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【BOX#25】クロエが環境認識、ジャックがエントリー。

※記事内にプロモーションが含まれています。

この記事は、ブログのサイドバーにある「迷晴れボックス」より投稿された負け・失敗レードを検証、そのほか、トレードのモヤモヤをテクニカルと心理の両面からスッキリ解決するコーナーです。

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最後の(ラス)押し安値・戻り高値 について 投稿者:Uさん


最後の押し安値(戻り高値)について、分からない点があったので質問させてください。もし、負けトレードに関してでないと質問させていただけないのであれば、申し訳ないです (汗)

さっそくですが、左の図では高値2を抜いていった安値Bが最後の押し安値になるのは分かるのですが、右の図では高値2を抜けていった最後の押し安値になるのはB2になるのでしょうか?それとも高値2を抜けるまでに出来た、一番安い安値(B1)が最後の押し安値になるのでしょうか?

自分も塾に入っていたことがあって、その時はこの図で言うB1が押し安値になると言われていたのですが、最後の押し安値を文字通り理解した場合はB2になるのかな…と。

どれだけ考えても答えが出なかったのでネットで調べてみたのですが、ネットに掲載されている最後の押し安値の説明で使われている図が、左の図の様な図しか使われていなくて、右の図のような場合の答えが見つからなかったので質問させていただきました。

ここが曖昧なままだと絶対支障が出るので、どうか教えていただければ助かります。よろしくお願いいたします。

安値・高値の種類

一口に安値といっても、いろいろな性質があるので5種類に分類してみました、高値は、この逆になります。

押し目の安値

押し目買いが成功し、高値を更新した波の起点の安値、アップトレンドにおける押し目買いの最終候補。

ラス押し目の安値

押し目の安値の一種。ダウ理論では、トレンド転換のシグナルで、この安値を基準に、目線を切り替える人がいる。

天井の安値

ご存知ネックライン、これより上にWトップや三尊天井がつくられる。「ラス押し目の安値」より高いレートにあって、ダウ理論のシグナルよりも早く、この安値で目線を切り替える人もいます。「ラス押し目の安値」との攻防になることもある。

強者の安値

大陽線が立ち上がり、高値や節目を更新させた安値、機関投資家、ニュース、経済指標が絡んで、大きなお金が投入されたことを示唆している。

ハラミの安値

「押し目の安値」になれなかった安値で、レンジの端になることも多く、右図なら高値3と安値B2が確定したら、高値3と安値B2はハラミのなかになります。

いちばんたいせつなことは、短期足チャートでは見えない。

左図の安値Bと高値2(ネックライン)との間は、ダウ理論基準では買い目線、ネックライン基準では売り目線になり、両目線が混在します。

上位足のレジスタンスがなければ、このまま、アップトレンド継続の可能性が高いので、押し目の安値Bから高値更新するか、上昇フラッグをつくるかもしれません。

反対に、上位足のレジスタンスで頭を抑えられていれば、状況は180度違って売り優勢となります。

ひとつの時間足チャートで、安値を定義したただけでは、相場の優位性は測れません。

むしろここでは、左図のようなWトップが、なぜできたのかをわかることが大切です。

上位ロウソク足の切り替えタイミングであれば、単なるロウソク寿命の問題なので、フラッグなどを作って上昇しますが、強いレジスタンスがあれば、波が転換するかもしれません。

結果には必ず原因がありますが、その原因は、今、Wトップを観ているチャートには現れないことが多いです。

最初から、細かいことにとらわれていると、全体の流れを見失います。

その結果、焦ってエントリーしたり、チキン利食い、チキン損切りをしてしまいます。

アタマからキチンと考えると、チキンになります。

分析チームと戦術チーム

過去動画で、初心者の方が細かいことに目が行き過ぎて、目線が泳いで、売ったり買ったりするのを防ぐため「Nゾーン(右図オレンジ部分)」を考案しました。

右図なら、B1・B2・B3のどこで反転するかわからないが、このうちどれかになるだろうという分析をしておくだけでも、心の準備ができます。

海外ドラマ「24」、CTUにクロエという天才分析官がいます。彼女が衛星や通話記録を駆使して分析、容疑者の隠れ家に特定、そこをジャックバウアー率いる戦術チームが急襲します。

まずはクロエがエリアを分析、アジトが特定できたら、ジャックが踏み込みます。

エントリーに至るまでのプロセスは、これと同じ、絞り込みの作業です。

たとえば、「高値2からの敵の攻撃を食い止め倒す」のが、ワンシーズンです。

クロエはNゾーンで分析して、ジャックの戦術チームをB3のポイントに向かわせます。

ところが…「トニーが裏切った!」というトラブルからB3が破られ、その回は終わります。

次の回は「前回までの24は…」で始まり、今度は、B2周辺へ戦術チームが派遣されます。

ところが…「キム(娘)がさらわれた」というアクシデントが発生し、B2も破られます。

そして24時間後の最終回、なんとかB1で敵を制圧し、シーズン終了。

「24」では裏切りがあたりまえですが、マーケットでもあたりまえです(笑)

いきなりジャックバウアーになってませんか?

引き金に指をかけ、エントリーできそうなところを、探し回ってませんか。

たいした根拠もなく戦術チームを向かわせるのは、感情がブレるだけです。

分析して「見当をつける」ことは、いらない「やる気スイッチ」を封じるうえで、とても大事。

まずはクロエに分析させてから動く。動きながらも左手の携帯で「クロエ、俺だ!」と連絡をとる。

クロエなしに戦っても、勝ち目はありません。

今日のまとめ
  • チャートをゼロ次元でみる=点=高安
  • チャートを一次元でみる=線=波
  • チャートを二次元でみる=面=ゾーン
  • チャートを三次元でみる=面×奥行=マルチタイムフレーム分析

チャートは、こういう順に観れるようになっていきます。

点を結ぶと線=波、線を結ぶとゾーン=面になります。

この「面」の解釈ができないと、誰とどこで戦っているのか、自分の立っているフィールドがわかりません。

現在地がわからないと、今から何をすればいいのかわかりません。

「ここが曖昧なままだと絶対支障が出る」とありましたが、面で考えていただければ、曖昧さが解消されるかもしれません。

ボクは、小学校低学年のころ、なんとか「四次元」に行く方法はないかと、四次元研究ノートをつくってました。

三次元がボクらの世界、それに時間の概念が加わると四次元。

なんらかの方法で、四次元空間をつくれば、あっという間に、瞬間移動できるのではないか。

そう考えたボクは、でっかいメビウスの輪を首から下げて、変わった雲のカタチ、昨日とは違う風景、螺旋階段などなど、四次元の入り口らしきものを探しまわってました。

ちなみに「メビウスの輪」とは、テープの端を180度ひねってつないで、線を引くと、表と裏がつながってしまうという不思議なもので、裏の世界に行けるカギになると信じてました。

この、想像力豊かな「四次元少年」は近所でも評判になりました。

しばらくして、凡人なボクの四次元熱は覚めましたが、こういう情熱の冷めない子供こそが、世界的に有名な物理学者なんかになるんだと思います。

情熱はスープのように冷めるものですが、これが冷めない人が、大物になるのでしょうね。

そんな大物にはなれないまでも、熱の冷めない工夫はしたい、このブログや動画が、みなさんの情熱保温ポットになれるよう、これからも続けていきます。

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コメント

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  • コメント (2)

    • KaZ
    • 2017年 10月 08日

    NoN様

    こんばんは。KaZです。
    今週も『【BOX#25】クロエが環境認識、ジャックがエントリー。』の文字起こしが完了致しましたのでご確認ください。

    PS
    僕は24は見ていないのですが、クロエとジャックの関係性はNoNさんの熱い解説で良くわかりました(^^)
    今回の動画はなかなか奥が深いなと…動画でクロエは戦略、ジャックは戦術で、戦略を大局的=上位足、戦術を局地的=下位足と置き換え、クロエがいればジャックは進むべき方向性を見失わず、ジャックがいればクロエは状況の変化にいち早く気づけて次の戦略を打ち出せる(いわば、フラクタル思考)とをお話しされておられますが、僕はメンタルについても2人の信頼関係にも注目しました。
    例えば、トレードで目論見と違って負けて熱暴走するケースは、負けた直後の自己信頼の低下が原因の1つではないかと考えますが(自分の分析能力では計画的に勝つことなどできないという思い込み→運にかけるギャンブルトレードに走る)、この状況を24で例えるなら、分析の甘いクロエを信用できなくなったジャックが熱暴走するというイメージになります。ただ、熱暴走したジャックが局地戦で勝てることは想像できません。また、クロエにしても自分の分析で敗戦が続いた場合、自信を失って分析することを止めてしまうかもしれません。負のスパイラルが続けば、やがて物語(トレード)は終わってしまいます。互いの取るべき行動は、ジャックは負けることがあっても熱暴走せず、クロエを信頼し続けて指示通り動くこと。クロエは分析通りにいかないことがあっても分析を止めず、ジャックに最善な分析結果による指示を出し続けること。ジャックの信頼がクロエを動かし、クロエの知性がジャックを助ければ、またジャックの信頼へと、正のスパイラルとなり物語(トレード)は続いていきます。
    とかく、トレードは独りで分析して独りで行動する孤独な戦いではありますが、クロエとジャックそれぞれの思考性を持つことで、トレードにおけるテクニカル(フラクタル)・メンタル(自己信頼)両方に好循環が生まれるのではないか。そんなふうに思いながら文字起こしさせて頂きました。※重ねて申し上げますが、僕の言うクロエとジャックは全てKaZフィクションです。観てないので(爆)

    ただ、四次元少年のくだりが一番印象に残っています(笑)NoNさんの過去の逸話はもっとお聞きしたいです(^0^)

    それでは、今週の旅路はクロエとジャックをお供に連れて出かけます(^^)ゞ

      • NoN
      • 2017年 10月 09日

      24観てないのに…素晴らしい!
      まさに、そういうドラマです!

      このコメント、とくに信頼と知性の相関関係のくだりは、是非、皆さんにも読んでもらいたいです。

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