップ形成で確認し逆張ショート。
週末の調整圧力も後押しでいけるかなと思いましたが、即弾き返され損切になりました。
結論、1H三角保合を全然認識できてませんでした。。丁度1H三角保合上限を上離れしたタイミングだったのですね。。
逆張りとしては1週間かけて十分な時間経過を伴い高値更新できない状況を確認し満を辞しての仕掛け、
解説見るまでなんで負けたのか全く分からなかったのですが、1H保合上離れを根拠とした買い手勢力とぶつかる場所だったとは。。
三角保合をはじめ、チャネルラインなど斜め系のラインが正直まだ使いこなせていない部分が出てしまいました(引き時や場所を間違えてかえって目線が混乱しやすい)。
こういった天井圏などの売り買いどちらも入ってぶつかりやすい場所でこそ、値動きの収縮を見て三角保合の可能性を意識しなくてはいけませんね。。
お疲れ様です!
今回のショートは、6月高値を背にした逆張りという意味では、十分根拠のある狙いだったと思います。
天井圏や底値圏は、売り・買いどちらにも根拠がある場所です。だからこそ、収縮している値動きを見たら、「保ち合いになる可能性はないか?」という視点を持つことは、とても大切だと思います。
今回のような積み重ねが、次に同じような局面での判断力につながると思います。
迷晴れさん今週もありがとうございます!
今週の自分は月曜から前のめりと言うか浮き足だっておりムキになって何度もしてしまいました。その後も月曜の損失をどうにかしようと言う気持ちで望んでしまい値動きに飛び乗ったり、根拠のない逆張りしたり、よく分からない所でやったりと悪い癖ばかりが出てしまいました。
驕りがあったと思ってます。
今日からはまたエッジを意識してシナリオを練って冷静にやっていこうと思います。
今週もありがとうございました!
相場はいつでもチャンスがありますが、焦っている自分にはチャンスが見えなくなるものなんですよね。
おっしゃるように、エッジを意識してシナリオを組み立て、淡々と優位性のある場面だけを狙えば十分だと思います。
今回の気づきがあれば、同じ失敗はきっと減っていきます。今週も頑張っていきましょう!