13Jul
損小利大のトレードができるようになるには、波の伸びる局面を知ることです。大きな波の戻り売り、押し目買いのポイントは絶好のエントリーポイントになります。
photo credit: sunsetgirl creations via photopin cc
大きな時間足の戻り売り(押し目買い)は利が伸びる絶好のエントリーポイント。
[youtube id=”lm2eQ_IxsCg”]
短期波は長期波に飲まれていきます。1時間足が買いだとしても4時間足が売りなら、どこかで大きく売られる可能性が高いです。1時間足を基準でトレードしている場合でも、そのことを念頭に置いてトレードすることが重要です。
フィボナッチの50%,61.8%で戻り売りポイントを予測する。
上図はEUR/JPYの4時間足です。フィボナッチの50%,61.8%は、a波の戻り売り(押し目買い)ポイントです。上図を見ると50%ラインで2回ほど売りが入りましたが、失敗に終わっています。失敗したことにより、さらに上の61.8%まで上昇してから売りが入りました。1回目失敗しましたが2回目のb波(オレンジ)は直前の安値を抜けていきました。b波の61.8波で戻り売りが入り、a波の安値まで到達しています。
チャートパターンはなぜできるのかを知る。
上図はフラッグのチャートパターンになっていますが、なぜそうなるのかを知って使うことはトレードに余裕と自信を持たせます。今回の場合、a波売り(緑の売り)が何回か失敗に終わったのは、1時間足レベルの買いが抵抗したためです。この売り買いの攻防の大衆心理の現れがフラッグというチャートパターンを作ります。この心理をわかっていれば、買い方のあきらめたポイントで、素早く売ることができます。オレンジの波は61.8%で、買い方の損切りも巻き込んで一気に下落しました。教科書的にはフラッグの下限を抜けてからエントリーということになりますが、それでは遅すぎておいしいところを取り逃がしてしまうことが多いものです。
さらに大きな時間足も必ずチェックするのを忘れない。
4時間足の波を狙うのであれば、ひとつ上である日足のラインを意識します。サポートやレジスタンスラインがあるのであれば、とりあえずそこまでを目標にするとよいです。
今日のまとめ
大きな目線は大きなチャンスを生みます。波の大きくなる可能性を知っていれば、利益を伸ばすことができるようになります。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
とてもためになりました。
長期足でシナリオと目標を定める。
短期足ではダウが不成立になるまでホールドする。
シンプルで明確なルールと手順ですね。
トレンドのない、長期足のビジョンのない短期足のみのトレードでは
最初に出た含み益をすぐ確保しないとなくなってしまうことが多く、
とりあえず出た利益は確保しておこう、という気持ちが強いですが、
長期足でしっかりとシナリオと目標を定めてあれば、
利を伸ばせる確率が高まるということですね。
今後、しっかり意識していきたいと思います。
ありがとうございました。
僕もトレンドの無いところでは短期足だけでトレードすることがよくあります。ホールドできる場合と使い分けれるのが一番いいのですが、それには今は波の勢いやサイズが感覚的にわかってないと難しいかもしれませんね。
拝見させていただきました。
私はなるべく長くポジションを持ちたい志向なのですが、いつも含み損に耐えられません。
エントリーポイントも重要なのでしょうが、今回のビデオでもっと大事なことがあると思いました。
ありがとうございました。