10Dec
週刊チャートナビ414回(2022.12.05~2022.12.09)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
大局は8月安値を割るまで上目線、22年陽線の半値押し目付近まで押された。
先週は30日深夜の「パウエル議長発言」をきっかけに、11月安値付近の月足押し目が崩れて200日MA付近まで急落。
売り手の注目
- 月足レベルの押し目をブレイクさせた先週の大陰線を意識。
- 日足MA21+100日MAの上押さえ。
- 4時間足チャネル高値のレジスタンス。
- 日足は140.0割れで下目線。
買い手の注目
- 先週安値+200日MAは、22年陽線の半値押し目候補。
- 4時間足チャネル安値のサポート。
TR上段㊤:140.0先週高値
TR中段:11月安値と先週安値
TR下段㊦:8月安値+月足ラス押し安値
4時間足ベアの視点:先週大陰線を日足戻り売り。先週安値+200日MAの2番底サポートが崩れれば、8月安値までの下落が見込める。
4時間足ブルの視点:①先週安値+200日MAで下げ止まれば、週足レベルの押し目買いを検討。②先週陰線の戻りを4時間足チャネル高値へロング。
今週の値動き
日足戻り売り(11月安値+4時間足チャネル高値レジスタンス)と22年陽線半値押し目(先週安値サポート)のにらみ合い、136.0を挟んで一週間持ち合った。
毎日の見通し
12/05月曜 24:00米ISM非製造業景況指数
22年陽線半値押し目候補(先週安値+200日MA)を注視、金曜高安のハラミを想定。
ベアの視点:金曜高値への上値試しから先週安値へ戻り売り。
ブルの視点:先週安値への下値試しから、金曜雇用統計高値への戻りをロング。
12/06火曜
- 22年陽線半値押し目候補(先週安値+200日MA)の強いサポートを確認。
- 金曜雇用統計高値を上抜く強い反発で先週陰線の半値を戻した、このまま週足レベルの上昇スパイクも疑える。
- 先週陰線の半値戻り売りと前日陽線の押し目買いで持ち合うエリア。
ベアの視点:先週陰線を日足戻り売り(4時間足チャネル高値付近)
ブルの視点:4時間足チャネル高値の日足戻り目まで前日陽線の続きをロング。
12/07水曜
- 先週陰線の半値戻り売りと月曜安値上昇波の押し目買いで持ち合った。
- 日足の戻り目、4時間足チャネル高値が近い。
ベアの視点:先週陰線を日足戻り売り(4時間足チャネル高値付近)
ブルの視点:4時間足チャネル高値付近の日足戻り目崩れで140.0先週高値へロング。
12/08木曜
- 日足戻り売り(11月安値+4時間足チャネル高値)VS22年陽線半値押し目(200日MA)
- 先週安値から136.0へ安値を切上げるか、先週安値を試してWボトムになるかのイメージ。
ベアの視点:日足戻り売りをフォロー。137.0+4時間足チャネル高値2回目の反発でショート。
ブルの視点:22年陽線半値押し目(200日MA)が根拠。①4時間足チャネル高値付近の日足戻り目崩れで先週高値へロング。②200日MAまで売られればロング検討。
12/09金曜
- 日足戻り売り(11月安値+4時間足チャネル高値)VS.22年陽線半値押し目(200日MA)
- 日足戻り目の三尊天井は下値が堅い。
ベアの視点:日足戻り売りをフォロー。4時間足チャネル高値反発で200日MAへショート。
ブルの視点:22年陽線半値押し目(200日MA)サポートが根拠。①三尊天井崩れで先週高値へロング、途中に日足SMA21アリ。②200日MA反発でロング。
毎日の値動き
12/05月曜
東京時間、22年陽線半値押し目候補サポート根拠、先週安値の切上げ2番底ネック抜けで青1ロング。
ロンドン時間、135.5で半決済。
NY時間、金曜雇用統計高値+4時間足SMA21上抜け、11月安値目安にホールド。
翌日のロンドン初動、137.5反発、1時間足打消し線をみてアウト。
12/06火曜
先週陰線の半値戻り売りと前日陽線の押し目買いの持ち合い形成待ち。
12/07水曜
東京時間、日足の戻り目、11月安値+4時間足チャネル高値に戻り目形成待ち。
ロンドン時間、日足戻り売り、15分キリアゲライン抜けで赤1ショート。
NY時間、4時間大陰線クローズで半決済。
翌日の東京時間、Wボトムでアウト。
12/08木曜
東京時間、4時間足チャネル高値にMトップ待ち。
ロンドン時間、日足戻り売り、当日上昇波の押し目買いを受け、4時間足チャネル高値Mトップ2番天井で赤1ショート。
NY時間、137.0上に逆指値を置いてホールド。
翌日の東京時間、136.0サポートで撤退。
12/09金曜
東京時間、日足戻り売り、4時間足チャネル高値反発×4時間足陰転で赤1ショート、136.0サポートで撤退。
ロンドン時間に戻り売られたが、下値の固さを疑いノートレード。
ユーロドル
今週の見通し
概要
先週は30日深夜の「パウエル議長発言」をきっかけに、11月高値付近のMトップが崩れた。
売り手の注目
現在値は22年陰線の半値戻り目付近になる。
買い手の注目
- 9月高値を上抜き日足は上目線。
- 200日MAをブレイクさせた先週陽線を意識。
- 100日MA+日足MA21の下支え。
TR上段㊤:5月戻り高値
TR中段:先週安値と2020年3月安値
TR下段㊦:9月高値
4時間足ベアの視点:①22年陰線半値戻し付近、2020年3月安値下のレンジ形成に注意。②先週上昇波の調整波をショート。
4時間足ブルの視点:先週大陽線を押し目買い。2020年3月安値を上抜くと、5月戻り高値への上昇が見込める。
今週の値動き
22年陰線の半値戻り目付近。4時間足チャネル高値に高値ブロックを形成、1.045水曜安値を仮ネックに2番天井へ買われた。
毎日の見通し
12/05月曜 24:00米ISM非製造業景況指数
先週陽線終値が11月高値Mトップを崩して更新。
ベアの視点:先週高値レジスタンスで金曜安値への下値しショート。
ブルの視点:先週大陽線を押し目買い(11月高値)
12/06火曜
4時間足チャネル高値で強反発、11月高値付近まで押されて、前日陰線は売りのピンバー。
ベアの視点:前日陰線を先週高値への上値試しから雇用統計安値へ戻り売り。
ブルの視点:先週陽線を押し目買い。金曜雇用統計安値まで売られればロング検討。
12/07水曜
先週安値上昇波の38.2%押し目が崩れて高値を切下げた。
ベアの視点:月曜高値発下降波を次の押し目候補(雇用統計安値)まで戻り売り。
ブルの視点:先週陽線を押し目買い。雇用統計安値付近の押し目形成でロング。
12/08木曜
- 先週陽線の押し目買いで先週高値まで買われた。
- 4時間足チャネル高値下にMトップをイメージ。
ベアの視点:Mトップ2番天井逆張りショート。1.06から先週高値1.055への高値切下げで1.045へショート。
ブルの視点:Mトップ2番天井へ押し目買い。1.05サポートで先週高値1.055へロング、上抜けば1.06へ利を延ばす。
12/09金曜
4時間足チャネル高値下にMトップをイメージ、高値掴みに注意!
ベアの視点:4時間足チャネル高値付近、2番天井形成後逆張りショート。
ブルの視点:4時間足チャネル高値付近、Mトップ2番天井崩れで2020年3月安値抜きロング。
毎日の値動き
12/05月曜
東京+ロンドン時間、先週高値更新後、4時間足チャネル高値でMトップ待ち。
NY時間、Mトップ2番天井、ダマシの高値をサインに赤1逆張りショート、ネックラインの強反発を受け半決済、11月高値でアウト。
12/06火曜
東京時間、11月高値下(先週安値上昇38.2%押し目)にWボトムを確認。
ロンドン+NY時間、今週は雇用統計安値(+1.045)に注目していたので11月安値下のWボトムは静観。
12/07水曜
東京時間、1.045に押し目形成待ち。
ロンドン時間、先週陽線押し目買い、ダマシ安値をサインに青1ロング。
NY時間、先週高値の4時間大陽線クローズでアウト。
12/08木曜
東京時間、先週陽線押し目買い、11月高値サポート×15分キリサゲライン抜けで青1ロング。
ロンドン時間、高値切下げで撤退後、再度、買われ始めたが、直前の急落をみてロングは見送り。
NY時間、前日高値を更新。
12/09金曜
東京時間、2番天井逆張り、4時間コマ足×15分売りのピンバー×4時間足陰転で赤1ショート。
ロンドン時間、東京時間の急騰安値反発、2回目の上値試しが始まる前に半決済。
NY時間、米11月PPIが1.055サポートを崩して急落、1.05の反発でアウト。
ユーロ円
今週の見通し
概要
大局は上昇トレンドだが、2014年高値(月足レジスタンス)が迫る。
先週は11月安値Wボトムを崩したが、週足レベルの押し目候補の10月安値(日足ラス押し安値)が控えている。
売り手の注目
10月高値発4時間足下降チャネル。
買い手の注目
- 10月安値(+日足ラス押し安値)は週足レベルの押し目候補で100日MAもある。
- 200日MAの下支え。
TR上段㊤:11月高値
TR中段:先週高安(安値側は10月安値+日足ラス押し安値)
TR下段㊦:9月安値ネックライン+200日MA
4時間足ベアの視点:先週陰線を10月安値へ戻り売り。
4時間足ブルの視点:週足レベル押し目候補の10月安値+100日MAサポートで押し目買い。
今週の値動き
日足戻り売りと週足押し目(10月安値+100日MA)サポートのにらみ合い、4時間足戻り高値143.14を挟んで一週間持ち合った。
毎日の見通し
12/05月曜
- 10月安値+先週安値は週足レベルの押し目候補。
- 先週陰線終値は11月安値を下抜いたが、10月安値に付けてのスパイクが疑える。
ベアの視点:先週陰線を戻り売り(1時間足戻り高値142.34)
ブルの視点:10月安値スパイク狙い、141.5への安値を切上で4時間足戻り高値抜きロング。
12/06火曜
- 10月安値の週足レベル押し目候補に付けてスパイク反転急騰。
- 4時間下降チャネル内、日足戻り売りと持ち合うエリアに入った。
ベアの視点:日足の戻り目形成を待ってショート。
ブルの視点:日足の戻り目崩れで先週高値抜きロング。
12/07水曜
4時間下降チャネル内、日足戻り売りと持ち合うエリアに入った。
ベアの視点:日足の戻り目形成を待ってショート。
ブルの視点:日足の戻り目崩れで先週高値抜きロング。
12/08木曜
日足戻り売りVS.10月安値の週足レベル押し目買いでレンジを形成。
ベアの視点:日足の戻り目形成(144.0三尊天井肩ラインのレジスタンス)でショート。
ブルの視点:日足の戻り目・三尊天井肩崩れで先週高値抜きロング。
12/09金曜
- 日足戻り売りVS.10月安値の週足レベル押し目買いでレンジを形成。
- 先週高値+4時間足チャネル高値のスパイクに警戒!
ベアの視点:日足戻り売り。144.5Mトップ2番天井形成後に逆張りショート。
ブルの視点:日足の戻り目144.5Mトップ崩れで先週高値抜きロング。
毎日の値動き
12/05月曜
東京時間、10月安値のスパイク狙い、141.5への安値切上げで青1ロング(失敗すれば10月安値へリカバリー・ショート)
ロンドン+NY時間、15分SMA21上り電車道をホールド、4時間足戻り高値を更新。
NY時間、15分SMA21の上り電車道をホールド。
翌日、144.0Mトップで半決済。
週足押し目買いに発展する可能性から半分をホールドしたが、9日金曜日の東京時間の高値切下げでアウト。
12/06火曜
日足戻り売りと10月安値発上昇波押し目買いの持ち合いエリアに入ったのでノートレード。
12/07水曜
日足戻り売りと10月安値発上昇波押し目買いの持ち合いエリアに入ったのでノートレード。
12/08木曜
東京時間、144.0に三尊肩形成待ち。
ロンドン時間、三尊肩を形成したが、4時間足SMA21のサポートを疑いショートは見送り。
12/09金曜
東京時間、Mトップ逆張り、ダマシ高値を15分売りのピンバーで確認して赤1ショート、15分キリアゲライン+4時間足SMA21到達、2回目の上値試しが始まる前に半決済。
ロンドン時間に戻り売られ、4時間足戻り高値の反発でアウト。
今週の攻略ポイント
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、2022年陽線の半値押し目を意識できること。
先週陰線安値は22年陽線の半値押し目付近で200日MAの支えもあった。
先週の200日MA下抜けをアンダーシュートとみて日足戻り売り候補までのスパイクも狙えた。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、2022年陰線の半値戻り目を意識できること。
高値ブロック内のトレードは適切な「仮ネックの設定」ができれば難しくない。
ボクは「雇用統計安値(手前のキリ番を含む)」が注目されるとみて仮ネックを置いた。
仮ネックが決まれば、レンジ相場の戦術でいける。
- 1番天井から仮ネックへショート。⇒5日ショート。
- 仮ネックのサポートで2番天井へ押し目買い。⇒7日ロングと8日ロング。
- 2番天井逆張りショート。⇒9日ショート。
- 2番天井崩れでロング。
今週のケース・スタディ
トレードのチャンスは相場の「変わり目」に潜んでいます。
相場は継続・持ち合い・反転の3つを局面しかありません。
これら局面を大なり小なり繰り返すだけです。
押し目、戻り目も「変わり目」の一種といえます。
いくらチャンスに見えても「変わり目」になければ、自己都合から生まれた妄想、チャンス・モドキです。
トレードが全くうまくいかない、なかなか成績がプラ転しない主な原因は3つ。
- 3つの局面を区別できない。
- 3つの局面の「変わり目」を認知できない。
- 3つの局面すべてにチャンスを求めてる。
チャンスは拾うもの、チャンスを探すのはやめましょう。
一生懸命、探したところで「自己都合バイアス」がかかるだけです。
チャンスは季節のように一定のサイクルで必ず巡ってくるものであって、自分で捻りだせるものじゃありません。
新たなブームの「変わり目」になれば自然にチャンスが現れます。
紅葉が始まってるのに、まだまだ夏が続いて欲しい願いから高値・安値を掴むわけです。
トータルで勝つために大切なのは「変わり目」で待ち構えて、次のブームに乗ること、変わり目でないところにチャンスを探さないことです。
このメリハリが上手くいけば成績がプラ転し始めます。
では、継続・持ち合い・反転の「変わり目」をどうやって見極めるか?
これは、2015年に『簡単な相場を一瞬で見抜く方法』という動画と記事でも紹介しましたが、相場をブロック化して「塊」でみることです。
継続・持ち合い・反転。この3つの相場は、およそブロック化できるので、その高値と安値が「変わり目」に相当します。
ドル円は先週安値の22年陽線の半値押し目からの強い上昇モメンタムに対して、日足戻り売りが11月安値+4時間足チャネル高値から被ってブロックBをつくりました。
今週はブロックAに相対するブロックBを早々にイメージできることがポイントでしたが、ブロックBのサイズ感に精密さは必要ではなく、ザックリとでかまいません。
「ブロックAを崩すには、6日の戻り売りでは小さすぎるし根拠も弱い。11月安値+4時間足チャネル高値辺りが、日足の戻り売り候補にふさわしい。」
この程度の見立てができるだけで、ブロックB内でのムダ打ちを激減させられます。
ブロックBさえ設定できれば、これをレンジ相場とみて高値と安値に引き付けてのトレード、あるいはブレイクアウトを待つだけです。
ユーロドルは22年陰線の半値戻り目付近にいたので、4時間足チャネル高値にMトップのイメージができることがポイントでした。
前述したように、ブロックAの高安さえ決まればレンジ相場の戦術でオッケーです。
成績をプラ転させるには、トレードをしない相場を決めることです。
今年の負けトレードを振り返るときの参考になれば幸いです。
来週の相場観。
概要
- 大局の現在地は22年足陽線の半値押し目手前の200日MAで反発。
- 日足下降トレンドの戻り売りと200日MAサポートで一週間持ち合った。
- 経済指標:火曜/米11月CPI・水曜/米FOMC+パウエル議長会見・木曜/ECB政策金利+ラガルド総裁会見
ベア派
- 日足レベルは140.0割れで下目線。
- 11月安値+4時間足チャネル高値に日足の戻り目を形成。
- 日足MA21+100日MAの上押さえ。
日足下降トレンド戻り売り。①2週前安値発上昇波の押し目買いをブル派が諦めたところでショート。②200日MAサポート崩れで2週前安値へショート。
ブル派
- 200日MAのサポートが意識された下値の堅さ。
200日MAサポート重視。①日足戻り目崩れで2週前高値へロング。②200日MAサポートでロング。③2週前安値まで売られればロング検討。
概要
- 大局の現在地は、22年足陰線の半値戻り目付近。
- 今週は先週コマ足(レンジ)のなかのトレードになるかも。
- 経済指標:火曜/米11月CPI・水曜/米FOMC+パウエル議長会見・木曜/ECB政策金利+ラガルド総裁会見
ベア派
- 22年足陰線半値戻り目1.050に起因する上値の重さ。
先週高安のレンジ内トレード。先週高値付近の反転には数週間かかると思われる。2020年安値のスパイクに注意!
ブル派
- 9月高値を上抜き、日足は上目線の上昇トレンド継続中。
- 200日MA+日足SMA21の下支え。
日足上昇トレンド押し目買い。先週高値Mトップ崩れを狙ってロング、2020年3月安値スパイクに注意!
◆お断り◆
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コメント
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コメント (22)
今週もお疲れ様でした。
来週に今年最後のFOMCを控えた週という事で、様子見のトレーダーが多かったのではないかと思える1週間でしたね。
週の最後にレンジが確定したと思えたので、金曜日に136円で逆指値ロング。50pipsだけ貰っておきました。
ロンドン市況がユーロドル、ドル円ともに一貫してレンジの中に収まったのに対して、東京時間はわかりやすく感じました。
わかりやすいと言っても小さな値動きですが、この半年で私が本格的に東京時間のトレードに移行したせいか、レンジの中を前日のホールドポジションと新規ポジションのスプレッドを抜くトレードはやりやすいです。
ほんの2、3年前までは東京時間のドル円なんて20pips動くことも少なかったのに、今では高安で50pips以上の日も少なくない。
ボラティリティの増加はトレードのし易さに直結しますね。
特にAUD/JPYがやり易い。これなら少額を大きく出来るという感覚があります。少額から年利500%超えに又チャレンジしてみたいと思っています。
改めて東京時間のクロス円5分足を見ると、何処もかしこもチャンスだらけですねw
私は1時間足や15分足の±3σ逆張りを躊躇うことは一切ないですが、時間足を小さくすればするほど平均乖離は頻出するし、トレードの機会が増えてしまいますね。
この誘惑に抗する為には、一貫した戦略とエントリーを定めるしかありませんね。即ち「逆張りなのだから少しでも安く買い、さっさと逃げる。その後伸びても追わない。」を徹底すれば良いのですよ。
そもそもこの時間はレンジになる、という見立てでトレードしているわけですから。
時には伸びてしまい、指を咥えて急騰急落するのを見るだけになりますが、それは仕方ない。それに乗ってしまえば、私がこの時間に定めた戦略に一貫性がなくなってしまう。
予め予定していた大きな値幅は狙うが、東京時間の急騰急落に乗っても碌なことがない。この時間帯に1日の高安のどちらかが現れることは稀ですから。
デイリーピボットを導入してからこの時間の見立てがクリアになりました。
私は元々、日足や4時間足の抵抗帯に水平線を引いて100pips以上狙いに行くトレーダーなので、15分足みたいな短期足の切り下げ切り上げって信用できないんですよね。
じゃあいっそインディケーターでバイアスをかけてしまえ、って感じで導入したピボットがこの上なく役に立つこと。
”バイアスがトレーダーにとって利殖妨げになるのならいっそ逆に利用してしまえ“、という考え方は逆張りトレーダーの私にはとてもしっくりきています。
私達は、皆んなと同じことをやってもうまくいかないゼロサムゲームに参加しているのですから。
また、機械的に確率を追ったところで期待値に収斂されるだけですから、トレーダーとしての”勘“っていうのは大事だと思います。
±3σ逆張りにも妙義ってのがあって、コレにもわりかしコツがいるんですよ。
兎に角そればっかり練習していればその感覚は身につくと思います。
問題なのは、言語化して感覚を説明できないことですね。
抵抗帯に当たって急反転するところを狙う訳ですから、論理的に形を捉える前に予め狙うところで感覚的に入らないと間に合いません。
テニスのラリーにおけるラケットの振り方を、文字情報でフローチャートで書き出しても、それではボールは打ち返せないですからね。
何処かの凄腕短気トレーダーの方が仰っていたので、間違いないと思います。
おつかれさまです。
「神は細部に宿る」
1分足と5分足の逆張りーから始めたので「感覚のお話」わかります。
ストキャスやボリバン、髭先のピクピクを見てエントリーしてました(^_-)-☆
短期売買になるほど、遅れないためのスピード感覚が求められますね。
あの頃は相場の原理・原則など全く理解してなかったので、東京時間とNY時間で同じやり方をしていたのでダメダメでしたが…今、同じことをしたら、うまくいくかもしれません。
小さなトレードを癖にすると、大きく取れなくなることは明確な弱点になります。
私もここのところロンドン市況でトレード出来ていません。てゆうか、してません。
見立てと感覚が変わってしまうんですよね。
全てを08:00から15:30迄に終えるという信念でやっているので、その後のイメージが出来ないんですよ。残りの体力が残っていないって感じです。
全ての決着が着いたロンドフィキシング後はやれるのですが、15:30から21:30迄は、今は見ているしか出来なくなっています。
マヨ晴れさんのコンテンツから最も学べたことは、「”流儀“とは信念の否定」ということです。
長期トレーダー弱点は短期トレーダーの長所になりうるしその逆も然り、ですね。
これの両立が出来ないのは興味深いですね。
待つ時間、放っておく時間、狙うスプレッドが変わるので、当たり前っちゃあ当たり前なんですが。
いつもご教授頂き有難うございます。継続、持ち合い、変わり目、常に相場はこのサイクルで回っておりチャンスと見えても変わり目でなければチャンスではなく、チャンスは探すものではなく拾うもの、変わり目を見極めることが重要とのことでしたが、自分がサイクル理論にこだわるのも正に変わり目を見極める為です。そしてマヨハレ先生もそうですし他の勝ちトレーダーの方々は、サイクル理論知らないもしくは知っていても他の分析法をしていても感覚的に相場のサイクルが身についてらっしゃると思います。自分も週足から1時間足までサイクル理論で分析したましたが、どうしても最後の詰めの部分の短期足のところでタイミングが合わず苦労してました。短期足にもサイクルがあるという情報は掴んでましたが、具体的なローソク足の本数をいくら検索かけても見つからず、Twitterでも聞いてみましたが何もわかりませんでした。しかしやっと2〜3日前にその具体的な内容を見つけました。5分足のサイクルはローソク足50〜100本だそうです。1dayサイクルというそうですが、自分も度々目にはしていたのですが日足のサイクルと思ってスルーしてました。5分足なのに1dayなどと紛らわしい名前なので気が付きませんでしたが、短期足サイクルまでわかった以上しっかり変わり目のタイミングを測っていきたいです。但し注意点としてはやはり5分足ということなので騙しやイレギュラーも多いという点です。その為にはハッキリわからないところではやらない、そしてマヨハレfxで分析している基本的なこととリンクさせてチャートを見るようにしたいです。そもそもサイクル理論はダウ理論を進化させたものだそうで、サイクル理論単体で分析するものではないとのことです。総合的な分析することにより変わり目を正解に見極められるようにしたいです。
おつかれさまです。
相場にも人生にも、明らかに「周期」がありますね。
今年も終わりますが「12」という数字も周期です。
一年は12ケ月
干支は12年
AMは12時間
人類は「周期」に支配されてるとさえ思います。
とても軽視できない、むしろ検証すべきテーマです。
迷晴れさん、こんばんは(*^-^*)
いつも大変お世話になっています。
ご無沙汰し過ぎています。
そしてお礼をいつも出来ていなくてすみませんm(__)m
それと、私ちょっとバタバタしすぎて記憶が混乱してまして。
神回の締め切りが今週の土曜日だと思い込んでいまして、さっきやっとパソコンの前に座れて見たらバナーが見つけられなくて…。
あ、またやっちゃった…、これだけは送ろうと思っていたのに送れませんでした、ほんと…ごめんなさい。
動画は毎回視させていただいてます。
ここ2週間位で私が住んでいる所は急激に寒くなりましたが迷晴れさんお体変わりないですか?
ご自愛くださいね。
いつもいつもありがとうございます(*^-^*)
おつかれさまです!
今年の「動画アワード」は見送りました。
2022年は明確なテーマの動画を、あまり配信できなかったからです。
来年はその辺を工夫するので、またよろしくお願いします(^_-)-☆
ボクの住む地域も朝晩はかなり冷え込むようになりました。
この季節は乾燥と冷えから体が痒くなります。
たぁたさんも、ご自愛くださいね。
ありがとうございます(*^-^*)
見送られてたんですね~。
過去動画見てすっかり勘違いしちゃってたんですね。申し訳ないですm(__)m
体が痒くなるの分かります。
搔きむしり注意ですね(;^_^A
動画楽しみにしていますね(*^-^*)
更新ありがとうございます。
トレンドフォロワーにとっては何も出来ない相場が続くので
ずっと調べ考えていました。
2か月前から一時的に流れが変わりましたが、その前のドル円がどんどん伸びていた頃
今の円安は日米の金利差によるもの(だから悪い円安ではない)と言われていました。
あれ、そういえばQTってどうなった?
ttps://imgur.com/a/2TgKhuy
ドル円とユーロドルの週足、下段はIMMポジション
上段黄色がFRBバランスシート、緑がFF金利
ドル円の青いヒストグラムは
Fed Net liquidity = Fed balance sheet – (TGA + Reverse REPO agreements)
TGA : Treasury General Account 財務省一般勘定
Reverse REPO : 買い戻し条件付き債券売却
ユーロドルの黄色のヒストグラムはドル円の青いヒストグラムの上下反転です。
まずコロナ前とコロナ後で様相が一変しています。コロナ後を見ましょう。
ドル円が116円を突破する前辺りでFF金利は上昇、同時にFRBのバランスシートは縮小開始、
仮にFF金利が5.25で止まったとしても金利はその後しばらく維持される上にQTは継続、
今のままだと2023年中終わらないんじゃないかというペースです。
つまり何が言いたいかって言うと
FRBの利上げが止まってもすぐに利下げになるとは限らない上に、
コロナでばらまかれたドルがQTで減らされ続けるので、対円でドルは再び上昇になるのではないかと。
一方でユーロは日本と違ってアメリカほどのペースではないにせよ利上げ・QTの方向なので
(コロナ後のヒストグラムとユーロドルの連動性)
2023年はドル高ユーロ高、つまりユーロ円を買ったらひょっとして・・
ただウクライナ戦争次第ですけど。
ちなみに10/21以降ドル買いから撤退していたグローバルマクロ戦略のヘッジファンド達は
再びドル買いを始めたそうです。ブリッジウォーターもしばらくホールドなんでしょう。
FRBが利上げを開始した際に、既に2023年中にはQT終了か?みたいな噂が立っていましたね。
あの時点で利下げがいつになるか推測する事に意味なんてなかったと思うのだが、投機的な取引の願望の現れだったと思う。
今や個人投資家がファンドも驚くようなレバレッジを為替や株式や指数にかけているし、投機的なやり方でF. I.R.Eを達成したいと願う人々も増えている。
それを切望する気持ちはわからんでもないのだが、私を初めとしたコロナ禍に於いてETFに資金を突っ込んで大きく増やした投資家は、上昇が始まる前に資金投入を入れているのよね。
要は、二匹目のドジョウ狙いではなく、コロナ禍によって増刷されたカネが先ずは株式市場に、それもハイテク及びグロースに流れることを予測して利益を得た訳だ。
メタバースの世界の変化を追っていればこれらは予想がついたはずだ。
これらは先見の明でも何でもなく、今後未だ未だ成長するだろう企業やインフラに投資をしただけで、特段特別なやり方でも何でもない。
勿論、リスクも覚悟していた。
コロナ禍は世界経済が完全に停止するかも知れないという恐怖も含んでいたし、それ故にコモディティオプションは一時的に負の数値付けることもあった。
現に私の保有していた原油先物ポジションも一時的にマイナスをつけた。
これを買い戻したいのであれば、私の保有するポジションが割り当てられている石油リグか原油タンカー出向いたら現物(原油)で買い戻せたとのこと。
完全に、ポジションという概念(ヴァーチャルな取引)が失われ物々交換(真の意味での現物取引)に陥っていたことが一瞬で身あったという事です。
こんな経済的な大災害と世界の意識の変化の収拾が1、2年で着くとは思えない。
私は今年に初めにドル高はもっと時間をかけて進行すると考えていたし、一旦は底堅い動きをするかなと思っていたがそれでも急ピッチで進んだ。
当初は1ドル130円というレートに違和感があったが、今はもう受け入れるしかないと思います。
10月にFRBの元議長のグリーン・スパン氏がブルームバーグのインタビューに対して、「今後数年はドル優勢であることに変わりはない」と答えていました。
現在のFRBは後手後手の政策と圧力団体に尻尾を振る連中ですが、グリーン・スパン氏の時代はそうではなかった。
21世紀初頭の落ちぶれていくアメリカ通貨を守った組織だったと思う。
いずれにせよ、近年の通貨市場の長期足は”W“ではなく”V”の形状であるように思える。
下位足に切り替えれば2番、3番天井又は底なのだが、週足以上が急ピッチの動きですね。
収縮する際には”W”の形状に移行していくと思うが、ドルストレートは、特にドル円はまだ”V“時の最中の印象を受ける。
レンジの上下を行って来いになる動きは、碌に押し目や戻り頭を作らず急進することが多いね。
なんせ、ドル円の2021年の年足は殆どヒゲの出ていない陽線なのだから、150円の上でヒゲが出たところで年単位でそうそう簡単に止まると思えない。
天底を見てその際(きわ)でエントリーする人は
壁を背にして入っている意識があるから
特にタイミングを気にする必要は無いし、その後も
あんまり「メンタル」も要らないじゃないですか。
天底の反転を確認してからエントリーする人は
タイミング命だからずっとチャートを見続けないといけないし
利食いポイントまで目が離せない。
Yuさんは一体どっちなんですか?笑
東京時間の成行注文は、天底反転を捉えてエントリーするので5分足ガン見で、髭が出る前に逃げる。
損切りは小さくするので割とストップに引っかかるが、損切りになったときにはそれがエントリーミスなのか、流れを外しているのか判別する。
単なるミスなら再エントリー。
流れを外したなら逆方向に押し目買いか戻り売り。
何方もチャートに張り付きっぱなしですね。
こんなもの、私の体力では1日4時間が限界。
反面欧州市況やロンドンフィキシング前後の大きな動きは、ウィークリーのレジサポを背にするので、大半は指値又は逆指値で注文します。
意識の入れ替えを注文方法で切り替えれば、違う自分に出会えるよ。
指値をセットする前にランニングと筋トレを行うと尚良い。
体内の水分と熱量が変化すれば、違う自分になれるからね(毎度のオカルトです)。
なるほどそういうことだったのですね。
やってみたいと思います。
昨日H4SMA21からドル円をロング、
一つは100pipsで利確して
もう一つはこのままCPI、FOMCに突入する予定です。
PPIが予想より上がってましたから
CPIも上がってる可能性が高く、
利上げは50bpで確定として
それに対するパウエル発言がどうなるか
少なくとも早期の利下げには言及しないでしょう。
今確認しけど、ユーロ円は日足の一目の雲を抜けようとしているんだね。
抵抗はキツそうだが伸びたらデカいのでは?
早速建値に置いた逆指値で損切りでした。
まあしょうがない。
私もドル買いにバイアスをかけていたので、乗れませんでした。
代わりにユーロドルをデイリーピボットR3でハイロットでスキャル。
東京時間のエントリーの為の練習が役に立った。
転んでもタダでは起きん。
で、損切りの後
これは過剰反応、という事で
134.7で2発ロング
FOMCを無事通過して
今含みが大体+180pipsです。
どうなりますか。
おつかれさまです。
つまり、来年も引き続き円安継続ということですね。
特にユーロ円はお買い得。
保有する豪ドルで上値限界突破を狙います(^_-)-☆
次期、日銀総裁がちょっと気になりますが…
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-05/RMEQXNDWRGG601
もちろん正反対の予測を立てている人もたくさんいます。。
ttps://imgur.com/a/aIHwiT5
現状このペースだそうです。
どっかで加速するんですかね?
なんでこれ報道されないんでしょう。
金利差だけじゃないですよね。
もし次期日銀総裁が方針転換して利上げの姿勢を見せると
時価会計で日銀は債務超過が悪化する
ttps://toyokeizai.net/articles/-/637685
簿価会計だから関係ないと言い張るのか
もしくは特措法を作ってウルトラCを繰り出すのか(前述しました)
あ、で、こんなこと考えているうちに
クロスペアの突っ込みどころがようやく明確な言語で分かりました。
迷晴れさん以前ついで買い/売りって分かりやすく仰ってましたけど
要するに
例えばユーロを売りたい時に、何に対して売るのか、を考えれば良いだけだったんですね。
ユーロもドルも強かったらユーロドルは売れないから
もしもその時ポンドが弱かったのならユロポンを売れば良いし
円が弱かったのならユーロ円を売れば良いんです。
ああなんだそういうことか。
なんか例えが逆ですね。
要らないと思いますが訂正しておきます。
例えばユーロを売りたいときに
ユーロもドルも同じ強さだったらユーロドルは売らず
もしもポンドに対して弱かったのならユロポンを売り
円に対して弱かったのならユーロ円を売ればいい。
ということでした!