12Oct
三大習慣病(ポジポジ病・タジタジ病・チキン利食い)が慢性化したトレーダーに勝ち目はありません。これら病の元凶となる心理を考察しつつ、解決できるテクニックを解説。
三大習慣病の心理的背景。
最初に、「ポジポジ病・タジタジ病・チキン利食い」を引き起こす無意識下の心理から探っていく。
三大習慣病はアレルギー反応。
ポジポジ病・タジタジ病・チキン利食いは、自分を守る「自己防衛反応」で、無意識下で起こるから気づけない。
ポジポジ病・タジタジ病・チキン利食いは、自分を守るべき状況でないのに、過剰防衛してしまうアレルギー反応です。
ボクは、このアレルギー反応の背景に「ポジティブ思考」があるとみてる。
何時頃からか、ポジティブ思考=プラス思考、ネガティブ思考=マイナス思考という、ステレオタイプのレッテル張りをしてないだろうか?
『3idiots(3バカ)』というインド映画をご存じだろうか?
インドで興行収入歴代ナンバーワンを記録した大ヒット映画だが、邦題は『きっとうまくいく』です。
日本人は「ポジティブ思考」が大好きだから、こんなタイトルになったのだろうか。
敢えていうが「ポジティブ思考」は危い。
ボクの周りにも『きっとうまくいく』を人生の聖杯と信じて疑わない人がいて、何十年も現実から目を背け続けてる。
彼らのロジックはこうだ。
「起きたことには、全て意味がある」
「悪いことは必要があって起こる」
「良いことがあれば、信じたおかげ」
これなら、どっちに転んでも『きっといまくいく』という信念が揺らぐことがない。
失敗しても「手が届かなかったが、どうせあの葡萄は酸っぱい」と最後まで自分を守れる。
これを心理学では「合理化」という。
ポジティブ思考は天然の抗うつ薬。
誤解してほしくが、ボクは「ポジティブ思考」を否定してるわけじゃなく、「天然の抗うつ剤」として有効なことは自ら体験済だ。
ポジティブ思考に救われたからこそ、ポジティブ思考に依存する人をみると見過ごせない気持ちになる。
ボクにも現実を直視したらストレスに負け、うつ病になりそうな時期があって、毎朝、朝日を浴び、河原を歩きながら、「きっとうまくいく」「自分ならできる」「なんとかなる」と念仏のように唱えていた。
ポジティブ思考をすることで、恐れ・不安・恨み・妬みを遠ざけ、いい気分になれた。
ただ、冒険映画を観て「冒険した気分」になるのと、実際に冒険するのは違う、ポジティブ思考は、自分を守る「盾」になるが「矛」にはならない。
「やる気」になっても、それだけじゃ前に進まない。
自分ほど騙しやすい人はいない。
人は見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない。
ポジティブ思考の信奉者は、現実から目をそらし、自分を騙してでもポジティブに考えようとしてしまう。
自分ほど騙されやすく、騙しやすい人はいない。
「こうあって欲しい」そう信じたくて、信じるに足る事実を探す。
「こうあって欲しくない」そう信じたくなくて、信じるに値しない事実を探す。
テレビのワイドショーのように、番組(あるいは人生)編集者にとって都合のいい答えありきで、事実の解釈を捻じ曲げる。
こうなると、脳内のリアルと脳外のリアルに大きな隔たりできてしまうわけだが、同じことが、勝てないトレーダーの脳内に起こっている。
マーケットに個人のエゴなど全く反映されないのに、まるで自分の判断が相場に反映されるかのようなリアリティを感じる。
相場分析には「ネガティブ思考」が向いてる。
何時頃からか「どっちでもいい」と思えるようになった。
これは決して投げ槍なんかではなく、どうせ未来のことなんてわからないのだから、やれることをやったら、あとは運に任せる。
結果を諦め、価値あることに挑戦するプロセスにフォーカスすることで、心が軽くなり、相場を観る景色も変わった。
諦めるの意味は、明らかにするってことだが、相場の不確実性を明らかに受け入れると楽になる。
諦める=ネガティブ思考と思われがちだが、自分のエゴではなく、自然の摂理を受け入れる諦めは「悟り」に近い。
ボクは結果を諦める代わりに、自分のやれることとして「相場の地図づくり」に情熱を傾けるようにした。
「この地図をみたら、今、相場がどうなってるかわかるよ」
その場に集まった、ブル派とベア派のトレーダーに、そう自信をもって言えるくらいの地図をつくることに専念した。
そういえば、子供の頃から地図が好きで、道を指でなぞって空想旅行をよくしていた。
小学生の頃「日本一周駅弁の旅」というボードゲームをつくって団地の友達と遊んだ。
今更だが、得意なことが活かせているのかもしれない。
三大習慣病の克服テクニック
さて、ポジポジ病・タジタジ病・チキン利食いを起こす、無意識下の元凶心理の話をしたところで、次に、それぞれの克服テクニックを解説する。
ポジポジ病
同じ局面で何度もポジってしまうのは「相場の局面」をわからないから。
相場は4局面に大きく分けることができ、「トレンド相場」と「レンジ相場」には、それぞれ「収縮期」と「拡張期」がある。
ポジポジ病による連敗は決まって「収縮期」に起きる。
極論、トレンド相場の拡張期なら方向感が強く現れるため、ポジポジしまくっても自然に勝ててしまう(おすすめ度は☆4つ)。
しかし、トレンド相場でも収縮期になると難しくなり、プルバック途中の不安定な値動きのなかでポジポジすれば含み損を抱える。
トレンド相場、拡張期の手法である「トレンドフォロー」を成功させる秘訣は、収縮期(プルバック)と推進波の見極めにある。
トレンドフォローの押し目買い・戻り売りとは「プルバックの反転」を狙う手法なので、プルバックによってつくられた短期逆トレンドの反転(ネックラインのブレイク)や持ち合いのブレイクを狙えばいい。
デイトレードなら、分足ではなく、1時間足・4時間足・日足トレーダーの気持ちになって考え、どうなったら仕掛けるかという視点を持つといい。
また、レンジ相場の拡張期であるレンジブレイクもおすすめできる。※上位足レジサポの位置をみて「フェイク」に気を付ける。
最もポジポジ病による連敗が起こりやすいのが、レンジ相場の収縮期だが、特に、拡張期から収縮期への「移行期」にやられやすい。
- トレンド相場の終焉。
- 達成感のあるレート。
- 押し目・戻り目の形成。
- 下降波戻り売りと上昇波押し目買いの衝突。
こんな局面に遭遇したら、ネックラインを仮置いて、早めにレンジ幅を予測するのをおすすめする。
これをすると、レンジのド真ん中でポジションを持てなくなる。
144.0付近にネックラインを引くことで、144.0と145.0をレンジ相場と認識でき、ポジポジしなくなる。
リンゴは丸ではなく5角形、絵の上手い人は、モノのカタチを捉えるのが上手い。
相場のカタチを正しく把握できないから、都合のいい答えありきの「妄想」をしちゃうんです。
タジタジ病
次に、エントリーを躊躇してチャンスを逃す「タジタジ病」だが、克服法として「建玉操作」でメンタルへの負担を軽くするのが有効です。
1.トレード枚数を減らす。
損切りを躊躇するような枚数でやってないだろうか?
損失耐性をつけるには時間がかかる。
ボクも初めは数千円の損切りにビビりました。
数千円にビビらなくなって、数千円の取引ができました。
数万円にビビらなくなれば、数万円の取引ができるようになります。
お金の器って人それぞれですが、ボクのような一般市民が、初めから数十万円の取引なんてできません。
器に合わない大きな枚数を張れば、損切りできずに一発退場もありえるので、適切な枚数に減らしてください。
2.分割エントリー&増し玉(ピラミッティング)
FXはトータルで勝つもの。取引できる枚数で一発勝負する必要はない。
たしかに、10万通貨1発勝負のほうが利益は大きいが、その分、逆行したら損失も大きくなる。
1回で取引できる枚数が10万通貨なら、2万通貨とか3万通貨とか、5万通貨×2とか、2、3回に分け、エントリーしてもいいんです。
これなら逆行しても、分割したポジションだけを損切ればいいので、10万通貨1発勝負より損失が少なくなる。
ボクもレンジ相場の高安で「打診買い」や「打診売り(28日赤1ショート・30日赤1ショート)」をするが、思惑通りいけばブレイクアウト後に増し玉、ダメでも損失は小さく済みます。
ただ、分割だからといってテキトーなポジションを持たないこと。トレンドの押し目のような、きとんと根拠あるエントリーポイントを選べば、損切りレートも明確です。
また、分割エントリーを応用した「増し玉(ピラミッティング)」も有効。
ピラミッティングとは、トレンドの押し目を拾って「買い増し」することで、トレンド発生中の利益を最大化させる手法です。
たとえば、20万通貨→10万通貨→5万通貨→2万通貨→1万通貨と、枚数を半分に減らしながら、最後のポジションの下に逆指値をづらしつつ、トレンドの押し目で買い増していく。
相場が反転すれば、最後のポジションは損切りされるが、それより以前のポジションは利確されます。
中長期トレーダーにとってピラミッティングは一般的な手法なので、短期のデイトレーダーも彼らの増し玉を意識するといいですね。
3.成功に賭けるのではなく、挑戦する価値に賭ける。
「何時間も待ったのだから失敗したくない」
「もし失敗したら、今までの苦労が無駄になる」
そうなるくらいなら、何もしないほうがいい、何もしなければ傷つかない。
このように、自分の判断が拒否られる「リスク」を考えてタジタジしてしまう人もいます。
そんな人向けのマインドセットは、
成功に賭けるのではなく、「優位性」の価値に賭ける。
成功か、失敗かではなく、相場に優位性があるかないかにフォーカスする。
優位性の有無がわからないなら、基礎知識と練習が完全に不足してるので、今はトレードすべきじゃありません。
チキン利食い
スキャルピングと違って、デイトレードは損切りできても、利を延ばせないとお金が増えない。
20ピプス勝っても、10ピプスの損切りを2回してチャラ。こんなトレードを繰り返しても、一向にお金が増えていかない。
そうだからといって、損切りを5ピプスにするのは間違ってる。
4時間足や日足トレーダーが押し目を買ってくるチャンスなら大きく狙うべきです。
得するより損を回避する「損失回避性」のせいで、含み益を減らしたくなく衝動から「チキン利食い」に至ります。
ボクはトレードをツアーと考えようにしてる。
ツアーに出発地と目的地があるように、波にも出発値と目的値があると考え、波の出発値もさることながら、目的値も同じくらい意識するとうにしてる。
目的値はあくまで「目安」でいいのだが、その目安すらないから「損失回避性」にやられる。
まず、相場の波は「N波動」なので、今から、どのN波動を狙うかを決める。
そのとき、目的値の目安として、上位足のサポートやレジスタンス、または、N値・E値を使うようにしてる。
そうすることで、基準となるN波動に含まれた小さなN波動がジグザグしてもビビらなくなる。
そのうえで、「分割決済」をおすすめしたい。
トレンドの押し目を拾って前回高値で半分決済、利益を確定したうえで、残った半分で利を延ばします。
また、目的値まで到達できないときのために、Wトップ・Wボトムのネックラインを割れや、ガイドの移動平均線割れといった「撤退ルール」も決めておく。
まとめ
事実だけ見てもわからない、事実には背景がある。
大学生の頃、ボクは東京ディズニーランドのアトラクション・キャストとビルの清掃という2つのアルバイトを掛け持ちしていた。
当時、TDLのキャストは人気があって、特にアトラクションは選好基準が厳しいといわれていたので、誇らしさすら感じた。
対して、ビル清掃は地味な仕事でした。
清掃作業で無心のトランス状態になれるのは好きでしたが、当時のボクは自意識過剰のカッコつけてたので、作業服を着てモップやバケツをもって、池袋や渋谷の街中を歩くのに抵抗がありました。
ビル清掃のY社長の風貌は背が低くヒゲを生やし、斧を持ったら、まんまドワーフでしたが、知的な面もあって、目がきれいな人でした。
バイトを通じてY社長を親しくなって、あるとき、東京郊外のお家に招待され、Y社長の家族と一緒に食事をしました。
そこで見たY社長は、いつものドワーフとは全く別人でした。
3人はお子さんは全員優秀。奥様は気さくな楽しい方で、料理はプロ級。あのコロッケの味は今でも覚えています。Y社長の趣味のバスフィッシングやクロスカントリースキーの道具が飾られ、そこには、理想的な家族の景色がありました。
そこで、Y社長がもとサラリーマンで、家族の人生を充実させたくて、一念発起してビル清掃の仕事を始めたことを知りました。
人は見かけによりません。
この人をカッコ悪いと思っていた、ボクがカッコ悪かったことに気づき、この瞬間から、ボクの人生観や職業観が変わりました。
このY社長と出会わなければ、ボクはサラリーマンを辞めてないだろうし、FXもやらなかったかもしれません。
今でも時々、Y社長から海外旅行の絵葉書がおくられてきます。
人は見かけによらない、値動きも見かけによらない。
見た目だけじゃなく、その背景を見るように。
人生で大切なことは、デイズニーランドじゃなく、Y社長から教わりました。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (16)
とても良いお話が伺えて良かったです。
勝とうとして全力で努力するゲーム(勝者のゲーム)ではなく
とにかく負けないようにするゲーム(敗者のゲーム)の要素が強い。
トレードが上手くなる属性って聞いたことがあります。
医者、弁護士、そういう頭のいい人達を差し置いてダントツに稼げる属性はずばり、
ニート
だそうです。
今日のポンドドル
BOEは市場介入を今週金曜で終了する予定でしたが、延長するんじゃないかなと疑っていました。
年金団体が月末までの延長を要望していたそうです。
月曜、突如国債買い入れ上限の倍増を発表(ふざけんな笑)
火曜、買い入れ範囲の拡大を表明しポンドドル急騰
直後にベイリーさんが買い入れ期限延長を否定しポンドドル急落
市場の皆さんベイリーさんを信じるのはやめましょう。
そして今日、
そのBOEが債券買い入れ延長を国内金融機関に打診したというFinancial Timesの一方で変な時間に急騰、
およそ3時間後にBOEの報道官が否定して急落。
ん?
なんか変だぞ。多分誰かが嘘ついてるな。
で、1.0980ロング。
さあどうなりますか。今まだ1.1068ですが・・
ポンドは無駄な変動が多くてやりずらそう(^_-)-☆
もし、年金基金が破綻したら、トラス政権は年末まで持たないでしょうね。
話題の中心がドル円からポンドに移ってる気がします。
「医者、弁護士、そういう頭のいい人達を差し置いてダントツに稼げる属性はずばり、ニート」
当然の帰結ですね。
前者の人々は社会に於いて、人々を精神面、身体面で「コントロール」する才能に長けた人達。
この人種がマーケットで大負けしてしまうのは、容易に想像がつきますね。
何故なら、マーケットはよほどの大口でない限りコントロール不可能だから。天文学的出来高のFXマーケットなんてどんな操作にも応じる訳がない。
反面、後者は社会や人々から一定の距離を置いている人種。他人をコントロールしたり、文化的ヒエラルヒーから遠い存在。元々何かを操作しようとしたりしていないのだから、操作に応じないマーケットの中でも自由に振る舞うことが出来る。
当然ですね。
ソースはマーク・ダグラス著「ゾーン相場心理学入門」73P。
そして、私。
金利が上がると通貨が買われる、ってありましたけど
ポンドはしばらく前から全く逆なんですね。ttps://imgur.com/a/aAuU2nP
ポンドドルに何か起こるとユーロドルも引っ張られますから
皆さんニュースには気をつけて・・
・・延長すんじゃないかなー
今日は米CPIに向けて絶好の売り場を提供しているように見えて仕方ありません
朝からノートレードです。
ゾーン。だいぶ前に買ったはずなので探しています笑
皆さんCPIドル買いしましたか?
ポンドドルはピボットR2から、ユーロドルはR1から
それぞれjust in timeでCPIの時刻だったので
発表直前にショート入れました。
今回もたまたまですけど
やっぱり指標が一番得意かもしれません。
いつもご教授頂き有難うございます。ポジティブ思考はいいところだけではなく、実は悪い面もあると自分も聞いたことがあります。動画内でも解説がありましたがポジティブなことを聞いて気分は良くなりますが、何かやった気になってしまい現実を忘れてしまうのはありありだと思いますので注意が必要です。次に4時間足等の大きい節目をを抜けた所を狙う点ですが、そこを抜けてきた時点で大きな希望を抱いてしまいます。でも実際には騙しも多くおわってみないとブレイクしたかどうかわかりません。それをいっては全くトレードできませんので何か工夫しなければならないのですが、厄介なのは大きいトレンドでも必ず1分足から始まるということです。4時間足1本確定してから行ければいいですが、いつもそうではありません。アルゴリズムになってからは大きなトレンドが1波で終わってしまう傾向が強くなったと聞きます。大きく下落し戻ったところ入ってもズンズン踏み上げられることもあります。自分は打診打ち以外に打診利喰いもよくやってます。本当にトレンド出たのかどうか最初からわかりませんので、最初はチキン利喰いから初めて更にその方向に行くようなら短期足で追いかけてます。結局最後まで細かく利喰いながら追いかけますのでスイングのようなものです。何処まで行くかわからないのが相場ですから急に逆向きになることもありますので、ノーポジの時間が多いほどリスクは回避できると思います。闇雲なチキン利食いは意味ありませんが、戦略的チキン利食いは是非マスターしたいです。
おつかれさまです。
「それをいっては全くトレードできません」
こういう局面でゼロかヒャクかではなく、「打診利食い」のように建玉操作で中和する。
昨日のドル円の高値更新なんか、まさにそうだと思います。
今回も楽しく拝見させて頂きました。
ちょくちょくマヨ晴れさんが仰る「諦めることは明らかにすること」という「諦観(たいかん)」の考え方が私も大好きで、楽しく見させていただいています。
どうなるかわからないものに、必死になって固執し時間を無駄にするなんて愚かなことです。
私が現在「東京時間にサッサとトレードを済ませて日々の利殖にしよう」と思うようになったのは、大概の通貨ドルストレート通貨ペアで1日の高安がほぼこの時間には現れないことが大きな要因です。
東京時間の外国為替、前日からのホールドと当日の欧州為替迄の予想レンジを作る動きとみるならば、この時間帯はいずれブレイクすると見ることが出来ます。
そういう意味では、私の中では明確なレンジの定義ができ、ある意味やり易いです。
「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言に反する様に見え、こういった小さなトレードの繰り返しは効率が悪い様に思えるのですが、実際にやってみると逆張り故に勝率は高く、それさえ繰り返しておけば確実な利殖になっています。
勿論、その後伸びていって「ホールドしておけばなー」とか思うことだってあります。でもそれは仕方ありません。何かを「諦めた」のだから何かを手にしていると思うほかないのです。
そうしないと、昼から筋トレと10kmのランニングの時間が作れない。その時間を作る為の代償なのだ。仕方ない。
私の筋肉は私を裏切らぬ。
皆んなもっと自身と語らうべきなのだ。
自分自身に与えられた時間の中で、自分のやりたい事を明らかにし、何を捨てて何を得るかという事を明確にできれば、マーケットで利殖を行うことはとても簡単なんです。
重要なのは、それらの戦略や手法やマインドセットを自分自身で定義することだと思います。
本当に勝てる様になる為には、マヨ晴れさんがこのコンテンツでやられている様なことを自分自身で行う必要がある。
客観的事象から優位性を取り出しその中で勝負するのは当人の責任です。故に利益も当人だけの権利です。
私も色々やりますが、どんな手法を使っても月間に証拠金を15%増やす位が関の山です。この辺りが私の限界なんでしょう。只、私はコンスタントにコレを続けています。
スキャルをやれば100pips以上のトレードにレバレッジを掛けることをとても躊躇する様になります。
私も先月の大きなトレードは以前程の枚数を投じることが出来ませんでしたし、利益も過去からすれば控えめなものでした。
この辺りはマーケットのボラティリティではなく、自分自身のボラティリティなんですよ。
損失が心的ストレスであるならば、利益もまた心的ストレスです。
何故ならそれらは本質的に同質のものであるからです。
病気や仕事での失敗といったネガティブな出来事が多くの人にとって心的ストレスになる様に、結婚や昇進といった一見世間的にポジションとされるものも大きな心的ストレスとして作用します。
ネガティブ、ポジティブといった観念は単なる色の違いで、その奥には「気分の浮き沈みによる身体への負担」という物理現象があるのです。
私達も利益や損失に一喜一憂するのではなく、それを繰り返して身体に負担をかけている事をよく理解しなければなりません。
今年に入って現在に至るまで、外国為替市場は大相場と言っていいでしょう。
ドル円は今年初めに116円でしたが、今や147円に迫る2割程度の大変動です。かつて底堅かったり、チャブつきがちな通貨がこれほど動いている。
コレは多くのトレーダーに利益をもたらしたり損失を与えたと同時に、多くのトレーダーの脳や心臓にダメージを与えたのではないかと思う。
そして、季節の変わり目(サマータイム終了時期)に多くのトレーダーが身体を壊しがちになるのではないかと思っています。
今年は大きく取れたり、利益が上がったりして心的ストレスが増大した人が多い様に思えます。
私は今、トレードを控えています。「今年の疲れが溜まっているな」と感じているからです。
こういう時こそ、自分の身体とちゃんと対話すべきです。
脳の自律神経系の命令って、心臓をはじめとする筋肉に対して相談なしに酷使しようとするんでしょうね。
想いだけで突っ走って、疲れ果ててバタンキューってなりがちです。まるで資本家(ブラック企業)と労働者みたいだと思います。
気候の変化で身体を壊しがちになる時期なので、マヨ晴れさんもご自愛ください。
もう半年以上も前からなんですが、喉の違和感から、声が出しずらい状況が続いてます。
カメラで咽喉や食道を検査しても何ら異常なし。
それでも、喉の詰まりや、張り付き感がとれず、大きないびきをかくようになりました。
たぶん『ストレス』しょうね。
季節の変わり目に調子悪くなるのと同じで、人生や身体の変わり目なのかもしれませんね。
なんとなく、お身体が辛い状況なのかなと思っておりました。
健康が全てです。本当に私達の脳みそはは身体を無視して突っ走ってしまいがちです。
くれぐれもご自愛下さい。
体調ってメンタルに影響しませんか?
私は、します。
過去2回鬱でハマった経験があるので
やっぱりテキトーが一番だったりするのかなと
いろいろ諦めています
モロに影響すると思います。
かつて職場で鬱の対応をしていた時に、冬になると休職してしまう人がいました。
気候との関連性は多いにあると思います。
大きな事象では、太陽光の減少する時期にビタミンD群が欠乏しがちになるので寒冷地の方が温暖な土地より鬱の患者が増える傾向にあります。
ただ、それ以上に湿度と温度が人体に与える影響は多いと思います。
故にサマータイムや冬時間があるわけですよね。
過去に読んだ論文では、トレーダーは冬時間の方がリスクを敬遠しがちになる傾向があるとのこと。
自律神経系は命令を下すだけではなく、フィーバックも行いますから。
体調の崩れがメンタルに与える影響は大きいと思います。
お疲れ様です、またまた今回もタイムリーな投稿でした。ユロドル 11日(火)4時間MA乖離狙いで19時過ぎ0.9700抜けロングするも 根元まで落ちてきて諦めちゃいました。
その日の反省を絞り出していた中、今回の動画は刺さりました。動画視聴後、仕事の休憩中 メモに思いついたこと書きはじめたらとまらなくなってしまいました。 いつもありがとうございます。勝手にアウトプットさせて頂きます。コメントはしないで結構です。
入口戦略
上位で優位前提(4時足以上)
①目線切り返しポイント付近で入れた場合 走るか 少しくすぶる
その場で上下に振れるので
ワンバンは耐えるべき
②目線切り返しポイントから少し伸びた場合 切り返しポイント~直近抵抗線の間で 下位レンジor支持線ができる のでツーバンまで耐えるべき
出口&入口戦略
③第一関門まで伸びると それまでの波が弱くなる ここで波のギアチェンに合わせてアプローチを変える ・ 半分貰うか全決済後押し戻しを受けて入り直すかの選択肢 ※( 第一関門まで30ps以上 or 第一関門の壁の硬さ 次第)
・ホールドを選択した場合セカンドグリップ(スパイク)を耐えないといけない
出口戦略=第一関門
※(この戦略は上位優位前提なのでファーストグリップ間で降りることは無し、第一関門で撤退かファーストで負けるか)
目的は 一貫して狙った波に乗ること →自己信頼、自信に繋がる
無駄を省き大局のエントリーで大きく勝つこと
→日々の損失を受けても耐えれる心の余裕
現時点では大きくとる信念だけが先行して目の前の事実に対して盲点ができたり上手く処理できていない。値動きに合わせて出口は変わるべきである。信念を貫いても相場は合わせてくれない。
1度貰って 再度入る、または増玉する戦略を取り入れる 一度きることで建値まで戻るダメージを防ぐ、さらにポジションを持たないことでありのままを見ることに務められる。
条件:30ps以上伸びたか、または大きく伸びたがゴール前に抵抗線がありくすぶりはじめた場合 ギアを変える可能性にアプローチを合わせる
→①半分貰う②全部貰って 再度波乗り
1枚で大きく狙うことで波の満ち干きに心が翻弄されてる
深い押し戻しで消耗してきってしまう 事実と値動きを見てるようで、心の中はお祈りになってる。その後 切ったとこから伸びれば機会損失を埋めるために中途半端なポイントで再エントリーして
損切り 、損切り。
その後本命のポイントでは弱気になっておりありのまま見れず乗れないことがほとんど
解決策
①全ては上位の事実で狙う大きさと優位性が決まる 4時足のローソク次第 ここが前提
② ①をクリアしてるなら 第一関門でのレジサポでくすぶった時点から
貰うか引っ張るか 選択する 下位レンジ形成後
第一関門で30ps超えてれば貰うのもあり、 ※押し目を再度拾う前提
2枚以上なら半分貰う
③第一関門と直近波支持線を見て
貰うタイミングと再度入るポイントや増し玉を計算しなければならない
結論
ポジション建ててから同じ建玉を最後まで気合で伸ばすのではなく 波の中でどれだけ
複数ポジションを使い伸ばせるかに焦点を置く
一度の保有枚数が一枚でも押し戻しを使えば 貰って入ってを繰り返してゴールまで伸ばせる
リスクとしてポジポジしてしまうことが挙げられるので
第一関門までは引っ張ること(ワンバン、ツーバンは耐える)
その後クールタイムを挟みありのまま見た上で押し戻しを待って
再エントリーすべし
言語化+視覚化。
理解が深まりますね!
タジタジ病
3.成功に賭けるのではなく、挑戦する価値に賭ける。
の中の
「相場に優位性があるかないかにフォーカスする。」
について。
これは、初心者にはとても難しい。そもそも優位性があることが分かって(確信を持って)いれば、タジタジはしないと思います。むしろ、相場がどうであろうと、自分のシナリオどおりにエントリーできたか、利確できたかを考えるようにしています。
まずは、自分のシナリオを良くも悪くも自分のものとして、信じる作業をします。その後週ナビで評価、検証。
これは、週ナビありきの考え方だと思いますが、同じ地点で迷晴れさんは、エントリーをしなかった・・・なぜ?。利確を伸ばした・・・なぜ?。同じようにエントリーして、損切してた・・・(*^▽^*)。そもそも環境認識(視点)が違う・・・なぜ?。迷晴れシナリオにないところでエントリーをしているように見えるけど、なぜ?
成功か失敗かを考えないようにすることはなかなか難しい。その人の性格にもよると思いますが・・・。
それよりも自分が考えたことを自分は執行できたかどうか、にフォーカスする。私の場合ですが。
ま、そんなやり方もあるのかな、、、と。。
それ以外にも拒否反応を示しているところは多いので、なかなか解消(回避か)は難しいとは思っています。
賭ける価値のあることに賭ける。
相場の優位性を全く考えずにシナリオは立てないはずなので、「その方法」を続ける価値があると感じるなら、そうすべきです。