4Nov
週刊チャートナビ458回(2023.10.30~2023.11.03)は、今週のドル円・ユーロドル・ポンドドルの環境認識と攻略ポイントの解説。「今週の深掘り」ではトレードに役立つケース・スタディをします。
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ドル円
今週の見通し
概要
大局は2022年高値を目指す上昇相場だが、日足SMA21と100日移動平均線の乖離幅があるので、150.00でレジスタンスされると、日足上昇チャネル安値付近を試す動きになるかもしれない。
- 先週足終値は150.00を未更新、150.00のブレイクは”ダマシ”になる可能性アリ。
- 3週前安値をMトップの仮ネックと見る。
- 10月足終値と150.00の確定位置に注目。
- イベントの結果次第でシナリオ変更アリ。
- 重要経済指標:月末リバランス・日銀金融政策決定会合(植田総裁会見)・米国ADP雇用統計・米国ISM製造業景況指数・FOMC(パウエル議長会見)・米国雇用統計・米国ISM非製造業景況指数
売り手の注目
- 先週足終値は150.00でレジスタンス。
- 150.00更新が”ダマシ”になれば、一時的にベア優勢になる。
買い手の注目
- 大局は上昇相場、150.00を日足終値が更新。
- 日銀金融政策決定会合での急落に備える。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2022年高値 |
TR中段 | 先週高値と3週前安値(仮ネック) |
TR下段㊦ | 10.03安値(BOJ介入) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
150.00レジスタンスを重視、先週の高値更新が”ダマシ”になれば、3週前安値を目安にショート。
4時間足ブルの視点
大局の上昇相場を背景に下げ止まりから買う。
今週の値動き
火曜日の「日銀会合」による大陽線が、150.00と前回の高値を更新、その後、150.00付近で押し目買いを狙ったが、「雇用統計」の数字が弱くで不発となった。
今週の攻略ポイント
火曜日の日銀大陽線を押し目買い(不発)。
火曜日の「日銀会合」は、”YCCの修正”が前日に事前リークされて、織り込み済だったため、一方的に買われて大陽線になった。サプライズによるリスクを避けるなら、火曜日の大陽線を受けてから「雇用統計」のタイミングで”上昇3波押し目買い”を狙うのが賢明です。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.日銀大陽線が前回の高値を更新。
フェーズ2.雇用統計で上昇3波押し目崩れ。
10/30月曜
- 先週安値付近(日足MA21+4時間足上昇チャネル)まで深く押された。
- 波は150.00を更新するも、先週足終値は未更新。
- 明日の日銀会合待ちの相場になるかも。
ベアの視点:先週安値付近の押し目崩れで、2週前安値へショート。
ブルの視点:先週安値付近のサポートで押し目買い。
- ロンドン時間、149.50のサポ-トを確認するも、明日に「日銀会合」を控えて様子見。
- NY時間、”YCC再修正”のリーク報道で急落。
10/31火曜 日銀金融政策決定会合(植田総裁会見)
- NY時間にリーク報道。「明日の日銀金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)を再修正へ」との日経新聞の記事をきっかけに円が買われて2週前安値まで急落。
- 本日の日銀。政策変更がなければドル買い、変更があれば、ある程度下落するだろうが、上限金利を少々上げたとしても、マイナス金利であることには変わないので押し目買い。
ベアの視点:2週前安値の押し目崩れで3週前安値へショート検討。
ブルの視点:2週前安値のサポートで押し目買い。
- 東京時間、2週前安値ネック抜けで青1打診買い(前日のリークでYCC修正は織り込み済)、その後、「日銀会合」で円安が進行。
- ロンドン時間、15分MA反発で青2ロング。
- NY時間、2022年高値付近に到達、5本目の4時間大陽線クローズでアウト。
11/01水曜 米国ADP雇用統計・米国ISM製造業景況指数・FOMC(パウエル議長会見)
- 結局、月曜日の「YCC修正報道」による急落安値が押し目となり、日銀会合で円安が進行、2022年高値にほぼ到達したので注視したい。
- 日銀の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持した上で、長期金利の上限を「1%」に厳格に抑えるとしてきたこれまでの運用を改めて、上限を「1%をめど」に見直し、金融政策の運用をより柔軟化することが決まった。しかしながら、結局は、他国との大きな金利差はそのままであり、円安が進むだろう。
ベアの視点:2022年高値到達後、買いポジの利益確定狙いで売り。
ブルの視点:2022年高値周辺での値動きをみて対応。①更新後に押し目買い。②下に押せば火曜大陽線を押し目買い。
火曜の日銀大陽線の押し目待ちでノーポジ。
11/02木曜
火曜大陽線の押し目を探る動きで先週高値まで下落。
ベアの視点:火曜大陽線の押し目(先週高値)崩れで150.00周辺を目安にショート。
ブルの視点:火曜大陽線を押し目買い。押し目候補は先週高値と150.00周辺。
- 東京・ロンドン時間は150.00で押し目待ち。
- NY時間、150.00下の”ダマシ”を確認、これを逆三尊の頂点に見立て、翌日の「雇用統計」を待つ。
11/03金曜 米国雇用統計・米国ISM非製造業景況指数
- 火曜日の大陽線は150.00(FR61.8%)まで押されて反発。
- 米国雇用統計待ち。
ベアの視点:150.00の押し目崩れで、先週安値へショート。
ブルの視点:150.00の逆三尊、または、Wボトムで押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、「雇用統計」待ち。
- NY時間、150.00逆三尊肩ライン付近で押し目買いを狙ったが、「雇用統計」の数字が弱く、150.00を下回ってノーポジ。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 2023年安値付近で下降フラッグを形成中。
- イベントの結果次第でシナリオ変更アリ。
- 10月足終値と2023安値の確定位置に注目。
- 重要経済指標:月末リバランス・米国ADP雇用統計・米国ISM製造業景況指数・FOMC(パウエル議長会見)・米国雇用統計・米国ISM非製造業景況指数
売り手の注目
大局は下降相場。月足MA21・200日・100日移動平均線が上値を押さえているので、下降フラッグの成功で、2023安値の更新を期待。
買い手の注目
2023安値サポートから、8月安値への戻りを期待。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 8月安値 |
TR中段 | 先週高値と2023安値 |
TR下段㊦ | 1.0300 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
大局の下降相場が背景、4時間足下降フラッグから、2023年安値更新を狙う。
4時間足ブルの視点
2023安値サポートを重視。4時間足下降フラッグ失敗から先週高値へロング。
今週の値動き
4時間足フラッグ内で上下動が続いた。水曜日のフラッグ安値抜け失敗で、買われやすくなるかと思いきや、上値も重く方向感がなかった。
今週の攻略ポイント
下降フラッグ失敗を意識。
大局が下降相場なので、火曜日の強い上値反発でも下がらず、フラッグ安値抜けの失敗を受けても上がらず方向感がなかった。最終的に「雇用統計」の悪化でドルが売られたが、これは結果論でしかない。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.フラッグ完成を狙うベア派。
フェーズ2.フラッグ失敗でブル派の番。
10/30月曜
4時間足下降フラッグ VS 2023安値サポート。
ベアの視点:先週高値から10.27高値へ切下げれば、フラッグ安値抜けてけショート。
ブルの視点:10.27高値の戻り目崩れで先週高値へロング。
先週高値から10.27高値+1.0600への切下げを待ってノーポジ。
10/31火曜
4時間足フラッグ安値のサポートで先週高値へ戻し始めた。
ベアの視点:先週高値から10.19高値へ切下げれば、フラッグ安値抜けてけショート。
ブルの視点:10.19高値の戻り目崩れで先週高値へロング。
- 東京時間、10.19高値に戻り目形成待ち。
- ロンドン時間、10.19高値を更新したが、タイミングが合わずに買えなかった。
11/01水曜 米国ADP雇用統計・米国ISM製造業景況指数・FOMC(パウエル議長会見)
4時間足フラッグ内の動き。昨日、ロンドン時間の動きを「ダマシ」とみれば、フラッグ安値を抜き易い状況。
ベアの視点:4時間足フラッグ安値のサポート崩れでショート。
ブルの視点:4時間足フラッグ安値のサポートでロング検討。
NY時間、先週安値のサポートで、フラッグ失敗。
11/02木曜
4時間足フラッグの安値のブレイクは先週安値に阻止されて失敗。
ベアの視点:先週安値のサポート崩れで、2023年安値抜きのショート。
ブルの視点:先週安値のサポートを根拠に、火曜日の高値へロング。
- ロンドン時間、1.0600持ち合い上放れ(青1)につく。
- NY時間、火曜日の高値にほぼ到達、4本目の4時間陽線クローズでアウト。
11/03金曜 米国雇用統計・米国ISM非製造業景況指数
- フラッグ失敗から火曜高値まで買われたが、下にも上にも行けずに方向感なし。
- 米国雇用統計待ち。
ベアの視点:1.0600の押し目崩れで、先週安値へショート。
ブルの視点:1.0600のサポートで火曜日の高値へロング。
- 東京・ロンドン時間は「雇用統計」待ち。
- NY時間、「雇用統計」の数字が弱く、先週高値を更新。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 1.2000にWボトムの二番底を形成中。
- 10月高安に先週高安がネスト。
- 重要経済指標:月末リバランス・英国BOE政策金利・FOMC(パウエル議長会見)・米国雇用統計
売り手の注目
大局が下降相場で、月足SMA21が上値を押さえてる。
買い手の注目
1.2000にWボトムの二番底を形成中。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 10月ハラミ高値 |
TR中段 | 先週高安(10月足ネスト) |
TR下段㊦ | 10月ハラミ安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
ベア・トレンドをフォロー。Wボトム二番底(=先週安値)崩れから1.2000更新を狙う。
4時間足ブルの視点
1.2000Wボトム二番底(=先週安値 )から、10月高値ネックを狙う。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1.2000Wボトム二番底(=先週安値)の形成から、金曜日の「雇用統計」でネックライン(=10月高値)を上抜いた。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
1.2000Wボトム二番底狙い。
今週は重要な経済指標が連続するので、多少の逆行に耐えられるよう、先週安値に引き付けて安く買うことを意識した。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
フェーズ1.1.2000ダブルボトム二番底の形成。
水曜日のNY時間、Wボトムの二番底、1.2100での2回目の反発で青1打診ロング、深夜にFOMC、翌日にBOEを控えていたが、先週安値下でロスカットすれば損失は小さい。
金曜日の「雇用統計」で下に押せば、さらに買い増したかったが、数字の悪化で直登してしまい、水曜日のロングを10月高値(=Wボトムのネックライン)で利食って終了。
今週の深堀り
「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。」
松下幸之助さんの名言にこのようなものがあります。
多少突き抜けたぐらいだと、叩かれ潰されることがありますが、完全に突き抜けてしまえば、味方が増え、新しい時代の創造につながる。
この言葉は、FXにも当てはまり、マーケットの”突き抜け感”はトレード・チャンスになります。
トレードにおいて”チャートのわかりやすさ”は正義です。 環境認識をしたうえで、わかりやすい値動きのパターンを覚えてしまえば、手法など全く知らなくても、高勝率なトレードが可能です。
1.出過ぎた杭とは?
2.大陽線・大陰線が機能しないとき。
3.エントリーの極意。
1.出過ぎた杭とは?
FXにおいて「出過ぎた杭」とは、注目価格を明らかに突き抜けた実体の大きなローソク足(大陽線・大陰線)を指します。
勿論、トレードを行う時間軸によって大陽線・大陰線の認識は異なりますが、デイトレや週トレをされているなら、日足の大陽線・大陰線が適当でしょう。日足ローソク足は、すべてのトレーダーが意識していると思われるからです。
150円は強力な節目として注目され、10月に入ってからも、週足終値が4週連続で突破できない状況が続きました。
大局は上昇相場なので、日銀の介入で一時的に円高になっても、中期的には米国との金利差によって円安が進行すると考えられるので、少なくとも、2022年高値までは押し目買いできそうです。
月曜日の「リーク報道」で、2週前の安値へ押し目を付けに急落。この動きが翌日の「日銀会合」に織り込まれれば、そのまま円安が進むと予測しました。
ただし、「日銀会合」でサプライズがあれば、さらに下押しされる可能性もあるので、リスクを減らすには、火曜日の大陽線を押し目買いするのが賢明です。
今週の初めでは、150.00の更新に関して意見が分かれそうですが、火曜日の大陽線を見ればブル派に傾くでしょう。150.00円という注目価格を突破した日足の大陽線に焦点を当てる人が多ければ、押し目買いの成功確率が高くなります。
2.大陽線・大陰線が機能しないとき。
全てのWボトムやWトップが反転シグナルとはならないように、全ての大陽線・大陰線が押し目買い・戻り売りの機会を与えてくれるわけではありません。
大陽線や大陰線は、経済指標やや要人発言によっても現れるので、そのすべてが押し目買い・戻り売りを約束しているわけじゃありません。
結局は上位足の環境次第で、”その現象がどこで起こるか”が重要です。裏を返せば、相場の環境認識力さえあれば、手法など全く知らなくても、WボトムやWトップ、大陽線や大陰線といった単純な現象だけで十分勝負できるというわけです。
大陽線や大陰線が機能する条件のひとつは「ブレイク足」であることです。
今週のドル円なら、火曜日の大陽線終値が、150.00と先週高値を明らかに突き抜けるのが絶対条件になります。もし、ブレイク足でないなら、大陽線をみて押し目買いしても成功率は低いです。
二つ目の条件は、上位足のレジスタンスやサポートまでの値幅が確保されていることです。
例えば、2022年高値は日足レベル以上のレジスタンスという見方ができるので、その分だけ、押し目買いによる高値更新の成功率は下がります。
ただし、高値更新は狙えなくても、150.00から2022年高値への値幅は十分に確保されているので、2回目の上値試しなら問題ありません。
三つ目の条件は、重要な経済指標や要人発言がないことです。
今週は金曜日の「雇用統計」が運命の分かれ道となりました。もし、強い数字になれば、普通に押し目買いされていたでしょう。
3.エントリーの極意。
大陽線からの押し目買い戦略が正しくても、エントリーのタイミングを見誤ると勝てません。
エントリーの極意は、相手の決済タイミング(損切りや利益確定)に合わせてポジションを持つことです。
そのために、まずは、火曜大陽線の”押し戻し”による売りを受けますが、この”売りを受けるという現象”が押し目を形成することになります。ボクは先週高値と150.00で売りを受けようと考え、先週高値の押し目が崩れたので、150.00の逆三尊を本命としました。
水曜と木曜で売ってる人たちは、150.00で押し目形成の動きが出れば”利益確定”で買い戻し始めます。そのシグナルを”逆三尊”としましたが、結果は「雇用統計」の悪化で150.00の押し目が崩れ、買いのポジションを建てることができませんでした。
相対する側の心理状態から、エントリーのタイミングをはかる方法は、理屈を理解しただけではうまくいきません。
マーケットの歓喜や断末魔といった心の声を聴くには、かなりの練習が必要です。
しかしながら、WボトムやWトップなどのフォーメーションだけでタイミングをとるより精度も上がるし、枚数を増やしていく過程で、損切り幅を小さく抑えたいなら、必須のスキルになるでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 2022年高値に頭を押さえられれば、100日移動平均線への乖離を埋める動きが出るかもしれない。
- 大局は上昇相場だが、2022年高値は天井感アリ、日銀の為替介入にも警戒。
- 「日銀会合」で円安が進み2022年高値に到達後、150.00の押し目が「雇用統計」の悪化で崩れて一段下げた。
売り手の注目
先週の同時線を含め5週連続で150.00円を未更新、かつ、2022年高値はドルの天井感がある。
買い手の注目
10月陽線終値は150.00を更新、大局は上昇相場なので高値更新に期待。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 10月高値 |
中段 | 11.03雇用統計高値と先週安値 |
下段㊦ | 10月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2022高値レジスタンスを重視。①「雇用統計」下降波を戻り売り。②先週安値割れで10月安値へショート。
4時間足ブルの視点
大局の上昇相場が背景。①先週安値を下回るまで押し目買い。②10月安値まで売られればロング検討。
ユーロドル
概要
大局は下降相場で、2023年安値に4時間足フラッグを形成。先週は4時間足フラッグ安値を騙してフラッグ高値まで買われた。
売り手の注目
大局の下降相場を背景に、4時間足下降フラッグ戻り売りに期待。月足MA21・200日・100日移動平均線の押さえと、戻り売り候補の日足下降チャネルとのランデブーが近い。
買い手の注目
10月同時線は2023安値でサポート。4時間足下降フラッグでの戻り売りが失敗すれば、9月高値への上昇が見込める。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 9月高値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 1.0400 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
大局の下降相場が背景。4時間足下降フラッグと日足下降チャネルのランデブーで戻り売り。
4時間足ブルの視点
2023安値サポートを重視。4時間足下降フラッグと日足下降チャネルの戻り売り失敗で9月高値へ買う。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (2)
いつもご教授頂き有難うございます。最近気づいたのですが自分が負けるパターンで多いのは、レンジ帯を抜ける前に抜け期待で入っての逆行損切りです。上位足の大局を見てその押し目、戻り目でレンジ帯になった所で入っているのですが、動画内でも解説されてましたように大量の損切り、利確が入らなければ大きく伸びません。トレンドフォローといってもまだ揉み合いの最中に入ってしまうのはあまりいいトレードではないと思います。やはり大陽線、大陰線が出てから売買の検討をするようにしたいです。上位足のブレイクを確認して下位足の押し目、戻り目で入るとマニュアル通りにいうのは簡単ですが、もっと細かい所までしっかり詰めていかないと、方行はあっていたのに負けてしまうという結果を繰り返してしまいます。その為には上位足だけの環境認識だけでなく下位足、特にエントリーに使う5分足、15分足の環境認識もしっかり行ってポジションが貯まってるかどうか、損切り利確が集中しているのはどこかを狙いたいと思います。押し目買い戻り売りは基本ですが、どこがその押し目戻り目なのかわかりにくいことも多々あると思いますので、逆の発想でここを超えたら大きく伸びそうという所に新規の逆指値注文を置いて狙うのもいいかもしれません。そうしたトレードも少しずつ取り入れていきたいと思います。
おつかれさまです。
『神は細部に宿る』
物事を大きく見て、小さなことをおろそかにしない。「ここを超えたら大きく伸びそう」この細部の探究に神が宿るかもしれませんね。