18Jan
週刊チャートナビ515回(2025.01.13-2025.01.17)。今週のFX相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、週トレやデイトレの攻略ポイントを深堀り解説します。
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ドル円
今週の見通し
相場の背景
- 149円+100日線の押し目買いVS.160円のレジスタンス
- トランプ大統領誕生前に160円に再度トライするだろう。
- 先週足はコマ足陽線(先週高安の持ち合い)
- 大局は買い目線だが、158円台で上値の重い展開からの”急な下押し”に注意!
- 重要経済指標:米CPI・米小売売上高
ベアの注目
- 160円のレジスタンス
ブルの注目
- 日足SMA21のサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 160.00 |
TR中段 | 先週コマ足高安 |
TR下段㊦ | 4週前安値 |
今週のシナリオ
ベアの視点
①先週高値ブロックから日足SMA21への下押しを売る②160円に到達すれば利益確定を売る
ブルの視点
160.00への再トライ①先週安値ブロックへの下押しから買う②先週高値ブロックの崩れで買う
毎日の値動き
01/13月曜
- 先週高安の持ち合い
- 金曜コマ足を基準にする
ベアの視点:①金曜安値サポートの崩れで日足SMA21へショート
ブルの視点:①日足SMA21付近の反発で押し目買い
- ロンドン時間、金曜安値を4時間3番足陰線がブレイク。
- NY時間、赤1戻り売りは、157.00の反発で損切り。
01/14火曜
先週コマ足高安の中央でブルベア攻防
ベアの視点:①ブルベア攻防、ベア派の勝利でショート。
ブルの視点:①ブルベア攻防、ブル派の勝利でロング。
持ち合いの継続を様子見
01/15水曜 米CPI
先週コマ足高安の持ち合い
ベアの視点:①ブルベア攻防、ベア派の勝利でショート。
ブルの視点:①ブルベア攻防、ブル派の勝利でロング。
- 東京時間、4時間1番コマ足で12月高値(=4時間足レベルの三尊右肩)の反発を確認後、15分足の高値キリサゲ(=戻りネック割れ)で赤1ショート。
- ロンドン時間、1/13安値+日足SMA21まで急落、4時間3番陰線のクローズで半決済。
- 翌日の東京時間、155.50の下ヒゲでアウト。
01/16木曜 米小売売上高
- 12月高値から先週安値への戻り売りで4時間足レベルの三尊が完成
- 4週前安値上昇波の半値押し目(上位足上昇相場)VS.4時間足レベル三尊の完成
ベアの視点:①4時間足レベル三尊を根拠に12月高値下降波をフォロー
ブルの視点:①4週前安値上昇波の押し目買い、156.00付近のサポートでロング。
- ロンドン時間、先週安値のレジサポ転換+1時間SMA21反発+戻りネック割れで赤1ショート、安値切り上げで撤退。
- NY時間、再び、先週安値のレジサポ転換+1時間SMA21反発+戻りネック割れで赤2ショート、前回安値でアウト。
01/17金曜
12月高値下降波(三尊右肩)VS.4週前安値上昇波の61.8%ポイント
ベアの視点:①4時間足レベル三尊を根拠に12月高値下降波をフォロー
ブルの視点:①4週前安値上昇波の押し目形成を待ってロング
- ロンドン時間、1時間足SMA21から4時間足SMA21への乖離埋め狙い、155.50レジサポ転換+1時間足MAと15分足MAの支えを確認後に青1ロング。
- NY時間、先週安値でアウト。
今週の攻略ポイント
今週の相場背景
20日のトランプ大統領就任式に向けポジション調整の動き
大局は上昇相場で160円に再トライ中だが、20日のトランプ大統領就任式(サプライズ発言のリスク)を控え、今週はポジション調整の動きとなった。
「これ以上、上がらない」と考える人が増えれば、上値が重くなるのは必然、買いポジションの利益確定や、高値掴みの損切り注文が入り、そこに逆張り派の新規売り注文が重なればレートは急落する。
週トレの狙いは、ポジション調整による下落。
ドル円の大局は上目線だが、相場の背景から156円や155円まで、十分な下落幅が見込めたので、ポジション調整による下落を狙った。
これは、上位足の流れに逆らうトレードだが、リスクに比べて大きなリワードが見込めるなら、上目線の下目使いをすべき局面である。
今週のエピソード
EP.1 ブルとベアの持ち合い
20日のトランプ大統領就任式を控え上値が重く、日足MAの支えで下値は堅いせいで、先週足はコマ足になり、どっちにいくのかわからない状況での幕開け。
月曜は金曜コマ足安値抜けで、日足MAまでのショートを試みて損切りとなりましたが、この「下がらない事実」から持ち合いとみて様子見。
トレードで利益を残すには、黄ブロックをような持ち合いの予兆を掴んで、トレードを避ける技術を身につけましょう。
例えば、持ち合い予兆の見極め方のひとつとして移動平均線を使う方法があります。
下向きに転換中の4時間足MAと、上向きの日足MAにレートが挟まれてる「事実」から持ち合いを予兆できます。
4時間足MAが上値を押さえ、日足MAが下値を支えれば、持ち合うのは必然ですから。
EP.2 持ち合いの決着
さて、問題はこの持ち合いの決着をどこで判断するかです。
例えば、売るタイミングは、買い手が「こうこれ以上、上がらない」と判断して、買いポジションを手仕舞うところがベストですが、1/13安値の更新を待って売るのは遅すぎます。
1/13安値を割ることで、高値と安値を切り下げ、下降トレンドが発生しますが、先週安値や上向きの日足MAの支えで、買われてもおかしくないからです。
完璧な決着を待って、買い手のターンになってしまっては意味がなく、もっと早く「買い手の諦め」を見極める必要があります。
今週のヤマ場
ボクは、12月高値を上位足の三尊右肩ラインと仮定して、先週高値から12月高値へ高値を切り下げるタイミングで戻り売りました。
このトレードを行うには、12月高値の抵抗を確認する必要がありますが、過去の軌跡をみれば、赤ブロックでの押さえや、先週足終値が12月高値を超えられなかった「事実」で確認できます。
相場は最後まで何が起こるかわかりませんが、12月高値のレジスタンス・ラインが上昇と下降の分水嶺になるなら、売り負けても、すぐに買い注文を入れて、損切りを相殺できるとも考えました。
結果、植田総裁の利上げを示唆する発言というファンダメンタル要素が、売りの優位性に加担して、円高に反応しました。
また、12月高値のレジスタンス・ラインを裏付けるため、売りの優位性を複数のテクニカル要素で担保してます。
水曜日の赤1ショートは、売りの優位性を示唆する複数のテクニカル要素が重複しています。
1.下位足の高値キリサゲ
12月高値の戻り売りですが、1/13安値更新後に売るのは遅すぎ、12月高値タッチで売るのは早すぎます。
そこで、下位足の高値キリサゲを戻り目とみて売ります。水曜日は戻りネック(=ダブルトップのネック割れ)でショートしました。
2.下向きの移動平均線
また、水曜日のショートは、15分足+1時間足MAが下向きで、かつ、MAの下にレートがありました。
この移動平均線の傾きや順序なら、2本の短期・中期MAが、レートを押さえてくれるので下がりやすいです。
また、しばらくすると、4時間MAを1時間足と15分足のMAが下に抜いて”売りのパーフェクトオーダー”を形成しています。
このパターンになれば、しばらく、売りポジションを保有することが可能です。
今週の学び
ドル円は上昇相場なので、先週安値より上値で買ってる人たち、あるいは、1/13安値の上昇を買ってる人もいます。
安く買えて含み益になってる人もいれば、高値を掴んで含み損になってる人もいます。
上昇の期待感から買いポジションを持っていても、相場の背景からして、「上値が重ければ手仕舞う」ことになるでしょう。
この、買いポジションが積み上がっている「事実」こそが、売るときに超重要で、ベテラン・トレーダーは、この見極めが上手です。
売り手に有利なテクニカル要素は、裏を返せば、買い手には不利です。
つまり、売り手に有利なテクニカル要素が重複するほど、買い手の「期待」は「諦め」へと変わります。
そして、一旦、買いポジションを手放し始めると、そこに、逆張り派の売り注文が加わってレートが急落します。
さて、今週の調整下落は、来週以降の押し目買いの伏線になるかもしれません。
また、24日の日銀政策決定会合で利上げをすれば、クロス円は円高方向を試す局面になりそうです。
でも、20日にトランプ大統領が爆弾発言をするかもしれませんね。
ユーロドル
今週の見通し
相場の背景
- ユーロドルは、2023年安値の更新でダブルトップ完成。
- 2024年高値から下がり続けているので”引き戻し”も考えられる。
- 2024年高値下降トレンドが継続中
- 先週陰線終値が2024年安値を更新。
- 重要経済指標:米CPI・米小売売上高
ベアの注目
- 12月高値下降波が2024年安値を更新
- SMA21(日足・4時間・1時間)の売りのパーフェクトオーダーが成立
ブルの注目
- 2024年安値のサポート(1月足の下ヒゲ)
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 12月高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 1.0000 |
今週のシナリオ
ベアの視点
12月高値下降波のフォロー①先週安値2番底の崩れで売る
ブルの視点
2024年安値のサポートが背景①先週安値2番底から先週高値への”引き戻し”を買う
毎日の値動き
01/13月曜
12月高値下降波が2024年安値を更新済
ベアの視点:①先週安値2番底の崩れでショート
ブルの視点:①先週安値2番底形成から先週高値へロング検討
ロンドン時間、4時間3番足陰線が先週安値をブレイクするも下値を追わず様子見。
01/14火曜
- 12月高値下降波が2024年安値を更新済
- 前日陽線終値が2022年11月21日押し安値+先週安値で反発
ベアの視点:①先週安値2番底の崩れでショート
ブルの視点:①先週安値2番底形成(騙しの安値)から先週高値へロング
- 東京時間、前日のピンバーで2022年11月21日押し安値の強い反発を確認。
- ロンドン時間、前日安値切り上げを狙って待ち。
- NY時間、1.0250レジサポ転換+1時間足SMA21反発+ダブルボトム2番底で青1ロング。
- 翌日の東京時間、前回の急落高値反発でアウト。
01/15水曜 米CPI
- 12月高値下降波VS.2022年11月21日押し安値
- 2022年11月21日押し安値の反発で先週高値下降波の半値まで引き戻した
ベアの視点:①先週高値下降波の2024年安値付近の戻り売りを検討
ブルの視点:①2024年安値付近の戻り目崩れで先週高値へロング検討
NY時間、”米CPI”を受けて高値更新するも、2024年安値で反発して急落。
01/16木曜 米小売売上高
- 12月高値下降波VS.2022年11月21日押し安値
- 2024年安値+日足SMA21に先週高値下降波の戻り目を形成中
ベアの視点:①先週高値下降波の2024年安値付近戻り売り
ブルの視点:①2024年安値の戻り目崩れで先週高値へロング②先週安値の2番底形成でロング
2024年安値+日足SMA21の戻り目形成中でノートレ
01/17金曜
- 12月高値下降波VS.2022年11月21日押し安値
- 2024年安値+日足SMA21に先週高値下降波の戻り目を形成中
ベアの視点:①先週高値下降波の2024年安値付近戻り売り
ブルの視点:①2024年安値の戻り目崩れで先週高値へロング②先週安値の2番底形成でロング
1/15ハラミ足の持ち合いで様子見
今週の攻略ポイント
今週の相場背景
積み上がった売りポジションの買い戻し
2023年安値のネックライン割れでダブルトップが完成。
大局は下降相場だが、ユーロドルやポンドドルは、積み上がった売りポジションの買い戻しが進んだ。
12月高値下降波は伸び切った感があるので、まずは安値掴みを避け、積み上がった売りポジションの買い戻しを狙いました。
ただ、先週安値に底値パターンを形成するとなると、「週トレ」で大きくは狙えないので、「デイトレ」での短期決済がベターでしょう。
今週のエピソード
EP.1 月曜日のピンバーは買い戻し開始のサイン
月曜日のピンバーを買い戻し開始のサインとみて、火曜日の安値切り上げで、次のレジスタンス・ラインまで短期で買いました。
火曜日の青1ロングは、買いの優位性を複数のテクニカル要素(1.0250のレジサポ転換+1時間足MAと15分足MAがレートを支持+ダブルボトム2番底のネック抜け)で担保しています。
EP.2 ブルとベアの持ち合い
ある程度、買い戻しが進むと、2024年安値周辺で持ち合い(水曜コマ足・黄ブロック)ました。
この持ち合いを予測して様子見できるようにならないと、トレードでは利益を残すことができません。
この持ち合いは、先週高値下降波の戻り目付近に発生しましたが、ドル円で解説したように、移動平均線を見れば、4時間足MAが下値を支え、日足MAが上値を押さえている「事実」を確認できます。
今週のヤマ場
今週は底値形成のプロセスの一部として、売りポジションの買い戻しがありましたが、水曜日以降はレンジ相場となり、ヤマ場は特にありませんでした。
トレンド・フォローできる局面ではなく、短期決済前提の相場でした。
今週の学び
ユーロドルは下降相場ですが、12月高値下降波は伸び切った感があり、底値形成のプロセスに入るなら、安値を売るのはリスキーです。
こんなときは、積み上がってるポジションの買い戻しを短期で狙ったほうがいいです。
底値形成プロセスに入ったら、トレードを控えて様子を見ることです。
現在は持ち合い中なので、次のターンでレンジをブレイクするところを狙いたいです。
ポンドドル
今週の見通し
相場の背景
日足に月足ロウソク
2024年高値から下降相場で下目線だが、大局で見ると2023年10月安値が近づいている。
4時間足に月足+週足ロウソク
- 2024年高値下降トレンドが継続中
- 2023/10月安値サポートに警戒する
- 重要経済指標:米CPI・米小売売上高
ベアの注目
- 2024年高値下降トレンドの2024年安値更新
- 日足+4時間足MAが下向き
ブルの注目
- 2023/10月安値のサポート
- ユーロドル2022/11/21安値のサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 先週高値と2024年安値 |
TR中段 | ーー |
TR下段㊦ | 2024年安値と2023/10月安値 |
今週のシナリオ
ベアの視点
2024年高値下降トレンドが背景①先週高値下降波を戻り売り(2024年安値が戻り目候補)
ブルの視点
2023/10月安値とユーロドルのサポートが背景①先週高値下降波の下げ止まりから引き戻しを買う②先週高値下降波の戻リ売りを受けて2番底から買う
毎日の値動き
15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
01/14火曜
月曜日のピンバーを買い戻し開始のサインとみて、月曜安値を黄1で切り上げましたが、1時間足MAに支持されておらず、4時間足MAに売り負けるリスクがありノーポジ。
01/15水曜
黄1ロングは、4時間MAと1時間足MAが下値を支えてくれますが、すでに大きく買われていて、経済指標とも重なってしまいました。
01/16木曜
水曜日のコマ足確定後は、レンジ相場とみてノートレ。
今週の攻略ポイント
今週の相場背景
積み上がった売りポジションの買い戻し
日足
大局は下降相場だが、ユーロドルやポンドドルは積み上がった売りポジションの買い戻しが進んだ。
4時間足
今週のデイトレは、積み上がったポジションの買い戻しを狙う。
12月高値下降波は伸び切った感があるので、安値掴みを避けたほうが無難。むしろ、積み上がったポジションの買い戻しが狙えました。
ただ、底値形成プロセスに入ると「週トレ」で大きく狙えないので、「デイトレ」での短期決済がベターでしょう。
今週のエピソード
EP.1 月曜日のピンバーは買い戻し開始のサイン
1時間足
月曜日のピンバーを買い戻し開始のサインとみましたが、条件が整わず、トレードを見送りました。
15分足
火曜日の黄1で、月曜安値を切り上げましたが、1時間足MAに支持されておらず、4時間足MAに売り負けるリスクがあります。
さらに安値を切り上げた、水曜日の黄1ロングなら、4時間MAと1時間足MAが下値を支えてくれますが、すでに大きく買われていて、経済指標とも重なってしまいました。
EP.2 ブルとベアの持ち合い
1時間足
ある程度、買い戻しが進むと、2024年安値周辺で持ち合い(水曜コマ足・黄ブロック)ました。
トレードでは利益を残すには、この持ち合いを、事前に推測できるようになることが重要です。
この持ち合いは、水曜日のコマ足確定で推測するか、あるいは、4時間足MAが下値を支え、日足MAが上値を押さえている「事実」からも推測できます。
今週のヤマ場
1時間足
今週は底値形成のプロセスの一部として、売りポジションの買い戻しがありましたが、水曜日以降はレンジ相場となり、ヤマ場は特にありませんでした。
トレンド・フォローできる局面ではなく、短期決済前提の相場でした。
今週の学び
1時間足
ポンドドルは下降相場ですが、12月高値下降波は伸び切った感があり、底値形成のプロセスに入るなら、安値を売るのは危険です。
こんなときは、積み上がってるポジションの買い戻しを短期で狙うのがベターですが、底値形成プロセスに入ったら、無理してトレードしなくてもいいでしょう。
来週の相場観
ドル円
相場の背景
- 149円+100日線の押し目買いVS.4時間足レベルの1月高値三尊天井
- 先週はポジション調整による下落で、12月大陽線38.2%ポイントの仮ネックまで押された。
- 4時間足レベルの1月高値三尊天井VS.12月大陽線の押し目買い
- 大局は上昇相場だが、トランプ大統領の爆弾発言や、日銀の利上げ(すでに織り込み済)で、さらに円高が進む可能性もある。
- 重要経済指標:トランプ大統領就任式・日銀金融政策決定会合+植田総裁会見
ベアの注目
- 1月高値の4時間足レベル三尊天井
- 4時間SMA21の上値押さえ
ブルの注目
- 大局は上昇相場
- 12月太陽線仮ネックのサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 1月高値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 5週前大陽線安値 |
来週のシナリオ
ベアの視点
4時間足レベルの1月高値三尊天井が背景①先週高値下降波の3波戻り売り②先週安値の2番底崩れで5週前安値へ売る
ブルの視点
12月大陽線の押し目買いが背景①先週安値(仮ネック)のサポートから2番天井への上値試しを買う②ファンダ要因で重要な節目まで大きく下げれば買う
ユーロドル
相場の背景
- ユーロドルは、2023年安値更新でダブルトップ完成。
- 2022/11/21安値に底値を形成中とみる
- 先週は売りポジションの調整で買い戻された。
- 2024年高値下降トレンドが2024年安値を更新
- 重要経済指標:トランプ大統領就任式・日銀金融政策決定会合+植田総裁会見
ベアの注目
- 12月高値下降波が2024年安値を更新
- 日足SMA21が下向き
ブルの注目
2週続きの底堅い動き
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 12月高値 |
中段 | 2023年安値と先週安値 |
下段㊦ | 1.0000 |
来週のシナリオ
ベアの視点
12月高値下降波のフォロー①2023年安値で戻り売りを検討②先週安値の2番底崩れで売る
ブルの視点
2022/11/21安値の底堅さが背景①先週安値の2番底で買う②2024年安値付近の持ち合い上放れにつく
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コメント
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コメント (4)
おつかれさまです。
今週はやはり、調整の週だったんですね。もしかしてそうかなー、と思いながら、ここぞと思う所があればと思ってましたが、難しかったです。
結構、損失の方が多かった。
で、今朝、先生のブログを見る前に自分で反省しました。。。
実質今週は、15日のショートと17日のロングだけでよ良かったなぁ、と思ってました。でもこれは、あとから出来上がったチャートを見てのことです。動いてるチャートで取れないと意味無いんですよね。
15日のショートはよそ見してる間に下落してしまい入れなくて、17日のロングはダブルボトムが出来てmaを抜けてから入ったものの、自信がなく撤退してしまい。
あとあと、撤退しなければ良かった。。
でも、これからは、見逃したと思ったら傍観しようと思います。今週は、下落を見逃したあと入ろうとしたけど、引き戻しにあったりして、調整の週のせいか惑わされ過ぎました。それで結局損切り、となった感じです。調整週かもしれないと気づいてからは、傍観しました。それでも、金曜ロングはショートの場面かと騙され、これも下から買って、触らない方が良かったなと思いました。
調整の場面では惑わされるんですね。
今後は、普段ももちろんですが調整のときはとくに気をつけたいと思います。
いつもご教授頂き有難うございます。今週の攻略ポイントはドル円、ユーロドル、ポンドドル通してポジション調整ということでしたが、詳しいご説明にもありましたが何故ポジション調整が起こるのか、そして調整からブレイクして再びトレンドが発生する場面においての市場参加者の心理がどうなっていくのかを理解してトレードすることが大事だと思います。最近では自社の顧客のポジション状況を表示するfx業者が増えてきましたが、大変便利なツールだと思いますけどただ単にそのデーターだけを見て売りだ買いだとやってもあまりいい結果は期待できないかもしれません。そのポジション状況からトレーダーの心理がどうなってるのかをしっかり把握して次の戦略を練らねければならないと思います。またfx業者にはスキャル、デイトレ、スウィングそれぞれに向き不向きがあるようです。私はスキャルですのでスキャル向きの業者を使ってますが、当然その業者のポジション状況は短い足のポジション状況の方が信頼性が高いことになりますし、デイトレやスウィングもそれに強い業者があるようですので時間軸に合わせて各業者のポジション状況をチェックする必要かあると思いますが、結局はチャートでマルチフレーム分析をすればおおよそのことはわかりますので、チャートと照らし合わせてポジション状況を見ればいいかと思います。その他インジやオシレーター等で分析する方法もありますが、どんな分析法をするにせよ結局は市場参加者の心理が分からなければ意味がないと思いますので、ただ単に表面的なデーターだけでなく寄り深く分析できるようにしたいです。自分にとって市場参加者の心理分析は今年の最も大きな課題となりそうです。
一週間お疲れさまでした。
水曜のドル円ショートは、雇用統計高安に注目し、先週安値上昇波の押し目買い失敗して雇用統計高値から高値を切下げるなら12月高値が有力だろうというのが私の展望でした。言葉は違えど迷晴れさんの説明とほぼ同意義と思います。
簡潔に説明するとあっさりしすぎて他者からは簡単に思われてしまいますが、実際にはそれまでの相場の背景からエントリーに至るまでのプロセスはいくつも要因が複合しているので、今年から始められている迷晴れさんの説明スタイルはより分かりやすいものになっていて感謝しております。