23Dec
今年の「聖夜に語る」では、ボクがこの10年で相場から学んだ、人生の問題を克服する知恵をご紹介します。自分の人生がしっくりこない、何か上手くいかないと悩む方々の参考になれば幸いです。
はじめに。
ウィリアム・ブレイクの「無垢の予兆」という長い詩があります。ボクはこの詩の最初の数行が、この世界のすべてを表しているようで好きです。
ひと粒の砂に、ひとつの世界を見。
一輪の野の花に、ひとつの天国を見。
てのひらに無限をのせ、ひとときのうちに永遠を感じる。
10年ほど前に、ボクは「相場」と出会いました。
最初は、相場を社会の常識から逸脱した、異質な世界として捉えていましたが、今では、相場での学びが、人生にも役立つと確信しています。
そもそも、リアルな人生でチャンスを意図的に増やすのは難しく、準備不足からチャンスを逃すこともたくさんあります。
反面、相場はチャンスの頻度を、時間軸から選ぶことができ、失敗と成功を好きなだけ体験できます。
相場は「人生の縮図」ともいわれますが、まさに、相場に携わることは、準備と挑戦の日々であって、「ひと粒の砂に、ひとつの世界を見」というウィリアム・ブレイクの世界観そのものに感じます。
1.解像度を下げる。
数年前、NHKの4K放送を見ようと、大型の壁掛けテレビを導入しました。
最近は、このテレビで海外ユーチューバー(Kraig Adamsさん推し)のサイレント・ハイキングを視聴してます。
やはり、高解像度の大型テレビで絶景を見ると没入感があります。
しかし、「物事の解像度」については、すべて高ければ良いとはいえません。
解像度を上げることで、見なくていいものまで見えてしまい、いらぬ深みにハマります。
物事のエッセンスを抽出するなら、解像度を下げたほうがいいんです。
ちなみに、為替チャートも、モニターから3メートルくらい離れると、見なくていいものが見えなくなります。
40代の頃、人生の窮地に立たされ、スピリチュアル、占星術、数秘術、手相にハマったことがあります。
せっかく、もう一度、生き直すのなら、生まれ持った才能とか、使命とかを活かしたかったからです。
きっと、そんな人がゴマンといるから、占いやスピは昔から廃れないんでしょうね。
ボクの数秘術の運命数は「8」で、行動力や情熱を示す数といわれます。
運命数8の人の使命は挑戦し続けることで、パワフル・野心家・妥協知らず・面倒見がよく、営業マン・起業家・スポーツ選手・政治家が向いてるそうです。
手相にもハマりました。
ちなみに、ボクには「マスカケ線」と「覇王線」があることを知り、この手相ならきっと大丈夫、なんとかなるとテンションを上げてました。
一通りハマってはみましたが、これを続けていても、意味がないことに気づきました。
この違和感は、インジケーターをとっかえひっかえしていたときの感覚と同じです。
「政治家」とか「移動平均線」とか、そういう固有名詞ではなく、ボクが「どう行動すべきか」を知りたいんです。
手相の線や模様の意味を羅列しても意味がありません。
マスカケ線や覇王線があっても、犯罪者になる人だっているはず。
それよりも、自分の個性をどう行動に結びつけるかが重要です。
それができたら、どんな職業でも、何をやってもうまくいくでしょう。
手相の解像度を下げていくと、大きさ(長さ)・太さ・向きの3要素に分解できます。
手のひらの丘のふくらみ。
指の長さ、太さ、向き。
基本三線(運命線・知能線・感情線)の長さ、太さ、向き。
これだけで、その人のおよそのことがわかります。
神秘十字とか、ソロモンの輪とか、そういうのは占い師のネタでしかありません。
長ければ良くて、短ければ悪い。
太ければ良くて、か細ければ悪い。
線が整っていれば良くて、乱れていれば悪い。
これは完全に誤解で、手相に良いも悪いもありません。
線が細くて、乱れているのは、心が繊細だからです。
その繊細さを強みとして活かせばうまくいきます。
運命数「8」の人はプライドが高く、サラリーマンに不向きといわれますが、優れた上司のもとでなら、良い仕事をするはずです。
アーティストにも、繊細なタイプと図太いタイプがいますが、どちらでも個性を活かせば成功できます。
細木数子に「あなた、死ぬわよ」っていわれて、墓石商法にのせられた人が結構いるらしいです。
経験上、固有名詞でスバッと言い切る人は、あなたをコントロールしようと企んでいるかもしれないので要注意です。
「先生、この卵で何をつくればいいかわからないんです」
「あなたは、ゆで卵をつくるのが使命です。」
一生、誰かに依存して、卵を茹で続ける人になってはいけません。
卵料理って、他にもいろいろありますよね。
2.シンプルはやさしくない。
我が家には、3本脚の丸いミニ・テーブルがあります。
これは、とある家具職人(M氏)のつくる家具に一目惚れして、その時の勢いでオーダーしたものです。
木材選びから作成まで半年かかって完成、価格は23万円でした。
正直、同じサイズで市場で売られている無垢のテーブルなら高くても3万円ほど、今回はオーダー家具だから10万円くらいかと高をくくっていたので、正直、高い買い物をしたと感じました。
それから数年が過ぎ、今年の秋、M氏のテーブルの真価に気づく出来事がありました。
最近、妻の膝の調子が悪く、今までの座卓スタイルから、イスに座って食事ができるスタイルに切り替えることにしました。
そこで、ダイニング・テーブルを探し始めたんですが、高さのあるダイニング・テーブルは圧迫感があるので、もともと、持っているスノピのローチェアの高さに合わせ、ロー・テーブルをDIYすることにしました。
M氏の丸テーブルをスタッキングできるようデザインを統一すれば、圧迫感も抑えられ、いい感じになるのではないかと考えました。
丸い天板は山桜の無垢材、3本脚をカバ材にして、リボスという天然のオイルで仕上げました。
このテーブルの作成費用は、およそ7万円程ですが、仕上がりに妻もボクも大満足です。
ところが、M氏のテーブルの横に、ボクのテーブルを並べてみたところ、放つ”オーラ”が違うんです。
このオーラの違いは何なのか?要因を考えてみました。
ひとつは、M氏のテーブルと同じ、山桜の無垢材を使っているのですが、M氏のテーブルは、木目がキレイに揃っていて、継ぎ目が全くわかりません。
しかも、表面だけでなく、裏面も継ぎ目がわかりません。
ボクのテーブルは、一応、加工業者が考えて継いでくれてはいますが、どこで継いでいるのかわかります。
ここで、ひとつ決定的な違いに気づきました。
M氏のテーブルは、1本の山桜から、最高の部位を切り出したものでした。
この日本のどこかの山にあった1本の山桜が、我が家のテーブルに生まれ変わったオーラを放っています。
それに比べ、ボクのテーブルの山桜は、そのために切り出されたものではありません。
さらに驚いたのは「磨き」です。
ボクのテーブルも、紙やすりの番手を変えながら、6回もオイルで磨きました。
そこまでやっても、木材の導管の詰まり具合で多少のザラザラ感が残りましたが、M氏のテーブルは天板に紙を落とすとスッと吸い付きます。
M氏のテーブルを真似してつくってみて、ディテールに天と地の差があることに気づきました。
神は細部に宿る、とはまさにこのことです。
シンプルは簡単ではありません。
基礎・基本を徹底的に練習しないとたどり着けません。
トレードにも、押し目買い、戻り売りという、シンプルな基本手法がありますが、相場の全容が見えないレベルで、できることではありません。
1本の山桜から、間違いないところだけを切り出して継ぐ。
このシンプルな作業は、不確実な相場から、確実な部分を切り出すトレードと似ています。
プロは軽く歌う。
プロが簡単そうにやってることって、基礎・基本ができてない人からしたら、とても難しいんですよね。
3.ひとつを極める。
ジグソーパズルのコツは、ピースを集めることだそうです。
まず、四隅のピースを集めて外枠を完成させ、次に同じ形のピースを集め、その次に色別にピースを集めてから組み立て始める。
トレーダーに求められる資質で最も必要なのは、物事を見極めようとする気持ち「探究心」です。
トレード上達のコツはなにかと聞かれたら、ひとつの事象を徹底的に検証することと答えます。
この地道で面倒なことを楽しめない人はトレーダーに向きません。
FXを始めた頃、ボクは欧州初動のレンジ・ブレイクばかりやってました。
トレードの王道は押し目買いと戻り売りですが、当時のボクには難しく感じていて、レンジ・ブレイクなら、見た目にわかりやすかったからです。
「NYクローズから東京時間につくられるレンジのブレイクを狙う。」
この具体的な事象を追求するうちに『ハラミ』という抽象概念に行き着きました。
ロウソク足には「ハラミ足」がありますが、波にも「ハラミ」があって、そもそも、相場は『ハラミ』に支配されていることに気づきました。
これがわかると、それぞれの時間足の「ハラミ」を基準にプランを立てたり、ハラミ高安と上位足の節目との関連をみて、上位足の方向へトレードができるようになります。
つまり、東京レンジのブレイクアウトを徹底的にやり込んだことが、『ハラミ』という抽象概念の理解を深め、そのことが応用範囲を広げたことになります。
ひとつのことをやり込むと、視野を狭めるどことか、視野が広がるんです。
ひとつを極めるメリットは大きく3つあります。
1.相互関係が見える。
それぞれの事象は相互に関連しているので、一つの事象を理解すると、それが他の事象とどのように関わっているかが明らかになり、全体のつながりが見えてきます。
2. 視野が広がる。
ひとつの事象に深く入り込むことで、その分野における概念を学び、同時に、異なる分野も関連づけられ、視野が広がります。
3. パターンの認識。
ひとつの事象を掘り下げることで、その分野におけるパターンや共通の要素を見つけやすくなり、全体の構造が理解できます。
押し目買いや戻り売りも抽象概念ですが、これをもとに、ひとつの事象を探求しても、同じメリットを享受できます。
ひとつを極めることは、ジグソーパズルのピースを集める行為と同じなんですね。
4.現在地を知る。
今年は、天気の良い日曜日に、妻とよく森へでかけました。
視界に一切の人工物がなく、自然の音しか聞こえず、土や岩の道をひたすら歩んでいると、旅人気分になれます。
森を歩いていると「凄く、清々しい」って所や、反対に「凄く、禍々しい」って所に出会うことがあります。
禍々しい所は、さっさと通り抜け、清々しい所でココアを飲んだり、そんな自分達だけの秘密のスポットを見つけるのを楽しんでます。
山や森を歩くならYAMAPという登山アプリが凄く便利です。
YAMAPに地図をダウンロードしておけば、4Gや5Gの届かないエリアでも、GPSが現在地を教えてくれます。
ただ、一部にGPSの届かないエリアもあり、スマホの充電切れリスクもあるので、いつも紙地図とコンパスを持ち歩くようにしています。
その山域全体を把握するには、紙地図のほうが使いやすかったりします。
道なき道を行くなら、地図が読めることは必須スキルです。
現在地の位置と、目的地の方角がわからないと遭難してしまいます。
人生も相場も、自分の「現在地」を知らないと旅を始められません。
相場では『環境認識』という作業で、現在地の持つ位置情報を知ることができます。
トレードは「環境認識」が9割。
これは大げさではなく、そう感じていて、現在地の正しい位置情報さえ把握できれば、それで十分。
あとは、レンジならブレイク・アウト、トレンドなら押し戻しを待つだけです。
むしろ、複雑な手法になるほど、有効な状況が限定されるので応用が効きません。
現在地の把握がもたらすメリットを5つ挙げます。
1. 目的地の設定
現在地を知ることで、自分が現在どの位置にいるのかを把握できます。これにより、目的地に向けての計画が立てやすくなります。
2. 方向性の確立
現在地を知ることで、進むべき方向を見つけやすくなります。人生も相場も多くの分岐点がありますが、どの方向に進むべきかを明らかにできます。
3. 自己肯定感の向上
自分が置かれている状況を理解することは、自己肯定感を高める手段となります。自分の強みや弱み、生きるうえでの価値観を理解することで、より満足度の高い人生を築けます。
4. リスク管理
現在地を知ることは、リスクを評価し、適切に管理するための手段となります。
5. 意思決定のサポート
現在地を知ることで、日常の些細な決定から、重要な人生の決断まで、理性的な意思決定が可能になります。
総じて現在地を知ることは、自己理解を深め、未来の目標に向けての基礎となります。
5.運気を上げる方法。
クリマスマスなので、スピリチュアルな話を少し。
先日、過去動画の「復活者の飲み会」でお話した5人が集まりました。
年に一度、昔の戦友の生存確認です。
それぞれに逆境の時期がありましたが、今は皆、健康で、仕事も順調みたいです。
そのなかにの一人に、神社の神主をやってるM氏がいます。
なぜ、俺たちは強運なのか?(5人とも運がいいと思ってます)って会話になったときM氏がいいました。
「それは、神様に好かれているからだ。」
たしかに、酷い逆境を乗り越え、人生の状況を改善できる人と、さらに落ちぶれていく人がいます。
その違いはなんなのでしょう?
そこでボクはM氏に、どうすれば神様に好かれて、運気を上げれるのか?聞いてみました。
M氏は3つのことを教えてくれました。
1.ありがとうと言う。
「ありがとう」は、本来、有り難い奇跡のことで、室町時代以前は神様に向けてしか使わない言葉だったといいます。
それくらいパワフルな言霊なので、とにかく連呼するといいそうです。
それと、ありがとうって言ってもらえることも良いらしい。
そういうお金は、何らかの形で何倍にもなって、返ってくるといいます。
ちなみにボクは毎朝、日足チャートに「いつもありがとうござます、今日もいただきます」と手を合わせている。
これがボクの「日足参り」です。
2.余白をつくる。
次に、断舎離して余計なものを手放せ、余計なものを手放さないと、キャパオーバーで新しいものがやってこれない、つまり、運気が上がらないと言いました。
これは、人の脳を模したパソコンの仕組みを考えればよくわかります。
1ギガのスペースに、1ギガの情報がパンパン詰まっていたら、何の処理もできなくなる。
モノや情報に埋もれていては、身動きがとれず、想像力や直感も働きません。
じゃなぜ、人は「余白」を上手につくれないのでしょう?
それは、スタイルが決められず、自分にふさわしいものが、わからないからではないでしょうか。
キャンプを始めてみたはいいが、スタイルが決まらないうちは、ひたすら道具を集め、似たような道具を買い直したりするのと似ています。
自分がわからないから、網羅的に集めて「沼」にはまるのだと思う。
知識も同じで、自分に軸がないから、知識を網羅的に集めて安心を得ようとする。
自分のスタイルが決まれば、他のことはどうでもよくなり、本当に必要なものだけあればよくなる。
スティーブ・ジョブズは、いつもジーンズに黒いタートルネックを着ていたが、あれなら洋服タンスがパンパンになることはない。
自分の軸やスタイルを見つけたいなら、あれこれと手を広げずに、前述したように、ひとつを極めてみるといい。
3.お賽銭は1000円以上。
神様に好かれるのに、お賽銭はいくらが適当か?
これも聞いてみた。
M氏はニコッと「お気持ちでいいですよ」と言ったが、神主が他の神社に行くときのお賽銭の額を聞いてみた。
「最低で1,000円、ところによっては10,000円。」
たしかに、神様に対する感謝の気持ちとして、10円や100円はおかしいと感じていた。
ちなみに、ボクは本殿で5000円、小さなところで1,000円を投げているが、これは執着を手放す練習も兼ねているので、あまりに少額では意味がない。
それに、M氏いわく、お賽銭は何倍にもなって返ってくるそうだから問題ない。
ちなみに、集まった5人ともが、1,000円以上でした。
ひとりは数年前に1億円の詐欺被害に遭いましたが、その1億円も返済して、ビジネスも純風満帆そうです。
彼はボクが思った以上に信心深く、毎月、神社にお参りに行っているそうです。
運がいい人のお賽銭の金額は、1,000円以上であることがわかった。
6.あきらめ上手になる。
来春、息子が結婚することになりました。
彼は東京のゲーム会社でプログラマーをしてますが、過去には育児に悩んだこともありました。
彼はひとつのことへのコダワリが強すぎて、他のことが見えなくなってしまうんです。
幼い頃は、大きな画用紙の両面いっぱいに複雑な迷路を書くような子で、小学生になって、課外授業で描いた絵を見たら、公園のブランコのいち部分だけが拡大され、詳細に描かれていました。
そのときは、ちょっと変わってるかなと思ってましたが、小学生の高学年になると、コニュニケーションの問題で、先生に「アスペルガー症候群」の検査を受けることを勧められました。
彼は人の言うことを言葉通りにしか理解できないので、そこで問題が発生するようです。
ただ、ボクら夫婦は検査をあえてしませんでした。
なぜなら、彼にアスペルガーのレッテルが貼られることで、選択肢が狭まることを恐れたからです。
世界的な天才にも、アスペルガーの人は多かったと聞きます。
彼は興味のあることには、もの凄い探究心と集中力を発揮するし、頭も悪くありません。
だから、障害とは考えず、個性として活かそうとしました。
彼の通った理系の大学はトヨタ系企業の就職率が抜群でしたが、総合的な能力の高さを求められるような企業に入ったら、苦しむのは日を見るより明らかでした。
だから、彼がゲームのプログラマーを目指す決断をしたとき、両手を挙げて賛成しました。
なぜなら、興味のある分野のスペシャリストになったほうが、きっと幸せになれると思ったからです。
ゲーム開発は、締め切りが迫るたびにブラック労働を強いられますが、彼は全く苦しくないといいます。
最近は開発チームのリーダーをまかされているそうです。
彼はそういうコミュニケーションが必要とされる分野が苦手ではありますが、プログラマー同士の、コミュニケーションなら問題ないみたいです。
彼の場合、弱点が明らかだったのが逆に良かったです。
いまは、自分の弱点がチャームポイントになるくらいスキルを磨けと言い続けています。
ニコラス・ハンフリーという心理学者が、『喪失と獲得 進化心理学から見た心と体』という本を書いています。
ある能力を獲得すると、ある能力を喪失するそうです。
彼は得意なこと、苦手なことが、子供の頃から明らかだったので、さっさと苦手なことを諦めて、個性を活かした職種につけました。
むしろ、器用な子供ののほうが、好きなことを見つけられないかもしれない。
もし、僕ら夫婦が、彼の個性を強みと見てあげられなかったら、きっと、今頃、つらい目に遭っていたでしょう。
あきらめるの語源は明らかにするということ。
あきらめる=挫折ではありません。
自分の弱点を、さっさとあきらめて、強みで生きる。
それが、自分の軸になって、何をするにもブレなくなる。
そうすることが、自尊心を育む。
これだけは誰にも負けない。
そういうものを持ってる人は強く生きられます。
ボクの人生も後半です。
もっともっと上を目指す、というより、下り坂を経験することになる。
あきらめることも、これから増えてくるでしょう。
だったら、今の自分の強みを活かして、できることをやればいい。
自分の価値を認めることをやめず、上手に人生を下っていきたい。
7.継続のための努力はしない。
雨乞いの踊りをすると、何故、雨が降るのか?
それは、雨が降るまで踊るからだ。
昔、ある人から、こんな話を聞かされて、なるほどと納得してしまいました。
しかし、ほとんどの人は、雨が降るって確証がないから、踊り続けない。
努力は後から獲得できるスキルなのか、それても生まれもった才能なのか。
継続できる人と、できない人の違いは、「努力」の感受性にあるような気がします。
このチャンネルは2014年から10年続けていますが、もはや、朝の歯磨きくらい、やらないと気持ち悪いものになってる。
つまり「努力」してる感覚がない。
努力の感受性を弱めれば、努力を感じなくなるが、それにはコツがある。
ひとつは、軽い責任を感じること。
「このチャンネルに出会って、FXが楽しくなった」
そう言って「感謝」をもらえると、その人のためにも頑張りたくなる。
軽い責任感が芽生えるんです。
もちろん、これはボクが勝手に責任を感じてるだけで、実際の責任があるわけじゃない。
片思いの責任感なので刺激はあっても、ストレスがならないんです。
他人のためになら頑張れるけど、自分のためには怠け心に負けて頑張れない。
人ってそういうものです。
「今年は迷晴れのおかげで凄い利益が出た!」
こんなコメントも、もちろん嬉しいが、そうなれたのは、100%御本人の力です。
ボクができることは、せいぜい「FXが楽しくなる」程度、FXを楽しむ機会を提供することぐらいしかできません。
でも、これが大事。
楽しめないと続けられないから。
努力の感受性を弱める、もうひとつのコツは、楽しめるやり方をすること。
仕事を楽しくするにには、没頭できるルールや仕様につくりかえることです。
たとえば、手書きのノートをカラフルなペンで作ってみたり、見た目が変わるだけでも楽しくなる。
このチャンネルだって、内容を少しづつ改良したり、いろんな実験を繰り返しています。
楽しめれば、もはや努力を感じないし、趣味になります。
結果、地道な努力を(そうと知らずに)続けることが近道になる。
さいごに。
まもなく、一年の幕が閉じます。
相場で言えば、一年は12本の月足であり、月足は4本の週足であり、1分足も60秒であり、それぞれに物語がありました。
ここ10年、相場と向き合って「この世界では、すべてのものに平等に時間が流れている」という真実を確信しています。
それぞれの「もうひとつの時間」が折り重なって、今年がつくられています。
亡くなられた写真家、星野道夫さんの『旅をする木』のなかに、こんなエッセイがあります。
私が東京であわただしく働いている時、その同じ瞬間、もしかするとアラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない。
ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、『もうひとつの時間』が、確実に、ゆったりと流れている。
日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうかは、それは、天と地の差ほど大きい。
「もうひとつの時間を意識できるかどうかは天と地の差ほど大きい。」
星野道夫さんのような人生の達人も、この真実に気づかれていました。
まどみちおさんの『ぼくがここに』という詩をご紹介して終わります。
ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できないもしも ゾウが ここに いるならば
そのゾウだけ
マメが いるならば
その一つぶの マメだけ
しか ここに いることは できないああ このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが どんなところに
いるときにもその「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと としてままどみちお・『ぼくがここに』より。
Happy Christmas !
そして、良いお年をお迎えください。
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コメント (23)
今年一年ご教授頂きありがとうございました。成功する為には余計な物を捨ててシンプルにするのが必要。だがシンプルに到達するのは決して簡単なことではない。自分が目指しているものとしっかり向き合ってないとなかなか辿り着けません。自分もいろいろ無駄なことをしてきましたが後にならないとわからないことも沢山あります。スピリチュアルのお話がありましたが、自分も電話占い等でいろんな人に相談した時期がありましたが、結局いろんな意見に振り回されるだけで何も進みません。トレードも同じで様々な手法やスタイルがあり全てにおいて賛否両論、一長一短がありますから何が正解とは言えません。むしろ何を軸にトレードしていくのかは自分で決めて極めていくしかありません。自分は今年一年調子のいい時悪い時がハッキリしてました。ということは自分のトレードスタイルもその都度ブレてるということですので、来年は終始一貫したトレードに切り替えていきたいです。自分は来年以降はチャートのサイクルにトコトン執着するトレードに徹していきます。サイクル理論についても賛否両論があり、そのようなサイクル等存在しないというトレーダーも多いようですが人がどう思うかは関係ないと思いますので、ひたすら自分がこれだと思うことをしっかり磨いていきたいと思います。そして来年こそはよい結果が出せるように頑張りたいと思います。最後になりますがマヨハレ先生もどうか良いお年をお迎えください。来年もご指導の程宜しくお願いします。
素敵なメッセージ、そして今年一年のご縁に感謝いたします。
その時は無駄と思えても、それが今後の成長に繋がります。
トレードには、多くの意見や手法が存在します。しかし、自分自身が信じ、一貫して実践できる方法を見つけることが大切です。チャートのサイクルに焦点を当てるのは素晴らしい選択ですね。
どうぞよいお年をお迎えください。
今年も一年お疲れ様でした。
続けられて、もう10年になるのですね。スゴい!
ある習慣がいつの間にか広まり、多くの人の慣習になり、それらが洗礼されてゆき、いつの日か“伝統”となる。それが文化が形成される過程であるし、それには時間がかかるものだと思います。
先日、北野武監督の「首」を観ました。
武さんの独自の世界観と人生観が思う存分表現されていて非常に見応えがありました。その中で秀吉に仕えた武将として曽呂利新左衛門が登場するのですが、このキャラクターが実に面白い。
曽呂利新左衛門は「落語」の元祖とされる人物で、日本史の中で芸人出身として支配階級まで上り詰めた数少ない人物です。ドロドロとした戦国の世をユーモアで生き抜いて行く様が気持ちよかったし、何より芸人としての生き様を描かれていることに、北野監督の芸人への愛情とリスペクションを強く感じました。
“語る”に“落ち”る。
「いや、その話はもう聞いたよ。」
そう聞くものに言わせないために話し手が徹底して話法を磨く。ある題材を「物語」にまで磨き上げ聴かせる。同じ話を何度も聴かせては笑いを巻き起こすということは、考えてみれば凄いことです。
噺家が用いる小道具は扇子と手拭いのみ。それを自分の噺で物語を与えて、時には箸に見せ、時には刀に見せる。観る(同時に聴く)者の想像力を利用して、ありもしない小道具を作り出す。存分に私達の想像力と認知能力を利用されているなと、本当に感心します。
また、噺家は正座で噺をする為、下半身の動きが制約される。
自らの動きを制約することにより、余計なものを削ぎ落とし噺に集中させることにより一層「物語」にリアリティを与えているのだと見る。
なんだかマヨ晴さんのスタイルってこれだな、って思いました。
シンプルでミニマル。故に創造的。
投資家が目指すものはそこであると確信しております。
今年も一年ありがとうございました。
今年も一年、お疲れ様でした。
素敵なコメント、そしてお褒めの言葉、本当にありがとうございます。10年も続けてこれたことは、YUさんを始め、皆さんのサポートのおかげですね。
文化や伝統が形成される過程についてのお話、とても共感できました。『マンネリも極めれば伝統」』時間と共に育まれ、洗練されたものが伝統として残る姿は本当に美しいです。
シンプルでミニマルながら、その中に創造性が息づく。これこそが目指すべきところであると確信しております。
今年もありがとうございました。来年もご一緒できることを楽しみにしています。よいお年をお迎えください!
聖夜に語るシリーズを見るともう今年も終わりだなあと感じます。
迷晴れさんの今までの人生観が詰まっており大好きです。こちらのシリーズも2015年からで9年ですね。迷晴れさんの動画に出会ってからもう9年も経つのかと思うと感慨深いです。聖夜に語るは、トレードや人生がツライ時に何回も聞かせていただきました。どれも数十回は聞いていると思います。迷晴れさんの考え方に助けられたこともありました。
お賽銭は私も数年前から1,000円以上は必ず入れてます。手放す練習ですね。
ありがとうの言葉、意識しないと忘れてしまいますがまた意識して使っていきたいと思います。
今年のトレードも毎月月間プラスで終われそうです。来年も焦らず余裕をもってトレードをしてまいります。今年も1年お世話になりました。ありがとうございます。
息子さんおめでとうございます。末永くお幸せに。
寒い日が続きますので迷晴れさんもお身体にお気をつけて、よいお年をお過ごしください。
温かいお言葉、そして長い間のご支援、また、息子のお祝いのお言葉も本当にありがとうございます。
月間プラスでのトレード、素晴らしい成果ですね。来年も焦らず余裕をもって、更なる成功をお祈りしています。
寒さが厳しいですので、くれぐれもお自身もお体を大切にして、良いお年をお迎えくださいませ。
迷晴れさん、お久しぶりです。
今年も聖夜に語る有難うございます。
毎年この時期の密かな楽しみとなっています。
今回は私と迷晴れさんの共通点にビックリしました。
冒頭の手相の話ですが、自分にもマスカケ線があります、なんだか嬉しくなりました。
自分は左右共に綺麗なマスカケ線があり、昔ちょっと手相の分かる知り合いに徳川家康と同じだって言われたことがあります。
話は変わりますが、息子さんのご婚約おめでとうございます。
私にも娘がいますが、うちの娘も自分の気持ちをうまく相手に伝えられないコミュニケーションプロブレムのある子で、個性も強く子育ては苦労しました、昔娘が問題を起こしたときなど「ふつうはこんな事しないぞ」怒ってましたが、ちょっと待てよ?
普通って何だろう? 私が思ってるふつうは娘にとっては普通ではなく、1万人には1万人の普通があってしかりではないのか? と思うようになりそれまでの事をかなり後悔したことがあります。
娘の将来のために、何かを残さなければと始めたFXも毎年プラス収益で終われるようになりました、必死に迷晴れさんの動画で勉強したおかげです。
迷晴れさんのトレードスタイルが少し変化して最近は2・3日保有のロングデイトレ?みたいになってきましたが、自分も4時間足中心で週に2・3回のエントリーが主流になってます、今もドル円のショート持ったままです、チャートを見る時間も昔に比べかなり少なくなりました、少しでもパソコンを離れ、家族との時間を取りたくてこのスタイルになってきました。
来年私は年男です、いよいよ還暦を迎えることとなりました。
来年の目標は、一度オーストラリアに戻りスーパーアニュエーション(日本では確定拠出年金)の出金の手続きをすることです、60歳にならないと税金がかかりますのでこの時を待ってました! その時にオージードルが強いことを祈ってます! 祈って下さい!
最後に迷晴れさんファミリーにとって良い年になります様にお祈りしております。
来年もその先もずっと良い年であります様に!
お久しぶりです!嬉しいコメント、ありがとうございます。『聖夜に語る』を楽しみにされているとのこと、とても嬉しいです。
左右に美しいマスカケ線があるとは、(ボクにもあります)なんとも興味深いですね。
また、お娘さんのこともおっしゃっていただき、共感いたします。個々の“普通”があることを理解することは大切ですね。そして、娘さんのために始めたFXが毎年プラス収益になるなんて、素晴らしいです。ボクの動画がお力になれたこと、本当に嬉しいです。
来年は還暦を迎えるとのこと、おめでとうございます!オージードルの強さも一緒にお祈りします!
最後に、momikiさんファミリーにとっても素晴らしい年になりますように、心からお祈りしております。来年もその先も、幸せな瞬間がたくさんありますように。
今年もお世話になりました。
いつも素晴らしい、コンテンツをありがとうございます。
「聖夜に語るシリーズ」今年もハートランド片手に楽しませていただきました。
今年はコロナ禍も去りつつあるのか、本業が忙しくなり、テレワークの傍らチャートを見続けるという有難い環境から離れ、ほんの少しの時間を見つけトレードする習慣となりました。
結果的に、これまで5分・15分足を見ていたのが、1時間・4時間を中心に見るようになり、無駄なエントリーが減ったかなと思います。
まだまだ発展途上ですが、「まずは生き残ろう」と意識して日々過ごしています。
約5年間、退場せずに続けられているのは、迷晴れFXで相場の基本を教えていただいたおかげだと感じております。
今年は、検証不足を痛切に感じたので、時間を有効に使って、来年はターゲットを絞った検証を積み上げる1年にしたいと思います。
最近気候の変動が激しいので、お体には気をつけてお過ごしください。
来年もよろしくお願いいたします。
ハートランド片手に「聖夜に語る」を楽しんでいただけて、とても嬉しいです。
お仕事が忙しくなりつつある中、1時間・4時間足に焦点を当てることで、エントリーの精度が向上したとのこと、おめでとうございます。
来年はターゲットを絞った検証を進めるとのお考え、素晴らしい目標ですね。地道に積み重ねていくことで、確かなスキルの向上に繋がることでしょう。
来年もご一緒できることを願っております。どうぞよいお年をお迎えください。
迷晴れさんクリスマス動画ありがとうございます。
今年も本当にありがとうございます!
ようやく本当にようやく今年の9月末からフォレックステスターで何をしていいかが分かり始めて来ました。
2年前くらいにHさんが言われてた目線の訓練をひたすらにやってます。
あの時からやってればもうすでに出来てそうだなと思いながら毎日ぼちぼちやってます。
週足日足の4本値、上昇下降3波など言われてる意味が分かって来だしてます。
まだまだこれで本当に行けると言うレベルまでは達してないですが最近楽しいです!
これからも地道に楽しんでやっていきます!
本当にありがとうございます!
来年もよろしくお願いします!
嬉しいお言葉、ありがとうございます。そして、9月末からForex Testerを使い始め、何をすべきかが分かり始めたとのこと、素晴らしい進展ですね!
また、Hさんが2年前に言われていた目線の訓練を毎日ひたすらに続けている様子、その粘り強さに敬意を表します。最近は楽しいとのこと、これが一番大切なことですね。地道に楽しんでいく姿勢が、長期的な成果に結びつくことでしょう。
来年も一緒に成長できることを楽しみにしています。どうぞ良いお年をお迎えください。また来年もよろしくお願いいたします!
今年も一年ありがとうございました。
多難な時代にあって、こうしてまた迷晴れ様と無事に節目を迎えられたことを嬉しく思います。
自分にとって迷晴れFXは存在が大きすぎて、まだ上手く言葉にできません。
ご子息様ご結婚おめでとうございます。
育児の苦労心中をお察しいたします。
実は自分も(?)20代の半ばにASDの診断を受けました。迷晴れFXが誕生した頃です。
知能はふつうであり社会生活はなんとか営めておりますが、物心ついたときから新規性を避ける傾向にありこだわりがつよく、正義感と平等意識に篤く冗談が通じにくいため人間関係の衝突が絶えず、20代は20回以上は転職を繰り返す…という日々を送っておりました。(楽して稼げる仕事は必ずあるという伝説の聖杯探しに意気込んでいた部分も否めませんが)
自然、人とのかかわりが薄くてもやっていける仕事を渇望しておりましたが、田舎のためなかなか難しい状況でした。
そんななか出会ったのが迷晴れFXでした。ワラにもすがるようななかで出会った本当にありがたい出会いでした。
しかし大変苦労いたしました(笑)
迷晴れFXくらい「シンプルであるが簡単ではない」を顔面ストレートされた経験はあまりないです(笑)。
それだけに迷晴れ様の先見性、洞察力、分析力にはいまでもこれからも敵う気がしません。
「復活者5人組」をはじめここにコメントされている常連様方も尋常の人たちではありませんよね…なんとなくわかります。
これからもたくさん勉強させていただきます。
いつかまた困難が訪れても迷晴れFXで学んだ知恵、本質的なものをベースにやっていけるようにしたいです。
年末年始もご自愛ください。
来年もよろしくお願いいたします。
今年も一年、ありがとうございました。
人間関係の中での苦悩や転職の経験に共感いたします。このチャンネルがjariさんにとって支えとなり、出会いに感謝の気持ちを感じていただけたこと、とても嬉しく思います。
『シンプルであるが簡単ではない』という経験、笑いながら振り返る姿勢は素晴らしいですね。jariさんの言葉には、困難を乗り越えてきた強さと前向きなエネルギーが感じられます。
これからも共に学び、成長していく喜びを分かち合えることを楽しみにしています。年末年始も安らかなひとときをお過ごしください。
聖夜に語るシリーズありがとうございました。
毎年の楽しみになり、早数年。これを聞くと年の終わりを感じます。
今年は3月末で退職し、4月からは専業の道へと進む決意をし、以降、ひたすら、ひたすら検証と練習の日々でした。
気付いたら春が終わり、夏も過ぎ、今に至るといったところです。
こんなに1年があっという間に終わったのは人生で始めてだったかもしれません(笑。
年明け以降、いよいよ実トレードを行う予定にしているのですが、本音を言えば、まだ不安なところもあります。
ずーーーっと、1つの局面に絞って練習してきているので、だいぶ上達している実感はあるのですが、やればやるほど、できないところ、足りないところが、日々でてきます。
もっともっと、極めてから本番に移りたい気持ちもあるのですが、家族を養っていく立場でもあり、いつまでもゆっくりやっていられないな、とも思っています。
もちろん、技術の上達なんて突き詰めれば上限がないので、完璧を求めずに、どこかのタイミングでは本番へ移行しないといけないことは、わかっているのですけれど笑
つらつら書きましたが、あまり気負わずに行きたいとは思うところですので、また来年もよろしくお願いいたします(^^♪
『聖夜に語る』をお楽しみいただけて、とても嬉しいです。
退職からの新たな一歩、専業の道への挑戦、不安や足りないところが出てくるのは当然のことで、最初から完璧を求めずに、その都度改善していけば大丈夫です。気負わず、楽しんでいきましょう!
来年もお互いにとって素晴らしい年でありますように。
いつも素敵な動画をありがとうございます。
気付けばもう10年になるのですね。ボクにとっても「聖夜に語る」シリーズは年末の風物詩になりました。
ボクも自然が大好きで海を眺めては海の音に耳を澄まし、山へ出かけては森の澄んだ空気を体いっぱいに感じる、こんな事でとても元気とパワーが沸いてきます。ちなみに、今までいった場所で思い出深かった場所は屋久島です。またいつか行きたいなあ、なんて家族で話しています。
今年はすっかりとコメント投稿も少なくなってしまいましたが、迷晴れさんのコンテンツを励みにブレイクアウトする人が一人でも多く生まれたらいいなぁ、なんて願っています。人の人生を変えてしまうパワーのあるコンテンツ、これって素晴らしいコンテンツだと思います。
来年ですが、「リメイク動画」なんてシリーズはどうでしょうか?例えば「レンジブレイクの極意」などをここ1~2年のチャートに合わせてリメイクする・・・等。週ナビなどでは情報量が多く、さらっと流される場面でも、1つの技術に絞って帰納的に紹介されるとビギナーの方などは「これだけ練習してみよう」なんて思うのかなぁ、なんて考えてみました。そもそもの大前提がチャートが読めるようになる、というのはありますが。
それでは、今年もお世話になりました。よいお年をお迎えください。
いつも温かいコメントをありがとうございます。
10年もの歳月が経つとは、本当に早いものですね。『聖夜に語る』は、すっかりが年末の風物詩になりました。このコンテンツが誰かの人生に触れ、変化をもたらせることは大きな喜びです。これからも皆さんにとって有益な情報を提供できるよう努力していきます。
そして、リメイク動画の提案、素晴らしいアイデアですね。(実は、同じことを考えていましたが、今年は着手できませんでした)来年は初心者の方に焦点を当て、新規の視聴者さんの獲得を頑張りたいと思います。
今年もお世話になり、心から感謝しています。良いお年をお迎えください。来年も素敵な瞬間がたくさんありますように。
ととらくと申します。初めて投稿いたします。
マヨ晴れFXとの出会いは2年前になります。当初は後付解説動画だと思い流し見程度でしたが、情報の量、質ともに他サイトを圧倒しており気づけばFXは「マヨ晴れFX」のみの視聴になっていました。
内容はシンプルなのに理解出来ないもどかしさ、噛み砕いた説明なのに理解できない。そういった状態が1年以上続きましたがようやく今年の6月から毎月の収支がプラスになりました。
マヨ晴れさんの情報はコンパクトに纏まっていますが、私にとっては情報量が多すぎたようで「基礎、基本編」もまだまだ使いこなすには遠く及びません。
現在は1時間足とSMAを使ったシンプル手法に落ちついています。そのトレードの中でマヨ晴れさんの教えを実感する場面が多々あります。
「ひとつの手法を深堀り」するのがトレードの深淵に近づく最短距離だと実感する日々です。
本当に価値のある情報を毎週発信いただきありがとうごさいます。
動画アップありがとうございます。
相場での学びは自身の人生を深く知ることに通じると確信しています。
星野道夫氏のエッセイで表現されている「もうひとつの時間」
相場をやっていなければ僕の理解はとても浅いものでしょう。
同時にまどみちお氏の詩で表現されている折り重なる事の出来ない「いること」の素晴らしさは感じとれなかったと考えています。
トレーダーを志した想いを発端に数多くの本物の事を学んでいる。
当時マヨハレ様に憧れた僕の直感は正しかったと確信しています。
相場での学びが人生を深く知る手助けになること、素晴らしい洞察ですね。相場を通じた経験が深い感受性をもたらしていることが伝わります。これからもトレードや人生を通じて得た洞察を大切にして、共に更なる成長を遂げていけたら最高です!
迷晴さん
明けましておめでとうございます。昨年度も大変お世話になりました。今年も何卒よろしくお願いいたします。
クリスマス動画の拝聴大変遅くなりました。ありがたく味わうように見させていただきました。
迷晴さんの動画に出会ったのが2021年の頭でしたのでもう丸3年立ちます。
自分は32歳ですが、この3年間は自分の人生の中で最も辛い3年でした。
大学院を卒業し新卒から勤めている会社での仕事が全く上手くいかず、ストレスと過労が限界を迎え体調を壊し適応障害になりました。婚約を考えていた彼女とも別れました。
学生時代は自分で言うのもアレですが周りからの人望も厚いリーダーで、様々なことに挑戦しては結果を出し自信に満ち溢れていたのに、今ではまるで別人のように落ちぶれてしまいました。
ただ休職中、自分を見つめ直し、迷晴さんの過去の雑談シリーズなども拝見しながら考えを深ぼっていき、今ではこの状況って逆にチャンスだなと思えるようになりました。
自分の強み弱み価値観とマッチしない環境で、周りと比べながら、会社の期待を第一優先に気合と根性だけで乗り越えようとしてきた、それが間違ってたことを教えてくれたのだと。
強制的に立ち止まらせて、自分が本当に生きたい人生を見つめ直す機会を天が与えてくれたのだと。
本当に救いだったのは、自分を深掘って行く中で、自信も何もかも失ったように見えたけど、心の一番奥底では、自分のポテンシャル・可能性をまだ信じている自分がいることに気づけたことです。
自分は要領が悪いので、なんの分野でも始めた時は大体人並み以下のドベでスタートすることが多いのですが、振り返ると結局最後に笑って上に立ってるのは自分だった事が多かったんです。過去の頑張ってた自分が今の弱った自分に希望を与えてくれています。この現状もまだ登りの途中経過。
最近自信ってフラクタル構造だなと思っています。自信ないしでも自信あるしやっぱ自信ないしだが結局自信ある。
掘って行った一番奥底にいた自分が自信ある自分であったことを嬉しく思います。
年始からよく分からない暗めの長文自分語り大変失礼致しました。。
今年は絶対に専業トレーダーになり、サンクスメールを送らさせていただきます。
トレードスキルをエンジンに、自分が本当に実現したい価値創造に向けてスタートを切ります。
昨年覚悟を決め、沢山の大切なものを手放したおかげか、心が青白い炎のように研ぎ澄まされています。こんな感覚は初めてです。絶対にやったります。
迷晴先生、今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。そして、昨年度は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
逆境が新たなスタートへのチャンスに変わり得ることを感じることができるのは素晴らしいことです。おっしゃる通り、自信はフラクタル構造のようなもので、一時的に揺らいでも、内面の奥深くに確固たる自分が存在している自覚があることは、未来に向けての一歩を踏み出す力となります。
ボクはロードムービーが好きなのですが、そのせいか、現実を過去として捉えるクセがあります。いまの出来事が過去のように思えるのです。たくてぃむさんも、望む未来に向かう”道半ば”なんだと思います。
新しい年が、青白い炎のように、エネルギッシュで前向きなスタートとなりますように。この道の先に、きっと、素晴らしい出会いや未来が待っていますよ。