7Aug
週刊チャートナビ(2021.08.02~2021.08.06)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
共通認識
日足は高値圏、109.0=4月安値↑61.8%で安値を切上げてクローズ。
- 先週安値から7月安値=4月安値↑押し目ゾーンVS.強者の高値110.8から先週高値のレジゾーン。
- 7月陰線が6月陽線を包んだ。
売り手の材料
4時間クラスはサゲダウ+日足SMA21
買い手の材料
4月安値↑押し目ゾーンで先週安値キリアゲ+週足SMA21
TR上段㊤:7月高値
TR中段:2週前はらみ高安(先週高値と7月安値)
TR下段㊦:5月安値
4時間足ベアの視点:①7月安値へ下降波戻り売り。②先週高値まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:4月安値↑50.0-61.8%押し目買い。先週安値2番底=逆三尊右肩から先週高値へロング、途中のFOMC高値が障害となる。
今週の値動き
2日陰線が先週安値(キリアゲ2番底)を崩し、3日陰線で7月安値に到達。
4日、ADP雇用統計で戻り売られたが、ISM非製造業景況指数のトリガーに反転、7月安値割れの動きが”ダマシ安値(黄ブロック)”になって先週高値↓半値付近戻り目まで上昇。
5日雇用統計でこの戻り目が崩れてFOMC高値まで買われた。
毎日の見通し
08/02月曜
4月安値↑50%辺りにWボトム2番底を形成中。
1時間足ベアの視点:1時間チャネル内、金曜高値、または、木曜始値Mトップから先週安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:①先週安値Wボトム待ち。②木曜始値の戻り目崩れでFOMC高値へロング。
08/03火曜
4月安値↑押し目ゾーン、先週安値を割って6月安値に到達。
1時間足ベアの視点:前日陰線を先週安値と109.5の間、1時間SMA21を有力候補に7月安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:6月安値、または、7月安値Wボトムを待ってロング。
08/04水曜 21:15 米ADP雇用統計 23:00 米ISM非製造業景況指数
前日陰線終値は109.0でサポートされたが、4月安値↑61.8%押し目が崩れかけてる。
1時間足ベアの視点:①109.0のクラスター下抜けで1時間チャネル安値へショート。②先週安値×4時間SMA21まで戻ればショート。
1時間足ブルの視点:①109.0サポート×1時間SMA21上抜きで先週安値への戻りをロング。②1時間チャネル安値まで売られて2回目の反発で先週安値へロング。
08/05木曜
米ISM非製造業景況指数のポジティブ・サプライズで109.5へ急騰、先週陰線終値(先週高値↓50%)で反発。
1時間足ベアの視点:①先週陰線終値(先週高値↓50%)Mトップで先週安値へショート、下抜けば、前日急騰半値押しまで。②109.88先週高値↓61.8%付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:先週安値×4時間SMA21サポートで前日高値へロング。
08/06金曜 21:30 米雇用統計
先週高値↓半値付近戻り目と7月安値(4月安値↑押し目)の攻防。
1時間足ベアの視点:①先週高値↓半値付近の戻り目形成から前日安値へショート、下抜けば6月安値へ。②雇用統計でFOMC高値を試せばショート。
1時間足ブルの視点:①上値追いはやめて、前日安値付近まで押されればロング。②米雇用統計で6月安値や7月安値を試せばロング。
毎日の値動き
08/02月曜
東京時間は金曜高値への戻り待ち。
ロンドン初動、15分キリアゲ抜け赤1戻り売り。
NY時間、先週高値を更新、6月安値でアウト。
08/03火曜
7月安値までのサゲ幅が狭く、下値追いはやめてノーレード。
08/04水曜 21:15 米ADP雇用統計 23:00 米ISM非製造業景況指数
本日はADP+ISM待ち。
NY時間、米ADP雇用統計を受け、1時間チャネル安値まで急落、この動きを上昇スパイクとみて1時間チャネル安値2回目の反発で青1ロング。
米ISM非製造業景況指数のポジティブサプライズで急騰、1時間チャネル高値×109.5ブレイク後アウト。
08/05木曜
東京時間、先週陰線終値(先週高値↓50%)でMトップ待ち。
ロンドン初動、M2番天井ネック抜けで赤1ショート、1時間チャネル高値反発でアウト、ここからのロングは入れなかった。
08/06金曜 21:30 米雇用統計
NY時間、雇用統計初動で先週高値↓61.8%×4時間チャネル高値の戻り目をブレイク、110.0ブレイク後、5分足で反発を確認して青1ロング、FOMC高値でアウト。
ユーロドル
今週の見通し
共通認識
高値圏高値キリサゲMトップだが、1.170ネックの”首”で反転したのでMトップを崩す動きがでるかも。
7月安値=日足ネック1.170の首サポートVS.1.197日足ラス戻り高値レジスタンス。
売り手の材料
先週高値付近1.190は1.197日足ラス戻り高値↓61.8%戻り目。
買い手の材料
- 7月足がコマ足の反転サイン。
- 先週安値は日足ネック1.170の首ライン。
TR上段㊤:1.197日足ラス戻り高値
※訂正(以下訂正済):日足は4月安値上昇波のはらみのなか、1.197高値はこのはらみ内限定の戻り高値になります。日足チャートで目立っているレートだったので意識しましたが、1.197は4時間足クラスの戻り高値です。
TR中段:7月安値と1.190=1.197高値↓61.8%
TR下段㊦:1.170日足ネックライン
4時間足ベアの視点:①先週高値1.190をネックとみてワンサイズ大きなWボトムをイメージ、7月安値への2回目の底値試しをショート。②4時間戻り高値1.197まで買われれば1.190へのショート検討。
4時間足ブルの視点:①7月安値へ2回目の試し(7月安値か1.180)完了後に4時間戻り高値1.197へロング。②1.190ブレイクで4時間戻り高値1.197へロング。
今週の値動き
先週高値1.190の戻り目と7月安値↑2週前高値Wネックサポの攻防となった。
6日、東京時間に2週前高値をブレイク、雇用統計で7月安値まで売られた。
毎日の見通し
08/02月曜
先週高値1.190で1回目の反発。
1時間足ベアの視点:①金曜下降波の戻り売り。半値戻し、または、1.190への試しから1.185へショート。②金曜安値1.185押し目崩れで2週前高値へショート。
1時間足ブルの視点:金曜安値への下押しから1.190へロング。
08/03火曜
先週高値1.190で2回目の反発、1.190にもう一山つくる可能性がある。
1時間足ベアの視点:1.190前日高値への上値試しから1.185Mネックへショート。
1時間足ブルの視点:前日終値、または、1.185サポートで1.190へロング。
08/04水曜 21:15 米ADP雇用統計 23:00 米ISM非製造業景況指数
先週高値1.190に戻り目形成中、もう一山つくる可能性がある。
1時間足ベアの視点:①前日下降波を1時間チャネル安値へ戻り売り。②1.190まで買われればショート。
1時間足ブルの視点:①前日下降波戻り目崩れで1.190へロング。②1時間チャネル安値まで売られればロング。
08/05木曜
1.190戻り売りVS.2週前高値Wボトムネック押し目買い。1.190(4時間戻り高値1.197↓61.8%)から2週前高値Wネックまで売られた。
1時間足ベアの視点:①前日急落波を1.185×1時間チャネル安値反発で前日安値へ戻り売り。②2週前高値Wネックのサポート崩れで1.180へショート。
1時間足ブルの視点:①1.185×1時間チャネル安値の戻り目崩れで1.190ネックへロング。②2週前高値Wネックの押し目形成待ち。
08/06金曜 21:30 米雇用統計
1.190戻り売りVS.2週前高値Wボトムネック押し目買い。
1時間足ベアの視点:①前日高値レジで前日安値2番底へショート。②2週前高値Wネックのサポート崩れで1.180へショート。
1時間足ブルの視点:2週前高値Wネック押し目形成からロング、雇用統計、1.180への下振りに注意!
毎日の値動き
08/02月曜
ロンドン初動、金曜陰線半値の戻り目が崩れたが、1.190へのアゲ幅がなく黄1ロングは見送り。
NY時間、1.190まで買われたがショートできるカタチにならなかった。
08/03火曜
東京・ロンドン時間、前日高値への試し待ち。
NY初動、15分足ハラミ足安値抜けで赤1ショート、ユロ円のサポート反発でアウト。
08/04水曜 21:15 米ADP雇用統計 23:00 米ISM非製造業景況指数
東京時間、前日高値への上値試し待ち。
ロンドン初動、15分フラッグ高値ネック抜けで赤1戻り売り、1時間チャネル安値反発でアウト。
NY初動、米ADP雇用統計を受け急騰後、先週高値1.190(4時間戻り高値1.197↓61.8%)強反発で赤2ショート。
米ISM非製造業景況指数のポジティブサプライズによるドル買いで急落、1時間チャネル安値でアウト。
08/05木曜
狙ったカタチにならなかったため、2週前高値の押し目形成待ちでノートレ-ド。
08/06金曜 21:30 米雇用統計
東京時間、2週前高値サポートが崩れる。
ロンドン時間、2週前高値2回目の反発で赤1ショート、雇用統計を控え1.180手前でアウト。
NY時間、雇用統計は1.180ブレイク後、5分足で反発を確認してショート、1.170ネックラインの首でアウト。
ユーロ円
今週の見通し
共通認識
売り手の材料
- 4時間クラスが下目線(先週高値をダマシ扱い)
- 日足SMA21レジスタンス
買い手の材料
- 1月安値↑押し目ゾーン
- 日足チャネル安値
TR上段㊤:3週前高値
TR中段:先週高安
TR下段㊦:7月安値
4時間足ベアの視点:①4時間クラス下降波戻り売り。先週高値×日足SMA21レジで7月安値へショート。②3週前高値まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①先週高値の戻り目を崩せば3週前高値へロング。②先週安値、または、129.0まで売られてサポートされればロング検討。
今週の値動き
先週高値から7月安値に向けて戻り売られていたが、129.15押し安値(ドル円・ユロドル)サポートで下げ止まった。
4日に129.15で反転、先週高値ネック(6月安値)を試した後は先週安値とのレンジになった。
毎日の見通し
08/02月曜
2週前高値を木・金曜の高値が上抜いたが日足・週足の終値はノーブレイク+日足SMA21レジもある。
1時間足ベアの視点:先週高値への試しから先週安値へショート、6月安値サポートに注意。
1時間足ブルの視点:6月安値サポートで先週高値へロング。
08/03火曜
先週高値から戻り売られ、2週前高値ブレイクはダマシ確定。
1時間足ベアの視点:前日陰線戻り売り、1時間チャネル高値反発で129.15へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週安値Wボトムなら6月安値=3トップネックへロング。
08/04水曜
前日陰線終値は先週安値をブレイク、129.15押し目候補に到達。
1時間足ベアの視点:前日陰線を1時間チャネル高値×129.5反発、または、先週安値反発からの1時間チャネル内戻りで前日安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:前日陰線の戻り売りを受け前日高値へロング。
08/05木曜
4時間クラスの先週高値戻り売りVS.1月安値↑押し目買い。
1時間足ベアの視点:①火曜強者の高値戻り売りは、1月安値↑押し目買いで安値を切上げでいて売りにくい。②先週安値サポート崩れで前日安値へショート。
1時間足ブルの視点:①先週安値サポートで火曜強者の高値へロング。②前日安値付近まで売られればロング検討。
08/06金曜
6月安値130.0(先週高値ネック)まで買われた。4時間クラスの先週高値戻り売りVS.1月安値↑押し目買い。
1時間足ベアの視点:6月安値130.0での戻り目形成からショート。
1時間足ブルの視点:①6月安値130.0戻り目崩れで先週高値へロング。②先週安値まで売られればロング検討。
毎日の値動き
08/02月曜
東京時間、先週高値への試し待ち。
ロンドン時間、先週高値キリサゲ3番天井ミニネック抜けで赤1戻り売り。
NY時間に売られて4時間大陰線クローズでアウト。
08/03火曜
東京時間、ロンドン時間は1時間チャネル高値への戻り待ち。
NY初動、1時間チャネル高値×東京高値反発で赤1戻り売り、先週安値をブレイク、129.15押し安値でアウト。
08/04水曜
東京時間、1時間チャネル高値、または、先週安値への戻り待ち。
ロンドン時間、先週安値反発を確認したが、1時間チャネル高値+1時間SMA21サポート目前でショートは見送り。
NY時間の米国経済指標2連発は静観。
08/05木曜
東京時間、先週安値サポートで青1ロング、火曜強者の高値モミでアウト。
ロンドン初動、火曜強者の高値にダマシ高値が出現するも、1月安値↑上位足の押し目買いを考慮してショートは見送り。
08/06金曜
東京時間、6月安値130.0に戻り目形成待ち。
ロンドン初動、高値ネック抜けで赤1ショート、先週安値手前の反発でアウト。
NY時間は雇用統計でノートレード。
今週の視点
今週の攻略ポイントは7月安値を日足クラスの押し目候補(4月安値↑61.8%)として認知できること。
日足参りを行っていれば攻略できました。
今週の相場を支配していた日足の背景を認知できないと、黄ブロックの解釈ができません。
日足の背景を認知しながら、黄ブロックでショートして負けるなら負けた理由も明確。
負けても納得、名誉の負傷です。
ところが、日足背景の認知なく7月安値ブレイクでショートしても負けた理由に気づけないでしょう。
そして、気持ちを整理したくて、もっともらしい理由をこじつけます。
経済指標がとか、ストキャスが売られ過ぎだったとか、ここにラインが引けたかもとか?るかも…などなど。
そうすると、
自分がまだ知らないことがあると思い込み、見当はずれなところに答えを探してしまいます。
ボクはこういう作業に膨大な時間を浪費しました。
そして、この膨大な作業時間をかけてわかったことは「そこに納得解はない」ということです。
納得解は上位足にあります。
あちこち探さなくても上位足をみれば大抵わかります。
トレードも人生もゴールは納得です。
納得解が上位足に見つかるなら、他を探す必要なんてありません。
さて、3日陰線終値が109.0(ほぼ7月安値)でサポートされたのを視て次のように考えました。
『前日陰線終値は109.0でサポートされたが、4月安値↑61.8%押し目が崩れかけてる。』
押し目が崩れかけてるとは、まだ崩れてはいないという洞察です。
4日水曜、NY時間のADPとISMの米国指標2連発で決着ががつくだろうと思いました。
4時間クラスの下降波VS.日足クラスの押し目買いなので、セオリー通りなら上位の日足クラスの押し目買いで買われます。
それ故に、7月安値割れが”ダマシ安値”になる仮定で1時間チャネル安値2回目の反発でロングできたわけです。
いつもの”上昇スパイク狙い”でしたが、運よくISMのポジティブ・サプライズ!?で急騰しました。
1.170日足ネックの首ラインで下げ止まり、日足ネックまで売る力がないとみてました。
1.4時間戻り高値1.197↓61.8%(先週高値1.190)戻り売りVS.7月安値サポートが認知できること。
2.先週高値にできた”戻り目ブロック”のサイズ感。
3.2週前高値にできた”押し目ブロック”のサイズ感。
ポイント1を認知できても、ポイント2・3の押し目・戻り目ブロックのサイズ感が意識できないとポジポジ病が発症します。
先週高値の戻り目緑ブロックは4時間戻り高値1.197緑ブロックと対になってます。
4時間足戻り高値の戻り目形成に一週間かかってるので、先週高値でも一週間かかるのは不思議ではありません。
このサイズ感がないと黄〇ショートに1.185下抜けを期待したり、売りの弱さから高値抜け期待でロングしてしまうといったミスをします。
結果は戻り目緑ブロック形成に4日間かかって、4日高値からISM指標で売られた波が”ネック抜きの1波”になりました。
ポイント3の2週前高値の押し目黄ブロックについても同様で、2週前高値で下げ止まれば、7月安値Wボトム由来の押し目買いとで揉み合うことは必至でした。
金曜の雇用統計を待たず安値を抜けたのは意外でしたが、5日高値に仮ネックができるまでは様子見するべきところでした。
押し目・戻り目ブロックとは頂点の高値安値とネックラインとのレンジ相場です。
レンジ戦略は上下限に引きつけての売買が基本、半端なレートでポジションを持つべきではありません。
今週のユロドルなら4時間足をみたらポジる気が失せます。
最後に「水曜日のADP雇用統計の結果が悪く米ドルが売られ、続いたISM非製造業景況指数が良かったことから、ポジティブサプライズで米ドルが買われた」為替ニュースではそういうことになっていますが、経済指標の予想と結果の乖離を事前に予測するなんてボクにはできません。
あくまでチャートをみて”テクニカル分析”でトレードしています。
「相場はファンダメンタルで動いてテクニカルで止まる」
まさしくその通り、今週も水曜の米国指標2連発をトリガ-に動き、チャートの”止まるべきところ”で止まっています。
流石に世界経済の大きな潮流は押さえますが、ひとつひとつの経済指標など、考えてもよくわからないことを予想してもテクニカル分析に迷いが生じるだけす。
なので、MTF分析が示唆する通りにトレードして負けるなら諦めることにしています。
これも、納得解の居所をひとつに絞ってる恩恵なんです。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (17)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週のユーロドルは1.1900からスタートして1.1750を目指す展開と見ていました。
なので、毎日のトレードはピボット指値で上がったら売り。
月曜から水曜はR1ショート、木曜はPPショートでそれぞれ利確。
金曜、経験的にピボットが効かない日なので雇用統計までノートレード。
雇用統計はピボット無視で目押し1.1800ショート。
結局月曜に売って金曜までホールドで良かのかもしれません。
ピボットのメリットでもありデメリットでもあるのは、毎日ピボットは存在する という事です。
つまり、トレードに値する日も値しない日もピボットは存在するという事です。
今日は違うな、というときは無視するに限ります。
雇用統計に関して、指標はやらないという方もあるかもしれませんけど、
指標トレードって2パターンしかないし、結構時間的余裕があるというか意外とゆっくり動くので
実は簡単だと思っています。
来週のユーロドルは、一旦1.1850辺りを目指すんじゃないでしょうか。
ちなみに月曜はピボットが効かない日かもしれません。
移動平均線も傾きがないと効きませんが、何事にも適所というものがあるのでしょうね。
今朝起き掛けに閃きました。スイングトレードってこうやれば良いんじゃないか、と。
H4の波がゆっくりターンするのに合わせて月火水木と小さいピークで売り玉を仕込んでいって
最後金曜に一気にかっさらう。
なんか行けそうな気がしてきました。
動画アップして下さりありがとうございます。
月曜 LDN ユーロドルロング +10pips
ドル円ロング -8pips
ユーロドル戻り売り崩れで限定的ロング
ドル円ロングは、中途半端な場所で入ってしまい損切り
火曜 NY ユーロドルロング -10pips
安値更新で損切り
水曜 LDN ドル円ロング 微益アウト(+4pips以下)
NY ADP ドル円ロング -9pips
ドル円ドテンショート 微損(-4pips以下)
ドル円ロング +30pips
ロング目線で構えておりましたが、前日安値・109円をしっかり割り込んで、108.5キリ番まで
見に行くかもと考え、ドテンショートしました。
下落が走らなかった為、即カット、チャネル下限反発をイメージし当初の目線でロング。
週前半戦の負けも引っかかっており、しっかりと伸ばすことが出来ませんでした。
木曜 NY ユーロドルショート 微損撤退(-4pips以下)
一旦、下げ渋る想定もしておりましたが、結局下がらず微損撤退。
金曜 雇用統計 ドル円ロング +13pips
110円乗り上げで入り、FOMC高値手前でアウト
月曜・火曜の負けトレードは、見極めの甘さ。
水曜は、1時間・4時間足が伸びる所をトレードする、
基本に沿った対応で、ロングだけ構えておけばよかった場面だったと振り返っています。
今週の攻略ポイント
僕のポジションがマヨハレ様のご解説で、全て分析ができます。
負けトレードは、マヨハレ様のご指摘通りでした。
水曜ドル円は、カチカチやってしまっておりますが、いつも日足参りからチャート見ておりますので、
目線としては間違っていなかったと思っております。
「サポートされているが、崩されかけている・まだ崩れていない」とも思っておりました。
ユーロドルは、注目レートは見れてましたが、個人的にはサイズ感の絵が鮮明でなかったと思っております。
「膨大な時間をかけた」と話しておられた部分ですが、
一昔前、それなりに時間を掛けて、経済の流れ・経済指標と値動きを検討しましたが、
不可能だと思った事を覚えております。
内容が良くても悪くても、上に行くのか下に行くのか分かりません。
迷宮入り確定です。
マヨハレ様のコンテンツを知らなければトレーダーは諦めていたと思います。
「納得解は上位足にある」
僕の独力ではたどり着けないものでした。
MATSUさんの相場観なら、負けてもすぐにリカバリーできそうです。月次で負けることはないのではないでしょうか(^_-)-☆
最近は4時間、1時間足の波のリズムとローソク足の形状を重視しています。
今回のテーマの水曜のドル円の場面は、縦軸の目線では日足直近安値(4/23安値)からの62%押し目候補で、横軸目線でも4時間足のリズムとしても大きく反転しそうなタイミングで、ADPの前までは前日火曜安値が底になってしまったかな?(=スイングでは乗り遅れてしまったかな)とも思ってました。
しかしADPで一段下のH4サポート&トレンドライン下限まで落ちてきて、かつ4時間足がヒゲのないきれいな大陰線となり、迷わずロングで入れました。
FXやってるとチャートの中に神秘性を感じることがありますが、今回もロンドン序盤ではもう行ってしまったかな?と思っていたのが4時間足確定でピタリとレートが戻ってきたのを見て、未完となってしまったベルセルクのベヘリットを思い起こしました。
どんなに離れていても途中の経緯が何であっても、来るべき時(=日足押し目候補に差し掛かった4時間足確定時点)には、本来在るべき場所(=4時間足節目+トレンドライン下限)に必ず戻ってくる習性は、ファンダやテクニカルなどの人智を超えた因果律があってそれに導かれて動いていると考えた方が寧ろ自然ではないかと。
それと矛盾する話になってしまうのですが、
金曜雇用統計は発表後の22時台のH1ローソク確定でNZ円とポンド円をショートで入り今も保有中なのですが、ポンド円は金曜の日足の形が上ヒゲピンバーにならなそうであれば、週跨ぎは辞めておこうかなと思ってました。
で、朝5時半前にチャート見るとちょっと微妙な形で、上ヒゲピンバーではなく上ヒゲが長い陽線でしたが眠気で何もせず。
その後再び寝てから確定足を見てみると、イメージ通りの上ヒゲピンバーで日足が確定していて、あれ?薄商いのNY終盤30分でそんなに動いた?と疑いましたが、実際に最後の30分で15pips下げていて、1分足で見ると最後の最後5:59-6:00で5pips近く下げていました。
更に出来高で見るとポンドドル、ドル円で最後の5分で活発な23時台と同程度まで瞬間的に出来高が上がってました。
なるほど、こうやってレートを動かせる特定の大口によって値動きが形成というか誘導されていくのかと、勝手に腑に落ちたような気がしました。
ADPからのスパイク、ナイストレード!このトレードは初心者の方からすれば”神秘”でしょうね(^_-)-☆作者の方、亡くなられてしまいましたが、ベルセルク、ボクも大好きです。思えば、新米の頃は狂戦死の甲冑を着たガッツのように、ひたすら気力をすり減らしてました。
いつも同じ教授頂きありがとうございます。ファンダで動いてテクニカルで止まる、正にその通りのチャートになってると思いました。ファンダは値が動くための故実のような感じで、結局後から見ると日足、週足クラスの節目から節目に動いて終わっているようです。自分も最近はファンダの情報も仕入れていますが、ファンダの状況や月によるアノマリー等が頭の中に入ってるのは大事だと思いますが、でも最後はチャートで判断せざるを得ないと思います。金曜日の雇用統計の前もチャートから見るとドルが買われそうな感じがしてました。結局ドルインテックスはレンジの上限、ユーロドルはレンジの下限まで動いたにすぎなかったのですが、ユーロドルの1.19000の上値思いチャートを見るとレンジ下限までショートを打ちたくなります。自分も実際ユーロドルショートしたのですが、20pips逆行のため途中で切ってしまいもったいなかったです。やはりその点は短期足でしっかりエントリーポイントを特定する必要ようもありますし、そもそもスイング気味に入ってるのにデイトレの損切りではちょっとチグハグです。涙のサイズに合わせたバックを何処に見るのかをしっかり把握するようにしたいです。
今週もおつかれさまでした。デイトレーダーは重要指標前にポジションを閉じる人が多いと思いますが、スイングトレーダーの方は雇用統計やFOMCのときどうしてるんですかね。ファンダは値が動く口実という前提でホールドですかね。
今回も楽しく拝見させていただきました。
月曜初めに先週からのドル円日足と4時間足のパターンを見て、火曜日に見送り、水曜から指値で注文して、木曜日に増玉。見事に金曜日に吹き上がって、利食いして逃げる。
これが私の一週間。
上手いこといきました。雇用統計云々、失業保険の期限切れ云々よりより、私はこのような物語の方が好きです。
ホールドせずに逃げたのは日足のSMA50が勢いを失い、横を向き始めていたからです。
この状態だと日足逆張りトレーダーも利益を上げそうなので注意が必要だと思いました。
ファンダメンタル分析もテクニカル分析も、出来上がったチャートパターンに対しての説明をするための方便では無いと思います。その仕事は分析者の方々がすれば良い。
トレーダーの仕事はリスクを理解して、実行する事です。
その際に何かは信じておきたい。自分の信念の写し鏡であるそれらは、常に横に置いておきたいですね。
私もある種の”目安”として移動平均線やローソク足を表示したり、ニュースを見たりしていますが、結局これらはリスクオン状態になるためのお守り程度でしか無いと思っています。
ただ、仕事をするなら使い込んだ道具の方がいい気分になれるので道具に感謝はしています。
お見事です!自分の腕と使い慣れた考具のみ、最小限の手数で完成度の高い品をつくる。とても職人気質を感じます。ボクもそろそろ一週間に一作品を仕上げる職人になろうかなぁ。日足50日中期移動平均線はそういうスタイルにも使えそうですね。いつもコメントに良い刺激を受けています。
こういうスタイルの違いは、文学に於ける短編小説と長編小説の様なものですかね。
太宰が龍之介に憧れた様に、私も貴方に憧れています。
何というか超短期トレードを行う人の姿勢には、とてつもないパッションを感じます。
私が貴方の戦略と手法をトレースできたのだから、逆も同じで出来ますよ。
迷晴れさん
動画およびブログの更新毎週ありがとうございます。
先週のドル円の波がチャネルラインの下限で反発していてとても参考になりました。
いくつか迷晴れさんのチャネルライン関連の動画も拝見しているのですが、経験が足りないため迷晴れさんが引いたチャネルラインと微妙に違いがございます。
上昇トレンドの場合、高値と高値を結ぶと思いますが、差がでるのは高値の始点の部分です。高値の候補がいくつかある時、どのような基準で選ぶべきでしょうか。
自分なりの考えでは、高値の候補からいくつから実際に線を引いて、波の通り道を包括し、
かつ角度もそこまで急ではないものを選んでおります。試しに今週のドル円1時間足チャネルラインを引いてみましたが、どれが正解かは確信ができない状況でございます。
スクリーンショットURL:https://www.screenpresso.com/ja/cloud/XDh2e/
また一度引いたチャネルラインを修正する場合は波が急上昇または急下降した時になりますでしょう
か。
お忙しいところ大変恐縮ですが、お手すきの際にご教示いただけますと幸いです。
ボクもまぁ、同じような感じで、チャネル起点になりそうな片波の高安を意識してます。ちなみにドル円1時間上昇チャネルは、チャンル中央にセンターラインも引きました。
迷晴れさん
ご返信ありがとうございます!
豊富な経験であたりをつけてチャネルラインを引いていらっしゃるとのことですね。
自分もいくつかチャネルラインを引いてみて、毎日の値の動きと合わせて修正して参ります。
センターラインの件も承知いたしました。
貴重なご意見とお時間頂き誠にありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
経験もありますが、意識されそうな片波高安をはらみ的に見てます。上昇チャネルなら”はらみキリアゲ”といった具合です。
ご返信ありがとうございます!
これまでに引いていたチャネルラインでは意識されそうな片波の高安が正確ではないことが多いので、過去週ナビ動画で引かれていたチャネルラインを参照し練習し、正確性をあげていきたいと思います。
またチャネルライン関連の動画では”波の通り道”のイメージを説明されていたかと思いますが、「上昇チャネルの”はらみキリアゲ”」とはある程度の幅がある波の通り道の方向が上向きであることを指しているかと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。