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【迷晴れボックス#34】仕掛けた罠に自らハマル、墓穴ラインにご注意!

迷晴れボックスは、ブログの「迷晴れボックス」より投稿された、負けトレードや、トレードのモヤモヤを、テクニカルとメンタルの両側面からスッキリさせようというコーナーです。

フラッグ抜けのエントリー ギブさん

8時間足、1時間足、15分足のチャート画像を添付しました。見づらくて申し訳ありませんが、赤丸の箇所でロングしました(日本時間で1月19日17時半頃、1.22736の辺り)

エントリーの根拠
  • 日足~4時間足まで長期足で見た所、買いの勢いが強く、市場参加者の多くは買いの目線になっている。
  • トレンドライン(1時間足に引いた右下がりのライン)で下目線になったが、そのトレンドラインを上に抜けた。
  • 1時間足の画像に付けた黄色丸の辺りでショートした人たちの損切り注文が固まっている。
  • その損切を巻き込んで長期足で上目線になっている新規のロングがプラスされて1,2320の辺りを目指しそう。
  • 週足では水平線がひけそうな所があるが、日足で見ても左側に意識されそうな止まるラインはない。

本来なら上に抜けて目線が上になり、プルバックを待ってからロングでエントリが望ましいかもしれないが、自分のルールの中では、フラッグパターンのときはトレンドラインを1時間足実体が確定して抜けたらエントリというルールをにしています。

損切りは意識されそうな1,2250のラインの少し下の1,22495に置きました。

一度上昇するも、そのまま22時過ぎに損切りになりました。

エントリの後に1,22950の辺りでヒゲが出ているので、1,23000のラインは簡単には抜けないと考えなければいけなかったと思っています。

週間チャートナビでは1,22000のラインを下に抜けた所で下目線にとおっしゃっていました。

自分は、このラインをブレイクしたが、レジサポ転換せずに再度上昇していったので、目線は上目線で継続していました。

目線が違ったままエントリしていては致命傷になると考えます。

迷晴様と自分の目線が違っており、今後のトレードの失敗につながりそうで不安になり質問させて頂きました。

チャートナビの解説を拝聴した上で、現状自分の中では、以下のように解釈しているのですが、この考え方で合っていますでしょうか。

  • チャートナビの解説では、1,22000のラインを下に抜けたので1時間足では下目線になる。
  • 意識されそうなキリ番(1,22000)を抜けて、そのラインでレジサポ転換しない場合でも目線は抜けた方向になる。
  • 4時間足~日足では強者の値の1.195000を下抜けるまでは上目線。

お忙しい中恐れ入りますが、どうかご教授頂けますと幸いです。

ギブさんへの処方箋


4時間足に週足ロウソク

ボクの観方は、N値達成後に天井形成が崩れて、高値を更新。

1時間足に日足ロウソク

「トレンドライン(1時間足に引いた右下がりのライン)で下目線になったが、そのトレンドラインを上に抜けた。」

勝ち負けはともかく、この切下げライン(フラッグ)を引いたことで、1.230が”死角”になってしまったのが、今回の問題点です。

目線をつけることは大切ですが、天底など、固定しずらいエリアもあります。

そういう緩衝地帯では、目線を部分的に固定してトレードしますが、ギブさんは、ロングに傾きすぎてしまったようです。

1.230レジスタンスの強さがわからないので、様々なパターンが想定されます。

  • 青安値で1時間足レベルが売り目線となり、黄〇ショートが安値3をマーク、ここで反発、上昇フラッグとなり青矢印で高値更新。
  • 1.230レジで、オレンジWトップをつくり、安値2の暫定ネックラインを下抜く。
  • 高値3で反発、安値3を下抜いて、安値3(ここ抜くまで買い目線という人もいる)まで下落。
  • 1.230レジで、オレンジWトップが失敗、高値更新(今回のパターン)
  • 高値3揉み合いのあと上抜け、1.230レジを越えていく(ギブさんのシナリオ)

黄色〇は安値2から戻ったショートのポイントなので揉み合ったので、これを上抜いたら、溜まっているショートポジションの損切りで、一時的に上に走ると考えたのは正しいです。

ただ、1.230を越えていくかどうかはわかりません。

また、この切り下げライン・ブレイクを、上昇フラッグとみることには違和感があります。

フラッグ内の経過時間も短く、押しも浅い感じがします。

このカタチから高値更新が絶対ないかといえば断言できませんが、できれば、矢印のような動きが欲しいところです。

レジスタンスの強さがわからない高値圏では、天井になるか、トレンド継続かの優劣がつきにくいです。

そうなると、フォーメーションそのものの信頼度も低くなります。

15分足に日足ロウソク

おっしゃる通り、黄色枠にショートポジションがたまっています。

それなら、抜けてすぐ緑〇でロングしないと、乗り遅れます。高値1.230赤〇のレジスタンスを目前にして、新規のロングも期待できません。

こういうロングは、ショートの損切りを抜くだけなので、青〇では遅すぎますし、1.230レジからショートが入ってきてしまいます。

フラッグになる理由。

4時間足に週足ロウソク

上昇トレンドの調整、下降トレンドの調整が、”フラッグ”という短期逆トレンドをつくります。

では、そもそも、押しの下降、戻しの上昇が起こるのはなぜでしょう。

それは、N値や上位足レジサポを観て、波が延び切ったと考えるトレーダーが現れることで”利確注文”が入り始め、その利確をトリガーに”逆張り派”が行動を起こすからと考えられます。

また、ロウソク足には寿命があり、週足ロウソクなら、一週間かけて、その一生を終えます。

通常ロウソク足は、陽線①と②のように、その始めと最後に、下ヒゲと上ヒゲを出現させます。

こういうところが”フラッグ”になります。

上昇力が減衰し、下がり始め、その流れで、前足の半値辺りを試すような値動きになります。

調整Aと調整Bでは、サイズが異なりますが、調整Bを月足ロウソクでみれば、おそらく、調整Aと同じようなことが起こっています。

どこかの誰かが”フラッグ”と命名したわけですが、このカタチを意識するトレーダーがいることで、実際に現実化するという、量子力学的なことが相場では起こります。

裏を返せば、誰もがフラッグと認識するまでは、フラッグが現実化しないともいえます。

フラッグのできるところ

4時間足に週足ロウソク

チャート・フォーメーションには、”反転型”と”継続型”のふたつがあります。

フラッグ・ウエッジ・ボックス・トライアングル・ペナントなどが継続型で、Wボトムトップ・H&Sなどが反転型です。

そもそも”フラッグ”はトレンド継続型のフォーメーションなので、天底ができやすいエリアでは成立しずらいわけです。

上位足レジスタンスに絡んでいたり、上昇ⅴ波目の終点部などは、天井になる可能性があります。

今回のケースでは、上昇ⅴ波目の終了とみてWトップを想定する人もいれば、1.230は強いレジスタンスではないとみて、トレンド継続を想定する人もいます。

売りたい人と買いたい人が、同じ割合なら、チャートは浮動します。

シンメトリ構造

4時間足に週足ロウソク

フラッグA・B・Cは、緑水平線で上下を分けるシンメトリ構造になっています。

実はコレ、水平なボックスレンジと同じ構造です。

これに対し、今回のフラッグDをみると、シンメトリにはなってません。

これがシンメトリになるには、オレンジ〇安値が必要です。

このように、レンジ部分は、頭と尻尾だけで中身のない、WトップとWボトムがくっついたようなカタチになることが多いです。

つまり、できた”天井”に対して、同じ程度のボリュームの”底”ができやすいということですが、フラッグDの場合、”底”のボリュームが小さすぎるように見えます。

絶対にこうなるとはいえませんが、フラッグとしては小さいことに違和感を覚えることは意味があると思います。

今日のまとめ
1時間足に日足ロウソク

1.230というレートの意味合いが曖昧で、天井となるか、トレンド継続か、その判断がつきにくくところなので難しいですところです。

わかりにくいところを、ムリにわかろうとすると誤解や曲解を招きます。

とくに高値圏に引く切下げラインや、安値圏に引く切上げラインに注意してください。

明らかにトレンドが継続しそうな根拠があればエントリーに使えますが、そうでなければ、反対勢力に止められてしまいます。(ここで逃げれればアリ)

ラインという自分の仕掛けた罠に、自分自身でハマリ、墓穴を掘ることになります。

トレーダーは中立な裁判官であるべきですが、ラインを引くことで、強引なセールスマンになってしまうことがあります。

ラインという”視覚”が”死角”を生む。

死角はできるものと考え、ラインを引くとき、”死角”を考えるクセをつけるといいです。

環境あってのラインです。環境を味方にしないナナメラインは、中途半端な位置に引かれることが多く、損切になりやすいです。

今の環境でのブルベアの力関係が半々なら、勝敗を分けそうなレジサポを抜けて、優位性が確立するまで手を出さないほうがいいでしょう。

今回のチャートなら、1.230を上にブレイクするか、ネックライン1.215を下にブレイクすれば、わかりやすいチャートになります。

それまでの流れは上昇なので、安値が下がらないところからロングができますが、Wトップの可能性は1.230を上抜くまで否定できません。

人は速すぎるものより、遅すぎるものの方が見えません。

花ビラがひらくところを肉眼でみれる人はまずいないでしょう。

一週間かかる天底のなかをトレードするというのは、そういうことです。

意外かもしれませんが、1分足の速い動きに慣れるほうが楽かもしれません。

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コメント

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  • コメント (7)

    • shimizu
    • 2018年 2月 14日

    こんにちわ

    最近の悩みを解決してくれる動画 ありがとうございます

    やはり 悩む所はみんな同じなんですね

    僕もサンソンのネック割れでショーかそれが崩れて ロングしてます

    上昇中で今回みたいになったら フラッグ抜けロングもしちゃいます

    環境認識は出来ているつもりでも 3歩歩くと忘れて 15分に斜めラインを引いて

    そのライン中心にtントリーです

    勝つときはたまたま見過ごして 三角(ペナント)みたいなって 上抜けロング

    1歩待つと置いてけぼりかもしれませんが 3歩待って わかりやすくなってからトーレードする

    今回の動画でしみじみ思いました

    ギブさん参考にさせて頂きありがとうございました

      • NoN
      • 2018年 2月 14日

      ギブさんの質問内容が具体的だったので、具体的に回答できました。おかげ様で、素晴らしいケーススタディになっていると思います。

      • ギブ
      • 2018年 2月 15日

      shimizu様
      他の方のコメントからも学ぶことが多いです。
      こちらこそ勉強になりました。
      どうもありがとうございます!

    • ギブ
    • 2018年 2月 15日

    的確なご指導どうもありがとうございます。

    ご指導いただき、心に残ったことが2つあります。
    一つは、
    中立な裁判官という言葉です。
    買い手と売り手の心境を考えてトレードする。ということを心がけてはいましたが、動画でご指導あった通り、自分の都合のいいように引いたラインにばかり目がいって、大切なラインが見えていませんでした。
    中立な立場で環境を把握しなければならないと改めて感じました。

    二つ目に、花びらが開く瞬間を追っているのだという言葉です。
    以前ご指導いただいてから検証ソフトで検証を繰り返しています。
    分からないところは早送りをし、エントリーポイントになったらローソク足を進めるという方法をとっています。
    実弾エントリーのときは、このラインを越えたら急騰して、乗り遅れるのではないか、という気持ちからエントリーボタンを押してしまうこと多いと感じました。
    花びらの瞬間を待っているということを意識してもう一度買い手と売り手の気持ちを考える必要があると感じました。

    素晴らしいケーススタディとはもったいないお言葉です。
    分かりやすい解説があったからこそだと思っております。
    今日は仕事が早く終わる予定なので、再度動画を見返したいと思います。
    分かりやすい解説本当にありがとうございました!

      • NoN
      • 2018年 2月 15日

      この度の、ご投稿有難うございました。こうすることで、たったひとつの出来事が、バタフライエフェクトのように、多くの人の経験にプラスになればと思ってます。

    • 山崎
    • 2018年 2月 15日

    いつもありがとうございます。

    視覚は死角を生むというのは非常に納得できます。

    何かを見るということは、何かを見ないということだし、

    何かを信じるということは、何かを信じないことです。

    私が斜めラインが好きになれない理由は、初動に乗ろうとする気持ちが増幅するためです。

    たとえば、神様がいたとして、救ってくれると信じているからと言って、悪いことをしてもいいや。

    というのは神様を正しく信じているとはいえないと思うのです。

    そうではなく、いいことがあった、きっとこれは神様の教えを守っていたおかげだ。

    これからも、教えを守るようにしよう。

    というほうが、正しく神様を信じているといえると思います。

    何が言いたいのかというと、信じ方があるということです。

    トレンド、もとい、ダウ理論を信じているのに、ダウ更新をするだろうと斜めラインを使用するのは

    なんだか、正しい使い方ではないように思います。

    ダウ更新をした、これはダウ理論でいうトレンドの発生を確認できたということだ。

    だから、トレンド方向に沿って短期ダウ更新で取引をしよう。というほうが正しい使い方に思うのです。

    勿論、ダウ更新後の修正へ斜めラインを引くことは効果的だと思っています。

    しかし、初動に乗ろうとする気持ちが我慢できずに、使用してしまうのであれば、

    まずは、ダウ理論を信じることから始めたほうがいいと思います。

    ダウ理論では3段上げを上級者、中級者、初心者の順に参入してくると説明していますが、

    初心者、中級者が上級者の真似事をしたところで、付け焼刃でしかないのです。

    自分は中級者、ダウ理論を信じ、トレンドフォローをする、相場は3段上げをする。

    このことを正しく信じることが、とりあえずのスタートラインになると思います。

    ところで、以前動画で説明されたクロス円爆益取引が面白く、残高が乱高下しています。(笑)

    通貨ごとの強さを知ることは、フラクタルとは別の感覚が刺激され、非常に新鮮です。

    ドルストレートを監視しながら取引していますが、少し、見方が変わっただけで

    悪い癖が再燃し、鎮火作業に追われています。

    現在、私自身、新たな発見と試行錯誤中にいます。まるでダウ更新後の修正波中のようなものです。

    相場のように、様々な取引から損切がたまり、そのロスカットを巻き込み上昇をするまで

    あれやこれやとアンテナを張りつづけることが、どうやら、今の私に課された仕事のようです。

    長文失礼しました。

    いつも労力を惜しまず、気づきの多い動画をありがとうございます。

      • NoN
      • 2018年 2月 15日

      ダウ理論+3段上げ、これが基本。貴重なご意見を有難うございます。確かに「初動」に乗りたい気持ち、わかります(^_-)-☆

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

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