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FX初心者必見!ラウンドナンバー付近の安全なトレード方法。/週ナビ505

週刊チャートナビ505回(2024.10.14-2024.10.18)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。

ドル円

今週の見通し

概要

日足

  • 140円長期足サポートの反発で150円付近まで急騰。
  • 200日線が上値から接近中(サポレジ転換の可能性アリ)
4時間足に月足+週足ロウソク

  • 140円長期足サポートVS.150円レジスタンス
  • 150円周辺にて調整中(先週高安のレンジに備える)
  • 重要経済指標:日本消費者物価指数

売り手の注目

200日線+150円のレジスタンス。

買い手の注目

  • 140円長期足サポート
  • 日足SMA21のサポート

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 152.00(=2023高値)
TR中段 先週高安(≒150円)
TR下段㊦ 10/4押し安値

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

150円のレジスタンス背景。①先週高安のレンジ戦略②10月安値上昇波の調整下落をショート(4時間足と日足SMA21の乖離を狙う)③200日線の強い反発でショート。

4時間足ブルの視点

140円長期足サポート背景。①先週高安のレンジ戦略②10月安値上昇波を押し目買い。③150円ブロックの上方ブレイクで152円に向けてロング。

今週の攻略ポイント

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

150円ラウンドナンバーの「反発」に警戒!

先週から150円のラウンドナンバーが意識されてますが、今週も引き続き、150円付近の「反発」に警戒してノートレード。

今週の攻略ポイントは、木曜の「米小売売上高(予想を下回れば、ダブルトップ形成の動きが継続していただろう)」による、150円ブレイクに慌てて飛び乗らず「ダマシ」を疑えること。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

10/14月曜 日米休場

先週高安のレンジを意識。

ベアの視点:①先週高値に引き付け、CPI安値抜きのショート。

ブルの視点:①CPI安値のサポートでロング検討。

  • 日米休場でトレードはお休み。
  • CPI安値上昇波が、ロンドン時間に2番天井を崩して150円に到達。
10/15火曜
  • 150円に到達、上値が重い。
  • 4時間チャネル安値への「押し戻し」をイメージ。

ベアの視点:①150円の強反発で逆張りショート。②150円高値ブロック形成後ショート。

ブルの視点:CPI安値上昇波を押し目買い。

150円の高値ブロック形成待ちでノーポジ。

10/16曜 
  • 150円高値ブロック形成中
  • 4時間チャネル安値への「押し戻し」をイメージ。

ベアの視点:CPI安値上昇波の149.00押し目崩れでショート。②150円の2番天井から4時間チャネル安値へショート。

ブルの視点:CPI安値上昇波を150円へ149.00押し目買い。

東京時間、149.00に押し目をつくるも、2番底から買えずにノーポジ。

10/17木曜 米小売売上高
  • 150円にダブルトップを形成中
  • 4時間チャネル安値への「押し戻し」をイメージ。

ベアの視点:①150円の2番天井から4時間チャネル安値へショート。

ブルの視点:①150円の2番天井崩れで151.00へロング。

  • 東京・ロンドン時間、150円で2番天井待ち。
  • NY時間、「米小売売上高」が予想を上回り、ドルが急騰、深夜に150円をブレイク。
10/18金曜 日本消費者物価指数

「米小売売上高」の強い数字を受け、前日陽線終値が150円をブレイク、1時間チャネル高値まで上昇。

ベアの視点:①1時間チャネル高値の反発で150円ブレイクが「ダマシ」になるところを、先週高値に向けてショート。

ブルの視点:①前日陽線を151.00へ押し目買い。

NY時間、高値を切り下げたが、前日の急騰安値までサゲ余地なく黄1ショートは見送り。

ユーロドル

今週の見通し

概要

日足


8月高値長期足ダブルトップから下落中(2023年高値の切り下げ2番天井候補)

4時間足に月足+週足ロウソク

  • 8月高値の長期足ダブルトップVS.6月安値上昇波の押し目買い。
  • 6月安値上昇波の押し目ブロック形成(先週高安のレンジ)に備える。
  • 重要経済指標:ECB政策金利+ラガルド総裁会見

売り手の注目

8月高値の長期足ダブルトップ

買い手の注目

  • 6月安値上昇波の押し目形成。
  • 200日線のサポート。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 10/4高値
TR中段 先週高安(コマ足)1.10を含む
TR下段㊦ 8月安値

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

8月高値の長期足ダブルトップが背景。①先週高安のレンジ戦略②8月高値下降波の3波戻り売り。②先週安値+200日線サポート崩れで8月安値へショート。

4時間足ブルの視点

6月安値上昇波の押し目買いが背景。①先週高安のレンジ戦略②先週安値+200日線のサポートでロング。②8月高値下降波の3波戻り売り失敗でロング。

今週の攻略ポイント

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

1.1000への「引き戻し」を意識。

今週は先週安値+200日線付近のサポートから、1.1000へ「引き戻し」を狙ったが、先週の下落ペースが続いてノートレード。

今週の攻略ポイントは、200日線付近からの「引き戻し」を意識すること。

1.1200下降波は伸び切った感があり、200日線サポート候補付近で迂闊に売ると「安値掴み」のリスクがある。

結果的に先週の下落ペースが続き、プラン通りにいかなかったが、下値を追う価値は低かったと思う。

毎日の値動き

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

10/14月曜 日米休場
  • 8月高値の長期足ダブルトップから下落中。
  • 200日線のサポートに警戒。
  • 先週高安のレンジを意識。

ベアの視点:①先週安値サポートが近いため、下値追いはしない。

ブルの視点:①先週安値の2番底でロング検討。

  • 日米休場でトレードはお休み。
  • 先週安値+200日線のサポート待ちでノーポジ。
10/15火曜
  • 先週安値に到達、200日線のサポートに警戒。
  • 1.10への「引き戻し」をイメージ。

ベアの視点:①先週安値サポートの崩れで8月安値へのショート検討。

ブルの視点:①先週安値サポートで1.10への「引き戻し」をロング。

先週安値+200日線のサポート待ちでノーポジ。

10/16水曜 
  • 先週安値に到達しているが、200日線のサポートに警戒。
  • 1.10への「引き戻し」をイメージ。

ベアの視点:①先週安値+200日線サポートの崩れで8月安値へのショート検討。

ブルの視点:①先週安値+200日線サポートで1.10への「引き戻し」をロング。

先週安値+200日線のサポート待ちでノーポジ。

10/17木曜 ECB政策金利+ラガルド総裁会見 米小売売上高
  • 前日陰線終値が200日線をブレイク。
  • 1.10への「引き戻し」をイメージ。
  • ECB理事会は0.25%利下げがほぼ確実。

ベアの視点:①先週安値を試せば戻り売り検討。

ブルの視点:①下げ止まるのを待って1.10への「引き戻し」をロング。

NY時間、「米小売売上高」の数字が予想を上回りドルが買われて急落、しかし、安値を掴むリスクから黄1ショートは見送り。

10/18金曜 
  • 「米小売売上高」の強い数字を受け、ドルが買われて急落。
  • 今週の目標値、8月安値まで残り約40ピプス。

ベアの視点:①8月安値への下げ余地が少ないので下値追いはやめておく。

ブルの視点:①下げ止まるのを待ってロング検討。②8月安値の反発でロング。

  • ロンドン時間、前日陰線の戻り売りを1時間SMA21で受けサポートを確認。
  • NY時間、前日高値へのアゲ余地なくロングは見送り。

ポンドドル

今週の見通し

概要

GBPUSD 日足に月足ロウソク


100日+200日線サポート由来の上昇波が、2023年高値を更新するも、9月高値(=ユーロドルのダブルトップ)での強い反発から、9月陽線が否定されている。

GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク

  • 1.3000付近で底堅く、先週はコマ足、100日線のサポートが近い。
  • 1.3000+100日線付近にレンジ相場の形成を想定。
  • 重要経済指標:ECB政策金利+ラガルド総裁会見・英CPI

売り手の注目

10月陰線が9月陽線を全否定。

買い手の注目

  • 1.3000+100日線のサポート。
  • 200日線の下値サポート。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 1.3300
TR中段 1.3000+100日線と2023高値
TR下段㊦ 1.2850(=8月安値上昇波RL76.4%)

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

①1.3000+100日線のサポート崩れで1.2850へショート。②2023高値への引き戻しからショート検討。

4時間足ブルの視点

①1.3000+100日線のサポートで、2023高値への引き戻しをロング。

今週の攻略ポイント

GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク

1.3000+100日線付近の「反発」に警戒!

今週の攻略ポイントは、1.3000+100日線付近の「反発」に警戒すること。

水曜、「英CPI」が市場予想を大きく下回り急落したが、ここで迂闊に売れば担がれるリスクが高い。

もし売るのなら、1.3000+100日線付近のサポートを明確に下抜いてからにしたい。

毎日の値動き

GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

今週は1.3000+100日線サポート付近の「調整」局面とみて、金曜のスキャルピングを除きノートレ。

今週の深堀り

日足

ドル円は先週から、150円のラウンドナンバーが意識され、緩慢な動きをしてましたので、チャート分析に長けた方なら、150円付近の値動きを「様子見」できたことでしょう。

150.00はトリプル・オー(1000ピプス毎)と呼ばれ、151.00などのダブルオー(100ピプス毎)より、サポートやレジスタンスされる力が強いといえます。

日足チャートをみると、150円は7月高値下降波の「半値戻し」の場所であり、200日線でのサポレジ転換の可能性もあることがわかります。

つまり、今週のドル円をチャート分析するなら、150円付近のレジスタンスが最重視すべき「客観要素」であり、それ以外の「主観要素」は取るに足らない「蛇足」です。

以前、こちらの記事で、100ピプス毎のラウンド・ナンバー(=心理的な節目)に機械的にラインを引くアイデアを解説しましたが、チャートに主観的な水平線を引きまくる段階の人たちは、150円のような重要節目を案外見落としがちです。

チャート分析では、ラウンドナンバーのように「客観要素」が強いほど注目されやすいため、チャート分析に長けてる人は「客観要素」を優先的に採用しているはずです。

ただ、ラウンドナンバー付近は、一定期間のレンジ相場を形成することが多く、FX初心者の方にとっては難かしい局面でもあります。

そこで今回は、ラウンドナンバー付近を安全にトレードする方法について解説します。

ラウンドナンバー付近の値動きの特徴

1時間足

1.反発しやすい

ラウンドナンバーは心理的節目として多くのトレーダーが注目しているため、サポートやレジスタンスとして機能しやすく、その水準に達すると、多くのトレーダーが利確や新規注文を入れるため価格が反発します。

火曜陰線は、150円の1回目の「反発」によるもの、金曜陰線は2回目の反発で「ダマシ」に見えます。

2.停滞や緩慢な動き

ラウンドナンバー付近は、多くのトレーダーが次の方向性を見極めようとするため、強いトレンドが発生しにくく、売買が鈍化して「レンジ相場」が形成されやすいです。

ただ、全く動かないわけではなく、一定の値幅のレンジを形成します。今週のドル円は、木曜陽線の確定まで、月曜陽線の「ハラミ足」のなかを推移しました。

火曜陰線が確定したタイミングで、月曜ハラミ足に気づいていれば、「反転」や「ブレイクアウト」を期待して、ポジポジションを無駄に重ねることはしないでしょう。

基本的に、ラウンドナンバー付近で積極的にトレードする人は少ないので、わざわざ、難しいことにチャレンジする必要はありません。

3.突破に時間がかかる

ラウンドナンバー付近は、サポートやレジスタンスとして機能しやすく、価格がその水準で何度も試して反発することがあり、価格がラウンドナンバーを突破するまで「時間」がかかります。

そのため、木曜陽線のブレイクのように、ラウンドナンバーを突破したように見えても、すぐに反転して元の水準に戻る「ダマシ」が発生することがよくあります。

4.ボラティリティの急上昇

ラウンドナンバー付近で「ブレイクアウト」が確認されると、損切りや新規注文が連鎖的に実行され、ボラティリティが急激に上昇し、大きな値動きが発生することがあります。

ボラティリティが急激に上がると、ブレイクアウト後のリターンムーヴ(押し戻し)なしで急騰・急落が発生することがあります。

5.注文の集中による乱高下

ラウンドナンバー付近では、指値注文や損切り注文が集中しており、予想外の動きが発生しやすく、相場が荒れることがあります。

この対策としては、乱高下する相場には手を出さずに落ち着くのを待つこと。乱高下の高安が、レンジの上下限の目安になることもあります。

ラウンドナンバー付近のトレード戦略

ラウンドナンバー付近のトレード戦略は3つあります。

1.ブレイクアウト

基本的に「トレンドフォロー型」のエントリーを心がけましょう。

上方へのブレイクアウトなら、ラウンドナンバーへの下値試し(=リターンムーヴ)を待ってロング(青1)します。

下方へのブレイクアウトなら、ラウンドナンバーへの上値試し(=リターンムーヴ)を待ってショートします。

ただし、ラウンドナンバーまで戻らないこともあるので、そのときは、短期の「高値キリアゲ・ライン」や「安値キリアゲ・ライン」を使ってエントリーするのがいいでしょう。

また、ラウンドナンバー付近で一度ブレイクアウトが確認されると、損切りや新規注文が連鎖的に実行され、ボラティリティが急激に上昇し、大きな値動きが発生することがあります。

その場合、ごく浅いリターンムーヴのあと、高値や安値を更新してしまう(上昇矢印)ので、高値・安値抜けのタイミングで飛び乗るしかありません。

いずれにしても「トレンドフォロー型」のエントリーを行えば、損切り位置が明確なのでおすすめです。

レンジブレイクに関しては、2016年に『レンジブレイクの極意』で詳しく解説しているので参考になさってください。

ちなみに、ぼくは、なるべくですが、ブレイクアウトの「予兆」をトリガーにして、エントリー(青2)するよう心がけてます。

この方法なら、ブレイクアウト後のリーターンムーヴを待つ必要もなく、もし「ダマシ」になっても損切りになりにくいからです。

1時間足

例えば、150円の2番天井崩れを、150円ブレイクの「予兆」とみて狙いました。(※米小売売上高の動きが絡んでロングできませんでした)

2.リバーサル(反転狙い)

1時間足

価格の反転シグナル(ピンバー・ダブルトップ/ボトム)の出現を待ってポジションを持ちます。

例えば、火曜陰線で150円の反発を確認できますが、ここから「反転」を狙ってショートするのは早すぎます。

ここでのショートは、CPI安値上昇波の押し目候補まで狙うならアリですが、それまでの流れに逆らうため高度なトレードになります。

火曜陰線の反発で、150円がレジスタンスとして認識されてることがわかりますが、せめて、2回の反発を確認しないと「反転」につながるショートとはなりません。

なぜなら、150円突破を期待する「買い手」が諦めないからです。

ボクは、木曜の2番天井からのショートを狙ってましたが、「米小売売上高」が予想を上回って急騰しました。

なぜ、2番天井から売ろうとしたか?

149円下のネックラインを割ってからでは、次のサポート候補の4時間チャネル安値までサゲ余地がないからです。

150円で上値の重い展開になれば、一旦、下値を試して押し目買いされる可能性が高いと考えました。

3.レンジトレード

価格が停滞し「ボックス相場」を形成すれば有効なトレード戦略です。レンジ上限から下限、下限から上限を目標値とし、損切りをレンジ外に置きます。

ただ、キレイな「ボックス相場」になることは稀だし、「ボックス相場」が認知される頃になると、今度はブレイクアウトするリスクが高くなります。

FX初心者の方なら、ブレイクアウトを待つか、反転を狙うのがいいでしょう。

まとめ

1時間足

最後に、特にFX初心者がラウンドナンバー付近で気をつけることを3つにまとめました。

1.焦ってエントリーしない

トレード戦略を意識するあまりに、気が焦るとロクなことがないのでご注意ください。

ラウンドナンバーは「客観要素」ですが、それ自体はあくまで目安なので、反発を確かめてから使うようにしてください。

ラウンドナンバーにタッチした瞬間に、焦って「逆張り」する人がいますが、あっさり素通りするかもしれないし、オーバーシュートすることだってあります。

ラウンドナンバー+波の高安や他のテクニカル・ツールと併用するのがおすすめです。客観要素が重複するほど、サポートやレジスタンスとして機能しやすくなります。

ラウンドナンバーという「踊り場」に到達したら、焦らずに、しばらく様子見するくらいで丁度いいです。その際「レンジ」のサイズに見当をつけておけば、無駄なトレードが防げます。

2.過度な期待をしない

ラウンドナンバーをブレイクアウトするにしても、反転するにしても「時間」がかかります。

なぜなら、売り手と買い手の、どちらか一方が諦めないと、大きくは動かないからです。

特に初心者トレーダーさんは、ブレイクアウトへの過度な期待から、エントリーが早すぎる傾向があります。

ブレイクアウトまでの「実際の待ち時間」と「希望的待ち時間」が大きくズレればうまくいきません。

過去チャートで、ラウンドナンバー付近の「ブレイクアウトや反転の歴史」を勉強するのがいいでしょう。

3.ニュースや指標のタイミングを意識する

ラウンドナンバー付近では、重要な経済指標や大きなニュースの発表を待ってから動き出そうとする人も多いです。

発表内容によっては一気にブレイクアウトする可能性があるため、経済カレンダーで発表時間を把握しておくことが大切です。

FX初心者の方は、重要な経済指標や大きなニュースがある日のトレードを避け、大きく動いてから、トレンドフォロー型のエントリーをするのがいいでしょう。

これらを意識することで、ラウンドナンバー付近でのリスクを減らすことができます。

来週もナイストレードを!

来週の相場観

ドル円

4時間足

概要

  • 140円長期足サポートの反発で150円(7月高値下降波の半値戻し)まで急騰。
  • 10月安値上昇波VS.150円付近レジスタンス
  • 150円付近で上値の重い展開が2週間続いた。
  • 重要経済指標:重要な経済指標なし・10/27衆議院選挙と11/5米国大統領選挙を控える

売り手の注目

150円付近のレジスタンス(≒200日+100日線の抵抗を含む)

買い手の注目

  • 10月安値上昇波の押し目買い
  • 日足SMA21のサポート

トレーディング・レンジ

上段㊤ 152.00
中段 先週高値と2週前安値(≒9月高値)=150円高値圏
下段㊦ 146.00(=10月安値上昇波の半値押し)

来週のシナリオ

4時間足ベアの視点

150円付近のレジスタンスが背景①10月安値上昇波の押し戻しを2週前安値を目安にショート。(日足SMA21への乖離200ピプス狙い)②152.00付近の強い反発でショート。

4時間足ブルの視点

10月安値上昇波のフォロー①2週前安値のサポートで150円へロング。②150円付近のブレイクで152.00へロング。

ユーロドル

4時間足

概要

  • 8月高値のダブルトップ(=キリサゲ2番天井)からの強い売り圧力で下落中。
  • 6月安値上昇波の深い押し目候補付近で反発。
  • 8月高値のダブルトップVS.8月安値(=押し安値)のサポート
  • 先週は8月高値下降波の下落ペース継続で8月安値付近まで下落、その後、反発を確認。
  • 重要経済指標:重要な経済指標なし・11/5米国大統領選挙を控える

売り手の注目

  • 8月高値のダブルトップ(=キリサゲ2番天井)
  • 8月高値下降波は伸び切った感がある。

買い手の注目

  • 先週陰線終値の200日線サポート
  • 8月安値(=押し安値)のサポート
  • 日足レベルの安値キリアゲ・ラインのサポート

トレーディング・レンジ

上段㊤ 1.1000
中段 先週高安
下段㊦ 8月安値(=押し安値)

来週のシナリオ

4時間足ベアの視点

8月高値下降波が基準①先週高値や1.1000への「引き戻し」から3波戻り売り検討。②8月安値周辺のサポート崩れでショート検討。

4時間足ブルの視点

8月安値のサポートが背景①先週高値や1.1000への「引き戻し」をロング。②8月高値下降波の3波戻り売り失敗でロング検討。

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コメント

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  • コメント (4)

    • なるるん
    • 2024年 10月 19日

    おつかれさまです!

    今動画も拝見させていただきました。
    昼間にブログをチェックさせていただき、今週の反省をしました。 

    月曜日、日米が祝日だったので、私もトレードお休みとしながらもチャートが祝日はどう動くのか観察しました。

    火曜日、水曜日、、、ハラミ足だなぁ、レンジだなぁ、、切り上げ待つか、、と思いながら、結局、見てるだけ~
    が多く、木曜日の寝る前23:00頃、切り上げたところをここだけ150.00まで指値設定して、損きりの逆指値を建値で設定して、ここだけロングしました。

    先生は今週トレードされたのかな、、と思ってて、ブログで答え合わせ、私もほとんどしなかったので、これでいいんだなと思いました(笑)

    木曜日の150.00のは、取れたらラッキーくらいでした!
    ユロドルポンドルは、もうこれは手に負えないと思い、観察のみでした。どこまで下がるのかわかりませんでした。

    戻り目??と思えば下落するんですものね。
    週刊チャートナビの過去チャートを同じところを何回もしてます。
    422までやっと行きました(笑)

    来週も頑張ります!

      • NoN
      • 2024年 10月 20日

      今週もお疲れ様でした。
      なるるんさんもノートレですね。
      今週は皆さん、ノートレの様子…ということは正解(^o^)ですね。

    • 猫チャギラ
    • 2024年 10月 19日

    いつもご教授頂き有難うございます。今週はドル円、ユーロドル共に重要な節目からのスタートになったと思います。ドル円は150のラウンドナンバーや日足SMA100、200がすぐ上にありブレイクして次の節目152まで上昇するのか、150から一旦反落の調整に入るのか注目してましたし、ユーロドルも同様に1.09000のラウンドナンバー100、200の日足SMA、そして4時間足のボトム時間にも重なってたので、動画でも解説されてたように1.10000に向けて一旦戻りの調整があるかどうか自分も注目してました。ドル円は150.000で一旦止められましたが、ユーロドルの方は1.09000から反発せず一段下のラウンドナンバー1.08000レベルまで売られました。ドル円の方は高値圏でしたのでここからロングはできず、ショートを打つにも早すぎるというように分かりやすかったのですが、ユーロドルの方は反発どころか逆に更に下まで売り込まれました。しかもショートを打つと一旦担がれきらされてから下にドンと下がるという難しい値動きに自分は感じたので、今週のトレードをマヨハレ先生はどうトレードしたのか注目しておりました。結果はドル円、ユーロドル共にノートレードで、ポンドドルも一時的なスキャルが1回だけというトレード結果でしたが、いわれてみればその通りだと思いました。ラウンドナンバーはもちろんのこと重要な節目にきた時は難しい値動きをするのは当然のことだと思います。いろんな人の思惑が入りマジって、そこに決着がつかないと分かり易い値動きにはならないでしょうし、決着がつくにはそれ相応の時間がかかるということですね。その対策として3つあげられてましたが1つ目の焦ってトレードしないと、2つ目の過剰に期待しないは特に重要だと思います。今週のユーロドルは4時間足のボトム時間と重なってたこともあって、一旦の上昇は自分もかなり期待してしまいましたが、結果は僅かな戻りで通常では考えられない4時間足の本数でサイクルトップをつけた後サイクル起点を割れるレフトトランスレーションを確定させてしまいました。通常では考えられない値動きをしている時はどんなに相場が動いていても様子見することが重要だと思います。相場が分かり易くて素直に動くまでじっくり待つようにしたいと思います。

      • NoN
      • 2024年 10月 20日

      おつかれさまです。

      ボクも同じ考えでした。
      毎週のこのコメント欄で、猫チャギラさんの振り返り(言語化)を拝見してますが素晴らしいです。
      今週のような相場のパターンを記憶にとどめ、資金を守ることが何より大切ですよね。

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