16Feb
週刊チャートナビ(2019.02.11~2019.02.15)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
今週の視点
12日の値動き「天井」とみて、一旦ブレイクした110円を試しに下がり始めると考えた人はボクを含め相当数いたと思います。
ところが、「押し目待ちに押し目なし」で上昇ペースは崩れず、50ピプス上まで一気に登りつめました。
途中、111円と110.5円の間には4時間上昇CHもあったので、余計、買いずらかったです。
じゃ、買えなかったのは間違いか?
いやいや、買わなかったのは間違いじゃありません。
買わない理由が、ちゃんと説明できるなら正解です。
110.0をブレイクしたことで買い優勢ではありましたが、正直、N値を達成するまでの細かな値動きまではわかりません。
押し目待ちに押し目無し、という格言があるくらいです。
「こういうこともあるさ」
こう受け流して「怨み」を残さないことが肝心でしょう。
14日、米国経済指標絡みの急落で110円の押し目候補を急襲しましたが、昨日買えなかった怨みが残っていると、
「江戸の敵を長崎で討つ」とばかりに、鼻息荒く、妙なところでロングして負けます。
最近の悲惨なニュースをみると、敵討ちを合法にしてあげて!と思いますが、相場の敵討ちはいけません。
急落後の相場は時間調整で暫く揉み合いこともあります。
ボクはWボトムを待ちましたが、結局、110.5の支えが崩れて下がっていきました。
トレードは3つの選択肢があります。
売る・買う・何もしないです。
何もできなかった、ではなく、何もしなかったが正解です。
この「何もしない」をあえて選べるようになれば、恨み節なんて覚えません。
11日足終値が注目の節目1.130をブレイクしました。
この1.130は2018年のサポートで、週足終値レベルではブレイクしてません。
注目の的というわけです。
今週前半は予想していたよりもユーロ売りが入りましたが、個人的には、今週足が閉じるまで1.130を巡る攻防が続くと考えてました。
12日の欧州初動に、1月安値反発の急落陰線が12月安値をブレイク。
このブレイクにフォローが続けば下がっていきますが、そうはならず、急落高値を上抜き返していきました。
さて、すでにお気づきの方も多いはずですが、この値動きは、先回の迷晴れボックスでご紹介した値動きと同じパターンです。
1.130という節目を上抜き返したいがため、短期投機筋が仕掛けた陰線かもしれません。
ねこ温泉さんが、このダマシ現象を詳しく考察してくださっているのでご紹介します。
この怪盗フェイクは、三大市場開始時刻、東京時間の高値・安値によく出没、市場参加者がブレイクに半信半疑で、目が曇りがちなときに狙われる!
この陽動作戦に引っかからないように気をつけましょう。
ドル円
今週の見通し
先週は110.0が強く浮動した。
2018年終値+12月安値レジスタンスが絡んで110円の壁を強くしているなら、1月高値と併せてWトップという見方もできる。今週は、110.0をブレイクできるか否かで大きく動き出しそう。
TR上段:110.5・売りNゾーン下限(強者の高値)
TR中段:109.5から110.0の50ピプス
TR下段:108.5・FOMC安値
売り手目線:109.5割れで溜まった買いポジが消化されるところを狙う。
買い手目線:109.5サポートを崩すまで買い手は110円ブレイクを諦めないだろう。
今週の値動き:週明けから110.0をブレイク。110.5から押し目を入れずそのまま111.0まで上昇。これで108.5起点の上昇波のN波動100%完成、その後、半値押しから高値を試したが弱かった。
今週の流れ
Feb.11 Mon.110.0をブレイク、70ピプス陽線。
Feb.12 The.110.5で天井形成。
Feb.13 Wed.天井形成崩れから110.5ブレイクで60ピプス陽線、108.5上昇N波動完成。
Feb.14 Thu.108.5N波動完成+111.0レジスタンスから70ピプス陰線。
Feb.15 Fri.強者の高値サポートは崩れ、今週足上昇半値押し+月曜陽線終値周辺で押し目を形成中。
Feb.11 Mon.
流れ:110.0レジと109.5サポのなか安値切上げの三角持ち合い中。
売り手目線:切上げラインを割れば、109.5まで短期で売れるが、そこから買い手の反撃があるだろう。抜けた切上げラインを試してからの売りなら109.5を更新しやすい。切上げラインと109.5の間が「フェイク」になる可能性に注意する。
買い手目線:買い手は110円ブレイクを期待しているので、切上げラインを試して下がらないようなら「110円抜け期待」で買ってみてもいい。109.5へスパイクしてから持ち合いのなかへ戻ればさらに買いやすい。
月曜日の値動き:東京時間、下値試しが弱くて逆張りロングはスルー。欧州初動、110.0手前の足場青1を使ってロング、110.5手前モミでアウト。
Feb.12 The.
流れ:110.0ブレイク、売りN下限+強者の高値110.5に到達。
売り手目線:昨日ブレイクした110.0までの「あや押し」狙い。
買い手目線:110.0ブレイクで買い手優勢、110.0を試したら押し目買い、あるいは、110.5ブレイクで買い(4時間足上昇CH㊤に注意)
火曜日の値動き:東京時間、三角持ち合い抜け青1でロング、4時間上昇CH㊤でアウト。欧州時間、プルバックからの黄ロングは、昨日から100ピプス近く上昇しているのと、4時間足上昇CH㊤でのWトップを疑いスルー。
Feb.13 Wed.
流れ:月曜陽線終値の浅い押し目買いは、日足終値ベースで4時間上昇CH㊤+110.5を更新できなかった。月曜から100ピプス近く上昇しているので、これを上抜くには一度押される必要があるだろう。
売り手目線:前日安値+天井ネック割れで110.0周辺の押し目買い候補まで売る。
買い手目線:110.0サポートを背に押し目買い。可能性は低いが、このまま前日高値をブレイクすることも考慮する。
水曜日の値動き:東京時間、前日高値+4時間CH㊤まで上げ幅がなかったので様子見。
欧州時間からは、赤レジをWトップとして赤矢印ショートを狙ったが、青サポが割れず、NY時間になると、4時間CH㊤に乗り上げた。ここから買うには、111.0が近いのでスルー。押し目待ちに押し目なしの一日だった。
Feb.14 Thu.
流れ:前日足は60ピプスの陽線。110.0ブレイク押し目買いチームと、12月陰線戻り売りチームが衝突するエリアに入ってきた。1時間上昇CHを引く。
売り手目線:売りのゾーンに入っているが、高値を切り上げなくなってから考えればいい。
買い手目線:高値を切り上げなくなるまで押し目買い。110.5まで深く押される可能性もある。
木曜日の値動き:東京時間、111.0で高値を切上げなくなったので売り準備。
NY時間、米国小売売上高の不調から急落、4時間上昇CH内側に戻り上値を試したところで押し目買い候補110.5まで赤1ショート。続いて、押し目買い候補110.5で急落ショート利確狙いのロング、半値戻したところでアウト。その後は、急落後の時間調整的な値動きを考慮して110.5でのWボトムを待つことにした。
Feb.15 Fri.
流れ:今週の上昇半値(月曜陽線終値)付近まで押された。ここから高値を試しWトップ、フラッグに移行、押し目買いで高値更新、もう一段下がってからの押し目買い、いろんなパターンが考えられる。
売り手目線:月曜陽線終値での押し目が崩れれば110.0を試す売り。このまま押し目買いされても、高値更新するかはわからないので、上値が重い展開になれば売りを考える。
買い手目線:月曜陽線終値で下げ止まれば押し目買いを仕掛けてくるだろう、現状の押し目が崩れれば、110.0付近を試したのち押し目を作り始めるだろう。
金曜日の値動き:東京時間、11日月曜陽線終値(押し目候補)を4時間足がブレイク。赤トレンドラインに引きつけて戻り売りを準備していたが上抜けた。さらに安値も更新できずに緑ブロックで小競り合い、これをWボトム2番底として青1ロング、赤下降トレンドの戻りをとる。
ユーロドル
今週の見通し
高値も安値も更新できず波のサイズも小さくなっている。先週は11月高値を更新できずにユーロ売りが続いたので、今週はユーロ買い戻しの週になるかも。今週は1月安値から11月高値のハラミのなか、先週陰線半値戻し1.140辺りを戻り売り候補と考える。
売り手の目線:このままの下降ペースが続き、2018年サポート1.130を割る確率は低いだろう。先週陰線半値戻し1.140での戻り売りを考えている。
買い手の目線:1月安値ネックで下げ止まれば、先週陰線半値戻し1.140辺りまでの戻し上昇が見込める。1.140戻り売りが崩れれば先週高値まで全戻しとなる。
今週の値動き:今週は1.130サポート基準で、1.140までの上昇を見込んでいたが、さらにユーロが売られ一時的に1.130を割って11月安値ネックまで下がった。ただ、最終的に、週足終値は1月安値でサポートされている。
今週の流れ
Feb.11 Mon.1月安値+1.130を日足終値がブレイク60ピプス陰線。
Feb.12 The.12月安値反発から1時間足下降CH㊤をブレイク、75ピプス陽線。
Feb.13 Wed.安値試しで80ピプス陰線。ユーロ売りが強いと感じた。
Feb.14 Thu.11月安値ネック1.125サポートと1.130レジスタンスに挟まれ迷走。日足終値は1.130をブレイクしたが今週足がどうなるかは未定。
Feb.15 Fri.再び11月安値ネック+1.125を強襲するもブレイクならず1.130まで戻された。
Feb.11 Mon.
流れ:1月安値ネックで下げ止まるか、1月安値まで下がるかわからないので、まずは、下げ止まりをしっかり確認。
売り手目線:ここからの売りは、安値を掴むリスクがある。逆張り派の買い手が参加してきそうなので買い転換崩れで売る。
買い手目線:強い反転シグナルがあれば別だが、基本的には1時間下降CHを上抜いてから考える。
月曜日の値動き:1月安値ネックでの買い転換は1時間下降CH㊤で頭を押さえられて失敗。続いて、1.130サポートで買い手がロングしたダメだった証拠の赤1モミが崩れたところでショート、12月安値でアウト。
Feb.12 The.
流れ:日足終値が1.130をブレイク、2018年サポートの雲行きが怪しくなってきた。今週はユーロの買戻しを期待しているが、今週足は始まったばかりで、まだどうなるのかわからない。
売り手目線:前日の50ピプス陰線戻り売りは1時間下降CH㊤+1.130が戻り売り候補。あるいは、このままの流れで12月安値をブレイクすれば、途中の11月安値ネック1.125に注意しつつ、11月安値まで下げ幅がある。
買い手目線:今週足が下ヒゲを出し始めれば、1.130でサポートの可能性も残ってるが、前日足陰線戻り売りを受けて、しっかり下げ止まらないと買えない。値動きにもよるが、1時間下降CHを上抜いてからでもいい。
火曜日の値動き:欧州初動、1月安値からの急落は一瞬12月安値を抜いたがすぐに下ヒゲを出し始めた。この時考えていたのは2パターン。
ひとつは、12月安値ブレイクから、1月安値までプルバックして下がるパターン。もうひとつは、12月安値ブレイクがダマシになって1.130を上抜くパターン。
2つ目のシナリオを採用して青1ロング、もしここで入れなければ、1.130のブレイクを待って青2でロングすることになる。この辺の詳しい解説は、「今週の視点」でお伝えします。
Feb.13 Wed.
流れ:火曜陽線は月曜陰線を全戻し、1.130周辺サポートの強さをアピールした。
売り手目線:上げ止まりを確認したら、前日陽線半値~61.8%押しにあたる1.130から1月安値辺りまで2番底をつくる動きを売る。
買い手目線:ラス高値も上抜きダウ理論で買い目線になったので、前日陽線の押し目買い。
水曜日の値動き:欧州初動、天井ネック割れから上値を試した赤1でショート、1月安値でアウト。
Feb.14 Thu.
流れ:12月安値を日足終値がブレイク、予想よりもユーロ売りが強い。
売り手目線:前日終値の12月安値ブレイクを基準にして、前日安値+11月安値ネック+1.125のブレイクから、次のサポート候補11月安値まで下げ幅50ピプスを狙える。ただし、前日安値Wボトムという可能性も残っている。
買い手目線:日足終値ベースで12月安値をブレイクしたので迂闊には買えない。前日安値+11月安値ネック+1.125の2番底で強い反転シグナルが出るか、短期波が買い転換するまで待ち。
木曜日の値動き:東京時間、1.125反発+前日安値をダマシたとみて青1ロング、1月安値で頭を押さえられアウト。
欧州初動、再び1.125を強襲し下ヒゲを出し始めた青2でロング、米国経済指標の急騰高値でアウト、この日は1.125で逆張りしたが、失敗しても11月安値までの下げで取り戻せると考えた。
Feb.15 Fri.
流れ:1.125+11月安値ネックが底堅いので買い優位で考える。
売り手目線:1.130で頭を押さえられれば、前日の米国指標急騰始点まで売り。
買い手目線:1時間上昇CH㊦反発で1.135ネック候補まで買い。昨日の米国指標急騰始点を試す可能性もある。
金曜日の値動き:1時間上昇CHを割って下がり始めた。ショートスキャルなら可能だが、値幅もあまりなく、サポートが連続しているので売りは捨てて、今週何度も支えられた1.125+11月安値ネックでのプライスアクションを注視することにした。NY初動の急落が4時間足下ヒゲになったのを確認して、次の4時間足で青1ロング、1月安値手前の延び切ったところでアウト。
ユーロ円
今週の見通し
先週は2018年終値+12月陰線安値レジスタンンスで170ピプスの陰線になった。4時間上昇CHを少し割っているがフェイクになる可能性がある。
今週のドル円は110円、ユロドルは2018年サポートのある1.130に注目。ユーロの買い戻し+110円ブレイクが重なれば、ユロ円も上昇が見込める。
TR上段:上限は127.0戻り高値
TR中段:先週高安
TR下段:下限は123.7次の押し安値
売り手目線:先週安値を割れば、次の押し安値(TR下段㊦)までの下げが見込めるが、おそらくは、先週高値や先週高値ネック125.5を目指しての戻りがあるだろうから、売るのはそこから。
買い手目線:先週安値サポートで4時間上昇CH内側に戻れば、先週高値を目指す動きを買う。
今週の値動き:4時間足上昇CH㊦割れはフェイクになって、先週高値を目指した。先週高値ネック125.5から戻り売りされたが、先週安値は未更新、これで先週足はハラミ足になった。
今週の流れ
Feb.11 Mon.4時間足上昇CH割れはフェイクになってCH内側に戻った。
Feb.12 The.4時間足下降CH㊦反発から90ピプス陽線。
Feb.13 Wed.前日陽線終値を試して上昇、125.5先週高値ネックで反転。
Feb.14 Thu.2番天井をつくりに前日高値を試すも勢い続かず高値切下げ。
Feb.15 Fri.再び4時間CH㊦を割って、先週安値をアタック。
上はドル円111.0、下はユロドルのサポート群というトレーディング・レンジで動いた。
Feb.11 Mon.
流れ:4時間上昇CHを週足終値ベースで割っているがフェイクに注意!月曜なので先週の金曜高安40ピプスのレンジになるかもしれない。金曜高値を上抜けば買い手が増えるだろう。
USDJPY:欧州初動110.0をブレイクして50ピプス上昇。
EURUSD:NY時間に1.130サポートが破られた。
月曜日の値動き:欧州初動、緑底値ブロックを青1で試しから、ドル円の110円ブレイクのタイミングでロング、金曜高値でアウト。
Feb.12 The.
流れ:月曜日の動きで4時間上昇CH割れがフェイク確定したので買い選好。
USDJPY:4時間上昇CH㊤で頭を抑えられ28ピプスの陽線、天井部をつくるに終わった。
EURUSD:1.130サポートが効いてか、欧州時間に入って12月安値から反転上昇76ピプス陽線になった。
火曜日の値動き:ドル円は欧州時間に入っても高値を更新できず天井圏の動きに移行。ユロドルは欧州初動の12月安値ブレイイクをダマシとみて逆張りロング。それに、ユロ円も4時間上昇CH㊦+124.5反発で便乗。
Feb.13 Wed.
流れ:前日陽線押し目買い狙い、前日終値反発か、月曜陽線高値が押し目買い候補。
USDJPY:押し目で下がることなく、東京時間に前日高値を更新、4時間上昇CHも上抜いていった。
EURUSD:東京時間に天井をつくり、欧州時間から押し目をつくる動きにはなったがユーロ売りが強く押し目買い候補を下抜けて前日安値を試した。
水曜日の値動き:欧州初動、ユロ円125.5レジからのユロドルの天井ネック割れで赤1ショート、ユロドル・タイミングでアウト。
Feb.14 Thu.
流れ:月曜からの上昇波押し目買い。昨日のプルバック終了をサインに125.5前日高値まで買える。
USDJPY:111.0で上げ止まり、米国指標で50ピプス下の押し目買い候補まで急落。
EURUSD:1.125(11月安値ネック)サポートが効いてユーロ売りが下げ止まった。
木曜日の値動き:東京時間、プルバック完了から青1押し目買い、前日高値に届かずWトップでアウト。欧州時間以降は、ドル円天井とユロドル1.125に挟まれノートレード。
Feb.15 Fri.
流れ:125.5で高値を切り下げている。月曜高値をブレイクさせた強者の値+4時間CH㊦を基準に考える。
USDJPY:東京時間、月曜陽線終値の押し目買い候補を少し割ったカタチでWボトム形成。
EURUSD:NY時間に1.125・11月安値ネックを強襲したがV字反発して1.130まで上昇。
金曜日の値動き:欧州初動、東京時間にブレイクした強者の安値+4時間足CH㊦で赤1戻り売り、ドル円Wボトム2番底+ユロ円1月安値でアウト。NY初動、ユロドル1.125のアタックが阻止されたところを、1月安値をサポートに青1ロング、強者の安値手前の延び切ったところでアウト。
昔から伝わる格言って奥が深いです。
相場にも格言がたくさんあって、今回の「押し目待ちに押し目なし」や「頭と尻尾はくれてやれ」なんてのもそうです。
正直、こういう格言を深~く理解するだけで、トレード手法やルールがつくれちゃいます。
ちなみにボクが一番好きな相場格言は、
人の行く裏に道あり花の山、
美しい花を求め山を行くのなら人の行かない裏道を行け、という意味です。
いつもお伝えしてる、「売るなら買い手が諦めたところ、買うなら売り手が諦めたところ」つまり『逆説思考』に通じるものがあります。
ちなみに作者は千利休。下の句は、
いづれを行くも散らぬ間に行け。
動くと決めたらさっさと動け!という意味です。
もはや人生の座右の銘となっております。
どうですか、この一句だけでも、掘り下げれば、とてつもなく値打ちのある金言ですよね。
この句の真髄を知ろうともせず、やれ手法がどうとか、やれインジがこうとか、いってるのがアホらしくなります。
もうひとつ好きな言葉、
老子曰く、「優れた人は、道の話を聞くとすぐに実行しようとする。普通の人は、半信半疑で聞いている。つまらない人は、バカにして大笑いする」
笑われないものは、そもそも「道」ではありません。
お互い、進む「道」を信じて、大いに笑われようじゃありませんか。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (18)
今週のドル円は、日足で見ると目線は切り替わっていないものの底打ちから、安値と高値を2段階切り上げたのちに弱めの押しが入ってからのスタートでした。
私としては、この形はあまり得意ではない相場つきです。
記事での解説通り、ロングで攻めるのは難しい局面だと思い、全て上抜けからの逆張りショートで勝負しました。
しかし、全くタイミングが合わず、月曜日から木曜日まで週間でみると数ピプス分のマイナスの結果でイライラが募りました。
検証した結果、別にロングで勝負しようが、ショートで勝負しようが、どちらが正解ということはないのですが、
エントリーすべきタイミングがずれていることに気づきました。
結果的にはロングで狙って行った方がチャンスは多かったということです。
そう気付いた時に「これで課題が一つクリアできた」と考えたのですが、
リアルで実績を上げないと本当の自信にはつながりません。
金曜日の東京時間のスタート早々で、ショートのチャンスがあったのですが、当然上抜けのリスクはそれなりにあり、
何回もショートで苦戦している残像もあり、かなりエントリーに抵抗感がありました。
その時、脳裏によぎったのが、「負けても良いから、ここでエントリーしよう」でした。
今週は負けているのに、それでも損失を出しても良いというのは、理性的には受け入れ難いものです。
検証的にもロングが有利であり、その通り後半はWボトムを作って戻り高値を一旦上に抜けて行きました。
しかし、脳裏に浮かんだ言葉とおりに早々にショートでエントリーし、今週の損失分を解消しプラスに持っていくことができました。
後で考えたら、テクニカルの部分は別にして、この「負けても良い」という考えが良かったのかと思います。
これが「負けたくない」という思いが強いと、エントリーを躊躇して逆に変なところでエントリーしてミスを誘発したかもしれません。
「負けたくない」と考えると、負けに意識が行ってしまい、負けるような行動をしてしまいがちになります。
「勝ちたい」というのも「負けたくない」の裏返しの表現になるので、やはり負けるような行動につながりやすくなります。
逆に「負けても良い」と考えたら、「負ける」という意識を手放すことができるので、よって勝ちやすくなるような行動ができるのではないかと思いました。
心屋仁之助さん風の説明で言うと、
「別に負けても良いし、別に勝っても良い」
と考えたら、「なんか知らんけど」力が抜けて良い結果につながる。
という感じかなと思います。
「なんか知らんけど」の部分は、「勝ちや負けの意識から解放されて」
と置き換えれるかもしれません。
当然テクニカルの検証の積み上げのない単なる「負けても良い」では、
そのまま負けてしまうのでしょうが、
ただ、よくわからないのは、
なぜここで「負けても良いから」と考えたのかということです。
それは、「なんか知らんけど」そう考えたとしか思えません(笑)
いずれにしても今週の相場は、良い勉強になりました。
負けてもよい。は、前の結果は別物と考えている。
負けたくない。は、前の結果を引きづっている。
結果をリセットするのに「なんか知らんけど」は魔法のコトバかもしれませんね。
いつもご教授頂きありがとうございます。今回の動画で解説がありましたプルバックや押し目待ちに押し目なしの例で2/14のことですが、この日はデモトレードでしたが朝からレンジ抜けですぐエントリーして失敗したり、だろうとか期待先行でろくに確認もせず逆バリ損切り等の連発で、pm2:00頃には100pips以上のマイナスとなっていました。いくら練習とはいえさすがに落ち込み、やっぱり東京時間はダメだなあとか、いつまでたっても進歩しないなあとか考えていて、ほとんど投げ槍状態になっていたのですが、何げなく切り下げラインを使って2pips位抜いたのきっかけに4~5回同じように繰り返したら、これは面白いと思いそれ以降は1分足だけで切り上げ、下げライン抜けのところだけ狙い撃ちで入り2~5pipsをチマチマ抜いていったらアットいう間に30pips位たまり、更に続けたら2~5pips狙いが30pips以上も抜ける場面もあったりして、気づいて見たらしっかりトレンドフォローもできており、なんとマイナス100pipsを逆転してました。自分はトレンドフォローではインサイドバー、パーフェクトオーダー、バンドウォーク等の手法が有効と考えていたのですが、この日だけの結果を見る限り斜めラインを使った方が速くて勝率も高いように感じます。2/15は時間が取れず少ししか練習できませんでしたが、斜めライントレードの勝率は良かったです。もちろん100%ではありませんが、浅く損切りすればプラスにできるのかなあと思いました。2日間のトレードだけではなんとも言えませんが、来週も最初から斜めライン狙い撃ち手法を試して見たいと思います。おそらくたまたま上手くいき過ぎただけでそう簡単にはいかないと思いますが、あわよくば来週も同じようになったらいいなあと願って止みません。やはり甘い期待ですね!
もう少し長い期間で検証してみないとわかりませんが、得意パターンを見つけるヒントになりそうですね。
いつも気付きの多い動画をありがとうございます。
今回は1回エントリーして損切したので、微損の週でした。
月曜はエントリーしないようにしているので、タイミングが合わなかったんですが、
そのおかげで、手法開発の検証のほうが進み、1つできました。
短期のラス押しを抜けた後、中期のラス押しに向かう波に対して、
天井ネックラインから中期ラス押しの半値でエントリーして、ネックラインまで狙う1:1の手法です、
ようは、mayohareさんのよくいう、ネックネックこんにちはの動きを狙った、逆張りトレードです。
トレンド転換にしろ、戻しにしろ、そういった動きってあると思います。
今までは、その動きを相場観として、捉えていました。
しかし、相場に一定の繰り返す特徴があり、それを知るのが相場観なのだとすれば、
その特徴を利用した手法もできなければ、理屈に合っていないと、ふと思ったのです。
たとえばですけど、修正波が三波になりやすいと本当に言えるなら、それを利用した手法があって当然で、その手法で利益が出るのもまた当然と思ったということです。
実際相場観を手法に昇華する作業は楽しいです。リスクリワードを変えているうちに、より詳細に、ここまでは優位だと信じてもいいというポイントがでたりして、より相場観が鮮明になる、または、手法が複数あることで、とり逃すのではなく、待つポイントを変えるだけという、メンタル負荷のかかりにくい状態になるなど、いろいろな効果があります。
ここ数週間、利益があまり出ませんが、こういったときがあるからこそ、新しい発見があるんですよね。
私はそう悪くない一週間でした。ありがとうございました。
ネックネック手法。なかなか興味深いです(^_-)-☆
相場観から得た値動きの特徴に合わせて手法を構築。確率の高いパターンを見つける。いろんなアプローチがあるでしょうが、やはり、この方法が一番しっくりきますね。
老子曰く、「優れた人は、道の話を聞くとすぐに実行しようとする。普通の人は、半信半疑で聞いている。つまらない人バカにしては、ばかにして大笑いする」
ココが誤字ですね。修正お願いいたします。
有難うございます。修正しました。
お疲れ様です。
今週はシナリオも実際のトレードも結構上手く行ったと思っていたので、週間チャートナビでの答え合わせが楽しみにしていました。
火曜日のユーロドルの騙しからの買いのシナリオ力や、1.12500からのドテンでのリカバリーという最高のサポートを背にした底買い。やっぱり迷晴れさんは凄いなって改めて思いました。
今後も学ばせて頂きます。
最後の老子の言葉、いい言葉ですね。
私も、ルールを守る事。売りと買いのシナリオを立てる事。そのシナリオとトレードを復習する事。この3つが習慣になれば道は開け続けると信じて進みます。
今週も学びの多い動画ありがとうございます^_^
何事も習慣化が鍵になるかと思います。
悪い習慣が身につけば悪くなる。
良い習慣が身につけば良くなる。
でも、ほとんどの場合、良い習慣か、悪い習慣か、かわからないから続かないんですよね。
蕎麦茶さんのように、自分の習慣を信じれる人は確実に強くなります。
毎週、水、土と迷晴れさんの動画を楽しみにしています。
特に土曜の週刊チャートナビは自分の1週間の答え合わせのような気持ちで、自分のチャートと見比べながら拝見させていただいています。自分の思考した事を迷晴れさんならどう考えられているのか、この視点で土曜の動画を拝見すると色々な気づきをいただけます。本当にありがたいことです。
最近は、日々、それぞれの足での目線の切り替わりを意識しながら相場をフラクタルにとらえる練習、買い手と売りての気持ちを考えながらエントリー時には2つのシナリオを立てる練習、キリ番でのプライスアクションのパターン検証という非常に地味な訓練に時間を割いています。
しかし、この訓練は地味な割にとても頭を使い疲れます。
疲れますが、わかるようになってきている事が増えたという実感が湧いてきています。
今回の動画のまとめにもありましたが、インジや手法よりもやはり本質をとらえるという事がとても大切なのだなと感じる次第です。
最後に1つ質問させていただきたいのですが迷晴れさんの使われているチャートの下に、東京、ロンドン、ニューヨークなどのそれぞれのセッション毎に色分けされている時刻表があると思うのですが、あれは何というインジケーターでしょうか?私も使用したいと思っているのですが、動画やブログもかなり拝見させていただいたのですが探すことができなかったので・・・。初歩的な質問かもしれませんが、差し支えなければ教えていただけるとありがたいです。
これはオリジナルインジケーターです。よく問い合わせを頂くので販売ないしは無料提供しようと考えています。只今準備中なので、しばらくお待ちください。
オリジナルインジケーターでしたか。どおりで見つからないわけでした。迷晴れさんのコンテンツはすでに有料&超優良級のコンテンツだと思います。インジはそこに価値を見いだした人が対価を払って使えばいいのでは?と個人的には思いますので「販売」という形での提供に一票入れさせてください。心よりお待ちしています。
すみません。間違って「コメントを書く」の所を押してしまいました。名前のないコメントが送信されていましたらそれは私のせいです。申し訳ありませんが削除して頂けますでしょうか。
いつも楽しく動画拝見しております。
以前トータル微益になったと書き込みさせて頂きましたが、10月以降負けが込んでしまい(特に11月は142pipsも負けてしまいました)年間トータルマイナスになってしまいました。原因として考えられるのが「トータルマイナスは避けたい」という潜在的な意識が強すぎたことだと思います。そのために損切りがタイトすぎたり、チキン利食いをしてしまい利益を伸ばせませんでした。まさに今回mocha0509 さんが書かれていた内容がぴったりあてはまります。
ただ、最近チャートナビを拝見していて理解度が以前より深まったと思います。以前なら「ああそうか」と思って終わっていたことがより腑に落ちるようになってきました。これでもう一段上のステージに上がった様な気になっているのですがまた壁にぶちあたるでしょう。でも一歩一歩前進して行きたいと思います。
今回のチャートナビで一つお伺いしたいところがあります。ドル円14日(木)の急落時のショートエントリーですが損切りはどこにおかれたのでしょうか?。
私もこれをねらっていたのですが「近ければH1UCB-H、遠くても110.5で止められるだろう」思っていたため、リスクリワードを考えると損切りの位置が決められずにエントリーできませんでした(落ち始めの上ならRRが悪くなるし、ネックの上ならヒゲで刈られやすいし・・・)。今回に限らず急騰・急落時にはいつも損切りが大きくなりすぎるのでエントリーできない事が多々あり、プロの方はどのようにされているのか知りたいです。お忙しいところ恐れ入りますがご教授頂ければ幸いです。
こういう急な値動きは1分足を使ってます。4時間CHを試してのWトップでショート、このWトップが崩れれば即切ります。
早速のご回答ありがとうございました。
そういえば以前動画で「急騰・急落には1分足を使う」と仰っていたのを思い出しました。覚えが悪くて申し訳ございません。
動きが大きいとはいえ1分足レベルの損切りでしたら許容できますね。まさにmocha0509 さんの文中の「負けとも良い」という精神状態でトレード出来ると思いました。まずFT3で練習して低いロットから実践でも試してみたいと思います。
こんにちは。いつもありがとうございます。
地元山形ではインフルエンザが流行ってきました。
迷晴れさまもお体ご自愛下さい。
息子が扁桃腺の炎症で膿が溜まって入院しました。一週間で退院しましたが入院費用14万円也!病気してお金使うのってバカらしいですね(^_-)-☆健康が一番です!