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ドル円155″本命押し目”の読み方|ユロドル1.150ダブルボトム後の行方|週ナビFX561

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週ナビFX561(2025年12月01日〜12月05日)今週のFX相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)を振り返りながら、来週以降のトレードに必ず役立つ「環境認識の核」と重要ポイントを解説します。


今週のハイライト

ドル円|155円”本命押し目”でブルベア衝突

155円は 基準波61.8%押し目の重要サポート。
週前半は急落してロング勢のロスカットを巻き込みつつ、最終的にはV字回復 → 155円で2番底を形成。
来週は「155円死守で上昇再開」か、「割れで11/14安値へ続落」かの分岐点。

ユーロドル|1.150ダブルボトム完成で調整局面へ

長期サポート1.150を起点にダブルボトムが完成。
ネックライン到達後は自然な調整入り。
次の買い場は「1.160押し目」か「11月高値の明確な更新後の押し目」が濃厚。

ポンドドル|1.300ダブルボトムの“上昇3波”が炸裂

1.300ダブルボトム完成 → 調整戻り売り否定から160pips大陽線の上昇3波が発生。
10/28高値(=9月高値下降波の半値戻し)到達は調整入り。
来週は「9月高値下降波戻り売りの出方」と「押し目継続」の判定がテーマ。

ドル円

今週の相場展望

相場の背景

日足に月足ローソク

  • 2025年安値のダブルボトムを背景とする9月安値上昇波は、2025年高値(=重要節目)手前までフルスイング完走。
  • 2025年高値裏の156.23ネックで反発、11月足はコマ足で着地しており、12月は日足レベルの調整下落が起きても不自然ではない。
  • 現在の価格帯は、利確売りが出やすく、上値が重くなりやすい領域に入っている。
4時間足に月足+週足ローソク

  • 11月陽線終値が155円を明確にブレイク → 4時間足上昇トレンドの再開で、2025年高値が射程に入る。
  • 先週は基準波(11/14安値起点の155円ブレイク波)の半値押しに押し目を形成。
  • 重要イベント:ISM製造業景況指数・ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数・PCEデフレーター

ベアの注目:2025年高値レジスタンス帯

  • 2025年高値(≒11月高値)周辺は強いレジスタンス帯
  • 11月足が2025年高値裏の156.23ネックで反発
  • 9月安値上昇波の寿命も尽きそう
  • 日中関係悪化のヘッドラインが円売り要因になっている。

ブルの注目:155円ブレイク波(基準波)の押し目買い

  • 155円突破で4時間上昇トレンドが再開
  • 日足SMA21のサポート
  • 先週安値から155円=基準波の押し目ゾーン

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 11月高値(2025年高値レジスタンス帯)
TR中段 先週安値と155.00(基準波の押し目ゾーン)
TR下段㊦ 11/14安値(サポート最終ライン)

ベアのシナリオ:高値圏からの逆張り売り(プランB)

2025年高値レジスタンス帯+2025年高値裏の156.23ネックの反発を背景にした戦略

  1. 11月高値への上値試しから”2番天井”を売る
  2. 基準波の押し目崩れ狙い→先週安値崩れから155円へ売る
  3. 155円を割れば11/14安値へ全戻しを狙って売る

ブルのシナリオ:基準波の押し目買い(基本戦略)

4時間足上昇トレンドの再開を背景に正攻法のロング戦略

基準波を押し目買い(先週安値or155円)で11月高値(≒2025年高値)へ再アタック※日足SMA21がサポートとして意識されやすい。

毎日の値動き

シナリオとトレード

1時間足に週足+日足ローソク

15分足に日足+4時間足ローソク

12/01 月曜 ISM製造業景況指数

基準波半値押し(=先週安値)に押し目形成中

ベアのシナリオ:先週安値ダブルボトムの崩れを狙って155.00へショート
ブルのシナリオ:先週安値ダブルボトムを根拠に基準波を先週安値で押し目買い

  • 東京時間、先週安値ダブルボトムの崩れを狙って赤1ショート、先週安値裏の“レジ転”で続落。
  • NY時間、155.00のターゲットを割り込みましたが、“アンダーシュート”を疑い、24時の米指標を前に4時間足クローズでアウト。

【トレードの根拠】
【背景】
2025年高値レジスタンス帯
【事実】
1時間足キリサゲ候補×15分足キリサゲ
H4-SMA21×H1-SMA21のグランビル反発
M15-SMA21の押さえ
撤退値:先週安値
目標値:155.00
損切り:5分足戻り高値

12/02 火曜 
  • 基準波半値押し、先週安値の”押し目否定”で155.00へ急落
  • 前日足陰線は155.00の反発で長い下ヒゲをつけた

ベアのシナリオ:28日高値下降波を155.00へ戻り売り
ブルのシナリオ:基準波の155.00押し目買い、155.00の2番底で買う。

155.00でV字底になり“電車道”となってしまったためノートレード

12/03 水曜 ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数
  • 基準波155.00押し目買いでV字底を形成
  • 基準波155.00押し目買いvs156.23(=2025年高値裏ネック)戻り売り

ベアのシナリオ:①156.23(=2025年高値裏ネック)に頭を押さえられればショート検討
ブルのシナリオ:①156.23(=2025年高値裏ネック)のレジ崩れで先週高値へロング

  • 東京時間、156.23ダブルトップへの上値試し待ち。
  • ロンドン時間、価格はすでに156.23から離れてしまいショートは見送り。
12/04 木曜 
  • 基準波155.00押し目買い vs 156.23(=2025年高値裏ネック)戻り売り
  • 前日の陰線によって155.00押し目の“2番底候補”へ下押しされ、相場はブルベア双方の思惑が交錯する分水嶺に突入。

ベアのシナリオ:基準波155.00押し目が崩れれば、154.00へ向けてショート。
ブルのシナリオ:基準波155.00の2番底から、156.23(=2025年高値裏ネック)への押し目買い。

  • ロンドン初動、3本目の4時間足が155.00をブレイクしリテスト待ち。
  • NY時間、155.00裏の”レジ転”は、急落により形成され、スピードが速すぎてエントリーは見送り。
12/05 金曜 PCEデフレーター
  • 基準波155.00押し目買い vs 156.23(=2025年高値裏ネック)戻り売り
  • 前日の陰線は一時的に155.00を下抜いたものの、その後すぐに反発し、終値は155.00でサポートされた。
  • 155.00は“買い手の最終防衛ライン”でもあり、下抜けはアンダーシュートとして解釈することもできる。

ベアのシナリオ:基準波155.00押し目が崩れれば、154.00へ向けてショート。
ブルのシナリオ:基準波155.00の2番底から、156.23(=2025年高値裏ネック)への押し目買い。

  • 東京時間、155.00のアンダーシュートを疑い、黄1の戻り売りは見送り。
  • ロンドン時間、2週前大陽線安値の反発を根拠に青1で逆張りロング、前回高値で半決済、残りは翌朝に全決済。

【トレードの根拠】
【背景】
155円の本命押し目
【事実】
基準波155円押し目候補(アンダーシュート付き)×2週前大陽線安値の16時足ピンバー
撤退値:155.00
目標値1:前回高値
目標値2:155.50
損切り:2週前大陽線安値の下

今週の攻略ポイント

今週のあらすじ:155円“基準波本命押し目”でブルベア衝突

4時間足に月足+週足ローソク


11/14安値を起点に155円をブレイクさせた基準波は、今週、その61.8%(=155円)に本命押し目を形成した。

155円は、基準波本命押し目というブルの最重要領域である一方、
上値には、2025年高値裏ネック156.23、11月足のコマ足着地(上値の重さ)と、ベアの根拠も揃う。

したがって155円は分水嶺。

また、日銀の利上げに関する報道が連日のように出たことで、円高圧力が強まった側面もあります。
とはいえ、すでに利上げが相当程度織り込まれた状況で、なお155円台にとどまっているということは、来週のFOMCで米利下げがあったとしても、ここからの下値余地は限定的かもしれない。

来週は155円を軸に「押し目継続」か「押し目崩れ」かのジャッジが行われる。

今週の局面

1時間足に週足+日足ローソク

序盤(1日~2日):先週安値押し目が崩れ、155円へ急落

週明け、先週安値の”押し目ブロック”が崩壊し、ロング勢のストップを巻き込みながら一気に155円へ。

1日の陰線は長い下ヒゲを残し、155円でV字を描いて反発。
155円の「本命押し目候補」が意識されているサイン。

中盤(3日):156.23(2025年高値裏ネック)で戻り売り

156.23(2025年高値裏ネック)から2度目の155円試しへ。

終盤(4~5日):155円本命押し目でブルベアの攻防が激化

4日は一時155円を割るも、再び長い下ヒゲをつけた。
5日も155円サポートが機能し、下ヒゲを残した。
日足と週足の終値、共に、155円でサポートされた形。

今週の狙い目:155円本命の押し目まで売る

1時間足に週足+日足ローソク


1日、先週安値の”押し目”が崩れるところを、本命押し目=155円に向けてショートした。

これは「押し目構造の崩れ → 本命押し目までの売り」という短期裁量の王道パターン。

ボクのトレードは本差と脇差の2本を、状況に応じて使い分けている。

  • 本差=中距離の本流戦
  • 脇差=短期の接近戦

今回のショートはまさに脇差で刺すべき局面でした。

ただし、脇差で売る場合、本流(4時間足上昇トレンド)に逆らっている自覚が必要。

今回は、155円到達=目標到達、そこで利確が正解。

売り目線に切り替えてよいのは、155円を”押し目構造”が崩れてから。
155円ラインを割り込むだけでは、アンダーシュートする可能性があり不十分。

今週の相場格言:『崩れは”確定”より”前兆”で獲れ』

1時間足に週足+日足ローソク


押し目崩れ・戻り目崩れを狙うとき、本当に勝てるポイントは「崩れが確定してから」ではなく、“崩れる前兆”をつかむことにある。

先週安値の”押し目崩れ”を背景は、

  • ネックラインまで届かない買い手の弱さ(上げきれない構造)
  • 4時間足SMA21×1時間足SMA21のグランビルに頭を押さえられる
  • 28日の足場(ビルドアップ)がネックラインから切り下がって出現

これらが整ったことで、ストップの連鎖 → 新規のショート参入が強い一方向の流れを生んだ。

先週安値のロング勢は、「上げる力がない」と判断して、156.00割れで 手仕舞い始めます。
また、上値の重さに気付けなかった156円のロング勢は、156円割れでロスカットするでしょう。
そこに、新規ショートが加われば、相場を大きく下げ始めます。

不朽の名作と自負している『レンジブレイクの極意』にもあるように、足場を土台にしたトレードは、”ブレイクアウト手法”の様々な場面で活用できます。

今回も、28日の足場がネックラインから切り下げた位置に形成されたことで売りやすくなりました。
足場が固まってからエントリーするのは、安心感があり、損切り位置も明確です。

『崩れは”確定”より”前兆”で獲れ』

押し目崩れの“前兆”を察知し、足場を土台に仕掛けることで、優位性が最大化されます。

ユーロドル

今週の相場展望

相場の背景

日足に月足ローソク

  • ユーロドルは長期の天井ブロックを形成中
  • 1.150(+2022年高値)で11月足が反発する一方、上値は100日線の頭打ち+天井ブロックの戻り売り圧力がある。
  • 1.150を割れば、7月安値までのサゲ余地が開き天井ブロック完成の形。
4時間足に月足+週足ローソク

  • 11月高安に中期底値ブロックを形成中→4時間足三角保ち合いの内部→保ち合い放れで方向性が出る週
  • 上は100日線/下は200日線の挟まれ構造
  • 重要イベント:ISM製造業景況指数・ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数・PCEデフレーター

ベアの注目:4時間足下降トレンドの再開

  • 11月高値を上抜くまでは、4時間足の下降トレンドが継続。
  • 100日線が「戻り売りの頭」として意識されている。
  • 1.150を割って底値ブロックが崩れれば 7月安値までサゲ余地が開放 (長期の天井ブロック完成シグナル)

ブルの注目:1.150(2022年高値)の長期サポート

  • 1.150は日足以上の買いが入りやすい長期の節目
  • 200日線の支えも重なり、中期底値ブロックが完成すれば大きく伸びそう。
  • 11月高値のネックラインを上抜けば10/17高値までアゲ余地が開く

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 10/17高値
TR中段 11月高安レンジ(中期底値ブロック)
TR下段㊦ 7月安値(長期天井ブロックの完成ポイント)

ベアのシナリオ:4時間足下降トレンドのフォロー(基本戦略)

4時間足下降トレンド × 100日線の戻り売り圧力を背景にする戦略

  1. 4時間足三角保ち合いの上限(+100日線)から売る
  2. 11月高値周辺の上値抵抗帯(+100日線)から売る
  3. 10/17高値で止まれば、”下値試し”を売る
  4. 1.150のブレイクで7月安値へ売る→4時間足下降トレンドの再開シグナル

ブルのシナリオ:中期底値ブロック完成狙い(プランB)

1.150+200日線のサポートを背景にした逆張り戦略

  1. 1.150(三角保ち合い下限)をリテストすれば買う
  2. 200日線で反発したら買う

毎日の値動き

シナリオとトレード

1時間足に週足+日足ローソク

15分足に日足+4時間足ローソク

12/01 月曜 ISM製造業景況指数
  • 11月高安に中期1.150ダブルボトムを形成中→11月高値のネックライン到達で完成
  • 現在、4時間足三角保ち合いの内部で推移、方向感に欠かける。

ベアのシナリオ:①先週高値+4時間足三角保ち合い上限の反発で1.150へショート
ブルのシナリオ:①1.150へのリテストを待ち、下値固めを確認してからロング。

  • ロンドン時間、4時間足三角保ち合い上限+先週高値を、3本目の4時間足が明確にブレイク。その後も上昇が続いたものの、11月高値まで残り30pipsしかなくノーポジション。
  • NY時間、11月高値に到達後に反発。
12/02 火曜
  • 11月高安に1.150ダブルボトムが完成
  • 現在は、1.150+200日線のサポート帯vs11月高値4時間足ラス戻り高値100日線のレジスタンス帯の攻防局面。

ベアのシナリオ:①前日安値の押し目崩れで28日安値へ向けてショート
ブルのシナリオ:①前日安値への“下値試し”から11月高値へロング

本日は、前日安値での押し目形成を待ちノートレード

12/03 水曜 ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数

現在は、1.150+200日線のサポート帯vs11月高値4時間足ラス戻り高値100日線のレジスタンス帯の攻防局面。

ベアのシナリオ:②11月高値の”2番天井”を売る
ブルのシナリオ:②11月高値の”2番天井崩れ”でロング

11月高値付近での”保ち合い形成”を待ったが、そのまま上に抜けてしまいノーポジション。

12/04 木曜 

前日の陽線終値が11月高値を上抜き、11月高安に1.150ダブルボトムが完成。これにより、買い手有利な状況に移行。

ベアのシナリオ:2日安値上昇波の”押し戻し”を狙ってショート
ブルのシナリオ:2日安値上昇波の”押し目形成”を待ってロング

1.150ダブルボトムを基準とする”調整2波”を待ってノートレード

12/05 金曜 PCEデフレーター
  • 1.150ダブルボトムを基準にする
  • 昨日は、11月高値付近で上値が重くなり、1.150ダブルボトムを起点とする”調整2波”で一旦下げる可能性があると見ている。

ベアのシナリオ:1.150ダブルボトムの”調整2波”を2日安値へ向けてショート
ブルのシナリオ:1.150ダブルボトムの”調整2波”を確認して押し目買いを検討

  • 東京・ロンドン時間、11月高値にダブルトップを形成。
  • NY時間、11月高値ダブルトップが完成したものの、週末の深夜帯に入るためノーポジションで終了。

今週の攻略ポイント

今週のあらすじ:1.150ダブルボトム完成後、調整局面へ

4時間足に月足+週足ローソク


ユーロドルは、長期サポート1.150(+2022年高値)を起点にきれいなダブルボトムが完成。
今週後半は100日線の影響も受けて、調整入りの気配が強まった。

今週は「完成を追いかけて買う局面ではない」というのが結論。
むしろ、調整を受けてから買う局面と言える。

今週の局面

1時間足に週足+日足ローソク

序盤(1日~2日):11月高値アタック

週明け、4時間足の三角保ち合い上限+先週高値を突破し、その勢いで11月高値に到達して反発。

この時点では「11月高値で揉むか、調整2波で下押しするか」と考えていた。

中盤(2日~3日):1.150ダブルボトムが完成

2日安値で短期の押し目買いが入り、 11月高値のネックラインを日足ベースで突破。
これで1.150ダブルボトムが完成。

終盤(4日~5日):1.150ダブルボトム完成後の調整入り

4日から5日にかけては、1.150ダブルボトム完成後の調整に入った。

今週の狙い目:高値に手を出さず、調整を待つ。

1時間足に週足+日足ローソク


1.150ダブルボトム完成間際に買うのは最も優位性が低い。

その理由は明白で、

  • 天井ブロックとして11月高値の壁がある
  • 100日線の頭打ち
  • 11月高値は短期の利確売りが出やすい

したがって、今週は「高値に手を出さず、調整を待つ」という選択がベストだった。

次週の買い場としては、

  • 1.160前後の調整押し目
  • 再び高値更新してから、押して買う(順張りの王道)

どれも“結果を追いかける”のではなく、“優位性が固まってから乗る”戦略。

今週の相場格言:『待つ時間に、優位性は熟す。』

1時間足に週足+日足ローソク


トレードのほとんどが待ち時間ですよね。
だから、「どんな気持ちで待つのか」って凄く大事です。
待ち時間に気持ちがザワつく人ほど、待ち時間への対価を求めてハマります。

トレードの“待ち時間”は損ではなく、優位性(エッジ)が成熟するプロセスそのものです。

『待つ時間に、優位性は熟す。』

  • 早摘みでは酸っぱい
  • 遅摘みでは腐る
  • ちょうど枝から落ちる瞬間が最も甘い

ユーロドルで言えば、

  • 2番底→陽線続き→高値圏
  • 調整入りが合理的
  • 買いの“食べ頃”はまだ来ていない

だから今週は 「機が熟すのを待つ」 が正しい行動でした。

ポンドドル

今週の相場展望

相場の背景

日足に月足ローソク

  • 2022年高値ダブルトップが完成後、1.300(=2025年安値上昇波の半値押し)サポートで反発。
  • 9月高値下降波の調整で上昇中
4時間足に月足+週足ローソク

  • 1.300ダブルボトムのネックライン突破で、4時間足下降トレンドのダウが崩れた。
  • 10/28高値+100日線のレジスタンスvs1.300ダブルボトム
  • 重要イベント:ISM製造業景況指数・ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数・PCEデフレーター

ベアの注目:9月高値下降波の戻りを意識

  • 2022年高値ダブルトップを背景とする“売りバイアス”を維持
  • 10/28高値+100日線9月高値下降波の戻り売り候補

ブルの注目:1.300ダブルボトムの完成

  • 4時間足下降トレンドのダウが崩れている
  • 1.300ダブルボトム基準の”上昇3波”が狙える

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 10/28高値(9月高値下降波の半値戻し)
TR中段 11月高安(1.300サポートを含む)
TR下段㊦ 1.286(10/28高値下降波N値)

ベアのシナリオ:1.300ダブルボトムを基準に”調整2波”を売る(プランB)

11月高値のレジスタンスで”調整2波”を売る

ブルのシナリオ:1.300ダブルボトムを基準に”上昇3波”を買う(基本戦略)

11月高値からの”調整2波”を受けて”上昇3波”を買う。

毎日の値動き

1時間足に週足+日足ロウソク

15分足に日足+4時間足ロウソク

12/03 水曜 1.300ダブルボトム基準の上昇3波押し目買い
  • 前日までの動きで、1.300ダブルボトムの調整2波を確認。
  • 東京時間、11月高値ブロックからの”戻り売り否定”で青1ロング。
  • ロンドン時間、11月高値を更新、11月高値ショート組のロスカットで続騰。
  • 翌日のロンドン時間、1時間足SMA21の反発が高値を更新できず、ほぼ、10/28高値に到達していたので、3本目の4時間コマ足クローズでアウト。

【トレードの根拠】
【背景】
1.300ダブルボトムの上昇3波
【事実】
11月高値ブロックの戻り売り候補×15分足キリアゲ
D1-SMA21+H4-SMA21+H1-SMA21+M15-SMA21の支え
撤退値:11月高値
目標値:10/28高値
損切り:5分足押し安値

今週の攻略ポイント

今週のあらすじ:1.300ダブルボトム完成→調整→上昇3波で急伸

4時間足に月足+週足ローソク


ポンドドルは週明け時点で、1.300(=長期サポート)を起点にしたダブルボトムが完成済み。
今週は、調整下落を経て、本命の上昇3波が買われる展開を想定していた。

11月高値ブロックからの戻り売りが否定されると、売り手のロスカットを巻き込み、160pipsの大陽線で10/28高値(=9月高値下降波の半値戻し)まで上昇。

日足レベルでは、1.300ダブルボトムからの上昇は、9月高値下降波の“半値戻し”にすぎず、調整波の範囲。
来週は9月高値下降波の下降3波戻り売りにも警戒したい。

今週の局面

1時間足に週足+日足ローソク

序盤(1日~2日):1.300ダブルボトム完成 → 調整入り

11月高値ブロックを下放れ、日足SMA21+26日安値への調整波が始まったかに見えた。

中盤(2日~3日):調整波崩れ →上昇3波160ピプス急伸

11月高値ブロックからの戻り売りが、2日の同時線で否定。

3日は蓄積されたショートが一斉にロスカットされ、160pipsの急伸となった。

終盤(4日~5日):9月高値下降波の半値戻しで調整入り

急伸後、9月高値下降波の50%(=10/28高値)に到達したことで、自然な調整が入った。

今週の狙い目:1.300ダブルボトム完成 → 調整 → 上昇3波押し目買い

1時間足に週足+日足ローソク


今週の本命シナリオは、1.300ダブルボトムを基準とした上昇3波の押し目買い。

当初、日足SMA21付近への下げを見越していたが、実際の流れは、

  1. 1.300ダブルボトム完成
  2. 調整の下落を待つ
  3. 11月高値ブロックの戻り売りフェイル(失敗)
  4. 上昇3波が発生=3日の急騰

11月高値ブロックからの戻り売り失敗で急騰。
3日の急騰の背景には、11月高値ブロックに蓄積したショートのロスカット連鎖があった。

今週の相場格言:『型を知り、型で穫る。型が崩れたら逆を穫る。』

4時間足に月足+週足ローソク


トレンド転換には“型”がある。

  1. 2番底で上昇1波が出る
  2. その後、調整の下降2波が入る
  3. そこから、本命の上昇3波が始まる

まずはこの型通りにやってみて、その上で型が崩れたら逆に入る。

『型を知り、型で穫る。型が崩れたら逆を穫る。』

これが勝ち筋。
トレードは、この繰り返しです。

上昇1波から下降2波への反転ポイントは、ネックラインを超えることもある。
ただ、反転ポイントがネックラインより切り下げたら、ダブルボトムが崩れるサインになるので注意!

また、下降2波は、それまでの流れの戻り売りが交じるので、ダブルボトムをつくったサポート帯が弱ければ、下降トレンドが再開することもある。

ポンドドルはユーロドルと違い、先週足終値が、1.300ダブルボトムのネックラインを超えていたので、型通りに上昇3波を狙いやすかった。

  1. 上昇1波(1.300起点)
  2. 調整下降2波(2日の下値試し)
  3. 上昇3波(3日の急騰)

という“教科書通り”の動き。

来週の相場展望


日曜日に公開!!



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コメント

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  • コメント (1)

  1. 4822242978
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    短期トレーダーの“バイブル”とも呼ばれる名著。相場の世界では、手法よりも“マインドセット”や“行動原則”が勝敗を分けます。 『デイトレード』を読むと”自分の弱点”を容赦なく突かれます。「早すぎるエントリー」「伸ばせない利確」「感情的な損切り拒否」多くのトレーダーが抱える問題を、本書は驚くほど鋭く言語化しています。
    ✔ こんな人におすすめ
    ・デイトレで勝ったり負けたりの波が激しい
    ・ 自分の感情やクセが邪魔だと思っている
    ・ 手法は学んだが勝率が安定しない
    ・ トレードの本質を深く理解したい
    ・ 名著と呼ばれる理由を体感したい

    4775971956
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    短期トレードの世界で安定して勝ち続けるには、インジケーターではなく「ローソク足そのもの」が語る情報を読めるかどうか。 『FX5分足スキャルピング プライスアクションの基本と原則』は、その核心にズバリ切り込んでいます。
    ✔ こんな人におすすめ
    ・ エントリーの“根拠”をもっと明確にしたい
    ・ プライスアクションの本質を理解したい
    ・ 小手先の手法に振り回されたくない

    4939103579
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    “相場で勝てない理由は手法ではなく、心の仕組みにある”この核心を明確に教えてくれるのが『ゾーン投資心理学入門』です。
    マーク・ダグラスは、「なぜ損切りできないのか」「なぜ同じ失敗を繰り返すのか」「なぜ恐怖や期待に振り回されるのか」といったトレーダー特有の心理を、論理的に解き明かします。
    本書が示す”ゾーン思考”を理解すると、相場の見え方がガラッと変わり、感情に左右されない“確率に従うトレード”ができるようになります。
    デイトレ・スイングを問わず、すべてのトレーダー必読のメンタル本。勝ち続けるための基礎体力をつくる一冊です。
    ✔ こんな人におすすめ
    ・損切りが遅れがち、または怖くて入れない
    ・勝っても負けてもメンタルが安定しない
    ・ルールを守れず、自己嫌悪を繰り返してしまう
    ・成績の波が激しく、再現性がない
    ・トレード歴が長いのに勝てるようにならない
    特に「長く相場をやっているのに伸び悩む中級者」ほど、この本によって一段階上のステージに進むケースが非常に多いです。
    読書が苦手な方なら[オーディオブック] ゾーン 相場心理学入門がおすすめ。MP3音源になっていて内容がスッと入ってきます。

    • たくてぃむ
    • 2025年 12月 06日

    今週もお疲れ様です。
    今週もノートレードでした。。

    ドル円月曜ショート、お見事です。。
    自分は先週安値の押し目候補にて1H青波の高安が共に更新できず横ばい縮小したレンジと捉え、売るならレンジ中段での持ち合いクラスタ形成から決着が必要と判断、
    東京時間の15分紫波の高値切り下げではレンジ決着とは言えないと見てスルーしてしまいました。。
    (レンジ内攻防決着と見るなら、少なくとも15分紫波の高値切り下げではなく15分紫波が折り返して孕みを作りその決着を待つ必要があると考えた)
    なのでこの値動きを押し目崩れと捉えられずそのまますっぽ抜かれてしまいノーチャンスのパターンと捉えてしまいました。。
    ここは売り買い攻防のレンジと捉えるより、押し目候補での転換のWボトムパターンと捉え、それが成功するか崩れるかで思考すべきでしたね。。
    ここの捉え方が全てでした。改めてチャートパターンと波の組み合わせに思考が寄りすぎちゃってるなと感じました。。

    N波動って要はただの直線の組み合わせなので、当然似たような形は山ほどできるわけで、
    重要なのは、そこにできたチャートパターン、Wボトム(に見える)それが、波構造全体で見てどんな意味、役割、位置付けにあたるのかを適切に解釈することですね。。
    押し目候補でできた転換のWボトムなのか、はたまたWボトムの形にたまたまなっただけで方向感がないだけの意味ない形なのか。
    上位節目レートでそれっぽい形ができただけでチャンスと思いセットアップを考え出すと痛い目見ますね。。
    まだまだ波やパターンの形状が歪だったりバイアスがかかってると、勘違いや思考がうっかり釣られたりなど多いですが、しっかり丁寧に掘り下げて練度を上げていきたいです。。

    引き続き何卒よろしくお願いいたしますmm

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