3Dec
週刊チャートナビ413回(2022.11.28~2022.12.02)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
- 月足+週足はアゲダウの上目線、日足は140.0を割って下目線だが、11月足下髭抜けの可能性アリ。
- 10月CPI大陰線安値に月足の押し目を形成中。
- 10月CPI大陰線の日足戻り売りは安値未更新、月足の押し目候補でWボトム2番底を形成中。
- 水曜深夜のパウエル議長発言、金曜日の米雇用統計、11月末リバランスに注意!
売り手の注目
- 日足MA21の上押さえ。
- 日足ダウは140.0割れで下目線。
- 2週前安値137.65下にストップロスがありそう。
買い手の注目
- 10月CPI大陰線安値は月足の押し目候補。
- 10月CPI大陰線基準の日足戻り売りが安値未更新。
TR上段㊤:11.10急落高値
TR中段:先週高安(月足押し目Wボトム)
TR下段㊦:136.0付近の8月安値ネックライン
4時間足ベアの視点:10月米CPI大陰線安値+月足の押し目Wボトム崩れ狙い。①Wボトム2番底崩れで136.0抜きのショート。②Wボトムからの「抜きの1波」失敗でショート。
4時間足ブルの視点:10月CPI大陰線安値+月足の押し目Wボトム2番底から先週高値ネック「抜きの1波」をロング。
今週の値動き
30日深夜の「パウエル議長発言」をきっかけに月足押し目Wボトムが崩れ、次のサポート候補の200日MAへ急落。今週の陰線終値は11月安値を更新。
米11月雇用統計は市場予想を大きく上回り一時的にドル高になるも136.0で戻り売られ200日MA付近でクローズ。
毎日の見通し
11/28月曜
10月CPI大陰線安値+月足押し目にWボトム2番底を形成中。
ベアの視点:4時間足戻り売り、金曜高値Mトップから先週安値へショート。
ブルの視点:金曜高値から140.0の戻り目崩れで4時間チャネル高値へロング。
11/29火曜
- 10月CPI大陰線安値+月足押し目Wボトム2番底を形成中。
- 前日足は買いのピンバー、やはり、2週前安値付近が守られてる。
ベアの視点:2週前安値を割ればストップロス狙いのショート。
ブルの視点:月足押し目でのピンバー出現を根拠に4時間チャネル高値目安にロング。
11/30月末水曜 22:15米ADP雇用統計 27:30 パウエル議長発言
- 10月CPI大陰線安値+月足押し目Wボトム2番底を形成中。
- 11月陰線終値の10月CPI陰線安値サポートに注目。
ベアの視点:2週前安値割れでストップロス狙いのショート(深夜のパウエル会見対応として月曜安値下に逆指値を置く)
ブルの視点:月足押し目Wボトム2番底を根拠に、先週安値への下押し、または、前日高値付近からの売りを受けロング。
12/01木曜 22:30米PCEデフレーター 24:00米ISM製造業景況指数
- パウエル議長会見で利上げペースを緩める意向が示されドル全面安となった。
- 11月陰線終値は10月CPI陰線安値を僅かに更新して、月足Wボトム2番底が崩される疑いが浮上。
ベアの視点:2週前安値割れでストップロス狙いのショート。
ブルの視点:2週前安値のサポートで、月足Wボトム2番底ロング。
12/02金曜 22:30米雇用統計
10月CPI大陰線安値+月足の押し目Wボトム2番底が崩れ反落。
ベアの視点:月足Wボトムを崩した前日陰線を200日MA目安に戻り売り。前日陰線が坊主なので電車道になるかも。
ブルの視点:前日の下降波の片波終了後、200日MA付近のサポートで戻りをロング。
毎日の値動き
11/28月曜
東京時間、4時間足戻り売り、金曜高値139.0Mトップネック割れで赤1ショート、先週安値の反発でアウト。
ロンドン時間、2週前安値の底堅さを根拠に137.5で青1逆張りロング。
NY時間、東京時間の戻り高値反発でアウト。
11/29火曜
東京+ロンドン時間、2週前安値+月足Wボトム2番底のサポート待ち
NY初動、137.5から先週安値へのキリアゲ×15分SMA21のレジサポ転換で青1ロング。
翌日のNY時間、パウエル議長会見を控え、4時間チャネル高値の反発でアウト。
11/30水曜
東京時間、10月CPI大陰線安値の4時間足サポートを確認。
ロンドン時間、10月CPI安値への下押し×4時間足陽転で青1ロング。
NY時間、4時間チャネル高値の反発でパウエル議長会見を控えアウト。
12/01木曜
東京時間、2週前安値下のストップロス狙いで赤1ショート、8月安値ネック到達でアウト。
ロンドン時間以降は様子見。
12/02金曜
東京時間、前日陰線の続き、135.0サポート崩れで赤1ショート。
ロンドン時間、134.0サポートでアウト、200日MAのアンダーシュートを狙う。
NY時間、米11月雇用統計は市場予想を大きく上回り急騰したが買えなかった。
ユーロドル
今週の見通し
概要
月足は下目線、1.035月足レジサポ・ラインを巡り200日MAでレジスタンス。
- 200日MAにレジされ月足Mトップ2番天井を形成中。
- 水曜深夜のパウエル議長発言、金曜日の米雇用統計、11月末リバランスに注意!
売り手の注目
- 1.035付近は月足の戻り売り候補。
- 200日MAのレジスタンス。
買い手の注目
- 9月高値上抜きで日足は上目線。
- 日足MA21の下支え。
TR上段㊤:1.062(1.035抜きの高値・2020年3月安値)
TR中段:11月暫定高値と先週安値
TR下段㊦:11.10急騰安値
4時間足ベアの視点:11月高値、月足の戻り目Mトップ2番天井から、先週安値ネック抜きの1波をショート。
4時間足ブルの視点:日足押し目買い。①11月高値の月足Mトップ崩れでロング。②11月高値の月足Mトップからの「抜きの1波」失敗でロング。
今週の値動き
30日深夜の「パウエル議長発言」をきっかけに月足戻り目Mトップが崩れ、今週の陽線終値は11月高値を更新。
米11月雇用統計は市場予想を大きく上回り一時的にドル高になるもすぐに押し戻された。
毎日の見通し
11/28月曜
11月暫定高値に月足Mトップ2番天井を形成中。
ベアの視点:1.045付近に2番天井形成を待って1.035へショート。
ブルの視点:1.035付近サポートで、先週高値へ押し目買い。
11/29火曜
- 11月暫定高値に月足Mトップ2番天井を形成中。
- 前日足は売りのピンバーで11月高値付近の抵抗強さを確認。
ベアの視点:売りのピンバーを根拠に、4時間チャネル高値へショート検討。
ブルの視点:4時間チャネル高値付近まで売られれば日足押し目買い検討。
11/30月末水曜 19:00 欧消費者物価指数 22:15米ADP雇用統計 27:30 パウエル議長発言
- 11月暫定高値に月足Mトップ2番天井を形成中。
- 11月陽線終値が1.035でレジスタンスされるか注目。
ベアの視点:1.035への上値試しから4時間チャネル高値へ戻り売り。
ブルの視点:4時間チャネル高値付近まで売られれば日足押し目買い検討。
12/01木曜 22:30米PCEデフレーター 24:00米ISM製造業景況指数
- パウエル議長会見で利上げペースを緩める意向が示されドル全面安となったことで、11月陽線終値は1.035月足レジサポ・ラインの上でクローズ。
- 前日の大陽線が日足押し目買いの狼煙になって、11月高値の月足Mトップが崩される疑いが浮上。
ベアの視点:先週高値下の上げ止まりから、月足Mトップ2番天井ショート。
ブルの視点:前日陽線を11月高値目安に押し目買い。
12/02金曜 22:30米雇用統計
11月高値の月足Mトップが崩れた。
ベアの視点:前日上昇波の片波終了後、11月高値へ下値試しをショート。
ブルの視点:11月高値月足Mトップを崩した前日陽線を1.062(1.035抜き高値+2020/03安値)目安に押し目買い。
毎日の値動き
11/28月曜
東京時間、1.035サポートで青1押し目買い。
ロンドン時間、4時間足大陽線の1.045クローズで半決済、11月暫定高値の反発アウト。
月足Mトップ2番天井+11月高値のオーバーシュートを疑い、1時間ピンバー安値抜けで赤1ショート。
NY時間、ロンドン初動の急騰安値でアウト。
11/29火曜
11月末が近く11月終値を探る動きで乱高下。
11/30水曜
東京+ロンドン時間は11月終値を探る動きで乱高下。
NY時間、4時間チャネル高値付近へ急落したが、パウエル議長会見を控えノートレード。
12/01木曜
東京時間、前日高値を更新後、押し目待ち。
ロンドン初動、前日陽線押し目買い、前日安値から1.04への安値切上げ、4時間足陽転で青1ロング、11月高値反発、4時間陽線クローズで半決済。
NY時間、11月高値更新で買いポジションをホールド。
翌日の東京時間、高値更新できずアウト。
12/02金曜
東京時間、前日高値を更新できず上値の重い展開になり、黄1押し目買いは見送って雇用統計待ち。
NY時間、米11月雇用統計は市場予想を大きく上回り急落したが売れなかった。
ユーロ円
今週の見通し
概要
週足+日足はアゲダウで上目線だが、2014年高値の月足レジスタンスが迫る。
- 3週前陰線のはらみ、3週前安値の月足押し目Wボトムに注目。
- 金曜日の米雇用統計と11月末リバランスに注意!
売り手の注目
10月高値からの高安切下げ。
買い手の注目
3週前安値の月足Wボトム2番底+100日MAサポート。
TR上段㊤:10月高値
TR中段:3週前陰線高安(ハラミ足)
TR下段㊦:10月安値(+日足ラス押し安値)
4時間足ベアの視点:①10月高値起点の高値切下げを使って3週前安値へ戻り売り。②3週前はらみ高値まで買われれば下押しショート検討。
4時間足ブルの視点:3週前安値から100日MA付近、月足Wボトム2番底の押し目買い。
今週の値動き
3週前安値の月足押し目Wボトム2番底を木曜陰線終値が更新。その勢いで100日MA+週足キリアゲラインも割り込んだが、141.0の強い反発を受けアンダーシュートが疑える状況。
今週の陰線終値は100日MA+週足キリアゲライン付近でクローズ。
毎日の見通し
11/28月曜
- 3週前陰線ハラミ足のなか。
- 3週前安値に月足Wボトム2番底を形成中。
ベアの視点:金曜高値Mトップから3週前安値へ戻り売り。
ブルの視点:金曜高値戻り目崩れで先週高値へロング。
11/29火曜
- 3週前陰線ハラミ足のなか。
- 3週前安値に月足Wボトム2番底を形成中。
- 前日の急騰で143.0に月足Wボトム2番底が意識されてる。
ベアの視点:143.0サポート崩れで3週前安値抜きのショート。
ブルの視点:143.0月足Wボトム2番底でロング。
11/30月末水曜 19:00 欧消費者物価指数
- 3週前陰線ハラミ足のなか。
- 143.0に月足Wボトム2番底を形成中。
ベアの視点:143.0サポート崩れで3週前安値抜きのショート。
ブルの視点:143.0月足Wボトム2番底でロング。
12/01木曜
- 3週前陰線ハラミ足のなか。
- 143.0月足Wボトム2番底からの買いが弱く、100日MAを試す疑いがでてきた。
ベアの視点:前日売りのピンバーをサインに、143.0月足Wボトム2番底崩れで、3週前安値抜きのショート。
ブルの視点:143.0月足Wボトム2番底サポートでロング。
12/02金曜
3週前陰線ハラミ安値を下にブレイクしたことで、月足Wボトム2番底が崩れたかにも見えるが、100日MA+週足キリアゲラインで反発してフェイクになる疑いがある。
ベアの視点:142.0サポート崩れショートは100日MA+週足キリアゲラインの反発を受けて検討。
ブルの視点:3週前安値抜けフェイクを疑い、100日MA+週足キリアゲラインの反発でロング。
毎日の値動き
11/28月曜
東京時間、先週高値起点の下降波戻り売り、金曜高値Mトップ×1時間キリアゲライン反発で赤1ショート、先週安値の4時間陰線終値更新でホールド、143.0ミニWボトムでアウト。
ロンドン初動、15分SMA21レジサポ転換で青1ロング、144.0半値戻しで半決済、東京戻り高値でアウト。
11/29火曜
143.0に月足Wボトム2番底の確認で様子見。
11/30水曜
東京時間、143.0サポートを確認。
ロンドン時間、先週安値への下押しから4時間足陽転で青1押し目買い。
NY時間、月曜高値ネックの反発で半決済、その後、急落して撤退。
12/01木曜
東京時間、143.0月足Wボトム2番底の上昇3波押し目崩れで赤1ショート、3週前安値の4時間陰線クローズで半決済、142.0のキリアゲWボトムでアウト。
12/02金曜
ロンドン初動、前日安値割れからの100日MA+週足キリアゲラインのサポート割れで赤1ショート、141.0日足ラス押し安値でアンダーシュートを疑いアウト。
NY時間、米11月雇用統計はノートレード。
今週の攻略ポイント
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは月足レベル押し目Wボトム2番底崩れへの対応。
水曜深夜の「パウエル発言」を受け、11月陰線が10月CPI安値下で確定したことで、木曜は売られやすい状況とみました。
テクニカル的には、11月陰線終値が10月CPI大陰線安値を下抜いて確定したことが、12.01の大陰線に繋がったと考えます。
しかしながら、大局は買い目線なので、200日MA付近で押し目が拾われるかもしれません。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、月足レベル戻り目Mトップ2番天井崩れへの対応。
水曜深夜の「パウエル発言」が28日のV字を否定することになり、木曜は買われやすい状況とみました。
テクニカル的には11月陽線終値が1.035月足ラインを上抜いたことが、12.01の大陽線に繋がったと考えます。
しかしながら、大局は売り目線、次のレジ候補である2020年3月安値も近いです。
今週のケース・スタディ
2015年にロウソク足一本を人間の一生になぞらえ解説した動画を挙げました。
昔から「相場は生き物」といわれますが、おそらく世界のトレーダ-は値動きを擬人化する感覚を持ってるはずです。
ロウソク足は始値・高値・安値・終値の四本値でつくられますが、ボクが特に注目するのは「終値」です。
一本のロウソク足が、どこでその生涯を閉じるかで未来が変わるからです。
日足サポート・ラインを下抜けずに日足陰線終値が閉じれば、翌日の日足は反転して陽線になりやすい。
日足サポート・ラインを下抜けて日足陰線終値が閉じれば、翌日の日足は継続して陰線になりやすい。
日足レジスタンス・ラインを上抜けずに日足陽線終値が閉じれば、翌日の日足は反転して陰線になりやすい。
日足レジスタンス・ラインを上抜けて日足陽線終値が閉じれば、翌日の日足は継続して陽線になりやすい。
これはあくまで概念図なのでレジサポラインだけでなく他の要素も複合的に観るべきですが、週足や月足においても「終値」の位置が、次の週足や月足に影響を及ぼします。
ロウソク足も歳をとると、体力的に踏ん張りが効かなくなります。
これはおそらく、ロウソク足が閉じる頃になると確定をって、次の足で仕掛けようとするからでしょうが、今週の相場のように要人発言や経済指標をきっかけに最後の踏ん張りを見せることもあります。
もし、10月CPI大陰線安値(黄ライン)の上で閉じるなら、Wボトム完成で12月足は早々に押し目買いできぞうだし、下抜けばWボトム崩れで200日MAまで売れます。
そして想定通り、今週の陰線終値は200日MA付近で閉じました。
ユーロドルも11月陽線の終値に注目しました。
もし、1.035月足レジサポラインの下で閉じるなら、Mトップ完成で売られやすくなり、上抜けばMトップ崩れで2020年安値まで買えそうです。
サポートやレジスタンスを跨ぐ値動きが、最もヤラレやすいものです。
日足以上の終値を意識することで、天底でのヤラレ防止に役立ちます。
メイドインジャパンのテクニカル・ツールである「ロウソク足」をしっかり分析すれば、現在値の持つ意味や、未来の動きも推測できます。
参考になれば幸いです!
来週の相場観。
概要
- 大局は8月安値を割るまで上目線、22年陽線の半値押し目まで下落。
- 先週は30日深夜の「パウエル議長発言」をきっかけに、11月安値付近の月足レベルの押し目が崩れ、200日MA付近まで急落。
ベア派
- 月足レベルの押し目をブレイクさせた先週の大陰線。
- 日足MA21+100日MAの上押さえ。
- 日足は140.0割れで下目線。
先週大陰線を戻り売りでフォロー。先週安値+200日MAのサポートが崩れれば、8月安値までの下落が見込める。
ブル派
- 先週安値+200日MAは、22年陽線の半値押し目候補。
- 4時間足チャネル安値のサポート。
①先週安値+200日MAで下げ止まれば、週足レベルの押し目買いを検討。②先週の下降波片波終了後、4時間足チャネル高値へ戻りをロング。
概要
- 大局は22年陰線の半値戻し。
- 先週は30日深夜の「パウエル議長発言」をきっかけに、11月高値付近のMトップ(月足戻り目)が崩れた。
ベア派
- 大局的に現在値は22年陰線の半値戻し、2020年3月安値や5月戻り高値は22年陰線の戻り目候補。
①22年陰線半値戻し付近、2020年3月安値下のレンジ形成に注意。②先週上昇波の調整波をショート。
ブル派
- 9月高値上抜きで日足は上目線。
- 200日MAをブレイクさせた先週大陽線。
- 100日MA+日足MA21の下支え。
先週大陽線を押し目買いでフォロー。2020年3月安値を上抜くと、5月戻り高値への上昇が見込める。
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
記事へのレビューやご意見はコメント欄をご利用ください。コメントを「読者さまの声」としてブログや動画に掲載させていただくことがございます。
◆著作権について◆
当サイトは無料でご覧頂けますが、著作権は放棄しておりません。動画等のコンテンツを営利目的でお使い頂くことはできません。
詳細はご利用についてをご覧ください。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (13)
更新ありがとうございます。
今週は荒れそうな予感があったのでロットを下げ含み益を伸ばさず確定したため週利7.50%でした。
以下今回の終値のお話に通じると思っています。
先だってマクロ系ヘッジファンドが年初来最高のパフォーマンスを出していると
いくつか実例を挙げてコメントしました。
私はほとんどのマクロは日銀二回目介入以降ドル円ロングから降りたと思っていたので
ニュースをみて驚きました。
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-02/RM9PQUT0G1KW01
ブリッジウォーターが年初来含み益の大半を直近2か月の下落で失ったと。
ヘッジファンドが相場を動かしている訳では無いという証拠の一つではありますね。
でも、待てよ。何故ブリッジウォーターは10/21で利益を確定し今年のトレードを終えなかったのか。
我々チャーチストはあの日以降ドル円はショート目線、上がったら売るの繰り返しだった。
どれだけ遅くてもCPI前の高値切り下げでショートに変えなくてはならないはず。
なのに何故未だにドルロングを信じてホールドなのか。
ttps://imgur.com/a/LWeF95N
ドル円週足、米10年債金利、FF金利です。
一見して直ぐに分かるのはFF金利が遅い。数か月から最悪1年遅い。
FRBを信じてはいけません。あいつらトロ過ぎる。
やっぱり流石なのは債券トレーダー。為替はほとんど常に彼らを追い彼らに先行することはありません。
今年米国債金利の上昇につれて円が売られ続けていた時、年末までに160円、来年は180円、
それが市場のコンセンサスと言われていました。ミスター円こと榊原英資氏もそういっていました。
円はキャリートレードで売られ続けました。だけど円キャリーにはコストがかかるし
円安になるにつれて一定の円で調達できるドルが減るのでどこかの水準でキャリーで稼げなくなります。
その数学的水準が1ドル何円なのか、当時調べましたけど、明確に算出している人が誰もいませんでした。
一方、今お名前を失念しましたが女性のアメリカ連銀総裁の方が、当時FFレート7%水準の動きだと言っていました。
日銀の介入で160円の実現はならなかったものの、当時の想定FF金利7%、想定到達ドル円160円
そして現在までのFF金利の変化から単純に計算すると、想定ターミナルレート5.25-5.50%に「適正な」ドル円水準は
147円前後になりました(計算式は秘密です笑)
起点をどこに取るかで結果が大幅に変わるので断定は出来ませんが、現在のドル円水準134円は下がりすぎかも。
そうか、だからブリッジウォーターはホールドなんだ、と勝手に納得しました。
もしそうなら、想定適正水準140円台中盤に向けて、ボラティリティショートをするのが目下の最善の策。
だけどなあ。ブリッジウォーターを信じる要素が少ない。なぜなら、
ユーロドルは来週以降現在レートの下のオプションが増えています。ロングのヘッジでしょう。
ユーロドル・ポンドドルは大分前から買い目線、200日MAも超えたし、年末だから今仕込むのはやめるとしても
下がったら買う方向で良いような感じがします。一旦雲まで下に試してくる可能性はあるので要注意ですけど
それは世界情勢次第。ロシア・ウクライナ戦争、インフレの収束時期、そしてその後の見通し次第。
意外と来年はレンジなんじゃないかな。
変化を最も最初に捉えるのはチャート。何故なら、市場の予感・予兆が一番最初に反映されるから。
ブリッジウォーターが成功するのか、それとも相場に飲み込まれるのか。
私には関係ありませんが、どっちに行っても来たら来たで対応するだけです。想定の範囲内なので。
おつかれさまです!
自分のお金でトレードする個人投資家と、他人のお金を預かってトレードするファンド。
自分のお金なら小回りが利きますが、ファンドはそうもいかないのかもしれませんね。
戦略上、正しい損失であることを説明できないといけませんしね。
質問です。
年末最後の週ナビは12/17
翌週は「聖夜に語る」
の流れでしょうか?
その予定です。
いつもご教授頂き有難うございます。ドル円ですが自分も11月15日の安値見ていましたの。ここは日足サイクル(25〜35本)の起点にもなってるところでサイクル中心の左にトップをつけてから起点を割ってますのでレフトトランスレーション確定で、今週末13本目でクローズしましたので今後まだまだ下げ余地があると見てます。目指すのは8月安値130.250もしくは切り番の130.000辺りと見てます。日足200SMAも今週は当然意識されるだろうと見てましたが微妙な位置で止まりました。解説にもありましたように日足、週足も134.000をヒゲで戻され終値が確定しました。やはり日足200SMAは今年は一度も割り込んでないということもあって一定数の買い勢力あったものと思われてます。ということは前回の動画にもあったようになんちゃら崩れが今後起きるかもしれません。来年以降のドル円は金曜安値133.600、雇用統計後の高値136.020のハラミに注目していきたいと思います。引き続き売場を探っていきたいと思いますが、136.000目安に何処まで戻して反転するのかを探っていこうと思います。もちろん日足、週足実体でサポートされた134.000が再度割れれば130.000を目指す展開になると思います。それにしても今週の動画や来週の展望の内容はサイクル理論で分析したものとピッタリ一致すると感じました。今回だけでなく毎回そうです。結局のところどの角度から分析しても行き着く答えは殆ど同じとつくづく感じました。誰もが辿り着く答えを自分でも出せるようにしっかり分析してトレードしたいです。
おつかれさまです。
「どの角度からテクニカル分析しても答えは同じになる」
たしかに不思議ですが、意外と単純な理由かもしれません。
トレーダーの潜在意識にある『あるべきカタチ』が、どの角度から見ても同じだから。
結局、値動きは『似たようなパターン』に集約されるのかもしれません。
お疲れ様です。いつも動画ありがとうございます。
今月はトータルでプラスでしたが自分では納得いくことができませんでした。ユロドル、ドル円の2通貨で仕事外の空いた時間での結果で獲得300ps 損失200ps ,ロットは1万通貨です。トータルで残せましたが損失も大きかったのがまだ改善の余地ありです。今年は稼ぐことよりも マヨハレさんにサンクスメールか会心のトレードを報告することを目標に取り組みました。今年はマヨハレさんに報告するレベルの結果はまだだせそうにありません。 しかしそれを目標にしたことでかなりの成長があったことは自負しております。 元々がダメダメだった分。。笑
10月、11月はプラスで終えれた事、この結果を踏まえてなんとか来年に繋げられると今年は満足しています。 年内まだ12月が残っていますがあまり無理をしたくない月なので
早いですがここで今年の報告とさせていただきます。
ここまで継続できているのはマヨハレさんがいてくれたからです。いつも本当にありがとうございます。 来年こそは必ず
報告できるレベルのトレード結果をだしてみます。 今後とも自分勝手に報告しますので宜しくお願いします。
確実に上達されてますよ。
チャンスで勝てるが、チャンスもどきにも手を出してしまう。
そんな感じでしょうか。
来年はいかにして負けを減らしていけるか。
ご投稿を楽しみにしてます。
週ナビありがとうございました!
私も迷晴れさんに倣ってその日の見通しを立てておりますが、今週のユーロドルだと、火曜と水曜の見通しが立てにくいなあと思っておりました。
チャートを眺めながら、あれこれ頭を捻って考えていたのですが、ぱっと見て見通しが浮かんでこないときは、理屈をこねくり回しそうなので、止めました。
「わからないから、やめよう」こう考えられるようになったとき、自分の成長を感じられました。
(以前はわからない自分を責めていました)
追伸
私の住む田舎は雪が積もりました。寒くなりましたがどうか、お身体にお気を付け下さいませm(__)m
たしかに。
簡単な相場は、ぱっと一瞬ですべきことがわかります。
考えて、考えて、わかったつもりになるのはヤバイ(^_-)-☆
迷晴れ様
今週も動画ありがとうございました。
今週も教えていただけましたら幸いです。
月曜日のMトップ割れショート赤1の損切はどこに設定していますでしょうか?
自分ならば、Mトップ右肩よりちょっと上にセットし、損切幅が約50pipsと大きくなっていしまいそうです。まだそのようなルールは決められてもないのですが、なんとなく20pipsくらいで抑えられたらいいのかなと感じているので50pipsは大きく感じます。
迷晴れ様は○ピプスで損切等のルールは持ってないでしょうか?それとも先週安値まで狙っているショートなので、リスクリワードは悪くなさそうだからいいということでしょうか?
よろしくお願いします。
15分+1時間MAの裏反発でMmトップ失敗を確認してのショート。
15分ハラミ足の高値上で切って仕切り直します。
迷晴れ様
すみません、ドル円についての質問でしたが、記載し忘れました。
回答ありがとうございます。
ネックライン抜けのところにも崩れを考えるのですね。
また、Mトップ右肩まで損切り待たなくていいと知れて、勉強になりました。