25Mar
週刊チャートナビ426回(2023.03.20~2023.03.24)は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの”ドルストレート通貨”の一週間を振り返るチャート考察です。
今週の為替相場解説
ドル円
今週の見通し
概要
128.0(=22年陽線押し目買い)と200日MA+12/20高値のレンジ相場中央で方向感がない。
- 米国の金融システム不安の影響でドル売りとなり、先週は350ピプスの下落、128.0上昇波の61.8%ポイント付近の1月CPI安値まで押された。
- 重要経済指標▷FOMC+パウエル議長会見
売り手の注目
- 200日MA+12/20日銀高値のレジスタンスからベア・トレンド発生中。
- 4時間足レベルは下目線(134.0割れ)
買い手の注目
- 128.0の22年陽線押し目買いが意識される。
- 1月CPI安値付近は128.0上昇波の61.8%押し目候補。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤:12/20日銀高値
TR中段:先週高安(安値側は1月CPI安値)
TR下段㊦:2/10安値(128.0上昇波の深い押し目)
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
12/20日銀高値レジスタンス背景。12/20高値ベア・トレンドを押し目形成まで戻り売り。
4時間足ブルの視点
22年陽線押し目買い背景。1月CPI安値付近に押し目をつくればロング。2/10安値付近に深い押し目をつくればロング検討。
今週の値動き
1月CPI安値の月曜陰線コマ足の抜け方をみて「アンダー・シュート」を疑い、さらに、FOMCを受けて水曜陰線終値が1月CPI安値でサポートされたのをみて、131.0、もしくは、月曜安値での2番底ロングを狙った。
今週は1月CPI安値下で、今週足が下髭になるところを買いたかったのだが、このシナリオが崩れ、金曜日は2/10安値+130.0を試した。
水曜日の売り場も、FOMCと重なってしまい、面白みのない一週間だった。
今週の攻略ポイント
大局は12/20日銀会合高値と128.0のレンジ相場。
先週の週ナビでもお伝えしたが、ドル円の大局は、12/20日銀会合高値と128.0のレンジ相場であり、現在値にあまり方向感がない。
1.今週の基準を設定。
大局はレンジ相場と見たが、今週の動きのなかでは「1月CPI安値」を基準として、ここに上位足の押し目形成をイメージした。
そのため、月曜終値の抜け方をみてアンダーシュートを疑い、月曜安値を1番底とみて、火曜は月曜高値のネックラインまでロング。
20,21
2.FOMC前の調整局面に注意!
水曜のロンドン時間、月曜高値のブル・トラップに飛びつき買いしてないだろうか?
イベント目前の相場はフォローされづらいので気を付けたい。
もし、買うなら、押し目のサポートだけでなく、上昇フラッグの完成などを待つべき。
22
3.1月CPI安値、上位足押し目形成の失敗。
FOMC+水曜終値が1月CPI安値でクローズしたので、131.0で2番底を狙ったが、月曜安値で2番底をつくりかけた。
しかしながら、金曜、月曜安値の2番底が崩れたので、2/10安値へショートした。
23,24
毎日の見通し
03/20月曜
ベア・トレンド発生中だが、1月CPI安値は128.0上昇波の61.8%ポイントの押し目候補になる。
ベアの視点:1時間チャネル高値への戻りを待って1月CPI安値へ戻り売り。
ブルの視点:ベアトレンドの戻り売りを受け、1月CPI安値サポートでロング。
03/21火曜
前日陰線終値が1月CPI安値を10ピプス程ブレイク。
ベアの視点:1月CPI安値更新からのベア・トレンド戻り売りは安値を掴むリスク有り、1月CPI安値付近のサポート崩れで2/10安値へショート。
ブルの視点:1月CPI安値サポート×1時間チャネル高値抜けでロング検討。
03/22水曜 FOMC+パウエル議長会見
- 月曜高値を上抜くと、1月CPI安値抜けのダマシが確定。
- 東京時間現在、FOMCが政策金利を変更する確率をFedWatchToolで調べると、87.1%の確率で4.75~5.0(前月対比+0.25%)への利上げ、また、12.9%の確率で4.50~4.75(前月対比±0%)で「利上げ見送り」となっているのは、金融不安への対応を優先する可能性があることを示唆しています。
ベアの視点:ベア・トレンド根拠に戻り売り。月曜高値レジスタンスで1月CPI安値2番底へショート。
ブルの視点:①月曜戻り高値の崩れで金曜高値へロング。②1月CPI安値付近の2番底形成でロング。
03/23木曜
- 米2月FOMCは市場予想通り、0.25ポイントの利上げ、利上げ継続方針を維持。
- FOMCで150ピプス急落して、前日陰線終値は1月CPI安値でサポート。
ベアの視点:ベア・トレンドを根拠に131.0W2番底崩れで2/10安値へショート。
ブルの視点:131.0WB2番底形成で4時間チャネル高値へロング。
03/24金曜
月曜安値→131.0への安値切り上げを考えたが、月曜安値まで売られて2番底を形成中。
ベアの視点:月曜安値2番底崩れで2/10安値へショート。
ブルの視点:月曜安値2番底サポートで水曜高値目安にロング。
毎日の値動き
03/20月曜
東京時間、1時間チャネル高値までは戻らず、V字天井で売られ始めたが、1月CPI安値からの切上げリスクでショートは見送り。
ロンドン時間、1月CPI安値を4時間陰線終値がブレイクするも「アンダー・シュート」を疑う。
03/21火曜
東京時間、131.5→131.0への安値切り上げ待ち。
ロンドン初動、131.5→131.0安値切上げ、4時間コマ足高値抜けで、1時間チャネル高値への戻りを青1ロング、4時間大陽線クローズで半決済。
翌日の東京時間、月曜高値反発でアウト。
03/22水曜
ロンドン時間、月曜高値をブレイクしたが、FOMCを控えてノートレード。
03/23木曜
東京時間、131.0をブレイク後、ロンドン時間は戻り待ち。
NY時間、1月CPI安値まで戻ったのが深夜になってしまいノートレード。
03/24金曜
東京時間、月曜安値130.5Wボトム2番底崩れで赤1戻り売り。
ロンドン時間、2/10安値到達でアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
本流ブル・トレンドVS.1.10ベア・トレンド(修正波)とみる。
- 15日のクレディ・スイスの株価暴落からユーロが暴落、2月安値まで押されたが底固く、仕切り直しで上昇中。
- 2月安値の底固さを根拠に買い選好。
- 重要経済指標▷FOMC+パウエル議長会見
売り手の注目
月足MA21のレジスタンス。
買い手の注目
- 2月安値底固さ。
- 100日MA+日足チャネル安値のサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤:1月CPI高値
TR中段:先週高安ピンバー
TR下段㊦:1月安値(=日足ラス押し安値)
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週の暴落高値が意識されてレジスタンスされれば、下値試しのショート検討。
4時間足ブルの視点
2月安値サポート背景。先週高値への全戻しを狙ってロング。上げ止まって下値を試せば、先週安値との安値切上げでロング。
今週の値動き
今週は2月安値の底固さを根拠に、週の前半は「買い選好」だった。
水曜のFOMCで1月CPI高値を更新すると、1月高値まで買われた。
1月高値まで上昇すると、手前に月足MA21が意識され強く反発した。
ちなみに、1.10スーパーキリ番は22年陰線の戻り目候補。2月高値に1番天井をつけていて、1月高値は2番天井候補なので、来週以降は、上位足の戻り売りに注意!
今週の攻略ポイント
2月安値の底固さを根拠に1月高値まで買い選好。
2月安値は本流ブル・トレンドの押し目候補であり、過去の経緯が「底固さ」を示唆していたので、1月高値到達まで特に売る理由はない。
1.ブル・トレンドをフォロー
月曜からブルトレンドをフォローするなかで、一旦、頭を押さえられるなら、クレスイ高値と1月CPI高値だろうとみていた。
月曜の押し目買いでクレスイ高値まで狙い、火曜日はこれを上抜いたので増し玉、1月CPI高値到達まで利を延ばした。
20.21,22
2.FOMCの決め打ちはギャンブル。
1月CPI高値の揉み合いを上抜けば、いかにも急騰しそうだったが、FOMC前の仕込みはしなかった。
中銀イベントは、政策金利の発表だけでなく、その後のトップ会見の内容で大きく動くこともある。
『FOMCは予想通り0.25%の利上げを決定したものの、声明で進行中の利上げに関する言及が削除されたことが重しとなった。会合後の会見で、パウエル議長が利上げ休止も検討したことに振れると、米金利低下・ドル売りが強まった。その後、パウエル議長が「FRB当局者らは今年の利下げを見込んでいない」と述べると下げ渋った。』
パウエル議長がハト発言かタカ発言かなんて、事前にわかるわけがないので、決め打ちによる短期トレードは、ほぼギャンブルと思ってる。
3.1月高値は22年陰線の戻り目2番天井候補。
1月高値まで買われると、22年陰線の戻り目である1.10スーパーキリ番の影響を受け始めるので「高値掴み」に注意!
しかしながら、1月高値の三尊天井完成が深夜になってしまい売れなかった。
23.24
毎日の見通し
03/20月曜
15日クレディ・スイス大陰線のはらみだが、2月安値の底固さを重視。
ベアの視点:先週高値下で上げ止まれば、下値試しのショート検討。
ブルの視点:先週高値へブル・トレンドを押し目買い。
03/21火曜
- ブル・トレンドが15日大陰線始値まで戻した。
- ブル・トレンドが先週高値をブレイクするか、上げ止まって、日足チャネル安値+100日MAを試すか。
ベアの視点:先週高値下で上げ止まれば、日足チャネル安値+100日MA下値試しのショート検討。
ブルの視点:先週高値へブル・トレンドを押し目買い。
03/22水曜 FOMC+パウエル議長会見
前日陽線終値が先週高値をブレイク、2月安値(=上位足押し目)を背景に、15日の暴落が全戻しされた。
ベアの視点:先週高値の押し目崩れで、一段下の押し目ボックスへショート。
ブルの視点:1月CPI高値へ押し目ボックスからロング。
03/23木曜
- 米2月FOMCは市場予想通り0.25ポイントの利上げ、100ピプスの急騰。
- 前日陽線終値は月足MA21で反発、FOMC急騰の半値を戻した。
ベアの視点:月足MA21のレジスタンスを根拠に、FOMC高値への上値試しから、FOMC急騰の押し目候補へショート。
ブルの視点:FOMC急騰をFOMC高値へ押し目買い。4時間足+1σとのランデブーが目安。
03/24金曜
月足MA21が意識され、1月高値を頂点に三尊天井を形成、現在はブル・トレンドの押し目を探る動き。
ベアの視点:三尊天井を上に試せば、1月CPI高値へショート。
ブルの視点:1月CPI高値付近に押し目をつくればロング。
毎日の値動き
03/20月曜
東京時間、押し目待ち。
ロンドン時間、1.065強反発後、4本目の4時間足陽転で青1ロング。
NY時間、クレスイ高値で半決済。
水曜、1月CPI高値到達でアウト。
03/21火曜
東京時間は押し目待ち。
ロンドン時間、前日高値抜けで青1ロング。
NY時間、4本目の4時間大陽線クローズで半決済。
翌日、1月CPI高値到達でアウト。
03/22水曜
東京時間、先週高値のサポートを確認できたが、FOMCを控えノートレード。
03/23木曜
東京時間、すでに高値圏なので、1.085黄1押し目買いは見送り。
NY時間、1月高値頂点の三尊天井形成モードに入るも、深夜で売れなかった。
03/24金曜
東京時間、押し目待ち。
ロンドン時間、押し目崩れで急落、FOMC安値をブレイク後、裏反発で赤1戻り売り。
NY初動、クレスイ高値到達後、先週安値上昇波の半値押しとみてアウト。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
22年陰線の61.8%ポイントからWトップで売られたが、ネックラインを抜かずに反発。この事実は、1月高安のレンジの可能性を示唆している。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 1月高安レンジ相場の様相。ネックラインを割っておらず、3/7高値の戻り売り候補も上抜いて方向感がない。
- 重要経済指標▷FOMC、BOE政策金利発表
売り手の注目
1月ハラミ足高値。
買い手の注目
1月ハラミ足安値。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤:1.240
TR中段:2/14高値と先週安値
TR下段㊦:2月安値
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週高値、もしくは、2/14高値でレジスタンスされればショート検討。
4時間足ブルの視点
3月安値ブル・トレンドを、1月高値目安に押し目買い。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1月高値を目指すブル・トレンドが続き、先週高値や2/14高値でのレジスタンスされなかった。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
3月安値発のブル・トレンドをフォロー。
月曜日の黄1押し目買いはロスカットが遠くて見送り。
水曜日、上昇フラッグ完成で青1ロング、4時間大陽線クローズで半決済、次の4時間足確定で撤退。
1.230付近は1月高値のネックラインであり、1月高値から切り下げる可能性もあり、FOMCとBOEを控えていたのでノートレード。
今週の深堀り
今回の深堀りテーマは、FX初心者の負けパターンの根本的原因とその解決法について。
過去にたくさんトレーダーさんの負けトレードを拝見してきましたが、ポジポジ病、ブレイク飛び乗りなど、FXの負けパターンの多くは「機会損失への恐れ」が原因です。
勝てるところでは勝てるのに、勝てそうにないところで、なんとか勝とうとするせいで、トータル利益が残らない。
なぜこうなるのか?
人はチャンスを逃したくない感情を抱くと、どうしても、目先の動きに釣られてしまうからです。
これを解決するには、目の前の値動きが本物のチャンスなのか、それとも、チャンス・モドキなのかを判別できればいいのですが、不確実な相場世界に判断基準の正解などありません。
なので、トレーダーはチャンス(好機)を自分なりの「理」を以て、自分の内側に定義するしかありません。
正義の定義が人それぞれなように、チャンスの定義も人それぞれです。
ちなみに、ボクは「狙う動き」を基準にして、
「チャンスは狙った動きをトレースするなかにある。」
と定義しています。
こうして、狙う動きにロックオンすることで、本物のチャンスを逃す機会損失のリスクと、値動きに釣られてチャンス・モドキを掴むリスクの両方を回避しています。
具体的には次の3つのポイントを押さえています。
1.狙いを明確にする。
2.狙いをコロコロ変えたり、数を増やさない。
3.狙った結果に責任を持つ。
1.狙いを明確にする。
狙う動きを明らかにすることで、自分の仕事の範囲を明らかにします。
12/20高値と128.0をレンジとみれば、128.0を試す動きもありますが、だからといって、積極的に売る気にもなれない環境です。
そこで、今週のなかでは、1月CPI安値を基準に「上位足の押し目形成」をトレースしました。
1月CPI安値は、128.0Wボトム上昇波の61.8%ポイント付近、128.0に近づくほど、売り持ちの利確や、逆張りロングで、買われやすくなると考えたからです。
こうすることで、狙った動きをトレースする以外、売る気にも、買う気にもならなくなります。
2.狙いをコロコロ変えたり、数を増やさない。
「虻蜂取らず」とは、あれもこれも狙って、結局どれも得られないこと。
デイトレードで「推進波」のみを狙うなら、トレンドの押し目買い・戻り売り、ブレイクアウトの3つくらいしか狙い目はありません。
一週間で数回、毎日あるとは限らないレベルなので、狙い方を毎日変えたり、こっちも狙えるかも数を増やすのはナンセンスといえます。
たとえば、今週のボクの狙いである押し目形成には一週間位かかるので、次の3つのシンプルなプランを立てました。
- ベア・トレンドの「戻り」を待って2番底へショート。
- 2番底形成を待ってロング。
- 2番底崩れで2/10安値へショート。
これで、狙い方が決まるので、月曜陰線終値が1月CPI安値を割っても、アンダーシュートを疑えるし、FOMCで急落しても追っかけて売りません。
この狙いの根拠が崩れた金曜日までは、「高きを売り、安きを買う」を意識しました。
勿論、狙った動きにならずに素通りされてしまうこともありますが、それはそれで、自分の狙いがマーケットと合致しなかったわけなので「検証材料」になります。
3.狙った結果に責任を持つ。
ネチネチした感情は、ネチネチした行動に繋がり、ポジポジ病やリベンチなんかは、その典型といえますね。
狙いが明らかだと、トレードの勝敗や、結果への「納得度」が高くなり、狙った動き以外の大きな値動きを逃しても、チャンスを逃したと感じなくなります。
自分の仕事の範囲でのチャンスを拾えれば満足できるようになります。
ボクは魚釣りをしませんが、アジを釣りに行くなら、釣れる時期や場所を選んで、アジの仕掛けを準備するはず。
その結果、アジが釣れても、釣れなくても、「狙い」は間違ってません。
ところが、隣の釣り人が、真鯛を釣り上げたのをみて、今日は真鯛の日かと、仕掛けを変えてしまったらどうでしょう。
そのせいで、狙っていたアジも釣れず、期待した真鯛も釣れなかったらどう感じるでしょう。
帰り際、真鯛を釣り上げた釣り人から、アジの仕掛けで偶然に真鯛がかかったことを知らされて後悔しても遅いです。
ラッキーは偶然の産物ですが、チャンスは合理的に狙えます。
機会損失の恐れをトレードから消し去るには、狙いを定めて、値動きをトレースする訓練を続けるのが大切です。
来週の相場観。
ドル円
概要
- 128.0(=22年陽線押し目)と12/20日銀高値のレンジ相場。
- 先週は売りが強く、押し目のWボトムをつくりかけたが崩壊、130.0キリ番まで売られて強反発。
- 128.0上昇波の76.4%は、レンジ気味の相場によくある、深い押し目ポイント。
- 先週の陰線コマ足(レンジ足)をみると、下降モメンタムが弱くなってる様子。
- 月末+年度末リバランス
売り手の注目
12/20日銀高値からのベア・トレンドが128.0を目指して継続中。
買い手の注目
130.0サポートで先週は陰線コマ足。
トレーディング・レンジ
上段㊤:先週高値
中段:3/23高値と先週安値
下段㊦:128.0
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
ベア・トレンドを根拠に下げ止まるまで戻り売り。
4時間足ブルの視点
128.0押し目背景。128.0からの安値切上げ狙い。130.0、または、129.0付近での底値形成をイメージ。
ユーロドル
概要
- 2月安値の押し目買いで、1月高値まで買われて強く反発。
- 2年陰線の戻り目(=1.10)の2番天井をつついてる。
- 月末+年度末リバランス
売り手の注目
1月高値+月足SMA21付近は、22年陰線戻り売りの2番天井が意識されてる。
買い手の注目
2月安値の押し目買いによる、1月高値への2回目のアタックに注目。
トレーディング・レンジ
上段㊤:1.100スーパーキリ番
中段:1月高値と3/21安値
下段㊦:先週安値
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
22年陰線の戻り目背景、1月高値Wトップ狙い。①1月高値を試せばショート。②3/21安値の押し目崩れで先週安値へショート。
4時間足ブルの視点
2月安値の押し目背景。①3/21安値+4時間チャネル安値サポートで1月高値への2回目の試しをロング。②先週安値+日足チャネル安値のサポートでロング検討。
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コメント
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コメント (13)
いつもご教授頂き有難うございます。デモではいつも勝ててるのに実弾で全然勝てない今の自分ですが、その原因の全てが今週の深堀りで解説された内容に凝縮されてました。資金を早く増やしたい一心から機会損失をしたくない気持ちを増殖させ、勝てるところでは勝てるのに勝てそうなところにばかりいって自滅する。先週ご教授頂いたように近視眼になってしまい目の前の値動きだけに振り回されてしまいます。最初に何を狙うかをハッキリ決めてそうなった時だけやる。そうならなかった時はなんちゃら崩れを狙ってやろう等と余計なことまで考えてるから、気がつくと上に下に振り回されて変な所で馬鹿みたいな大負けをくらってる訳ですね。先日某有名YouTuberも言ってましたが基本やらないのが普通のスタンスで、殆どの時間は何もせずにじっと待つのが大事だとのことですが本当にそうだなあと思いました。やり方や手法はトレーダーによって色々ありますが、じっとチャンスがくるまで待つというのは全ての勝ちトレーダーに共通してることだと思います。チャンスと見たら積極的に行ってしまう悪い癖は治したいです。それとやり方をコロコロ変えるのも避けたいです。手法は人それぞれですが自分は何を軸にするのかを明確にしそれだけをやっていかなければなりません。自分はサイクル理論を基軸にすえて、節目となりそうなラインとサイクルトップ、ボトムが一致するかどうかを確認します。そして自分は最近オシレーター系を好んで使っており、特にストキャスやRSIは相場が反転する前にかなり早い段階からその兆候を示してくれますし、その後にMACDがクロスした初期段階でチャートの値動きと併せて入っていくと更に確率が上がるようです。逆を言えば節目に来ているのにそうした兆候がない場合はじっとして動かず様子見し、それで値が動いてしまったら仕方がないくらいのスタンスでトレードしていけば、そう何度も騙されたり振り回されて大負けすることもなくなると思いますので是非これからはこのやり方を固定化していこうと思います。
おつかれさまです。
相場に投げかける「質問」が決まっているのに、別の質問を考えてしまう。
質問をひとつに絞ることが大切なんですよね。
お疲れ様です。今週の回は自分の現状に刺さりました。今年に入って1月から三か月連続プラス目標で走っておりました、1,2月はなんとかトータルプラスで今月最後の三か月目でした。今週スタート時点で今月はまだ狙った波に乗れていませんでしたので焦りから無意識に勝ちをとりにいっていたと思います。
ドル円 月曜 NYタイムに一時MA付近で売り買いを計6回やってしまいました。帰社後リーディングせずさらに翌日火曜が祝日のためオフモードでお酒を飲み 明確な波乗りを意識せず一発目のエントリーがなんとなく取れそう という感情から入りマイナスくらい 連打してしまいました。 1,2月プラスの貯金分を半分まで減らす惨事となりました。なによりも1,2月はこのような感情エントリーがなかったので目標達成目前にやらかしたことがとても悔しかったです。
今週の深堀にある通り 機会損失への恐れ からくるものがトリガーとなっています。自分の負けパターンですが
①通常運転ではないときに隙間ができてしまいます。具体的には祝日前後、これは日ごろサラリーマンをしているので心理的にオフモードに入ってしまう。お酒を飲んだりちょっとした刺激を求めたり発散を欲します。
②月半ばでまだ波に乗れてないときやマイナスに偏っている状態だと 新たにポジションをもったときにストップを浅くする癖がある、目線をころころ変えてしまう
③日ごろの仕事や育児の疲労、寝不足から集中力低下し手っ取り早く発散しようと食べ物がジャンキーに置き換わる等ファスト発散を優先する。それらによって集中力が落ち帰宅後リーディングをせず隙間ができる。
連敗するときは①②③の複合が起こっている時です。習慣として頭でわかっている正しいことが日常業務に追われて崩れていくのが原因です。完全に正のルーティンが壊れ負のルーティンへと置き換わってしまいました。
今回の深堀には あー、まんま今の自分のことですやんと思い知らされました。
狙いを明確にせず さらに目線ころころ 責任がとりきれずやってしまった不甲斐ない自分をリセットしたい連打エントリー。
まあでも3か月のうち最後に一回だけでてしまったのは残念ですが今まで毎週だったと思うと成長ではあります。ここで腐らず 再度 軌道修正してまた精進したいと思います。 また勝手にアウトプットさせてください。
おつかれさまです。
最初から完璧な人間はいません。
ミスも含めてトータルで勝てる。
そこまで来れたのだから、十分に成長されてます。
パフォーマンスを安定させる。
これが次の目標ですね!
いつも優しい言葉をありがとうございます。
まよはれさん は煽ったりするような発信が皆無であり ぶれた精神状態をニュートラルに近ずける作用があると感じます。コンテンツそのものや、他のコメント拝見してても同様です。
ノートには勿論書き出しますが、ここに発信することでさらに浄化される気になります。
今週もありがとうございました。
今週は火曜日に1番底からネックラインへのイメージでロングして利益になり、幸先よくスタート出来たなと思っていたのも束の間で、先週同様後半にやらかしてしまいましたた。
水曜日に月曜戻り高値抜きを騙しとみて戻り売りをしたんですが、よく見ると4時間終値が月曜戻り高値を抜いていたので、やっぱりもう1段上に行くだろうと考え直し、ショートポジションを切ってロングに切り替えました。FOMCのことはすっかり忘れてしまっていました。
木曜日以降は1月2月の上昇61.8%付近のダブルボトムをイメージで何度かロングをして全部損切りになりました。セットアップ未完成やトリガーが引けない所で慌ててエントリーしてしまいました。
挙句の果てには金曜日に少しでも損を取り戻したい一心で、1分足を見てやったことのないスキャルピングのようなことをしている始末。とても情けないことをしてしまいました。
「狙った結果に責任を持つ」自分にはこれが足りないように思いました。ネチネチした感情はネチネチした行動に繋がるというのは今の自分の状況そのものです。
エントリー後にシナリオと違う動きになってしまい負けた時、頭の片隅では正しくないと思っていてもリベンジトレードをしてしまうのは負けを認めなくない、少し勝てるようになってきたかもという感覚があるのに自信損失したくないという感情が原因かと思いました。今回は負けたけど、この負けを検証してもう一度シナリオを立て直して慌てずにやろうと考えるのが正しいと分かっていてもその通りの行動ができないことが多いです。
なんでかなぁと考えていたのですが、結局その自分の考えに自信が持てないということじゃないかと思いました。
負けて不安になっている状態の時、もう一度立て直して慌てずやれば大丈夫という自己信頼感が低く、不安を消そうとエントリーしてしまうのかなと。エントリーすることで勝てるかもしれないという期待感で不安が少しなくなるのかなと思いました。これで負ければ更に不安になりまた適当なエントリーを繰り返してしまうという悪循環にらなってしまいます。もし勝っても一時的にはホッとできるかもしれませんが納得感は得られませんね。
リベンジトレードで不安を消そうとするのではなく、今回は負けたけど落ち着いて正しく行動すれば勝てるようになるから大丈夫という自己信頼の感覚が大事だと思いました。
セットアップ未完成やトリガーを引けない所で慌ててエントリーしてしまうのも、まだだよなと頭の片隅にはあってもそれを信用できず目の前値動きに飛びついてしまうのかなと思いました。
迷晴れさんの自己信頼についての動画を見返してみました。たしかに僕は自己開示が苦手なタイプなので、FX関係なく課題だなと思いました。
自信があろうがなかろうが不安であっても自分を信じてみる、そう決めてしまうことが大切なのかなと思いました。それにはやっぱ勇気と覚悟だよなと感じています。
おつかれさまです。
「自信があろうがなかろうが不安であっても自分を信じてみる、そう決めてしまうことが大切」
これ、答えです(^_-)-☆
未来のことなんて誰にもわかりません。
「相場は実験場、トレードは実験」
実験内容に自信を持つ。
これで、結果に責任を持てます。
横からごめんなさい。
見ていて、ちょっと気になったので。
「勇気と覚悟」
コレってなんのために必要なんでしょうか?
勇気を持って行動しなければならないということは、目の前に恐怖があるということ。自分を鼓舞して立ち向かわなければ乗り越えることが出来ない障壁がある場合には、勇気が必要です。
また、一か八かの結果が見えている場合にはそれを受け入れる心の準備として覚悟が必要です。
例えるなら、
今が1916年で私がフランスのヴェルダンの塹壕の中にいるのであれば、「勇気と覚悟」が必要だと思います。
笛が鳴ったら突撃しなくちゃならない。もし塹壕から出なければ味方から撃たれてしまう。だから勇気を持って行動しなくてはならない。
また、向かう先は敵の機関銃陣地です。死が待ち構えているので覚悟が必要だ。
勇気は「恐怖」を乗り越える為に必要とされ、
覚悟は「理不尽」に対する防衛策として必要とされる心の枠組みだと思います。
何が言いたいのかというと、日常生活で必要な心的防衛措置ではないということです。
FXってそんな勇気と覚悟が要りますかね?
随分と大袈裟な例えをしたかも知れませんが、「勇気と覚悟」ってそういうものだと思いますよ。要は追い詰められた人が必要とするものだと思います。
私はドローダウンを経験したとき、非常に簡単な検証行為をフォレックステスターでやる様にしています。
めっちゃ簡単なやつです。
「30分足ダブルトップネックライン抜けショート」とか
「15足ネックアンドショルダー抜けロング」とか
機械的にやれるやつです。数もそんなに多くない20回程度です。
大抵、どんな状況でも続ければ証拠金が増えます。このとき環境認識は度外視するので勝率は60%前後ですが、問題なく資金が増える結果が得られます。
私も以前、ちょっと慣れてくるとこれを疎かにする自分に気付きました。
心のどこかで「検証は時間の無駄」とか「結果なんてわかってるよ」とか思ってしまっていたんですよ。
そんなことがわかってたらもっと資産を築けていただろうとwww
そして、私も「勇気と覚悟」を引っ張り出しました。
不確実な結果に納得がいかずに、強力な心の枠組みが必要だと思ったからです。
でも、まあ…
必要はなかったです。
「正しく物事に向き合う姿勢」は重要だとその後に気付きました。
YuMasukiさん コメントありがとうございます。
ここはトレードするべきではないと分かっているのに手を出してしまう事が多くなぜなんだと考えていたのですが、これはFXどうのこうのではなく、自分の人生においての課題だと思いました。
決めたルールを守れないというのも同じかと思いますが、自己信頼感が低いことが原因ではないかと考えました。
僕自身自分を信じるという事に対して多少なりとも恐怖を感じることがあります。傷つくことへの恐怖です。
例えば好きな人に気持ちを伝える時なんかでも自己信頼感がないと行動できないかと思います。ある程度相手も自分に対して好意があるだろうという状況ならまだいいですが、多分片思いだろうという状況で自己信頼感が低いと、告白せずに片思いのままやり過ごすかもしれません。(別に僕の経験談ではありません(^_^;))
「絶対うまくいく」ではなく「良くない結果への覚悟とそれを受け入れる勇気」が必要なのではないかと、それがあったうえできっと出来ると自分を信じて物事に取りかかることが大切なのではないかと思いました。
しかしそこが肚が決まらずに逃げていると、色んな場面で本当の自分の考えと違う行動に走ってしまうのではないかと思いました。
自己信頼感が高くなってこれば覚悟と勇気はいらないのかもしれません。なにがあっても自分は大丈夫みたいな感覚があるからです。
「正しく物事に向き合う姿勢」自分はここがダメなのかもしれません。
FXは楽して稼げるようになりたいから始めたわけですが、その過程においてもなるべく楽したい努力したくないという考えがあり、余計なことせずやるべきことに集中するということが出来ていません。
正しく物事に向き合えば覚悟と勇気の出番はなく、自然に自己信頼感は高くなってくるのかもしれませんね。迷晴れさんが仰っている納得解もきっと同じことですね。正しく物事に向き合ってないから覚悟と勇気が必要な状況に陥っているのかもしれません。
お疲れ様です。
急に変なことを言ってすいません。
ただ、誰もが陥ることだと思いますしそこで足踏みする人が多いのがこの業界の常ですのでイヤらしい言い方をしました。
「大丈夫。大丈夫。難しく考える必要は無いよ」と言いたかったんです。
私の経験上の分析ですが、真面目な方々(世間一般で筋の通った方々)は、この手の負けトレードの分析やドローダウンといった問題にぶつかったときにそれを自分自身に起因する問題として捉えてしまう傾向があると思います。
要は、自分が不調のサイクルにいるときに、それを「自分のせいだ」と問題を内的にしてしまうって事なんです。
心配しなくてもいいと思いますよ。
5分足みたいな短期足を見ているとトレードの回数が増えることや、ドローダウンをする事は当たり前です。
避ける方法はありません。少なくとも私は20年やっても見つけられていません。
この事を自分に起因する問題に落とし込むと、そんな事をしてしまう自分を嫌悪したり自己否定に繋がってしまうので注意しなくてはならないと思います。
多くの人が考える以上に、短期トレードは複雑な心理状況が絡み合うし私達はそれを正確にモニタリングする装置を持っていないと思います。
じゃあ対処法は?となったとき…
「見なければいい」コレに尽きると思います。
誤解のない様に言っておきますが、コレは短期トレードを否定している訳ではなく、敵視している訳でもありません。
誘惑に勝つことができる心の枠組みを持っていない場合、もしくはそれを忌諱するトラウマを持たない場合はそれを遠ざける以外の方法はないと思います。
「短期トレードで自分を見失わずに勝ち続けられる人」なんてのは、餓死寸前でも種籾に手を付けない人と同じレベルです。
そんな強靭な精神力を持っていないから、スキャルピングを続けることが出来ません。
一時なら勝てるんですけどね。年単位では続けられません。
てゆうか、私も金に困っていてどうしようもない時期があったのでそれで手持ちを増やしたことはあるのですが、もうやりたくないっていうのが正直なところ。
少額スタートでチャレンジとしてやることは割とあるんですが、一生そのスタイルでやりたいとは思いません。
それらを勘案し、15分足未満を見ない様にすると…非常に楽です。
コレが続くと「FXで楽して稼ぐ」が実現されるので、それを信じることができる様になります。
トレード回数は減り、資金のボラティリティは減少するんですが自己信頼に繋がりますよ。
是非、お試しあれ。
わざわざありがとうございます。
なんか気が楽になりました。
確かに変に深く考え過ぎていた所はあったかもしれません。
短期足を見すぎていれば、そうなるのは自然なことなんですね。
だったら短期足を見るのを一旦やめてみて自分の計画通りのトレードを繰り返すことで、勝っても負けても納得できるトレードに変わっていき自己信頼感もうまれますね。
「短期足に振り回されるんなら見なけりゃいいじゃん」という単純な少しの工夫をするところを難しく考え過ぎていました。
深いところでは自分自身の性格や今までの生き方がFXにおいても反映される部分があるのかもしれませんが、そんな簡単に変えることの出来ない部分だし、FXという枠組の中で考えればいいんだと感じました。
今週もお疲れ様でした。
最近知り合いの債券トレーダーと話していたのですが、
彼曰く「今は難しいね。リーマンショックの様な雰囲気は感じるが、銀行に対する救済措置が以前に比べて大胆な措置が取られている。」
という風に言っていました。
彼らが難しいと感じるところは全ての長期投資家にとって難しいシーンだと思いますので、私も長期ポジションを控えています。
彼らと争ってはならない。1ティック動いただけで数万ドルの振れ幅を常としている連中が、「難しい」なんて言うからには今はファンダメンタルズの結論が出ていないのだと思います。
そんな中でマヨ晴さんのポンドドルを見ると、やっぱり安心します。
テクニカルトレードは目の前のチャートに集中し、余計なことは考えず、ただただ利殖の機会を待ちシグナルが現れたら行動に移る。
どの様な結果であっても、それを肯定して、自身の感情を冷静に分析して次のトレードに移る。コレこそトレーダーのあるべき姿だと思いました。
今私も私生活に変化があり、週を跨ぐ様なスウィングは諦めているのですが、1週間に一選してポジションをもちその週に手仕舞うと言うやり方をやっています。
ポンドドルの30分足で、ウィークリーピボットを使って環境認識し、それをレジサポ根拠に100pips取りにゆくと言うやり方ですが、なんと今のところ勝率80%
(建値撤退を勝ちにカウントすると90%以上!ただし、損切りまでは40pipsと大きめにとっています)
驚きですね。気楽にやれているんでしょう。スキャルは勝率70%を上回ることがないと言うのに…
前回のコメントで言っておられた通り「肩の力が抜けている」って凄いことですね。
デイトレって…
意外と効率悪いのかも知れませんね。
さすがです!
シンプルの極み。
ボクもポンドドルは、デイトレではなく、ウイトレですが、無理せず、流れに乗れる気がします。
何より、マスト感覚(〇〇せねば)がありません。
兼業トレーダーは、どうしても時間を気にして、マスト感覚がミスを招きます。
むしろ、ウイトレの間合いが丁度いいかも。