10Apr
ブログの『迷晴れボックス』に投稿されたトレードを考察、テクニカル・メンタル面での『気づき』を共有する企画です。
恋する生姜焼き さんのトレード考察 転換逆張りトレードについて
はじめまして★私はトレード歴半年ほどの、20代女性です。最近調子がよかったのですが、自身がある局面で気を大きくして、大きなロットを張って、大ダメージを負ってしまいました。こんな私にマヨの手を差し伸べてください<(_ _)>
最近、私は4時間足以上での高値切り下がり、安値切りあがりを根拠にしての、逆張りトレードを集中的にトレードしています。もちろん、そこに強いレジサポがあることが前提です。特にショートを好んでトレードしております。
今回はチャネル内でのトレードになりますが、同じように4時間足の上げ止まりを根拠に売りでエントリーしましたが、上に大きく伸びてしまい大きな損切をしてしまいました。。。
1時間足レベルでも2回目の上げ試しで前回のネックラインであるレジスタンスを抜けなかったので、結構、自信をもって売りで攻めました。
マヨさんなら、ここで売りはしないのでしょうか。。。
上昇中の三角持ち合いの扱い。
1.2月第一週陰線ハラミ足
2.126.0戻り売りゾーンに到達したが、まだ4時間上昇CHは崩れてない(つまり流れは上で買い手はあきらめてない)
3.高値切下げ+安値切上げの「三角持ち合い」はレンジ相場。買い手は安値切り上げ、売り手は高値切り下げを重視している綱引き状態。
4.126.0で1回売られているが、ウリNゾーンでは最も浅い戻り売り候補なので、2回目のアタックで突破するかもしれない。
ユロドル2018サポート1.130+ドル円先週終値+ユロ円先週終値のトリプルサポートがある。ここでのショートは壁打ちになり、4時間上昇CH㊦にできたWボトムを根拠にロングされてもおかしくない。クロス円をトレードするなら、他の2通貨ペアのレジサポがどこにあるのかを見ておくべきです。ユロ円だけのエントリーポイントでは、みえないレジサポで反発を喰らいます。
たとえば、青〇押し目買いと青□押し目買い(今回のケース)は、プロセスこそ違え本質的には同じです。
中期上昇トレンドは、押し目候補まで短期下降トレンドをつくりますが、そのとき「三角持ち合い」ができます。
三角持ち合いのなかは高値切り下げ、安値切り上げで、指向性はありませんが、基本的には、それまでの中期上昇トレンドの方向へポジションを持つのが順張りです。
恋生姜さんは「逆張り」なので、赤節目(126円)を天井とみて高値切り下げでショートしたわけですが、ウリNゾーンで最も浅い戻り売り候補なので、売り手がそこまで本気にならないかもしれません。
売るなら、赤節目への2回目のアタックを待ってからのほうが無難でしょう。
もし、青□付近でチャネル㊦抜け期待で、早々ショートするなら、順張り派の赤節目への2回目のアタックが勝てば敗けることを覚悟しておくべきです。
相場には常に「多数派」と「少数派」が存在します。
逆張り思考のトレーダーは「少数派」ですが、常に、「多数派」の心の声を聴くべきです。
多数派の思考が読んだうえで、少数派としてポジションを持ちます。
4時間A陽線の上髭をみて「フェイク」と判断、陰線Bの下げを抜くなんて、暦半年とは思えない男前なトレードです。
三角持ち合い㊤ブレイクがフェイクになって切り替えされたが、3通過ペアのトリプルサポートが効いたのか、安値を切り上げて上昇していきました。
恋生姜さんがショートしたタイミングが明記されてないですが、こういう「局地」の勝敗を見極めてからポジションを持ちたいなら短期足を使わざるを得ません。
もし、4時間CH㊦までサポートなしなら、分足の下降フラッグ抜けでショートしてもいいかもしれません。
陰線B戻り売りが崩れ、陽線Cができました。
陽線Aの急騰に飛び乗ったロングは、次の、陰線Bの急落で逃げる。
「だましか!」とばかりに売った陰線B戻り売りが安値を切り上げてしまったので、慌てて買い戻したのが陽線C。
ボクなら、陰線Bの戻り売り崩れからロングです。
「完ぺきなものはない」
亡くなった母がよくいってました。
カメラの世界には「レンズ沼」という専門用語があります。
レンズには、広角から望遠までいろいろな焦点距離があって、いろんなグレードのレンズがあります。
選択肢が多すぎて、まさに「沼」。
この沼にはまった人向けに「レンズ資産」という便利なコトバがあります。
レンズの価値は下がらないので沢山買っても大丈夫と無理やり購入を正当化してます。
ボクも最近カメラを買いました。
フルサイズ機のレンズは、高いやつだと20万円以上します。
同じ焦点距離で半額くらいのサードパーティ製レンズもありますが、トレードの教訓を生かし、じぶんの撮りたいものに合わせて、いいレンズを1本だけ買って、しばらくこれで勝負しようと思います。
写真の世界も、トレード同様、奥が深そうです。
じぶんの「基準」を以て、それで出来ないことはやらない。トレード同様、これが、「納得解」になるのだと思います。
さて、順張りとは列にならぶ行為(最後尾は振り落とされる)で、逆張りとは列をつくる行為です。
よくもわるくも逆張りはファーストペンギン、ポジションが海の藻屑となるもありますが、バチっと決まると気持ちいいです。
その代わり、順張りのように相場に救われることはない男前なトレードです。
順張り・逆張り、欲張り。
順張り・逆張り、ボクはどっちでもいいと思います。
そもそも波はジグザグするものなので、順張りだろうが、逆張りだろうが、欲張りじゃなきゃいいです。
「完ぺきなものなんてない」
何を選んでもメリット・デメリットありますし、完ぺきな手法なんてものは存在しません。
完ぺきを目指してストレスを溜めるぐらいなら、腹八分目で満足すべきでしょう。
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
記事へのレビューやご意見はコメント欄をご利用ください。コメントを「読者さまの声」としてブログや動画に掲載させていただくことがございます。
◆著作権について◆
当サイトは無料でご覧頂けますが、著作権は放棄しておりません。動画等のコンテンツを営利目的でお使い頂くことはできません。
詳細はご利用についてをご覧ください。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (10)
いつもご教授頂きありがとうございます。今回の迷晴れboxのケースと全く同じ負け方を、自分も先週のポンドルでしてしまいました。1.32000で一度レジされて高値を切り下げてきたのですぐショートしてしまい、ファンダの要因もあって下がるイメージばかりで、安値も切り上げて三角持ち合いになっていることを見逃してました。上に跳ねる度に損切りを繰り返し、それまで勝ってた分を全部吐き出しマイナスに転落です。後から見ればしっかり1.32000でダブルトップを作ってから下げてました。マヨハレ先生がいつもおっしゃってますように、しっかりダブルトップ、あるいは三尊を待ってからショートすべきでした。また大衆心理を考えればダブルトップ、三尊が否定さてたりすれば更にもう一段の可能性が高くロングのチャンスだと思いますので、今度狙って見たいと思います。いずれにせよ今の自分はまだまだ拙速に判断し過ぎですし、自分がこうなって欲しいという願望でトレードしてると今回の動画を見て感じました。何度も今回の動画を見直してしっかり修正したいと思います。
わかっちゃいるけど…といった感じでしょうか。何度か痛い目にあうと改善しますよ(^_-)-☆敗けた原因をわかってるなら大丈夫です!
「順張り、逆張り、欲張り。」
ある程度利益が出た後で、欲を出してしまいその日の利益を全てチャラにされる、ということも時々あります汗
「ネックネックこんにちは」の次に個人的に好きな迷晴れ語録となりました♪
どこかで言われていましたが、目標は勝ち負けよりも「ルールを守る」ことに焦点を当てる方がいいですよね。
相場の理屈がわかってきたら、プロセスにこだわりたいですね。
いつも気付きの多い動画をありがとうございます。
相場の世界は沼地もあるし、平地もきちんとあるんですよね。
沼地に足をとられていると時間が足りないし、
平地に道を作らなければ、遠くにいけない、というような問題もあります。
最近プログラミングが面白くて、暇があれば触っています。
トレンドフォローの手法を通貨別に検証しているのですが、
成績はどれもほとんど同じですが、エントリー時間がそれぞれずれています。
レンジになると決済するようになっているので、利益が出るエントリー時間が
通貨ごとに違うということになります。
トレンドフォローで利益が出るトレード保有期間を相場のトレンド期間と捉えると、
ドルからみは深夜から昼にかけてトレンドが発生し、
その反面夕方からはトレンドがなかなか発生しにくいです。(もしくは急落などで、損切にかかりやすい)
ロンドンは逆張り、ニューヨークは順張り志向と言われますが、
ドル円に関しては確かにそうだと思います。
他通貨取引で失敗する例は、自分の取引可能な時間が限られているにも関わらず、
同じ手法で、他通貨を運用することで、単通貨よりパフォーマンスが落ちるという側面がある気がします。
ある通貨でトレンドの時間はある通貨でレンジなんですよね。
腹八分目は本当に重要ですね、私もちょうどそういったことを考えていました。
ありがとうございました。
確かに、取引時間が限られているのは兼業の方のウイークポイントですよね。その時間内に中規模チャンスが起こるとは限りませんからね。
節目が近づけばレンジになるなど、現在値から節目までの距離も影響している気がします。山崎さんなら、そのうち凄いプログラムを開発しそうですね(^_-)-☆
以前ご紹介されていた、瀧原宮と伊雑宮に夕べからでかけて、今日、朝から回ってきました。
瀧原宮に着いたのは、朝7時ころでしたので、ほぼ誰もおらず、木々のトンネルを時間を遡るように抜けて行き、鳥の声だけが聞こえる中でお参りをすることができました。
伊雑宮は午後からでしたが、ここもほとんど人がおらず、ゆっくり社殿?に向き合うことができました。
何を感じてきたのかは、これからゆっくり思い返していきたいと思いますが、良い場所を紹介していただき、ありがとうございました。
ついでに、お天気も良かったので、英虞湾を見下ろせる横山展望台、パールロード途中にある鳥羽展望台。志摩市内でおいしいと言われていると聞く「ふじ田」というパン屋さんにも行ってきました。
妻も一緒に行ったのですが、それなりに喜んでいたみたい(瀧原宮近くのコンビニで売ってた豆大福がおいしかったらしい)で、しばらくは安心してFXの勉強ができそうです(苦笑)。
行かれましたか(^_-)-☆ボクは今年はまだなので近いうちに行ってきます!
いつも更新ありがとうございます。
何事においても「納得感」が重要だ、と最近つくづく感じます。
正しいか正しくないかでなく、自分の中で納得感があるかないか、心地良いか悪いか。
そういう一般化・数値が難しい感情面が世界を大きく左右していると思うので、
真っ向から正論を言う上司が、部下とコミュニケーション上手くいかなかったりするのだろうなぁ、と。
逸れた話になりましたが、
私の中では上記のように「納得感」が重要な人生観だからこそ
迷晴さんのよく仰る「1つに絞る」「マイルールを決める」その先の「納得解」に、
非常に共感し、いつもお話が腑に落ちます。
「完ぺきなものはない」その通りだと思います。
完璧の語源は「傷のない玉(=宝玉)」という意味らしいです。
傷がなくどこから見てもピカピカで、どの方向にも行ける玉よりも、
一点を磨き上げ、真っすぐにしか動けないが磨くほど突破力が高まる“槍”を作りたい。
今回のお話を聞いて、そんな風に思いました。
もともとフリーランス(自由な槍)というコトバは、中世ヨーロッパで忠誠心や主従関係からも自由だった傭兵のことだそうです。
なんかカッコいいですね!