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行って来いのロウソク足は、上位足ではヒゲになっていて強い反発の証です。下位足では水平線をブレイクしているので注意が必要です。

今週の視点

上位足ピンバーを下位足でみると行って来いのロウソク足になっています。行って来いになるのは、強い反発があった証拠であり、その後の値動きに影響します。

たとえば、日足ロウソクが実体レジスタンスされた上ヒゲ部分は、４時間足では行って来いのＶ字反転になっています。これくらい大きなサイズなら水平線を一度抜けた日足ヒゲ部分をロングで抜くこともできますが、足のサイズが小さくなればフェイク（だまし）になりエントリーするリスクが高くなります。

こういう値動きは、上位足で強く意識された水平線上で起こりやすく、指標発表時の急落、急騰でも起こります。日足や４時間チャートをみて、シナリオを建てるようにすれば意識できることですが、短期足しかみてないと全てブレイクとして扱ってしまうことになります。

ドル円は109円でダブルボトム完成、チャネルブレイクで上昇開始か。

先週は、押し目が崩れ下落、窓埋め完了後、全戻しとなりました。日足・先週足ともに、先先週足終値を越えずレジスタンスされ週末をむかえたので、今週は下落から始まりました。

いつものように、窓埋めからの押し目買いと、先週足高値からの戻り売りが衝突するエリア（黄色□）に注意です。

６日陰線起点（強者の値）＋先週足終値でのプライスアクション（オレンジ部分）をみると、１時間足が行って来いになっていて、日足もレジスタンスされています。このような足型は、強い反発の証なので、抜けたと認定しないことが多いです。14日安値付近のプライスアクション（オレンジ部分）も同様です。

相場では行き過ぎることが多々あるので、ブレイクと思って無暗に飛び乗ると負けます。急落や急騰には、指標発表やニュースなど、なんらかの原因があることが多いので、そういった場合には特に注意が必要です。また、重要な意味のあるプライスでは必ずプライスアクションを待つほうが無難です。

１時間足チャートをみて、月曜日の段階でわかっていたことは、先週足終値と先週足安値がともに強く、高確率で反発するだろうということです。これに対して、黄色□部分の90ピプスは、９日高値戻り売りと、７日安値押し目買いの衝突で浮動する可能性があるエリアです。

15日先週足終値（緑〇）をあっさり抜けたのは、その前に、先週足安値でダブルボトムになっているからだと分析します。多少の利食いはあっても、ベア派がこのプライスを死守する動きはありませんでした。

12（月）先週足終値＋６日大陰線起点レジスタンス

週明け、まず考えることは先週足終値に対する試しです。これは、週末がＶ字反発で終わっているので、とくにそう思います。このレジスタンスに確信があれば、赤〇上ヒゲ（５分足は行って来い）をサインに逆張りで高いところから売ることもできます。

ビギナーの方にもわかりやすいのは、９日青●安値でのサポートを受けてからのレンジブレイクです。東京時間、このような20ピプス程度のレンジをつくり欧州時間にブレイクすることはよくあり、ボクの得意なパターンでもあります。

黄色〇部分のロウソク足型が行って来いです。「やはり上はないか…レンジ入りしてから７時間が経過してるしな」とブレイクの予兆が脳裏をかすめます。さらに、緑□部分で５分足が小さなレンジをつくっているので、このレンジブレイクでショートします。

ボクはレンジブレイクからの下落幅を、９日安値や８日安値でみてました。とくに８日安値は強者の値なので、ここまで下がれば買いますが、その途中で反転していきました。

13（火）波の干渉地帯

４時間足のところで解説しましたが、ここは戻り売りと押し目買いが衝突するエリア（値幅50ピプス未満）なので、わかっているのは、売るなら先週足終値に引き付けてということでしょうか。エリア幅は50ピプスありますがレジサポが近接していて、翌日には、米小売売上高とFOMCの重要指標も控えているので、ここから大きく延びる感じではありません。

14（水）２つの指標

米小売売上高が予想より悪かったことでドルが売られました。雇用統計（ADP含む）、小売売上高、FOMCは米国の経済指標のなかでも最も注目されるものです。ビギナーの方は発表の15分前にはポジションを閉じておくことをおすすめします。指標にはそれそれ予想値が出ていて、それに比べて良かったり悪かったりするとサプライズで動きます。

急落後、先週足安値を試して１時間足レベルでは抜けていますが、109円は達成感もある重要な安値になりますので、抜け期待でショートはできません。

15（木）急落後のヨコヨコ時間調整

いつものように急落後、しばらくすると時間調整のヨコヨコ相場になります。昔遊んだエアホッケーのテレビゲームのように、狭い上下幅をカチカチ動きます。急落からの戻り売りを１回してダメなら、その後はヨコヨコになる可能性が高いので、レンジブレイクを待つ方が簡単です。

16（金）チャネル上限ブレイク

15日足が、先週足高値に乗り上げた体で閉じたので、111.50ネックラインまでロングできます。そのままブレイク上昇する可能性は低いので、一旦、下を試すプルバックの動きをショートします。来週以降、チャネル上限周辺＋今週足終値でサポートされれば買っていきます。

ユーロドルは高値圏迷走中

相変わらず高値圏をウロウロしています。先週足の値幅100ピプス中央部からのスタートです。高値圏カオス状態にあって、さらに中央部ということでカオス度が増します。反発が期待できそうなのは先週足高値・安値でしょうか。オレンジ□安値を下抜くまでは、この迷走状態が続きそうです。

100ピプスのカオスのなかの、小さな秩序を拾うトレード、労あって利少ないです。トレードするなら先週足高安に引き付けての逆張りか、14日の急騰起点抜き返しからのショート、1.1150で安値圏をつくってからのロングです。

ユーロ円は高値圏ネックライン付近150ピプスレンジ

ユーロドル同様123.00と122.50のオレンジ水平線を下抜くまでは高値圏にあります。先週お伝えしたネックライン付近の赤□150ピプスレンジ内でのスタートです。このレンジ内はカオスですが値幅もあります。いずれにしても先週足に孕まれた状態がまだ続いています。レンジ相場では方向感が薄いため、レジサポですぐに波が反転してしまうリスクがあります。

12日高値切下げでショートしても狙えるのは123.50サポートまで、７日、９日で安値を切り上げているので、矢印の動きになるかもしれません。この押し目が崩れましたが、この買いの損切りを狙ったトレードは123.00までです。９日安値でサポートされても、強い安値とはいえませんので買うのに躊躇します。

13日は午前中レンジになったので、このブレイクは狙えます。その後12日高値でレジスタンスされ高値を切下げましたが、サポートが間近に迫っていて売れません。

14日は米小売売上高が予想より悪く円買いで下がりました。15日は目標のレンジ下限である７日安値に達しました。７日安値と合わせてダブルボトムになりましたので、このサポートが強ければ、今度はレンジ上限を目指して、上に抜ける可能性もあります。ただし、レンジブレイクしても、先週足高値もあるので少しややこしいですね。

YouTubeの視聴者の方から、こんなご要望を頂きました。

いつも勉強のために聞かせていただいています。 自分の友人に耳が聞こえない友人がいるのですが、Youtubeは楽しく見ています。ブログで同じことを仰っている動画なのはわかりますが、字幕付きの動画を見たいそうです。 ぜひ一度考えてもらえないでしょうか？詳しくはわかりませんが視聴者に字幕起こししをしてもらう方法もあるようです。

FXは耳が聞こえなくてもなんの障害にもならないので友人におすすめしたいです。迷晴れさんは滑舌がとてもいいので、自動字幕起こしでもかなり精度がいいです。無理のない範囲で出来るところはよろしくお願いいたします。

試しに字幕をつけてみようと試みましたが、動画も400本近くあるので、ボクひとりで文字起こしするのは地獄です。YouTubeには自動文字起こし機能があって、字幕ボタンを押すと勝手に字幕もつきますが、これが爆笑ものです。笑うところじゃないのに笑えます。いかにボクの日本語が滅茶苦茶なのかがよくわかりました。

さて、ブログでは動画で言い忘れたことや、個人的なことなんかを書いてます。それに加えて、耳の不自由な方にとっても、役に立つかなという気持ちがありました。でも、バリアフリーな動画にするなら、やはり字幕をつけるのが一番だと思います。

YouTubeでは、自動字幕をたたき台にして、正しい字幕に修正する効率的な機能があります。そして、この文字起こしを視聴者の方にもお願いできるそうです。なので、もし、協力したいという方がいらっしゃれば、お願いしたいと思います。

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本来の学び場はチャートであり、当コンテンツは【考えるヒント】の気づき場とお考え下さい。自分で仮説をたてて、自分で考えることが勝つコツです。

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この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。

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