30Nov
週刊チャートナビ511回(2024.11.25-2024.11.29)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 140円からの上昇相場は、米大統領選も終わり、米長期金利の上昇も一段落して、落ち着きを見せている。
- トランプ政権が始まる来年の1月後半まで”調整”による下落もあるかも。
- 11/6大統領選の上昇波VS日足上昇チャネル上限+155円のレジスタンス
- 先週安値上の調整中
- 先週コマ足陽線は155円下でクローズ、月末最終週なのでリバランスに注意!
売り手の注目
- 週足が2週連続で、155円の突破できなかった。
- 11月末のリバランス
買い手の注目
- 日足チャネル内に上昇トレンド発生中
- 200日線のサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 11/6米大統領選安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①155円周辺のレジスタンスを背景に、11/6大統領選安値へショート。②2週前高値のダブル・トップでショート
4時間足ブルの視点
11/6大統領選上昇波を背景に、先週安値を割るまで、2週前高値へ押し目買い。
今週の攻略ポイント
トランプ・トレードの利食いを売る
今週の攻略ポイントは、11/6大統領選の上昇波の押し目黄ブロック(=先週安値Mネック+日足ミドルチャネル)形成をイメージすること。
この”持ち合い”を下抜けば、11/6大統領選の上昇波フォロワーの撤退とトランプ・トレードの利食いで売られやすい状況がつくられる。
今週は500ピプス超の大陰線になったが、これまでのトランプ・トレードで積み上がったポジションの利食いに、感謝祭前のポジション調整が加わったとみている。
毎日の値動き
11/25月曜
- 11/6大統領選の上昇波VS日足上昇チャネル上限+155円のレジスタンス
- 155.00と154.00のレンジ
ベアの視点:①155.00のレジスタンスで154.00へショート
ブルの視点:①155.00のブレイクで2週前高値へロング。
- 東京時間、日足ミドルチャネル+日足SMA21の反発を確認。
- ロンドン時間、155.00のキリサゲ、ミニネック割れで、日足ミドル・チャネルへ赤1ショート。
- NY時間、4時間4番陰線のクローズでアウト。
11/26火曜
- 11/6大統領選の上昇波VS155.00レジスタンス
- 155.00と日足ミドル・チャネル+日足SMA21の持ち合い
ベアの視点:①レンジ下限ダブルボトム崩れで152.00へショート。
ブルの視点:①レンジ下限への下押しからロング。
ロンドン時間、レンジ下限の前日安値をブレイク後、引き戻し待ちでノートレ。
11/27水曜
- 11/6大統領選の上昇波VS155.00レジスタンス
- 前日陰線終値が先週安値(=Mライン)をブレイク。
ベアの視点:①NY時間の戻り売りを152.00へフォロー。
ブルの視点:①先週安値ブレイクが”ダマシ”になればロング。
- 東京時間、前日NY時間の戻り売りを赤1ショート、15分足SMA21をガイドにポジションをホールド。
- ロンドン時間、11/6米大統領選の安値に到達、4時間3番陰線のクローズでアウト。
11/28木曜 米感謝祭
- 前日陰線終値が11/6米大統領選の安値をブレイク。
- 感謝祭の週末は市場が極端に流動性を失う可能性アリ。
ベアの視点:①前日陰線を150.00へ戻り売り
ブルの視点:①前日陰線の下げ止まりからロング。
- 東京時間、ミニダブルボトムでキリアゲたが、レジスタンス帯のなかで、黄1ロングはノーポジ。
- ロンドン時間、152.00へ引き戻されて反発を確認。
11/29金曜 月末
152.00に水曜陰線の戻り目を形成中
ベアの視点:①水曜陰線を152.00で戻り売り
ブルの視点:①152.00戻り目崩れで先週安値へロング
- 東京時間、152.00戻り目ブロック完成、9時足で赤1戻り売り、150.00の到達、4時間1番陰線のクローズでアウト。
- ロンドン・NY時間、150.00到達でノートレ。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 米大統領選も終わり、米長期金利の上昇は一段落。
- 先週は”欧州PMI”の悪化を受け、日足レンジ下限の2023年安値を突き抜けた。
- 日足レンジを下抜けしたことで、1.00への下げが加速する可能性もある。
- 11/6米大統領選の下降波VS日足レンジ下限の2023年安値サポート
- 月末最終週なのでリバランスに注意!
売り手の注目
- 先週陰線終値が日足レンジ下限をブレイク。
- 売りのパーフェクト・オーダー(日足+4時間足+1時間足SMA21)が成立
買い手の注目
- 日足のレンジ下限=2023年安値のサポート
- 11月末のリバランス
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 1.0200 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年安値ブレイクを背景に、11/6米大統領選下降波を1.0200へフォロー。
4時間足ブルの視点
2023年安値ブレイクが”オーバーシュート”なら、11/6米大統領選下降波の引き戻しを先週高値へロング。
今週の攻略ポイント
2023年安値の”オーバーシュート”を買う
今週は、日足のレンジ下限=2023年安値のオーバーシュートの戻りを買った。
先週陰線終値は2023年安値をブレイクしていたが、この動きは”欧PMI”のサプライズによる一時的なものであり、オーバーシュートの戻りを狙う絶好のチャンスとみた。
月曜の朝の時点で、2023年安値を上抜き返したので、何度か「2023年安値を試したら買う」を繰り返した。
毎日の値動き
11/25月曜
- 売りのSMA21パーフェクト・オーダー成立
- 先週陰線終値が2023年安値=日足レンジ下限をブレイク
- 欧州PMI悪化の急落は”オーバーシュート”を疑える
ベアの視点:①2023年安値の裏反発で金曜陰線を戻り売り
ブルの視点:①2023年安値のサポートで先週高値へロング
- 東京時間、上に窓を明けて、欧PMIの急落を全戻し。
- ロンドン時間、2023年安値+1時間足SMA21で反発、18時足で青1ロング。
- NY時間、先週高値下降波61.8%ポイントで半決済、2023年安値のオーバーシュートを狙ってポジションをホールド。
- 金曜のロンドン時間、4月安値の反発、16時のピンバー確定でアウト。
11/26火曜
- 11/6米大統領選の下降波VS日足レンジ下限の2023年安値サポート
- 2023年安値のサポートで”2023年安値オーバーシュート”の確度が強まった。
- 先週高値下降波の戻り目(=1.0500付近)を形成中
ベアの視点:①先週高値下降波の戻り売りは”オーバーシュート”の認知でリスクが高い
ブルの視点:①先週高値下降波の1.0500戻り目崩れで先週高値へロング②2023年安値を2回目に試せばロング
- 東京時間、2023年安値へ急落後、4時間1番陰線で反発を確認、4時間2番足で青1ロング。
- NY時間、前回高値の反発で半決済。
- 金曜のロンドン時間、4月安値の反発、16時のピンバー確定でアウト。
11/27水曜
- 11/6米大統領選の下降波VS日足レンジ下限の2023年安値サポート
- 前日コマ足の高安を基準にする
ベアの視点:①前日安値付近のサポート崩れでショート
ブルの視点:①前日安値に引き付けてロング
- 東京時間、前日安値のキリアゲ、黄1ロングは、前日高値の目前でノーポジ。
- NY時間、前日高値を更新。
11/28木曜 米感謝祭
- 11/6米大統領選の下降波VS日足レンジ下限の2023年安値サポート
- 11/6米大統領選の下降波は先週高値+1.0600付近まで引き戻された。
ベアの視点:①先週高値で11/6米大統領選の下降波の戻り売りを検討。
ブルの視点:①前日陽線を先週高値へ押し目買い
前日上昇波の押し目待ちでノートレ。
11/29金曜 月末
水曜陽線の押し目を形成中
ベアの視点:①先週高値で11/6米大統領選の下降波の戻り売りを検討。
ブルの視点:①水曜陽線を先週高値へ押し目買い
- 東京時間、前日安値に押し目ブロックが完成したが、前日高値を目前にロングは見送り。
- ロンドン・NY時間、4月安値にダブルトップ待ちでノートレ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
- 2023年高値を更新後、9月高値から日足下降チャネルで下落相場が継続。
- 米大統領選も終わり、米長期金利の上昇は一段落。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 11/6大統領選の下降波VS日足下降チャネル下限
- 先週安値に底値ブロック形成の疑い
- 月末リバランスと感謝祭前のポジション調整に注意!
売り手の注目
- 11/6大統領選の下降波が続落中
- 日足+4時間足SMA21が下向き
買い手の注目
- 日足下降チャネル下限のサポート
- 11月末リバランスと感謝祭前のポジション調整
- ユーロドルが日足レンジ下限の2023年安値に到達
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 10月安値(=11/6大統領選下降波61.8%ポイント) |
TR中段 | 先週高安(先週高値は11/6大統領選下降波38.2%ポイント) |
TR下段㊦ | 5月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6米大統領選下降波のフォローを背景に、先週高値下降波を先週安値へ戻り売り。
4時間足ブルの視点
日足下降チャネル下限のサポートを背景に、11/6米大統領選下降波の引き戻しを先週高値へロング。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
11/6米大統領選下降波の”引き戻し”を買う
今週は、日足下降チャネル下限のサポートから、11/6米大統領選下降波の引き戻しを狙った。
月曜+火曜に先週高値下降波の戻り売りを日足下降チャネル下限で受けてから、先週高値を目安に買い始めました。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
11/26火曜
- 東京時間、日足下降チャネル下限へ急落後、4時間1番陰線の反発を確認、4時間2番足で青1ロング。
- NY時間、前回高値で半決済。
- 金曜のロンドン時間、1.2750+日足SMA21の到達でアウト。
11/27水曜
- 東京・ロンドン時間、安値キリアゲを確認。
- NY時間、底値ネックラインの持ち合い、足場の上抜きで青1ロング、翌日の東京時間、4時間1番コマ足確定で半決済。
- 金曜のロンドン時間、1.2750+日足SMA21の到達でアウト。
今週の深堀り
『行き過ぎもまた相場』
といわれるように、行き過ぎ(オーバーシュート)の動きは、チャート上で頻繁に見られる現象です。
ボラティリティも拡大しているため、オーバーシュートは比較的大きな値動きになることが多く、案外、逆張りのチャンスといえます。
先週陰線終値が2023年安値をブレイクしましたが、先週金曜日の急落は、”欧州PMI”の悪化による一時的な動きといえます。
今週は11月最終週で感謝祭前のポジション調整も予想されるため、ここから安値を売る人は少ないだろうとの見通しでした。
トレード戦略を実行するうえで重要なことは、本当に市場の認識が変わったかの確認です。
多くの市場参加者が、2023年安値ブレイクの動きを”行き過ぎ”と認識することで、オーバーシュートの動きがつくられます。
ブレイクアウトなら順張り、オーバーシュートなら逆張りをするわけなので、この認識の判断を間違えると痛い目にあいます。
2023年安値は日足レンジ下限のサポートラインなので、この価格のブレイクアウトを市場参加者が認識するには、せめて、11月足終値の確定を待つ必要があると考えました。
たとえ、先週足終値が2023年安値をブレイクしても、市場参加者は”ブレイクアウト”を認めません。
しかしながら、11月足の確定を待っていたら、安いところで買えなくなるので、この”時間軸ギャップ”を下位足でカバーしてます。
ボクは反転予兆シグナルに、ピンバー(=陰線の下ヒゲ)や陽線包足を確認します(RSIやストキャスの売られすぎ/買われすぎや、ダイバージェンスを使う人もいます)
先週の金曜陰線の長い下ヒゲを”反転予兆シグナル”とみて、月曜日から2023年安値のサポートを背景に”逆張り”を始めました。
1.行き過ぎる要因
群集心理
トレーダーは他のトレーダーの行動に影響されやすく、市場で大きな値動きが起こると、その動きに追随しようとします。
ニュースや経済指標発表時などでは「他のトレーダーと同じ行動を取る方が安全だ」と感じやすく、買いが買いを呼び、売りが売りを呼ぶ急激な値動きが発生します。
しかしながら、この「赤信号みんなで渡れば怖くない」という群衆心理による行動は、必ずしも正しいとは限らず、大口投資家が小口投資家を”ダマシ”の餌食にするケースもあります。
恐怖心
急激な値動きは恐怖による極端な行動を引き起こします。
「今買わないと(売らないと)乗り遅れる」という機会損失の恐れから、無理に高値や安値を追ったり、急激な動きがストップロス(損切り)を巻き込み急落・急騰を引き起こします。
低い流動性
取引の薄い時間帯や、年末年始、今週の”感謝祭”といった、流動性が低下しているときは、少数の大口投資家の行動が価格に大きな影響を及ぼします。
流動性が低いと相場が荒れやすく、これに小口投資家が追随することでオーバーシュートが起こります。
2.なぜ反発するのか?
利益確定
トレンド・フォロワーの利益確定、あるいは、急落や急騰に飛び乗った短期トレーダーの利益確定が反発のきっかけとなります。
価格回帰
「行き過ぎた動きは修正される」というセオリーを信じる、逆張りトレーダーのエントリー。
ストップロス
オーバーシュート時にポジションを持ち続けてしまったトレーダーのストップロス(損切り注文)が反発を加速させます。
3.ダマシとオーバーシュートの違い
今まではダマシとオーバーシュートを混同してきましたが、この機会に定義をします。
特徴 | ダマシ | オーバーシュート(行き過ぎ) |
発生場所 | ブレイク・ポイントやサポート/レジスタンス付近 | あらゆる価格帯で起きる |
値動きの規模 | 小さい | 大きい |
戻り方 | すぐに元の価格帯に戻る | 一定時間後に価格回帰 |
主な要因 | 大口投資家の仕掛け | ニュースや経済指標への過剰反応 |
ダマシ
チャート上の重要なサポートラインやレジスタンスラインを一時的に突破してスグに元の価格帯に戻る、トレンドの転換やブレイクアウトに見せかけたフェイント現象のこと。
大口投資家やアルゴリズム・トレードが、群衆心理を巧みに利用、意図的に価格を動かし利益を得ようとするもの。
ダマシは重要な価格帯であるブレイクポイントやサポート/レジスタンス付近で起こりやすく、動きは小さく、すぐに元の価格帯に戻ることで、損切りや撤退を余儀なくされます。
このダマシを回避するには、ブレイクアウト後のプルバックを待ってから、エントリーするようにするといいでしょう。
オーバーシュート
パニック的な動きによって価格が一方向に大きく動き、本来止まるべき価格から乖離してしまう現象のこと。
経済指標や中央銀行の発表などの大きなイベントや、サプライズ後に発生しやすく、ダマシのように意図的ではなく、市場参加者全体の心理的な過剰反応が原因です。
一方向に大きく値が動き、その後、反発から修正されます。ボラティリティが大きくなるため”戻り”を狙ったトレードができる。
まとめ
オーバーシュートとは、市場参加者の心理的な過剰反応によって発生する行き過ぎた価格の動きのことで、特にニュースやイベント、大口投資家の影響が大きくなる流動性の低い状況下で起こりやすい現象です。ボラティリティが拡大するので、利益のチャンスでもあります。
ダマシが一時的なフェイント的動きであり、すぐに元の価格帯に戻るのに対し、オーバーシュートは大きな値動きの後に修正される特性があります。この戻りのタイミングでは、大口や短期トレーダーの利益確定、価格の回帰を狙う逆張り勢の参入、さらには損切り注文の巻き込みが、反発を加速させる要因となります。
オーバーシュートが起こったら、短期的なパニックに惑わされず、逆張りで”戻り”を狙うのがいいでしょう。
来週の相場観
ドル円
概要
- これまでのトランプ・トレードの利食いや、米長期金利が上昇から下降に転じたことで、9月安値上昇波の38.2%ポイントへ急落。
- トランプ政権が始まる来年の1月後半まで、さらなる下落もあるかも。
- 日足ミドル・チャネルを割り、日足上昇チャネル下限へ500ピプス超の大暴落。
- 9月安値上昇波38.2%ポイント+150.00+日足チャネル下限のサポートVS先週の大陰線の売り
- 150円付近に9月安値上昇波38.2%ポイントの押し目ブロック(150.00/152.00)形成の疑い
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
- 先週の大陰線
- 11月陰線の長い上ヒゲ、2023年高値の下でクローズ。
- 11/6大統領選安値の下方ブレイク
買い手の注目
- 9月安値上昇波38.2%ポイント(ネックラインの疑い)
- 150.00+日足上昇チャネル下限のサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 先週高値 |
中段 | 152.00と先週安値(=9月安値上昇波38.2%ポイントの押し目ブロック) |
下段㊦ | 9月高値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
152.00+11/6大統領選安値割れを背景に、11月高値下降トレンドをフォロー。
4時間足ブルの視点
9月安値上昇波38.2%ポイント+日足上昇チャネル下限+150.00のサポートを背景に、152.00への引き戻しを買う。
ユーロドル
概要
- 2023年高安のレンジ相場
- 11月陰線が2023年安値の日足のレンジ下限で強く反発
- 11/6米大統領選下降波の戻り売りVS2023年安値のサポート
- 2週前陰線コマ足がハラミ足
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
- 8月高値下降トレンドが継続中
- 11/6米大統領選下降波の半値ポイント付近
買い手の注目
- 11月陰線の長い下ヒゲ
- 2023安値のサポートで逆三尊を形成中
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 3週前高値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 11月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6米大統領選下降波を先週高値、または、3週前高値で戻り売り。
4時間足ブルの視点
2023年安値サポートを背景に、11/6米大統領選下降波の引き戻しをロング。
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コメント
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コメント (14)
お疲れ様です!いつものことながら、先生のトレードは素晴らしいです。すごいです。
でも、先生はこれを当たり前のようにされているのですよね。当たり前のようにいつものようなところでエントリー、イグジット。年月が経つうちにかなりのグレードアップ。素晴らしいです。
私はどうも、まだ全体の相場観がつかめてそうでつかめてないのでしょうか。。
というか、勝てるとこでは勝てるのに、へんなところで負けて結局お金は増えない。。。
いつもこの繰り返しです。まずトレード回数が多い。わかってるのに、チキンなんだと思う。いえ、以前よりは減っています。方向さえあっていれば少々の含み損も怖くないんですけど(慣れちゃいました)
私の理想のトレードはやはり迷はれ先生のようなトレードなんです。この形を何歳になってもやっていく。
で、色々考えていたんですけど、週足、日足、四時間足をもっと見るべきだと思いました。。デイトレードなんですけどね。。
でも、トレードの回数が増えるとリスクも増える。出来るだけ少ないトレードでするとリスクは減るし取れるとこは取れる。
資金は、ほんと減って増え、増えて減ってです。方向間違えて大きな損失になっても、大きな利益で返ってくるから結局資金は減らない。なので、この大きな損失が無くなればいいんです。
なので建値逆指値を入れてるんですけど、すぐ持っていかれてしまうけど、もっと上とか下から買ったり売ったりできるので、まあいいかと。結局エントリーがまだ早いという結論に至るんですね・・。
でも、それで当たって利益が大きくなるけど、たまに失敗する。
昨日なんてユロドルショートしたまんま寝てしまって一週間の利益が半分以上無くなりました・・
先生ノートレ、しかも買い目線だったので私がしてたのは逆張りだったという。。
2023年安値からの反発なので、買い目線ですね。まだどうなるかわからないけど週足は陽線だったので。
週足が陽線か陰線か、月足が陽線か陰線か、そして日足、四時間足はどうだ、ここのところをもっとしっかり確認して来週は頑張ります。
今夜の動画で深堀についてもしっかり考えていきます。いつも有益な動画にブログ、本当にありがとうございます!!
ドル円のショートはトランプ氏大統領選まで取れました。底値形成?で、ちょっとユロドルに目移りしてるまに150.00に行っててもうどうなるかドル円は傍観してました。金曜日までほっといても良かった相場でしたね💦
なるるんさん初めまして。
その気持ちめちゃくちゃ分かります。 自分も迷晴れさんのように取り引きするのが目標でやっていました。
取れるのに回数がめちゃくちゃ多い。
原因はなんだろうとずっと考えてたのですがその原因は脳にあると言う動画を見てようやく気付いて治りました。
人の脳は原始時代からあまり進化してないみたいです。
そうやって人は生き延びてきたので損失回避の為にすぐにそれを取り戻そうとするらしいです。
ただそれをFXでやろうとするとむちゃくちゃ負けますし冷静に出来ません。
ですので1日の回数を制限するか、自分はどういう日足のNを狙っているのかを意識するのが良いと思います。
自分だけのライングループを作ってスクリーンショットを貼ったりするのがいいと思います。
自分はそれで出来る様になりました。参考になれば幸いです。無視しても良いです。
何か役に立てればと思いコメントさせていただきました。
なるるんさんが上手くいけば嬉しいです😃
チェスタニ様 コメントありがとうございます。
>人の脳は原始時代からあまり進化してないみたいです。
そうやって人は生き延びてきたので損失回避の為にすぐにそれを取り戻そうとするらしいです。
そうなんですね!やめとけばいいのに、やってしまって墓穴掘ります。
「1日の回数を制限するか、自分はどういう日足のNを狙っているのかを意識する」
やはり、これですね。迷はれ先生も一週間で五回(1通貨あたり)もトレードされてませんものね。
スクショ貼ります。1通貨あたり一週間で5回以内のトレード。まずはここからにします。とにかく死守!
おつかれさまです。
大きな損失。これを解決すれば、すぐにでも利益が残りますね。
「今週(ウイクリー)は、どんな動きを狙うのか?」
「そのなかで、今日(デイリー)は、どんな動きを狙うのか?」
ドル円のウイクリーは、大統領選の上昇波を基準に、先週安値付近の価格帯を注視しました。我々トレーダーのとるべき行動は”買う・待つ・売る”ですが、売るか買うかの瀬戸際の価格帯で”持ち合い”を待てることが重要です。つまり、今週の選択肢としては3つ。先週安値を節目とみて「押し目買い、持ち合い形成を待つ、押し目崩れを売る」のいづれかしかありません。
デイリーについては、ウイクリーの動きを狙うなかで、デイリーの動きを狙います。大きな片波は、小さなトレンドで構成される(フラクタル)ので、大きな片波のなかの、小さなトレンドでタイミングをとる感じです。
最後に、「がんばり壁」は、なるるんさんに乗り越えられる高さでしか現れないので大丈夫です。
いつもご教授いただき、また励ましていただきありがとうございます。
「先週安値を節目とみる」からの「押し目買い、持ち合い形成を待つ、押し目崩れを売る」。
そうですね、まずはこの3つの道のどれになるのかを、決着を待つ。その道へついていく。ですね。
押し目買いにしても持ち合い形成にしても、まず月曜日は決着を待つ。もしくは月曜の段階で崩れて下へ行くと、そこはもちろんついていくけど、月曜日に崩れるかどうかはわからない。
「頑張り壁」ですか。ほんとそうですね!今までも乗り越えてきました、この壁も乗り越えてみます!
一週間お疲れさまでした。
今週のユロドルは、窓埋めを待ってロングを狙っていましたが、月曜の下落が届かず横に膨れてしまったのでレンジを疑って火曜のロングは引っ張らずに急落高値の反発で決済し、それ以降のロングは見送りました。ショートでスキャルっぽく抜いたところもありますが、9月高値下降波が一服するには2023安値はちょうどよさそうな節目だろうなという思いもあり基本的に買い目線でした。
オーバーシュートとダマしの定義とても参考になりました。抽象的にとらえていた部分に具体性を持たせることができそうです。
おつかれさまです。
ボクは先週安値付近が”分水嶺”という仮説で動きました。11月足が155円を更新できないなら、先週安値のサポートが割れる可能性が高いと考えました。また、日足の上昇チャネルを意識していたので、ミドル下抜けは売りのきっかけとなりました。
いつもご教授頂き有難うございます。行き過ぎも相場の格言ですが、バンドワゴンの法則のようにみんなが殺到するところには本能的に自分も行きたくなります。少し前の自分は解説にあったユーロドルの下のツッコミを見て売り場を仕切に探したと思います。金融会社のストラテジスト達もユーロドルのパリティ割れに再び動き出したと解説する人も数名いましたが、自分は最近スキャルをやり出してからチャンスはいつでもあるという気持ちの余裕が持てるようになったので、このままユーロドルが下落するのか一旦調整に入るのかを見極めてからトレードすることができたのでしっかり稼ぐことができました。ドル円も同じでトランプトレードから一旦の巻戻しに入ったのを確認してから動くことができたので、こちらもガッチリ稼がせてもらいました。ドル円解説の冒頭にもありましたが持ち合い離れにつくのはメチャクチャ美味しいです。ユーロドルの行き過ぎた下落の巻戻しも大きく稼げるチャンスですね。これらはただ単にチャートパターンやローソク足の形状で判断するのではなく、その背景にある群衆心理をしっかり読み取ることが重要かと思います。結局それはスキャルもデイトレもスウィングでも同じですし、インジやオシレーター等数多の分析法を使っても同じだと思います。自分も最近グランヒルの法則によるスキャルをやり出してから勝ちっぱなしの状態になってますが、その裏の勝因には群衆心理を考えながらトレードしてるのが大きいトレードと思います。引き続きこの調子でしっかり資金を増やしていきたいと思います。
ナイストレード!!!
背景にある”群集心理”の分析。
行き着くところ、これですね(^o^)
人は潜在意識(心や感情)でキャッチしたことを顕在意識(思考や理論)を使って行動に移します。ローソク足やインジケーターといったテクニカルツールは、顕在意識を行動に移すための道具ですが、その背景にあるのが潜在意識=群集心理です。
脳内における顕在意識の占める領域は3%〜10%、潜在意識が90〜97%と言われるので、見えている顕在意識なんて、氷山の一角なわけです。
顕在意識と潜在意識。トレーダーが、どちらをより深く知るべきか、明確ですよね!
ダマシとオーバーシュート、両者最大の差異はファンダメンタルズ要因の有無というでしょうか。私はシンプルに「相場の勢い」を見ていました。次が実例です。
11月足の陰線下方ピンバー確定と週足大陰線坊主の出現により、週明けの「アンダーシュート」も視野に入れておかなければならない局面でしょう。早々にFL50%148.00をタッチしてもおかしくはありません。
ここで「ダマシ」の語を使うのは少々躊躇われます。
おつかれさまです。
相場の勢い(モメンタム)=価格がどれだけ強く、早く動いているか。
これを数値化するなら、シンプルに現在値と10期間前後の値の差でしょうか。
モメンタムの極端な値は、オーバーシュートの可能性を示唆します。
過熱感から転換点の兆しを探る。
これを追求するだけでも、相場で食べていけるかもしれませんね。
興味深いご提案です。しかしもうお忘れでしょうか。私は(おそらくは迷晴さんに同じく)N波主義者であるということを。
必要情報の視覚化はローソク足とN波のみで十分に達成されていませんか?ましてや数値化などは御免被りたいところです。
過熱感を判断する基準として、主にN波の角度と長さを見ています。チャートの性質上、角度を厳密に定義することは難しいですが、他の波に対する相対的な傾きは把握可能です。異常な長さのN波も買われすぎ、売られすぎを示唆します。
大体以下の観点にまとめられるでしょうか。
(1)N波の角度
(2)N波の長さ(e. g. N値超過)
(3)N波の回数 (e. g. エリオット波動論における推進回数限度の超過)
(4)押目・戻目のサイズと数 (e. g. 浅い押目・戻目の連続、あるいは数の少なさ)
このような発想に至ることが出来たのは、他でもなくあなたのお陰です。
ひとつの道具(=N波)を巧みに使う。
この思想のほうが良いですね、ボクのコメントは蛇足でした。