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【週ナビ#115】エントリーは反対ポジション解放(利確・逃げ・損切り)にタイミングを合わせる。

※記事内にプロモーションが含まれています。

今回はエントリーのタイミングについて。トレードでは上位足を絡めてシナリオを立てますが、紙一重で、そのシナリオが崩れることもあります。明らかに、強いラインとわかるところでは、ざっくりとトレードすることも不可能ではないですが、そういうところは稀です。そうなると、5分足や1分足などの短期足の値動きを見て、エントリー・タイミングをはかるのがベターだと思います。そうすれば、シナリオが崩れた場合にも、すぐに損切を執行でき、場合によってはドテンするなど、適切に対応できます。

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今週の視点


だいぶ売られてから、さらに追っかけてエントリーして、すぐ逆行。

トレードの基本は「押し目買い・戻り売り」つまり、戻ってから売る、押してから買う、ですが、自分の中だけで、戻ったつもり、押したつもり、になってしまうわけです。

自分のやりたいことしか見えないと、こういうトレードになります。

人間の脳は、見たいものしか見えません。だから、エントリーすることを切に願って1分足チャートを視れば、理想的なエントリーポイントが目の前にすぐに出現します。

他人のやりたいことが、見えるようになればいいだけです。

そこで大事なのが他人目線です。他人目線なら、だいぶ下がってきて、サポートラインもあるから、そろそろ利食いの買い注文が入るかなというふうに見えるチャートが、自分目線だと、ロウソク足の勢いを見て、サポートを抜けてくチャートに見えてしまいます。

買ってる人がポジションを手放すところで売る。

売ってる人がポジションを手放すところで買う。

反対ポジションのクライマックス(利確・逃げ・損切り)で、自分のポジションを建てるわけです。

絶対に、自分のポジションでは相場を動かせないので、ポジション放出の水流に乗るしかありません。

ドル円は115円割れ、トレンド転換か?

4時間足に週足ロウソク表示

118円週足レジスタンスされたあと、ネックライン(116円)を下抜きました。高値圏での値動きで、押し安値(115円)から強く買われ、高値試しの動きになりましたが、118円の壁は崩せないというシナリオがあれば、上から売ることができます。しかし、素直にトレンド転換の体にはならず、一旦、緑丸で安値を切上げたあと、トランプ氏の会見で115円の安値をブレイクしました。

1時間足に日足ロウソク表示

高値H2からの戻り売りが、安値L2を更新できず、高値H3からの戻り売りも失速したことで、安値L3と安値L4のダブルボトムになりました。この時点でネックラインを高値H3と見立てることができます。

ボクなら、高値H2を目指す動きになったら、ネックライン高値H3を更新してから買えばいいし、売るならダブルボトムが崩れたところからと考えます。

高値H3から安値L4のハラミ中央部はカオスになりそうで、しかもトランプ氏の会見も控えていました。結果、トランプ氏の会見でドルが売られ、115円をブレイクしました。現在は、高値H4の売りと、114円安値L5の買いとのレンジになりそうな感じです。

5分足 1時間足戻り売り候補

戻り売り候補だった、高値H2から下げ始めました。途中、数か所の戻り売り候補がありましたが、結果的に高値H2になったということです。戻り売りや押し目買いを確実に当てることはできませんし、その必要も感じません。短期足を観て値動きで判断、事実に基づきエントリーして、ダメなら切る、それだけです。

ボクの場合は、自分が持とうとしている反対ポジションの逃げや損切りを注視しています。

緑1は戻り売り候補である117.500で十分にレジスタンスされたあと、一度押し安値からの買いを受けています。この「買われてから売る」これが大事です。

押し安値から買った人は、117.500がやっぱり突破できないと判断するや利食い(逃げ)しだします。さらに、ネックラインから抜け期待で買って人たちの、逃げ(売り)も加わるかもしれません。

高値H2が本格的な戻り売りが始まるなら、上位足>下位足の力関係から、途中の貧弱なサポートは突破して、116円付近までは落ちる可能性があります。

5分足 1時間足の高値H3と安値L3の間

115円には1時間足の安値L2があって、これを更新できるかどうかに注目していました。

安値L3が115円を抜けなかったことで、もう一度、上から売られることが想定できます。さらに、もし、その売りが115円を更新しなければ、L3とL4でダブルボトムになることが想定できます。

116円付近でいやらしい動きになり、5分足はブレイクしましたがレンジ化しました。重要なキリ番ではラインをまたいでこういう動きになりことがありますが、もし、116円を背に売ったとしても、下がらなければ、一旦逃げておくという判断ができるか否かが大事なところです。

その後、レンジをブレイクするも、橙1でフェイクとなり急落しました。よく見ると、このレンジ内がダブルボトムになっていることがわかります。ようするに、ダブルボトムのネツクラインを抜けたが、それが失敗した体になっています。緑1付近では、レンジブレイクと思って買った人や、ダブルボトムの失敗を感知した人の逃げで下がり始めました。

橙2の高値を上抜けてから買うのはわかりやすいですが、すぐに壁が控えています。なので、なるべく下から買いたいです。安値L3が目標となる115円に届いてないので、再度、売られることが想定できます。その売りが崩れたところで逆に買えばいいわけです。橙2の高値からの売りを受けて、それが失速すれば、売ってた人は逃げ出します。緑2の下ヒゲがその証です。

緑3は116円攻防、ダブルトップからネック抜けて、押し安値で買いが入るというよくあるパターンです。この買いが崩れたところを売るのは間違ってませんが、そうならないこともあります。緑3では116円から売っていた人の損切りで上昇しました。仮に116円で売ったとしても、ネックラインが抜けないことを察知して、微益や微損で逃げる余地はあります。もったいたいのは、いつまでも下がる期待をしてしまうことです。細かいことですが、積み重なると大きな損失になってしまいます。

5分足 トランプ氏会見までの眠い相場

安値L4はダブルボトムの右谷、黄色がネックラインです。なので、買うにしてもネックラインを明確に上抜いてからが無難ですし、売るにしても、このダブルボトムが崩れたところを狙いたいです。

トランプ氏会見前のせいか、ヨコに引き延ばされた眠い相場になってしまいましたが、5分足しか見てないと、これがダブルボトムになっていることに気付かないかもしれません。

橙1でネックラインを抜きましたが、このダブルボトムのサイズからして、抜け方が弱すぎます。ここで、慌てて買うより、わかりやすいチャートになるまで待つ方がいいです。

トランプ会見で急落しました。一旦ネックラインは上抜けていましたので、橙2の安値から強く買われていますが、逆にここを下抜ければダブルボトムの失敗と見て、売りやすくなります。

ユーロドルはハラミのど真ん中でノートレード

4時間足に週足ロウソク表示

大きなハラミ真ん中。上下の圧力が均等にかかっています。値幅は150ピプス程ありますが、方向感もなくレンジ逆張りを得意とする人は別として、やりずらそうです。せめて、赤枠を抜けてからでいいかなと思います。

ユーロ円は高値圏240ピプスレンジ

4時間足に週足ロウソク表示

124円を天井とした高値240ピプスのレンジです。ネックラインを下抜いても60ピプス下に押し安値があります。124円に近づけば強く売られる可能性があるので、そこからは売りやすいです。

シナリオとしては124円近くからネックラインまでの下落。ネックを下抜ければ、押し安値121円付近反発からの戻りをとり、その後、売ってみるのもいいでしょう。ただし、市場参加者の多くが、まだ、上目線のままと想定できるので、121円周辺からの戻りがどこまで上昇するか、あるいは、天井圏を崩して124円を上抜くのかわかりません。

1時間足に日足ロウソク表示

124円付近でレジスタンスされているのは明白なので、橙1の高値からの逆張りするのはアリだと思います。安値に近づくと、今度は、買いの順番となり、Aゾーンのように攻防してしまいます。

高値圏なので売り買いの優劣はつけられないため、レンジになりそうなところは、なるべく上下からトレードすべきです。

ネックラインはブレイクしましたが、121円の押し安値があります。若干、届いてませんが、左を見ればネックラインでサポートされています。

橙3の上ヒゲ3本の個所は短期足で見てもエントリーしやすいと思います。この売りが継続して下落するか、橙2からの安値切上げが続いて上昇するか見極めないといけません。

今日の雑記

何を言い出すかわからない人が次期アメリカ大統領になって、大人げないことを言う度に、株価や為替が動いてしまう。2017年は厄介な年になりそうです。

今まで、要人発言で用心していたのは、各国中央銀行のトップとかでしたが、今年から「トランプ砲」が追加されました。彼はツイッターでも過激な発言をしまくっているので、へたな経済指標よりもトランプ氏のツイッターの方が威力があるかもしれません。

時代の変わり目というか…破壊と創造の間には「恋人」という段階があるそうです。

トランプ氏はさしずめ「破壊者」なのかもしれません。世界的な意識変革のために、ひととき、必要な人かもしれないと思いました。

「恋人」とは「哲学」のことで、その哲学のもとに創造がすすむといいます。

トランプ氏のあとに、現れるものが、誰なのか、何なのかわかりませんが、大きく時代が動く、そんな気がしています。


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コメント

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  • コメント (10)

    • mocha0509
    • 2017年 1月 14日

    こんばんは、トランプ発言は、玉石混交ですね。
    非常に当を得ていることも言うし、それは無いだろうということも発言します。

    相場で負ける一番の原因は決めつけだと思います。
    トランプ氏に対する報道や論評で例えるなら、トランプはとんでもない人間だというレッテル貼りか、トランプは実は素晴らしん人物だったという思い込みが見られます。
    為替にしても株式にしても調整段階に入りそうな局面です。経済評論家やジャーナリストは、これを潮目の変化があると言及します。
    しかしながら現実は、いくつかの想定できるパターンがありますが、彼らはそういう具体的なことを説明しません。突っ込んで言えば、批判して言っているのではなく、説明する能力がありません。なぜなら、彼らはあくまでも経済などに関する専門家であり相場師ではないからです。
    多くの一般的な人は、相場が弱含むとどこまでも下がり、強い値動きをするとどこまでも上がってしまうような印象を持ってしまいます。そして相場師がその心理を逆手にとって利益を得ていることに対して絶望的なくらい無頓着です。

    そう考えると、私たちに情報を提供しているマスコミなどの識者は、ちょうど相場に取り組んでいる人たちからすると対極にいるのかなと思います。彼らは本当に自らの思い込みにより発言しています。
    一見するとメディア関係者の方が賢く見え、相場師は頭が悪そうに見えます。
    しかしながら、物事やこの世の本質を知っているのは、実は相場師だと思います。
    そういう意味で、今、相場に真摯に取り組んでいる自分自身に対して誇りを感じている次第です。

      • NoN
      • 2017年 1月 15日

      確かに、相場をしていると、世間の1分足的な発言には惑わされなくなりますね。
      人はある現象に対して、それぞれの現実を見て、幻想にとらわれます。

      思い込みの強い人は、気づく力が弱いと感じます。チャートを視るうえでも、この気づく力が弱いと、違いや違和感を敏感に察知できません。

      mocha0509さんのコメントで、またヒントを貰いました。

    • Tom
    • 2017年 1月 15日

    迷晴先生
    いつも素敵な動画をありがとうございます。トランプ砲、すごい威力ですね。
    トランプさんがアメリカ企業の海外流出をけん制し、企業が積極的な成長戦略ができず、現状以上のサービスを維持できなくなると、今度は、品質が下がったり、価格が上がったりとアメリカ国民に返ってくる!これはこれで問題!といったメディアの指摘もありました。すぐにそうなるとは思いませんが、これもまた一理あるな~と思いました。

    最近、1日20Pips絶対取らねば!という感情からはすっかり抜け出して、1カ月振り返って、平均20Pips/日になれば良いと考えられるようにはなりました。トレード回数が激減したので、負けも激減してますが、勝ちトレードも減っています。負けてないのだから、いいのですが、1カ月で約400Pipsのパフォーマンスは出せずにおります。

    前は、これが焦燥感となり、無理やりなトレードをしてしまうこともありましたが、それもしなくなりました。
    会社から帰ってきた夜の時間だけのトレードなので、チャンスをつかめずにおります。

    検証と、週間チャートナビの振り返り検証だけは、しっかり取り組んでいき、リアルトレードでのチャンスを伺いたいと思います。

      • NoN
      • 2017年 1月 15日

      肩の力が抜けていい感じですね。夜が主戦場ならトランプ砲に注意ですね(^^♪

    • hi lite
    • 2017年 1月 15日

    例えば押し目候補でもみ合うも、M1ローソクで高値を切り下げだしたら…上がるにしろ下ヒゲを作る若しくは押し目失敗で下抜けの可能性で、ロングドテンからのショートみたいな感じですかね😁😁ただし一直線に落下を期待せず、波形を意識して再度上に振り直しての下も想定しておくみたいな😀教科書通りしか知らないとイヤらしい事この上ないのが相場ですかね😭

      • NoN
      • 2017年 1月 16日

      上値が重いと時間の変わり目で一旦下に振ってから上昇する。これ、そこそこあるパターンなので、注意しておくにこしたことはないですね。ただ、シンプルに押し目買い候補で下げ止まったと判断したら買うでもいいのかなと思います。精度を高めようとすると、最後の最後まで視ていかないといけませんが、それがかえって複雑に考えてしまうことになるかもしれません。

    • ぽいぽい
    • 2017年 1月 15日

    まよさん、こんばんわ。

    破壊と創造の間に「恋人(哲学)」という段階があるということは知りませんでした。

    私もトランプ氏は「破壊者」かも知れないと思ってます、

    ブレグジットもトランプも五つ星運動も、構造的には同一の現象だと思います。

    今までの価値観をいったん考え直して、新しい時代に向けて動き出していこうとしている、

    そんな時期に差し掛かっているのかもしれませんね。

    今週のドル円のチャートの動きは、私には難しかったです。

    先週お話しいただいてたハラミの中での動きだったので、どこまでが目標かわかりにくく、

    結局微益や微損を繰り返してしまいました。

    今回の動画も本当にありがたいです。4回見てしまいました(笑)

    ありがとうございます。

    これからもよろしくお願いいたします

    追伸:「トランプの要人発言は用心」には笑ってしまいました。

      • NoN
      • 2017年 1月 16日

      4回も視て頂きありがとうございます。過去の歴史でも70年に一度とか、大きく価値観が変っているので、そろそろ、そういう時期ではないかとボクも思います。

    • あつみ
    • 2017年 1月 16日

    いつも、本当に動画ありがとうございます!

    自分のポジりたいところではなく、人が損切り・利確・逃げのタイミングで、ポジる。
    これを意識はしていますが、いつの間にか、自分のタイミングなってしまっています。
    クセづけしかないですね。。。。

    利確や逃げよりも、損切りの方が力が強いのかなと思って、ポジションを作ったら、即逆行がなくなってきました。
    知識はついてきているので、アウトプットに変更していきたいと思います。

    考え方のズレもまだまだあるかと思いますので、これからもお世話になります!

      • NoN
      • 2017年 1月 17日

      おっしゃる通り、損切りの方が圧倒的にパワフルです。
      朝の歯磨きのように、そうしないと気持ち悪いと思うぐらいになります。

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