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迷晴れFX

すぎるエントリー改善法。

今回は、遅すぎ・早すぎエントリーについて触れてみます。丁度いいタイミングを逃してしまう原因てなんでしょう?心理と技術の両面から考察してみました。

心構えとコツ。





早すぎエントリー、いわゆる「決め打ち」、ラインタッチでエイヤってクリックしちゃうやつです。まぁ、決まれば、一番高いところから売れるし、一番安いところで買えますが、失敗すると即死(ある意味わかりやすいが…)。

上位足のトレンドやレジサポを根拠にすれば、こういったトレードもアリですが、相場の全体像がみえない人がやると、いわゆる「落ちるナイフをつかむ」ことになります。

反対に、遅すぎエントリーは、念には念をいれすぎて、押し目買いをした途端にショートが攻めてきて引かされるやつ。これは、観察バイアスのせいで、相対する目線に気づけてないことが多いです。

まぁ、早すぎも遅すぎも、マルチタイムフレーム分析(全体像)に慣れてくれば問題解決なわけで、ボクも売り手と買い手が攻守交替しそうなレートに目安をつけておいて、そこでの値動きをみて入ります。

MTF分析はインジを使った機械的な手法と違い、観る目を養う必要がありますが、一度マスターすれば、一生使えるスキルと信じています。

ただ、そう結論づけてしまうと、「丁度いいエントリータイミングはMTF分析力を鍛えるべし」の一言で終わってしまうので、そのレベルに至るまでのプロセスをより円滑にするために、何を、そして、どこを意識すればいいのか考察します。

ひとつの基準にふたつの選択肢。

ボクは大きな買い物をするとき、2つの選択肢に絞り込むようにしてます。

ひとつではなく、2つなのは、現場で迷わない、しくじらないためです。ひとつだと、現場で、もっと良さそうな選択肢が示されると迷うからです。

先日、奥さんのパソコンが古くなったので買い替えることにしました。

パソコンを選ぶには、スペック・デザイン・価格・メーカーなどいろいろありますが、今回は「写真の現像ができるスペック」という条件で2つのマシンに絞りました。

ひとつはCPU性能が高い機種、もうひとつは、グラフィックボード性能が高い機種です。両方ハイスペックなマシンもありますが、かなり高額ですし、写真の現像だけなら、そこまでのスペックはいりません。

早速、パソコン屋のお兄さんに相談し、Corei9という最新のCPUをチョイスしました。お兄さん曰く、動画編集しないならグラボの性能はそこまでいらないようです。

選択肢を2つに絞り込んでおけば、どっちかを選ぶ、という決断や覚悟がすでにできているので、現場で迷うことがありませんし、購入後の納得度が高いです。

このように、現場で即断でき、迷わないコツは「選択肢」を単純にすることです。

少し話が脱線しますが、最近、カメラを買って気づいたことなんですが、プロも使うような機材は、耐久性が高く、現場で事故が起こりにくい設計になっていることです。

たとえば、記録用のSDカードは2枚差せるようになっていて、一方のカードが破損しても、もう一方で記録できるようになっていたり、マイクなど他の機材をつなぐケーブルが太くて簡単には抜けないようになってます。

トヨタのハイエースが近々モデルチェンジするらしいですが、あの車も相当壊れにくくできてるそうです。

プロが使う基準としては「壊れない」「トラブらない」というのが大前提なのでしょう。

運用とは、ものをうまく動かせ使うこと。

写真家も現場での運用を考え、現場で迷ったり、トラブったりしないよう工夫しているはず。たとえば、山岳写真家なら体力も考慮して、ムダなく、最大公約数で機材を選ぶでしょう。現場に到着してから、どの機材を使うか迷ったり、試行錯誤する時間なんてないので、きっと、必要最低限の動作で限られたシャッターチャンスを逃さない工夫をしてるでしょう。

トレーダーの運用もこれと同じように考えるべきだと気づかされます。

3つのエントリーポイント

さて、ボクは波の反転を、次の3ポイントでみています。

1.2番底イン

このポイントは、それまでの流れに対して完全逆張りのファーストペンギンですが、上位足押し目候補や節目などの強い根拠があり、かつ、高値Bまでの値幅があれば2番底インです。

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仮に高値Bからの戻り売りに攻められても、逃げ幅があれば問題ありませんが、そうでなければ、瞬殺されます。

2番底は1番底より安値を切り上げることがあります。その場合、1番底のミニネック(同時線)で下げ止まることが多いです。

また、上位足サポートがとても強かったり(1番底の反発具合)、すでに、下降トレンドラインを上抜いていたりすると、2番底まで達することなく、1番底と高値Bの半値押しで上昇することもあります。

2.キリサゲ抜けイン

いわゆる「守破離」のエントリーです。抜けたあと軽くキリサゲラインを試してから上昇することが多いです。

デメリットとしては、波の途中乗りになるので、損切りが遠くなることですが(2番底の下)、短期足でみるとキリサゲをブレイクさせた安値があるので、その安値下で損切りすればいいでしょう。

ボリバンのバンドウォークをしていたり、レンジ内だったりすると、高値Cからの戻り売りが入らず青矢印のような動きなることが多く、ここでインしないと乗り遅れます。

ただ、波の転換部分となると、高値Cから底値を試しに戻り売りされるので、高値Cまでの限定ロング、本格的な買いは3番底からです。

サポート&レジスタンス突破という2つの壁をクリアしてるので、2番底でインして損切を大量生産、お金を大量消費してしまってる方はお試しください。

3.底値試し3番底イン

エリオット波動論でいう上昇三波目、底値を試したことで、もうこれ以上売れない感が最高潮になります。買い手がどんどん便乗してくる波なので、よくのびます。

気をつけたいのは、Wボトムなどのフォーメーションの大きさです。

1番底や2番底に対してもミニWボトムができますが、それまでの波のチャネルサイズに対し、あまりに小さなフォーメーションは認識されません。

およその目安として、波の長さに対して、23.6%から38.2%辺りにネックラインができます。これより小さなフォーメーションは、もうひとつ小さな波でみたWボトムなので注意です。

この話の前提として、MTF分析ありきなので、カタチだけ覚えてエントリーしてもダメですが、少なくとも、これを意識することで、どこまで待てばいいのかわかるので、キモいところで入るケースは減るでしょう。

押し目買い・戻り売り、レンジ逆張りにしても、トレードって、サーフィンのように狙った波に乗る競技です。

どこら辺で波が立ちそうか目安をつけておいて、その地点までパドリングして、あとはひたすら波が立つのを待つだけです。

まとめ

前述したように、ボクは、ひとつの基準に2つの選択を用意しますが、これは脳科学的にも理に適ってます。

人の脳は進化の順で大脳新皮質=人間・大脳辺縁系=哺乳類・脳幹=爬虫類の3つに分かれていて、人間の思考は大脳新皮質で行われ、脳幹は生命の維持を司り、大脳辺縁系は直感や危険を察知します。

大脳新皮質は勘定、大脳辺縁系は感情を担当しますが、トレーダーが欲や恐怖で思わずクリックしてしまうのは「大脳辺縁系」の仕業。つまり、人ではなく、哺乳類だった頃の動物的直観が働いてしまっているわけです。

これは、人の脳が大脳新皮質で情報処理をする前に、大脳辺縁系を通過するという構造上、仕方のないことなのです。

つまり、大脳新皮質に「シンプルな選択」を用意しておかないと、迷って出遅れたり、感情で動いちゃうわけです。

「考えるな、感じろ」by ブルースリー

熟練者なら、考えるまえに感じて動けますが、それは数稽古で、大脳新皮質と大脳辺縁系の情報受け渡しシステムが確立されているからではないでしょうか。

このシステムを持たないのに、ただの感で動きてもうまくいきません。

ひとつの基準に、ふたつの選択。この習慣をつくるには、いろいろな出来事が、どんな要素で成り立っているか、素因数分解するクセをつけておくといいです。

とたえば、トレードのリスクって何だろうって列挙してみます。リスクという、ひとつの基準をいろんな要素で分解します。

トレードをすることで起こるリスク、トレードをしないことで起こるリスク、お金を損するリスク、お金を増やせないリスク、いろいろありますが、結局、そもそもお金を増やしたくて始めるなら、どうしてもお金を損するリスクは避けられないことに気づきます。

お金を損する前提を腹におとさないと、その先に進めないので、完全に受け入れます。

なの上で、お金を損するリスクを極限まで減らすため、エントリーしてはいけないパターンをみつけるという、前向きかつ、合理的な行動にでることができます。

いづれにしても、自問自答して出した答えしか、迷いや恐れを払拭できません。

◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。

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コメント

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  • コメント (15)

    • ている
    • 2019年 5月 01日

     先だって、自分のマシンを少し手直しをしました。
     あまりにもMT4が動かないとかの理由ですが、あれこれHDD内を整理はしたものの、ちょっと勉強に支障がでるレベルになってしまいました。
     いいものを買えばいいのは分かっているものの、予算もないし(^▽^;)
     
     改修前のマシンは
     ケースはミドルタワー。もともと本体のみ7万円くらいのマシンです。
     第4世代コアi5。メモリ8GB システムドライブHDD500GB
    でしたが、
     最低の予算で・・・ということで、

     メモリ32GB、システムドライブをSSD512GBに変更しました。
     グラボはいじらず。
     費用的に、3.5万円くらいです。
     メモリ増設、HDDクローンなどはDIYなので0円ではあります。
     
     結果的に自分のストレスが解消されたかというと、まあ、こんなもんだよね。。くらいでした。
     メモリはこんなに積まなくてもよかったような気が・・・
     SSDも256で良かったような気が・・・
     だったら2.5万くらいになったような・・・
     
     とりあえず、MT4はまあまあな動き、FT2は、これでいいよね程度な動きなので、自分がする勉強にはなんとかなるかなマシンとなりました。
     
     もしもこれからトレードの勉強を、と言われる方がみえたら、今どき(第8世代)のコアi5程度で十分ではあります(お金出せるならもっと良いマシン買ってください)が、古いマシンでなんとかと言われる方は、こんなやり方もあるというご紹介でした。
     とにかくシステムドライブをSSDに交換することは、ホントに効果ありですね。
     
     FXネタは特にないっす~(=^‥^A アセアセ・・・
     量質転化って、どのくらいの位置で起きるんだろう?とか思ってはいます。
     以前のサンクスメールを寄せられた方の中で、
     パズルのピースがはまった感があれば、もう少しです。
    と、確か書かれていた方がおられたと思いますが、個人差あるだろうし、自分のやっていること、噛みついている相手が間違ってないことを信じるだけだよな、と思っています。現状はパズルのピースを確認している状態・・・

    では(・_・)ノ

      • NoN
      • 2019年 5月 01日

      やはり、自作パソコンがコンストパフォーマンス的にはベストでしょうね。ボクはいつもマウスコンピューターです(^_-)-☆

    • 迷える子羊
    • 2019年 5月 01日

    私はABC全体をサポートと認識してCが高値を抜けてから入ります。損切は1番底のさらに下にセットですね。ほんと、遅すぎですよね。いつも高値掴みですが、性格に合うので仕方ないです。まあ、これで勝てるからいいかなあ、と思ってます。それにしても本当に細やかで、よく研究していますよね。感心します。今回はこれまでのブログでやってきたことをまとめたものですが、解説が成熟していてわかりやすかったです。今度はろうそくの反転サインもまとめていただけると嬉しいですね。

      • NoN
      • 2019年 5月 01日

      いやいや、相性が一番ですよ。

        • 迷える子羊
        • 2019年 5月 01日

        いやいや、根元はどうも苦手で・・気付いたらいつもこの位置なんですよ。

    • 猫チャギラ
    • 2019年 5月 01日

    いつもご教授頂きありがとうございます。今回のテーマはすぎるエントリーということでしたが、自分の悪い癖であるワンタッチエントリーは正に早すぎると思いました。前回週間チャートナビでもコメントさせて頂いたのと重複してしまいますが、最低でも15分足でダウが転落するとか、1時間足以上でラインを実体で抜ける等を確認したいです。また押し戻しなしに値が進んでしまうこともありますが、そうした動きは捨ててしっかりプルバックがある時だけ狙うのも一つの手かと思います。最近は上位足のトレンドを重複視しており毎日週足、日足、4時間足を先に見て環境認識をするように意識してますが、上位足と逆向きのエントリーは慎重にしたいです。それと同時にNYオプションオーダーもチェックして、チャートでどのような位置にあってどう意識されそうなのかを考えるようにしてます。NYオプションだけを当てにしすぎるのも危険ですが、ある程度の目安としては活用できると思いますので、引き続き注視していきたいと思います。

      • NoN
      • 2019年 5月 02日

      売り手と買い手のシナリオをたてて、それ以外のことはしない。たとえシナリオ通りに動かなかったとしても、それはシナリオ力の問題なので、勘定では負けても、感情には勝ったことになりますので。

    • 村崎色武
    • 2019年 5月 01日

    お疲れさまです。
    私もマウスをクリックしてエントリーだ、でなければ気持ち悪い。
    というのが自然と出てくるところまで行きました。

    ところが、エントリーを見てもらうそれも少数ですが、
    不特定の人々が見る場所で報告ということになって、
    はたとエントリーできなくなりました。
    マイナス決済を報告するのが恥ずかしくて、エントリー場面だけど
    (のちに、あ~やはり正解だった。なのですが)
    失敗だったらどうしよう・・・。ってなって、
    もう2,3,4月とエントリーできなくなりました。
    無意識にエントリーできたあの頃に戻りたいです。

      • NoN
      • 2019年 5月 02日

      人に見せる競技じゃないので…ギャラリーがいると普段のパフォーマンス出せなくなりますよね。

    • H
    • 2019年 5月 02日

    私の負けパターンは早すぎるエントリーでした。カウンターからのクロスカウンターでノックアウトは散々やらかしました。でも、そういう負けパターンを死ぬほど見返す事で負けないパターンも出来上がりますよね。私の場合は、目標ラインに対して、1番底は反対ポジションの利益確定が入りやすいからちょこっとだけもらっておくというイメージ。ただ、ちょこっともらうつもりが逃げ遅れてマイナス・・・という事もあります汗。2番底は抜けてけエントリーですが、レジスタンスに跳ね返されて帰ってきてもったいない思いを散々したので、分割決済もしくは一度全部もらっておく。3番底は「総員、第一種戦闘配置。エヴァ初号機出動!!」っといった感じです。しかし、このようなチャートパターンも上位足の環境のどこで出るのかが非常に重要ですよね。短期足に惑わされない為にも、モニターにはM5、M15、H1、H4を四分割同時に表示させてH4、H1の現在地は今どこかな、という事をエントリーの際には慎重に見ています。あとは、エントリーの時間帯と時間足の切り替わりを意識して入り続けていれば大負けすることは無いのかなぁと自分の体験的に感じます。さて、令和に入りましたがこれからも価値あるコンテンツを楽しみにしていますのでどうぞよろしくお願い致します。

      • NoN
      • 2019年 5月 02日

      完ぺきです!1番底の反応取りなんて、技あり!ですね(^_-)-☆

    • RichWave
    • 2019年 5月 04日

    いつも、役に立つビデオ配信ありがとうございます。
    私は、以前は2の位置でエントリーすることが多かったのですが、
    迷晴れさんの、ビデオをいくつか見るようになってからは、1のところでエントリーできる
    ようになりました。W ボトムの始まりのところです。
    上げ切らなくても、途中で逃げれることが、自信をつけてくれます。
    そのかわり、うまく利益が乗らないこともあります。(微益ですんでいますが)

    このエントリーの仕方もマルチタイム分析を理解するようになってから、この分析があってこそだと痛感しています。
    まだまだへたっぴですが、動画を勉強させていただいて、うまくなりたいと思っています。

      • NoN
      • 2019年 5月 04日

      MTFの相場観があれば、2番底は最も損切り幅の少ないところ。ナイストレードです!

    • すがやん(旧ねず吉)
    • 2019年 5月 11日

    いつも更新ありがとうございます。

    3箇所の説明、とても分かりやすかったですし、今まで何度も迷晴さんが仰っている事ですね。
    まずは実際のチャートを見て、同じように波を見られるようになるところから。
    小さすぎるWトップ/ボトム問題は、当然フラクタルなので月足~分足まで、いくらでも見付けてしまいます。

    そうならないために、MTFでどの足がどういう役割か自分の中でルール化する事が大切だと肝に銘じます。
    1Hでエントリーしたのに15Mを見てしまうなど、時間足を途中で変えない。
    これも過去の記事で仰っていた事です。

    チャートを見ながら
    「あの記事の話はこういう事か!」という小さな腹落ち体験を沢山積み、
    コツコツ相場観を養っていきたいです

      • NoN
      • 2019年 5月 11日

      いつもコメントありがとうございます!
      MTF分析を追究していけば、普遍的な知恵がつきます。勝敗に関わらず納得度が高いのも大きいですね。

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