18Nov
週刊チャートナビ460回(2023.11.13~2023.11.17)は、今週のドル円・ユーロドル・ポンドドルの環境認識と攻略ポイントの解説。「今週の深掘り」ではトレードに役立つケース・スタディをします。
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ドル円
今週の見通し
概要
2022年高値に頭を押さえられれば、100日移動平均線への乖離を埋める動きを疑える。
- 大局は上昇相場だが、2022年高値は天井感アリ、「日銀の為替介入」への警戒感も高い。
- 先週は150円抜き上昇波の押し目買いで10月高値まで買われた。
- 重要経済指標:米国CPI・米国PPI・米国小売売上高
売り手の注目
2022年高値はドルの天井感があり、「日銀の為替介入」への警戒感もある。
買い手の注目
大局が上昇相場で、10月陽線に続き、先週大陽線が150.00円を更新したことで、昨年高値更新への期待感が高まるが、「日銀の介入」への警戒感から高い所で買えない。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 日足上昇CH高値(≒153.50) |
TR中段 | 10月高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 2週前安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2022年高値のレジスタンスを重視。①強い反発があれば、買いポジションの利確売りを狙う。②Mトップ二番天井を待ってショート検討。
4時間足ブルの視点
大局の上昇相場と先週の大陽線が基準。①先週大陽線を押し目買い。②二番天井の崩れでロング。③前回高値更新後に押し目買い。③何らかの要因で急落すれば押し目買い。
今週の値動き
火曜日の「米CPI」の数字が弱く急落。この動きが”下押し”となり、水曜日に150.00円で押し目買いされた。しかしながらが木曜日に高値を切り下げ、先週安値まで下落、先週の陽線を打ち消した。
今週の攻略ポイント
150.00がブルとベアの分水嶺。
今週は2022年高値での「日銀介入リスク」を回避し、”押し目”を拾う戦略でした。4時間足上昇CH安値サポートが確認できれば “買い”、サポートが崩れれば “売り” が適切だったと考えます。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.日銀介入警戒感から押し目待ち。
フェーズ2.米CPI急落後の押し目買い。
フェーズ3.4時間足上昇CH安値のサポート崩れ。
11/13月曜
150円抜き上昇波の押し目買いで、前回高値(=10月高値)にほぼ到達。
ベアの視点:上値が詰まっているので、上げ止まりから、下値試しのショート。
ブルの視点:先週陽線の押し目待ち。
2022年高値到達後は様子見、NY時間に2022年高値タッチで急落(利確売り?)した。
11/14火曜 米国CPI
2022年高値に到達。本日の米国CPIであっさり高値更新するかもしれないが、慎重に様子をみたい。
ベアの視点:2022年高値Mトップで下値試しのショート検討。
ブルの視点:先週陽線の押し目を待ってロング。
- 東京・ロンドン時間、米CPI待ち。
- NY時間、米CPIで急落、赤1の前日安値割れから1分足で戻り売り、先週陽線の押し目候補10.26高値更新でホールド。
- 翌日の東京時間、安値を切り上げ始めたのでアウト。
11/15水曜 米国PPI・米国小売売上高
米CPIが低めの予想より、さらに弱い数字となって暴落、1時間足上昇チャネルを下抜いて、4時間足上昇CH安値+150.00円手前まで下落。
ベアの視点:①前日の大陰線を戻り売り。②150.00付近の押し目崩れで先週安値へショート。
ブルの視点:①先週の上昇波を150.00付近で押し目買い。②米CPIの急落が「ベア・トラップ(=V字底)」になる可能性も疑う。
- ロンドン時間、前日陰線の戻り売りは二番底目前で見送り。
- NY時間、先週陽線を押し目買い。米経済指標による下振りを二番底ベア・トラップとみて青1ロング、11.13安値裏で半決済。
- 翌日のNY時間、Mトップでアウト。
11/16木曜
4時間足上昇CH安値+150.00円の押し目買いが前回高値を試す動き。
ベアの視点:①2022年高値にMmトップ待ち。②2022年高値の強い反発でショート。
ブルの視点:前日陽線を2022年高値へ押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、2022年高値に届かず高値を切り下げ始める。
- NY時間、戻りネック割れで、4時間足上昇CH安値へ赤1ショート、24時足の下ヒゲと25時足陽転でアウト。
11/17金曜
2022年高値手前で反落、
ベアの視点:4時間足上昇CH安値のWボトム二番底崩れで、150.00サポートに注意しつつ先週安値へショート、
ブルの視点:4時間足上昇CH安値Wボトムで前日高値へ押し目買い。
- 東京時間、4時間足上昇CH安値Wボトム二番底待ち。
- ロンドン時間、二番底崩れで赤1ショート、先週安値到達でアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
大局は下降相場で、2023年安値にサポートされ、日足下降CH高値付近まで戻した。
- 日足下降CH高値に、上位足ベア・トレンドの戻り目を形成中。
- 重要経済指標:米国CPI・米国PPI・米国小売売上高
売り手の注目
上位足ベア・トレンドの戻り売り期待。日足下降CH高値が近く、200日・100日移動平均線の押さえもある。
買い手の注目
上位足ベア・トレンドの戻り売り失敗に期待。日足下降CH高値の戻り売りに失敗すれば買い手が優勢になる。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 9月高値 |
TR中段 | 先週高値と11.03急騰安値 |
TR下段㊦ | 2週前安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
上位足ベア・トレンドが背景。①日足下降CH高値+8月安値で戻り売り。②11.03急騰安値の最終サポートライン崩れで2週前安値へショート。
4時間足ブルの視点
2023安値サポートを重視。①2週前大陽線を11.03急騰安値を最終サポートラインに押し目買い。②日足下降CH高値+8月安値の戻り売り失敗で9月高値へロング。
今週の値動き
火曜日の「米CPI」が低めの市場予想よりも、さらに弱い数字となり、ドル売りで急騰、7月高値下降波の半値戻り目である9月高値で一旦頭を押さえられたが、金曜日の陽線が更新。
今週の攻略ポイント
日足下降CH高値がブルとベアの分水嶺。
今週のプランAは、日足下降CH高値二番天井での戻り売り戦略だったが「米CPI」の数字が想定外に弱く崩れた。プランAが有効なとき、それが崩れた際のプランBも有効になる。売り持ちの人たちの損切りもあって、9月高値まで一直線に上昇した。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.米CPIの弱い数字で9月高値へ急騰。
フェーズ2.9月高値(7月高値下降波50.0%戻し)で調整。
フェーズ3.押し目買いが9月高値を更新。
11/13月曜
日足下降CH高値+8月安値に上位足ベア・トレンドの戻り目を形成中。
ベアの視点:日足下降CH高値への上値試し待ち。
ブルの視点:先週安値Wwボトムのサポートで、二番天井(=日足下降CH高値)へ押し目買い。
先週安値Wwボトム待ちでノーポジ。
11/14火曜 米国CPI
- 日足下降CH高値+8月安値に上位足ベア・トレンドの戻り目を形成中。
- 先週安値WWボトムの二番底から買われ始めた。
ベアの視点:日足下降CH高値に二番天井待ち。
ブルの視点:二番天井(=日足下降CH高値)へ押し目買い
- 東京・ロンドン時間、米CPI待ち。
- NY時間、米CPIで急騰、1分足で青1押し目買い、4時間足上昇CH高値+100日・200日MAの更新でホールド。
- 翌日の東京時間、9月高値に到達、1本目の4時間陰線クローズでアウト。
11/15水曜 米国PPI・米国小売売上高
- 米CPIが低めの予想より、さらに弱い数字となって急騰。
- 7月高値下降波の戻り目(=日足下降CH高値+8月安値)が崩れ、9月高値(=7月高値下降波の半値戻り目)まで急騰。
ベアの視点:①9月高値のMトップで下値試しショート。②米CPIの急騰が「ブル・トラップ(=V字天井)」になる可能性も疑う。
ブルの視点:①前日の大陽線を押し目買い。②9月高値のMトップ崩れでロング。③9月高値を更新後に押し目買い。
- 東京時間、9月高値にMトップを確認後、米経済指標待ち。
- NY時間、米経済指標での上振り、Mネック+1時間足MA21のレジストで赤1ショート。
- 翌日のロンドン時間、仮ネックでサポートされて撤退。
11/16木曜
9月高値(7月高値下降波の半値戻り目)に頭を押さえられている。
ベアの視点:①9月高値に二番天井を待ってショート検討。②1.0800の押し目崩れでCPI安値へショート。
ブルの視点:①9月高値の二番天井崩れでロング。②火曜日の大陽線を9月高値へ押し目(前日安値仮ネックと1.0800)買い。
- 東京時間、仮ネックのサポートを確認。
- ロンドン時間、二番天井待ち。
- NY時間、9月高値で強い反発、24時足ピンバー安値抜けで赤1ショート。
- 翌日のロンドン時間、4時間足MA21の反発で撤退。
11/17金曜
- 9月高値にMトップを形成中だが、7月高値下降波の戻り目サイズとしては小さい。
- 急騰起点の4時間足MA21が下値から接近中。
ベアの視点:①9月高値Mmトップでショート検討。②1.0800の押し目崩れでCPI安値へショート。
ブルの視点:①9月高値二番天井の崩れでロング。②付き9月高値Mトップからの売り転換失敗でロング(4時間足MA21サポート目安)③1.0800のサポートで押し目買い。
- 東京時間、4時間足MA21とのランデブー待ち。
- ロンドン時間、4時間足MA21反発、17時足陽転で青1押し目買い、9月高値の更新でホールド。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
大局は7月高値下降波の調整局面で、1.2000のサポートからリトレースメント中。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 7月高値下降波の戻り売りVS1.2000上昇波の押し目買い。
- 重要経済指標:米国CPI・米国PPI・米国小売売上高
売り手の注目
7月高値下降波38.2%(日足下降CH高値+100日MA周辺+200日MA)戻り売りに期待。
買い手の注目
1.2000Wボトム完成からの上昇3波に期待。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 先週高値から8月安値・7月高値下降波38.2%戻し。 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 10月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①7月高値下降波38.2%戻り目形成待ち。②上昇3波押し目(先週安値)崩れで10月安値へショート。
4時間足ブルの視点
①1.2000Wボトムからの上昇3波を押し目(先週安値)買い。②10月安値のサポートでロング検討。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
火曜日の「米CPI」が想定外に弱い数字となり、ドル売りで100日MAまで急騰、金曜日に押し目が拾われたが、7月高値下降波38.2%戻しに到達していて上値が重い。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
7月高値下降波38.2%戻しの調整に注意する。
7月高値下降波38.2%戻しには、100日MAの他に200日MAや日足下降CH高値もあるレジスタンス・ゾーン。調整が入りやすいところなので、ムダ、ムリなポジションを持つことは避けたい。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
フェーズ1.米CPIの弱い数字で100日MAへ急騰。
- 火曜日のNY時間、米CPIで急騰、1分足で青1押し目買い、先週高値+200日MAの上抜けでホールド。
- 水曜日の東京時間、100日MA+1.2500に到達後、1本目の4時間陰線クローズでアウト。
フェーズ2.CPI大陽線の押し戻り。
- 水曜日の東京時間、9月高値にMトップを確認後、米経済指標待ち。
- NY時間、米経済指標での上振り、Mネック+1時間足MA21のレジストで赤1ショート。
- 木曜日、1時間足MA21上抜けでアウト。
今週の深堀り
FXではベテラン・トレーダーが必ず熟知しているいくつかのセオリーが存在します。例えば、「上位足は下位足を支配する」という原則は、トレーダーにとって重要な「常識」の一つです。これを理解していないと、正しい目線を持つことすら難しくなるので、ダウ理論やエリオット波動などの理論に先立って、理解すべきことになります。
セオリーはあくまで、トレーダーの経験則ですが、必勝法や複雑な理論を知ることよりも、相場の基本的な動きを把握することで、トレーダー自身の資産を守ることがでかます。
さて、今回のテーマである「調整」を理解することは、ムリ・ムダなポジションを減らして、大切な資金を守ることに貢献します。
しかしながら、ボクを含め、初心者の頃は、「調整」への理解不足が原因で、ムリ・ムダなポジションを持ちたがる傾向があります。
1.調整とはなにか。
2.価格の調整
3.時間の調整
1.調整とはなにか。
相場は一直線に進むことなく、それまで続いていた値動きが一時的に小康状態になったり、メイン・トレンドと逆行する動き(上昇トレンドの一時的な下げ「押し」や、下降トレンドの一時的な上げを「戻り」のこと)をしますが、この現象を「調整」と表現してます。
エリオット波動なら2波や4波の修正波が「調整」で、修正とか調整とか、表現する言葉が複数あって、ちょっと複雑そうに見えますが、
上位足(基準足)の方向へ進む「推進期」と、進むための準備として「調整期」があると覚えておけばいいでしょう。
FXで勝てない要因のひとつが、調整期に多発しがちなポジポジ病です。
つまり「推進期」と「調整期」を区別できるようになれば、ムリやムダのないトレードを実行できるようになります。調整期の波動は、キレイな波形を描かないことも多いので、推進期にメイン・トレンドの方向へポジションを持つほうが勝率も高く効率的なのです。
調整には、「価格の調整」と「時間の調整」があります。
今から、それぞれを解説します。
2.価格の調整
価格の調整は、大口がメイン・トレンドの”含み益ポジション”を利確することで発生しますが、メイン・トレンドの推進波に対して、価格の変動を伴った一時的な逆トレンドをジグザグに形成し、主に50.0%~61.8%への”押し戻し”になることが多いです。
上昇トレンドに対する火曜日の陰線が「価格の調整」で、その後、水曜日に押し目買いされました。今回は「米CPI」で急落しましたが、15分足レベルで下降トレンドを描くこともあります。
3.時間の調整
価格の調整は価格の変動を伴いますが、時間の調整は「横ばい」で、右図のような、ボックスや三角持ち合いを形成します。価格の変動があまり見られないのが特徴で、「時間の調整」が完了すると、元のトレンド方向へ再び進み始めます。
上昇トレンドを継続させるには、一旦、持ち合い形成を経て、売りポジションを溜め、損切りによる初動エネルギーで上昇パワーを得ますが、「時間調整」は、そのための充電時間と考えることができます。
左図はダブル・トップが「反転シグナル」ではなく、単なる「時間調整」となるパターンで、上昇トレンドで頻繁に見られる現象で、時間調整に気づけないトレーダーがショートして負ける典型的なパターンです。
メイン・トレンドの方向を意識できれば、反転シグナルではなく、移動平均線への「時間調整」であることに気づけます。
三角持ち合い(=ディセンディング・トライアングル)は「時間の調整」と思われます。三角持ち合いを形成後、「米CPI」のタイミングを待っていました。火曜日の「米CPI待ち相場」なことに気づければ、月曜日にポジションを持つ気がしなくなくなるでしょう。
9月高値到達後も「時間の調整」で、4時間足MA21とのランデブーを待っていました。時間調整の概念が理解できれば、9月高値到達後にムリ。ムダなポジションを持たなくなります。
2週類の「調整」を意識できれば、大きく動いた相場をみて「調整が入りそうだから、しばらく様子を見るか…」といった、シンプルで理にかなった思考ができるようになり、たった、これだけのことで、行動の基本原理が変化して、結果が変わります。
参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 2022年高値に頭を押さえられ、100日移動平均線への乖離を埋める動きになるかも。
- 2022年高値の上値抵抗で、先週は2週前の大陽線を打ち消す大陰線が出現、この下落がどこまで伸びるか分からないが、昨年も、今の時期は円高に振れた。トレンドが円安だとしても、円高方向への揺り戻しを警戒しないといけない。
- 重要経済指標:日本CPI
売り手の注目
2022年高値の強い抵抗で、円高方向への振り戻しに期待。
買い手の注目
大局が上昇相場なので押し目買いを継続。ただし、2週前安値(≒149.00)を割ると10月安値まで売り優勢になる。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2022年高値 |
中段 | 150.00抜き高値と2週前安値 |
下段㊦ | 10月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2022年高値の強い抵抗を重視。①先週陰線を戻リ売り。②2週前安値周辺のサポートが崩れれば、10月安値へ向けてショート。
4時間足ブルの視点
大局の上昇相場を背景に押し目買い。①2週前安値周辺サポートで150.00抜き高値へロング。②10月安値周辺まで売られればロング検討。
ユーロドル
概要
- 7月高値下降波が2023年安値にサポートされ大きく戻されてる。
- 7月高値下降波の戻り目エリア(50.0~61.8%)の上値抵抗帯と2023年安値上昇波の衝突で「レンジ」になるかも。
- 重要経済指標:日本CPI
売り手の注目
上値抵抗帯で7月高値下降波の戻り売りセットアップ待ち。セットアップが整うまでの「レンジ」を想定しておく。
買い手の注目
2023安値上昇波の押し目買いを上値抵抗帯にレジされて上げ止まるまで続行。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 上値抵抗帯(1.1000と8.30高値) |
中段 | 11.17安値と8.30高値 |
下段㊦ | 先週安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①上値抵抗帯にレジスタンスされて「レンジ」になれば上限からショート。②上値抵抗帯で7月高値下降波の戻り売りのセットアップ待ち。
4時間足ブルの視点
2023年安値上昇波を1.1000へフォロー。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (2)
いつもご教授頂きありがとうございます。調整局面は物凄く難しいと思います。特に4時間以上の足で大きく動いた後はその調整に1週間以上調整することもザラにあります。時間軸を小さくしてその中を取ろうとしても小さい時間軸になればなるほどテクニカルが効かなくなりトレンドもすぐ終わってしまいます。週刊チャートナビの毎日のトレードでもノートトレードという日が何回かありますが、基本調整局面の中ではトレードしないのが一番だと思います。自分も取れる時はガッツリ取れても結局なくなってしまうのは、やはり調整局面で無駄なトレードをしてるからだと思います。これはどんな手法を使ってトレードしても同じことで、例えばサイクル理論を中心にトレードしてる場合でもトレードする時と何もしない時を明確に分けてます。相場の殆どの時間は調整局面でチャンスが来た時だけやるのが大鉄則だと思いますし、あまり時間軸を小さくしすぎないことも大事だと思います。マヨハレfxでもデイトレより週トレを中心にしてますが、スイングトレードの他のYouTubeを見てるとファンダの解説が殆どで、確かに長期のトレンドはファンダに従って動くのですが、何処が調整局面で何処からトレンドが始まるのかというのはわかりません。やはりスイングや週トレでもチャート中心に環境分析をした方がわかりやすいですし、調整局面をしっかり把握して無駄なトレードを減らしていきたいです。
おつかれさまです。
『調整局面を制した者はトレードを制する』
これ、決して過言じゃありませんよね。一番厄介なのが「時間調整」だと感じます。三角持ち合いなどが形成される過程でヤラれるのかと…『待つも相場』といいますが、主観ではなく、客観的に市場が今、何を待っているのかを認知できることが大事ですね。