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N値とE値でチキン利食いのクセを治す。

利食いの目安として、N値とE値は使えます。特にチキン利食いをするクセのある方は、N値やE値を目標にしてみるのがいいかもしれません。

photo credit: Lincolnian (Brian) via photopin cc

利食いはトレード技術で最後の関門、まずはシンプルに考えましょう。

波がどこまで伸びるかは神のみぞ知ること。損切りとは違い、自分ではコントロールできません。だからこそトレード技術の中で最も難しく最後の関門です。まずは簡単なルールをつくり、チキン利食いを防ぐことから始めるといいと思います。

N値とE値の考え方は、どの波のサイズを狙うかという意識を芽生えさせます。途中にレジサポが無い限りはN値、E値になるというふうに仮定すれば、ローソク足の動きに悩まされることはありません。

N値は波の理想形、トレンド相場で利食いの目安になる。

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トレンド相場で押し目買い、戻り売りするとき、利食いの目安としてN値を目安とするとよい。見方は片波の高さHigh1と同じ高さ分High2のように上昇(下降)するというもの。例えば押し目買いaでエントリーした場合、上図の波のサイズをトレードするならチェックポイントまでは上昇する可能性がある。

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トレードする波がエリオット波動3波のときには、N値100%を越えていくことが期待できる。エリオット波動3波は多くのトレーダーが参入するポイントなので、N値100%地点で様子を見て利を伸ばすことができる。

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チャートを見てもN値100%付近で波が止められていることが多いことに気づく。全ての波がこうなるわけではないが、波がN波形を描くのは、それが自然な形だからとでもいう他にない。人間の潜在意識に刷り込まれた理想的で美しい波のイメージがNなのだろう。その美しく理想的な形を崩すには、それなりの理由が必要になる。

E値はレンジブレイクでの利食い目安になる。

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レンジブレイクした波がどこまで伸びるのか、それを予測するのにE値が役立つ。考え方はN値と同じで、レンジ幅High1と同じ分High2だけ伸びるというのがE値の考え方です。レンジブレイクのときはサポートを確認しにブレイクポイントまで戻ることが珍しくないので、伸びた所でもらっておくべきだろう。

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チャートを見るとレンジブレイク後、E値で止められているのが多く見受けられる。右側のようにブレイクしてもレジスタンスを確かめに戻ることが多いので、欲張らず一旦貰っておくべきだろう。

N値とE値は水平線ではない。

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photo credit: Norma Desmond via photopin cc

最後に大事なことは、N値E値はあくまで目安であって、絶対ではないし、ましてや水平線ではないということです。これはフィボナッチなどの予測ツールでも同じことが言えるのですが、そこに水平線があってはじめて有効なツールです。水平線と合わせて使う補助的なものだと心得ておくべきです。

今日のまとめ

僕たちは波をトレードしているのであって、ローソク足のピコピコをトレードしているわけではありません。 波を意識することでノイズに惑わされなくなります。

おすすめ書籍 jテクニカル・トレードについてわかりやすくまとめられています。

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■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。



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コメント

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  • コメント (4)

    • KOB
    • 2014年 12月 11日

    非常に分かり易く、本当に感謝しております。
    全ての動画を何度も見ております。

    Fx歴は2年になります。先月は勝率86%でした。
    9日のユーロ円では2回のトレードで120Pips程取れました。
    ありがとうございます。
    (長期目線では、まだ逆張りなのに取りすぎかなっと思ってます)

    この迷晴れ様に出会い、サポレジをゾーンを意識し始めると
    相場がどこで止まりやすかが手に取るように分かるようになったのですが…
    一つ困ったことも起こってます。

    特にスキャルピング時なのですが、
    あまりにも止まるところを意識するためエントリーが出来ずらくなってます。
    相場が見え過ぎるようになった為起こっていると思います。
    迷晴れ様がもし、こういった経験をされてるようでしたらお教えいただけると幸いです。

    PS:知識を捨てる段階に入ってきてるのかなぁ~何て思ったりしてます(笑)

      • mayohare-fx
      • 2014年 12月 11日

      2回のトレードで120Pips!おめでとうございます。スキャルピングでもスイングでも基本的に考え方は同じです。ただし小さな時間足になればなるほど、それより大きな足の影響を受けるので、欲を出すと負けます。ボクがスキャルをやるときは、スキャルしかできない相場の時が多いです。

    • かにずき
    • 2016年 6月 21日

    拝見させていただきました。

    N値とE値は後から見ると非常にわかりやすい目安なのにその場だと見落としています。
    当たり前のことですが、まだまだ見方が身についてなくて浅いようです。

    ありがとうございました。

  1. N値の説明ありがとうございます。

    high1とhigh2が同じぐらいの所で止まると説明されていましたが、
    今回の図では推進波→調整波→推進波の推進波同士が斜めに平行でした。

    では、斜めに平行ではない場合でもhigh1とhigh2の高さは同じになると考えれば良いのでしょうか?

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