14Sep
東京時間のリアルトレードを実況しました。最終的なシナリオは崩れましたが、相場の事実についていけば利益を出すのにさほど影響有りません。
photo credit: johnlemon via photopin cc
大切なのは事実についていくこと。
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シナリオが崩れることはよくあります。大切なのは崩れた事実に気づくことと、その事実に逆らわずについていくことです。
当初のシナリオは、日足レンジ上限Bからの売り狙いだった。
結果的に見るとシナリオとは違い、日足レンジを上抜けしていったが、レートがレンジBにあった時には売りで構えていた。日足レンジ下限まではかなりの値幅があるので、勢いよく落ちてくれればかなりの利益を取れると思ったからです。
シナリオが崩れるポイントを注視する。
動画では日足レンジ上限Bからショートして1時間足ネックラインCで利食いしているが、ひとつ肝心なことを見落としている。それは急落をつくった波を②で上抜いていることです。これに気づいていれば⑤のようなシナリオよりも日足レンジを上に抜けることを幾分優先していたはず。シナリオが崩れが決定したのは③です。大きな陽線が出て日足高値Aまで上昇していきました。
短期足でシナリオが崩れるポイントの値動きを見てエントリーする。
③は日足レンジ上限Bからの売りと、それまでの上昇トレンドが戦っている場所です。今回は買いが勝ったわけですが、もちろんここから売りが勝って落ちていくこともあります。1時間足レベルでは日足レンジ上限Bをブレイク②していることに気づいていれば③の動きを短期足で見てロングできたと思います。(すぐに日足高値Aがあるので要注意ですが…)しかし、相場に絶対的な正解はないので③の時点でどう考えるかは人それぞれです。日足レンジを上に抜けていると思えばロングで入ればいいし、抜けていないと判断すれば売ればいい。エントリーの根拠が崩れたときに損切ればいいだけの話です。大切なのは③のような場所では攻防が起こる可能性が高いということを知っていることです。
今日のまとめ
決着がついた事実を確かめてからエントリーすると、あっさり相場が動き出すことが多いです。明らかに方向感が出ている相場は少ないので、この感覚は大切です。いつまでも自分のシナリオに固執しているとチャンスを逃すことになります。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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コメント (4)
こんにちは
実際取引しているチャートは物凄く勉強になりますね
毎回一つ一つの動画が凄く財産になっています
すみません質問が多くて申し訳ないんですが、
一時間Lvでのレンジがあったとします(日足Lvでもいいんですけど)
長期足から見て行って全体的に上目線だったとします
その時にレンジの下限(サポート)からロングする場合
mayohareさんはよくWボトムを使ってますよね、逆でいえばダブルトップでしょうか
そこで質問なのですが
例えばレンジの下限に来たと一時間足で見ていて判断したとします
その場合15分足、5分足くらいでエントリーを考えると思うのですが
Wボトムが発生するのを待つのでしょうか?
Wボトムが発生しなかったら見送るというように
チャートパターンのエントリーポイントが発生してから入るくらいが一番安全?なのでしょうか
mayohareさんの考え方でいいので何かアドバイスをいただけると嬉しいです
これからも頑張ってください
勝ててはないですけど、確実に実力になっていっている実感が持てて感謝してます
ダブルボトム(トップ)や三尊はエントリーによく使います。例えばダブルボトムなら右側の谷付近をエントリーポイントにすることが多いです。気をつけるのはネックラインまでの値幅ですね。値幅があれば最悪の場合でも微益で逃げ切れます。5分足のダブルボトムなんかだと逃げ切らないことも多いので、ネックラインを越えて戻ってきてから入ることもあります。
短期足ダウを基準にして、短期の目線がひっくり返って(最後の戻り高値や押し安値を抜けて戻ってきてからから入る)からエントリーするのが比較的安全だと思います。
アドバイスありがとうございます、頑張ります
拝見させていただきました。
少しずつわかってきたのですが、切り上げたか?切り下げたか?
このほんのわずかな差が後々大きな影響になるのですね。
このことが自分で読めれば過去のチャートから可能性を推測することが出来ますね。
ありがとうございました。