29Aug

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【週ナビFX596(2026年8月24〜8月28日)】今週のFX相場(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)を振り返りながら、来週以降のトレードに必ず役立つ「環境認識の核」と重要ポイントを解説します。
今週の通貨サマリー
ドル円|ウォーシュ発言で均衡崩壊、160.00戻り売りを突破

160.00背景のH4戻り売りと200日線背景の押し目買いが拮抗。金曜、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言でドル買いが加速。160.00も突破し、H4戻り売りを崩して買い優勢へ傾きました。
ユーロドル|ウォーシュ発言でH4仮ネック崩壊、押し目買いゾーンへ

先週高値からH4上昇波の調整下降が続き、週後半にはH4仮ネック候補へ到達。金曜のウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言でドル買いが加速すると、H4仮ネックを下抜き、押し目Nゾーン内のD1-SMA21付近まで急落しました。浅い押し目候補は崩れ、H4上昇波の押し目候補が一段下へシフトした一週間となりました。
ユーロ円|186.00で保ち合い

ユーロ円は、ドルにもユーロにも推進力がなく186.00付近で保ち合い。 金曜のウォーシュ発言では、ドル円上昇とユーロドル下落が相殺されたが、ユーロ円を若干押し下げた。
ドル円
今週の相場展望
相場の構造
- D1大局構造:W1・D1上昇トレンド維持
レジスタンス:7月高値
サポート:155.00=D1押し安値
- 155.00は、今後の大局を左右する重要サポート
- 日米協調介入で7月高値から急落したが、155.00手前から160.00まで買い戻され、現在は、200日線に支持されている。
- 介入による急落はあったものの、100日線・200日線はいずれも上向きを維持しており、長期上昇トレンドそのものは崩れていない。
- 一方、介入急落波の半値戻しとなる160.00で上値を抑えられ、D1-SMA21・100日線も戻り売り候補として意識されている。
- 現在は、160.00の戻り売りと200日線の押し目買いがぶつかる攻防局面。
- したがって、現状は大局の上昇トレンドを背景にしつつも、介入急落波の戻り売りが継続するのか、200日線を足場に再び買い戻されるのかを見極める場面。
- H4大構造:160.00の戻り売りと200日線の押し目買いが拮抗
レジスタンス:先週高値+160.00
サポート:先週安値+200日線
今週の分水嶺:先週高安の保ち合い放れ - 先週は、160.00背景のH4戻り売りと、200日線背景の押し目買いが拮抗し、先週高安の保ち合いを形成。
- 今週の焦点は、この持ち合いをどちらへ放れるか。
- 先週安値+200日線を割れば、160.00からのH4戻り売りがフォローされ、米雇用統計安値への下値試しが進みやすい。
- 反対に、先週高値を上抜けば、160.00の戻り売り失敗を試す展開となり、160.00突破から161.00方向への買い戻しが期待できる。
- 160.00は大きな節目であると同時に、為替介入への警戒感も高まりやすい価格帯。
- 重要イベント:ジャクソンホール会議(ウォーシュFRB議長発言)
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 161.00 |
| TR中段 | 先週高安の保ち合い |
| TR下段㊦ | 米雇用統計安値 |
ベアの背景|160.00のレジスタンス
- 7月高値からの介入急落波が半値付近まで買い戻された
- 160.00で買い戻しが失速し、H4戻り売り候補として機能
- 100日線とD1-SMA21が上値抵抗になっている
ベアの狙い|160.00背景のH4戻り売り
- 先週高値付近で上げ止まれば、H4高値切り下げ候補から、まず先週安値へショート。
ここを下抜けば、H4戻り売りのフォローを狙って米雇用統計安値へ利を伸ばす。 - 161.00まで買われれば、上げ止まりを待って戻り売りを検討。
ブルの背景|200日線のサポート
- 155.00はW1・D1上昇トレンドの押し目買い候補
- 介入急落後、155.00手前から強く買い戻された
- 200日線を一度アンダーシュートして回復
- 先週も200日線が160.00背景の戻り売りを止めている
- 100日線・200日線は上向きを維持
ブルの狙い|160.00背景の戻り売り失敗
- 200日線の押し目買いが、160.00の戻り売りを否定すれば161.00へロング。
さらに161.00を上抜けば、2024年高値への上値試しを狙う。 - 米雇用統計安値まで下落し、H4二番底などの反転構造が形成されれば、改めてロングを検討する。
毎日の値動き
08/24 月曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:160.00背景のH4戻り売り vs 200日線背景の押し目買い
- レジスタンス:D1-SMA21付近
- サポート:200日線付近
- 分水嶺:先週高安
📌 流れ
- W1・D1:155.00の押し目買いで上昇トレンドを維持
- H4:160.00で介入急落波の戻り売りが始動したが、200日線で下げ止まっている
- H1:200日線で下げ止まり、安値を切り上げた
- 現在値:先週高安の保ち合い中央付近
📌 本日のテーマ
- テーマ:保ち合い上値・下値での反応を見極める
→ D1-SMA21付近で上げ止まれば、160.00背景のH4戻り売り再開を狙う
→ D1-SMA21付近で売りが否定されれば、160.00への上値試しを狙う
⏹️ ベアの狙い|160.00背景のH4戻り売り
📌 背景
- 160.00は介入急落波の戻り売り候補
- D1-SMA21が上値から接近中
- H4は160.00からの戻り売り構造を維持
- 先週安値+200日線を下抜けば、米雇用統計安値まで下値余地が広がる
📌 シナリオ
- D1-SMA21付近で上げ止まり、M15高値切り下げを確認できれば、先週安値へショート。
先週安値+200日線を下抜けば、米雇用統計安値へ利を伸ばす
⏹️ ブルの狙い|200日線背景の押し目買い
📌 背景
- W1・D1は155.00のサポートで上昇トレンドを維持
- 200日線は介入急落後の買い戻しを支えるサポート
- H1は200日線から安値を切り上げている
- ただし、上値にはD1-SMA21+160.00の戻り売り候補が控える
📌 シナリオ
- D1-SMA21付近で160.00背景の売りが否定されれば、160.00へロング
160.00を上抜けば、161.00へ利を伸ばす - 先週安値+200日線まで売られれば、押し目買いの反応を確認。
下位足で反転すれば先週高値へロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:保ち合い中央から一旦下振れた後に急騰したが失速
- ロンドン・NY:保ち合い中央で横ばいとなり、方向感のない値動きが継続。
- 先週高安の保ち合い中央付近で推移し、上下どちらにも届かなかった。売るなら上、買うなら下。その間はやらない。
08/25 火曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:160.00背景のH4戻り売り vs 200日線背景の押し目買い
- レジスタンス:D1-SMA21付近
- サポート:200日線付近
- 分水嶺:先週高安
📌 流れ
- W1・D1:155.00の押し目買いで上昇トレンドを維持
- H4:160.00で介入急落波の戻り売りが始動したが、200日線で下げ止まっている
- H1:200日線で安値を切り上げ、D1-SMA21への上値試し
- 現在値:先週高安の保ち合い内、D1-SMA21のレジスタンスを試す局面
📌 本日のテーマ
- テーマ:D1-SMA21で160.00背景の戻り売りが再開するかを見極める
→ D1-SMA21付近で上げ止まれば、160.00背景のH4戻り売り再開を狙う
→ D1-SMA21付近で売りが否定されれば、160.00への上値試しを狙う
⏹️ ベアの狙い|160.00背景のH4戻り売り
📌 背景
- 160.00は介入急落波の半値戻しにあたる戻り売り候補
- H4は160.00からの戻り売り構造を維持
- D1-SMA21が上値から接近し、戻り売り候補として意識される
- 先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りがフォローされ、米雇用統計安値への下値余地が広がる
📌 シナリオ
- D1-SMA21まで買われて上げ止まり、M15高値切り下げを確認できれば、先週安値へショート。
先週安値+200日線を下抜けば、米雇用統計安値へ利を伸ばす
⏹️ ブルの狙い|200日線背景の押し目買い
📌 背景
- W1・D1は155.00のサポートを背景に上昇トレンドを維持
- 200日線が介入急落後の買い戻しを支えている
- H1は200日線から安値を切り上げ、上値を試す流れ
- ただし、上値にはD1-SMA21が控えるため、買いは戻り売りの否定を確認してから狙う
📌 シナリオ
- D1-SMA21まで買われ、160.00背景の戻り売りを受けても下げなければ、160.00へロング。
160.00を上抜けば、161.00へ利を伸ばす。 - 先週安値+200日線まで売られれば、押し目買いの反応を確認。
下位足で反転すれば先週高値へロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:200日線背景の買いが継続し、D1-SMA21へ上値試し
- ロンドン:D1-SMA21で上値を抑えられて反落
- NY:戻り売りを受けて下値を試したが、大きく崩れることなく終了
- 狙い通りD1-SMA21で上値を抑えられたものの、M15高値切り下げなど、明確な売りセットアップを形成しなかったためノートレード
08/26 水曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:160.00背景のH4戻り売り vs 200日線背景の押し目買い
- レジスタンス:D1-SMA21付近
- サポート:200日線付近
- 分水嶺:先週高安
📌 流れ
- W1・D1:155.00の押し目買いを背景に上昇トレンドを維持
- H4:160.00から介入急落波の戻り売りが始動したが、200日線で下げ止まっている
- H1:200日線で安値を切り上げ、前日にD1-SMA21まで上値を試して反発
- 現在値:先週高安の保ち合い内、D1-SMA21からの戻り売りがフォローされるかを試す局面
📌 本日のテーマ
- テーマ:D1-SMA21から160.00背景の戻り売りが再開するかを見極める
D1-SMA21で上げ止まれば、160.00背景のH4戻り売り再開を狙う
D1-SMA21で戻り売りが否定されれば、160.00への上値試しを狙う
⏹️ ベアの狙い|160.00背景のH4戻り売り
📌 背景
- 160.00は介入急落波の半値戻しにあたる戻り売り候補
- H4は160.00からの戻り売り構造を維持
- 前日にD1-SMA21まで買われたが、上値を抑えられて反発
- H1は200日線から安値を切り上げているため、この上昇波の押し目買い失敗が売りの条件
- 先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りがフォローされ、米雇用統計安値への下値余地が広がる
📌 シナリオ
- D1-SMA21で上げ止まり、H1が高値を切り下げ、押し目買いの失敗を確認できれば先週安値へショート。
先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りのフォローを狙って米雇用統計安値へ利を伸ばす。
⏹️ ブルの狙い|200日線背景の押し目買い
📌 背景
- W1・D1は155.00のサポートを背景に上昇トレンドを維持
- 200日線が介入急落後の買い戻しを支えている
- H1は200日線から安値を切り上げ、上昇波を維持
- 上値にはD1-SMA21の戻り売り候補があるため、買いは戻り売りの失敗を確認してから狙う
📌 シナリオ
- D1-SMA21で戻り売りを受けてもH1上昇波が崩れず、売りが失速すれば160.00へロング。
160.00を上抜けば、161.00へ利を伸ばす。 - 先週安値+200日線まで売られれば、押し目買いの反応を確認。
下位足で反転すれば先週高値へロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:前日のD1-SMA21反発を受けて売りが継続。2025年高値付近まで下落
- ロンドン:2025年高値付近で下げ止まり、売りの勢いが鈍化
- NY:2025年高値をサポートに買い戻され、先週高値方向へ反発
- D1-SMA21から戻り売られたが、H1上昇波を崩せず2025年高値で下げ止まった。戻り売りの「反発」だけでは売らず、H1安値切り上げからの「押し目買い失敗」を待つ方針だったためノートレード。
08/27 木曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:160.00背景のH4戻り売り vs 200日線背景の押し目買い
- レジスタンス:25日高値(D1-SMA21付近)
- サポート:200日線付近
- 分水嶺:先週高安
📌 流れ
- W1・D1:155.00の押し目買いを背景に上昇トレンドを維持
- H4:160.00からの戻り売り構造を維持し、25日高値(D1-SMA21付近)で二番天井を形成中
- H1:200日線で安値を切り上げ、前日の押し目買いが25日高値を試している
- 現在値:先週高安の保ち合い内、25日高値付近でH4戻り売りとH1押し目買いが攻防中
📌 本日のテーマ
- テーマ:25日高値(D1-SMA21付近)のH4二番天井候補の成否を見極める
H1二番天井を形成しH1押し目買いが崩れれば、160.00背景のH4戻り売り再開を狙う
H1二番天井が崩れれば、H4戻り売りの失敗から160.00への上値試しを狙う
⏹️ ベアの狙い|160.00背景のH4戻り売り
📌 背景
- 160.00は介入急落波の半値戻しにあたる戻り売り候補
- H4は160.00からの戻り売り構造を維持
- 25日高値(D1-SMA21付近)にH4二番天井候補を形成中
- H1は200日線から安値を切り上げているため、売りはこの押し目買いの失敗を確認してから狙う
- 先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りがフォローされ、米雇用統計安値への下値余地が広がる
📌 シナリオ
- 25日高値(D1-SMA21付近)で上げ止まり、H1二番天井候補で押し目買いの失敗を確認。M15高値切り下げから先週安値へショート。
先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りのフォローを狙って米雇用統計安値へ利を伸ばす。
⏹️ ブルの狙い|200日線背景の押し目買い
📌 背景
- W1・D1は155.00のサポートを背景に上昇トレンドを維持
- 200日線が介入急落後の買い戻しを支えている
- H1は200日線から安値を切り上げ、上昇波を維持
- 現在は25日高値(D1-SMA21付近)のH4戻り売り候補を試しているため、買いは戻り売りの失敗を確認してから狙う
📌 シナリオ
- 25日高値(D1-SMA21付近)のH1二番天井が崩れれば、160.00へロング。
160.00を上抜けば、161.00へ利を伸ばす。 - 先週安値+200日線まで売られれば、押し目買いの反応を確認。
下位足で反転すれば先週高値へロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:200日線から続くH1押し目買いが継続し、25日高値へ上値を試す
- NY:25日高値で上値を抑えられたが、H1押し目買いを崩すまでには至らず
- 25日高値(D1-SMA21付近)でH4二番天井候補を形成しているものの、200日線から続くH1上昇波は崩れなかった。戻り売り候補からの反発だけでは売らず、H1押し目買いの失敗を待ってノートレード。
08/28 金曜 ジャクソンホール会議(ウォーシュFRB議長講演)
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:160.00背景のH4戻り売り vs 200日線背景の押し目買い
- レジスタンス:25日高値(D1-SMA21付近)
- サポート:200日線付近
- 分水嶺:先週高安
📌 流れ
- W1・D1:155.00の押し目買いを背景に上昇トレンドを維持
- H4:160.00からの戻り売り構造を維持し、25日高値で二番天井を形成中
- H1:200日線で安値を切り上げ、2025年高値をサポートに25日高値を繰り返し試している
- 現在値:25日高値直下でH4戻り売りとH1押し目買いが拮抗し、値動きが収束
📌 本日のテーマ
- テーマ:25日高値付近のH4二番天井候補の成否を見極める
H1二番天井を形成し、H1押し目買いが崩れれば、160.00背景のH4戻り売り再開を狙う
H1二番天井が崩れれば、H4戻り売りの失敗から160.00への上値試しを狙う - ジャクソンホール会議・ウォーシュFRB議長講演による急変動に注意
⏹️ ベアの狙い|160.00背景のH4戻り売り
📌 背景
- 160.00は介入急落波の半値戻しにあたる戻り売り候補
- H4は160.00からの戻り売り構造を維持
- 25日高値(D1-SMA21付近)にH4二番天井候補を形成中
- H1は200日線から安値を切り上げているため、売りはこの押し目買いの失敗を確認してから狙う
- 先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りがフォローされ、米雇用統計安値への下値余地が広がる
📌 シナリオ
- 25日高値(D1-SMA21付近)でH1二番天井を形成し、H1押し目買いの失敗を確認できれば、M15高値切り下げから先週安値へショート。
先週安値+200日線を下抜けば、H4戻り売りのフォローを狙って米雇用統計安値へ利を伸ばす。 - 25日高値を一時的に上抜いても160.00へ届かず失速し、上抜けがダマシになれば、H4二番天井完成を狙ったショートを検討。
⏹️ ブルの狙い|200日線背景の押し目買い
📌 背景
- W1・D1は155.00のサポートを背景に上昇トレンドを維持
- 200日線が介入急落後の買い戻しを支えている
- H1は200日線から安値を切り上げ、上昇波を維持
- 2025年高値で押し目をつくり、25日高値を繰り返し試している
- 25日高値直下で値動きが収束しており、H4戻り売りが崩れれば160.00への上値余地が生まれる
📌 シナリオ
- 25日高値付近のH1二番天井が崩れれば、160.00へロング。
160.00を上抜けば、161.00へ利を伸ばす。 - 先週安値+200日線まで売られれば、押し目買いの反応を確認。
下位足で反転すれば先週高値へロングを検討する。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- ロンドン:25日高値をH4足実体で上抜き、H4二番天井候補が崩れ始めた。160.00へのロングを検討できる形になったが、ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を控えていたためロングは見送った。
- NY:ウォーシュFRB議長発言を受けてドル買いが加速。25日高値のH4二番天井候補を否定し、160.00背景の戻り売りを崩して急騰。160.00の反発リスクと上値余地の乏しさから、ロングは見送った。
今週の判断整理
ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。
あらすじ|ウォーシュ発言で均衡崩壊、160.00戻り売りを突破

今週のドル円は、160.00を背景とする介入急落波の戻り売りと、155.00からの買い戻しを支えてきた200日線背景の押し目買いが拮抗しました。
大局では、155.00はW1・D1上昇トレンドを支える押し目候補である一方、7月高値からの介入急落波は160.00付近が半値戻しにあたり、戻り売りが意識される局面。
28日のジャクソンホール会議・ウォーシュFRB議長講演が意識されてか、先週高安の保ち合いが続きました。
しかし金曜、H4二番天井候補が崩れ始めると、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言を受けてドル買いが加速。
その勢いで160.00を上抜き、介入急落波の半値戻しを背景とするH4戻り売りも崩れました。
つまり今週は、週前半から続いた「160.00戻り売り vs 200日線押し目買い」の均衡が、金曜のファンダメンタルズをきっかけに買い優勢へ傾いた一週間となりました。
来週は、160.00上抜けが定着して161.00へ買い戻しが続くのか、それとも160.00上抜けがダマシとなるのかが焦点です。
局面
24日~25日は、200日線での安値切り上げを背景に、H1押し目買いが先週高値方向へ上値を試しました。
しかし、上には160.00を背景とするH4戻り売りが控えており、買いは160.00へ届かず25日高値で失速。
ここから、25日高値を二番天井候補とするH4戻り売りのセットアップに注目しました。
📌 中盤|要人発言を控え、値動きが収束
26日は25日高値から売られましたが、2025年高値付近で下げ止まりました。
160.00背景の戻り売りは反応したものの、200日線から続くH1上昇波の押し目買いを崩せず、再び25日高値方向へ買い戻されました。
27日も25日高値を試しましたが上抜けには至らず、H4二番天井候補の戻り売りとH1押し目買いが拮抗。
値動きは次第に収束しました。
📌 終盤|ウォーシュ発言で均衡崩壊、160.00を突破
28日のロンドン時間、25日高値をH4足実体で上抜き、H4二番天井候補が崩れ始めました。
テクニカル上は160.00へのロングを検討できる形になりましたが、ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を控えていたため、エントリーは見送りました。
その後NY時間、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言を受けてドル買いが加速。
25日高値のH4二番天井候補を完全に否定すると、その勢いで160.00も上抜き、介入急落波の半値戻しを背景とするH4戻り売りを崩しました。
重要だった日
26日は、25日高値からD1-SMA21付近の戻り売りを受け、2025年高値まで下落しました。
一見すると、160.00背景のH4戻り売りが再開したように見える場面です。
しかし、2025年高値付近で売りの勢いが鈍化。NY時間には買い戻され、200日線から続くH1上昇波を崩すことができませんでした。
ここで重要だったのは、「戻り売り候補で反発した=戻り売りのセットアップが完成したではない」ということ。
上位足の戻り売り候補に到達しただけで売るのではなく、対抗するH1押し目買いの失敗を確認してから売る。
26日はその条件を満たさなかったため、売らない判断が正解だった日と整理できます。
判断の核心|攻防の「決着」を待つ
判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

今週は夏相場に加え、週末にジャクソンホール会議・FRB議長発言を控えていたこともあり、値動きが収束しやすい一週間でした。
テクニカル的には、
160.00背景のH4戻り売り
vs
200日線背景のH1押し目買い
という明確な対立構造がありました。
戻り売りは25日高値で何度も上値を抑えましたが、H1押し目買いを崩せない。
一方、押し目買いも25日高値を突破できず、160.00へ届かない。
つまり、売り手も買い手も相手を崩せない状態だったわけです。
こうした局面で、金曜の要人発言の結果を予想して先回りする必要はありません。
チャートに存在する攻防構造を見て、どちらが崩れるかを待つ。
そして、イベントをきっかけに決着がつけば、その方向をフォローすればいい。
ユーロドル
今週の相場展望
相場の構造
- D1大局構造:4月高値起点のD1下降波が深い戻り売りゾーンへ到達
レジスタンス:4月高値
サポート:6月安値 - 6月安値からのD1調整上昇が継続し、4月高値起点のD1下降波を61.8%を越えて深く戻している。
- 現在値はD1下降波の深い戻りゾーンで、4月高値背景の戻り売りが入りやすい位置。
- 一方、6月安値からのD1調整上昇は、D1-SMA21・100日線を上抜き、200日線も突破して上昇の勢いが強い。
- したがって、今週は4月高値背景のD1戻り売りが機能するのか、それとも6月安値からの調整上昇がさらに継続するのかを見極める局面。
- H4大構造:D1下降波の深い戻り売りゾーン vs 先週大陽線背景のH4押し目買い
レジスタンスゾーン:先週高値~2月安値
押し目Nゾーン:8/17高値~8/19急騰安値
分水嶺:8/19急騰安値 - 先週は、8/19の大陽線がそれまでのH4下降トレンドを崩し、1.170付近まで急騰。
- この急騰によってH4の流れは上向いたが、現在値は4月高値起点D1下降波の深い戻り売りゾーンに到達している。
- 先週高値付近から一旦調整される可能性があるが、先週大陽線を背景とする押し目買いが控えているため、安易な戻り売りには注意したい。
- 今週は、H4下降トレンドを崩した先週大陽線を基準に、調整後のフォローを狙う。
- 先週高値でH4二番天井を形成すればD1戻り売りが優勢
- 重要イベント:ジャクソンホール会議(ウォーシュFRB議長発言)
トレーディング・レンジ
| TR上段 | 2月安値~先週高値(D1深い戻り売りゾーン) |
| TR中段 | 先週高値~8/17高値(先週大陽線の調整領域) |
| TR下段 | 8/17高値~8/19急騰安値(押し目Nゾーン) |
ベアの背景|D1下降波の深い戻り
- 現在値は4月高値起点D1下降波の深い戻り売りゾーン
- 2月安値付近はD1下降波の78.6%付近に位置する
- 先週高値で日足が2本連続して長い上ヒゲを形成
- 先週の急騰後で、短期的な調整売りが入りやすい
- ただし、先週大陽線がH4下降トレンドを崩しているため、初動の売りはH4仮ネックラインまでを基本とする
ベアの狙い|先週大陽線の調整売り
- 先週高値で上げ止まり、H1高値切り下げを確認できれば、H4仮ネック候補までショート。
先週大陽線を背景とする押し目買いが控えているため、まずは調整波として狙う。 - 先週高値への上値試しからH4二番天井を形成すれば、D1戻り売りを狙う。
H1高値切り下げ候補からショートして、TR下段の押し目Nゾーンへ利を伸ばす。
ブルの背景|先週大陽線
- 8/19の大陽線がH4下降トレンドを崩した
- H4上昇トレンドがH4-SMA21をガイドに継続
- D1-SMA21が上向き
- 200日線・100日線を上抜き、6月安値からのD1調整上昇が継続
- 先週大陽線の起点側には、8/17高値~8/19急騰安値の押し目Nゾーンが控える
ブルの狙い|先週大陽線のフォロー
- H4仮ネックラインで下げ止まれば、先週高値へロング。
先週高値を上抜けば、2月安値方向へ利を伸ばす。 - TR下段の押し目Nゾーンまで深く押されれば、H1安値切り上げを待ってH4押し目買いを検討。
毎日の値動き
08/24 月曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:D1下降波の深い戻り売り vs H4押し目買い
レジスタンス:先週高値
サポート:H4仮ネック(先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押し)
分水嶺:8/19安値
📌 流れ
- D1:4月高値起点の下降波が深い戻り売りゾーンに到達
- H4:1.151起点の上昇波に対する調整下降開始
- H1:先週大陽線に対する調整下降開始
- 現在値:先週高値からH4仮ネックへ向けて調整下降開始
📌 本日のテーマ
- テーマ:先週高値からの調整下降波が、H4仮ネック候補で下げ止まるかを見極める
H4仮ネックで押し目を形成すれば、先週高値を試す展開
H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)まで調整が進む展開
⏹️ ベアの狙い|D1下降波の深い戻り売り
📌 背景
- D1下降波の深い戻り売りゾーンに到達
- 先週高値で日足が2本連続して長い上ヒゲを形成
- 先週高値からH4調整下降開始
- H4-SMA21への下値余地が乏しいため、ここからの安値追いは避ける
📌 シナリオ
- H4仮ネックから先週高値付近まで買い戻されれば、D1下降波の深い戻り売りを背景に、H4二番天井の形成を待ってショートを検討。
⏹️ ブルの狙い|H4上昇波の押し目買い
📌 背景
- 19日急騰波がH4下降トレンドを崩した
- 1.151起点のH4上昇波は上昇構造を維持
- 先週高値からの調整下降波がH4仮ネック候補を試す局面
- H4仮ネックは先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押しが重なる押し目買い候補
- 200日線・100日線を上抜いている
- H4-SMA21が接近中
- D1-SMA21は上向き
📌 シナリオ
- H4仮ネックで下げ止まり、H1安値切り上げが始まれば、先週高値へロング。
- H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)までの調整を待つ。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:先週高値からの調整売りでH4-SMA21へ下落
- ロンドン・NY:H4-SMA21付近で拮抗
- H4仮ネック候補まで下落せずノートレード
08/25 火曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:D1下降波の深い戻り売り vs H4押し目買い
- レジスタンス:先週高値
- サポート:H4仮ネック(先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押し)
- 分水嶺:8/19安値
📌 流れ
- D1:4月高値起点の下降波が深い戻り売りゾーンに到達
- H4:1.151起点の上昇波に対する調整下降中
- H1:先週大陽線に対する調整下降中
- 現在値:H4仮ネックへ向けて調整下降中
📌 本日のテーマ
- テーマ:先週高値からの調整下降波が、H4仮ネック候補で下げ止まるかを見極める
H4仮ネックで押し目を形成すれば、先週高値を試す展開
H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)まで調整が進む展開
⏹️ ベアの狙い|D1下降波の深い戻り売り
📌 背景
- D1下降波の深い戻り売りゾーンに到達
- 先週高値からH4調整下降中
- H4仮ネック候補への下値余地が乏しいため、ここからの安値追いは避ける
📌 シナリオ
- 先週高値付近まで買い戻されれば、D1下降波の深い戻り売りを背景に、H4二番天井の形成を待ってショートを検討。
⏹️ ブルの狙い|H4上昇波の押し目買い
📌 背景
- 19日急騰波がH4下降トレンドを崩した
- 1.151起点のH4上昇波は上昇構造を維持
- 先週高値からの調整下降波がH4仮ネック候補を試している
- H4仮ネックは先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押しが重なる押し目買い候補
- 200日線・100日線を上抜いている
- D1-SMA21は上向き
📌 シナリオ
- H4仮ネックで下げ止まり、H1安値切り上げが始まれば、先週高値へロング。
- H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)までの調整を待つ。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 終日:売りの勢いが鈍化。H4-SMA21付近まで買い戻されたが、方向感のある値動きには発展しなかった。
08/26 水曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:D1下降波の深い戻り売り vs H4押し目買い
- レジスタンス:先週高値
- サポート:H4仮ネック(先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押し)
- 分水嶺:8/19安値
📌 流れ
- D1:4月高値起点の下降波が深い戻り売りゾーンに到達
- H4:1.151起点の上昇波に対する調整下降中
- H1:先週大陽線に対する調整下降中
- 現在値:H4仮ネックへ向けて調整下降中
📌 本日のテーマ
- テーマ:先週高値からの調整下降波が、H4仮ネック候補で下げ止まるかを見極める
H4仮ネックで押し目を形成すれば、先週高値を試す展開
H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)まで調整が進む展開
⏹️ ベアの狙い|D1下降波の深い戻り売り
📌 背景
- D1下降波の深い戻り売りゾーンに到達
- 先週高値からH4調整下降中
- H4仮ネック候補への下値余地が乏しいため、ここからの安値追いは避ける
📌 シナリオ
- 先週高値付近まで買い戻されれば、D1下降波の深い戻り売りを背景に、H4二番天井の形成を待ってショートを検討。
⏹️ ブルの狙い|H4上昇波の押し目買い
📌 背景
- 19日急騰波がH4下降トレンドを崩した
- 1.151起点のH4上昇波は上昇構造を維持
- 先週高値からの調整下降波がH4仮ネック候補を試している
- H4仮ネックは先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押しが重なる押し目買い候補
- 200日線・100日線を上抜いている
- D1-SMA21は上向き
📌 シナリオ
- H4仮ネックで下げ止まり、H1安値切り上げが始まれば、先週高値へロング。
- H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)までの調整を待つ。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:H4-SMA21に上値を抑えられ、H4仮ネック方向へ下値を試す
- ロンドン:H4-SMA21まで買い戻されたが、再び上値を抑えられて反落
- NY:H4-SMA21から三度売られたが、H4仮ネック付近で売りの勢いが鈍化
- H4仮ネック付近で売りの勢いは鈍ったものの、明確な下げ止まりには至らず、押し目買いのセットアップ待ちでノートレード
08/27 木曜
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:D1下降波の深い戻り売り vs H4押し目買い
- レジスタンス:先週高値
- サポート:H4仮ネック(先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押し)
- 分水嶺:8/19安値
📌 流れ
- D1:4月高値起点の下降波が深い戻り売りゾーンに到達
- H4:1.151起点の上昇波に対する調整下降中
- H1:先週大陽線に対する調整下降中
- 現在値:H4仮ネック候補まで調整済み
📌 本日のテーマ
- テーマ:先週高値からの調整下降波が、H4仮ネック候補で下げ止まるかを見極める
H4仮ネックで押し目を形成すれば、先週高値を試す展開
H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)まで調整が進む展開
⏹️ ベアの狙い|D1下降波の深い戻り売り
📌 背景
- D1下降波の深い戻り売りゾーンに到達
- 先週高値からH4調整下降中
- H4仮ネック候補へ到達しているため、ここからの安値追いは避ける
📌 シナリオ
- 先週高値付近まで買い戻されれば、D1下降波の深い戻り売りを背景に、H4二番天井の形成を待ってショートを検討。
⏹️ ブルの狙い|H4上昇波の押し目買い
📌 背景
- 19日急騰波がH4下降トレンドを崩した
- 1.151起点のH4上昇波は上昇構造を維持
- 先週高値からの調整下降波がH4仮ネック候補へ到達
- H4仮ネックは先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押しが重なる押し目買い候補
- 200日線・100日線を上抜いている
- D1-SMA21は上向き
📌 シナリオ
- H4仮ネックで下げ止まり、H1安値切り上げが始まれば、先週高値へロング。
- H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)までの調整を待つ。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京:M15下降トレンドの戻りで上値を試す
- ロンドン:M15戻り売りで再びH4仮ネック候補へ下落
- NY:H4仮ネック候補で反発したが、H1安値切り上げには至らず
- H4仮ネックには到達したものの、下げ止まりを待ってノートレード。
08/28 金曜 ジャクソンホール会議(ウォーシュFRB議長講演)
⏹️ H1中構造
📌 地形
- 攻防:D1下降波の深い戻り売り vs H4押し目買い
- レジスタンス:先週高値
- サポート:H4仮ネック(先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押し)
- 分水嶺:8/19安値
📌 流れ
- D1:4月高値起点の下降波が深い戻り売りゾーンに到達
- H4:1.151起点の上昇波に対する調整下降中
- H1:先週大陽線に対する調整下降中
- 現在値:H4仮ネック候補まで調整済み
📌 本日のテーマ
- テーマ:先週高値からの調整下降波が、H4仮ネック候補で下げ止まるかを見極める
H4仮ネックで押し目を形成すれば、先週高値を試す展開
H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)まで調整が進む展開 - ジャクソンホール会議・ウォーシュFRB議長発言による急変動に注意
⏹️ ベアの狙い|D1下降波の深い戻り売り
📌 背景
- D1下降波の深い戻り売りゾーンに到達
- 先週高値からH4調整下降中
- H4仮ネック候補へ到達しているため、ここからの安値追いは避ける
📌 シナリオ
- 先週高値付近まで買い戻されれば、D1下降波の深い戻り売りを背景に、H4二番天井の形成を待ってショートを検討。
⏹️ ブルの狙い|H4上昇波の押し目買い
📌 背景
- 19日急騰波がH4下降トレンドを崩した
- 1.151起点のH4上昇波は上昇構造を維持
- 先週高値からの調整下降波がH4仮ネック候補へ到達
- H4仮ネックは先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押しが重なる押し目買い候補
- 200日線・100日線を上抜いている
- D1-SMA21は上向き
📌 シナリオ
- H4仮ネックで下げ止まり、H1安値切り上げが始まれば、先週高値へロング。
- H4仮ネックを下抜けば、押し目Nゾーン(TR下段)までの調整を待つ。
⏹️ 実行と管理
📌 実際の値動き
- 東京・ロンドン:H4仮ネックのサポートで横ばい、ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を控え、方向感に乏しい展開となったため様子見。
- NY:ウォーシュFRB議長発言を受けてドル買いが加速。H4仮ネックを下抜き、押し目Nゾーン内のD1-SMA21まで急落。H4仮ネック割れからのショートは、押し目Nゾーンまで一気に到達し、下値余地を失ったため見送った。
今週の判断整理
ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。
あらすじ|ウォーシュ発言でH4仮ネック崩壊、深い押し目ゾーンへ

今週のユーロドルは、先週高値から1.151起点のH4上昇波に対する調整下降となりました。
先週高値はD1下降波の深い戻り売り候補ですが、19日の急騰でH4下降トレンドを崩しているため、今週は安易な戻り売りではなく、先週大陽線を背景とするH4押し目形成に注目。
24日から調整下降が続き、週後半には先週大陽線50%押し+H4上昇波38.2%押しが重なるH4仮ネック候補まで到達しました。
ここで調整下降の下げ止まりを想定しましたが、金曜のジャクソンホール会議で、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言を受けてドル買いが加速。
H4仮ネックを下抜くと、調整下降が一気に進み、押し目Nゾーン内のD1-SMA21付近まで急落しました。
来週は、押し目NゾーンでH4上昇波の押し目を形成して先週高値への二番天井試しへ向かうのか、それとも8/19安値を下抜き、1.151起点のH4上昇波そのものが崩れるのかに注目します。
局面
24日~25日は、先週高値からH4上昇波に対する調整下降が継続。
H4-SMA21付近で一旦下げ止まりましたが、押し目買いのフォローは続かず、H1は高値を切り下げました。
📌 中盤|H4仮ネックに到達
26日はH4-SMA21付近への戻りから再び売られ、H1調整下降が継続。
27日には、H4仮ネック候補まで到達し、押し目形成か、さらなる調整かを見極める局面となりました。
📌 終盤|ウォーシュ発言で調整が一段深まる
28日の東京・ロンドン時間は、H4仮ネック候補付近で横ばい。
ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を控え、H4仮ネックで押し目を形成するのか。
その後NY時間、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言を受けてドル買いが加速。
H4仮ネックを下抜くと、押し目Nゾーン内のD1-SMA21付近まで急落しました。
今週は、H4上昇波の押し目形成を待つなか、浅い押し目候補だったH4仮ネックが崩れ、押し目候補が一段下へシフトした一週間となりました。
重要だった日
26日は、H4-SMA21のサポレジ転換からショートできそうな場面でした。
しかし、この時点ですでに想定していたH4仮ネック候補が控えていました。
つまり、方向は下。形も売り。しかし、下値余地が乏しい。
H4仮ネックは、先週大陽線50%押しとH4上昇波38.2%押しが重なる、押し目買いの反発を警戒すべき場所です。
そこで26日はH4-SMA21からの戻り売りを見送りました。
売れる形ができたから売るのではなく、「どこまで売れるか」を先に見る。
判断の核心|次の「構造」を読む
判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。
しかし、D1レベルの戻り売りが本格化するには、H4ダブルトップなど、H4レベルで買い手が崩れる構造が欲しいところ。
そこで今週は、先週高値からの下落をH4上昇波に対する調整波として扱い、その先にできる押し目構造を考えました。
一般的に上昇トレンドの押し目候補として意識されやすいのは、フィボナッチ50.0~61.8%付近です。
今回なら、一段下の押し目Nゾーンが本命候補になります。
しかし、上位足の強いレジスタンスへ到達したあとの相場では、少し違う見方ができます。
先週高値でH4ダブルトップを形成すると仮定すれば、その二つの山をつなぐ「谷」、つまり仮ネックが必要になります。
そこで注目したのが、先週大陽線50%押し+ H4上昇波38.2%押し+ 200日線付近という価格帯でした。
チャート上に明確な水平線を引ける場所ではありません。
しかし、「ここにH4ネックができれば、先週高値を二番天井とする構造が完成しやすい」という、未来のチャート構造から逆算できる場所です。
だからこそ、26日のH4-SMA21サポレジ転換も安易に売らなかった。
すぐ下にH4仮ネック候補がある以上、戻り売りが成功しても値幅は限定され、そこで押し目買いが入る可能性があるからです。
線が引ける場所だけを見るのではなく、「次の構造ができる場所」を想像する。
特に、上昇波が上位足レジスタンスへ到達したあとは、50~61.8%の深い押しだけを待つのではなく、38.2%付近に仮ネックをつくって二番天井を試すシナリオも持っておく。
この視点を持てれば、今回の26日のように、戻り売りの形ができても「その先に何が待っているか」から安値追いを避ける判断ができます。
ユーロ円
今週の相場展望
相場の構造
- D1大局構造:W1・D1上昇トレンド維持
レジスタンス:7月高値
サポート:180.00=D1押し安値
- 180.00は、今後の大局を左右する重要サポート
- 日米協調介入で7月高値から急落したが、180.00で強く反発し、介入急落波の78.6%まで深く買い戻された。
- 介入による急落はあったものの、100日線・200日線はいずれも上向きを維持しており、長期上昇トレンドそのものは崩れていない。
- 一方、現在値は介入急落波の深い戻り売りゾーンに到達している。
- 現在は、介入急落波の深い戻り売りと、180.00背景の押し目買いがぶつかる局面。
- H4大構造:介入急落波の高値圏レジスタンス vs 200日線背景の押し目買い
レジスタンス:先週高値(186.00)
サポート:先週安値
今週の分水嶺:先週高安 - 先週は、180.00からの買い戻しがH4-SMA21をガイドに上昇し、186.00まで到達。
- 186.00は介入急落波の高値圏下限にあたる、深い戻り売り候補。
- 一方、下値には上向きの200日線が控え、180.00からの押し目買いを支えている。
- 今週は、186.00の戻り売りと200日線背景の押し目買いの攻防に注目。
- なお、ドル円が160.00周辺の為替介入警戒水域にあるため、ユーロ円も突発的な円買いに注意。
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 7月高値 |
| TR中段 | 先週高値~185.00(2025年高値) |
| TR下段㊦ | 先週安値 |
ベアの背景|7月高値周辺の上値抵抗帯
- 7月高値~186.00は上値抵抗帯
- 186.00は介入急落波78.6%付近の深い戻り売り候補
- 8月安値から急騰しており、伸び切り感が強い
ベアの狙い|介入急落波の深い戻り売り
- 186.00でH4ダブルトップを形成、H1高値切り下げを確認して185.00へショート
185.00を下抜けば、先週安値へ利を伸ばす
ブルの背景|180.00押し目買い
- W1・D1は上昇トレンドを維持
- 介入急落後、180.00の上位足押し目買いで大きく買い戻された
- 200日線を一度アンダーシュートして回復
- 200日線でレジサポ転換を確認
- 100日線・200日線は上向きを維持
ブルの狙い|H4押し目買い
- 185.00まで調整後に、H4押し目を形成、H1安値切り上げを確認できれば、先週高値へロング。
- 先週高値を明確に上抜けば、186.00の戻り売り失敗を確認して、7月高値への上値試しを狙う。
ユーロ円の環境認識と狙い

ドル円は、週前半の160.00戻り売り vs 200日線押し目買いの均衡を、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言によるドル買いで上放れ。

ユーロドルは、先週高値からH4上昇波を調整。ウォーシュ発言によるドル買いでH4仮ネックを割り、押し目Nゾーンへ急落。

ユーロ円は、週前半はドルにもユーロにも推進力がなく186.00付近で保ち合い。
今週の判断整理
ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。
重要だった日
26日のユーロ円は、前日の上値試しに失敗して急落。
一見すると、25日高値からの下落を戻り売りで狙えそうな場面ですが、上位足を見ると事情が違います。
ドル円は160.00戻り売りと200日線押し目買いの間で保ち合い、ユーロドルもH4上昇波の調整下降中。
つまり、ユーロ円を一方向へ動かす通貨間の推進力が揃っていません。
さらにユーロ円自体も、先週の急騰後、186.00でH1高値圏の保ち合いを形成中。
26日の急落も保ち合いを下抜くことなく買い戻されたため、ブレイクではなくレンジ内部の振れとして扱うのが妥当でした。
この「動いたからやる」ではなく、「動いたけれど構造が変わっていないからやらない」という判断が、今週のユーロ円を象徴しています。
判断の核心|クロス円は「二つの推進力」が揃うまで待つ
判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

ユーロ円を見るとき、ユーロ円のチャートだけで方向を判断すると、今週のような高値圏では値動きに振り回されやすくなります。
今週は、
ドル円 = 160.00戻り売りで上値が重い
ユーロドル = H4調整下降で上値が重い
という状態。
ユーロ円を上へ押し上げる二つのエンジンが、どちらも十分に回っていませんでした。
一方で、ドル円には200日線背景の押し目買いがあり、ユーロドルにもH4上昇波背景の押し目買い候補が控えています。
つまり下方向についても、円買い・ユーロ売りが揃って強まる状況ではありません。
だからユーロ円は、上にも下にも決め手を欠き、186.00手前で保ち合ったと考えられます。
ここから導ける判断基準はシンプルです。
クロス円そのものの形だけでなく、構成する二通貨の「方向」と「推進力」を確認する。
特に高値圏や安値圏では、
片方だけが動く → クロス円は伸びにくい
二つが逆方向に働く → 保ち合いや乱高下になりやすい
二つの推進力が揃う → クロス円が走りやすい
という視点が役立ちます。
今週のユーロ円は、「チャートパターンがないからやらない」のではなく、「通貨間の力関係が揃っていないからやらない」相場でした。
来週は、ドル円が160.00と200日線の攻防をどちらへ抜けるのか。そしてユーロドルがH4仮ネックから押し目を形成するのか、さらに深く調整するのか。
この二つの方向が揃ったとき、186.00付近で煮詰まったユーロ円にも方向が出やすくなると考えます。
今週の相場格言|『自分の理由が整うまで、何もしない』
相場で生き残る術
FXビギナーは、無人島の漂流者に似ています。
まず優先すべきは、生き延びること。
助けが来るまで、いかに体力と精神力を温存できるかが大切です。
そこで求められるのが、「何もしない判断」=スルースキルです。
相場も無人島も、無知な状態で焦って動き回れば、無駄に体力と精神力を消耗します。
そして最後は、お亡くなりです(笑)
相場でも、値動きに過敏になるほど、目の前の動きの裏を読みすぎたり、自分に都合よく意味づけしたりします。
その結果、本来なら素直に考えればいい場面まで難しくしてしまいます。
「チャンスは準備された心に降り立つ」といいます。
トレーダーの仕事の9割は、チャンスを迎える準備といっても過言ではありません。
- エントリーする条件
- 損切りする条件
- 撤退する条件
- 利確する条件
これらを事前にシミュレーションしておけば、チャンスが訪れた瞬間に迷わず動けます。
つまり大切なのは、自分の理由を持ち、相場がその条件を満たすまで待つこと。
相場には、売り手と買い手の優劣がつかない「日和見時間」があります。
この日和見時間は、何も起きていない無駄な時間ではありません。
次のチャンスを迎えるための準備時間です。
準備時間とトレード時間は交互に訪れますが、その周期は一定ではありません。
だから、毎日チャンスが来るわけでもありません。
今週のように、週末に重要イベントを控えていれば、週の大半が「待つ時間」になることだってあります。
ドル円|24日~27日は日和見時間、28日に均衡が崩れた
160.00背景のH4戻り売り
vs
200日線背景の押し目買い
の攻防ゾーンにいました。
25日から27日にかけて、200日線を背景とするH1上昇波が上値を試しましたが、その先には160.00背景の戻り売りも控えています。
買い手もまだ負けていない。
売り手もまだ負けていない。
この段階では、どちらに転ぶかわかりません。
つまり、24日から27日は日和見時間。
ここで無理に方向を決めてしまえば、分析というより丁半博打になりやすい。
では、いつ「整った」のか。
僕の基準では、28日金曜日です。
25日高値にはH4二番天井候補があり、ここでH1高値を切り下げれば、160.00背景の戻り売りを狙える状況でした。
しかし実際には、そうなりませんでした。
28日のロンドン時間に25日高値をH4足実体で上抜き、H4二番天井候補が崩れ始めた。
つまり、売る理由が整うどころか、売る理由が崩れ、160.00へ買う理由が整い始めたわけです。
さらに、ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言を受けてドル買いが加速。
160.00を突破したことで、それまで相場を抑えていたH4戻り売り構造が崩れました。
ここで大切なのは、最初から買いか売りかを決めておくことではありません。
25日高値でH4二番天井が完成すれば売る。
二番天井候補が崩れれば買いを考える。
どちらに転んでも、自分の理由が整うまでは何もしない。
そして、相場が答えを出したら、その答えに従う。
これが「待つ」ということです。
待つとは、動かないことではなく、どちらかの理由が整うまで判断を保留すること。
ユーロドル|「売れそう」と「売るべき」は違う

今週のユーロドルは、H4上昇波の押し目買い戦略で臨みました。
これは、かなり素直な見方です。
確かに先週高値は、D1下降波の深い戻り売り候補です。
しかし、D1レベルの戻り売りが本格化するなら、もう一度上値を試してH4二番天井をつくる、あるいはH4で明確に高値を切り下げる、といった上位足の根拠が欲しいところ。
そこまで整っていないなら、今週の段階で先回りして考える必要はありません。
もちろん、先週高値からのH4調整下降波を売る方法もあります。
しかし、その途中には、
- H4-SMA21
- H4仮ネック(200日線付近)
- 8/17高値を上辺とする押し目Nゾーン
と、いくつもの障害がありました。
特にH4仮ネックは、水平線を一本ピタッと引ける場所ではありません。
それでも、先週大陽線50%押し+ H4上昇波38.2%押し+ 200日線付近という複数の根拠から、押し目買いが入りやすい場所をイメージできます。
26日はH4-SMA21のサポレジ転換からショートできそうにも見えました。
しかし、すぐ下には想定していたH4仮ネックがあります。
だから安値を追わない。
「売れる形がある」ことと、「売るだけの余地がある」ことは別問題です。
そして金曜、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言でドル買いが加速すると、そのH4仮ネックも一気に崩れました。
ここでも同じです。
H4仮ネックが押し目候補だからといって、必ず買わなければならないわけではありません。
守られれば買いを考える。
崩れれば、一段下の押し目Nゾーンまで待つ。
事前に描いたシナリオを守るとは、予想に固執することではなく、条件が崩れたら、その理由も捨てることです。
これもまた、「自分の理由が整うまで何もしない」ということです。
相場が「整う」とは何か?
では、僕のいう「相場が整う」とは、どういう状態なのか。
単に、ダブルトップやダブルボトムが完成したとか、移動平均線にタッチしたとか、そういうことではありません。
僕がトレードするときに大切にしているのは、
「方向・障壁・余地」
この3つです。
この3つが揃うことで、初めて「ここでリスクを取る自分の理由」が整います。
方向が整う|どちらについていくか
まずは、買うのか、売るのか。
これは、目の前のローソク足が上がった、下がったという話ではありません。
上位足の流れや構造を見て、どちらの勢力についていくのかを決めます。
今週のドル円なら、200日線を背景にした押し目買いと、160.00を背景にした戻り売りが拮抗していました。
24日から27日の段階では、どちらもまだ負けていません。
だから、方向はまだ整っていない。
そして28日、H4二番天井候補が崩れ、160.00を上抜いたことで、ようやく均衡が買い側へ傾きました。
方向が整うとは、どちらかが諦める事実を待つことです。
障壁がわかる|どこで止められるか
方向がわかっても、その先に何があるかわからなければ、安心して仕掛けられません。
自分のトレードを邪魔するもの=障壁を把握しておきます。
今週のユーロドルなら、先週高値からH4調整下降波を売ること自体は可能でした。
しかし、その途中にはH4-SMA21、H4仮ネック、いくつもの障壁がありました。
特にH4仮ネックは、水平線をピタッと引ける場所ではありません。
それでも、先週大陽線50%押しとH4上昇波38.2%押しが重なり、200日線もある。
そこに押し目買いが潜んでいる可能性を想定できます。
障壁がわかるとは、ラインを見つけることではなく、その先で誰が待ち構えているかを想像できることです。
余地がある|リスクを取る価値があるか
そして最後が「余地」です。
方向が合っている。
障壁もわかっている。
それでも、障壁までの値幅がなければ、わざわざリスクを取る必要はありません。
今週のユーロドルでは、26日にH4-SMA21のサポレジ転換からショートできそうな場面がありました。
でも、その下にはH4仮ネック候補が控えています。
売れそうだから売るのではなく、「売ったあと、どこまで取れるのか?」まで考える。
方向が合っていても、すぐ先に障壁があれば見送る。
これが「余地を見る」ということです。
つまり、
方向がわかる。
障壁がわかる。
その障壁まで十分な余地がある。
この3つが揃って、初めてリスクを取る自分の理由が整います。
逆に、ひとつでも欠けているなら、何もしない。
そして、もうひとつ大切なのは、一度整った理由も、相場が変われば崩れる。
ということです。
今週のドル円では、H4二番天井候補が崩れました。
ユーロドルでは、押し目候補だったH4仮ネックが崩れました。
整うまで待つ。
崩れたら捨てる。
次の理由が整うまで、また待つ。
これが僕のいう、「相場が整うまで待つ」ということです。
「自分の理由ですから」
そして、この「整うまで待つ」という感覚を邪魔するのが、自動思考です。
自動思考とは、何かが起きた瞬間、反射的に頭に浮かぶ「心のつぶやき」や「解釈」のことです。
ローソク足が急に伸びれば、「乗り遅れる!」
高値で反発すれば、「ここから暴落するかも!」
含み損になれば、「きっと戻ってくる!」
自分が狙っていた方向へ動き始めれば、「やっぱり思った通りだ!」
こうした自動思考が入り込むと、事実を見るより先に、自分に都合のいい理由を後付けし始めます。
そして、方向・障壁・余地という、本来確認すべき「自分の理由」から外れていきます。
だから、自動思考に相場を合わせるのではなく、あらかじめ決めた「自分の理由」に、相場が合ってくるのを待つ。
動いているから、やるのではない。
わかった気がするから、やるのでもない。
漫画やアニメ、ドラマでバーテンダーが放つ、「自分の理由ですから」ってセリフ、本当に格好いいですよね。
あれです。
自分の理由が整ったから、やる。
その理由が崩れたら、捨てる。
そして、
自分の理由が整っていなければ、何もしない。
今週のドル円とユーロドルは、まさにそれを教えてくれる相場だったと思います。
来週の相場展望
ドル円
相場の背景
- D1大局構造:W1・D1上昇トレンド維持
レジスタンス:7月高値
サポート:155.00
- 155.00は、今後の大局を左右する重要サポート
- 日米協調介入で7月高値から急落したが、155.00手前から反発、その後は200日線を足場に160.00まで買い戻されている。
- 介入による急落はあったものの、100日線・200日線はいずれも上向きを維持しており、W1・D1の上昇トレンドそのものは崩れていない。
- 一方、現在値は7月高値からの介入急落波に対する戻り売りゾーンにあり、160.00付近には100日線も重なる。
- 先週は200日線を背景とする押し目買いが優勢となり、160.00まで上昇。
- 現在は、160.00の戻り売りをこなして買い戻しが続くのか、それとも再び介入急落波の戻り売りに押し返されるのかを見極める局面。
- したがって大局は上目線を維持しつつ、160.00から上は「買い場」ではなく、戻り売りとの攻防を確認するエリアとして扱いたい。
- H4大構造:160.00の介入急落波戻り売り vs 158.00+200日線の押し目買い
レジスタンス:160.00~161.00
サポート:ウォーシュ急騰安値
今週の分水嶺:160.00付近 - 160.00はラウンドナンバーに加え100日線が重なり、為替介入への警戒感も強いレート。
- 先週は200日線付近からH4が安値を切り上げ、ウォーシュFRB議長の利上げ示唆発言をきっかけに急騰。160.00を約20ピプス上抜いた。
- これにより、200日線を背景とする押し目買いが160.00の戻り売りに対して一歩優勢となったが、現時点では明確なブレイク成功とまでは言い切れない。
- 今週は、160.00上抜けが定着して161.00へ買い戻しが続くのか、それとも先週の上抜けがダマシとなり、H4上昇波が崩されるのかが最大の焦点。
- 月初かつ米雇用統計週のため、ISM製造業・ADP雇用統計・ISM非製造業・米雇用統計を控え、160.00を巡る攻防が大きく振れる可能性にも注意したい。
- また、週初は8月末のリバランスによるフローにも注意。
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 161.00 |
| TR中段 | 先週高値(160.00付近)~ウォーシュ急騰安値 |
| TR下段㊦ | 158.00+200日線 |
ベアの背景|160.00のレジスタンス
- 160.00は、ラウンドナンバー+100日線が重なるレジスタンス
- 160.00~161.00は、7月高値からの介入急落波の戻り売り候補
- 160.00は為替介入への警戒感も強く、上値追いが慎重になりやすい
- ウォーシュFRB議長発言による急騰で160.00を上抜いたものの、上抜け幅は限定的で、ブレイク成功はまだ確定していない。
- 先週高値を更新できず160.00を割り込めば、先週の上抜けがダマシになる可能性がある
ベアの狙い|160.00ブレイク失敗ならH4上昇波の崩れを売る
- 160.00上抜けが否定されれば、ウォーシュ急騰安値へショート
ただし160.00を割っただけでは売らず、H1などで上値の重さを確認したい
ウォーシュ急騰安値を下抜けば、先週の急騰そのものが否定されたとみて158.00へ利を伸ばす。 - 161.00まで買われて上げ止まれば、介入急落波の戻り売りを再検討
ブルの背景|158.00+200日線を起点とするH4上昇波
- 155.00を背景に、W1・D1上昇トレンドの押し目買いが継続中
- 158.00+200日線付近でH4安値を切り上げ、H4上昇波が発生している
- 200日線を一度アンダーシュートしたものの、すぐに回復してサポートとして機能
- D1-SMA21を上抜き、レジサポ転換する可能性がある
- ウォーシュFRB議長発言をきっかけに160.00を上抜き、戻り売り勢の抵抗を一度崩している
ブルの狙い|160.00ブレイク成功ならH4上昇波をフォロー
- 160.00上抜けが定着すれば、158.00起点のH4上昇波を161.00へフォロー
先週高値を更新後、押しを受けてサポートされればロング
161.00を上抜けば、次は2024年高値方面への買い戻しを意識する - ウォーシュ急騰安値~D1-SMA21付近まで押されれば、H4押し目買いを検討。
H1安値切り上げなど押し目形成を確認してからロング
ユーロドル
相場の背景
- D1大局構造:2025年高値ブロックの天井試し
レジスタンス:4月高値
サポート:6月安値 - 4月高値からのD1下降波は、61.8%を越えて深く戻されたあと反落中
- 一方、6月安値からのD1調整上昇は100日線・200日線を上抜き、上昇の流れそのものはまだ崩れていない。
- 現在は、4月高値を背景とするD1戻り売りと、6月安値を起点とする買い戻しが攻防する局面。
- 8月高値からD1戻り売りが始まるのか、6月安値起点の買い戻しが継続するかを見極める。
- H4大構造:D1下降波の戻り売り vs 6月安値起点のH4上昇トレンド
レジスタンス:ウォーシュ急落高値
サポート:8/19急騰安値
分水嶺:8/19急騰安値 - 先週は8月高値から調整下降。さらにウォーシュFRB議長発言をきっかけに急落し、8/19急騰安値のH4押し目候補まで到達した。
- 現在は、D1戻り売りが優勢になる一方で、H4上昇トレンドの押し目買いが入りやすい位置まで売られている。
- 今週は、8/19急騰安値付近でH4押し目を形成してウォーシュ急落高値を試すのか、それとも8/19急騰安値を下抜き、H4上昇トレンドを崩しにかかるのかが焦点。
- 8/19急騰安値を下抜けば、次の重要サポートとなる8/13H4押し安値への下値余地が生まれる。
- 重要イベント:米ISM製造業景況指数・米ADP雇用統計・米ISM非製造業景況指数・米雇用統計
- 週初は8月末のリバランスによるフローにも注意
トレーディング・レンジ
| TR上段㊤ | 8月高値 |
| TR中段 | ウォーシュ急落高値~8/19急騰安値 |
| TR下段㊦ | 8/13H4押し安値 |
ベアの背景|D1下降波の深い戻り売り
- 8月高値は、4月高値起点のD1下降波61.8%超の深い戻り売り候補
- 8月高値からH4調整下降が進行中
- ウォーシュ急落高値が戻り売り候補として意識されている
- H4-SMA21が下向き、戻り売りをガイドする可能性
- 8/19急騰安値を下抜けば、H4上昇トレンドが崩れやすくなる
ベアの狙い|H4調整下降波のフォロー
- ウォーシュ急落波の戻りを待ち、H1またはM15で上げ止まりを確認できれば、8/19急騰安値へショート。
- 8/19急騰安値付近で保ち合いを形成後、H4押し目候補が崩れれば、8/13H4押し安値へショート
- 8/19急騰安値付近からH4押し目買いが入った場合は上値試しを待って、H4高値を切り下げ始めれば、D1下降波の戻り売りを検討。
ブルの背景|H4上昇トレンドの押し目候補
- 6月安値を起点とするD1調整上昇が継続
- 現在はH4上昇トレンドの押し目候補
- 8/19急騰安値付近にD1-SMA21・D1-SMA100・先週安値が集まる
- 200日線・100日線を上抜いている
ブルの狙い|H4上昇トレンドの押し目買い
- 8/19急騰安値付近で下げ止まり、H1安値切り上げを確認できれば、ウォーシュ急落高値へロング。
ウォーシュ急落高値を上抜けば、8月高値への上値試しをフォロー - 8/19急騰安値を下抜いて、8/13H4押し安値付近で下げ止まれば、H4上昇トレンドの最終防衛ラインとして押し目買いを再検討。
XM Trading|入金無しで貰える口座開設ボーナス XMは全世界に242万口座の顧客を持つグローバル企業で(2025年現在)、日本人のFXトレーダーのうち、5人に1人がXMユーザーであると言われています。XMは最大1000倍のレバレッジと追証なしのゼロカット・システムが魅力です。 こちらの公式サイトから口座開設すると15,000円分(期間限定)の取引用ボーナスを受け取ることができます。自己資金0円で始められ、もちろん、利益は出金できます。※XMTradingはJFSA(日本金融庁)の監視下にないため、本PRは日本居住者を対象としたものではありません。
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いつもご教授頂き有難うございます。今週はジャクソンホールを控えて様子見の1週間になることは最初からわかってたことなので、自分も当然ノートレードでしたしチャートもあまり見てませんでした。ユーロドルの仮のネックラインを引いて押し目を探るのも大変参考になりました。自分はポジションが溜まってるかどうかと市場参加者の目線が揃ってるかどうかは見てるのですが、今月のように市場参加者が少ないとそうした場面にはなりにくくチャートも簡単にスルーしてしまいがちですが、動画の解説のようにフィボを使って見えない押し目を探っておけば無駄なショートは避けられると思います。自分もエントリーする時は損切を先に決めてリスクリワードがあるところまで伸びるかどうかは必ず確認しますけど、今週の場合は短期足に落とし込んでもリスクリワードがしょぼくて全くやる気のでない1週間でした。自分の都合のいいように解釈してトレードするという自動思考もよくないですね。自分は最近行動経済心理学を深堀してますけど、自分に都合のいい理由の後付けは根拠のないトレードに繋がり、ポジポジ病の原因にもなって最後は扁桃体をハイジャックされてしまいます。そういったことを意識するだけで資金の損失はだいぶ減らせます。相場の世界生き残るには大勝することより無駄な損失を極力減らしていくことが大事だと思います。
今週もありがとうございます!
ジャクソンホールを控えて「今週は無理にやらない」と最初から決めて、チャートを見る時間まで減らせたのは、とても合理的だと思います。
行動経済学のお話も興味深いですね。ポジションを持ちたいという欲求が先にあって、あとから都合のいい根拠を集め始めると、分析がいつの間にか「相場を読む作業」から「自分を納得させる作業」に変わってしまいます。
大勝することより、無駄な損失を極力減らす。
まさに相場で長く生き残るための基本だと思います。
今週もお疲れ様です!
今週の週ナビは神回です。
以前投稿いただいた環境認識解説動画の基礎を踏まえたケーススタディとなっていて、改めて基礎理解が整理されます。
自分は今週は環境認識及びシナリオは迷晴さんとほぼ一致し各所見送り判断できたのですが、ドル円水曜はショートしてしまいました。
介入急落波に対する4HMトップ2番天井形成売り狙い、この4HM2完成を1HMトップネスト形成で確認して売りたい訳ですが、その完成を以下2パターンで考えてました。
①8/20(木)高値を1HMトップ1番天井とし、1HMトップ2番天井を、一度高値抜くも日足SMAを試し反発から上抜部分のOSを確認して1HOS型Mトップ2番天井形成を確認する
②8/20(木)高値は1Hで安値切り上げたと見て、8/25(火)高値を1HMトップ1番天井とした1HMトップ2番天井の形成待ち
水曜は日足SMAで反発して前日足がピンバーで8/20(木)高値下でクローズし、東京時間に15Mで高値を切り下げたので①完成と見てショートしました。
200MA反発起点1H安値切り上げ上昇波の押目買リスクは認識していたため、25年高値などで反発すればすぐ逃げるつもりで売り、結果25年高値で反発したため建値撤退となりました。
自分は過去MトップやWボトムの2番天底候補が高安更新されると、MW転換パターンが崩されセットアップ失敗と判断し、抜いた方向のトレンドフォローに目線をすぐ切り替えてしまい、
その後抜け部分が騙し(OS)になってOS型のMW完成、本来の狙い通りに巡航してチャンスロス、が多々ありました。
今回はその反省を活かし、日足SMA反発が重なったのもあり適切にセットアップ捉えられた!と喜んだのですが結果25年高値で弾かれ巡航せず。
改めて振り返ると、確かに1HOS型Mトップとも見れるが、直近1H波は200MAサポートに起因する安値切り上げ波で強く意識される可能性が高く、
またこの1H波の上昇3波押目買が入るなら25年高値が有力だが、仕掛け地点から20PIPS程度しかなく、リスクが高かったなと。
もし200MAが存在しなければ絶好の売ポイントだったと思います。
1HOS型Mトップ完成により買い手が完全に諦めるか?売り買い攻防の決着が着いたと言えるか?エントリ直前にこの問いをもっと深掘りすべきでした。
いつもは切り上げ波の押目買圧力気にしすぎてOS型Mトップを見逃すのに、今回はちゃんと気にすべき局面でした。
やはり相場において、同じチャートパターンが出現しても値が走るかどうかは背景、波構造次第、これらの把握が9割だと再認識しました。
環境認識やシナリオ構築のレベルが高まってきた上で、改めて自分の1番の課題は、売り買い攻防の決着見極めの精度と感じます。
特にモメンタムの意識が重要で、加速した場合鈍化した場合で決着判定の基準が大きく変わるのが難しいですね。
最近のドル円は加速相場だったのもあって鈍化した際に引きずって早仕かけは気をつけたいです。
長文アウトプット大変失礼いたしました。引き続き何卒よろしくお願いいたしますmm
今週もお疲れ様です!
神回認定、ありがとうございます(笑)。
水曜のショートについては、ご自身で振り返られている通り、200日線を起点とするH1安値切り上げ波の存在を、もう一段重く見る必要があったと思います。
ただ、2025年高値付近は、H1上昇波の押し目買いが入りやすい場所。しかもエントリー地点から20pips程度しかないなら、方向以前に「余地」が乏しい。建値撤退できたのは適切だったと思います。
そして、とても大切なのが、「もし200日線が存在しなければ絶好の売りポイントだった」という部分です。
同じMトップでも、背景にいる参加者が違えば意味が変わります。チャートパターンそのものに優位性があるというより、そのパターンによって誰が諦めるのかに優位性がある、と考えると整理しやすいかもしれません。
「攻防の決着」を一発で見極めようとすると難しいので、僕なら、セットアップ完成 → 相手側の抵抗 → その抵抗を潰せるかという順番で見ます。
今回なら、売りのセットアップができても、25年高値でH1押し目買いが入る可能性がある。その買いを潰して初めて、売り手優勢がより明確になるわけです。
モメンタムについてもおっしゃる通りで、最近のような加速相場の感覚を、そのまま鈍化相場へ持ち込むと「もう決着した」と早合点しやすいですね。
今回の建値撤退は、失敗というよりかなり良い教材になったと思います。
素晴らしいアウトプット、ありがとうございました!
迷晴れ様お久しぶりです。お元気ですか!
相場とは関係ないコメントで申し訳ないのですが、迷晴れ様の声を聞きたく訪れました。
人間関係における、相場で言う押し目買い戻り売りのような基本にして奥義的なルールがあるとすればそれはどうお考えになられますか。
今年になってから身近な人間関係に翻弄されっぱなし(5分足ジプシー?)で、落ち着いたと思ったら「上位2番天井」が疑われるという次第で押し目の自信が揺らいでいます。(苦笑)
人間関係の基本がわかっていないのかもしれません。
自分も迷晴れ門下生の一員ですから、「上がれ下がれでなく、流れに沿ってただ泳いでいく」ことの優位性はわかっているつもりですが、人間関係においてなかなか体現できないでいます。
はじめて迷晴れFXにアクセスしたのは2017年でした。
フラクタルなマルチフレーム分析、収入はある閾値からは職能でなく金銭感覚を示す指標になること等々、相場にとどまらない生涯にわたる普遍的な知見をいただき、深く感謝しています。
お久しぶりです!コメントありがとうございます。
人間関係を相場に例えるなら、僕はまず、「相手を動かそうとしない」ことが基本にして奥義なのかなと思います。
相場は、自分の都合では動いてくれません。人も同じですよね。
上がってほしいから買う、下がってほしいから売るのではなく、「今どうなっているか」を見る。人間関係でも、「こうあってほしい」という期待と、「実際にこの人はどういう人なのか」を分けて考えることが大切なのかもしれません。
そして、5分足ジプシー(笑)になっていると感じたら、いったん時間軸を上げてみる。
今日の一言や態度が気になっても、日足で見ればただのヒゲかもしれない。反対に、小さな違和感が何度も繰り返されているなら、週足ではすでにトレンドが変わっているのかもしれません。
人間関係にも、「言葉より構造を見る」という視点は使えそうです。
そしてもうひとつ、相場以上に人間関係で大切なのは、ノーポジという選択肢だと思います。
嫌いになる必要も、縁を切る必要もない。ただ少し距離を置く。「今はわからないから、何もしない」でいい。
相場では「わからないからやらない」が立派な判断なのに、人間関係になると、なぜか僕らは「今すぐ答えを出さなきゃ」と思ってしまいますからね。
ですから、人間関係に「押し目買い・戻り売り」のような基本原則があるとすれば、僕なら、「期待ではなく事実を見て、関係の流れに合った距離を取る」でしょうか。
さらに週ナビ風にするなら、
方向=この関係はどこへ向かっているか
障壁=何が二人の関係を難しくしているか
余地=この関係に自分の時間と心を使う価値があるか
意外と「方向・障壁・余地」は、人間関係にも使えるかもしれません(笑)。
2017年から見てくださっている方に、相場以外のところでも何か残せていたのなら、発信を続けてきた甲斐があります。こちらこそ、長い間ありがとうございます。
早速のご返信ありがとうございます!
そのまま書籍化できるような内容で恐縮の至りです。
>今日の一言や態度が気になっても、日足で見ればただのヒゲかもしれない。反対に、小さな違和感が何度も繰り返されているなら、週足ではすでにトレンドが変わっているのかもしれません。
至言というしかありません。
本当におっしゃる通りです。
でも、わかってはいてもなかなかできてはいません。
ご返信を印刷させていただいたので、折に触れて読み返し噛みしめていこうと思います。
ありがとうございました。