11Sep
初心者には、とかく敬遠されがちな逆張りですが、使う場所によっては、とても有効なときがあります。今回は他人の利食いを狙った逆張りエントリーをご紹介します。
photo credit: s.schmitz via photopin cc
相場の動きにはエントリーと決済(損切りや利食い)の2種類がある。
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相場が動くのには大きく分けて2つの理由があります。ひとつは新規エントリーによるもの、もうひとつは、そのエントリーの決済(損切りと利食い)です。1本調子で動いたあとは、どこかで必ず利食いによりバウンドが起こります。
ナイアガラ瀑布のように落ちた後は半分くらい戻すことが多い。
ほとんど買われずに落ちたあとは、利食いによるバウンドが期待できます。強いサポート①があることがわかっていれば、さらに高確率でバウンドします。狙いは落ちた波の起点からフィボナッチを当てて、半値程度を目標にするといいでしょう。本来の流れからすると逆張りになるので短期の決済が望ましいです。僕の場合はAやBでエントリーしますがエントリーポイントABCの中でCなら勝率は高めです(直近高値を抜くまでは注意)
サポートが弱いとそのまま抜けていくこともある。
サポート①が弱い場合、レンジを作ったあと下に抜けていくことがあります。サポート①で利食いをする人数が少ない場合、小さくバウンドするだけで、サポート①を下抜け後に新規エントリーが加わり急落していきます。他人の利食いを狙うときは、自分だったら、そこで利食いするかどうかを考えるといいでしょう。誰もが利食いたがる場所なら大きくバウンドしますし、そうでなければ、逆にサポートを突破していきます。
ここでも相場の環境認識が大切。
日足のレンジ上限から下限まで一気に売られたチャートです。下落中、ほとんど買われていません。日足レンジ下限は週足、月足サポートと重なるので止められる可能性が高いことは誰でも考えるはずです。だからこそ大きく利食われました。レートは下落した波の半値まで一気に上昇し、レンジをつくり、日足レンジ上限まで全戻しされました。
今日のまとめ
今回の相場は日足がレンジであることに気づけているかどうかです。チャートを読めるようになるには鳥の目と虫の目が必要です。鳥の目はシナリオを立てるのに、虫の目は小さな損切りで済むエントリータイミングをとらえるためです。どちらも必要ですが、まずは鳥の目を養うべきです。相場は結局、大衆心理の多数決で動くので、その多数が何を考えているかがわからないと勝てません。チャートの形やインジケーターの数値にとらわれていると肝心なことを見落としてしまいます。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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コメント (3)
こんばんわ
いつも分かりやすい動画ありがとうございます
私は少し前に指標発表で戻しが入るだろうと逆張りして負けたばっかりなのでとても勉強になりました
当然強いレジスタンスなどありませんでした
大衆心理大事ですね><これからも応援してます
第六感エントリーは理屈を感覚にまで昇華させた熟練トレーダーの技術です。マウスをクリツクするときに、感情や思い込みではなくて、きちんとした根拠があることを確認するといいかもしれません。
拝見させていただきました。
相場の急変時には乗り遅れまいと飛び込んでいつもカウンターを食らってしまいました。
その経験が重なって今度は入れなくなってしまいました。
でも以前はレジサポのことなど考えてなくリスクを限定してもいませんでした。
今度は反転の根拠を確認しリスク管理をしてからまたチャレンジしてみます。
ありがとうございました。