25Jan
週刊チャートナビ516回(2025.01.20-2025.01.24)。今週のFX相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、週トレやデイトレの攻略ポイントを深堀り解説します。
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ドル円
今週の見通し
相場の背景
- 149円+100日線の押し目買いVS.160円手前の1月高値三尊天井
- 先週はポジション調整による下落で、12月大陽線38.2%ポイントの仮ネックまで押された。
- 1月高値三尊天井VS.12月大陽線の押し目買い
- 大局は上昇相場だが、トランプ大統領の爆弾発言や、日銀の利上げ(すでに織り込み済)で、さらに円高が進む可能性もある。
- 重要経済指標:トランプ大統領就任式・日銀金融政策決定会合+植田総裁会見
ベアの注目
- 1月高値の三尊天井
- 4時間SMA21の上値押さえ
ブルの注目
- 大局は上昇相場
- 12月太陽線仮ネックのサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1月高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 5週前大陽線安値 |
今週のシナリオ
ベアの視点
1月高値の三尊天井が背景①先週高値下降波の3波戻り売り②先週安値の2番底崩れで5週前安値へ売る
ブルの視点
12月大陽線の押し目買いが背景①先週安値(仮ネック)のサポートから2番天井への上値試しを買う②ファンダ要因で重要な節目まで大きく下げれば買う
毎日の値動き
01/20月曜 トランプ大統領就任式
1月高値三尊天井VS.先週安値サポート(=12月大陽線の仮ネックライン)
ベアの視点:①先週高値下降波の戻り売り
ブルの視点:①先週安値に2番底待ち
- 東京・ロンドン時間、先週高値下降波の戻り目形成待ち。
- NY時間、先週高値下降波を赤1半値戻り売り、155.50で半決済。
- 翌日の東京時間、先週安値でアウト。
- 156.50のレジサポ・ラインにダブルトップ
- 4時間足MA21の押さえ
- 1時間足MA21と15分足MA21のエクスパンション
- 19時ハラミ足ブレイクでイン
- 損切り=156.50急落高値
01/21火曜
- 1月高値三尊天井VS.先週安値サポート(=12月大陽線の仮ネックライン)
- 先週高値下降波の戻り売りが発生中
ベアの視点:①先週安値の2番底崩れでショート
ブルの視点:①先週安値の2番底形成からロング
先週安値で4時間足ダブルボトム2番底に、1時間足底値パターンのネスト待ち。
01/22水曜
- 1月高値三尊天井VS.先週安値サポート(=12月大陽線の仮ネックライン)
- 先週安値に4時間足ダブルボトムの2番底を形成中
ベアの視点:①先週安値の2番底崩れでショート
ブルの視点:①先週安値の2番底形成からロング
- 東京・ロンドン時間、先週安値に4時間足ダブルボトム2番底の1時間足逆三尊ネストを確認。
- NY時間、黄1ロングはリスク・リワード1:1で見送り。
01/23木曜
- 1月高値レジスタンスVS.先週安値サポート(=12月大陽線の仮ネックライン)
- 先週安値に4時間足ダブルボトムが完成
ベアの視点:①12月高値に頭を押さえられればショート検討
ブルの視点:①4時間足ダブルボトム2番底への下押しからロング
- 東京時間に1時間足ダブルトップが完成
- ロンドン・NY時間、先週安値の4時間足ダブルボトム2番底への下押し待ち。
01/24金曜 日銀金融政策決定会合+植田総裁会見
- 1月高値レジスタンスVS.先週安値サポート(=12月大陽線の仮ネックライン)
- 先週安値に4時間足クラスのダブルボトムが完成
- 日銀利上げは織り込み済みで円買い余地は小さいだろう
ベアの視点:①先週安値ダブルボトムの上昇3波押し目崩れでショート
ブルの視点:①先週安値ダブルボトムの上昇3波押し目買い
- 東京時間、日銀の利上げが発表されると円高に動き、上昇3波押し目を、前日安値ではなく、先週安値へ急落後に形成。
- ロンドン時間、先週安値サポート(=15分足逆三尊)で青1ロング。
- NY時間、急落高値で半決済。
- 15分足の安値切り上げ
- 15分足MA21のレジサポ転換
- 1時間MA21と15分足MA21の乖離
- 損切り=18時足安値
今週の攻略ポイント
今週の大筋
155円日足押し目候補に、4時間足トリプルポトムを形成
ドル円の大局は上昇相場で、先週はトランプ大統領就任式前のポジション調整で155.00(12月安値上昇波の38.2%ポイント=日足のネックライン候補)まで下落。
今週は155.00に4時間足トリプル・ボトムを形成した。
今週は、155.00での押し目形成の動きに注目!
ブル派は、155.00を日足の押し目候補とみて、4時間足押し目形成から、1月高値天井へ2回目の上値試しを狙う。
ベア派は、1月高値下降波の戻り売りを狙う。
今週は155.00の4時間足押し目形成の動きを見極めることがポイント。
今週のエピソード
EP.1 155.00への安値試し
月曜日のデイトレは、先週高値下降波を1時間足のダブルトップで戻り売りました。
1回目の反発で売らなかったのは、4時間足MA21と1時間足MA21がスクイーズしていたからです。
2回目の反発なら、4時間足MA21と1時間足MA21のエクスパンションを狙えました。
EP.2 155円に4時間足押し目形成
2番底への安値値試し以降は”小競り合い”になることが多いので様子見。
事前に、4時間足押し目のサイズ感を把握することが重要です。
水曜から木曜に損切りを食らった方は「底値圏で2番底以降の動きは様子見する」といったルールを設けてもいいでしょう。
EP.3 155円に4時間足トリプルボトム形成
4時間足ダブルボトムを形成後、木曜安値付近での上昇3波押し目買いを狙いましたが、”日銀利上げ発表”を受けて、再び、155.00を試しました。
結果、4時間足トリプルボトムを形成、3番底で買いました。
今週のヤマ場
今週は155.00での4時間足ダブルボトム形成後の動きがヤマ場でした。
普通は木曜の安値付近から、上昇3波押し目買いが始めるのですが、”日銀の利上げ発表”があり、再び、155.00を試しました。
しかし、マーケットに日銀の利上げは織り込み済みなので「この急落は一時的なもの」と判断して3番底で買いました。
金曜のロングの根拠は上位足サポートラインである155円の支えになります。
155円の日足押し目候補で何度も支えられ、4時間足トリプルボトムを確認できました。
3番底は15分足逆三尊で確認して買いました。
今週の学び
チャートはフラクタル構造なので、155円の日足押し目候補に4時間足トリプルボトムがネストされ、さらに、1番底から3番底のそれぞれに、1時間足の反転パターンがネストされます。
このフラクタルなチャート構造を、マルチタイムフレーム分析できないレベルだと、底値圏や天井圏で負けまくるので、ぜひマスターしたいところです。
さて、155円の押し目買いですが、4時間足トリプルボトムのネックラインを超えられませんでした。
来週は、1月高値を試す動きになるのか?はたまた、日足MA21に頭を押さえられ、1月高値から高値を切り下げるのか?それは神のみぞ知ります。
ユーロドル
今週の見通し
相場の背景
- 2022/11/21安値に底値を形成中とみる
- 先週は売りポジションの調整で買い戻された。
- 2024年高値下降トレンドが2024年安値を更新
- 重要経済指標:トランプ大統領就任式
ベアの注目
- 12月高値下降波が2024年安値を更新
- 日足SMA21が下向き
ブルの注目
2週続きの底堅い動き
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 12月高値 |
TR中段 | 2023年安値と先週安値 |
TR下段㊦ | 1.0000 |
今週のシナリオ
ベアの視点
12月高値下降波のフォロー①2023年安値で戻り売りを検討②先週安値の2番底崩れで売る
ブルの視点
2022/11/21安値の底堅さが背景①先週安値の2番底で買う②2024年安値付近の持ち合い上放れにつく
毎日の値動き
01/20月曜 トランプ大統領就任式
- 12月高値下降波VS.2週連続の底堅い動き
- 1/15高安のレンジ相場
ベアの視点:①2024年安値付近の反発でショート
ブルの視点:①1/15安値付近の反発で1/15高値へロング
- 東京・ロンドン時間、先週安値から1/15安値へ安値切り上げを確認。
- NY時間、下押しから2024年安値抜け、1分足の切り替わりで青1ロング、2023年安値手前の反発で半決済。
- 翌日の東京時間、天井ネック割れでアウト。
- 4時間MA21+1時間MA21の支えとエクスパンション
- 日足MA21の押さえで撤退
- 損切り=急騰安値
01/21火曜
- 12月高値下降波VS.日足の転換局面
- 日足MA21をブレイク後、2023年安値まで上昇。
ベアの視点:①2023年安値ダブルトップでショート検討
ブルの視点:①先週安値上昇トレンドのフォロー
- 東京・ロンドン時間、前日大陽線の押し目待ち。
- NY時間、18時ハラミ足のブレイクで青1押し目買い、前回高値でアウト。
- 1.0350ラインのレジサポ転換
- 日足MA21+4時間足MA21の支え
- 1時間足MA21の押さえで撤退
- 損切り=押し目直下
01/22水曜
- 12月高値下降波VS.日足の転換局面
- 2023年安値に4時間足ダブルトップを形成中
ベアの視点:①2023年安値の2番天井形成からショート
ブルの視点:①2023年安値の2番天井崩れでロング
2023年安値レジスタンス・ライン付近の動きを静観、ロンドン時間に強反発を確認。
01/23木曜
- 12月高値下降波の戻り売りVS.日足の転換局面
- 2023年安値レジスタンス・ラインの反発を確認
- 4時間足MAと1時間足MAの乖離による高値掴みに注意!
ベアの視点:①1/20大陽線の押し戻し(4時間足MAと1時間足MA乖離埋め)をショート
ブルの視点:①1/20大陽線の押し目買い
- ロンドン時間、前日安値の天井圏ネックラインまで下げた時点で、4時間足MAと1時間足MAの乖離が埋まりショートは見送り。
- NY時間、前日安値+4時間足MA21に押し目を形成するも、2023年安値目前でロングは見送り。
01/24金曜
- 12月高値下降波の戻り売りVS.日足の転換局面
- 先週安値からユーロが買われているが、2023年安値レジスタンス・ラインの押さえも強い。
ベアの視点:①2023年安値の天井圏、買い手の撤退タイミングで、2024年安値へショート。
ブルの視点:①2023年安値の天井圏ブレイクでロング
- 東京時間、2023年安値ブレイクを狙って青1ロング。
- ロンドン時間、1.0500反発で半決済。
- 翌日の早朝にアウト
- 4時間足+1時間足+15分足MA21のエクスパンション
- 前日安値からの安値切り上げ
- 2023年安値の押さえで撤退
- 損切り=4時間足1番コマ足安値
今週の攻略ポイント
今週の大筋
売りポジションの”買い戻し”が進む
大局は下降相場ですが、先週の売りポジションの買い戻しの動きが発展して上昇しました。
今週は底堅い動き(先週はコマ足)からの買い戻しをデイトレで狙いました。
大局の下降相場には逆張りになるので、特に2023年安値(12月高値下降波の61.8%ポイント)の押さえに警戒しました。
今週のエピソード
EP.1 先週安値から1/15安値へ安値切り上げ
月曜 のデイトレは、先週安値から1/15安値への安値切り上げで、2023年安値まで買いました。
2023年安値は過去に何度もレジスタンスされていて、12月高値下降波の61.8%ポイントでもあるので、大きく利を伸ばせるトレードではありません。
EP.2 2023年安値と4時間足MA21の持ち合い
2023年安値レジスタンスと4時間足MA21のスクイーズで持ち合ったので決着まで様子見としました。
EP.3 持ち合い上放れ
2023年安値レジスタンスと4時間足MA21の持ち合いは、ブル派に有利なテクニカル要素が重複した金曜に決着がつきました。
2023年安値は戻り売りの候補で、2023年安値に4時間足クラスの三尊を形成しかけていましたが、これを崩して高値を更新しました。
- 先週安値から上昇トレンド発生
- 2024年安値のレジサポ転換
- 4時間足MA21と1時間足MA21の方向と順序
- 日足MA21のサポート
今週のヤマ場
12月高値下降波の引き戻しを買うトレードは、2023年安値のレジスタンス・ラインで一旦利確する必要があります。
誰もがそう考えれば、買い注文の利確や逆張りショートとブル派のロングで攻防します。
大局が下降相場であることを忘れると、高値を掴んで痛い目に遭うので注意したい局面です。
今週の学び
天井圏において、第1局面のバイング・クライマックスと高値試しから、第2局面に入るとスクイーズして持ち合うケースがよくあります。
第1局面の反動安からの押し目買いはトレードに適しますが、第2局面に入ると、スクイーズが続くことがあるので、その場合は、調整後の下放れを待ったほうがいいです。
天井圏における第2局面のスクイーズする難しい相場を静観できれば、負けにくいトレードを実現できるでしょう。
底値圏も同様の値動きとなることが多く、トレードに適すのは反動高からのショートになります。
2023年安値レジスタンス・ラインが注目されることで、月曜大陽線のバイング・クライマックスで買い注文を入れたトレーダーの利益確定や、それを狙った逆張り派の売り注文で反動安まで下がります。
反動安で下げ止まると、今後は、逆張り派の売り注文の利益確定や1/15高値(1.0350)付近の売り注文のヤレヤレ決済や新規の押し目買い注文で高値試しの動きとなります。
その後は、2023年安値と4時間足MA21のスクイーズで持ち合いましたが、これに気づけば、水曜から木曜にかけての動きを静観できます。
トレーダーは簡単な局面と難しい局面の見極めができなければ勝ち越せません。
よく「その見極めが難しい」と言われますが、そもそも、自分の得意な勝ちパターンを繰り返してる限り、難しい相場に手を出すことはありません。
勝ったり負けたりを繰り返してる方は、ひとつの勝ちパターンを繰り返すトレードをしてないのだと思います。
ポンドドル
今週の見通し
相場の背景
GBPUSD 日足に月足ロウソク
- 2024年高値から下降相場が続く
- 2023年10月安値のサポートで反発
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 2024年高値下降トレンドVS.2023/10月安値サポート
- 先週から調整で買い戻し中。
- 2024年安値更新部分が、1月足の下ヒゲになる見通し。
- 重要経済指標:トランプ大統領就任式
ベアの注目
- 12月高値下降波が2024年安値を更新済
- 日足MA21が下向き
ブルの注目
- 先週コマ足は反転シグナル
- 12月高値下降波は伸び切り感がある
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前戻り高値 |
TR中段 | 1.2400と先週安値 |
TR下段㊦ | 2023/10月安値 |
今週のシナリオ
ベアの視点
2024年高値下降トレンドが背景①2週前高値下降波の戻り売り(1.2400=61.8%ポイント目安)
ブルの視点
2023/10月安値とユーロドルのサポートが背景①2週前高値下降波の引き戻しを買う(4時間足MAと日足MAの乖離埋め)
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
01/20月曜
- 東京・ロンドン時間、先週安値から1/15安値へ安値切り上げ待ち。
- NY時間、15分足の安値切り上げ、1分足の切り替わりで青1ロング、2024年安値で半決済。
- 翌日の東京時間、高値ネック割れでアウト。
- 1時間MA21+15分足MA21の支えとエクスパンション
- 損切り=急騰安値
01/21火曜
- 東京・ロンドン時間、前日大陽線の押し目待ち。
- NY時間、青1押し目買い、前回高値でアウト。
- 1.222ラインのレジサポ転換
- 4時間足MA21と15分足MA21の支えとエクスパンション
- 1時間足MA21の押さえで撤退
- 損切り=1.222
01/23木曜
- 東京・ロンドン時間、2024年安値に1時間足押し目待ち。
- NY時間、2024年安値のサポートで青1押し目買い。
- 翌日の東京時間、1.2400で半決済、NY時間、1.2500でアウト。
- 4時間足MA21と1時間足MA21のエクスパンション
- 日足MA21の押さえで撤退
- 損切り=4時間5番陽線安値
今週の攻略ポイント
今週の大筋
売りポジションの”買い戻し”が進む
日足
大局は下降相場ですが、先週の売りポジションの買い戻しの動きが発展して上昇しました。
4時間足
今週は底堅い動き(先週はコマ足)から、4時間足MA21と日足MA21の乖離埋めのトレードを行いました。
今週のエピソード
1時間足
EP.1 先週安値から1/15安値へ安値切り上げ
月曜 のデイトレは、先週安値から1/15安値への安値切り上げで買いました。
次の動きとして、4時間足MA21への下値試しが待っているので、このロングは伸び切ったところで利確する必要があります。
本命は火曜の押し目買いですが、日足MA21と1.2400が上値を押さえているので、大きく伸ばせるトレードではありません。
EP.2 日足MA21と4時間足MA21の持ち合い
日足MA21と4時間足MA21のスクイーズ期間は様子見としました。
EP.3 持ち合い上放れ
- 先週安値から上昇トレンド発生
- 2024年安値のレジサポ転換
- 4時間足MA21と1時間足MA21のエクスパンション
今週のヤマ場
1時間足
12月高値下降波の引き戻しを買うトレードは、1.2400+日足MA21の押さえに警戒する必要があります。
その結果、日足MA21と4時間足MA21のスクイーズで持ち合いました。
大局が下降相場であることを忘れると、高値を掴んで痛い目に遭うので注意したい局面です。
今週の学び
1時間足
相場では常にブル派とベア派が戦っていますが、その範囲が狭くなってスクイーズするとトレードに適しません。
今週のポンドドルは、下向きの日足MA21と上向きの4時間足MA21でスクイーズしました。
相場ではスクイーズを待って、エクスパンションでポジションを持つのが定石です。
来週の相場観
ドル円
相場の背景
- 大局は上昇相場、12月大陽線38.2%ポイントに日足押し目を形成。
- 1月高値下降波の戻り売りVS.日足押し目155円
- 155円に4時間足3ボトムを形成
- 重要経済指標:FOMC・米GDP・月末リバランス
ベアの注目
- 日足MA21のサポレジ転換による押さえ
- 1月高値から先週高値への高値切り下げ
ブルの注目
- 大局は上昇相場
- 155円の4時間足3ボトム
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 1月高値(=前回高値) |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 6週前押し安値 |
来週のシナリオ
ベアの視点
12月大陽線の価格調整による押し戻しが背景①1月高値から先週高値への高値切り下げで、6週前安値を目安に戻り売り。
ブルの視点
155円の日足押し目が背景①4時間足3ボトムを根拠に、12月陽線を押し目買い。
ユーロドル
相場の背景
- 大きなダブルトップ(2023年高値と2024年高値)を形成後、2024年高値下降波の価格調整による引き戻しで上昇中。
- 4時間足のトレンド転換VS.日足戻り目の形成(日足戻り目ゾーン=12月高値と先週高値)
- 重要経済指標:FOMC・米GDP・ECB・月末リバランス
ベアの注目
- 日足の戻り目ゾーン(=12月高値と先週高値のレジスタンス帯)
- 100日線の接近
ブルの注目
- 100日線のマグネット効果
- 先週大陽線+1月足陽転と2024年安値のサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 12月高値 |
中段 | 先週高値と1/23安値 |
下段㊦ | 先週安値 |
来週のシナリオ
ベアの視点
2024年高値下降波が背景①日足戻り目ゾーン(=TR上段)の押さえによる、4時間足天井パターンの形成をフォロー。
ブルの視点
2024年高値下降波が背景①日足戻り目ゾーン(=TR上段)の押さえによる、4時間足天井パターンの形成をフォロー。
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コメント
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コメント (13)
損切の設定位置が書いてある!
のですごくまた参考になります。
長年続けられた中でのさらなる工夫に頭が下がります。
検証や練習には色々な意見があるようですが
個人的にはやはり先が見えていると意識が働かないようで
その見えない「問題」を毎回どうやって「自作」するのか
それが過去を活かした練習の課題かと思っています^^;。
今週もお疲れ様でした。
トレードでは「先が見えない不確実性の中で意思決定する力」が求められるため、例えば「自作問題」のひとつとして、「〇〇の形になったらエントリーする」と決めて、そこに到達するまでのプロセスを観察し、シナリオを描いてみると、リアルタイムの思考力を鍛えられます。フォレックス・テスターなどのシミュレーション・ソフトを使うと学習効率が上がると思います。
一週間お疲れ様でした。
月曜のNY初動は、動きが速くどの通貨ペアも入れませんでした。悔し紛れの追っかけトレードをしなかった自分を誉めることで負の感情を相殺することにします。
今回の記事で、迷晴れさんが移動平均線に重きを置いていることがよくわかりました。
わたしはインジケーターを移動平均線のみ表示させていますが、今回の記事を拝読して「ただ表示させているに過ぎない」と気づかされました。
わたしにとって神器となるよう磨いていこうと思います。
今週もおつかれさまでした。
ボクは移動平均線をマルチタイム表示することで、主にスクイーズとエクスパンションを観測しています。
エントリー後に「伸びる」「伸びない」を見極めるのは、トレードにおいて重要な課題ですが、スクイーズとエクスパンションは値動きの基本的な特徴で(ボリンジャーバンドだけのものではなく)短・中・長期の移動平均線の関係性にも言えることです。
ぜひ「わたしの神器」に昇華していってください。
いつもご教授頂き有難うございます。第一段階のバイング・クライマックスから第二段階の持ち合いに入るケースはよくあるパターンだと思いますし、スキャルをやっていると短期足でもこの連続で動いてると思います。大きな動きはポジションが溜まってるところから始まり、大きく動いた後は再度ポジションが溜まらないと次のトレンドは生まれないということですね。そしてクラスターの持ち合い離れについていくことも損切り、利確が集中するのでチャートもキレイでトレードしやすいと思います。短期足のチャートでは方向性は見えていても一旦逆方向に振ってから本当の方向に伸びるケースがあり、不思議とそうしたフェイントがある時は暫く続くことが多いようです。何かの修正が入ってるせいかと思われますが、そうした地合の時はそこに至る過程をチャートで確認し、第一段階から第二段階に入ってきたのかを見極める必要があると思います。そしてマルチタイム分析でもそのトレンド、持ち合いどの時間軸にハマってるのかもよく確認しトレンドの値幅や持ち合いの時間も計測したいと思います。自分も最近思うのですがスキャルであってもむずい時とやり易い時があり、それを見極めトレードすることが大事だと思ってますので、しっかりチャンスがきた時だけトレードするようにしたいです。
とても深い考察!いつも素晴らしいコメントをありがとうございます。
大きな動きはポジションが溜まったところから始まるという理解は、相場の本質をつかんでいると思います。そして、その持ち合いからのブレイクを狙うトレード戦略は、損切り幅を抑えつつリスクリワードが高くなる可能性があるので、まさに効率的な手法ですよね。
今、相場がどのフェーズにいるのかを見極めることはトレード精度を上げる鍵になりますね。
お疲れ様です!
今週はダボス会議の日に、引っかかってしまいました。こういくだろう、と思ってるのにぐだぐだぐだぐだして、なんで??と思って経済系のニュースを見るとダボス会議で様子見の相場となっている、とありました。あほみたいに細かい損失ですけど出しまくり、やめました。
けれど、先生の、
「勝ったり負けたりを繰り返してる方は、ひとつの勝ちパターンを繰り返すトレードをしてない」
これで、ハッとしました。
ほんとそうですね。
先生の今週のトレードの月曜日や金曜日ので1週間の良いトレードになりますね。
あと1つ質問があります。
木曜日、1時間足で9時からのショートに入りました。戻りかけたとこで利確してしまいましたが、半決済して上で入り直したら良かったと思ってたのですが、先生はここはトレードされなかったのは移動平均線にはさまれていた、つまりこれもスクイーズしてたから、という理由になりますか?
つまり、これもスクイーズでしょうか?
移動平均線の形を見るとスクイーズですよね、こんな時は進行が行ったり来たりしてなかなか進みませんね。
なんか私のコメントいつもこんな感じですみません💦
「仮説を立てる」というのが、どんな仮説??とかよく思ってました。要は、例えば今あるレンジがネックラインで、またそのうちどこまであがるのかはわからないけど、おそらく二つ目の山を作るのではないか?
もしかすると、その山の高さは一つ目より低いかもしれないし、同じくらいかもしれないし、などをかんがえるのが仮説ですね。
もしくは、トリプルボトムが完成せず下落する場合もあるし、、、
と両方用意するんですよね。
だから、そのサイズ感が大事になってくるんですよね。小さすぎたら、今のが一つ目でさらに二つ目を作る可能性もある、というような。。
とにかく、曖昧ゾーンのトレードは避け、入りやすいところに来たら入って来週も頑張ります。
今週もお疲れさまでした!
ドル円木曜日のショートは9時ではなく、21時ということでしたら、155円ダブルボトムの押し目候補(≒4時間足MA21)までなら狙えますが、上値の反発を確認できたのが22時ごろだったので、156.00との値幅を考え見送りました。
今週もお疲れ様です!
今週のユーロドルポンドドルは自分が最も苦手とするパターンである修正波のトレンドフォロー相場になってしまいほぼ手が出ずでした。
まだまだ昔からのトラウマ?で大局に対し逆張りをするということに対し危険なこと、悪いことをしてると過剰に思いすぎる節があります。
特に修正波の抜けの1波を捉える値動きが非常に苦手です。
火曜日のような節を更新してからの押し目買いであれば問題なく取れるのですが、
月曜、金曜のような、先週高値(日足SMA)や23年安値裏といった戻り目候補となるレートが直上にあると、
どうしても壁打ち顔面ブロック恐怖症が出てしまい、抜け期待のトレンドフォローができず。。
なので重要レートでのクラスタブロック形成戻り目崩れや、上位足でブレイクからのレジサポ転換3波などのセットアップを待ちすぎてしまい、
気づけばエントリチャンスが形成されることなくいってしまう、、というのがオチです。
そのため今週のケーススタディは自分にとって非常にありがたかったです。
エントリに対し、完璧主義的、リスク排他主義的すぎる自分に気づけたので、そういった自分を認知しバイアスを徐々に修正していければと思います。
引き続き何卒よろしくお願い致しますmm
おつかれさまです。
たくてぃむさんの、チャート分析(月曜・金曜と火曜の局面の判断)は素晴らしいと感じました。そのうえでトレードを見送っているので正しいと思います。
ボクのトレードは、たくてぃむさんよりも積極的かもしれないので、その辺りを考慮して参考になさってください。
自分の心理状態やバイアスに気づくことは、非常に重要な成長ポイントですよね。それを認知して修正しようと考えられる姿勢は素晴らしいです!
お疲れ様です。
そういっていただけますと大変励みになります!
迷晴さんのようにチャートを自在に自由に泳ぎ回れるよう、日々精進します。
引き続き何卒よろしくお願い致しますmm