17Sep
週刊チャートナビ402回(2022.09.12~2022.09.16)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
日足は上昇トレンド継続中で前回高値を更新、次の高値は1998年高値147.58。
先週は140.0節目を上抜け円安が続伸!日足チャネル高値に到達後、金曜日に先週陽線FR61.8%まで反落。
売り手の注目
- 日足チャネル高値(達成感アリ)に到達。
買い手の注目
- 日足上昇トレンドが前回高値を更新。
- 140円のサポート。
- 先週陽線FR61.8%押し目候補に到達。
- 週足+日足SMA21の支え。
TR上段㊤:先週高値
TR中段:141.5金曜安値と先週安値
TR下段㊦:2週前安値(8月安値上昇半値押し目)
4時間足ベアの視点:日足チャネル高値に注目。先週高値への上値試しから140.0へショート。
4時間足ブルの視点:日足上昇トレンドに注目。①先週陽線を押し目買い、先週金曜安値から140.0が押し目候補。②先週高値Mトップ完成後、売り転換失敗でロング。
今週の値動き
CPIで先週高値145.0まで一気に吹き上げ2番天井形成モードに入った。
水曜、日銀レートチェックで仮ネックを下回り、これ以降、来週水曜深夜のFOMCや木曜の日銀イベントが意識されてか、CPI急騰波と日銀急落波に挟まれ持ち合った。
毎日の見通し
09/12月曜
- 日足上昇トレンド中、日足チャネル高値から調整下落中。
- 142.0は先週陽線FR61.8%ポイントの押し目候補。
1時間足ベアの視点:金曜陰線を金曜安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週陽線の押し目を待ってロング。
09/13火曜 21:30米CPI
- 先週高値ブロックと金曜安値ブロックの攻防。
- 本日のCPIに注目だが、予想通り下がれば、一時的にドルは売られるだろう。ただ、コア指数が堅調なら戻るかもしれない。
1時間足ベアの視点:金曜安値ブロックの押し目崩れでショート。
1時間足ブルの視点:先週陽線の押し目買い。142.0付近への下値試しからから金曜高値へロング。
09/14水曜
- 8月CPIはマイナス改善予想に反して前月比+0.1%となり、FOMCの利上げ確率上昇でドル買い。
- 141.5Wボトムで先週陽線の押し目が付いたカタチ。
1時間足ベアの視点:先週高値付近2番天井形成を待ってショート。
1時間足ブルの視点:前日陽線を押し目買い。
09/15木曜 21:30 米小売売上高
日銀レートチェックで145.0に心理障壁がつくられた。
1時間足ベアの視点:145.0Mトップ狙い。145.0への上値試しでショート検討。
1時間足ブルの視点:火曜急騰波を145.0へ押し目買い。前日安値142.5から142.0が押し目候補。
09/16金曜
火曜急騰波の押し目買いは失速、143.27を挟んで持ち合った。
1時間足ベアの視点:先週高値145.0Mトップ、または、キリサゲMトップでショート。
1時間足ブルの視点:①143.27サポートで先週高値145.0へロング。②水曜安値Wボトムでロング検討。
毎日の値動き
09/12月曜
東京時間、金曜陰線の戻り待ち。
ロンドン時間、戻り売りが急落してしまいノートレード。
09/13火曜
東京時間、142.0への下値試しから米CPI待ち。
NY時間、8月CPIは金曜安値への試しから急騰、1分足同時線で押し目を拾って青1ロング、次の4時間足の144.5反発でアウト。
09/14水曜
東京時間、先週高値145.0に引きつけて赤1ショート。
ロンドン初動、仮ネック143.27サポート、4時間陰線クローズでアウト。
NY時間、日銀レートチェックで予想外に下落したが、日銀介入の噂は一時的な影響とみて下値追いはやめた。
09/15木曜
東京時間、キリアゲWボトムを確認、4時間足陽転で火曜急騰波を青1押し目買い。
ロンドン時間、戻り高値、ミニ三尊で半決済。
NY時間、戻り高値を上抜けならず全決済。
09/16金曜
東京時間、先週高値キリサゲで赤1ショート、強者の高値を上抜き損切り。
ロンドン時間以降、木曜高安の持ち合い確定でノートレード。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 3週間の底堅い動きで8月安値0.99にWボトムが完成。
- 今週終値(水色)を上抜けば9月足が陽転する。
売り手の注目
- 日足下降トレンド。
- 8月陰線終値(水色)レジスタンス。
- 4時間ラス戻り高値1.02
買い手の注目
- 8月陰線終値は1.00を未更新。
- 8月安値0.99Wボトム(3週連続サポート)が完成。
- 先週陽線包み足は反転シグナル。
- ECB+ラガルドきっかけのショートが安値更新できなかった。
TR上段㊤:8月高値
TR中段:先週高安(包み足)
TR下段㊦:0.97(1.06下降波N値)
4時間足ベアの視点:日足下降トレンドに注目。4時間足クラスの戻り高値1.02を上抜くまで戻り売り。
4時間足ブルの視点:8月安値0.99Wボトム+先週陽線包み足に注目。9月足の陽転期待で1.02更新を狙う。
今週の値動き
4時間ラス戻り高値1.02MトップからCPIで8月安値0.99Wボトムの2番底を試す動きがでた。
水曜はCPI急落後の調整日になったが、それ以降も、来週水曜深夜のFOMCが意識されたか持ち合った。
毎日の見通し
09/12月曜
- 8月安値0.99にWボトム完成。
- 1.005・9月足陽転水色ライン間際。
1時間足ベアの視点:0.99Wボトムに注目。①1.005クラスター下抜けで1.0へ下値試しショート。②先週高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:0.99Wボトムに注目、先週安値上昇波をロング。1.0、または、1.005クラスター上抜けで先週高値へロング。
09/13火曜 21:30米CPI
4時間ラス戻り高値1.02で1回目の反発。
1時間足ベアの視点:4時間ラス戻り高値1.02Mトップで戻り売り検討。
1時間足ブルの視点:先週安値上昇波を1.02へロング。先週高値と前日急騰安値の間が押し目候補。
09/14水曜
- 8月CPIはマイナス改善予想に反して前月比+0.1%となり、FOMCの利上げ確率上昇でドル買い。
- 4時間ラス戻り高値1.02Mトップで売られるカタチとなり、先週安値起点上昇のFR61.8%下まで押された。
1時間足ベアの視点:①前日陰線の戻り売り。②0.995先週安値上昇FR76.4%付近の押し目崩れでショート。
1時間足ブルの視点:前日下降波の戻りをロング。
09/15木曜 21:30 米小売売上高
昨日はCPI急落波の調整日となった。
1時間足ベアの視点:①前日安値の押し目崩れで先週安値へショート。②1.005付近レジスタンスで火曜急落波の戻り売りを検討。
1時間足ブルの視点:0.99Wボトムへの下値試し完了から押し目買い。
09/16金曜 18:00 欧)消費者物価指数
水曜ハラミ足+1
1時間足ベアの視点:①1.0レジスタンスで水曜安値へショート。②水曜安値ブレイクで0.99へショート。
1時間足ブルの視点:①前日安値サポート、または、安値キリアゲでロング。②水曜高値ブレイクで先週高値を目安にロング。
毎日の値動き
09/12月曜
東京時間、窓開けのよる1.005クラスター高値ブレイクからの青1押し目買い。
ロンドン時間、4時間ラス戻り高値1.02達成でアウト、続いて、ミニネック割れで押し目候補へ赤1ショート、先週高値でアウト。
09/13火曜
東京+ロンドン時間はCPI待ち。
NY時間、CPIはドル円に集中したためノートレード。
09/14水曜
ロンドン時間、前日安値で下げ止まったが、1.0パリティ+日足SMA21でレジされるリスクからロングは見送り。
09/15木曜
東京時間、前日安値への下値試しを確認。
ロンドン時間、前日安値の1時間同時線高値抜け+4時間足陽転で青1ロング。
NY時間、もう1回水曜安値を試しに売られるかもしれないが、底値で買えたのでホールド。
翌日の東京時間、水曜高値を上抜けず撤退。
09/16金曜
東京・ロンドン時間、水曜安値への下値試しを確認。
NY時間、水曜安値Wボトムで青1ロング、金曜なので水曜高値でアウト。
ユーロ円
今週の見通し
概要
売り手の注目
日足の前回高値(6月高値)レジスタンス。
買い手の注目
日足上昇トレンドが前回高値を更新できるかどうか。
TR上段:先週高値と7月高値
TR下段㊦:先週安値
4時間足ベアの視点:6月高値に注目。先週高値レジスタンスで7月高値へショート。
4時間足ブルの視点:先週大陽線を先週高値へ押し目買い。
今週の値動き
毎日の見通し
09/12月曜
日足の前回高値、6月高値付近のレジスタンスを意識。
1時間足ベアの視点:先週高値レジスタンスで金曜安値仮ネックへショート。
1時間足ブルの視点:①4時間SMA21サポートで先週高値へ押し目買い。②金曜安値Wボトムで押し目買い検討。
09/13火曜
- 日足の前回高値(6月高値)を前日陽線終値が更新するも、先週高値で頭を押さえられた。
- 本日は8月米CPIに注目が集まるので、クロス円は動かないだろう。
1時間足ベアの視点:145.5Mトップでショート検討。
1時間足ブルの視点:高値を掴むリスクが高いので静観。
09/14水曜
6月高値が意識されMトップを形成、上値の重い展開。
1時間足ベアの視点:先週高値キリサゲMトップを使い、金曜安値仮ネックへショート。
1時間足ブルの視点:先週高値を上抜けばロング検討。
09/15木曜
6月高値が意識され、金曜安値仮ネックまで下落。
1時間足ベアの視点:前日陰線の戻り高値143.5付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:金曜安値サポートで戻り高値143.5へロング。
09/16金曜 18:00 欧消費者物価指数
水曜陰線の戻りで戻り高値143.5付近へ買われ、木曜高安の持ち合い。
1時間足ベアの視点:①水曜陰線を前日高値で戻り売り。②6月高値付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①前日高値ブレイクで6月高値へロング。②前日安値サポートでロング。
毎日の値動き
09/12月曜
東京時間、4時間SMA21サポート根拠に、金曜安値ネック143.5反発で青1押し目買い。
ロンドン時間、145.5×ユーロドル戻り高値1.02達成でアウト、続いて、ミニネック割れで赤1ショート、4時間陰線クローズでアウト。
09/13火曜
8月米CPIに注目が集まる局面なのでユーロ円はノートレード。
09/14水曜
東京時間、高値キリサゲ+CPI安値割れで赤1ショート。
ロンドン時間、143.0ミニWボトムで半決済。
NY時間、金曜安値仮ネック到達で全決済。
09/15木曜
東京時間、金曜安値サポート+4時間足陽転で青1ロング。
NY時間、143.5付近の戻り高値でアウト。
09/16金曜
東京時間、143.5反発で水曜陰線を戻り売りMトップで赤1ショート、4時間陰線クローズでアウト。
NY時間、前日安値サポートで青1ロング、143.5手前でアウト。
今週の攻略ポイント
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、基本戦略は押し目買いだが、日足チャネル高値+145.5に高値圏形成を疑う。
CPIの急騰で145.0の2番天井を試す動きになり、翌日、日銀のレートチェックは仮ネック予想を下回った。
8月のCPIはマイナス改善予想に反して前月比+0.1%となり、FOMCの利上げ確率上昇で急騰した。
しかしながら、もし市場予想通りマイナス改善されても、コア指数が堅調ならドル買いになったのではなかろうか(この動きなら下から買えたかも)
動きは速かったが、どっちに転んでも、いつも通りに高値圏をつくったように思える。
ユロドル攻略ポイント
8月安値Wボトムが意識され、4時間ラス戻り高値1.02からのCPI急落は、止まるべきところで止まった。CPI急落だけをみてショートして、捕まってないでしょうか?
今週のケース・スタディ
今回のケーススタディは、相場の持つ対称性(シンメトリー)とエントリー・ポイントについて。
相場が動意づく前にエントリーして、持ち合いに捕まったり、持ち合い中にエントリーしてしまい、小さな損切りを連発する人の参考になれば幸いです。
人は対称性を持つモノに対し「安定感」「誠実感」「信頼感」「安心感」「美しさ」を感じる。
これは「シンメトリー効果」と呼ばれています。
日常生活でも、シンメトリー効果を狙った企業ロゴ、デザイン、建築物をよく見かけますが、シンメトリーは左右対称だけでなく、上下や斜め対称もあります。
ボクはFXを始めて暫くして、フラクタルとシンメトリーに興味を持ち、今では「シンメトリー効果」が相場の値動きの背景にあると考えてます。
人は安定・安心・信頼・美しいと感じるモノにポジティブになり 、危険・不安・疑惑・醜いモノにネガティブになる。
トレーダーだって人間ですから、安定・安心・信頼・美しさを感じる「シンメトリー効果」の強い値動きにポジションをとりたがるのは当然の行動心理です。
さて、今週のドル円は145.0下に高値圏をつくりました。円安快進撃で大きく稼げても、ここで負けまくっては行って来いになってしまいます。
そもそも、天底で連敗する原因はMトップ・Wボトムのイメージング不足ですが、こういう局面でも「シンメトリー効果」が大活躍します。
3つの黄ボックスは左の1番天井ボックスを単純にコピーしたものですが、真ん中のボックスも似たようなサイズ感になり、右のボックスは翌週の日銀政策会合やFOMCが意識され持ち合ったせいか、ボックスから外れました。
今週は8月CPIで瞬間移動したり、日銀レートチェックで仮ネックを下回ったり、翌週の重要イベントへの意識等、色々ありましたが、おおよそ「シンメトリー」になってます。
ちなみに、急騰・急落後、長時間持ち合うのは対称性を取り戻そうと、帳尻合わせをしてるようにも見えます。
移動平均線から大きく乖離すると、再び、移動平均線に戻ろうとするのも同じです。
トレードは勝つことより、無意味に負けないことが大切です。
シンメトリーの完成、つまり「シンメトリー効果」が最大化するポイントを意識することで、有利なポジションがとれるようになるし、シンメトリー形成中の不安定な相場でポジションを持たなくなります。
「シンメトリーなんて、オカルトじゃないの?」
そう、思われるかもしれませんが、「フィボナッチ」なんて、まさにオカルトそのものですよね。
どんな道具で測ろうが絶対正解のない世界ですが、人の深層心理に遺伝子レベルでプログラムされてる「シンメトリー感覚」って、行動を決めるときの強い根拠になると考えます。
来週の相場観。
概要
- 日足は上昇トレンド継続中だが、日足チャネル高値に頭を押さえられ、145.0にMトップを形成中。
- 21日水曜のFOMCと22日木曜の日銀イベントが意識されてか横這い。
ベア派
- 日足チャネル高値到達の達成感と145.0Mトップ。
- FOMCと日銀イベント
145.0Mトップ完成狙い。①先週高値付近を試せば先週安値へショート。②水曜から金曜へのキリサゲで先週安値へショート。③先週安値を割れば3波戻り売りに備える。
ブル派
- 日足上昇トレンドが前回高値を更新済。
- 4時間ラス押し安値140円のサポート。
- 日足SMA21のサポート。
- FOMCと日銀イベント
145.0Mトップ崩れを狙って140.0を割るまで買い。①145.0Mトップ2番天井崩れで、先週高値抜きロング。②日足SMA21付近サポートで押し目買い。
概要
- 日足は下降トレンド、1.0パリティを8月終値は未更新。
- 4時間ラス戻り高値1.02VS.8月安値Wボトム。
- 21日水曜深夜のFOMC
ベア派
- 日足下降トレンド。
- 4時間ラス戻り高値1.02のレジスタンス。
- 21日水曜深夜のFOMC
8月安値Wボトム崩れ狙い。①先週安値の押し目崩れで8月安値抜きショート。②1.02を試せば同値、または、高値切下げでショート検討。
ブル派
- 1.0サポート
- 先週安値サポートは8月安値Wボトムへの底入れサイン。
8月安値Wボトムからの上昇3波狙い。先週安値サポートを底入れとみて、8月高値へ上昇3波押し目買い。
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
記事へのレビューやご意見はコメント欄をご利用ください。コメントを「読者さまの声」としてブログや動画に掲載させていただくことがございます。
◆著作権について◆
当サイトは無料でご覧頂けますが、著作権は放棄しておりません。動画等のコンテンツを営利目的でお使い頂くことはできません。
詳細はご利用についてをご覧ください。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (26)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
以前一回だけハイブリッドトレードとコメントを書きましたが具体的にどんな感じなのか
皆さんに御評価頂きたいと思い長文になるかもしれませんけど書いてみたいと思います。
既にご自身のトレードを確立されていて他人のトレードに興味が無い方は
読むだけ時間の無駄なので読まないことをお勧めします。
欧州時間の欧州通貨をトレードします。
まず前提としてイギリスとユーロ圏は物価高・労働者不足・エネルギー不足等に苦しんでいます。
例えばロシアからの天然ガスはユーロ決済なのでまだマシですが(ロシアにルーブルで払えと言われていますが)
それでも対ドルレートがほんの1年前と比べ相当悪化しており、FRBの利上げに追従して
欧州英国ともインフレ対策と称して利上げせざるを得ない状況になっています。
簡単に決められないのがユーロ圏で、債務が多い国を切り捨てる訳にもいかず、
かといって物価高・エネルギー高は悩ましく、そしてロシアを完全に切り離すことも出来ない。
何重にも足かせがあります。なので方向感は出ない、当分レンジが続きます。
望みはウクライナがロシアを追い払い有利な条件で停戦交渉に持ち込むことしかないけれど
そのために欧州が戦車や戦闘機を供与してロシアとの関係が完全に切れるのもまずい。ジレンマ。
余談ですが、円売りドル買いの根拠が日米の金利差だから今の円高は悪い円高ではない、
と言っている人が大勢います。でも、日本の政策金利が-0.1%、スイスは-0.25%。
USDCHFとUSDJPYのチャートを重ねてみて下さい。スイスフランは上下に振られながらも
下落傾向なのにドル円は天井しらずの状況です。スイス銀行が介入しているのかは
分かりませんでしたが、円は金利以外の要素、地政学的リスクあるいは将来の経済縮小を見越して
売られているのはほぼ間違いないと思います。日本やばいっすね。移住しようかな笑
あと投機家たちは日銀の政策変更を見越して日本国債を2兆6000億円売り越ししているそうです。
空売りです。ヤバくないっすか。もうホント海外に引越しした方が・・
そんな状態なので先週のコメントに追記したように日銀はマジで単独介入するかもしれません。
で余談は終わって、そういった背景を押さえた上で金曜のユーロドル・ポンドドルです。
まずユーロドル。
前日前々日と約70pipsのレンジになっていたので、端に来たら対岸抜けを狙って逆張りしようと
思っていました。レンジブレイクを狙うよりその方が遥かに安全で効率的です。損切りも最小。
出来れば欧州初動で下に来てくれたら喜んでロングしたい。
ただ17:30にラガルドさんの会見があるようなのでそこはパスし何事も無いのを確認してからの
エントリーにするつもり。
ポンドドルは、15:00に小売売上高の指標がありますが英国の指標は発表時間が早すぎるので
大体スルーされるか影響が少ない事が多いのでこれも見送るつもり。そんな感じで始まりました。
15:00、LINE FXの通知で英国小売売上高がめっちゃ悪いことを確認。
ああポンドは売られるなとは思ったけれど、米欧機関投資家の香港シンガポール支店が板が薄い相場を
利用して売ってくるだけだから本店が追従するかどうかは分からない。でまあこの下落は無視。
無視してたんだけどあっという間にポンドドルは1985年以来の安値に到達。多分ストップ狩りです。
今日のオプションはユーロドルポンドドルとも1bnを超えるものは無いので無視でOK。
で、ここで思いました。昔はこんな発想は無かったんですが
ポンドドルが安いなら買えばいい。何故ならYuMasukiさんがちょっと前に言ってました。笑。
そうなんですよ買えばいい。
普段の相場でもほぼ100%起こる現象がありまして、主要なレート、水平線やインジにぶつかると
必ず一回跳ね返る。スキャルピングならこれだけで充分勝てるでしょう。
そして迷晴れさんから学んだMTF分析によると、ポンドドルはH4ダウントレンドが9/7の安値を一番底、
米CPIの高値を仮ネックとした二番底を試しているところ。為替の癖で行き過ぎるかもしれないが
行き過ぎたレートは戻る。それを狙ってロング出来る。
まあ仮にそうなってもWwの右の小さい仮ネックラインまでしか行かない可能性が高いが、
今日の下落起点ぐらいまでは戻るかもしれない。
ここから私が追加した方法で、比較的市場規模が小さいAUDUSDが先に動きやすい中で
AUDUSDが下げているのにポンドドルを買うのはあまり良くない。
EU02/10Y、GB02/10Y、US20/10Yの値動きが大人しいところを見てもポンドドルの下落がどんどん進むことは無く
いずれ戻ってくるだろう。大体いつも債権トレーダーが一番信用できます。
株式市場がどうなっているかっていうとSX5E、UKX共に下落しているので
今欧州初動ではまだユーロドル・ポンドドルを買うタイミングではない。
ちなみに株が売られた資金が回って債券が買われてしまうと金利が下がり、為替が下がる可能性が出てきます。
株が売られた資金が為替に来ても市場規模が違い過ぎるので影響はほとんど出ないと思われます。
そんなこんなで、AUDUSDと株価指数の下落は程なく止まるだろうが反転するまでには時間がかかりそうだ。
欧州勢が昼飯を食った後か、遅ければNY勢が入ってくるころまでは待つしかない。
なので、ここまで文章にすると長いですが一瞬で当分暇だなと判断し、
取り残された時の保険で打診のユーロドル買い・ポンドドル買いを入れた後、
風呂入って飯食って酒飲みながらチコちゃん観て一服してました。
NY初動22:00、UKXとSX5Eの下げは止まっていて金利はあまり動かず。
ユーロドルは本日2回目にピボットS1 0.9960を下値試し中だったので本気のロング。
ポンドドルはピボットS1 1.135から切り上げたM15の二番底だったので1.1380本気のロング。
ユーロドルは昨日一昨日のボックス上限を超えたところで全決済。約60pips
ポンドドルは今日の指標の下落の起点1.144で全決済。
色々語った割には残念ながら爆益とはならず一番手前のハードルで止まってしまい
投稿できるレベルのカッコイイトレードはありませんでしたけど
日常って大体こんなもんです。
いつか指標絡みでたまたまめっちゃ上手く行ったら投稿したいですネ
おつかれさまです!
レンジブレイクを対岸から狙う作戦に同感です。
ブレイク後って意外と難しいですよね。
ファンダメンタル×テクニカルのハイブリッドについて。
ファンダの大局観にテクニカルを組み合わせてるところが素晴らしいです。
まさに、イイトコ取りですね!
情報が増えても近視眼にならないところが理想的だと思います。
そんなこと言ったっけ?と思いましたが、そういうのは私らしいなとも思いました。
実のところ、私の最も得意な環境は、レンジ相場なんです。
やっぱり、逆張りトレーダーですね。
レンジ相場とは何か?
一言で言い表すなら「トレーダー達の不安」です。
ユーロドルはともかくポンドドルに関しては
色んなもの見過ぎてて正直複雑だな、とは思いませんでしたか?
これ意外とそうでもないんですよ。
ざっと見てシンクロしているものが多ければ伸びる可能性が高いし
なんかバラバラだなと思ったらエントリー出来ないし、仮に
しても多分伸びないなと思っている、っていうだけのことなんです。
もし英小売売上高の数字を見て脊髄反射でショートしていたとしても
シンクロして動いているものが少なかったから
そのままズンズン下がるイメージは無かったでしょう。
別に難しいと感じたことはないですよ。
ただ、ファンダメンタルズの解釈に困った時は、「物語を紡げない」と考えてあまりトレードしないね。
かつての世界の様に、「有事のドル買い」や「ショック時の円買い」みたいに一つの物語で世界が動けば見立てが楽なんだろうけど、もうそういう時代ではないでしょう。
正直、インフレ通貨のドルがここまで買われていることに違和感があるし、日本の一人当たりのGDPを顧みてもここまで円が売られていることは感覚的に理解し難い。
「もう日本オワコン」みたいな巷の風潮を見て円売りを解釈するのは構わないと思うが、この先を見越して1ドル150円、160円目指して買っていこうとはちょっと思えない。
円安のお陰で、円ベースでの私の資産は守られているんだがね。
ただ、今私は強烈な違和感を感じている。
気鬱であれば、それでいいのだけれども。
今週もお疲れ様でした。
対称性。シンメトリー。平均回帰。
私も大好きな言葉です。私の本質は逆張りトレーダーです。
その事が原因で失敗することも多々ありますが、得意なところはキッチリ、ピンポイントで取れているのでこれでヨシ。
火曜のCPIは143.23抜けで、144円までしかマイルドなレバレッジでしか取れませんでしたが、水曜の144.80ショートはキッチリ実行レバレッジ50で143.63まで伸ばしました。
コレは私の本懐。コレさえ外さなければ、資金は余裕で増えます。
小さな負けなんていくらでも重ねればいいのです。それよりも、最も得意なパターンをしっかりと取ることですね。
143円の下を狙う?流石にそれではメンタル負荷が大きすぎますね。
今回の下落は日銀のレートチェックとの事ですが、テクニカル的には「145円の下で日足ダブルトップが切り下げ」という説明で十分です。
水曜の東京オープン前に大きく動き始めたので、「コレはいけるな」と口走ったのでセットアップしました。
どうせ、成功したら世間はなんらかのストーリーを用意してくれると思いました。
2021年のポンドドル週足2番天井からのショートも同じでした。
ファンダメンタルズとは「物語」です。
不確実で、壮大な規模の経済がある方向へ動いたとき、人々はなんらかの演繹的な説明を求めるのです。
要は、その値動きに対して納得のいく説明を求める、という事です。
私達の経済は、私達が把握できる大きさを超えつつあります。
最初は単純な交換から始まったこの経済も、総量が膨大になるにつれ全体を把握する事が出来なくなってしまいます。
全ての金融取引は余す事なく何らかの形で記録が取られますが、その総量は膨大過ぎて、推察でしか測る事が出来ません。
「フェルミ推定」のテーマになる様な事象ですね。
複雑化しすぎた世界で、何を手がかりに物事を判断すればよいか?
これにはやはり、シンプルなやり方が一番だと思います。
「起きて半畳。寝て一畳。」私の大好きな禅思想です。
本来、生きるために情報は少なくてよいのではないか。
私達の考えが及ぶ限界とは、私たちの手の届く範囲から推察できるのではないか。
この宇宙の現象は、多くが相似形を取ります。
積乱雲の発達。
水槽にインクを落とした時の広がり方。
樹木の枝分かれから作られるその姿。
原爆のキノコ雲のできかた。
遥か彼方のガス星雲の広がり。
母親の胎内での胎児の脳形成。
三次元空間で、ある一点から膨張が始まり終わる時は、物質は熱力学の法則に従い作用します。
生命も非生命も、その形になろうとする情報なしに、ただただこの宇宙の法則に従い膨張します。
身近にある形は極大の事象にも相似形をとるのであれば、徹底して身近な形を追求すればよいのです。
毎回、私達が「ある期間の押し目買いや戻り売りや逆張り」をおこなっている様に。
これだけで、十分なのだと考えています。
このあたりの考えがマヨ晴れさんと一致しているので、末永く見さして頂こうと思っています。
おつかれさまです!
不思議ですよね、まさに神秘(神の秘密)。
宇宙の共通言語は「数学」といわれます。
もしかしたら、そこに秘密が隠されているのかも。
森羅万象には、なりたいフォルムがある。
145円ダブルトップもフォルムです。
「複雑化しすぎた世界でからこそ、シンプルなやり方が一番」
シンプルな神秘を複雑なベールが覆ってるだけなのかもしれません。
いつもご教授頂き有難うございます。シンメトリーを形成中に無駄打ちを繰り返して負けが積もってしまう。金曜日は正にそんなトレードをしてしまいました。先日取り上げて頂いた自分のコメントもすっかり忘れて、チャートの調整中に一生懸命入るところを探しても全てハズレです。相場の動意付く時間は15:00〜16:00か22:00〜23:00と毎日決まってますので、それ以外はシンメトリー形成中と考えていいと思います。その中で例えいいチャートが出てきても騙しに終わることが多いですから、その時間帯はひたすら様子見するようにしなければなりません。自分は夜しかトレードできませんからロンドンからニューヨークに切り替わるまでの経緯をしっかり観察して、必ず市場が切り替わる時間帯は前の市場のポジションを刈る動きが必ず出ます。その時に前の市場の動きと反対に動いていくのか、それともポジション調整後前の市場の動きを引き継ぐのかを見定めてトレードしなければならないと思います。そこでもシンメトリーの視点が必要で、前の相場と左右比べて今度の相場は強いのか弱いのか同じなのかよく見極めたいです。例えば前の市場がゆっくり下げてきたのに、新たな市場に入ってから上げの角度が急になってきた等。そういうことを見落としていいとこに来たから売りなんてやってしまうと踏み上げられたりすると思いますので、左右の勢いがどうなのかをよく見てトレードしたいです。
おつかれさまです。
ボクも金曜のショートは損切り。
シンメトリー完成をみてましたが、来週のFOMCを忘れてました。
今週も週ナビの作成ありがとうございます。
今週は全体で-30.4 pipsの損失。
内訳は以下の通り
ドル円: -113.7pips 「0(勝ち)/4(負け)/2(撤退)」
ユーロドル: +83.3 「2(勝ち)/0(負け)/1(撤退)」
ドル円は水曜の日銀レートチェック/ファンダメンタルズを気にしすぎて
シナリオ通りの押し目買いができずに目線もうろうろして負けが重なりました。
ファンダメンタルズが気になる場合は1時間足チャート以上に切り替えることが大事だと思いました。
ユーロドルは基本下目線で売って2回とも勝てたのですが利確が遅れました。
上手く値が走り、4時間大陽線と大陰線で週足以上のレジサポに差し掛かった際にブレイクしていないけど
もう一回ぐらい下を試すだろうと思っていると強反発してしまって利確が遅れてしまうことが
今週2回ありました。
次回からは4時間足ブレイクでHold、抜けずに大陽線・大陰線になっても次の4時間足で利確。
また課題が多くて同時並行に改善しようとしてもどれも改善されないことが自分の癖になっているので、
1週間に一つの課題に集中改善しようと思っています。今週の課題は15分チャートを必要時だけに見るです。
とは言ってもどうしても見たくなってしまうので、毎回見る際にはアラートを5分間設定して、5分間だけ見る、
そして1時間足に戻ることを繰り返していきます。
おつかれさまです!
1時間足チャートを見てエントリー。
※タイミング取りに15分足を使う。
15分足の使い道として、これくらいの感覚でいいのかもしれません。
コメント欄に一回書いたのに別エントリー失礼します。
今日は東京もロンドンも休場でこういう時はアメリカも動かないから暇じゃないですか。
ちょっと探索していたら凄いものをみつけました。
FXで負け続けている方、もしかしてコレなんじゃないかなと。
まずAmazonのサイトに行ってください。
商品検索バーに「スプラトゥーン2」と入力し検索。
検索結果の上位商品のどれでもいいので選択。
下へスクロールして左カラムにあるカスタマーレビューの「★1つ」をクリック。
最上段に検索ボックスがあり、カスタマーレビューの検索 とデフォルトで書いてあるところに
「今の生活を変えたいのなら」と入力して検索実行。(カギかっこは要りません)
検索結果の「らい」さんのレビューを是非読んでください。
FXで資金を失う方、こうなってませんか?
これ、解決方法ってあるんですかね??
ついつい、興味深くて何度も読み直してしまいました。
お気に入り登録しておきました。
よくこんなの見つけてきますね。
ゲームの中毒性から逃れる方法なんてないと思います。
私も20代の学生の頃にCOD(call of duty)の大会に出る程嵌まり込んでいましたが、同じような状況だったかも知れません。
ただ、私は家族を置き去りにする様なこともなかったし、就職活動時期には辞めて、ちゃんと出来ていたんですよね。
最近の遺伝学の研究によると、依存症は環境や性格(後天的なもの)より圧倒的に遺伝子が関わっているそうです。
「脆弱性遺伝子」の有無がそれに関わるそうな。
こういうのは、後天的な要因ばかりを当て嵌めてしまうと、自己否定に繋がるので注意です。
最近はさっぱりゲームをやらなくなりましたが、昔はよく深夜まで夫婦でRPGをやりました。
ドラクエ・FF・聖剣伝説・ゼルダ・ポポロクロイス・バテンカイトス…
もっと歳をとったら、また旅に出ようかと思ってます。
対戦型ゲームに昔から興味がないです。
RPGは冒険を楽しむ感覚になれますが、対戦ゲームで一時の高揚感を得ても後から虚しくなる気がして…
ギャンブル依存症って、こういう状態なんですかねぇ。
一言で片づけるなら、底着き感とサポーターの存在でしょうね。
薬物でもそうですが、この両方って、かな~りタイヘンです(少なくとも今の日本では)。
FXの場合も一緒なんですかねぇ~。
(途中省略(^▽^;))
頭は冷たく、心は熱く
でしょうか。
たまたま偶然たどり着いただけなんです。
2019年の投稿で当時ネット上で話題になっていたみたいです。
依存症になりやすい遺伝子は既に特定されていて
rs11060736なる遺伝子座位のSNP(Single Nucleotide Polymorphism:一塩基多型)で
「C」という遺伝子を持っているほど、ギャンブルにハマりやすい
CC型(Cを2つ持つタイプ)はギャンブルに最もハマりやすい人で5.2%。
CT型(Cを1つ持つタイプ)のややハマりやすい人は35.1%
TT型(Cを待たないタイプ)のハマりにくい人は59.8%
だそうです。
迷晴れさんはTT型ですね。
私は多分CT型です。。そのおかげで「広くそこそこ深く」になっています。
YuMasukiさん、ているさんはどうですか? TT型ですか?
気をつけよう・・・・
昨日、今日、そして明日もノートレードの予定です。だってFOMCで1%利上げとか
言ってるし読めません。
今日は暇ですね。
具体的に塩基板の組み合わせってそうなっているんですか。
私はCCかCT型じゃないかな。自己分析的に。
他の依存性にも陥ってしまいやすいタイプだと思う。
故に付き合い方を考えるしかないのです。
私は喫煙者(一般的なシガレットや電子タバコではない)ですが、こんな自分にうんざりしているのでルールを設けています。
夜寝る前に、キューバ産(葉巻)を一本しかやらないという風にしています。
その葉巻は年々大きくなっていますがねw
今日まさかの欧州経常収支-199億ユーロで流れが変わり
株売り、債券売りでユーロとポンドのキャッシュポジション増加、
増えた分をドルに換えて若干のドル売りになったじゃないですか。
この一時的に株債券から流れて溜まったドルが
FOMC 以降何処へ向かうのか、ドルで預金されたままになるのか。
その辺注視したいと思います。
9月22日17:00
きたね。日銀介入。
損したかって?
いや、私は既に145円50銭からドル円ショートをしていました。
逆張りトレーダーなんでね。
おめでとうございます!
介入があれば下から買うつもりだったのでロング。
143円まで戻していますね。
ここからロングで取るとは。
流石です。
今140円台ですが大丈夫でしたか?
介入はECBのみならずFRBにも委託しているかもなんで・・
みなさんチャレンジャーですね。
13:30の取材対応で神田財務官が「スタンバイ」って言っていたので
今日はドル円は触らないでおこうと決めました。
で、いつもの様にユーロドルをPPで、ポンドドルをR1でショートしたんですが
BOE金利発表まで飯食って酒飲んで風呂入っていたら今建値なので
ここで決済しようと思います。19:58
直後BOE金利で下に伸びた足が初動値まで戻り反転しなかった瞬間ショートしました。
やっぱりこれが一番得意かもしれません。
今日はこの辺で。
過去の介入幅から見て、3円で利食いしたが、140円代まで下げるとは。恐るべし。
てゆうかなんだこの上下幅。
いつから日本円は新興国通貨になったんだ?
殺人通貨ですね。